JP5938225B2 - エアゾール容器用アクチュエータおよびエアゾール容器 - Google Patents
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なお、この明細書および特許請求の範囲に記載された「上」、「下」、「前」および「後」は、操作者が一般的に認識する方向であり、「上下方向」はエアゾール容器のステム側を「上」とする方向であり、「前後方向」は「上下方向」と直交する方向で、「前」はステムにノズルを嵌合した際の内容物の噴射方向である。
例えば、エアゾール容器用アクチュエータにおいて、容器のステムに接続されるノズル付きの操作ボタンの上面にストッパが設けられ、操作ボタンを押し下げながらストッパを移動させることによりストッパがカバーと係合して、操作ボタンから指を離しても操作ボタンの押し下げ状態が維持されてガスが噴出し続け、容器内部の残存ガスを脱気するものが知られている(特許文献1等参照。)。
一方、上記のようなガス抜きのための構成の他に、エアゾール容器用アクチュエータにおいて、使用者が誤って操作ボタンを押した場合のステムの押し下げを制限する誤噴射防止機構を備えたものが公知である。
また、ガス抜き機構および誤噴射防止機構のそれぞれが異なる機構で実現されるため、操作者による操作や作業が煩雑となり、誤操作も生じやすく利便性が低下するという問題があった。
また、操作ボタンを前後方向にスライドさせるだけで通常噴射、誤噴射防止、及び噴射状態維持(ガス抜き)のそれぞれの状態に切り替え可能なため操作者による操作が容易であり、誤噴射防止と噴射状態維持のスライド方向が前後逆方向となるように形成されていることで誤操作を抑制することができ、利便性が向上する。
また、ノズルと操作ボタンには、操作ボタンの前後方向移動をガイドする操作ボタン前後ガイド機構が設けられていることにより、操作ボタンのスライドをさらに円滑とするとともに、操作ボタンのノズルに対する位置関係が安定してノズルの下方に押し下げを確実に行うことができ、操作者による操作がより容易となり、利便性がさらに向上する。
本請求項3に記載の構成によれば、通常噴射、誤噴射防止、及び噴射状態維持(ガス抜き)のそれぞれの状態で操作ボタンの前後方向へのスライドを抑制することができるため、通常噴射の状態での上下方向のスライドを安定させるとともに、誤噴射防止の状態および噴射状態維持(ガス抜き)の状態で誤操作を防止でき、利便性がさらに向上する。
本請求項4に記載の構成によれば、誤噴射防止機構のための上部係合機構の構成がより簡単なものとなり、製造工数や製造コストをさらに抑制することができる。
本請求項5に記載の構成によれば、ガス抜き機構のための下部係合機構の構成がより簡単なものとなり、製造工数や製造コストをさらに抑制することができる。
本請求項6に記載の構成によれば、操作ボタンの構成がより簡単なものとなり、製造工数や製造コストをさらに抑制することができる。
本請求項7に記載の構成によれば、誤噴射防止の状態あるいは噴射状態維持(ガス抜き)の状態をより確実に保持することができ、誤操作を抑制することができ、あるいは、確実にガス抜きを行うことができる。
本請求項8に記載の構成によれば、操作ボタン上下ガイド機構により通常噴射の状態で操作ボタンの動作を上下方向に限定することができ、操作者が通常の押し下げ操作を安定して行うことが可能となり、利便性がさらに向上する。
本請求項9に記載の構成によれば、操作ボタン上下ガイド機構の構成が簡単なものとなり、製造工数や製造コストを抑制することができる。
本請求項11に記載の構成によれば、通常噴射、誤噴射防止、及び噴射状態維持(ガス抜き)のそれぞれの状態で操作ボタンの前後方向へのスライドを抑制することができるため、通常噴射の状態での上下方向のスライドを安定させるとともに、誤噴射防止の状態および噴射状態維持(ガス抜き)の状態で誤操作を防止でき、利便性がさらに向上する。
本請求項12に記載の構成によれば、操作者による操作ボタンの前後方向へのスライド操作がより容易となり、利便性がさらに向上する。
操作ボタン150は、ノズル110を下方に押し下げ可能で、かつ、所定の位置でカバー130およびノズル110に対し前後方向にスライド可能に構成されている。
