JP6210605B2 - 内容物放出操作ロック機構ならびに内容物放出操作ロック機構を備えたエアゾール式製品およびポンプ式製品 - Google Patents

内容物放出操作ロック機構ならびに内容物放出操作ロック機構を備えたエアゾール式製品およびポンプ式製品 Download PDF

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Description

本発明は、押下げ回動タイプの内容物放出用操作部のスライド動作により、内容物放出操作が阻止されるロックモードと、この阻止状態を解除して内容物放出操作が可能なロック解除モードとを選択できるようにした内容物放出操作ロック機構に関する。エアゾール式製品やポンプ式製品を対象とする。
特に、操作部のスライド動作を案内するカバーキャップにガイド部(第1、第2のガイド部)を形成して、操作部には当該ガイド部に対応する第1,第2の被ガイド部を形成した内容物放出操作ロック機構に関する。
ロックモードではガイド部に第1、第2の被ガイド部がともに案内保持され、そこからスライド動作した後のロック解除モードではガイド部と第2の被ガイド部とのそれまでの案内保持状態が解消され、操作部はその第1の被ガイド部を中心にして回動する。
また、ロック解除モードにおける内容物放出操作のとき、操作部の全体、すなわちそのスライド動作の際におけるカバーキャップへの被ガイド部を含めた全体が、変形せずに、元の操作部形状のまま回動するようにしている。
また、操作部の天板状部などとヒンジ結合してロックモードのときに内容物放出口を外部空間域からシャットオフするシャッター部を設け、当該操作部のスライド操作で当該シャッター部を移動させて放出口のシャットオフ状態が解除されるようにしている。
本明細書では、必要に応じて、ステムなどの弁部材が閉じて内容物が外部空間域に放出されない状態を静止モードといい、操作部の押下げ操作により弁部材が開いて、内容物が外部空間域に放出される内容物噴射状態を作動モードという。
また、「ヒンジ結合」の語を、第1の構成要素が第2の構成要素に対し回動可能に一体化している結合態様を示す意で用いる。
また、「開口部」の語を、片側からその裏側へと通じる形のいわば貫通部,孔部のみならず、「貫通していない凹状部」を含む意で用いる。
また、外部空間域への内容物の放出口側を「前」、それとは反対の側を「後」とそれぞれ記す。図1〜図4および図7〜図9の左側が「前」で右側が「後」となる。
また、水平面内における前後方向と略直交する方向、例えば図4(a),(b)における上下方向を「左右」,「横」と記す。
従来、エアゾール式製品において、内容物放出用操作部のスライド動作により、内容物放出操作阻止のロックモードと、内容物放出操作可のロック解除モードとを選択的に設定する内容物放出操作ロック機構が提案されている(特許文献1参照)。
この内容物放出操作ロック機構の場合、概略、回動なしの上下動タイプの操作部を前提とし、当該操作部がノズル部(放出通路部)にガイドされながら前後方向へ移動することによりロックモードとロック解除モードとが選択的に設定されている。
内容物放出操作阻止のロックモードのときは、操作部に形成されたロック片がハウジング(カバーキャップ)の上面に略当接した状態に設定される。
そのため、利用者がロックモードの操作部を押し下げようとしても、その一部のロック片がハウジング上面にあたった状態に保持されたまま、当該操作部は下動できない。すなわち操作部の下方向への内容物放出操作が阻止される。
特開2012−140135号公報
このように従来の、操作部のスライド動作に基づいて、内容物放出操作阻止のロックモードと、内容物放出操作可のロック解除モードとを選択的に設定する内容物放出操作ロック機構の場合、回動なしの上下動タイプの操作部を前提としている。
本発明は、押下げ回動タイプの内容物放出用操作部のスライド動作に基づいてロックモードとロック解除モードとを選択するようにしたものである。
特に、内容物放出用操作部の例えば前後方向へのスライド操作をその移動方向におけるカバーキャップの前後複数個所でガイドし、ロック解除モードにおいては例えば後側のガイドが解除され、前側の被ガイド部を中心に操作部全体が回動するようにしている。
また、ロックモードのときは内容物放出口を外部空間域からシャットオフし、ロック解除モードのときは内容物放出口を外部空間域に露出させるシャッター部を、内容物放出用操作部に形成している。
本発明は、このような内容物放出操作ロック機構の採用により、
(11)押下げ回動タイプの内容物放出用操作部を用いる場合の不用意な内容物放出操作を確実に阻止し、かつ、当該操作部のロックモード・ロック解除モード選択用のスライド操作および内容物放出用の押下げ操作それぞれの安定化,十全化を図り、
(12)さらには、内容物操作部のロックモードにおける内容物放出口側のデザイン性向上化を図る、
ことを目的とする。
本発明は、以上の課題を次のようにして解決する。
(1)押下げ回動タイプの内容物放出用の操作部(例えば後述の操作部11)のスライド動作およびこれに基づく放出口(例えば後述の放出口3a)へのシャッタ動作により、前記操作部の内容物放出操作が阻止されて前記放出口が露出しないシャットオフ状態に設定されるロックモードと、この阻止状態およびシャットオフ状態を解除して外部空間域への内容物放出操作が可能なロック解除モードと、を選択できるようにした内容物放出操作ロック機構において、
