JP4626791B2 - 注出容器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、一対のエアゾール式容器から同時に内容物を噴出させると共に、この両噴出内容物を一緒に注出する注出容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、或る種の染毛剤のように、2種の薬液を使用時に一緒に注出するタイプのもので、薬液を個々にエアゾール式容器に収納し、使用時に、この一対のエアゾール式容器から薬液である内容物を同時に噴出させると共に、この噴出した内容物を一緒に一か所から注出する容器として、特開平11−11554号公報に開示された技術がある。
【0003】
この従来技術は、併設したエアゾール容器と、各エアゾール容器のステムに嵌着される噴射部材と、この噴射部材を押し下げる操作部を有するキャップを備えており、噴射部材から噴射される混合液の噴射方向がエアゾール容器に対して、正面横方向とした構成となっている。
【0004】
この従来技術においては、操作部の引きレバー部を指で引くことにより、ステムを確実に押し下げることができるので、内容物の注出を確実にそして簡単に達成でき、また噴射部材の上下移動を案内するための案内部を設けることにより、噴射部材の確実で安定した昇降変位動作を得ることができるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来技術にあっては、案内部を、キャップに設けた案内溝と、噴射部材に設けた突起とから構成した場合には、噴射部材の下降動作初期の、案内溝に対する突起の嵌合程度が浅い状態では、キャップに対して噴射部材が傾斜し易く、このため突起と案内溝との間に齧りが発生して、噴射部材の下降動作が不良となるか、または噴射部材が傾斜したまま下降変位して、両エアゾール容器からの内容物の噴射量を不均一にする、と云う問題があった。
【0006】
また、案内部を、噴射部材の下位に設けられ、操作部からの押し下げ力を受ける突起と、キャップの内壁に縦溝状に成形され、突起が摺動可能に係合する案内溝とから構成した場合には、ステムの押し下げ力を作用させる噴射部材部分と、突起との上下位置関係のバランスにより、噴射部材を傾けることなく下降変位させることができるのであって、案内部には、噴射部材の傾きを阻止する能力は全くなく、このため何らかの原因により噴射部材が傾くと、噴射部材は傾いたまま押し下げられ、前記と同様に、両エアゾール容器からの内容物の噴射量を不均一にする、と云う問題があった。
【0007】
そこで、本発明は、上記した従来技術における問題点を解消すべく創案されたもので、一対のエアゾール容器のステムに同時に押し下げ力を作用させて、両エアゾール容器から内容物を噴出させる注出体を、傾くことなく下降変位させるようにすることを技術的課題とし、もって一対のエアゾール容器からの内容物の均等な注出を、安定して確実に達成することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記技術的課題を解決する本発明の内、請求項1記載の発明の手段は、
マウンテンカップの上面中央に、開閉機能付きのステムを起立させて構成され、前後に並列に隣接組合せされたエアゾール式容器である容器体の一対を有すること、
この一対の容器体の上端部に外嵌する嵌着筒片の左右両側部分からガイド壁を起立設し、この両ガイド壁の平行に対向した平坦な内側面のそれぞれに、縦溝状のガイド溝を刻設した装着体を有すること、
この装着体のガイド壁間に摺動しながら昇降装入可能な略直方体形状をし、前面に開口させて注出路を内部に形成した本体ブロックの下面に、内部を注出路に連通させて、容器体のステムに密に外嵌する一対の連結筒片を垂下設し、両側面に、装着体のガイド溝に摺動可能に嵌合する縦突条状のガイド条を前記本体ブロック(15)の縦寸法の全範囲に亘って突設した注出体を有すること、
注出体の本体ブロックの上面を押し下げ作用部とすること、
にある。
【0009】