ノズル110は、ステム102に接続されてステム102と一体に上下方向のみに移動可能に構成されている。
通常噴射状態で、操作ボタン150が上方に位置する(ノズル110が押圧されず内容物の噴射が停止している)状態において、操作ボタン150はカバー130に対して前方向にスライド可能であり、前方向にスライドさせた位置で操作ボタン150のカバー130に対して下方へのスライドが規制され、ノズル110の押圧が阻止される誤噴射防止(ロック)状態となる。
通常噴射状態で、操作ボタン150が下方に位置する(ノズル110を下方に押圧し内容物が噴射している)状態において、操作ボタン150はカバー130に対して後方向にスライド可能であり、後方向にスライドさせた位置で操作ボタン150のカバー130に対して上方へのスライドが規制され、ノズル110が押圧されたままの噴射状態維持(ガス抜き)状態となる。
本発明の1実施形態であるエアゾール容器用アクチュエータ100は、図1、図2に示すように、エアゾール容器101の上方で容器のマウンティングカップ103の上部に設けられたステム102を囲んで取付けられるカバー130と、ステム102に嵌合する嵌合部111と該嵌合部111から側方に延びる吐出部112を有するノズル110と、ノズル110の上方にカバー130に対してスライド可能に設けられノズル110を下方に押圧可能な操作ボタン150とから成る。
天板部131には、中央にステム102が露出するステム孔135が設けられ、該ステム孔135の周縁から上方に延びるようにノズル案内筒部136が設けられている。
2つの突出部132は凹溝部134を挟んで対称に形成されており、凹溝部134側の前方に前方内壁137、後方に後方内壁138が形成されている。
前方内壁137は後方内壁138に対して凹溝部134側に突出して設けられており、その段差部分に上部係合機構を構成する水平方向の上部係合段部141および上下ガイド機構を構成する垂直方向の上下スライド部143が形成されている。
後方内壁138には後方内壁開口部139が設けられ、該後方内壁開口部139の後方側に下部係合機構を構成する水平方向の下部係合段部142が形成されている。
吐出部112の先端には噴射口115が設けられ、嵌合部111と吐出部112の内部には、ステム102の先端から噴出する内容物を噴射口115まで導く導通孔114が形成されている。
ガイド板121は操作ボタン前後ガイド機構を構成するものであり、後方に向けて厚みが変化する凹凸部を構成する中央凸部122および端部凸部123が形成され、該中央凸部122と端部凸部123の間が端部凹部124を形成している。
嵌合部111は、カバー130のノズル案内筒部136と嵌合して上下褶動可能に前後左右にはガタつきなく案内される形状(本実施例では円筒形状)に形成されている。
操作部152の操作面151は、操作者の指による前後へのスライド操作が容易となる前後に湾曲した形状をしており、操作部152の裏側には、ノズル110の押圧受板113を均等に押圧かつ自由に前後スライド可能とするため、前後に延びる押圧桁部157が設けられている。
前壁154には、ノズル110の噴射口115から噴射される内容物が衝突しないように切り欠かれた開口溝部158が形成されている。
側壁153の後部下方には外方に突出するように後方凸壁156が設けられ、左右の後方凸壁156の外側寸法は、カバー130の凹溝部134の左右の後方内壁138の間隔とほぼ同一で、円滑にスライド可能に形成されている。
側壁153には、水平方向に延びるように突出し上部係合機構を構成する側方スライド片161が形成され、後方凸壁156には、水平方向に延びるように突出し下部係合機構を構成する側方ロック片162が形成されている。
本実施例では、後方凸壁156の最前方の上端から前方に突出するように側方スライド片161、側方に突出するように側方ロック片162が、ともに後方内壁138と連続して一体に形成されている。
後壁155には、操作ボタン前後ガイド機構を構成する左右2枚の挟持板163が、垂直面状に平行に前方に延びるよう設けられている。
挟持板163の前方先端部には、それぞれ対向する側に突出する端部凸部164が設けられており、2枚の挟持板163の間隔は、ノズル110のガイド板121の板厚とほぼ同じに形成されている。