前記ロックモードから前記ロック解除モードへの前記スライド動作の移動方向に沿って前方より後方へ順に形成された、シャッタ動作対応の第3のガイド部(例えば後述の傾斜直線状開口部12e)と、その後側のスライド動作対応および内容物放出操作対応の第1のガイド部(例えば後述の水平直線状前開口部12d)と、その後側のスライド動作対応であって前記ロック解除モードの内容物放出操作時の操作部案内作用を呈しない形の第2のガイド部(例えば後述の水平直線状後開口部12h)と、を具備するガイド部材(例えば後述のカバーキャップ12の筒状起立部12a)と、
前記内容物放出操作により内容物が前記外部空間域へ流出する前記放出口を備えた通路部(例えば後述の放出通路部3)と、
前記内容物放出操作に基づく弁作用を呈し、かつ、前記通路部が取り付けられて連通する内部通路を備えたステム(例えば後述のステム4)と、を有し、
前記操作部は、
前記通路部および前記ステムを前記ロック解除モードの内容物放出状態にシフトさせる駆動部(例えば後述の内側垂下部11d)と、
前記第1のガイド部に案内される前側の第1の被ガイド部(例えば後述の後側円柱状凸部11f)、および前記第2のガイド部に案内されるとともに前記ロック解除モードへの移行にともないこの案内作用が解消される態様で設定された後側の第2の被ガイド部(例えば後述の角柱状凸部11h)を備えた、天板状部(例えば後述の天板状部11a)と、
前記天板状部にヒンジ結合部分(例えば後述の薄肉状部11c)を介して折れ回動可能な態様で連結され、かつ、スライド動作時には前記第3のガイド部に案内されるとともに内容物放出操作時には前記第1のガイド部に案内される第3の被ガイド部(例えば後述の前側円柱状凸部11n)を備えて、前記スライド動作との連動により、前記ロックモードのとき前記放出口が前記シャットオフ状態に設定され、前記ロック解除モードのとき前記シャットオフ状態の設定が解除されるシャッター部(例えば後述のシャッター部11b)と、を有し、
前記ロック解除モードにおける前記内容物放出操作のとき、
前記天板状部は、前記第1のガイド部に案内保持された前記第1の被ガイド部を中心に回動して、これにともなう前記駆動部の作動により前記通路部および前記ステムが内容物放出状態に設定され、
前記シャッター部は、前記第3の被ガイド部が前記第1のガイド部に案内された状態で前記ヒンジ結合部分を中心に折れ回動し、
前記ヒンジ結合部分は、
前記第1の被ガイド部と前記第3の被ガイド部との間で、そこから前記第1の被ガイド部までの前後方向長さが前記第3の被ガイド部までのそれよりも短い部分に、設けられている、
構成態様のものを用いる。
(2)上記(1)において、
前記第1の被ガイド部は、
前記第1のガイド部に案内保持される円柱状部(例えば後述の後側円柱状凸部11f)であり、
前記第1のガイド部は、
前記円柱状部を前記天井板の回動中心として保持するための円弧状部(例えば後述の円弧状部12g)を備えている、
構成態様のものを用いる。
(3)上記(1),(2)において、
前記第1のガイド部は、
前記ガイド部材に形成された水平直線状前開口部(例えば後述の水平直線状前開口部12d)であり、
前記第2のガイド部は、
前記ガイド部材に形成された水平直線状後開口部(例えば後述の水平直線状後開口部12h)であり、
前記第3のガイド部は、
前記水平直線状前開口部の前端部分に連続する態様で前記ガイド部材に形成された前下がりの傾斜直線状開口部(例えば後述の傾斜直線状開口部12e)である、
構成態様のものを用いる。
このような構成からなる内容物放出操作ロック機構、ならびにこの内容物放出操作ロック機構からなるエアゾール式製品およびポンプ式製品を本発明の対象としている。
本発明は、以上の構成をとることにより、押下げ回動タイプの内容物放出用操作部における、
(21)不用意な内容物放出操作を確実に阻止し、かつ、ロックモード・ロック解除モード選択用のスライド操作および内容物放出用の押下げ操作それぞれの安定化,十全化を図り、
(22)ロックモードの内容物放出口側のデザイン性向上化を図る、
ことができる。
放出口に対するシャッター部なしの押下げ回動タイプの操作部が図示左側の前方に位置する、内容物放出操作ロック機構の初期状態としてのロックモード(内容物放出操作阻止状態)を示す本発明の参考形態の説明図である。 図1の操作部を図示右側の後方へシフトさせたロック解除モード(内容物放出操作可能な静止モード)を示す本発明の参考形態の説明図である。 図2のロック解除モードの操作部を押下げ操作した内容物噴射状態の作動モードを示す本発明の参考形態の説明図である。 図1のロックモードに対応した、(a)操作部1と、(b)カバーキャップ2および放出通路部3とを個々に示す本発明の参考形態の平面図である。 図1〜図3のカバーキャップ2および放出通路部3を示す本発明の参考形態の斜視図である。 図1〜図3の操作部1とカバーキャップ2との組合せ対応関係を示す本発明の参考形の説明図である。 放出口に対するシャッター部ありの押下げ回動タイプの操作部が図示左側の前方に位置する、内容物放出操作ロック機構の初期状態としてのロックモード(内容物放出操作阻止状態)を示す説明図である。 図7の操作部を図示右側の後方へシフトさせたロック解除モード(内容物放出操作可能な静止モード)を示す説明図である。 図8のロック解除モードの操作部を押下げ操作した内容物噴射状態の作動モードを示す説明図である。
図1乃至図9を用いて本発明を実施するための形態を説明する。なお、図1〜図6はそれぞれ本発明の参考形態を説明するための図である。
