JP4618681B2 - ガスセンサ素子及びガスセンサ - Google Patents

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この発明は、内燃機関の燃焼制御等に用いられるガスセンサ素子及びガスセンサに関する。更に詳しくは、被毒による空燃比の検出の低下を防止することができるガスセンサ素子及びガスセンサに関する。
従来、内燃機関の排気系に設置し、排気ガス中の酸素濃度を検出して内燃機関の燃焼制御に利用されるガスセンサとして、酸素センサが知られている。この酸素センサは、例えば、筒状の主体金具と、その主体金具に保持された板状のガスセンサ素子を有している。ガスセンサ素子は、長手方向に延びる固体電解質層、及び固体電解質層のうち測定対象気体に晒される先端側の表裏面に対向する電極を有するセルと、セルに積層される多孔質部と、該多孔質部を介してセルと積層される遮蔽体を有しており、多孔質部、セル及び遮蔽体により測定室が形成されている。なお、この測定室には、セルの一方の電極が配置されている。また、多孔質部は、測定室内に導入される測定対象気体の拡散律速を行うために設けられている。
ところで、一般に自動車エンジン等の内燃機関に使用される燃料やエンジンオイ中にはリンやシリコンを含むものが存在している。この燃料やエンジンオイルを使用すると、このリンやシリコンが多孔質部の表面に付着し、多孔質の孔を塞いでしまうことで多孔質部が目詰まりを起こしてしまう問題がある。その結果、多孔質部の拡散抵抗が変化してしまい、ガスセンサの空燃比の検出の精度が低下する虞がある。
そこで、この多孔質部の目詰まりの発生や電極の異常に対しては、例えば多孔質部と外部との間にリンやシリコンからの被毒を防止する第2多孔質部を有することが知られている。(特許文献1、2参照)この第2多孔質部でリンやシリコンを吸着し、多孔質部での目詰まりの発生を抑制することができる。よって、多孔質部の拡散抵抗の変化を抑制し、ガスセンサの空燃比の検出の精度が低下するのを抑制することができる。
この第2多孔質部は、特許文献1によれば以下のように作製される。焼成後に酸素濃淡電池素子、酸素ポンプ素子(セルに相当)や拡散律速部(多孔質部に相当)となる未焼成酸素濃淡電池素子、未焼成酸素ポンプ素子や未焼成拡散律速部を積層する際に、さらに焼成後に被毒防止部(第2多孔質部に相当)となる未焼成被毒防止部を同様に積層し、その後、未焼成被毒防止部を未焼成酸素ポンプ素子や未焼成拡散律速部と同時に焼成すること作製されている。
特開平10−221304号公報 特開平10−221287号公報
しかしながら、近年、ガスセンサの高性能化、高精度化が求められており、そのためには第2多孔質部にてリンやシリコンをより多く吸着して、多孔質部での発生する目詰まりをさらに抑制することが重要視されている。しかしながら、特許文献1の第2多孔質部では、ガスセンサの高性能化、高精度化に必要となるリンやシリコンの十分な吸着を行うことができない。その結果、多孔質部に発生する目詰まりの抑制が十分でなく、ガスセンサの高性能化、高精度化に適用した多孔質部とすることができない虞がある。
本発明は、かかる従来の問題点を鑑みてなされたもので、第2多孔質部でリンやシリコンを十分に吸着することができ、その結果、多孔質部の目詰まりの発生をさらに抑制して、ガスセンサの高性能化、高精度化に対応した多孔質部とし、空燃比の検出の精度をさらに向上させるガスセンサ素子及びガスセンサを提供するものである。
そこで本発明のガスセンサ素子は、長手方向に延びる固体電解質層、及び該固体電解質層の表裏面に対向する電極を有する第1セルと、該第1セルに積層される第1多孔質部と、該第1多孔質部を介して前記第1セルと積層される遮蔽体と、前記第1多孔質部、前記第1セル及び前記遮蔽体で区画され、前記電極の一方が配置された測定室と、を有する板状のガスセンサ素子であって、
前記第1多孔質部を介して前記測定室とは反対側に配置され、前記第1多孔質部よりも拡散抵抗が小さい多孔質状をなすとともに、BET比表面積が1.0m/g以上である第2多孔質部を有し、
