JP4613564B2 - 自動変速機 - Google Patents

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Description

本発明は、自動変速機に関する。
従来、段階的に又は無段階に変速する変速機構を流体圧により駆動するようにした自動変速機では、制御回路装置により制御される調圧装置によって変速機構に供給する流体圧を調整するようにしている。
このような自動変速機の一種として、調圧装置を収容するハウジングを貫通するようにコネクタケースを配置し、調圧装置の電気部品に接続される制御回路装置を当該コネクタケース内に収容させてコネクタを形成するものが特許文献1に開示されている。この種の自動変速機では、コネクタケース内の制御回路装置をハウジング外の別の制御回路装置やセンサ等の電気部品と電気接続することで、例えば車両の運転状態に応じた変速を実現することができる。
特許第3412360号公報
しかしながら、特許文献1に開示の如くコネクタケースを二分割して各分割体をハウジング内外にそれぞれ配置する場合、コネクタの形成に先立って調圧装置の電気部品と制御回路装置とを電気接続し、その状態で自動変速機の作動検査を行う必要がある。そのため、作動検査後にコネクタを形成するには、調圧装置の電気部品と制御回路装置との電気接続状態を一旦、解除しなければならない。したがって、作動検査時とコネクタの形成後とでは、調圧装置の電気部品と制御回路装置との間において電気的特性が変化してしまい、所望の変速特性が得られなくなる事態も発生する。
本発明の目的は、所望の変速特性を発揮する自動変速機を提供することにある。
請求項に記載の発明によると、複数の分割体からハウジングが構成されており、当該ハウジングのいずれか一つの分割体(以下、特定分割体という)の貫通孔を貫く形態で、制御回路装置を有するコネクタが配置されている。これにより、ハウジングを分割し且つ調圧装置の電気部品及びコネクタの制御回路装置と内部ケーブルとを電気接続した状態で自動変速機の作動検査を行った後には、その電気接続状態を維持したまま、制御回路装置を有するコネクタを外部露出部側から特定分割体の貫通孔へと貫入することができる。しかもこの貫入時には、内部ケーブルを曲げること等によって、上記電気接続状態を維持しつつコネクタを動かすことができる。さらにこの貫入後には、上記電気接続状態を維持したまま特定分割体を他の分割体に組み付けて、調圧装置及び内部ケーブルを内部に収容するハウジングを形成することができる。このように自動変速機の作動検査後においては、上記電気接続状態を解除する必要がないので、調圧装置の電気部品と制御回路装置との間において電気的特性が保持される。したがって、最終的に得られる自動変速機により所望の変速特性を発揮することができる。
また、コネクタにおいて制御回路装置は、カバー部に覆われることで外部衝撃、液体等から保護され得る
さらに、制御回路装置を収容する中空形状のカバー部は、外部露出部を構成する部分に開口を有するので、当該開口を通じて制御回路装置をカバー部外に取り出すことができる。したがって、制御回路装置単体での修理又は制御回路装置の交換が可能となる。
ここで、コネクタは、カバー部の開口を閉じる蓋部を有してもよい。その場合、カバー部内への液体、粉塵等の進入を食い止めて制御回路装置の故障を防止することができる。しかも万が一、制御回路装置が故障した場合には、蓋部を開けることによって制御回路装置の修理又は交換が可能となる。
請求項に記載の発明によると、コネクタは、カバー部に埋設されて制御回路装置の端子に接触する外部接続端子を有し、外部ケーブルは、当該外部接続端子を通じて制御回路装置と電気接続される。これにより、外部ケーブルをコネクタの外部露出部に装着したままでも制御回路装置をカバー部内から取り出すことができるので、その取出作業が容易になる。したがって、制御回路装置の修理時間又は交換時間を短縮することができるので、制御回路装置の修理費用又は交換費用が安くなる。
ここで、コネクタにおいてカバー部に埋設された伝熱部が制御回路装置及びハウジングの放熱部に接触する場合、カバー部に覆われた制御回路装置の熱であっても伝熱部から放熱部へと逃がして当該放熱部から放散することができる。
また、コネクタにおいてハウジング内に露出する内部露出部と、当該内部露出部に装着される内部ケーブルは、貫通孔を通過可能に形成されてもよい。これにより、内部ケーブルを内部露出部に装着したままコネクタをハウジング外に取り出して、コネクタの検査や故障対策を実施することができる。
さらに、ハウジングにおいて放熱部は、貫通孔周囲のベース部から貫通孔の軸線に対する交差方向に突出し、そしてコネクタにおいて、放熱部にハウジング外で当接する当接部の貫通孔側には、当接部よりもベース部側に張り出す張出部が隣接してもよい。このような構成では、放熱部と張出部とが貫通孔の軸方向において重なって配置されることになるので、コネクタから放熱部への熱伝導構造を小さなスペース内に実現することができる。しかも、貫通孔の軸方向においては、放熱部と張出部との間の距離が内部露出部の端面と貫通孔の周囲におけるハウジングの外壁面との間の距離よりも長いので、ハウジング外へのコネクタの取り出しを阻害することがない。