図1〜図6は、ロックモードのときに内容物放出口が外部空間域に露出するノンシャットオフ態様の内容物放出操作ロック機構を示している。
図7〜図9は、ロックモードのときに内容物放出口が外部空間域に露出しないシャットオフ態様の内容物放出操作ロック機構を示している。
上述したように、本発明の内容物放出操作ロック機構はエアゾール式製品およびポンプ式製品の双方に適用できる。ただ以下の実施形態では、単なる説明の便宜上、エアゾール式製品の場合を前提とする。
なお、以下のアルファベット付き参照番号の構成要素(例えば天板状部1a)は原則として、当該参照番号の数字部分の構成要素(例えば操作部1)の一部であることを示している。
図1〜図6の、ロックモードのときに内容物放出口が外部空間域に露出する内容物放出操作ロック機構において、
1は内容物放出作動用の押下げ回動タイプであって、内容物の放出操作が阻止されるロックモード位置とこの阻止状態が解除される静止モード位置(=ロック解除モード位置)との間で略水平方向にスライドする操作部,
1aは浅い平坦窪み状の天面を備えた天板状部,
1bは後述の放出通路部3の放出口3aに対応する態様で、当該操作部の前曲面垂下部の正面側に形成された、内容物噴射用の下向き切欠状部分,
1cは天板状部1aの左右端側にそれぞれ垂下平板態様で、上方からみて後広がりの略ハの字状に形成された、一対の前後方向の外側垂下部,
1dは外側垂下部1cそれぞれの前側内面を連結する左右方向への垂下平板態様で天板状部1aから連続形成された内側前垂下部,
1eは内側前垂下部1dの一部であって、当該操作部の作動モード設定操作(回動操作)のときに後述の放出通路部3との干渉を避けるための半円状の下向き切欠状部,
1fは天板状部1aの後端側前後方向に逆台形状の垂下平板態様で形成されて、当該操作部の作動モード設定操作のときに後述の被駆動凹状部3dにいわば入り込み、これの底面部分を下方に押圧駆動する作動モード設定用の内側後垂下部(駆動部),
1gは外側垂下部1cそれぞれの前下端側に外方突出態様で形成されて、当該操作部のスライド作動時には後述のカバーキャップ2に対する被ガイド部として作用し、かつ、内容物放出操作時にはその回動中心として作用する一対の円柱状凸部(第1の被ガイド部),
1hは円柱状凸部1gの端面下部に、下側ほど外側垂下部1cに近づく内向き傾斜態様で形成されて、当該操作部を後述のカバーキャップ2に取り付ける際の被案内作用を呈する上下方向前斜面,
1jは外側垂下部1cそれぞれの後下端側に外方突出態様で形成されて、当該操作部のスライド作動時には円柱状凸部1gと同様に後述の直線状後開口部2nに対する被ガイド部として作用し、かつ、内容物放出操作およびその解除の際にはいわば自由移動部として作用する一対の角柱状凸部(第2の被ガイド部),
1kは角柱状凸部1jの前部分であって外方への突出程度が大きく、少なくとも上述の被ガイド部および自由移動部として作用する前側角柱状凸部,
1mは下側ほど後方へと位置する傾斜態様で前側角柱状凸部1kの前面下部に形成されて、図3の内容物噴射操作が解除された状態(ステム4および放出通路部3は初期位置に復帰し、内側後垂下部1fが被駆動凹状部3dの底面部分にまだ当接した状態)における、当該操作部の前方向へのスライド操作により、当該前側角柱状凸部が、当該カバーキャップの上段幅狭部2gの後端部分にいわば乗り上げて直線状後開口部2nへと進む際の被案内作用を呈する前後・上下方向のテーパ面,
1nは前側角柱状凸部1kの横側面下部に、下側ほど外側垂下部1cに近づく傾斜態様で形成されて、当該操作部を後述のカバーキャップ2に取り付ける際の被案内作用を呈する上下方向後斜面,
1pは角柱状凸部1jの後部分であって外方への突出程度が前側角柱状凸部1kよりも小さい後側角柱状凸部,
1qは後側角柱状凸部1pそれぞれの横側面全体に、「ハの字状」ではなく、図4(a)に示すように前後方向の平行態様で形成されて、図2のロック解除モードのとき後述の平板基部2dとの当接保持作用により、当該操作部の水平面内でのいわゆるガタツキを阻止する前後・垂直方向の一対の平行面,
をそれぞれ示している。
また、
2は後述の容器本体5のアンダーカット5aに常時嵌合し、押下げ回動タイプの操作部1が取り付けられる筒状のカバーキャップ,
2aは当該カバーキャップの筒状起立部(ガイド部材),
2bは筒状起立部2aの下端側内周面に形成されて後述のアンダーカット5aと係合する周方向凸状部,
2cは筒状起立部2aの前上側部分に形成された内容物噴射用の上向き切欠状部,
2dは筒状起立部2aの内部左右それぞれの前後方向に、上からみたときの平面態様が後広がりの略「ハ」の字状になる形で設定されて、操作部1の、ロックモード位置とロック解除モード位置との間のスライド動作の案内作用などを呈する一対の平板基部,
2eは平板基部2dの内面の上下中間部分に形成された前後方向直線状の上段幅広部,
2fは上段幅広部2eの上面中央部分に形成されて、ロックモード位置の操作部1がスライド操作によりロック解除モード位置へ後退する際の初期段階、およびその逆でロックモード位置へ前進する際の最終段階におけるクリック感生成用の前側曲面凸状部,
2gは上段幅広部2eからその後方に延びる前後方向直線状の上段幅狭部,
2hは上段幅狭部2gの上面後端部分に形成されて、図3の内容物噴射状態の解除後に操作部1が前方向にスライド操作されて図1のロックモードに復帰するとき、その初期段階でテーパ面1mが上段幅狭部2gにいわば乗り上げた当該操作部の少上動状態を保持して、その後の、外側垂下部1cの底面部分の当該上段幅狭部へのシフト動作の確実化を図るための後側曲面凸状部,