本実施例では、挟持板163の上部は操作部152の下面と連続して形成されている。
エアゾール容器用アクチュエータ100は、図1および図2に示すように、カバー130がエアゾール容器101の上部のマウンティングカップ103に取付けられ、ノズル110がカバー130の天板部131のステム孔135から露出するステム102に接続され、操作ボタン150がカバー130の凹溝部134にノズル110を囲むように挿入されることで使用可能状態に構成される。
この時、操作ボタン150の側方ロック片162はカバー130の後方内壁開口部139内に突出し、ノズル110のガイド板121は操作ボタン150の2枚の挟持板163の間に挟まれた状態となる。
操作者がエアゾール容器101の内容物を通常の使用で噴射、噴射停止を行う際は、操作ボタン150とカバー130の前後位置関係を、図7(a)乃至(d)に示す通常噴射状態として使用される。
図7(a)、(b)は操作ボタン150が下方に押圧された噴射時の状態を示し、図7(c)、(d)は操作ボタン150が上方に復帰した噴射停止時の状態を示す。
この通常噴射状態の前後位置関係において、操作ボタン150の上部係合機構を構成する側方スライド片161は、下方に移動してもカバー130の上部係合段部141と係合しない位置にあり、操作ボタン150の上下方向への移動が阻止されないようになっている。
なお、図示では、側方スライド片161の前方先端と、カバー130の上下スライド部143との間にわずかな間隔が開いているが、接触しながら上下動するようにして前方の上下ガイド機構を構成しても良い。
また、図7においては図示されていないが、側方ロック片162の後方先端と、カバー130の後方内壁開口部139の後方端縁部を接触しながら上下動するようにして後方の上下ガイド機構を構成しても良い。
この通常噴射状態の前後位置関係において、操作ボタン前後ガイド機構を構成する操作ボタン150の挟持板163とノズル110のガイド板121の前後方向の位置関係は、挟持板163の先端に形成された端部凸部164がガイド板121の中央凸部122を挟む状態となっている。
中央凸部122は前後方向にガイド板121の厚みを一様に増すように形成されているため、この状態から前後いずれの方向であっても操作ボタン150とノズル110の前後位置関係を円滑に変更する、すなわち操作ボタン150を前後いずれにも円滑に移動させることが可能である。
操作者が、誤操作等でエアゾール容器101の内容物が噴射することを防止する際は、操作ボタン150とカバー130の前後位置関係を、図7(g)、(h)に示す誤噴射防止(ロック)状態として使用される。
この誤噴射防止(ロック)状態は、前述した図7(c)、(d)に示す操作ボタン150が上方に復帰した噴射停止時の状態から操作ボタン150を前方にスライドさせることで移行でき、この前後位置関係において、操作ボタン150の上部係合機構を構成する側方スライド片161がカバー130の上部係合段部141と係合し、操作ボタン150が下方に移動することが阻止される。
このことで、誤って操作ボタン150を押圧しても下方に移動することはなく、内容物が予期せずに噴出することが防止される。
この誤噴射防止(ロック)状態の前後位置関係において、操作ボタン前後ガイド機構を構成する操作ボタン150の挟持板163とノズル110のガイド板121の前後方向の位置関係は、挟持板163の先端に形成された端部凸部164がガイド板121の中央凸部122より前方の厚みの小さい部分を挟む状態となっている。
この厚みの小さい部分と中央凸部122との間には段差が形成されており、挟持板163の先端に形成された端部凸部164が中央凸部122では弾性により挟み込むように形成されているため、操作ボタン150が後方スライドする際に当該段差が抵抗となる。
このことで、操作者の意図に反して誤噴射防止(ロック)状態から前述の通常噴射状態にスライドすることが防止され、確実に誤噴射防止(ロック)状態を維持することが可能となる。
操作者が、使用済みのエアゾール容器101の内部に残存するガスを脱気する際は、操作ボタン150とカバー130の前後位置関係を、図7(e)、(f)に示す噴射状態維持(ガス抜き)状態として使用される。