前記第2多孔質部は、一部が前記第1セルと前記遮蔽体との間に配置されると共に、前記ガスセンサ素子の全周を覆うことを特徴とする。
このように、第2多孔質部のBET比表面積が1.0m/g以上とすることで、第2多孔質部を形成する粒の粒径が細かくなり、第2多孔質部でリンやシリコンがより多く吸着することができる。よって、第1多孔質部の目詰まりの発生をさらに抑制して、測定対象気体の拡散抵抗の変化による空燃比の検出の精度を向上させることができる。第2多孔質部のBET比表面積が1.0m/g未満では、上記効果を得ることが難しい。なお、BET比表面積は、BET式を用いて測定することができる。
また、第2多孔質部の拡散抵抗が第1多孔質部の拡散抵抗よりも小さい。これにより、リンやシリコンを吸着するのための第2多孔質部で測定対象気体が拡散律速することを防止し、空燃比の検出の精度が低下することを防止する。
さらに、第2多孔質部は、一部が第1セルと遮蔽体との間に配置される。第2多孔質部がリンやシリコンをより多く吸着するためには、測定対象気体が第2多孔質部を通過する距離(以下、第2多孔質部の幅という)を長くすることが効果的である。しかし、第2多孔質部の幅を長くすればするほど、第2多孔質部が大きくなり、その結果、ガスセンサ素子が巨大化してしまう。ガスセンサ素子は、ヒータにより加熱されて、ガスセンサ素子が活性することで空燃比の検出することができる。しかし、ガスセンサ素子が巨大化すると、ガスセンサ素子が活性するまでの時間(以下、活性時間とも言う)が遅くなる。その結果、ガスセンサ素子が早期に空燃比の検出することができない虞がある。そこで、第2多孔質部の一部を第1セルと遮蔽体との間に位置させることで、第2多孔質部の幅を長くしつつ、ガスセンサ素子の巨大化を防ぐことができる。これにより、ガスセンサ素子の活性時間が遅くなるのを防ぎつつ、第2多孔質部によるリンやシリコンの吸着を効果的に行うことができる。
また、本発明のガスセンサは、円筒状の主体金具と、該主体金具に保持されるガスセンサ素子と、を有するガスセンサであって、
前記ガスセンサ素子は、請求項1または2に記載のガスセンサ素子であることを特徴とする。
本発明のガスセンサに、上述のガスセンサ素子を用いることで、測定対象気体の拡散抵抗の変化による精度の良い空燃比の検出ができる。
また、本発明のガスセンサに適用できる製造方法としては、長手方向に延びる固体電解質層、及び該固体電解質層の表裏面に対向する電極を有する第1セルと、該第1セルに積層される第1多孔質部と、該第1多孔質部を介して前記第1セルと積層される遮蔽体と、前記第1多孔質部、前記第1セル及び前記遮蔽体で区画され、前記電極の一方が配置された測定室と、を有する板状のガスセンサ素子の製造方法であって、
前記ガスセンサ素子は、前記第1多孔質部を介して前記測定室とは反対側に配置され、前記第1多孔質部よりも拡散抵抗が小さい多孔質状をなす第2多孔質部を有し、
焼成後に前記第1セルとなる未焼成第1セルと、焼成後に前記第1多孔質部となる未焼成第1多孔質部と、焼成後に遮蔽体となる未焼成遮蔽体とを積層し、焼成後に積層体となる未焼成積層体を作成する積層工程と、前記未焼成積層体を焼成する焼成工程と、前記焼成工程後に、熱処理後に第2多孔質部となる未処理第2多孔質部を前記積層体上に配置し、前記焼成工程よりも低温度で熱処理を行って、第2多孔質部を形成する熱処理工程と、を有することが好ましい
このように、未焼成積層体を焼成した後、積層体上に未焼成第2多孔質部を配置して、焼成温度よりも低温で熱処理を行うことで、粒の粒径が細かい第2多孔質部を作製することができ、リンやシリコンがより多く吸着することができる第2多孔質部を形成することができる。よって、作製されたガスセンサ素子は、第1多孔質部の目詰まりの発生を抑制して、測定対象気体の拡散抵抗の変化による空燃比の検出の精度を向上させることができる。
また、作製された第2多孔質部の拡散抵抗は第1多孔質部の拡散抵抗よりも小さくなり、リンやシリコンを吸着するのための第2多孔質部で測定対象気体が拡散律速することを防止して、空燃比の検出の精度が低下することを防止するガスセンサ素子を作製することができる。
