JP2002326685A - 注出容器 - Google Patents

注出容器

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JP2002326685A JP2001133599A JP2001133599A JP2002326685A JP 2002326685 A JP2002326685 A JP 2002326685A JP 2001133599 A JP2001133599 A JP 2001133599A JP 2001133599 A JP2001133599 A JP 2001133599A JP 2002326685 A JP2002326685 A JP 2002326685A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一対のエアゾール容器のステムに同時に押し
下げ力を作用させて、両エアゾール容器から内容物を噴
出させる注出体を、傾くことなく下降変位させることに
より、一対のエアゾール容器からの内容物の均等な注出
を、安定して確実に達成する。 【解決手段】 前後に並列に隣接配置された一対のエア
ゾール容器である容器体25の上端部に装着体1を不動
に結合し、装着体1の両ガイド壁4間に、注出体14の
本体ブロック15を、ガイド壁4のガイド溝5にガイド
条17を係合させて、前後に傾くことなく昇降可能に嵌
入組付けし、本体ブロック15を押圧して、注出体14
と一緒にステム27を押し下げて、両容器体25から内
容物を同時に噴出させ、これを注出体14のノズル筒1
9に一体に注出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一対のエアゾール
式容器から同時に内容物を噴出させると共に、この両噴
出内容物を一緒に注出する注出容器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、或る種の染毛剤のように、2種
の薬液を使用時に一緒に注出するタイプのもので、薬液
を個々にエアゾール式容器に収納し、使用時に、この一
対のエアゾール式容器から薬液である内容物を同時に噴
出させると共に、この噴出した内容物を一緒に一か所か
ら注出する容器として、特開平11−11554号公報
に開示された技術がある。
【0003】この従来技術は、併設したエアゾール容器
と、各エアゾール容器のステムに嵌着される噴射部材
と、この噴射部材を押し下げる操作部を有するキャップ
を備えており、噴射部材から噴射される混合液の噴射方
向がエアゾール容器に対して、正面横方向とした構成と
なっている。
【0004】この従来技術においては、操作部の引きレ
バー部を指で引くことにより、ステムを確実に押し下げ
ることができるので、内容物の注出を確実にそして簡単
に達成でき、また噴射部材の上下移動を案内するための
案内部を設けることにより、噴射部材の確実で安定した
昇降変位動作を得ることができるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来技術にあっては、案内部を、キャップに設けた案
内溝と、噴射部材に設けた突起とから構成した場合に
は、噴射部材の下降動作初期の、案内溝に対する突起の
嵌合程度が浅い状態では、キャップに対して噴射部材が
傾斜し易く、このため突起と案内溝との間に齧りが発生
して、噴射部材の下降動作が不良となるか、または噴射
部材が傾斜したまま下降変位して、両エアゾール容器か
らの内容物の噴射量を不均一にする、と云う問題があっ
た。
【0006】また、案内部を、噴射部材の下位に設けら
れ、操作部からの押し下げ力を受ける突起と、キャップ
の内壁に縦溝状に成形され、突起が摺動可能に係合する
案内溝とから構成した場合には、ステムの押し下げ力を
作用させる噴射部材部分と、突起との上下位置関係のバ
ランスにより、噴射部材を傾けることなく下降変位させ
ることができるのであって、案内部には、噴射部材の傾
きを阻止する能力は全くなく、このため何らかの原因に
より噴射部材が傾くと、噴射部材は傾いたまま押し下げ
られ、前記と同様に、両エアゾール容器からの内容物の
噴射量を不均一にする、と云う問題があった。
【0007】そこで、本発明は、上記した従来技術にお
ける問題点を解消すべく創案されたもので、一対のエア
ゾール容器のステムに同時に押し下げ力を作用させて、
両エアゾール容器から内容物を噴出させる注出体を、傾
くことなく下降変位させるようにすることを技術的課題
とし、もって一対のエアゾール容器からの内容物の均等
な注出を、安定して確実に達成することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