並列に隣接配置された一対の容器体のマウンテンカップが位置する上端部に、上方から装着体を、その嵌着筒片で不動に外嵌組付けし、この装着体の両ガイド壁間に、注出体の本体ブロックを、その両側面に設けたガイド条を、ガイド壁のガイド溝に上方から摺動可能に嵌合させて、下面に設けた両連結筒片を、容器体のステムにそれぞれ密嵌合させ、これにより注出容器の組立てが完了する。
【0010】
容器体の内容物を噴出使用する際には、容器を握った片手の指で本体ブロックの上面を押し下げて、注出体に押し下げ力を作用させる。
【0011】
この押し下げ力の作用により、注出体は下降変位するが、この下降変位の際に、注出体は、そのガイド条が装着体のガイド溝に嵌合していることにより、前後方向への傾き変位の発生が防止され、また装着体の両ガイド壁の壁面に対する、その左右両側面の摺接により左右方向への傾き変位が阻止されている。
【0012】
このように、注出体は装着体に対して、傾き変位しない状態で組付けられているので、注出体は、両容器体に対して均等に下降変位することになり、これにより両容器体のステムを均等に押し下げて、両容器体から等量の内容物を同時に噴出させることになる。
【0013】
噴出された内容物は、注出体の連結筒片から注出路に侵入し、ここで合流して目的箇所に注出される。
【0014】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に、注出体の本体ブロックの注出路の前面開口部に、先端にノズル口を形成して着脱自在に組付くノズル筒の基端に、注出路を遮断することなく、この注出路に嵌入してジグザグな通路を形成する混合片を一体設した、ことを加えたものである。
【0015】
この請求項2記載の発明にあっては、両容器体から注出体の注出路内に注出された内容物が、混合片が形成する通路部を一緒に通過する際に、互いに攪拌することになるので、充分に混合された状態で注出されることになる。
【0016】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に、装着体の両ガイド壁間に装入可能な板状をし、後端部を操作力の作用部である押圧部とした操作片の下面に、下端を注出体の本体ブロックの上面中央に、略点接触状に接触させる押圧片を垂下設し、操作片の前端縁を、注出体のノズル筒の突き出しを可能とする縦長な長円状の窓孔を開設した連結片を介して、装着体の嵌着筒片の前側上端縁にヒンジで連結した操作体を有すること、を加えたものである。
【0017】
この請求項3記載の発明にあっては、操作体を構成部分として追加した場合には、ヒンジを回動軸として、装着体の両ガイド壁間に上方から挿入させる方向に回動させ、その押圧片の下端を注出体の本体ブロックの上面に当接させる位置まで、両ガイド壁間に浅く嵌まり込ませ、この状態のまま、注出体のノズル筒を、操作体の窓孔を通して本体ブロックに組付け、これにより注出容器の組立てが完了する。
【0018】
操作体から注出体に押し下げ力を作用させる押圧片は、注出体に対して下端を点接触状に当接させているので、傾動により、注出体に対して操作体が傾斜変位したとしても、注出体に対する押圧片の略点接触状の当接状態に変わりはなく、これにより操作体から注出体に作用する押し下げ力は、操作体の傾動に影響されることなく、常に一定した状態で作用することになる。
【0019】
請求項4記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に、装着体の両ガイド壁の対向した各内側面の前側部と後側部にガイド溝を、また注出体の本体ブロックの両側面の前側部と後側部にガイド条(17)を、それぞれ設けた、ことを加えたものである。
【0020】
この請求項4記載の発明にあっては、ガイド溝とガイド条との組合せを、注出体の本体ブロックの前後両側部に対応させて設けたので、注出体の前後方向への傾斜変位に対する、確実で強力な防止作用を発揮し、注出体の傾斜変位のない、滑らかな下降変位動作を可能とする。
【0021】
請求項5記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に、容器体のマウンテンカップに外嵌してアンダーカット結合する一対の嵌合筒片を、前後に隣接結合した結合体により、一対の容器体を並列に隣接組合せし、前記一対の容器体に対する装着体の装着を、この装着体の結合体に対するアンダーカット結合により達成する構成とした、ことを加えたものである。