この噴射状態維持(ガス抜き)状態は、前述した図7(a)、(b)に示す操作ボタン150が下方に押圧した噴射時の状態から操作ボタン150を後方にスライドさせることで移行でき、この前後位置関係において、操作ボタン150の下部係合機構を構成する側方ロック片162がカバー130の後方内壁開口部139の下部係合段部142と係合し、操作ボタン150が上方に移動することが阻止される。
このことで、操作者が手を離しても、操作ボタン150が下方に押圧されて内容物(残存ガス)が噴出する状態を持続できるため、容易にエアゾール容器101の内部の残存ガスを脱気することができる。
この噴射状態維持(ガス抜き)状態の前後位置関係において、操作ボタン前後ガイド機構を構成する操作ボタン150の挟持板163とノズル110のガイド板121の前後方向の位置関係は、挟持板163の先端に形成された端部凸部164がガイド板121の中央凸部122と後方の端部凸部123との間に形成された端部凹部124に嵌り込んで挟む状態となっている。
このことで挟持板163の先端に形成された端部凸部164が端部凹部124の位置で確実で固定され、確実に噴射状態維持(ガス抜き)状態を維持することが可能となる。
また、上記実施形態では操作ボタン150の挟持板163とノズル110のガイド板121で操作ボタン前後ガイド機構を構成し、その凹凸形状で前後方向の褶動を抑制することとしたが、上部係合機構あるいは下部係合機構にスライド方向に抵抗を与える段差や凹凸等を設けて前後方向の褶動を抑制してもよい。
101 ・・・エアゾール容器
102 ・・・ステム
103 ・・・マウンティングカップ
110 ・・・ノズル
111 ・・・嵌合部
112 ・・・吐出部
113 ・・・押圧受板
114 ・・・導通孔
115 ・・・噴射口
121 ・・・ガイド板(操作ボタン前後ガイド機構)
122 ・・・中央凸部
123 ・・・端部凸部
124 ・・・端部凹部
130 ・・・カバー
131 ・・・天板部
132 ・・・突出部
133 ・・・嵌合筒部
134 ・・・凹溝部
135 ・・・ステム孔
136 ・・・ノズル案内筒部
137 ・・・前方内壁
138 ・・・後方内壁
139 ・・・後方内壁開口部
141 ・・・上部係合段部(上部係合機構)
142 ・・・下部係合段部(下部係合機構)
143 ・・・上下スライド部(上下ガイド機構)
150 ・・・操作ボタン
151 ・・・操作面(上面)
152 ・・・操作部
153 ・・・側壁
154 ・・・前壁
155 ・・・後壁
156 ・・・後方凸壁
157 ・・・押圧桁部
158 ・・・開放溝部
161 ・・・側方スライド片(上部係合機構)
162 ・・・側方ロック片(下部係合機構)
163 ・・・挟持板(操作ボタン前後ガイド機構)
164 ・・・端部凸部
Claims (13)
- エアゾール容器の容器口部の上部に設けられたステムを囲んで取付けられるカバーと、前記ステムに接続し内容物を外部に噴射するノズルと、前記ノズルを下方に押圧可能な操作ボタンとを有するエアゾール容器用アクチュエータであって、
前記操作ボタンと前記カバーには、前記操作ボタンがノズルを下方に押し下げていない位置においてカバーに対する前後方向のスライドによって係合する上部係合機構と、前記操作ボタンがノズルを下方に押し下げた位置においてカバーに対する前後方向のスライドによって係合する下部係合機構が設けられ、
前記上部係合機構が、前記操作ボタンがスライドした時に前記操作ボタンの下方への移動を抑止するように形成され、
前記下部係合機構が、前記操作ボタンがスライドした時に前記操作ボタンの上方への移動を抑止するように形成され、
前記上部係合機構が前記操作ボタンの下方への移動を抑止するスライド方向と、前記下部係合機構が前記操作ボタンの上方への移動を抑止するスライド方向とが、前後逆方向となるように形成され、
前記ノズルと前記操作ボタンには、前記操作ボタンの前後方向移動をガイドする操作ボタン前後ガイド機構が設けられていることを特徴とするエアゾール容器用アクチュエータ。 - 前記操作ボタン前後ガイド機構が、前記ノズルの背面側に設けられたガイド板と、前記操作ボタンに設けられ前記ガイド板をスライド可能に挟持する一対の挟持板とで構成されていることを特徴とする請求項1に記載のエアゾール容器用アクチュエータ。