る本発明の内、請求項1記載の発明の手段は、マウンテ
ンカップの上面中央に、開閉機能付きのステムを起立さ
せて構成され、前後に並列に隣接組合せされたエアゾー
ル式容器である容器体の一対を有すること、この一対の
容器体の上端部に外嵌する嵌着筒片の左右両側部分から
ガイド壁を起立設し、この両ガイド壁の平行に対向した
平坦な内側面のそれぞれに、縦溝状のガイド溝を刻設し
た装着体を有すること、この装着体のガイド壁間に昇降
装入可能な略直方体形状をし、前面に開口させて注出路
を内部に形成した本体ブロックの下面に、内部を注出路
に連通させて、容器体のステムに密に外嵌する一対の連
結筒片を垂下設し、両側面に、装着体のガイド溝に摺動
可能に嵌合する縦突条状のガイド条を突設した注出体を
有すること、注出体の本体ブロックの上面を押し下げ作
用部とすること、にある。
【0009】並列に隣接配置された一対の容器体のマウ
ンテンカップが位置する上端部に、上方から装着体を、
その嵌着筒片で不動に外嵌組付けし、この装着体の両ガ
イド壁間に、注出体の本体ブロックを、その両側面に設
けたガイド条を、ガイド壁のガイド溝に上方から摺動可
能に嵌合させて、下面に設けた両連結筒片を、容器体の
ステムにそれぞれ密嵌合させ、これにより注出容器の組
立てが完了する。
【0010】容器体の内容物を噴出使用する際には、容
器を握った片手の指で本体ブロックの上面を押し下げ
て、注出体に押し下げ力を作用させる。
【0011】この押し下げ力の作用により、注出体は下
降変位するが、この下降変位の際に、注出体は、そのガ
イド条が装着体のガイド溝に嵌合していることにより、
前後方向への傾き変位の発生が防止され、また装着体の
両ガイド壁の壁面に対する、その左右両側面の摺接によ
り左右方向への傾き変位が阻止されている。
【0012】このように、注出体は装着体に対して、傾
き変位しない状態で組付けられているので、注出体は、
両容器体に対して均等に下降変位することになり、これ
により両容器体のステムを均等に押し下げて、両容器体
から等量の内容物を同時に噴出させることになる。
【0013】噴出された内容物は、注出体の連結筒片か
ら注出路に侵入し、ここで合流して目的箇所に注出され
る。
【0014】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に、注出体の本体ブロックの注出路の前面開口
部に、先端にノズル口を形成して着脱自在に組付くノズ
ル筒の基端に、注出路を遮断することなく、この注出路
に嵌入してジグザグな通路を形成する混合片を一体設し
た、ことを加えたものである。
【0015】この請求項2記載の発明にあっては、両容
器体から注出体の注出路内に注出された内容物が、混合
片が形成する通路部を一緒に通過する際に、互いに攪拌
することになるので、充分に混合された状態で注出され
ることになる。
【0016】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に、装着体の両ガイド壁間に装入可能な板状を
し、後端部を操作力の作用部である押圧部とした操作片
の下面に、下端を注出体の本体ブロックの上面中央に、
略点接触状に接触させる押圧片を垂下設し、操作片の前
端縁を、注出体のノズル筒の突き出しを可能とする縦長
な長円状の窓孔を開設した連結片を介して、装着体の嵌
着筒片の前側上端縁にヒンジで連結した操作体を有する
こと、を加えたものである。
【0017】この請求項3記載の発明にあっては、操作
体を構成部分として追加した場合には、ヒンジを回動軸
として、装着体の両ガイド壁間に上方から挿入させる方
向に回動させ、その押圧片の下端を注出体の本体ブロッ
クの上面に当接させる位置まで、両ガイド壁間に浅く嵌
まり込ませ、この状態のまま、注出体のノズル筒を、操
作体の窓孔を通して本体ブロックに組付け、これにより
注出容器の組立てが完了する。
【0018】操作体から注出体に押し下げ力を作用させ
る押圧片は、注出体に対して下端を点接触状に当接させ
ているので、傾動により、注出体に対して操作体が傾斜
変位したとしても、注出体に対する押圧片の略点接触状
の当接状態に変わりはなく、これにより操作体から注出
体に作用する押し下げ力は、操作体の傾動に影響される
ことなく、常に一定した状態で作用することになる。
【0019】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に、装着体の両ガイド壁の対向した各内側面の
前側部と後側部にガイド溝を、また注出体の本体ブロッ
クの両側面の前側部と後側部にガイド条(17)を、それぞ
れ設けた、ことを加えたものである。