2jは上段幅狭部2gの後方に続く前後方向直線状の下段部,
2kは平板基部2dの、上段幅広部2eの直上隣接部分に形成されて、操作部1の円柱状凸部1gを案内する略水平方向の直線状前開口部(第1のガイド部),
2mは直線状前開口部2kの後端側に形成されて、操作部1の回動操作時にその中心である円柱状凸部1gのスムーズな回動を確保するための円弧状部,
2nは平板基部2dの、上段幅狭部2gの直上隣接部分に形成されて、操作部1の角柱状凸部1jを案内する略水平方向の直線状後開口部(第2のガイド部),
2pは直線状後開口部2nの直後に連続し、かつ、下段部2jの直上隣接部分まで広がる態様で形成された方形状開口部,
2qは平板基部2dの上端部分から左右横方向に延びる態様で形成されて、当該カバーキャップに操作部1を取り付けることにより、その天面の左右両側にこれといわば面一状態に設定される一対の天面片部,
2rは天面片部2qの、円弧状部2mの真上に相当する部分から下方向に形成されて、当該カバーキャップにその上方から操作部1をいわば入れ込む際に、当該操作部の円柱状凸部1gを初期案内するための上下方向の斜面付き凹状部,
をそれぞれ示している。
また、
3はカバーキャップ2と一体成形された逆L字状部分からなり、筒状起立部2aの前端側内周面部分から後方に延びる内容物通過・放出用の放出通路部(通路部),
3aは当該放出通路部の内容物流出部としての放出口,
3bは当該放出通路部の内容物流入側として後述のステム4に取り付けられる嵌合部,
3cは当該放出通路部の内部空間域からなる内容物通路,
3dは当該放出通路部(逆L字状部分)の流入側起立部の後側面部分に、前後方向の凹状部態様で形成されて、操作部1の押下げ操作により、その内側後垂下部1fから下方への押圧駆動力を底面部分に受ける内容物放出作動用の被駆動凹状部(被駆動部),
3eはカバーキャップ2の筒状起立部2aの前端側内周面部分と一体成形された、縦断面がL字状で変位可能な連結部,
をそれぞれ示している。
また、
4はコイルスプリング(図示省略)の弾性力により上方向に付勢され、周知のバルブ作用および噴射通路作用を呈するステム,
5は後述の内容物および噴射用ガスを収容したエアゾール式製品の周知の容器本体,
5aはそれぞれ当該容器本体の上端部分に設定される周知のアンダーカット,
をそれぞれ示している。
ここで、操作部1,カバーキャップ2および放出通路部3は例えばポリプロピレン,ポリエチレン,ポリアセタール,ナイロン,ポリブチレンテレフタレートなどからなるプラスチック製のものである。ステム4および容器本体5は例えばプラスチック製,金属製のものである。
操作部1の全体、およびカバーキャップ2と放出通路部3との全体はそれぞれ一体成形品である。
例えば操作部1の外側垂下部1c,円柱状凸部1g,角柱状凸部1jや、カバーキャップ2の筒状起立部2aおよび放出通路部3の連結部3eなどは、弾性変形可能な部分である。
図1〜図6の、ノンシャットオフ態様の内容物放出操作ロック機構の基本的特徴は、
(31)図1のロックモードのとき、
・操作部1の円柱状凸部1gが、カバーキャップ2の上段幅広部2eに載った状態で直線状前開口部2kの前端部分に保持され、
・操作部1の角柱状凸部1j(前側角柱状凸部1k+後側角柱状凸部1p)が、カバーキャップ2の上段幅狭部2gに載った状態で直線状後開口部2nに保持され、
(32)図2のロック解除モード、すなわち図1の位置の操作部1を右側後方へスライドさせたとき、
・操作部1の円柱状凸部1gが、カバーキャップ2の上段幅広部2eに載った状態で直線状前開口部2kの後端部分の円弧状部2mに保持され、
・操作部1の角柱状凸部1j(前側角柱状凸部1k+後側角柱状凸部1p)が、カバーキャップ2の上段幅狭部2gから外れてその後方にシフトし、すなわち角柱状凸部1jと上段幅狭部2gおよび直線状後開口部2nとの上下方向の係合状態が解除され、
・後側角柱状凸部1pの平行面1qの一部が筒状起立部2aの内面側に略当接して、操作部1が水平面内で微回動しないように設定され、
(33)図3の内容物噴射状態、すなわち図2の操作部1の天板状部1aを押下げ操作した作動モードのとき、
・操作部1が、特段の変形を生じることなしに、カバーキャップ2の円弧状部2mに保持された円柱状凸部1gを中心に図示時計方向に回動し、
・この回動にともない、操作部1の内側後垂下部1fの下端面が放出通路部3の被駆動凹状部3dの底面部分を押し下げ、
・この押下げにともない、放出通路部3、およびこれの嵌合部3bに取り付けられたステム4が図示時計方向に傾動しながら下方に連動する、
ことなどである。
ここで、作動モードの放出通路部3はカバーキャップ2との連結部3eが変位することにより傾動している。
また、ステム4の、周知のコイルスプリングの上方向への弾性力に抗しながらの下方への移動により、周知の弁作用部がこれまでの閉状態から開状態にシフトする。
この弁作用部の開状態シフトにより、容器本体5の内容物が、概略「容器本体5−開状態の弁作用部−ステム4の内部通路−内容物通路3c」を経て放出口3aから外部空間域に噴射される。
なお、図1のロックモードから図2のロック解除モードへと操作部1が後方へとスライド操作されるとき、その初期段階で、当該操作部の円柱状凸部1gがカバーキャップ2の前側曲面凸状部2fを乗り越える。この乗り越えの際に利用者はクリック感を得る。