さらに、外部ケーブルは、コネクタの外部露出部に脱着可能に装着され、内部ケーブルは、コネクタの内部露出部に脱着可能に装着されてもよい。これにより、ハウジング外に取り出したコネクタを外部ケーブル及び内部ケーブルから分離することができるので、コネクタ単体での修理又はコネクタの交換が可能となる。
加えて、外部ケーブルは、ハウジングとの間にコネクタの外部露出部を挟持する形態でそれらハウジング及び外部露出部に装着されてもよい。その場合、ハウジングに対してコネクタを固定することができる。即ち、外部露出部に装着されて制御回路装置と電気接続される外部ケーブルは、ハウジングに装着されることでコネクタの固定機能も発揮することができるので、コストの低減化が図られる。
尚、コネクタの内部露出部については貫通孔を通過不能に形成してもよい。この場合、内部露出部を大きく形成することができるため、例え制御回路装置を内部露出部に内包させることで、制御回路装置の回路基板の面積を拡大して制御回路装置からの放熱性を高めることができる。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第一実施形態)
図2は、本発明の第一実施形態による自動変速機10を示している。自動変速機10は、ハウジング12、変速機構14及び油圧制御モジュール16を備えた所謂電子制御式の自動変速機であり、車両に搭載されて使用される。
ハウジング12は、変速機ケース18とオイルパン20とを組み合わせて構成されている。
変速機ケース18はAl等の金属で中空形状に形成されており、変速機構14を内部に収容している。図1及び図2に示すように変速機ケース18の下端部には、オイルパン20を装着するためのフランジ部22が形成されている。変速機ケース18には、フランジ部22を板厚方向(即ちここでは上下方向)に貫通する貫通孔24が円筒孔状に形成されている。変速機ケース18において貫通孔24の周囲に設けられた側壁部25は、フランジ部22に対して略垂直であり、当該側壁部25に放熱部26が一体形成されている。この放熱部26は、貫通孔24の軸線に対し略直交する方向に側壁部25の外壁面から突出する中実の矩形ブロック状に形成され、平坦面状の突出側端面26aを有している。放熱部26は、突出側端面26aに当接する後述のメインコネクタ36から熱を受け、当該熱を変速機ケース18(ハウジング12)外の大気中へと放散する。
オイルパン20は金属で皿状に形成され、開口を上方に向けてフランジ部22に装着されている。オイルパン20において開口周辺の上端部は周方向の全域でフランジ部22に密接している。それにより、オイルパン20とフランジ部22とで囲まれて作動油を蓄える空間30がハウジング12の内部空間として形成されており、当該空間30には、貫通孔24の下端部が連通している。
変速機構14は、油圧制御モジュール16からの供給油圧に応じて所定数の可動要素31が作動することで車両の変速比を変化させる。この変速機構14としては、変速比を段階的に変化させるものであってもよいし、変速比を無段階に変化させるものであってもよい。尚、変速比を段階的に変化させる変速機構14とは、可動要素31としての摩擦要素が供給油の圧力に従って係合又は解放するもの等をいう。また一方、変速比を無段階に変化させる変速機構14とは、可動要素31としてのプーリにおけるベルトの巻付径が供給油の圧力に従って変化するものや、入出力ディスクに挟まれたパワーローラを支持するトラニオンを可動要素31として有し供給油の圧力に従ってパワーローラの傾斜角度が変化するもの等をいう。
油圧制御モジュール16は、変速機構14を駆動する可動要素31への供給油圧を制御する。この油圧制御モジュール16は、調圧装置32、内部ケーブル34、メインコネクタ36、外部ケーブル38等から構成されている。
調圧装置32はフランジ部22の下端面側に固定され、オイルパン20内即ちハウジング12の内部空間30に収容されている。調圧装置32は、所定数の電磁弁42及び圧力センサ43と、それら電磁弁42及び圧力センサ43等を収容し油路を形成するボディ44とを有している。ボディ44の形成油路には、図示しないオイルポンプによってオイルパン20内から吸い上げられた作動油が供給される。この作動油を利用して電磁弁42は、対応する可動要素31への供給油圧を直接的に、あるいは図示しない圧力制御弁に指令圧を与えて間接的に調整し、それにより変速機構14を駆動する。このとき電磁弁42は、後述する指令信号に従って可動要素31への供給油圧を調整する。また、このとき圧力センサ43は、対応する可動要素31への供給油圧を検出し、その検出結果を表す圧力センサ信号を出力する。
内部ケーブル34は、樹脂で帯状に形成された基材46に金属製の信号線47を内包させてなる可撓性のフレキシブルケーブルである。内部ケーブル34の幅は、貫通孔24の内径以下とされている。内部ケーブル34の一端部は調圧装置32のボディ44に装着されており、当該ボディ44内の電磁弁42及び圧力センサ43に内部ケーブル34の信号線47が電気接続されている。
図1及び図3に示すようにメインコネクタ36は、コネクタボディ50、内部キャップ52、外部キャップ54及びガスケット56を有している。これらの要素50,52,54,56の最大外径は貫通孔24の内径以下とされており、メインコネクタ36の全体が貫通孔24内を通過可能となっている。