また、円筒状の主体金具と、該主体金具に保持されるガスセンサ素子と、を有するガスセンサの製造方法として上記記載の製造方法にて作成されたガスセンサ素子を用いて形成されることが好ましい。
本発明のガスセンサとして、上述のガスセンサ素子を用いて作製されることで、作製されたガスセンサを測定対象気体の拡散抵抗の変化による精度の良い空燃比の検出ができるガスセンサとすることができる。
以下に、本発明を適用した実施形態であるガスセンサを図面と共に説明する。本実施形態では、自動車や各種内燃機関における空燃比フィードバック制御に使用するために、測定対象気体となる排ガス中の特定ガスを検出するガスセンサ素子が組みつけられるとともに、内燃機関の排気管に装着される全領域空燃比センサ2について説明する。
図1は、実施形態の空燃比センサ2の全体構成を示す断面図である。空燃比センサ2は、排気管に固定するためのネジ部39が外表面に形成された筒状の主体金具38と、軸線方向(空燃比センサ2の長手方向:図中上下方向)に延びる板状形状をなすガスセンサ素子4と、ガスセンサ素子4の径方向周囲を取り囲むように配置される筒状のセラミックスリーブ6と、軸線方向に貫通するコンタクト挿通孔68の内壁面がガスセンサ素子4の後端部の周囲を取り囲む状態で配置される絶縁コンタクト部材66と、ガスセンサ素子4と絶縁コンタクト部材66との間に配置される5個の接続端子10(図1では2個図示)と、を備えている。
主体金具38は、軸線方向に貫通する貫通孔54を有し、貫通孔54の径方向内側に突出する棚部52を有する略筒状形状に構成されている。また、主体金具38は、先端側(後述する検出部8)を貫通孔54の先端側外部に配置し、電極端子部120、121を貫通孔54の後端側外部に配置する状態で貫通孔54に押通されたガスセンサ素子4を保持するよう構成されている。さらに、棚部52は、軸線方向に垂直な平面に対して傾きを有する内向きのテーパ面として形成されている。
なお、主体金具38の貫通孔54の内部には、ガスセンサ素子4の径方向周囲を取り囲む状態で、環状形状のセラミックホルダ51、粉末充填層53、56(以下、滑石リング53、56ともいう)、および上述のセラミックスリーブ6が、この順に先端側から後端側にかけて積層されている。また、セラミックスリーブ6と主体金具38の後端部40との間には、加締パッキン57が配置されており、セラミックホルダ51と主体金具38の棚部52との間には、滑石リング53やセラミックホルダ51を保持し、気密性を維持するための金属ホルダ58が配置されている。なお、主体金具38の後端部40は、加締パッキン57を介してセラミックスリーブ6を先端側に押し付けるように、加締められている。
一方、図1に示すように、主体金具38の先端側(図1における下方)外周には、ガスセンサ素子4の突出部分を覆うと共に、複数の孔部を有する金属製(例えば、ステンレスなど)の二重の外部プロテクタ42および内部プロテクタ43が、溶接等によって取り付けられている。
そして、主体金具38の後端側外周には、外筒44が固定されている。また、外筒44の後端側(図1における上方)の開口部には、ガスセンサ素子4の電極端子部120、121とそれぞれ電気的に接続される5本のリード線46(図1では3本図示)が押通されるリード線押通孔61が形成されたグロメット50が配置されている。
また、主体金具38の後端部40より突出されたガスセンサ素子4の後端側(図1における上方)には、絶縁コンタクト部材66が配置される。なお、この絶縁コンタクト部材66は、ガスセンサ素子4の後端側の表面に形成される電極端子部120、121の周囲に配置される。この絶縁コンタクト部材66は、軸線方向に貫通するコンタクト挿通孔68を有する筒状形状に形成されると共に、外表面から径方向外側に突出する鍔部67が備えられている。絶縁コンタクト部材66は、鍔部67が保持部材69を介して外筒44に当接することで、外筒44の内部に配置される。
次に、本発明の主要部であるガスセンサ素子4について説明する。