また、直線状前開口部2kの、ロック解除モードへの後方スライド操作の最終段階で円柱状凸部1gが円弧状部2mに入り込む直前の部分は、その上下方向にいわば絞り込まれている。そのため、利用者は、円柱状凸部1gがこの絞り込み部分を通過する際、すなわちロックモード解除のスライド操作の終りに相当するクリック感も得ることができる。
図2のロック解除モードにおける円柱状凸部1gは、上述の絞り込み部分の直後に形成された円弧状部2mに回動可能な形で保持されている。すなわち、円柱状凸部1gは上述したように操作部1の回動中心としてスムーズに作用しえる。
図3の内容物噴射状態は、利用者が操作部1の内容物放出操作を止めること、すなわち当該操作部の図示時計方向への押下げ操作を解除することにより停止する。
利用者がこの押下げ操作を止めると、ステム4およびこれと一体の放出通路部3が周知のコイルスプリングの弾性力により上方向へと駆動される。
この放出通路部3およびステム4の上方向への移動にともない、カバーキャップ2との連結部3eが初期状態に復帰して、当該放出通路部は図2のロック解除モードの位置にシフトする。
ただ、このシフト後も操作部1の内側後垂下部1fは、放出通路部3の被駆動凹状部3dの底面部分に当接したままである。すなわち、操作部1の角柱状凸部1jは、図2よりも、この内側後垂下部1fの当接状態までの上下方向分だけ下方に位置している。
上述の押下げ操作解除後の図1のロックモードへの復帰に際し、角柱状凸部1jが被駆動凹状部3dに当接した下方位置から図示左側の前方向にスライド操作されるとき、
操作部1は、
(41)先ず、円柱状凸部1gが、円弧状部2mの直前の絞り込み部分を通過し、かつ、前側角柱状凸部1kが、そのテーパ面1mの被ガイド作用でカバーキャップ2の上段幅狭部2gの後端部分に乗り上げる、すなわち円柱状凸部1gを中心に少しだけ図示反時計方向に回動し、
(42)その後、円柱状凸部1gは、カバーキャップ2の上段幅広部2eおよび直線状前開口部2kに案内され、かつ、前側角柱状凸部1kなどの底面部分が後側曲面凸状部2hで少しだけいわばリフトアップされた状態となり、
(43)さらに、円柱状凸部1gは、前側曲面凸状部2fを乗り越えて直線状前開口部2kの前端部分まで移動し、かつ、角柱状凸部1jは、全体が直線状後開口部2nの中に入り込むとともにその前側角柱状凸部1kが上段幅狭部2gに当接した状態へと移動する。
このロックモードへの復帰スライド操作の際、利用者は、操作初期段階の円柱状凸部1gが円弧状部2mの直前の絞り込み部分を通過するとき、および操作最終段階の円柱状凸部1gが前側曲面凸状部2fを乗り越えるときに、それぞれクリック感を得る。
操作部1をカバーキャップ2に組み込むには、
(51)当該操作部を当該カバーキャップの真上に図2の前後方向位置関係でセットし、
(52)次に、当該操作部を当該カバーキャップに対して下方にはめ込んでいったんロック解除モード位置に設定し、
(53)次に、当該操作部を前方向にスライドさせて図1のロックモード位置に設定すればよい。
図7〜図9の、ロックモードのときに内容物放出口が外部空間域に露出しない内容物放出操作ロック機構において、
11は押下げ回動タイプであって、内容物の放出操作が阻止されるロックモード位置とこの阻止状態が解除される静止モード位置(=ロック解除モード位置)との間で略水平方向にスライドする操作部,
11aは天板状部,
11bは天板状部11aとヒンジ結合することにより、図7のロック状態のときは放出通路部3の放出口3aと対向する折れ態様で当該放出口をシャットオフ状態に設定し、かつ、図8のロック解除静止状態のときは天板状部11aと同様の水平態様に変位して当該放出口を外部空間域への開放状態(ノンシャットオフ状態)に設定するシャッター部,
11cは天板状部11aとシャッター部11bとの間のヒンジ結合を担保している薄肉状部,
11dは天板状部11aの後端側前後方向に逆台形状の垂下平板態様で形成されて、当該操作部の作動モード設定操作のときに被駆動凹状部3dにいわば入り込み、これの底面部分を下方に押圧駆動する作動モード設定用の内側垂下部(駆動部),
11eは天板状部11aの左右端側にそれぞれ平行な垂下平板態様で形成された一対の前後方向の外側垂下部,
11fは外側垂下部11eそれぞれの前側に外方突出態様で形成されて、当該操作部のスライド作動時には後述のカバーキャップ12に対する被ガイド部として作用し、かつ、内容物放出操作時にはその回動中心として作用する一対の後側円柱状凸部(第1の被ガイド部),
11gは図6の上下方向前斜面1hと同じように、後側円柱状凸部11fの端面下部に下側内寄りの傾斜態様で形成されて、当該操作部をカバーキャップ12に取り付ける際の被案内作用を呈する上下方向前斜面,
11hは外側垂下部11eそれぞれの後側に外方突出態様で形成されて、当該操作部のスライド作動時には後側円柱状凸部11fと同じく被ガイド部として作用し、かつ、内容物放出操作およびその解除の際にはいわば自由移動部として作用する一対の角柱状凸部(第2の被ガイド部),
11jは図6のテーパ面1mと同じように、角柱状凸部11hの前面下部に形成されて、図9の内容物噴射操作が解除された状態(ステム4および放出通路部3は初期位置に復帰し、内側垂下部11dが被駆動凹状部3dの底面部分にまだ当接した状態)における、当該操作部の前方向へのスライド操作により、当該角柱状凸部が、当該カバーキャップの水平直線状後開口部12hの後下端部分に案内される前後・上下方向のテーパ面,
