JP5658999B2 - 噴射装置 - Google Patents
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Description
本発明は、使用者の操作力を複数のエアゾール容器に均等に加えることができ、複数のエアゾール容器を同時に確実に開放できる噴射装置を提供することを目的とする。
2つのエアゾール容器を連結保持するカバー部と、前記噴射部を操作する操作突起とを備えており、前記噴射部は2つのエアゾール容器の中心軸を結ぶ線に対して垂直に開口する吐出口を備えており、前記カバー部が前記噴射部を挟む前壁とそれに相対する後壁とを備えており、前記後壁には、操作突起を操作するための後壁凹部が形成されており、前記操作突起が2つのエアゾール容器の中心軸から等距離の噴射部の上面から上方に突出しており、前記操作突起の上端が後壁の上端と後壁凹部の底の間にあり、前記噴射部の上面が前記後壁凹部の底よりも下方にあることを特徴としている。
本発明の2つのエアゾール容器を噴射操作する噴射装置の第2の態様は、2つのエアゾール容器のエアゾールバルブと連結され、それらの内容物を同時に吐出する噴射部と、前記噴射部の上部に設けられ、噴射部を操作する操作部と、2つのエアゾール容器を連結保持するカバー部と、前記操作部の上面に設けられる操作突起とを備えており、前記噴射部は2つのエアゾール容器の中心軸を結ぶ線に対して垂直に開口する吐出口を備えており、前記カバー部が前記噴射部を挟む前壁とそれに相対する後壁とを備えており、前記後壁には操作突起を操作するための後壁凹部が形成されており、前記操作突起が2つのエアゾール容器の中心軸から等距離の位置に設けられており、前記操作突起の上端が、後壁の上端と後壁凹部の底の間にあり、前記操作部の上面が前記後壁凹部の底よりも下方にあることを特徴としている。
2つのエアゾール容器を連結保持するカバー部と、前記噴射部を操作する操作突起とを備えており、前記噴射部は2つのエアゾール容器の中心軸を結ぶ線に対して垂直に開口する吐出口を備えており、前記操作突起が2つのエアゾール容器の中心軸から等距離の噴射部の上面から上方に突出しているため、使用者は左右均等な力を噴射部に与えることができる。噴射部の上面に操作突起が設けられているため、装置全体を簡易にすることができる。また、前記カバー部が前記噴射部を挟む前壁とそれに相対する後壁とを備えており、前記後壁には、操作突起を操作するための後壁凹部が形成されており、前記操作突起の上端が後壁の上端と後壁凹部の底の間にあるため、使用者は後壁凹部近辺を探るだけで、後壁凹部より突出した操作突起を確認できる。そのため、確実に操作突起を押すことができる。さらに、前記噴射部の上面が前記後壁凹部の底よりも下方にあるため、操作突起以外を後壁凹部から押せないため、誤操作を一層防止できる。
本発明の2つのエアゾール容器を噴射操作する噴射装置の第2の態様は、噴射部の上部に設けられ、噴射部を操作する操作部をさらに備えており、前記操作部の上面に操作突起が設けられているため、本発明の第1の態様と同様に、左右均等な力を噴射部に与えることができる。
前記操作突起は噴射部より後方に突出する背面突出部を備えており、前記後壁には、後壁凹部からさらに凹み前記背面突出部の上下動を許す案内溝を備えている場合、背面突出部は支持凹部によって上下動が案内されるため、噴射部をより一層確実に垂直方向に操作することができる。さらに、操作突起を押す指が第1凹部と当接しやすいので、より確実に操作できる。
この実施形態では、連結部材11とカバー部材12とを別部材としているが、一体に成形してもよい。
また、操作突起15の後方が、後壁26bの内面よりも後方となるように突出しており、その下端が案内溝33内に位置している。このように構成されているため、操作突起15を確実に下方に押し下げることができ、エアゾールバルブのステムの曲げあるいは折れを防止する。
このように構成されているため、使用者は操作溝29近辺を探るだけで、スパウト部材13の操作突起15を簡単に確認することができる。そして、その操作突起を下方に押圧するだけで、スパウト部材13の上面中央または中央線上の点を正確に押圧し、スパウト部材13で両エアゾール容器A1、A2に均等の力を与えながら押し下げることができる。それにより、エアゾール容器A1、A2のステムを同時に、かつ、同じ深さだけ押し下げることができる。
この場合も、操作突起45の上端が、カバー部材42の上端より低く、かつ、操作溝29(後壁凹部)の底29aより高くなっているため、使用者は操作突起45を簡単に確認することができる。そして、操作突起45の後方下端45aが操作溝29の底29aと当接するように操作突起45を押し下げることにより、2つのエアゾール容器A1、A2に均等の力を加えることができ、さらに押し下げる量を設定できる。この場合、操作突起の後方下端と操作溝の底29aとの高さの差が、バルブのステム孔が開放されるまでのステムの移動距離よりも長いと一層確実に2つのエアゾール容器A1、A2のバルブを開放することができる。
このように構成されているため、操作溝29に操作する指を当て、操作突起54を確実に確認することができ、かつ、操作する指が操作溝29の底29aと当接するまでその操作突起54を押し下げることにより、エアゾール容器A1、A2に均等に力を加えること