【0022】
この請求項5記載の発明にあっては、一対の容器体を、専用の結合体により、一体的に隣接結合しておくことができるので、この一対の容器体の取扱いが容易となると共に、この結合体を利用することにより、一対の容器体側に対する装着体の強固で安定した組付きを簡単に達成することができる。
【0023】
請求項6記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に、操作体の押圧片の下端を、一対の容器体の両ステムを結ぶ仮想される直線の2等分点の直上に位置する、注出体の本体ブロックの上面箇所に当接すべく設定した、ことを加えたものである。
【0024】
この請求項6記載の発明にあっては、操作体の押圧片の下端を介して注出体の本体ブロックに加えられた押し下げ力は、両ステムを結ぶ仮想される直線の2等分点に作用することになるので、両ステムに等分に作用することになり、これにより両ステムは、均等に押し下げられることになる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を、図面を参照しながら説明する。
エアゾール式容器である容器体25(図1、図3そして図4参照)は、細長有底円筒状をした金属製本体の縮径した口部に、弁による開閉機能部を備えたステム27を有する金属製のマウンテンカップ26を密にカシメ固定して構成され、ステム27は、このマウンテンカップ26上面に起立した状態となっている。
【0026】
一対の容器体25を前後に隣接結合する結合体21(図1、図3そして図4参照)は、各マウンテンカップ26に係止周条24でアンダーカット結合する嵌合筒片22を、前後に結合し、その両側面に横突条状の係止条23を突設して構成されている。
【0027】
装着体1(全図参照)は、一対の容器体25のマウンテンカップ26に外装した結合体21に外嵌する長円筒状の嵌着筒片2の両側部分から、平坦な内面を平行に対向させた一対のガイド壁4を一体に起立設し、このガイド壁4の対向した内面の前後端部に、縦溝状のガイド溝5を刻設し、このガイド溝5を刻設しているガイド壁4の内側壁部分の下端に段部6を形成し、さらに嵌着筒片2の内周面の左右側面部分に、結合体21に係止条23に下方から係止する係止片3を設けて構成されている。
【0028】
この装着体1の段部6は、結合体21の上端面に突き当たることにより、装着体1の結合体21に対する嵌着限を設定し、この段部6が結合体21に突き当たった状態で、係止片3が係止条23を乗り越えて、下方から係止し、これにより結合体21、すなわち一対の容器体25に対する装着体1の一定した不動組付きが達成される。
【0029】
操作体7(全図参照)は、両ガイド壁4の間に侵入可能な板状の操作片8を設け、この操作片8の後端部をやや幅広にして押圧部10とすると共に、操作片8の下面中央に半円板状の押圧片9を垂下設し、操作片8の前端縁から、斜め下方に向けて縦長孔状の窓孔12を開設した連結片11を連設し、この連結片11の下端縁を、嵌着筒片2の前面上端縁にヒンジ13で一体に連結し、操作片8の下面の前側を除く周端縁に、妄りに撓み変形しないように補強鍔片を縁取り片状に連設した構成となっている。
【0030】
注出体14(全図参照)は、装着体1の両ガイド壁4間に略摺動しながら嵌入する直方体状の本体ブロック15と、この本体ブロック15に嵌め込み組付けされて、ノズル口を形成する細円筒状のノズル筒19とから構成されている。
【0031】
本体ブロック15は、前面に開口した注出路18を内部に形成し、左右両側面の前後部に、装着体1のガイド溝5に係合する縦突条状のガイド条17を設け、さらに下面の前後部に、隣接配置された容器体25のステム27のそれぞれに密嵌接続し、内部を注出路18に連通させた連結筒片16を垂下設して構成されている。
【0032】