【0020】この請求項4記載の発明にあっては、ガイ
ド溝とガイド条との組合せを、注出体の本体ブロックの
前後両側部に対応させて設けたので、注出体の前後方向
への傾斜変位に対する、確実で強力な防止作用を発揮
し、注出体の傾斜変位のない、滑らかな下降変位動作を
可能とする。
【0021】請求項5記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に、容器体のマウンテンカップに外嵌してアン
ダーカット結合する一対の嵌合筒片を、前後に隣接結合
した結合体により、一対の容器体を並列に隣接組合せ
し、前記一対の容器体に対する装着体の装着を、この装
着体の結合体に対するアンダーカット結合により達成す
る構成とした、ことを加えたものである。
【0022】この請求項5記載の発明にあっては、一対
の容器体を、専用の結合体により、一体的に隣接結合し
ておくことができるので、この一対の容器体の取扱いが
容易となると共に、この結合体を利用することにより、
一対の容器体側に対する装着体の強固で安定した組付き
を簡単に達成することができる。
【0023】請求項6記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に、操作体の押圧片の下端を、一対の容器体の
両ステムを結ぶ仮想される直線の2等分点の直上に位置
する、注出体の本体ブロックの上面箇所に当接すべく設
定した、ことを加えたものである。
【0024】この請求項6記載の発明にあっては、操作
体の押圧片の下端を介して注出体の本体ブロックに加え
られた押し下げ力は、両ステムを結ぶ仮想される直線の
2等分点に作用することになるので、両ステムに等分に
作用することになり、これにより両ステムは、均等に押
し下げられることになる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を、図面
を参照しながら説明する。エアゾール式容器である容器
体25(図1、図3そして図4参照)は、細長有底円筒
状をした金属製本体の縮径した口部に、弁による開閉機
能部を備えたステム27を有する金属製のマウンテンカ
ップ26を密にカシメ固定して構成され、ステム27
は、このマウンテンカップ26上面に起立した状態とな
っている。
【0026】一対の容器体25を前後に隣接結合する結
合体21(図1、図3そして図4参照)は、各マウンテ
ンカップ26に係止周条24でアンダーカット結合する
嵌合筒片22を、前後に結合し、その両側面に横突条状
の係止条23を突設して構成されている。
【0027】装着体1(全図参照)は、一対の容器体2
5のマウンテンカップ26に外装した結合体21に外嵌
する長円筒状の嵌着筒片2の両側部分から、平坦な内面
を平行に対向させた一対のガイド壁4を一体に起立設
し、このガイド壁4の対向した内面の前後端部に、縦溝
状のガイド溝5を刻設し、このガイド溝5を刻設してい
るガイド壁4の内側壁部分の下端に段部6を形成し、さ
らに嵌着筒片2の内周面の左右側面部分に、結合体21
に係止条23に下方から係止する係止片3を設けて構成
されている。
【0028】この装着体1の段部6は、結合体21の上
端面に突き当たることにより、装着体1の結合体21に
対する嵌着限を設定し、この段部6が結合体21に突き
当たった状態で、係止片3が係止条23を乗り越えて、
下方から係止し、これにより結合体21、すなわち一対
の容器体25に対する装着体1の一定した不動組付きが
達成される。
【0029】操作体7(全図参照)は、両ガイド壁4の
間に侵入可能な板状の操作片8を設け、この操作片8の
後端部をやや幅広にして押圧部10とすると共に、操作
片8の下面中央に半円板状の押圧片9を垂下設し、操作
片8の前端縁から、斜め下方に向けて縦長孔状の窓孔1
2を開設した連結片11を連設し、この連結片11の下
端縁を、嵌着筒片2の前面上端縁にヒンジ13で一体に
連結し、操作片8の下面の前側を除く周端縁に、妄りに
撓み変形しないように補強鍔片を縁取り片状に連設した
構成となっている。
【0030】注出体14(全図参照)は、装着体1の両
ガイド壁4間に略摺動しながら嵌入する直方体状の本体
ブロック15と、この本体ブロック15に嵌め込み組付
けされて、ノズル口を形成する細円筒状のノズル筒19
とから構成されている。
【0031】本体ブロック15は、前面に開口した注出
路18を内部に形成し、左右両側面の前後部に、装着体
1のガイド溝5に係合する縦突条状のガイド条17を設
け、さらに下面の前後部に、隣接配置された容器体25
のステム27のそれぞれに密嵌接続し、内部を注出路1
8に連通させた連結筒片16を垂下設して構成されてい
る。