コネクタボディ50は樹脂で中空形状に形成され、貫通孔24を貫く形態で側壁部25の近傍に配置されている。
コネクタボディ50において貫通孔24内に収容される円柱状の収容部58には、金属製の内部接続端子60が埋設されている。収容部58はOリング62を介して貫通孔24に嵌入しており、それによって収容部58と貫通孔24との間がシールされている。
コネクタボディ50において、収容部58に隣接し貫通孔24よりもハウジング12内に突出する部分64は、ハウジング12の内部空間30に露出する内部露出部を形成している。この内部露出部64は、開口65が下方を向く有底円筒状に形成されており、内部接続端子60が底側から内部に突出している。内部露出部64の下端部には、開口65を閉じる樹脂製の内部キャップ52が嵌合しており、それら内部露出部64と内部キャップ52との間には、内部ケーブル34の調圧装置32とは反対側端部が挟持されている。これにより、内部キャップ52がハウジング12の内部空間30に露出して内部露出部64との間に内部ケーブル34を脱着可能に保持しており、当該内部ケーブル34の信号線47が内部接続端子60に接続されている。尚、本実施形態の内部ケーブル34は、上述したように可撓性と貫通孔24の内径以下の幅とを有しているため、内部露出部64と内部キャップ52との間に装着された状態で貫通孔24を通過可能である。
コネクタボディ50において、収容部58に隣接し貫通孔24よりもハウジング12外に突出する部分66は、ハウジング12外に露出する外部露出部を形成している。この外部露出部66は、開口67が上方を向く有底筒状に形成されており、内部接続端子60が底側から内部に突出している。外部露出部66の上端部には、開口67を閉じる樹脂製の外部キャップ54が嵌合しており、それら外部露出部66と外部キャップ54との間には、ガスケット56が挟持されている。これにより、ガスケット56がハウジング12外に露出して水分等の液体が開口67から外部露出部66内へ進入することを防止している。
外部露出部66において放熱部26に当接する当接部68は、外部露出部66の上端面から貫通孔24側へ所定長さ延びる平板状に形成され、他の部分よりも径方向内側に凹んだ形となっている。この当接部68には、Al等の金属で平板状に形成された伝熱部材70が埋設されている。ここで、伝熱部材70の外壁面70aを含む当接部68の外壁面68aは略面一の平坦面を形成しており、当該外壁面68aに対して放熱部26の突出側端面26aが熱伝導可能に面接触している。また、伝熱部材70の内壁面70bを含む当接部68の外壁面68bは略面一の平坦面を形成している。
外部露出部66において当接部68の貫通孔24側に隣接する部分72は、当接部68よりも側壁部25側に張り出す張出部を形成している。図4に示すように、この張出部72において当接部68の外壁面68aと繋がる上端面72aは、放熱部26の下面26bに対して距離d1よりも長い距離d2離れて位置している。ここで距離d1は、内部キャップ52の下端面52aと貫通孔24の周囲におけるフランジ部22の外壁面22aとの間の距離である。
図1及び図3に示すように、外部露出部66において外部ケーブル38が装着される装着部74は、当接部68及び張出部72に対して径方向において向き合っている。この装着部74には、外周面に開口し径方向内側に凹む凹部75と、凹部75の底側に設けられ外部接続端子76が埋設される埋設部77と、凹部75内に突出し内部に外部接続端子76が突出する筒部78とが形成されている。尚、本実施形態において外部接続端子76は、埋設部77の貫通孔24側に隣接する収容部58にも埋設され、外部露出部66の底側から外部露出部66内に突出している。
図1に示すようにメインコネクタ36は、制御回路装置80及び付勢部材82をさらに有している。
制御回路装置80は外部露出部66内に収容され、当該外部露出部66と外部キャップ54とによって覆われている。この制御回路装置80は、複数の回路素子が実装された回路基板84を樹脂で封止してしてなるチップ型の所謂電子制御装置である。本実施形態の制御回路装置80では、金属製の内部入出力端子85、外部入出力端子86及び放熱板87が、回路基板84を覆う樹脂部分88に埋設されている。ここで、内部入出力端子85は樹脂部分88の外壁面88aから露出しており、内部接続端子60に対して導通可能に接触している。また、外部入出力端子86は樹脂部分88の外壁面88aから露出しており、外部接続端子76に対して導通可能に接触している。さらにまた、放熱板87は樹脂部分88の外壁面88aから露出する平坦面87aを有しており、伝熱部材70の内壁面70bに対して当該平坦面87aが熱伝導可能に面接触している。
付勢部材82は金属製の板ばねであり、制御回路装置80と共に外部露出部66内に収容されている。付勢部材82は制御回路装置80と装着部74との間に介装されており、復原力によって制御回路装置80を伝熱部材70側に付勢している。これにより、制御回路装置80の放熱板87は伝熱部材70に押し当てられている。
図1及び図3に示すように外部ケーブル38は、ケーブル本体39とケーブルコネクタ40とからなる。ケーブル本体39は、内部ケーブル34と同様に、樹脂で帯状に形成された基材90に金属製の信号線91を内包させてなる可撓性のフレキシブルケーブルである。図2に示すようにケーブル本体39の一端部は、ハウジング12外に設置されたエンジン制御装置92に装着されており、当該エンジン制御装置92の入出力端子にケーブル本体39の信号線91が電気接続されている。尚、ここでエンジン制御装置92は、車両のエンジン等を制御するための電子制御装置であり、当該制御を各種センサ信号に基づいて実施するものである。
