JP2002326679A - エアゾール缶スパウト - Google Patents
エアゾール缶スパウトInfo
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Abstract
作等による噴霧防止を図る。 【解決手段】2つのエアゾール缶3を連結して、これら
エアゾール缶へ共通のノズル付き押下げヘッド12を装
着させ、エアゾール缶口頸部へ嵌合させた周壁2に吐出
窓口4とレバー変位用窓口5とを形成すると共に、周壁
2上端部からレバー20をレバー変位用窓口5上方を通
って外方へ延出させ、かつ該レバー先端部を下方へ折曲
して力点部16を形成し、力点部を内方へ変位させるこ
とで、押下げヘッド12を押下げ可能な作用点部21を
レバー20に形成すると共に、レバー変位用窓口5より
も下方の周壁2部分外面に、レバー20下面へ接触して
レバーの変位を阻止するストッパ9を凹凸の係合手段を
介して摺動自在に取り付けた。
Description
のエアゾール缶の口頸部に取り付ける吐出用のスパウト
に関する。
記載されているように、エアゾール缶胴部の頂壁を貫通
して上方付勢状態で起立する噴出用ステムへ嵌合させた
ノズル付き押下げヘッドの押し下げにより、ノズルから
霧状物等を噴出可能に設けたエアゾール式噴霧器が知ら
れている。また、例えば特開平11−278554号公
報には、図7に示すように左右一対のエアゾール缶a、
aを一体的に連結し、両エアゾール缶胴部の頂壁を貫通
して上方付勢状態で起立するステムbへ共通のノズル付
き押下げヘッドcを嵌合させた2連型のエアゾール式噴
霧器が記載されている。
式噴霧器では、ノズル付き押下げヘッドを直接押し下げ
て噴霧させるため噴霧操作が重く、そのため特に2つの
エアゾール缶を連結した2連型のエアゾール式噴霧器で
は操作力の軽減が望まれていた。
ので、噴霧操作力の軽減と誤操作等による噴霧を防止す
ると共に、トリガー操作をも可能とするエアゾール缶ス
パウトを提供することを目的とする。
へ付勢させたステム18を介してノズル付き押下げヘッ
ド12が装着されたエアゾール缶口頸部へ装着可能な周
壁2を有し、該周壁に吐出窓口4とレバー変位用窓口5
とを形成すると共に、周壁2上端部の一部からレバー2
0をレバー変位用窓口5上方を通って外方へ延出させ、
かつ該レバー先端部を下方へ折曲して力点部16を形成
し、該力点部を内方へ変位させることで、押下げヘッド
12を押下げ可能な作用点部21を上記レバー20に形
成した。
共に、上記エアゾール缶3を複数連結して、これらエア
ゾール缶へ共通のノズル付き押下げヘッド12を装着さ
せ、かつ上記作用点部21を押下げヘッド12の中央部
上方に設けた。
有すると共に、上記レバー変位用窓口5の周囲外面に、
レバー20下面へ接触してレバーの変位を阻止するスト
ッパ9を凹凸の係合手段を介して摺動自在に取り付け
た。
手段を有すると共に、上記周壁2内面とレバー20側面
部とを凹凸の係合手段を介してレバーを案内可能に係合
させると共に、周壁2内面に形成した上記係合手段とし
ての凹部ないし凸部の上端部に、レバー側面部へ係合し
て周壁からのレバーの抜出しを阻止すると共に、強制抜
け出しを許容する係合部を設けた。
手段を有すると共に、上記レバーの力点部16よりも上
方のレバー部分に長孔24を形成しておき、上記ノズル
19をレバー変位用窓口5を介して長孔24へ摺動自在
に挿通させた。
ル缶に適用した例を示す。2連式のエアゾール缶とは、
一対のエアゾール缶をこれらの軸線を平行にして胴部を
接触させた状態で一体に連結し、かつ各胴部の頂壁を貫
通して上方付勢状態で起立する両ステムに共通のノズル
付き押下げヘッドを嵌合させたものである。
スパウト1を断面にして示す。なお、以下において説明
の便宜上図1の左側を前方と、かつ右側を後方と定め
る。スパウト1は内外2重壁からなる横断面楕円形状の
周壁2の内周壁下部を切除して、外周壁下端部を左右一
対のエアゾール缶3の口頸部へ嵌着させている。
る吐出窓口4を形成する。その際、該切欠部前面の左右
両部に外周壁の一部が残るようにして、これら左右の外
周壁をレバー連結用の壁部6に形成する。また、周壁後
半部中央にも同様にレバー変位用窓口5としての切欠部
を形成する。さらに図4に明示するように周壁2の左右
両部内面に上面閉塞の縦溝7を縦設する。
口5よりも下方の周壁2部分外面に、ストッパ係合用の
縦断面T字状の係合板8を付設する。ストッパ9は縦断
面矩形状の本体に前面および左右両面開口の縦断面T字
状の係合用溝10を形成し、該係合用溝を係合板8へ摺
動自在に嵌合させ、さらに矩形状本体の前端部上面から
起立壁11を起立する。
外周から垂下壁14を垂下する本体部と、垂下壁14へ
着脱自在に嵌合させた蓋体15とからなり、図4に明示
するように蓋体の後壁下端を垂下壁14下端へ薄肉ヒン
ジ15aを介して連結している。また、底壁13から左
右一対の嵌合筒17を垂設して一対のエアゾール缶の各
ステム18へ嵌合させている。さらに、蓋体15の前面
からノズル19を突設して吐出窓口4から前方へ突出さ
せている。
て壁部6上端からレバー前半部を周壁2内へ上下動自在
に嵌合させて後方ヘ延出し、かつレバー後半部を斜め下
後方へ折曲して力点部16を形成する。また、周壁2内
へ嵌合させたレバー前半部下面から逆三角形状の突部か
らなる作用点部21を垂下すると共に、レバー中間部下
面からブラッケットを介して変位阻止板22を垂下して
ストッパ9本体上面へ係合させる。さらに、レバー前半
部の左右両側下面からは縦溝7へ上下動自在に嵌合させ
て弾性変形自在な案内突部23を突設する。
ノズル19から噴霧させるには、ストッパ9を左右どち
らかの方向へ摺動させるか、あるいは係合板8から離脱
させた後、レバー20の力点部16を押して前方へ変位