【0032】また、ノズル筒19は、本体ブロック15
への組付き部分である基端に、注出路18内に遮断する
ことなく侵入可能に、複数(図示実施例の場合、3つ)
の半円板片を千鳥足状に配列して構成した混合片20を
設けて構成されており、このノズル筒19を本体ブロッ
ク15に組付けることにより、混合片20が位置する注
出路18部分が、ジグザグな流路となり、それゆえこの
注出路18部分を、両容器体25からの内容物が一緒に
通過すると、相互に攪拌して、必然的に混合されること
になる。
【0033】注出容器の組立ては、まず、一対の容器体
25のそれぞれを、結合体21の嵌合筒片22に個々
に、結合体21の係止周条24を容器体21のマウンテ
ンカップ26の下端縁に形成される周溝に係止させるア
ンダーカット結合を利用して組付け、これにより一対の
容器体25を、不動に前後に隣接組付けする。
【0034】この結合体21と容器体25との組合せ物
に対して、装着体1を、その段部6が結合体21に突き
当たるまで被嵌状に組付け、係止条23に係止片3を係
止させて(図4参照)、不動にアンダーカット結合す
る。
【0035】次いで、操作体7を前方に倒した状態にし
て、ノズル筒19を組付けていない注出体14の本体ブ
ロック15を、その各ガイド条17を各ガイド溝5に嵌
入させて、装着体1の両ガイド壁4間に挿入組付けし、
本体ブロック15の連結筒片16に各容器体25のステ
ム27を密嵌接続する。
【0036】装着体1に対する本体ブロック15の組付
けが完了したならば、操作体7を本体ブロック15上に
回動配置してから、ノズル筒19を操作体7の窓孔12
を通して本体ブロック15の注出路18開口部に嵌合組
付けして、注出容器の組立てが完了する。
【0037】内容物の注出は、図2に矢印で示すよう
に、操作体7の押圧部10を指先で押し下げて操作体7
を傾動下降させることにより、注出体14を装着体1の
ガイド溝5でガイドしながら下降変位させ、この注出体
14の下降変位により、一対の容器体25のステム27
を押し下げて、両容器体25の内容物を噴出させる。
【0038】この際、注出体14は、ガイド溝5に対す
るガイド条17の係合により、前後方向に傾かないよう
に保持されているので、両ステム27は同時にかつ均等
に押し下げられ、これにより両容器体25から同時に内
容物が噴射される。
【0039】
【発明の効果】本発明は、上記した構成となっているの
で、以下に示す効果を奏する。請求項1記載の発明にあ
っては、注出体は装着体に対して、前後方向に傾き変位
しない状態で組付けられているので、両容器体のステム
は均等に押し下げられることになり、これにより両容器
体から内容物が同時に噴出されるので、一対の容器体か
らは、等量の内容物が注出されることになって、常に内
容物の適正使用状態を得ることができる。
【0040】容器体に対して不動に組付いた装着体に対
して、注出体が傾斜変位することなく組付いているの
で、注出体は一対の容器体のステムに対しても傾斜変位
することがなく、これにより注出体の連結筒片とステム
との間の密な接続を、安定的にかつ容易に維持すること
ができる。
【0041】請求項2記載の発明にあっては、一対の容
器体から同時に噴射させた二つの内容物を、この内容物
の注出動作を利用して、充分に混合させることができ、
これにより二つの内容物の混合使用が行い易くなる。
【0042】請求項3記載の発明にあっては、注出体に
対して操作体が、その押圧片により点接触状に接触して
いるので、操作体を介して注出体に作用する押し下げ力
は、操作体の傾動に影響されることなく、常に一定した
状態で作用することになり、これにより注出体の姿勢を
常に一定に維持して、注出体の両ステムに対する均等押
し下げ動作を、一定してかつ安定して行わせることがで
きる。
【0043】請求項4記載の発明にあっては、注出体
を、その前後で支えて昇降変位させることになるので、
注出体の前後方向に沿った傾斜変位の発生を、その昇降
変位の全範囲内で強固にかつ確実に防止することがで
き、もって注出体の適正な昇降姿勢を、より安定して確
実に維持することができる。
【0044】請求項5記載の発明にあっては、一対の容
器体を並列に隣接組合せすること、およびこの一対の容
器体の組合せ物に対する装着体の組付きを、専用の結合
体で達成することにより、一対の容器体の取扱いが容易
となると共に、容器体と装着体との強固で安定した組付
きを、無理なく容易に得ることができる。
【0045】請求項6記載の発明にあっては、操作体か
ら注出体の本体ブロックに作用する押し下げ力を、操作
体のヒンジを軸とした傾動にも関わらず、常に略両ステ
ムの中間位置に対応する本体ブロック箇所に作用させる
ことができ、これにより注出体に対して殆ど傾く方向に