図1及び図3に示すようにケーブルコネクタ40は樹脂で形成されており、装着部74及び放熱部26にそれぞれ係合した状態で装着(即ち係着)される本体部94及び腕部95を有している。
本体部94は、装着部74の凹部75に嵌入する矩形ブロック状に形成されている。この本体部94には、ケーブル本体39のエンジン制御装置92とは反対側端部と、当該端部に電気接続された中間接続端子96とが埋設されている。また、本体部94には、ケーブル本体39とは反対側に開口し装着部74の筒部78に外嵌する凹部97が形成されている。この凹部97内には、底側から中間接続端子96が突出しており、当該中間接続端子96は、筒部78内の外部接続端子76に対して導通可能に接触している。
腕部95は、本体部94の凹部97を挟む両側にそれぞれ一つずつ設けられ、本体部94よりも外部露出部66側に延出している。各腕部95は、外部露出部66を径方向に挟んで略平行に延出し、その延出側端部において放熱部26の両側面26c,26dにそれぞれ係合している。これによりケーブルコネクタ40は放熱部26に係止され、当該放熱部26と本体部94との間に外部露出部66を挟持して固定している。ここで放熱部26と本体部94とは、貫通孔24の軸線に対し略直交する方向において外部露出部66を挟持した形となっている。尚、本実施形態では、各腕部95の延出側端部に爪部98が形成されており、放熱部26の各側面26c,26dに設けられた凹部99に各爪部98がそれぞれ係合することで放熱部26からのケーブルコネクタ40の離脱が防止されている。
以上の構成により自動変速機10では、調圧装置32の電磁弁42及び圧力センサ43並びにエンジン制御装置92と制御回路装置80との間において信号の送受信が可能となっている。このような自動変速機10において制御回路装置80は、エンジン制御装置92から制御信号及び車両の各種センサ信号を、また圧力センサ43から圧力センサ信号をそれぞれ受信し、それら受信信号に基づいて電磁弁42への指令信号を生成する。電磁弁42は、そのように生成された指令信号を制御回路装置80から受信し、可動要素31への供給油圧が当該指令信号に従う油圧となるように作動する。したがって、本実施形態では、可動要素31の作動ひいては変速機構14全体の作動が制御回路装置80の指令信号に従うものとなる。
次に、自動変速機10の作動検査工程、最終組立工程及び修理/交換工程について説明する。
作動検査工程では、まず、変速機構14を収容するがオイルパン20は未装着の変速機ケース18と、ボディ44内に電磁弁42及び圧力センサ43を収容する調圧装置32と、外部キャップ54で閉じたコネクタボディ50内に制御回路装置80を収容するメインコネクタ36とを用意する。次に、調圧装置32を変速機ケース18に組み付け、調圧装置32に繋がれた内部ケーブル34をコネクタボディ50の内部露出部64と内部キャップ52との間に装着することで、電磁弁42及び圧力センサ43と制御回路装置80とを電気接続する。続いて、図示しない検査装置のケーブルコネクタをコネクタボディ50の外部露出部66の装着部74に装着して検査装置と制御回路装置80とを電気接続した後、検査装置から制御回路装置80に制御信号を送ることで、電磁弁42を作動させる。このとき調圧装置32には、検査装置に設けられたオイルポンプから作動油が供給されるようになっており、変速機構14の可動要素31には、電磁弁42の作動に応じた油圧が調圧装置32から供給される。この油圧供給により変速機構14が駆動されるため、検査装置から制御回路装置80への制御信号を適宜変更することで変速特性の検査及び調整が行われる。その結果、変速特性が所望の変速特性となった場合には、検査装置のケーブルコネクタをコネクタボディ50から取り外して作動検査工程を終了する。
上述の作動検査工程後には、最終組立工程が実施される。具体的にはまず、図5に示すように、内部ケーブル34をコネクタボディ50と内部キャップ52との間に装着したまま、メインコネクタ36を外部キャップ54側から変速機ケース18の貫通孔24に貫入する。この貫入によりコネクタボディ50の収容部58が貫通孔24内に収容された後には、オイルパン20を変速機ケース18に組み付けることで、調圧装置32及び内部ケーブル34等を内部に収容するハウジング12を形成する。そしてこの後、外部ケーブル38のケーブルコネクタ40をコネクタボディ50の外部露出部66と変速機ケース18の放熱部26とに係着する。このときケーブルコネクタ40については、各腕部95間に外部露出部66が進入するようにして本体部94を放熱部26とは反対側から外部露出部66の装着部74に装着し、それと共に各腕部95を外部露出部66側から放熱部26に装着する。これにより、外部露出部66がケーブルコネクタ40と放熱部26との間に挟持固定され、当該外部露出部66の伝熱部材70が放熱部26に押し当てられる。以上により、自動変速機10が完成する。