ガスセンサ素子4は、軸線方向に延びる板状形状をなし、測定対象となるガスに向けられる先端側(図中下方)に検出部8が形成され、後端側(図中上方)の外表面のうち表裏面に電極端子部120、121が形成されている。なお、検出部8には、多孔質部30(図1、図4参照)が形成されている。接続端子10は、ガスセンサ素子4と絶縁コンタクト部材66との間に配置されることで、ガスセンサ素子4の電極端子部120、121にそれぞれ電気的に接続される。また、接続端子10は、外部からセンサの内部に配設されるリード線46にも電気的に接続されており、リード線46が接続される外部機器と電極端子部120、121との間に流れる電流の電流経路を形成する。
図2はガスセンサ素子4の展開図であり、図3はガスセンサ素子の斜視図である。なお、図2、図3には、多孔質部30は、図示していない。
ガスセンサ素子4は、図2に示すように、検出素子300とヒータ200が積層されており、さらに検出素子300は、酸素濃度検出セル130と酸素ポンプセル140とが積層されている。
ヒータ200は、アルミナを主体とする第1基体101及び第2基体103と、第1基体101と第2基体103とに挟まれ、白金を主体とする発熱体102を有している。発熱体102は、先端側に位置する発熱部102aと、発熱部102aから第1基体101の長手方向に沿って延びる一対のヒータリード部102bとを有している。そして、ヒータリード部102bの端末は、第1基体101に設けられるヒータ側スルーホール101aを介して電極端子部120と電気的に接続している。
酸素濃度検出セル130は、第1固体電解質体105と、その第1固体電解質105の両面に形成された第1電極104及び第2電極106とから形成されている。第1電極104は、第1電極部104aと、第1電極部104aから第1固体電解質体105の長手方向に沿って延びる第1リード部104bとから形成されている。第2電極106は、第2電極部106aと、第2電極部106aから第1固体電解質体105の長手方向に沿って延びる第2リード部106bとから形成されている。
そして、第1リード部104bの端末は、第1固体電解質体105に設けられる第1スルーホール105a、後述する絶縁層107に設けられる第2スルーホール107a、第2固体電解質体109に設けられる第4スルーホール109a及び保護層111に設けられる第6スルーホール111aを介して電極端子部121と電気的に接続する。一方、第2リード部106bの端末は、後述する絶縁層107に設けられる第3スルーホール107b、第2固体電解質体109に設けられる第5スルーホール109b及び保護層111に設けられる第7スルーホール111bを介して電極端子部121と電気的に接続する。
一方、酸素ポンプセル140は、第2固体電解質体109と、その第2固体電解質体109の両面に形成された第3電極108、第4電極110とから形成されている。第3電極108は、第3電極部108aと、この第3電極部108aから第2固体電解質体109の長手方向に沿って延びる第3リード部108bとから形成されている。第4電極110は、第4電極部110aと、この第4電極部110aから第2固体電解質体109の長手方向に沿って延びる第4リード部110bとから形成されている。
そして、第3リード部108bの端末は、第2固体電解質体109に設けられる第5スルーホール109b及び保護層111に設けられる第7スルーホール111bを介して電極端子部121と電気的に接続する。一方、第4リード部110bの端末は、後述する保護層111に設けられる第8スルーホール111cを介して電極端子部121と電気的に接続する。なお、第2リード部106bと第3リード部108bは第3スルーホール107bを介して同電位となっている。
これら第1固体電解質体105、第2固体電解質体109は、ジルコニア(ZrO2)に安定化剤としてイットリア(Y2O3)又はカルシア(CaO)を添加してなる部分安定化ジルコニア焼結体から構成されている。