作用する力を加えることなく、操作体から注出体に押し
下げ力を作用させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す、分解全体斜視図。
【図2】図1に示した実施例の、全体斜視図。
【図3】図1に示した実施例の、要部縦断側面図。
【図4】図1に示した実施例の、要部縦断正面図。
【符号の説明】
1 ; 装着体 2 ; 嵌着筒片 3 ; 係止片 4 ; ガイド壁 5 ; ガイド溝 6 ; 段部 7 ; 操作体 8 ; 操作片 9 ; 押圧片 10; 押圧部 11; 連結片 12; 窓孔 13; ヒンジ 14; 注出体 15; 本体ブロック 16; 連結筒片 17; ガイド条 18; 注出路 19; ノズル筒 20; 混合片 21; 結合体 22; 嵌合筒片 23; 係止条 24; 係止周条 25; 容器体 26; マウンテンカップ 27; ステム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E014 PA01 PB01 PC08 PD01 PE14 PE16 4F033 RA02 RB04 RB08 RC01 RC15

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マウンテンカップ(26)の上面中央に、開
    閉機能付きのステム(27)を起立させて構成され、前後に
    並列に隣接組合せされたエアゾール式容器である容器体
    (25)の一対と、該一対の容器体(25)の上端部に外嵌する
    嵌着筒片(2)の左右両側部分からガイド壁(4) を起立設
    し、該両ガイド壁(4) の平行に対向した平坦な内側面の
    それぞれに、縦溝状のガイド溝(5) を刻設した装着体
    (1) と、前記ガイド壁(4) 間に昇降装入可能な略直方体
    形状をし、前面に開口させて注出路(18)を内部に形成し
    た本体ブロック(15)の下面に、内部を前記注出路(18)に
    連通させて、前記一対の容器体(25)のステム(27)に密に
    外嵌する連結筒片(16)を垂下設すると共に、両側面に、
    前記ガイド溝(5)に摺動可能に嵌合する縦突条状のガイ
    ド条(17)を突設した注出体(14)とから構成され、前記本
    体ブロック(15)の上面を押し下げ力作用部とした注出容
    器。
  2. 【請求項2】 注出体(14)の本体ブロック(15)の注出路
    (18)の前面開口部に、着脱自在に組付いて、先端にノズ
    ル口を形成するノズル筒(19)の基端に、注出路(18)を遮
    断することなく、該注出路(18)に嵌入してジグザグな通
    路を形成する混合片(20)を一体設した請求項1記載の注
    出容器。
  3. 【請求項3】 装着体(1)の両ガイド壁(4) 間に装入可
    能な板状をし、後端部を操作力の作用部である押圧部(1
    0)とした操作片(8) の下面に、下端を注出体(14)の本体
    ブロック(15)の上面中央に、略点接触状に接触させる押
    圧片(9) を垂下設し、前記操作片(8) の前端縁を、注出
    路(18)の先端開口部のの突き出しを可能とする縦長な長
    円状の窓孔(12)を開設した連結片(11)を介して、装着体
    (1)の嵌着筒片(2) の前側上端縁にヒンジ(13)で連結し
    た操作体(7)を設けた請求項1または2記載の注出容
    器。
  4. 【請求項4】 両ガイド壁(4) の対向した各内側面の前
    側部と後側部にガイド溝(5) を、また本体ブロック(15)
    の両側面の前側部と後側部にガイド条(17)を、それぞれ
    設けた請求項1または2記載の注出容器。
  5. 【請求項5】 容器体(25)のマウンテンカップ(26)に外
    嵌してアンダーカット結合する一対の嵌合筒片(22)を、
    前後に隣接結合した結合体(21)により、一対の容器体(2
    5)を並列に隣接組合せし、前記一対の容器体(25)に対す
    る装着体(1)の装着を、該装着体(1) の結合体(21)に対
    するアンダーカット結合により達成する構成とした請求
    項1、2または3記載の注出容器。
  6. 【請求項6】 押圧片(9) の下端を、両ステム(27)を結
    ぶ仮想される直線の2等分点の直上に位置する、本体ブ
    ロック(15)の上面箇所に当接すべく設定した請求項1、
    2、3または4記載の注出容器。
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