市場で使用中の自動変速機10にメインコネクタ36の故障が見つかったときには、修理/交換工程が実施される。この修理/交換工程では、例えば故障の要因が制御回路装置80にあると判っている場合等には、外部ケーブル38及びオイルパン20を取り外すことなく、外部キャップ54のみを取り外す。これにより外部露出部66の開口67が開かれるため、外部露出部66内の制御回路装置80を当該開口67を通じて取り出して制御回路装置80の検査を実施する。その結果、修理可能であると判断された場合には、制御回路装置80を修理してから外部露出部66内へと戻し、また一方、修理不能であると判断された場合には、別途用意された新たな制御回路装置80を外部露出部66内に挿入する。そしていずれの場合でも上記の作業後には、外部キャップ54をメインコネクタ36の外部露出部66に装着して開口67を閉じる。以上により、制御回路装置80の修理又は交換が完了する。
また一方、故障の要因が制御回路装置80にあるのか否か判っていない場合等には、まず、外部ケーブル38のケーブルコネクタ40をメインコネクタ36の外部露出部66及び変速機ケース18の放熱部26から取り外す。次に、オイルパン20を変速機ケース18に組み付けたままの状態で、メインコネクタ36と内部ケーブル34の一部とを貫通孔24を通じてハウジング12外へと取り出す。続いて、内部露出部64から内部キャップ52を分離させて内部ケーブル34をメインコネクタ36から取り外し、当該メインコネクタ36の検査を実施する。その結果、修理可能であると判断された場合には、メインコネクタ36を修理してから当該メインコネクタ36に内部ケーブル34を装着し、また一方、修理不能であると判断された場合には、別途用意された新たなメインコネクタ36に内部ケーブル34を装着する。そしていずれの場合でも上記の作業後には、内部露出部64及び内部ケーブル34を貫通孔24を通じてハウジング12内へと戻し、続いて上述の最終組立工程と同様にしてケーブルコネクタ40を外部露出部66及び放熱部26に装着する。以上により、メインコネクタ36の修理又は交換が完了する。
以上説明したように第一実施形態によれば、メインコネクタ36の外部露出部66が貫通孔24を通過可能に形成されている。これにより作動検査工程後には、内部ケーブル34をメインコネクタ36に装着したまま、即ち制御回路装置80を電磁弁42及び圧力センサ43と電気接続させたままメインコネクタ36を貫通孔24に貫入することができる。また、この貫入時には、可撓性の内部ケーブル34を曲げることによって、電磁弁42及び圧力センサ43と制御回路装置80との電気接続状態を維持しつつメインコネクタ36を比較的自由に動かすことができる。さらにこの貫入後には、電磁弁42及び圧力センサ43と制御回路装置80との電気接続状態を維持したまま変速機ケース18をオイルパン20に組み付けて、調圧装置32及び内部ケーブル34を内部収容してなるハウジング12を形成することができる。このように作動検査工程後においては、電磁弁42及び圧力センサ43と制御回路装置80との電気接続状態を解除する必要がないので、電磁弁42及び圧力センサ43と制御回路装置80との間において電気的特性が保持される。したがって、完成後の自動変速機10においては、所望の変速特性を発揮することができる。
また、第一実施形態によれば、メインコネクタ36の内部露出部64及び内部ケーブル34が貫通孔24を通過可能に形成されている。これにより修理/交換工程では、オイルパン20を変速機ケース18に組み付けたまま、メインコネクタ36と内部ケーブル34の一部とをハウジング12外に取り出すことが可能となっている。しかも第一実施形態によれば、内部及び外部ケーブル34,38がメインコネクタ36に脱着可能に装着されているので、メインコネクタ36を単体で修理したり、メインコネクタ36を新しいものと交換することが可能となっている。
さらにまた、第一実施形態によれば、外部キャップ54によって開口67を開閉可能とされたコネクタボディ50内に制御回路装置80が収容されている。これにより修理/交換工程では、制御回路装置80を開口67を通じてコネクタボディ50外に取り出した後、制御回路装置80を単体で修理したり、制御回路装置80を新しいものと交換することが可能となっている。しかも制御回路装置80の内部及び外部入出力端子85,86は、コネクタボディ50に埋設された内部及び外部接続端子60,76に接触することで、内部及び外部ケーブル34,38と電気接続されるようになっている。そのため、内部及び外部ケーブル34,38をコネクタボディ50に装着したままでも制御回路装置80をコネクタボディ50内から取り出すことができるので、その取出作業が容易になる。したがって、修理/交換工程に必要な時間を短縮することができるので、制御回路装置80の修理費用又は交換費用が安くなる。
またさらに第一実施形態によれば、コネクタボディ50内の制御回路装置80と接触する伝熱部材70が変速機ケース18の放熱部26に押し当てられているので、制御回路装置80で発生した熱はコネクタボディ50外の放熱部26に伝導されて放散される。ここで伝熱部材70は、制御回路装置80と放熱部26との双方に面接触しているので、制御回路装置80から伝熱部材70、さらには放熱部26への熱伝導が促進される。また、制御回路装置80は付勢部材82の復原力によって伝熱部材70に押し当てられているので、制御回路装置80から伝熱部材70への熱伝導が促進される。以上により、コネクタボディ50で覆われた制御回路装置80の熱を十分に外部へと逃がすことができるので、制御回路装置80の誤作動ひいては変速エラーが防止される。