発熱体102、第1電極104、第2電極106、第3電極108、第4電極110、電極端子部120及び電極端子部121は、白金族元素で形成することができる。これらを形成する好適な白金族元素としては、Pt、Rh、Pd等を挙げることができ、これらはその一種を単独で使用することもできるし、又二種以上を併用することもできる。
もっとも、発熱体102、第1電極104、第2電極106、第3電極108、第4電極110、電極端子部120及び電極端子部121は、耐熱性及び耐酸化性を考慮するとPtを主体にして形成することがより一層好ましい。さらに、発熱体102、第1電極104、第2電極106、第3電極108、第4電極110、電極端子部120及び電極端子部121は、主体となる白金族元素の他にセラミック成分を含有することが好ましい。このセラミック成分は、固着という観点から、積層される側の主体となる材料(例えば、第1固体電解質体105、第2固体電解質体109の主体となる成分)と同様の成分であることが好ましい。
そして、上記酸素ポンプセル140と酸素濃度検出セル130との間に、絶縁層107が形成されている。絶縁層107は、絶縁部114と拡散律速部115とからなる。この絶縁層107の絶縁部114には、第2電極部106a及び第3電極部108aに対応する位置にガス検出室107cが形成されている。このガス検出室107cは、絶縁層107の幅方向で外部と連通しており、該連通部分には、外部とガス検出室107cとの間のガス拡散を所定の律速条件下で実現する拡散律速部115が配置されている。
絶縁部114は、絶縁性を有するセラミック焼結体であれば特に限定されなく、例えば、アルミナやムライト等の酸化物系セラミックを挙げることができる。
拡散律速部115は、アルミナからなる多孔質体である。この拡散律速部115によって検出ガスがガス検出室107cへ流入する際の律速が行われる。
また、第2固体電解質体109の表面には、第4電極110を挟み込むようにして、保護層111が形成されている。この保護層111は、第4電極部110aを挟み込む多孔質の電極保護部113aが、第4リード部110bを挟み込む補強部112に形成された貫通孔112aに挿入されている。
図4は図3のA−A´にて切断した切断面である。なお、図4には、多孔質部30が形成されている。図4に示すように、拡散律速部115を介してガス検出室107cとは反対側に、多孔部30が形成されている。この多孔室部30は、拡散律速部115よりも拡散抵抗が小さく、かつBET比表面積が1.6m/gである。このように、多孔質部30のBET比表面積が1.0m/g以上とすることで、多孔質部30を形成する粒の粒径が細かくなり、多孔質部30でリンやシリコンがよく多く吸着することができる。よって、拡散律速部115の目詰まりの発生をさらに抑制して、測定対象気体の拡散抵抗の変化による空燃比の検出の精度を向上させることができる。
さらに、この多孔部30は、一部が酸素ポンプセル140と第1固体電解質体105との間に配置されている。これにより、ガスセンサ素4の巨大化を防ぎつつ、多孔質部30の幅を長くすることができる。よって、ガスセンサ素子4の活性時間の遅れを防ぎつつ、多孔質部30によるリンやシリコンの吸着を効果的に行うことができる。
さらに、多孔部30は、ガスセンサ素子4の検出部8の全周を覆っている。その結果、検出部8が被水したとき、ガスセンサ素子4にクラックが発生することを抑制することができる。
なお、本実施形態の酸素ポンプセル140が特許請求の範囲における「第1セル」に相当し、拡散律速部115が特許請求の範囲における「第1多孔質部」に相当し、第1固体電解質105が特許請求の範囲における「遮蔽体」に相当し、多孔質部30が特許請求の範囲の「第2多孔質部」に相当する。
次に、このガスセンサ素子4の製造方法について説明する。
なお、焼成前の部位と焼成後の部位とは同符号を用いて説明している。例えば、焼成後に第1固体電解質体105となる未焼成第1固体電解質体105として説明している。