また、ノズル筒19は、本体ブロック15への組付き部分である基端に、注出路18内に遮断することなく侵入可能に、複数(図示実施例の場合、3つ)の半円板片を千鳥足状に配列して構成した混合片20を設けて構成されており、このノズル筒19を本体ブロック15に組付けることにより、混合片20が位置する注出路18部分が、ジグザグな流路となり、それゆえこの注出路18部分を、両容器体25からの内容物が一緒に通過すると、相互に攪拌して、必然的に混合されることになる。
【0033】
注出容器の組立ては、まず、一対の容器体25のそれぞれを、結合体21の嵌合筒片22に個々に、結合体21の係止周条24を容器体21のマウンテンカップ26の下端縁に形成される周溝に係止させるアンダーカット結合を利用して組付け、これにより一対の容器体25を、不動に前後に隣接組付けする。
【0034】
この結合体21と容器体25との組合せ物に対して、装着体1を、その段部6が結合体21に突き当たるまで被嵌状に組付け、係止条23に係止片3を係止させて(図4参照)、不動にアンダーカット結合する。
【0035】
次いで、操作体7を前方に倒した状態にして、ノズル筒19を組付けていない注出体14の本体ブロック15を、その各ガイド条17を各ガイド溝5に嵌入させて、装着体1の両ガイド壁4間に挿入組付けし、本体ブロック15の連結筒片16に各容器体25のステム27を密嵌接続する。
【0036】
装着体1に対する本体ブロック15の組付けが完了したならば、操作体7を本体ブロック15上に回動配置してから、ノズル筒19を操作体7の窓孔12を通して本体ブロック15の注出路18開口部に嵌合組付けして、注出容器の組立てが完了する。
【0037】
内容物の注出は、図2に矢印で示すように、操作体7の押圧部10を指先で押し下げて操作体7を傾動下降させることにより、注出体14を装着体1のガイド溝5でガイドしながら下降変位させ、この注出体14の下降変位により、一対の容器体25のステム27を押し下げて、両容器体25の内容物を噴出させる。
【0038】
この際、注出体14は、ガイド溝5に対するガイド条17の係合により、前後方向に傾かないように保持されているので、両ステム27は同時にかつ均等に押し下げられ、これにより両容器体25から同時に内容物が噴射される。
【0039】
【発明の効果】
本発明は、上記した構成となっているので、以下に示す効果を奏する。
請求項1記載の発明にあっては、注出体は装着体に対して、前後方向に傾き変位しない状態で組付けられているので、両容器体のステムは均等に押し下げられることになり、これにより両容器体から内容物が同時に噴出されるので、一対の容器体からは、等量の内容物が注出されることになって、常に内容物の適正使用状態を得ることができる。
【0040】
容器体に対して不動に組付いた装着体に対して、注出体が傾斜変位することなく組付いているので、注出体は一対の容器体のステムに対しても傾斜変位することがなく、これにより注出体の連結筒片とステムとの間の密な接続を、安定的にかつ容易に維持することができる。
【0041】
請求項2記載の発明にあっては、一対の容器体から同時に噴射させた二つの内容物を、この内容物の注出動作を利用して、充分に混合させることができ、これにより二つの内容物の混合使用が行い易くなる。
【0042】
請求項3記載の発明にあっては、注出体に対して操作体が、その押圧片により点接触状に接触しているので、操作体を介して注出体に作用する押し下げ力は、操作体の傾動に影響されることなく、常に一定した状態で作用することになり、これにより注出体の姿勢を常に一定に維持して、注出体の両ステムに対する均等押し下げ動作を、一定してかつ安定して行わせることができる。
【0043】
請求項4記載の発明にあっては、注出体を、その前後で支えて昇降変位させることになるので、注出体の前後方向に沿った傾斜変位の発生を、その昇降変位の全範囲内で強固にかつ確実に防止することができ、もって注出体の適正な昇降姿勢を、より安定して確実に維持することができる。
【0044】
請求項5記載の発明にあっては、一対の容器体を並列に隣接組合せすること、およびこの一対の容器体の組合せ物に対する装着体の組付きを、専用の結合体で達成することにより、一対の容器体の取扱いが容易となると共に、容器体と装着体との強固で安定した組付きを、無理なく容易に得ることができる。