加えて第一実施形態によれば、変速機ケース18の側壁部25から放熱部26が貫通孔24の軸線に対する略直交方向に突出している。そしてメインコネクタ36において、この放熱部26にハウジング12外で当接する当接部68の貫通孔24側には、当接部68よりも側壁部25側に張り出す張出部72が隣接している。このような構成では、放熱部26と張出部72とが貫通孔24の軸方向において重なって配置されるので、メインコネクタ36から放熱部26への熱伝導構造を小さなスペース内に実現することができる。しかも貫通孔24の軸方向において放熱部26と張出部72との間の距離d2は、内部キャップ52の下端面52aとフランジ部22の外壁面22aとの間の距離d1よりも長いので、修理/交換工程におけるメインコネクタ36の取出作業が阻害されることはない。
以上、第一実施形態では、変速機ケース18及びオイルパン20がそれぞれ「分割体」に相当し、メインコネクタ36が「コネクタ」に相当し、コネクタボディ50の外部露出部66と外部キャップ54との組が「コネクタの外部露出部」に相当し、コネクタボディ50の内部露出部64と内部キャップ52との組が「コネクタの内部露出部」に相当し、内部キャップ52の下端面52aが「内部露出部の端面」に相当する。また、電磁弁42及び圧力センサ43がそれぞれ「調圧装置の電気部品」に相当し、エンジン制御装置92が「ハウジング外の電気部品」に相当する。さらにまた、コネクタボディ50が「カバー部」に相当し、外部キャップ54が「蓋部」に相当し、伝熱部材70が「伝熱部」に相当し、外部入出力端子86が「制御回路装置の端子」に相当し、側壁部25が「ベース部」に相当する。
(第二実施形態)
図6に示すように本発明の第二実施形態は第一実施形態の変形例であり、第一実施形態と実質的に同一の構成部分には同一の符号を付すことで説明を省略する。
第二実施形態の自動変速機100において、メインコネクタ110のコネクタボディ112の外部露出部114は略円柱形状に形成されている。そしてこの外部露出部114には、伝熱部材70及び端子60,76と共に制御回路装置80が埋設されている。このような第二実施形態によれば、制御回路装置80がコネクタボディ112に覆われてなるメインコネクタ110をインサート成形によって容易に形成することができるので、コストを低減することができる。また、第一実施形態の外部キャップ54及びガスケット56を設ける必要がないので、このことによってもコストを低減することができる。またさらに、第一実施形態の付勢部材82を用いなくても制御回路装置80の放熱板87が伝熱部材70に常時密着することになるため、このことによってもコストの低減効果を向上しつつ、制御回路装置80からの放熱効果をも向上することができる。
以上、第二実施形態では、メインコネクタ110が「コネクタ」に相当し、コネクタボディ112が「カバー部」に相当し、コネクタボディ112の外部露出部114と外部キャップ54との組が「コネクタの外部露出部」に相当する。
(第三実施形態)
図7〜図9に示すように本発明の第三実施形態は第一実施形態の変形例であり、第一実施形態と実質的に同一の構成部分には同一の符号を付すことで説明を省略する。
第三実施形態の自動変速機200において、外部ケーブル230のケーブルコネクタ232には第一実施形態の各腕部95が設けられず、ケーブルコネクタ232がメインコネクタ210のコネクタボディ212のみに装着されている。このような自動変速機200においてメインコネクタ210の固定は、クリップ部材240を用いて実現されている。
具体的にクリップ部材240は、第一実施形態のケーブルコネクタ40に準じて、本体部242及び腕部244を有するように構成されている。但し、矩形ブロック状の本体部242は、メインコネクタ210の外部キャップ214の外周面に開口し径方向内側に凹む凹部216に嵌入しており、当該本体部242の凹部246は、外部キャップ214の凹部216内に突出する突部218に外嵌されている。また、各腕部244の爪248は、変速機ケース220の側壁部222に形成された固定部224の両側面224a,224bの凹部226にそれぞれ係合している。以上によりメインコネクタ210は、クリップ部材240と固定部224との間にコネクタボディ212が挟持された状態で変速機ケース220に固定されている。
こうした自動変速機200の最終組立工程では、メインコネクタ210の貫通孔24への貫入、オイルパン20の変速機ケース220への組付を順次行った後、外部ケーブル230のケーブルコネクタ232をコネクタボディ212の外部露出部219にのみ係着する。それと共に、クリップ部材240をコネクタボディ212の外部キャップ214と変速機ケース220の固定部224とに係着して、メインコネクタ210を変速機ケース220に固定する。以上により、自動変速機200が完成する。
このような第三実施形態によれば、メインコネクタ210を変速機ケース220に固定するクリップ部材240が外部ケーブル230のケーブルコネクタ232とは別体とされる。したがって、メインコネクタ210を変速機ケース220に固定する際の変形歪みによってケーブルコネクタ232が破損する等の問題の発生を抑制することができる。