まず、第1原料粉末と可塑剤とを湿式混合により分散したスラリーを用意した。第1原料粉末は、例えば、アルミナ粉末97質量%と、焼結調整剤としてのシリカ3質量%とからなる。可塑剤はブチラール樹脂及びジブチルフタレート(DBP)からなる。ドクターブレード装置を使用したシート成形法により、このスラリーを厚さ0.4mmのシート状物に成形した後、140mm×140mmに切断し、未焼成補強部112、第1未焼成基体101、第2未焼成基体103、未焼成絶縁層107の未焼成絶縁部114を得た。そして、未焼成補強部112に貫通孔112aを形成した。また、未焼成絶縁部114に、ガス検出室107cを形成した。
一方、第2原料粉末と可塑剤とを湿式混合により分散したスラリーを用意した。第2原料粉末は、例えば、アルミナ粉末63質量%と、焼結調整剤としてのシリカ3質量%と、カーボン粉末34質量%とからなる。可塑剤はブチラール樹脂及びDBPからなる。そして、このスラリーを用い、未焼成電極保護部113を得た。
また、第3原料粉末と可塑剤とを湿式混合により分散したスラリーを用意した。第3原料粉末は、例えば、ジルコニア粉末97質量%と、焼結調整剤としてシリカ(SiO粉末及びアルミナ粉末合計3質量%とからなる。可塑剤はブチラール樹脂及びDBPからなる。このスラリーを用い、第1固体電解質体105及び第2固体電解質体109を得た。
さらに、例えば、アルミナ粉末100質量%及び可塑剤を湿式混合により分散したスラリーを用意した。可塑剤はブチラール樹脂及びDBPからなる。このスラリーを用い、未焼成絶縁層107の未焼成拡散律速部115を得た。
そして、下方から順に第1未焼成基体101、未焼成発熱体102、第2未焼成基体103、第1未焼成電極104、第1未焼成固体電解質体105、第2未焼成電極106、未焼成絶縁層107、第3未焼成電極108、第2未焼成固体電解質体109、第4未焼成電極110、未焼成保護層111等が積層される(特許請求の範囲の積層工程)。
具体的には、第1未焼成基体101上に、白金を主体とするペーストを用い、スクリーン印刷により未焼成発熱体102を成形した。そして、未焼成発熱部102を挟み込むようにして第2未焼成基体103を積層する。
そして、第1未焼成固体電解質体105上に、第1未焼成電極104を成形した。なお、第1未焼成電極104は白金90質量%及びジルコニア粉末10質量%の白金ペーストからなる。この白金ペーストを用いたスクリーン印刷法により、第1未焼成電極104を成形した。
さらに、第1未焼成電極104を挟み込むようにして、第2未焼成基体103に積層し、さらに、その第1未焼成固体電解質体105上に第2未焼成電極106を印刷して形成した。なお、第2未焼成電極106は第1未焼成電極104と同様の材料である。
そして、第2未焼成電極106上に未焼成絶縁層107を形成した。具体的には、未焼成絶縁部114、未焼成拡散律速部115を形成した。なお、焼成後、ガス検出室107cとなる部位、及び焼成後、多孔質部30が配置される第1固体電解質体と第2固体電解質体との間には、カーボンを主体とするペーストを印刷している。
さらに、第2未焼成固体電解質体109上に、第3未焼成電極108を印刷し、第3未焼成電極108を挟み込むようにして、未焼成絶縁層107に積層した。そして、第2未焼成固体電解質体109上に第4未焼成電極110を印刷した。なお、第3未焼成電極108、第4未焼成電極110は、第1未焼成電極104と同様の材料を用いている。そして、第4未焼成電極110上に、未焼成保護層111を積層した。未焼成保護層111は、すでに未焼成電極保護部113を未焼成補強部112の貫通孔112aに挿入されている。
そして、これらを1MPaで加圧して圧着後、所定の大きさで切断し、1成形型から10個の未焼成積層体を得た。
その後、未焼成ガスセンサ素子を樹脂抜きし、さらに焼成温度1500℃で1時間保持し、本焼成を行って排気ガス中の酸素濃度を検出する積層体を得た(特許請求の範囲の焼成工程)。