させればよく、するとレバーは薄肉ヒンジ14aを支点
として下方へ変位し、作用点部21がノズル付きヘッド
12の上面に当接して押し下げるためノズルからの噴霧
が可能となる。
縦溝7は上面が閉塞され、かつレバー20の上限位置に
おいて案内突部23は縦溝7上面へ係合可能であるた
め、通常の使用状態においてレバー20が周壁2から上
方へ抜け出すことがない。また、ストッパ9を係合板8
へ取り付けた状態では、変位阻止板22がストッパ9上
面へ係合しているため、レバーを前方へ変位させて噴出
させることはできない。
蓋体15を垂下壁14へ薄肉ヒンジ15aを介して連結
しているため、蓋体15を垂下壁14から離脱させて開
けることで内部を洗浄可能である。洗浄する場合には図
4に示すように、薄肉ヒンジ14aを中心としてレバー
20を前方へ強制回動させることにより案内突部23を
縦溝7上面から上方へ離脱させて周壁2上面を開放した
後、ノズル付き押下げヘッド12をステム18から取り
外せばよい。
せているが、これに限らず請求項5に記載し、かつ図5
及び図6に示すようにノズル19を後方へ突出させるこ
とも可能である。この場合には係合板8、ストッパ9お
よび変位阻止板22を省略すると共に、力点部16より
も上方のレバー部分に上下方向の長孔24を穿設してお
き、ノズル19をレバー変位用窓口5を介して長孔24
へ摺動自在に挿通させる。この変形例ではレバー20は
トリガーとして使用する。すなわちトリガーのようにレ
バーを手前に引くことによりノズルから噴出させる。
て上記では周壁2の内面に縦溝7を設けているが、縦溝
の代わりに突条を縦設し、かつレバー20の案内突部2
3の代わりに切欠状の溝を形成し、この溝を突条へ上下
動自在に嵌合させることによっても同一の作用効果を奏
することが可能である。この場合にはレバー抜け出し防
止用の手段として、突条の上端部から弾性変形自在な突
部を突設してレバー上面へ係合可能に設ける。
ール缶に適用した例を示しているが、これに限らず周壁
2を円形状に形成して単一のエアゾール缶に適用するこ
とも可能である。
理を利用してノズル付き押下げヘッドを押下げ可能に設
けたので、特に2連式のエアゾール缶の押下げヘッドの
押下げ操作を軽くすることができる。
ので、誤操作等による噴出防止が図れる。請求項4に係
る発明は、レバー案内用の係合手段を設けると共に、レ
バー側面部へ係合する係合部を設けたので、レバー操作
が円滑になると共に、通常の使用状態においてレバーの
抜け出しを防止することができる。
位用窓口方向から突出させたので、レバーをトリガーと
して使用することにより頭部等に直接吐出する際の操作
が容易になる。
図。
Claims (5)
- 【請求項1】上方へ付勢させたステム18を介してノズ
ル付き押下げヘッド12が装着されたエアゾール缶口頸
部へ装着可能な周壁2を有し、該周壁に吐出窓口4とレ
バー変位用窓口5とを形成すると共に、周壁2上端部の
一部からレバー20をレバー変位用窓口5上方を通って
外方へ延出させ、かつ該レバー先端部を下方へ折曲して
力点部16を形成し、 該力点部を内方へ変位させることで、押下げヘッド12
を押下げ可能な作用点部21を上記レバー20に形成し
たことを特徴とするエアゾール缶スパウト。 - 【請求項2】上記エアゾール缶3を複数連結して、これ
らエアゾール缶へ共通のノズル付き押下げヘッド12を
装着させ、かつ上記作用点部21を押下げヘッド12の
中央部上方に設けたことを特徴とする請求項1記載のエ
アゾール缶スパウト。 - 【請求項3】上記レバー変位用窓口5の周囲外面に、レ
バー20下面へ接触してレバーの変位を阻止するストッ
パ9を凹凸の係合手段を介して摺動自在に取り付けたこ
とを特徴とする請求項1又は2記載のエアゾール缶スパ
ウト。 - 【請求項4】上記周壁2内面とレバー20側面部とを凹
凸の係合手段を介してレバーを案内可能に係合させると
共に、周壁2内面に形成した上記係合手段としての凹部
ないし凸部の上端部に、レバー側面部へ係合して周壁か
らのレバーの抜出しを阻止すると共に、強制抜け出しを
許容する係合部を設けたことを特徴とする請求項1、2
又は3記載のエアゾール缶スパウト。 - 【請求項5】上記レバーの力点部16よりも上方のレバ
ー部分に長孔24を形成しておき、上記ノズル19をレ
バー変位用窓口5を介して長孔24へ摺動自在に挿通さ
せたことを特徴とする請求項1、2又は4記載のエアゾ
ール缶スパウト。
Priority Applications (1)
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JP2001129101A JP4011302B2 (ja) | 2001-04-26 | 2001-04-26 | エアゾール缶スパウト |
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Publication Number | Publication Date |
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JP4011302B2 JP4011302B2 (ja) | 2007-11-21 |
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Cited By (9)
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2001
- 2001-04-26 JP JP2001129101A patent/JP4011302B2/ja not_active Expired - Fee Related
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