【0045】
請求項6記載の発明にあっては、操作体から注出体の本体ブロックに作用する押し下げ力を、操作体のヒンジを軸とした傾動にも関わらず、常に略両ステムの中間位置に対応する本体ブロック箇所に作用させることができ、これにより注出体に対して殆ど傾く方向に作用する力を加えることなく、操作体から注出体に押し下げ力を作用させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す、分解全体斜視図。
【図2】図1に示した実施例の、全体斜視図。
【図3】図1に示した実施例の、要部縦断側面図。
【図4】図1に示した実施例の、要部縦断正面図。
【符号の説明】
1 ; 装着体
2 ; 嵌着筒片
3 ; 係止片
4 ; ガイド壁
5 ; ガイド溝
6 ; 段部
7 ; 操作体
8 ; 操作片
9 ; 押圧片
10; 押圧部
11; 連結片
12; 窓孔
13; ヒンジ
14; 注出体
15; 本体ブロック
16; 連結筒片
17; ガイド条
18; 注出路
19; ノズル筒
20; 混合片
21; 結合体
22; 嵌合筒片
23; 係止条
24; 係止周条
25; 容器体
26; マウンテンカップ
27; ステム
Claims (6)
- マウンテンカップ(26)の上面中央に、開閉機能付きのステム(27)を起立させて構成され、前後に並列に隣接組合せされたエアゾール式容器である容器体(25)の一対と、
該一対の容器体(25)の上端部に外嵌する嵌着筒片(2)の左右両側部分からガイド壁(4)を起立設し、該両ガイド壁(4)の平行に対向した平坦な内側面のそれぞれに、縦溝状のガイド溝(5)を刻設した装着体(1)と、
前記ガイド壁(4)間に摺動しながら昇降装入可能な略直方体形状をし、前面に開口させて注出路(18)を内部に形成した本体ブロック(15)の下面に、内部を前記注出路(18)に連通させて、前記一対の容器体(25)のステム(27)に密に外嵌する連結筒片(16)を垂下設すると共に、両側面に、前記ガイド溝(5)に摺動可能に嵌合する縦突条状のガイド条(17)を前記本体ブロック(15)の縦寸法の全範囲に亘って突設した注出体(14)とから構成され、
前記本体ブロック(15)の上面を押し下げ力作用部としたことを特徴とする注出容器。 - 注出体(14)の本体ブロック(15)の注出路(18)の前面開口部に、着脱自在に組付いて、先端にノズル口を形成するノズル筒(19)の基端に、注出路(18)を遮断することなく、該注出路(18)に嵌入してジグザグな通路を形成する混合片(20)を一体設した請求項1記載の注出容器。
- 装着体(1)の両ガイド壁(4)間に装入可能な板状をし、後端部を操作力の作用部である押圧部(10)とした操作片(8)の下面に、下端を注出体(14)の本体ブロック(15)の上面中央に、略点接触状に接触させる押圧片(9)を垂下設し、前記操作片(8)の前端縁を、注出路(18)の先端開口部の突き出しを可能とする縦長な長円状の窓孔(12)を開設した連結片(11)を介して、装着体(1)の嵌着筒片(2)の前側上端縁にヒンジ(13)で連結した操作体(7)を設けた請求項1または2記載の注出容器。
- 両ガイド壁(4)の対向した各内側面の前側部と後側部にガイド溝(5)を、また本体ブロック(15)の両側面の前側部と後側部にガイド条(17)を、それぞれ設けた請求項1または2記載の注出容器。
- 容器体(25)のマウンテンカップ(26)に外嵌してアンダーカット結合する一対の嵌合筒片(22)を、前後に隣接結合した結合体(21)により、一対の容器体(25)を並列に隣接組合せし、前記一対の容器体(25)に対する装着体(1)の装着を、該装着体(1)の結合体(21)に対するアンダーカット結合により達成する構成とした請求項1、2または3記載の注出容器。
- 押圧片(9)の下端を、両ステム(27)を結ぶ仮想される直線の2等分点の直上に位置する、本体ブロック(15)の上面箇所に当接すべく設定した請求項3記載の注出容器。
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