焼成工程により、第1未焼成電極104は、第1電極部104aと第1リード部104bとからなる第1電極104となる。第1未焼成固体電解質体105は第1固体電解質体105となる。第2未焼成電極106は、第2電極部106aと第2リード部106bとからなる第2電極106となる。未焼成絶縁層107の未焼成絶縁部114は絶縁部114となり、未焼成絶縁層107の未焼成拡散律速部115は多孔質の拡散律速部115となる。未焼成絶縁層107は絶縁層107となる。絶縁層107のガス検出室107cは絶縁部114の幅方向両側で拡散律速部115を介して外部と連通している。拡散律速部115は外部とガス検出室107cとの間のガス拡散を所定の律速条件下で実現する。第3未焼成電極108は、第3電極部108aと第3リード部108bとからなる第3電極108となる。第2未焼成固体電解質体109は第2固体電解質体109となる。第4未焼成電極110は、第4電極部110aと第4リード部110bとからなる第4電極110となる。未焼成保護層111の未焼成補強部112は第2固体電解質体109を保護するための補強部112となり、未焼成保護層111の未焼成電極保護部113aは第4電極110を被毒から防御するための多孔質の電極保護部113aとなる。
その後、この積層体の先端側の周囲に未焼成多孔質部30を形成する。具体的には、スピネル粉末とチタニアと残部がアルミナゾルで作成されたのスラリーを作製し、そのスラリーを用いて、未焼成多孔質部30を積層体の先端側に全周に渡って形成した。なお、形成手段としては、スプレーや塗布等により形成することができる。その後、この未焼成多孔質部30が形成された積層体を、焼成温度1000℃、焼成時間3時間で熱処理を行い、多孔質部30が形成されたガスセンサ素子4を得た(特許請求の範囲の熱処理工程)。
このように、焼成後の積層体に未焼成多孔質部30を形成し、焼成温度よりも低温で熱処理を行うことで、粒の粒径が細かい多孔質部30を作製することができる。これにより、多孔室部30は、リンやシリコンが効率よく吸着することができ、作製されたガスセンサ素子4は、拡散律速部115の目詰まりの発生をさらに抑制して、測定対象気体の拡散抵抗の変化による空燃比の検出の精度を向上させることができる
また、作製された第2多孔質部の拡散抵抗が第1多孔質部の拡散抵抗よりも小さくなり、リンやシリコンを吸着するのための第2多孔質部で測定対象気体が拡散律速することを防止して、空燃比の検出の精度が低下することを防止するガスセンサ素子を作製することができる。
そして、上記製造方法で作製されたガスセンサ素子4を金属ホルダ58に挿入し、さらにセラミックホルダ51、滑石リング53で固定し、組み立て体を作製する。その後、この組み立て体を主体金具38に固定し、滑石リング56、セパレータ6を挿入し、主体金具38の後端側40にて加締め、下部組立体を作製する。なお、下部組立体には、あらかじめ外部プロテクタ42、内部プロテクタ43が取付けられている。一方、外筒44、絶縁コンタクト部材66、グロメット50等を組みつけ、上部組立体を作製する。そして、下部組立体と上部組立体と接合し、ガスセンサ2を得る。
次に、本発明の効果を確認した。
まず、実施例は上記製造方法により作製されたガスセンサ素子4とする。一方、比較例としては、未焼成補強部112、第1未焼成基体101、第2未焼成基体103、未焼成絶縁部114、未焼成電極保護部113、第1固体電解質体105、第2固体電解質体109、未焼成拡散律速部115用のシートをそれぞれ準備する。さらに、水酸アパタイト77質量%、ジルコニア粉末23質量%からなるスラリーを作成し、このスラリーを用い、未焼成多孔質部30のシートを得た。そして、下方から順に第1未焼成基体101、未焼成発熱体102、第2未焼成基体103、第1未焼成電極104、第1未焼成固体電解質体105、第2未焼成電極106、未焼成絶縁層107、第3未焼成電極108、第2未焼成固体電解質体109、第4未焼成電極110、未焼成保護層111等が積層される。なお、積層工程は、未焼成多孔質部30の積層方法以外は、上記方法と略同一であり、未焼成多孔質部30の積層方法を中心に説明する。第1未焼成基体101、未焼成発熱体102、第2未焼成基体103、未焼成電極104、第1未焼成固体電解質体105、第2未焼成電極106が積層された後、第2未焼成電極106上に未焼成絶縁層107を形成した。具体的には、未焼成絶縁部114、未焼成拡散律速部115及び未焼成多孔質部30を形成した。なお、焼成後、ガス検出室107cとなる部位には、カーボンを主体とするペーストを印刷している。その後、第3未焼成電極108、第2未焼成固体電解質体109、第4未焼成電極110、未焼成保護層111を積層した。