以上、第三実施形態では、変速機ケース220及びオイルパン20がそれぞれ「分割体」に相当し、メインコネクタ210が「コネクタ」に相当する。また、コネクタボディ212の外部露出部219と外部キャップ216との組が「コネクタの外部露出部」に相当し、コネクタボディ212が「カバー部」に相当し、外部キャップ214が「蓋部」に相当し、側壁部222が「ベース部」に相当する。
(第四実施形態)
図10に示すように本発明の第四実施形態は第一実施形態の変形例であり、第一実施形態と実質的に同一の構成部分には同一の符号を付すことで説明を省略する。
第四実施形態の自動変速機300において、メインコネクタ310のコネクタボディ312の外部露出部314内には制御回路装置80が収容されず、その代わりに当該コネクタボディ312の内部露出部316に制御回路装置80が埋設されている。
具体的に内部露出部316は、制御回路装置80が埋設される円柱状の埋設部320と、内部ケーブル330が装着される有底円筒状の装着部322とを有している。埋設部320は貫通孔24よりも大径に形成され、貫通孔24を通過不能となっている。この埋設部320には、制御回路装置80の内部及び外部入出力端子85,86にそれぞれ電気接続された内部及び外部接続端子324,326が制御回路装置80と共に埋設されている。装着部322は埋設部320の収容部58とは反対側に設けられ、開口を下方に向けている。この装着部322内には、底側から内部接続端子324が突出している。ここで自動変速機300の内部ケーブル330は、第一実施形態の内部ケーブル34と同様な構成のケーブル本体332と、当該ケーブル本体332に固定されたケーブルコネクタ334とからなる。装着部322内に嵌入する円柱状に形成されたケーブルコネクタ334には、ケーブル本体332の調圧装置32とは反対側端部と、当該端部に電気接続された中間接続端子336とが埋設されている。さらにケーブルコネクタ334には、内壁面から中間接続端子336が露出する案内孔338が形成されており、当該案内孔338に嵌入した内部接続端子324が中間接続端子336に導通可能に接触している。
また一方、外部露出部314は、開口が上方を向き且つ外部接続端子326が内部に突出する有底筒状に形成されている。外部露出部314の最大外径は貫通孔24の内径以下とされ、それにより外部露出部314が貫通孔24を通過可能となっている。自動変速機300において中間接続端子96が埋設される外部ケーブル350のケーブルコネクタ352は、外部露出部314内に嵌入する柱状に形成されている。このケーブルコネクタ352には、内壁面から中間接続端子96が露出する案内孔354が形成されており、当該案内孔354に嵌入した外部接続端子326が中間接続端子96と導通可能に接触している。尚、本実施形態では、変速機ケース360に第一実施形態の放熱部26が設けられておらず、そのためケーブルコネクタ352がコネクタボディ312のみに装着されている。したがって、メインコネクタ310は、収容部58が貫通孔24に嵌入されることによってのみ変速機ケース360に支持されている。
自動変速機300にはさらに、オイルパン20内の作動油を冷却しつつ循環させる冷却循環装置370が備え付けられている。この冷却循環装置370は、内部空間30から吸い上げられて調圧装置32の調圧作用によりハウジング12外に導出された作動油の冷却を行う熱交換器374と、熱交換器374により冷却された作動油を内部空間30に戻すリターン管376とを有している。ここでリターン管376の出口部378は内部露出部316の外周面近傍に配置されており、冷却された作動油が当該出口部378から内部露出部316に向かって吹き付けられるようになっている。
こうした自動変速機300の作動検査工程では、電磁弁42を作動させるのに先立って、インサート成形により制御回路装置80が埋設されてなるコネクタボディ312の内部露出部316に内部ケーブル330のケーブルコネクタ334を嵌合装着する。これにより、電磁弁42及び圧力センサ43と制御回路装置80とが電気接続されるため、電磁弁42の作動に基づく変速特性の検査及び調整が可能となる。
また、自動変速機300の最終組立工程では、メインコネクタ310の貫通孔24への貫入、オイルパン20の変速機ケース360への組付を順次行った後、外部ケーブル350のケーブルコネクタ352をコネクタボディ312の外部露出部314に嵌合装着する。この後、冷却循環装置370を組み付けてリターン管376の出口部378を内部露出部316の外周面近傍に配置することで、自動変速機300が完成する。
このような第四実施形態によれば、ハウジング12の内部空間30はオイルを蓄えるべく比較的大きく確保されるため、当該内部空間30に露出するコネクタボディ312の内部露出部316を大きく形成することが可能になる。したがって、内部露出部316に内包される制御回路装置80の回路基板84及び放熱板87についてその面積を拡大することで、制御回路装置80からの放熱性を高めることができる。しかも、制御回路装置80を内包する内部露出部316には、冷却循環装置370の作用によって冷却された作動油が吹き付けられるので、内部露出部316ひいては制御回路装置80を冷却して変速エラーの防止効果を高めることができる。