11kは図6の上下方向後斜面1nと同じように、角柱状凸部11hの横側面下部に下側内寄りの傾斜態様で形成されて、当該操作部をカバーキャップ2に取り付ける際の被案内作用を呈する上下方向後斜面,
11mはシャッター部11bの左右端側にそれぞれ下内向き態様で形成された一対の平板状部,
11nは平板状部11mそれぞれに外方突出態様で形成されて、当該操作部のスライド作動時および内容物放出操作時に後述のカバーキャップ12(水平直線状前開口部12d+傾斜直線状開口部12e)への被ガイド部として作用する一対の前側円柱状凸部(第3の被ガイド部),
11pは図8のロック解除モードの位置における前側円柱状凸部11nの端面下部に、上下方向前斜面11gと同じように下側内寄りの傾斜態様で形成されて、当該操作部をカバーキャップ12に取り付ける際の被案内作用を呈する上下方向最前斜面,
をそれぞれ示している。
また、
12は容器本体5のアンダーカット5aに常時嵌合して、押下げ回動タイプの操作部11が取り付けられる筒状のカバーキャップ,
12aは当該カバーキャップの筒状起立部(ガイド部材),
12bは筒状起立部12aの下端側内周面に形成されてアンダーカット5aと係合する周方向凸状部,
12cは筒状起立部12aの内部左右の各前後方向に設定されて、操作部11の、ロックモード位置とロック解除モード位置との間のスライド動作の案内作用などを呈する一対の平板基部,
12dは平板基部12cそれぞれの前上側に形成されて、操作部11の後側円柱状凸部11fを案内する一対の水平直線状前開口部(第1のガイド部),
12eは水平直線状前開口部12dの前端から前方への下り傾斜の連続態様で形成されて、操作部11の前側円柱状凸部11nを案内する一対の傾斜直線状開口部(第3のガイド部),
12fは水平直線状前開口部12dの後端側に形成されて、ロックモード位置の操作部11がスライド操作によりロック解除モード位置へ後退する際の最終段階、およびその逆でロックモード位置へ前進する際の初期段階におけるクリック感生成用の曲面凸状部,
12gは水平直線状前開口部12dの後端部分に曲面凸状部12fからの連続態様で形成されて、操作部11の回動操作時にその中心となる後側円柱状凸部11fのスムーズな回動を確保するための円弧状部,
12hは平板基部12cの、水平直線状前開口部12dの後方に形成されて、操作部11の角柱状凸部11hを案内する水平直線状後開口部(第2のガイド部),
12jは水平直線状後開口部12hの直後方に連続形成された方形状開口部,
をそれぞれ示している。
ここで、操作部11およびカバーキャップ12は例えばポリプロピレン,ポリエチレン,ポリアセタール,ナイロン,ポリブチレンテレフタレートなどからなるプラスチック製の一体成形品である。
なお、図7〜図9においては、図1〜図6で示した放出通路部3,ステム4および容器本体5ならびにそれぞれの枝番の参照番号を援用する。上述の放出通路部3における筒状起立部2aは「筒状起立部12a」と読み替える。
操作部11の全体、およびカバーキャップ12と放出通路部3との全体はそれぞれ一体成形品である。
図7〜図9の内容物噴射用の放出口3aをシャットオフするタイプの内容物放出操作ロック機構の、当該放出口をシャットオフしないタイプの図1〜図6の機構との基本的相違点は、
(61)操作部11のシャッター部11bが、天板状部11aに、薄肉状部11cを介して回動可能な態様で連結成形され、
(62)天板状部11aの後側円柱状凸部11fがカバーキャップ12の水平直線状前開口部12dに案内されるのに加えて、シャッター部11bの前側円柱状凸部11nが当該カバーキャップの傾斜直線状開口部12eおよび当該水平直線状前開口部に案内され、
(63)操作部11の前後方向へのスライド操作により、天板状部11aが図1〜図6の場合と同じ前後方向に移動することに加えて、シャッター部11bが、図7のロックモードの前方下り傾斜状態(放出口3aの非露出状態)と図8のロック解除モードの水平状態(放出口3aの露出状態)との間で変位し、
(64)ロック解除モードの操作部11を押下げ操作した図9の内容物噴射状態の場合、天板状部11aが図1〜図6の場合と同じようにその後側円柱状凸部11fを中心にして図示時計方向に回動することに加えて、シャッター部11bが、その前側円柱状凸部11nとカバーキャップ12の水平直線状前開口部12dとの案内作用により前方下り緩傾斜状態に変位する、
ことなどである。
ここでロックモード(図7)と作動モード(図9:内容物噴射状態)との間の操作部11の動作自体は、シャッター部11bのそれを捨象する限り、図1〜図6の操作部1の動作と同様である。
すなわち、
(71)図7のロックモード位置では、操作部11の後側円柱状凸部11fがカバーキャップ12の水平直線状前開口部12dのいわば前端側部分に保持され、かつ、角柱状凸部11hが水平直線状後開口部12hの前端部分に保持され、
(72)ロックモード位置の天板状部11aを後方へスライドさせることにより、後側円柱状凸部11fが、水平直線状前開口部12dに案内されながら後端の円弧状部12gまで移動してそこで保持され、かつ、角柱状凸部11hが水平直線状後開口部12hから外れてその直後方の方形状開口部12jに移動し(図8のロック解除モード)、
(73)ロック解除モードの天板状部11aを押下げ操作することにより、その内側垂下部11dが放出通路部3の被駆動凹状部3dの底面部分を押圧して、当該放出通路部およびこれと一体のステム4を下動させ、内容物噴射状態へと移行する。