- 前記ガイド板および挟持板のそれぞれの褶動面に凹凸部が設けられ、
該凹凸部が、前記ガイド板および挟持板の相対的な位置に応じて、少なくとも前後方向の褶動を抑制する形状に構成されていること特徴とする請求項2に記載のエアゾール容器用アクチュエータ。 - 前記上部係合機構が、前記操作ボタンの左右に突出するように設けられた側方スライド片と、前記カバーに設けられ前記側方スライド片の下面が褶接する上部係合段部とで構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のエアゾール容器用アクチュエータ。
- 前記下部係合機構が、前記操作ボタンの左右に突出するように設けられた側方ロック片と、前記カバーに設けられ前記側方ロック片の上面が褶接する下部係合段部とで構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のエアゾール容器用アクチュエータ。
- 前記上部係合機構が、前記操作ボタンの左右に突出するように設けられた側方スライド片と、前記カバーに設けられ前記側方スライド片の下面が褶接する上部係合段部とで構成され、
前記下部係合機構が、前記操作ボタンの左右に突出するように設けられた側方ロック片と、前記カバーに設けられ前記側方ロック片の上面が褶接する下部係合段部とで構成され、
前記側方スライド片と前記側方ロック片が一体に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のエアゾール容器用アクチュエータ。 - 前記上部係合機構および下部係合機構の少なくとも一方の係合の解除を抑止する係合解除抑止手段を有していることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のエアゾール容器用アクチュエータ。
- 前記操作ボタンと前記カバーには、前記操作ボタンの上下方向移動をガイドする操作ボタン上下ガイド機構が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のエアゾール容器用アクチュエータ。
- 前記操作ボタン上下ガイド機構が、前記操作ボタンの左右に突出するように設けられた側方ガイド片と、前記カバーに設けられ前記側方ガイド片の前後いずれかの側面が褶接する上下スライド部とで構成されていることを特徴とする請求項8に記載のエアゾール容器用アクチュエータ。
- 前記上部係合機構が、前記操作ボタンの左右に突出するように設けられた側方スライド片と、前記カバーに設けられ前記側方スライド片の下面が褶接する上部係合段部とで構成され、
前記下部係合機構が、前記操作ボタンの左右に突出するように設けられた側方ロック片と、前記カバーに設けられ前記側方ロック片の上面が褶接する下部係合段部とで構成され、
前記側方ガイド片が、前記側方スライド片および側方ロック片の少なくとも1つと共用されて該側方スライド片および側方ロック片の前後いずれかの側面が前記上下スライド部と褶接するように形成されていることを特徴とする請求項9に記載のエアゾール容器用アクチュエータ。 - 前記操作ボタン前後ガイド機構が、前記ノズルの背面側に設けられたガイド板と、前記操作ボタンに設けられ前記ガイド板をスライド可能に挟持する一対の挟持板とで構成され、
前記ガイド板および挟持板のそれぞれの褶動面に凹凸部が設けられ、
該凹凸部が、前記ガイド板および挟持板の相対的な位置に応じて、少なくとも前後方向の褶動を抑制する形状に構成されていること特徴とする請求項10に記載のエアゾール容器用アクチュエータ。 - 前記操作ボタンの上面が、前後方向で高さが変化するように湾曲した形状の操作面を形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれかに記載のエアゾール容器用アクチュエータ。
- 請求項1乃至請求項12のいずれかに記載のエアゾール容器用アクチュエータを備えていることを特徴とするエアゾール容器。
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