JP4613442B2 - 多気筒回転式圧縮機、その組立方法、及びその組立装置 - Google Patents

多気筒回転式圧縮機、その組立方法、及びその組立装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、多気筒回転式圧縮機、その組立方法、及びその組立装置に関し、特に、2つの軸受間に、同一のクランク回転軸によって駆動される複数の圧縮機構を、中間プレートを介して軸方向に隣接させた多気筒回転式圧縮機の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図8は例えば特開昭63−297791号公報などに示された従来の2シリンダロータリー式圧縮機の要部を示す断面図である。図において、1はクランク軸である回転軸であり、軸方向に異なる位置に2つの偏心部1a及び1bが形設され、これら偏心部1a及び1bの外周面にはそれぞれ第1ローラ2及び第2ローラ3が挿設され、対向配置された第1軸受4及び第2軸受5により支承されている。4a、5aは上記第1軸受4及び第2軸受5にそれぞれ一体的に形成されているフランジ面部である。上記第1軸受4には第1シリンダ6がボルト7により固定されており、第2軸受5には第2シリンダ8がボルト9により固定されている。また、各軸受4および5には吐出マフラ10および11がそれぞれ取り付けられ、第1シリンダ6と第2シリンダ8は、中間プレート12を挟んで通しボルト13により一体的に締結されている。
【0003】
上記のように構成された圧縮機構部に対し、その上方にモータ部を構成するロータ14及びステータ15が配設され、回転軸1に固着して取りつけられたロータ14が、ステータ15の形成する磁界により回転駆動されることにより、回転軸1を介して圧縮機構部が駆動される。
【0004】
なお、圧縮機構部とモータ部は密閉容器16に一体的に収容支持されており、さらに第1シリンダ6と第2シリンダ8の側面部には冷媒ガスを吸入するための吸入孔6a、8aがそれぞれ設けられ、密閉容器16の上部には圧縮ガスの吐出管16aが設けられている。なお、17は上記吸入孔6a、8aに接続して設けられた吸入マフラである。
【0005】
上記のように構成された従来の2シリンダロータリー式圧縮機においては、軸受に対するラジアル荷重が大きいので一般にジャーナル軸受が用いられている。このジャーナル軸受は2つの軸受4、5の軸受中心が一致していないと、軸受部における機械損が大きくなり、圧縮機の性能低下を招くうえ、最悪の場合軸受部の焼き付きという重大な事故につながる可能性があるので、第1軸受4の軸受中心と第2軸受5の軸受中心がなるべく一致するように組み立てられている。また、気体の媒体を圧縮するという目的上、圧縮機構部には高い気密性が要求され、圧縮機構部を構成する部品には高い形状精度と組立精度が必要となる。
【0006】
図9は上記のような従来例における軸受部の組立手順の骨子を示すフローチャート図である。まず、回転軸1の偏心部1a及び1bの外周部にそれぞれ第1ローラ2及び第2ローラ3を挿入し、軸を回転したときの偏心部1a及び1bの振れをそれぞれ測定することで、回転軸1の軸心に対する偏心量Ra及びRbを求める(ステップST1)。次に、求めた偏心量に基づいて第1軸受4に第1シリンダ6をシリンダ内径とローラ外径が回転したときに互いに干渉しないように調芯してボルト7により締結し(ステップST2)、同様に第2軸受5と第2シリンダ8をボルト9により締結する(ステップST3)。次に各軸受4、5に回転軸1を仮挿入し、軸が滑らかに回転するかチェックする(ステップST4)。次に、各軸受4、5及び中間プレート12を回転軸1に挿入した状態で、通しボルト13にて緩く締結し(ステップST5)、図示しない軸受組立装置にて2つの軸受4、5を調芯、位置決めの後、緊結する(ステップST6)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように、従来の多気筒回転式圧縮機は、第1軸受4の軸受中心と第2軸受5の軸受中心がなるべく一致するように組み立てられている。しかしながら、従来の組立装置では2つの軸受間に挟まれている中間プレート12については位置決めされず、通しボルト13の直径とそのボルト13を通す中間プレート12に設けた挿通孔(図示省略)の直径の差により生じるあそびUによって、中間プレート12に設けられた軸穴12aの中心Omと回転軸1の軸心Osは必ずしも一致せず、ばらつきが生じる。一方、中間プレート12の軸穴12aの直径Dmは、回転軸1を通す為に回転軸偏心部1a、1bの直径Daより大きい必要がある。
【0008】
ここで、図10に中間プレート12の軸穴中心Omと回転軸1の軸心Osの心ズレがUであった場合の断面図を示す。図10において、回転軸偏心部の軸心1dと回転軸1の軸心Osの差を偏心量Raとする。すると、回転軸偏心部の反偏心方向、(即ち回転軸1の軸心からの径が最小の方向)におけるローラ外径と回転軸1の軸心Osの距離ζは式(1)で表わされる。