さらに第四実施形態によれば、制御回路装置80がコネクタボディ312に覆われてなるメインコネクタ310をインサート成形によって容易に形成することができるので、コストの低減化を図ることができる。またさらに第四実施形態によれば、第一実施形態の外部キャップ54及びガスケット56を設ける必要がないので、このことによってもコストの低減化が図られる。
以上、第四実施形態では、変速機ケース360及びオイルパン20がそれぞれ「分割体」に相当し、メインコネクタ310が「コネクタ」に相当する。また、コネクタボディ312の外部露出部314が「コネクタの外部露出部」に相当し、コネクタボディ312の内部露出部316が「コネクタの内部露出部」に相当し、コネクタボディ312が「カバー部」に相当する。
尚、上述の第一〜第四実施形態では、変速機ケース18,220,360に貫通孔24を形成しているが、オイルパン20に貫通孔24を形成するようにしてもよい。この場合、放熱部26については、貫通孔24の位置に応じて変速機ケース18,220,360又はオイルパン20に形成される。
また、上述の第一〜第四実施形態では、伝熱部材70の外壁面70aと放熱部26の突出側端面26aとを平坦面状に形成して面接触させているが、それら各面70a,26aを互いに補完する曲面状に形成して面接触させるようにしてもよい。
さらに上述の第一〜第四実施形態では、外部ケーブル38,230,350を通じて制御回路装置80をハウジング12外のエンジン制御装置92と電気接続させている。これに対して制御回路装置80を、ハウジング12外に配置されたエンジン制御装置92以外の電気部品と電気接続させるようにしてもよい。
またさらに第三実施形態では、上述の第二実施形態に準じて制御回路装置80を外部露出部219に埋設させてもよい。
第一実施形態による自動変速機の要部を示す断面図である。 第一実施形態による自動変速機を示す部分断面正面図(A)及び部分断面側面図(B)である。 図1のIII−III線断面図である。 図1の部分拡大図である。 第一実施形態による自動変速機の最終組立工程について説明するための模式図である。 第二実施形態による自動変速機の要部を示す断面図である。 第三実施形態による自動変速機の要部を示す断面図である。 図7のVIII−VIII線断面図である。 図7のIX−IX線断面図である。 第四実施形態による自動変速機の要部を示す断面図である。
符号の説明
10,100,200,300 自動変速機、12 ハウジング、14 変速機構、16 油圧制御モジュール、18,220,360 変速機ケース(分割体)、20 オイルパン(分割体)、22 フランジ部、22a 外壁面、24 貫通孔、25,222 側壁部(ベース部)、26 放熱部、30 内部空間、32 調圧装置、34,330 内部ケーブル、36,110,210,310 メインコネクタ(コネクタ)、38,230,350 外部ケーブル、39,332 ケーブル本体、40,232,334,352 ケーブルコネクタ、42 電磁弁(調圧装置の電気部品)、43 圧力センサ(調圧装置の電気部品)、50,112,212,312 コネクタボディ(カバー部)、52 内部キャップ(内部露出部)、52 下端面(端面)、54,214 外部キャップ(外部露出部、蓋部)、58 収容部、60,324 内部接続端子、64,316 内部露出部、66,114,219,314 外部露出部、67 開口、68 当接部、70 伝熱部材(伝熱部)、72 張出部、74 装着部、76,326 外部接続端子、80 制御回路装置、82 付勢部材、84 回路基板、85 内部入出力端子、86 外部入出力端子(制御回路装置の端子)、92 エンジン制御装置(ハウジング外の電気部品)、94 本体部、95 腕部、96,336 中間接続端子、224 固定部、240 クリップ部材、320 埋設部、322 装着部、370 冷却循環装置

Claims (2)

  1. 複数の分割体から構成されてそれら分割体に囲まれる空間を内部に形成するハウジングと、
    いずれか一つの前記分割体を貫通する貫通孔と、
    前記ハウジング内に収容され、変速機構に供給する流体圧を電気部品の作動により調整する調圧装置と、
    前記ハウジング内に収容され、前記調圧装置の電気部品と電気接続される内部ケーブルと、
    前記ハウジング外の電気部品と電気接続される外部ケーブルと、
    前記貫通孔を貫く形態で配置され、前記内部ケーブルと前記外部ケーブルとに電気接続される制御回路装置、及び、前記制御回路装置を覆うカバー部を有するコネクタと、を備え、
    前記コネクタにおいて前記ハウジング外に露出する外部露出部は、前記空間から前記ハウジング外の方向に前記貫通孔を通過可能に形成され、
    前記カバー部は、前記外部露出部を構成する部分に開口を有し内部に前記制御回路装置を収容する中空形状に形成されて前記制御装置を外部から交換可能であることを特徴とする自動変速機。
  2. 前記コネクタは、前記カバー部に埋設されて前記制御回路装置の端子に接触する外部接続端子を有し、
    前記外部ケーブルは前記外部露出部に装着され、前記外部接続端子を通じて前記制御回路装置と電気接続されることを特徴とする請求項に記載の自動変速機。
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