なお、図8のロック解除モードに移行した操作部11の後側円柱状凸部11fは、曲面凸状部12fと円弧状部12gとにより安定的に保持されており、その後の内容物放出操作の際にスムーズな回動中心として作用する。
利用者が天板状部11aの押下げ操作を止めると、上述したようにステム4,放出通路部3および操作部11が周知のコイルスプリング(図示省略)の弾性力により上方向に移動する。移動後の操作部11の内側垂下部11dは被駆動凹状部3dの底面部分に当接したままである。
この操作部11を前方向にスライド操作することにより、当該操作部は先ず、角柱状凸部11hのテーパ面11jが水平直線状後開口部12hの後下端部分に案内され、かつ、後側円柱状凸部11fが水平直線状前開口部12dの曲面凸状部12fを乗り越える。
その後、操作部11は、角柱状凸部11hと水平直線状後開口部12hとのガイド作用、および後側円柱状凸部11fと水平直線状前開口部12dとのガイド作用により、図7のロックモード位置へとスライドする。
操作部11をカバーキャップ2に組み込むには、
(81)当該操作部を当該カバーキャップの真上に図8の前後方向位置関係でセットし、
(82)次に、当該操作部を当該カバーキャップに対して下方にはめ込んでいったんロック解除モード位置に設定し、
(83)次に、当該操作部を前方向にスライドさせて図7のロックモード位置に設定すればよい。
本発明の内容物放出操作ロック機構が図示の実施形態に限定されるものでないことは勿論であり、例えば、
(91)内容物放出操作ロック機構の構成要素間の凹状部(開口部を含む)とそれに対応した凸状部との形状関係を凹凸逆にする、
(92)直線状前開口部2kと直線状後開口部2nとを連続した単一開口部で形成する、
(93)水平直線状前開口部12dと水平直線状後開口部12nとを連続した単一開口部で形成する、
(94)図1〜図6の内容物放出操作ロック機構の後側角柱状凸部1pや前側曲面凸状部2fなどを省略する、
(95)図7〜図9の内容物放出操作ロック機構に後側角柱状凸部1pや前側曲面凸状部2fなども形成する、
(96)操作部1,11のスライド動作を図示の前後方向以外の方向にておこなう、
(97)角柱状凸部1j,11hに代えて円筒状部を用いる、
ようにしてもよい。
本発明が適用されるエアゾール式製品としては、洗浄剤,清掃剤,制汗剤,冷却剤,筋肉消炎剤,ヘアスタイリング剤,ヘアトリートメント剤,染毛剤,育毛剤,化粧品,シェービングフォーム,食品,液滴状のもの(ビタミンなど),医薬品,医薬部外品,塗料,園芸用剤,忌避剤(殺虫剤),クリーナー,消臭剤,洗濯のり,ウレタンフォーム,消火器,接着剤,潤滑剤などの各種用途のものがある。
容器本体に収容される内容物としては、液状,クリーム状,ゲル状など種々の形態のものを用いる。内容物に配合される成分は例えば、粉状物,油成分,アルコール類,界面活性剤,高分子化合物,各用途に応じた有効成分,水などである。
粉状物としては、金属塩類粉末,無機物粉末や樹脂粉末などを用いる。例えば、タルク,カオリン,アルミニウムヒドロキシクロライド(アルミ塩),アルギン酸カルシウム,金粉,銀粉,雲母,炭酸塩,硫酸バリウム,セルロース,これらの混合物などを用いる。
油成分としては、シリコーン油,パーム油,ユーカリ油,ツバキ油,オリーブ油,ホホバ油,パラフィン油,ミリスチン酸,パルミチン酸,ステアリン酸,リノール酸,リノレン酸などを用いる。
アルコール類としては、エタノールなどの1価の低級アルコール,ラウリルアルコールなどの1価の高級アルコール,エチレングリコール,グリセリン,1,3−ブチレングリコールなどの多価アルコールなどを用いる。
界面活性剤としては、ラウリル硫酸ナトリウムなどのアニオン性界面活性剤、ポリオキシエチレンオレイルエーテルなどの非イオン性界面活性剤、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタインなどの両性界面活性剤、塩化アルキルトリメチルアンモニウムなどのカチオン性界面活性剤などを用いる。
高分子化合物としては、ヒドロキシエチルセルロース,メチルセルロース,ゼラチン,デンプン,カゼイン,キサンタンガム,カルボキシビニルポリマーなどを用いる。
各用途に応じた有効成分としては、サリチル酸メチル,インドメタシンなどの消炎鎮痛剤、安息香酸ナトリウム,クレゾールなどの除菌剤、ピレスロイド,ジエチルトルアミドなどの害虫忌避剤、パラフェノールスルホン酸亜鉛などの制汗剤、カンフル,メントールなどの清涼剤、エフェドリン,アドレナリンなどの抗喘息薬、スクラロース,アスパルテームなどの甘味料、エポキシ樹脂,ウレタンなどの接着剤や塗料、パラフェニレンジアミン,アミノフェノールなどの染料,過酸化水素水などの酸化剤、リン酸二水素アンモニウム,炭酸水素ナトリウム・カリウムなどの消火剤などを用いる。
さらに、上記内容物以外の、懸濁剤,紫外線吸収剤,乳化剤,保湿剤,酸化防止剤、金属イオン封鎖剤なども用いることができる。
エアゾール式製品における内容物噴射用ガスとしては、炭酸ガス,窒素ガス,圧縮空気,酸素ガス,希ガス,これらの混合ガスなどの圧縮ガスや、液化石油ガス,ジメチルエーテル,フロロカーボンなどの液化ガスを用いる。
(図1〜図6で使用)
1:放出口ノンシャットオフタイプの操作部
1a:天板状部
1b:下向き切欠状部分
1c:前後方向の外側垂下部
1d:内側前垂下部
1e:半円状の下向き切欠状部
1f:内側後垂下部