ζ=Da/2−Ra+V ・・・(1)
ここでVは偏心部1aに挿入されたローラ2の肉厚である。
【0009】
一方、中間プレート12の軸穴12a内周と回転軸1の軸心Osの距離ηは、心ズレ値Uとその位相方向に依存し、ηの範囲は式(2)で表わされる。なお、Dmは中間プレート12の中心部に設けられた軸穴12aの直径である。
Dm/2−U≦η≦Dm/2+U ・・・(2)
すると、回転軸偏心部1aの反偏心方向におけるローラ2の軸方向端面と中間プレート12の軸方向端面の接触巾δは回転軸1の回転方向に変化し、その最小値δmは式(3)で表わされる。
δm=ζ−(Dm/2+U) ・・・(3)
このように、中間プレート12の軸穴12aの中心Omと回転軸1の軸心Osに心ズレUがあると、ローラ2の軸方向端面と中間プレート12の軸穴12a付近端面の接触巾δが短くなる位相が発生し、ローラ2と中間プレート12の密着度が悪くなり、圧縮機構部の気密性が低下し圧縮行程における洩れ損失が大きくなるという問題点があった。
【0010】
この発明は上記のような従来技術の問題点を解消するためになされたもので、回転軸反偏心部におけるローラの軸方向端面と中間プレートの軸穴端面部との接触巾を回転方向の全周にわたって均一にし、密着性の不均一を改善すると共に、気密性を改善した軸受部を有する多気筒回転式圧縮機、その製造方法、及びその製造装置を得ることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る多気筒回転式圧縮機は、軸方向に順次形設された第1偏心部及び第2偏心部を有する回転軸と、上記第1偏心部及び第2偏心部の外周にそれぞれ設けられ上記回転軸の回転により公転する第1ローラ及び第2ローラと、互いに対向するように配設されたフランジ面部を有し、上記回転軸を上記2つの偏心部の両外側で支承する第1軸受及び第2軸受と、これら第1軸受及び第2軸受の間における上記第1偏心部及び第2偏心部の間に対応する位置に配設され上記回転軸を通す軸穴を有する中間プレートと、上記第1軸受及び中間プレートの間に介装され公転する上記第1ローラを包囲する第1シリンダと、上記第2軸受及び中間プレートの間に介装され公転する上記第2ローラを包囲する第2シリンダと、上記第1及び第2軸受、中間プレート、並びに第1及び第2シリンダを一体的に緊結する固定手段とを備え、上記中間プレートはその外周に軸穴の中心軸と上記回転軸の軸心との位置決め基準となる直線状に切り欠かれた切り欠き部を有していることを特徴とする。
【0012】
補正により削除。
【0013】
補正により削除。
【0014】
補正により削除。
【0015】
補正により削除。
【0016】
補正により削除。
【0017】
補正により削除。
【0018】
補正により削除。
【0019】
補正により削除。
【0020】
補正により削除。
【0021】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態を図について説明する。図1はこの発明の実施の形態1になる2気筒回転式圧縮機の軸受装置の要部を示す断面構成図である。図において、1はクランク軸である回転軸、1a及び1bは回転軸1に設けられた第1偏心部、及び第2偏心部であり、その外周部には肉厚Vの第1ローラ2及び第2ローラ3がそれぞれ設けられている。1cは回転軸1の軸心Osである。また、1dは上記第1偏心部1aの軸心Oaであり、その偏心量Raは式(4)にて与えられる。
Ra=Oa−Os ・・・(4)
なお、上記第1ローラ2は第1偏心部1aに取り付けられていることにより、回転軸1が回転したときに、該回転軸1のまわりに公転運動をする。なお、第2ローラ3についても同様に公転運動をする。
【0022】
上記回転軸1は、フランジ面部4aを有する第1軸受4、及びこの第1軸受4に対向して配設された同様のフランジ面部5aを有する第2軸受5により支承されており、それら2つの軸受4、5間は中間プレート12によって軸方向に複数の区間に区切られている。
【0023】
6は中間プレート12と第1軸受4との間に介装され、回転軸1の回転により公転運動する第1ローラ2を包囲する第1シリンダであり、その軸心は、回転軸1の軸心と合致するように調芯された後、ボルト7により第1軸受4に固定されている。上記中間プレート12は回転軸1に対し、中間プレート12の軸穴12aの中心Omが回転軸1の軸心Osと一致するように位置決めされた後、第1シリンダ6及び第2シリンダ8と共に、固定手段としての通しボルト13により一体的に締結されている。
【0024】