そして、これらを1MPaで加圧して圧着後、所定の大きさで切断し、1成形型から10個の未焼成積層体を得た。その後、未焼成ガスセンサ素子を樹脂抜きし、さらに焼成温度1500℃で1時間保持し、本焼成を行って比較例のガスセンサ素子4を得た。
そして、この実施例と比較例とのBET比表面積を測定した。この比表面積の測定は、BET式を用いて行う。その結果、実施例のガスセンサ素子4の多孔質部30は、BET比表面積が1.6m/gであるのに対し、比較例のガスセンサ素子4の多孔質部30は、BET比表面積が0.6m/gであった。
次に、この実施例のガスセンサ素子4と比較例のガスセンサ素子4とをそれぞれ主体金具38、外筒44等に組付け、ガスセンサ2を作製する。そして、それぞれのガスセンサ2に対して被毒耐久試験を行った。
具体的に、この被毒耐久試験は1.6Lの直列4気筒エンジンを用い、エンジン回転数3000rpm(空燃費λ=1)排ガス温度500℃、P被毒成分(ZnDTP:1.3cc/L、Caスルホネート:1.0cc/L)、素子温830℃制御という条件下にガスセンサをさらして、15時間、30時間、45時間、60時間でそれぞれ抜き取り、IP値を測定した。結果を図5に示す。
比較例のガスセンサ2は、時間が進むにつれてIP変化率が大きくなり、60時間後には、IP変化率が−0.18%となる。それに対し、実施例のガスセンサ2は、60時間後もIP変化率が−0.05%未満と空燃比の検出の精度が良いことが分かる。つまり、実施例のガスセンサは、多孔質部30でリンやシリコンがよく多く吸着できており、拡散律速部115の目詰まりの発生を抑制していることが分かる。
以上、この発明の実施形態について説明したが、この発明は実施形態に限定されることはなく、この発明の目的を達成することのできる範囲で、様々に設計変更することができる。
例えば、本実施形態では、拡散律速部115と多孔質部30とが当接していたが、これに限られず、離間していてもよい。
本実施形態のガスセンサ2の断面図である。 本実施形態のガスセンサ2に配置されたセンサ素子4の分解図である。 本実施形態のガスセンサ2の斜視図である。 図3のA−A´断面図である。 実施例と比較例との被毒耐久試験の結果を示したグラフである。
符号の説明
107c・・ガス検出室
115・・・拡散律速部
130・・・酸素濃度検地セル
140・・・酸素ポンプセル
2・・・・・ガスセンサ
200・・・ヒータ
30・・・・多孔質部
300・・・検出素子
4・・・・・ガスセンサ素子
44・・・・外筒
6・・・・・主体金具

Claims (2)

  1. 長手方向に延びる固体電解質層、及び該固体電解質層の表裏面に対向する電極を有する第1セルと、
    該第1セルに積層される第1多孔質部と、
    該第1多孔質部を介して前記第1セルと積層される遮蔽体と、
    前記第1多孔質部、前記第1セル及び前記遮蔽体で区画され、前記電極の一方が配置された測定室と、
    を有する板状のガスセンサ素子であって、
    前記第1多孔質部を介して前記測定室とは反対側に配置され、前記第1多孔質部よりも拡散抵抗が小さい多孔質状をなすとともに、BET比表面積が1.0m/g以上である第2多孔質部を有し、
    前記第2多孔質部は、一部が前記第1セルと前記遮蔽体との間に配置されると共に、前記ガスセンサ素子の全周を覆うことを特徴とするガスセンサ素子。
  2. 円筒状の主体金具と、
    該主体金具に保持されるガスセンサ素子と、
    を有するガスセンサであって、
    前記ガスセンサ素子は、請求項1に記載のガスセンサ素子であることを特徴とするガスセンサ。
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