1g:円柱状凸部
1h:上下方向前斜面
1j:角柱状凸部
1k:前側角柱状凸部
1m:テーパ面
1n:上下方向後斜面
1p:後側角柱状凸部
1q:平行面
(図1〜図6で使用)
2:カバーキャップ
2a:筒状起立部
2b:周方向凸状部
2c:上向き切欠状部
2d:平板基部
2e:上段幅広部
2f:前側曲面凸状部
2g:上段幅狭部
2h:後側曲面凸状部
2j:下段部
2k:直線状前開口部
2m:円弧状部
2n:直線状後開口部
2p:方形状開口部
2q:天面片部
2r:斜面付き凹状部
(図1〜図9で使用)
3:放出通路部
3a:放出口
3b:嵌合部
3c:内容物通路
3d:被駆動凹状部
3e:連結部
4:ステム
5:容器本体
5a:アンダーカット
(図7〜図9で使用)
11:放出口シャットオフタイプの操作部
11a:天板状部
11b:シャッター部
11c:薄肉状部
11d:内側垂下部
11e:外側垂下部
11f:後側円柱状凸部
11g:上下方向前斜面
11h:角柱状凸部
11j:テーパ面
11k:上下方向後斜面
11m:平板状部
11n:前側円柱状凸部
11p:上下方向最前斜面
(図7〜図9で使用)
12:カバーキャップ
12a:筒状起立部
12b:周方向凸状部
12c:平板基部
12d:水平直線状前開口部
12e:傾斜直線状開口部
12f:曲面凸状部
12g:円弧状部
12h:水平直線状後開口部
12j:方形状開口部

Claims (5)

  1. 押下げ回動タイプの内容物放出用の操作部のスライド動作およびこれに基づく放出口へのシャッタ動作により、前記操作部の内容物放出操作が阻止されて前記放出口が露出しないシャットオフ状態に設定されるロックモードと、この阻止状態およびシャットオフ状態を解除して外部空間域への内容物放出操作が可能なロック解除モードと、を選択できるようにした内容物放出操作ロック機構において、
    前記ロックモードから前記ロック解除モードへの前記スライド動作の移動方向に沿って前方より後方へ順に形成された、シャッタ動作対応の第3のガイド部と、その後側のスライド動作対応および内容物放出操作対応の第1のガイド部と、その後側のスライド動作対応であって前記ロック解除モードの内容物放出操作時の操作部案内作用を呈しない形の第2のガイド部と、を具備するガイド部材と、
    前記内容物放出操作により内容物が前記外部空間域へ流出する前記放出口を備えた通路部と、
    前記内容物放出操作に基づく弁作用を呈し、かつ、前記通路部が取り付けられて連通する内部通路を備えたステムと、を有し、
    前記操作部は、
    前記通路部および前記ステムを前記ロック解除モードの内容物放出状態にシフトさせる駆動部と、
    前記第1のガイド部に案内される前側の第1の被ガイド部、および前記第2のガイド部に案内されるとともに前記ロック解除モードへの移行にともないこの案内作用が解消される態様で設定された後側の第2の被ガイド部を備えた、天板状部と、
    前記天板状部にヒンジ結合部分を介して折れ回動可能な態様で連結され、かつ、スライド動作時には前記第3のガイド部に案内されるとともに内容物放出操作時には前記第1のガイド部に案内される第3の被ガイド部を備えて、前記スライド動作との連動により、前記ロックモードのとき前記放出口が前記シャットオフ状態に設定され、前記ロック解除モードのとき前記シャットオフ状態の設定が解除されるシャッター部と、を有し、
    前記ロック解除モードにおける前記内容物放出操作のとき、
    前記天板状部は、前記第1のガイド部に案内保持された前記第1の被ガイド部を中心に回動して、これにともなう前記駆動部の作動により前記通路部および前記ステムが内容物放出状態に設定され、
    前記シャッター部は、前記第3の被ガイド部が前記第1のガイド部に案内された状態で前記ヒンジ結合部分を中心に折れ回動し、
    前記ヒンジ結合部分は、
    前記第1の被ガイド部と前記第3の被ガイド部との間で、そこから前記第1の被ガイド部までの前後方向長さが前記第3の被ガイド部までのそれよりも短い部分に、設けられている、
    ことを特徴とする内容物放出操作ロック機構。
  2. 前記第1の被ガイド部は、
    前記第1のガイド部に案内保持される円柱状部であり、
    前記第1のガイド部は、
    前記円柱状部を前記天井板の回動中心として保持するための円弧状部を備えている、
    ことを特徴とする請求項1記載の内容物放出操作ロック機構。
  3. 前記第1のガイド部は、
    前記ガイド部材に形成された水平直線状前開口部であり、
    前記第2のガイド部は、
    前記ガイド部材に形成された水平直線状後開口部であり、
    前記第3のガイド部は、
    前記水平直線状前開口部の前端部分に連続する態様で前記ガイド部材に形成された前下がりの傾斜直線状開口部である、
    ことを特徴とする請求項1または2記載の内容物放出操作ロック機構。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の内容物放出操作ロック機構を備え、かつ、容器本体に噴射用ガスおよび内容物を収容した、
    ことを特徴とするエアゾール式製品。
  5. 請求項1乃至3のいずれかに記載の内容物放出操作ロック機構を備え、かつ、容器本体に内容物を収容した、
    ことを特徴とするポンプ式製品。
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