ができ、かつ、確実にそのバルブを開放することができる。
係止部62は、基板61の前端から下方に延びる前壁部62aと、その左右縁から下方に延びる2本の脚部62bとからなる。つまり、前壁部62aと脚部62bとで「コ」字状の隙間が形成され、その隙間にスパウト部材のスパウト57aが挿入できるように構成されている。また、脚部62bでスパウト溝28の底と当接し、操作部材58を支持する。
軸63は、スパウト溝28に形成された軸穴58aに挿入される。この軸63を中心に操作部材58は回転自在となっている。
びるU字状の操作溝79(後壁凹部)が形成されている。スパウト溝78の上部には、後述する操作部材74の軸を受け入れる軸穴78aが形成されている。
スパウト部材73は、楕円状の中空体であり、筒状のステム係合部36a、36bと、筒状のスパウト部37と、スパウト部37とステム係合部36a、36bとをそれぞれ連通する部材内通路39a、39bとを備えている。操作突起を備えていないこと以外は、図3a、bのスパウト部材13と実質的に同じものである。
本実施形態では、操作部材の軸周りに操作部材が回転できるように(操作部材のガイド)したが、ヒンジ部を設けて操作部材が回転できるようにしてもよい。また、図10aの想像線に示すように、操作部材84の上面に操作突起85aを設けても良い。
また、カバー部材による操作部材の上下動のガイドを。例えば、支持突起とレールあるいはガイド条によってガイドさせてもよい。
ル容器A1、A2のステムにほぼ均等な力を与えながらスパウト部材73を押し下げることができる。
10 噴射装置
11 連結部材
12 カバー部材
12a 中心穴
13 スパウト部材
15 操作突起
16 円筒部
16a 円筒孔
17 連結部
18 押さえ部
19 容器係合部
20 係止突起
26a 前壁
26b 後壁
27a 左壁
27b 右壁
28 スパウト溝
29 操作溝
29a 底
31 支持部
32 係合凹部
33 案内溝
35 本体
36a、b ステム係合部
37 スパウト部
37a 隔壁
38a、b 先端開口部
39a、b 部材内通路
40 噴射装置
42 カバー部材
43 スパウト部材
45 操作突起
50 噴射装置
52 カバー部材
53 スパウト部材
54 操作突起
55 噴射装置
56 カバー部材
57 スパウト部材
58 操作部材
58a 軸穴
60 操作突起
61 基板
62 係止部
62a 前壁部
62b 脚部
63 軸
64 押圧部
70 噴射装置
71 連結部材
72 カバー部材
72a 中心孔
73 スパウト部材
74 操作部材
75、75a〜c 突起
76a 前壁
76b 後壁
77a 左壁
77b 右壁
78 スパウト溝
78a 軸穴
79 操作溝
81 基板
82 係止部
83 軸
84 操作部材
85a 操作突起
90 噴射装置
91 突起
Claims (5)
- 2つのエアゾール容器のエアゾールバルブと連結され、それらの内容物を同時に吐出する噴射部と、
2つのエアゾール容器を連結保持するカバー部と、
前記噴射部を操作する操作突起とを備えており、
前記噴射部は2つのエアゾール容器の中心軸を結ぶ線に対して垂直に開口する吐出口を備えており、
前記カバー部が前記噴射部を挟む前壁とそれに相対する後壁とを備えており、
前記後壁には操作突起を操作するための後壁凹部が形成されており、
前記操作突起が2つのエアゾール容器の中心軸から等距離の噴射部の上面から上方に突出しており、
前記操作突起の上端が後壁の上端と後壁凹部の底の間にあり、
前記噴射部の上面が前記後壁凹部の底よりも下方にある、2つのエアゾール容器を噴射操作する噴射装置。 - 2つのエアゾール容器のエアゾールバルブと連結され、それらの内容物を同時に吐出する噴射部と、
前記噴射部の上部に設けられ、噴射部を操作する操作部と、
2つのエアゾール容器を連結保持するカバー部と、
前記操作部の上面に設けられる操作突起とを備えており、
前記噴射部は2つのエアゾール容器の中心軸を結ぶ線に対して垂直に開口する吐出口を備えており、
前記カバー部が前記噴射部を挟む前壁とそれに相対する後壁とを備えており、
前記後壁には操作突起を操作するための後壁凹部が形成されており、
前記操作突起が2つのエアゾール容器の中心軸から等距離の位置に設けられており、
前記操作突起の上端が後壁の上端と後壁凹部の底の間にあり、
前記操作部の上面が前記後壁凹部の底よりも下方にある、2つのエアゾール容器を噴射操作する噴射装置。 - 前記噴射部が前方に突出するノズルを備えており、
前記前壁には、前記ノズルの上下動を許す前壁凹部が形成されている、
請求項1または2記載の噴射装置。 - 前記操作突起の天面と後壁凹部の底との高さの差が、バルブのステム孔が開放されるまでのステムの移動距離よりも長い、請求項1または2記載の噴射装置。
- 前記操作突起が噴射部より後方に突出する背面突出部を備えており、
前記後壁には、後壁凹部からさらに凹み、前記背面突出部の上下動を許す案内溝を備えている、
請求項1または2記載の噴射装置。
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