なお、上記中間プレート12、第1軸受4、上記第1シリンダ6、第1ローラ2、及び図示を省略しているベーンなどにより、第1の圧縮機構を構成し、さらに中間プレート12を介して第2軸受5、第2シリンダ8、第2ローラ3などにより第2の圧縮機構を構成しており、全体として図8に示す従来装置と同様の多気筒回転式圧縮機が構成されている。
【0025】
次に、上記のように構成された実施の形態1になる2気筒回転式圧縮機の動作について説明する。ここで、第1偏心部1aの直径をDaとすると、該第1偏心部1aの反偏心方向における第1ローラ2の外径と回転軸1の軸心Osの距離ζは式(5)で表わされる。
ζ=Da/2−Ra+V ・・・(5)
一方、中間プレート12の軸穴12aの中心Omと回転軸1の軸心Osは一致するように設定されているので、中間プレート12の軸穴12aの内周と回転軸1の軸心Osの距離ηは全周において式(6)で表わされる。なお、Dmは中間プレート12の中心部に設けられた軸穴12aの直径である。
η=Dm/2 ・・・(6)
【0026】
すると、第1偏心部1aの反偏心方向において、第1ローラ2の軸方向端面と中間プレート12の端面の接触巾δは式(7)で表わされる。
δ=ζ−η=ζ−Dm/2 ・・・(7)
図1中にハッチングにて示す29は、上記接触巾δを第1ローラ2の公転方向に沿って模式的に示す軌跡である。
【0027】
上記のように、この発明の実施の形態1に係る圧縮機は、その軸受装置における中間プレート12の軸穴12aの中心Omと回転軸1の軸心Osが直接調芯固定されたものであることにより、回転軸反偏心部のローラ端面と中間プレート12の端面12aとの接触巾δを回転軸1の回転全周において均一にすることができる。このため、第1ローラ2と中間プレート12の密着度が回転軸1の回転全周において均一となり、圧縮機構部の気密性が向上し、圧縮行程における媒体の洩れ損失が低減され、圧縮性能を向上させた多気筒回転式圧縮機を提供できるという効果が得られる。
【0028】
実施の形態2.
上記実施の形態1では中間プレート12と第1ローラ2の関係を例として説明したが、第1軸受4と第2軸受5の間に介装されたその他の圧縮機構における中間プレートと偏心部に挿入されたローラについても同様のことがいえる。即ち、上記実施の形態1においては、2気筒である場合を例に説明したが、中間プレート、偏心部、ローラ、及びシリンダからなる圧縮機構を2つの軸受間に増設することにより、3気筒以上の回転式圧縮機を構成することができる。結局、偏心部、ローラ、及びシリンダをn個(nは3以上の整数)、中間プレートを(n−1)個備えた多気筒回転型圧縮機についても同様の効果を得ることができる。
【0029】
実施の形態3.
図2及び図3は、この発明の実施の形態3になる2気筒回転式圧縮機の組立装置を示すもので、図2は略全体を概略的に示す断面図、図3は要部を拡大して示す断面図である。図において、18は取付台、18aは第1軸受4をセットするための取付孔、19は上記取付台18の上端面に第1シリンダ6を固定するための保持手段としての第1軸受クランプ、20は上記取付台18の上方部に取付台18に対して支柱を介して一体的に設けられた天板、21は天板20の下面部に設けられたXY位置決め機構を構成するXYテーブルである。22は第2軸受チャックであり、ロック機構(図示省略)を備えたコンプライアンス機構23と力検出機構24を介して上記XYテーブル21の下面に固定されている。この第2軸受チャック22でチャックされた第2軸受5は、XYテーブル21に取り付けられているパルスモータ25によって第1軸受4の軸受中心と直交する平面内で摺動し、取付台18の上面部に固定された第2軸受位置検出機構26で第2軸受5の軸受中心位置が検出され、取付台18の下面に固定された回転軸位置検出機構27で回転軸1の軸心位置が検出されるようになっている。なお、28は通しボルト13の締結機構である。
【0030】
30は取付台18の上面に立設された位置決めピンであり、回転軸1の軸心1cに対応する位置から距離dの位置に設けられている。なお、回転軸1の軸心1cの位置Osは取付孔18aの中心軸及び第1軸受4の軸心と一致するように構成されている。Orは位置決めピン30の軸心位置、6cは第1シリンダ6の軸穴6bの軸心位置から距離dの位置に設けられた位置決め基準Kcとしてのリーマ穴、12bは中間プレート12の軸穴12aの軸心から距離dの位置に設けられた位置決め基準Kmとしてのリーマ穴である。
【0031】
なお、上記位置決めピン30、リーマ穴6c及び12bは、何れも回転軸1の軸心位置から半径dの位置に、回転方向に異なる位置に2個所設けられているが、他の1個所については図示を省略している。その他の同一符号は上記実施の形態1、及び従来装置と同一もしくは相当部分を示すので、説明を省略する。
【0032】
上記第1シリンダ6、及び中間プレート12は、それらを製造加工する際に、まず位置決め基準Kc、Kmとなるリーマ穴6c、12bをそれぞれ周方向に所定位置に2ヶ所あけ、そのリーマ穴に図示しないピンを挿して固定してから軸穴6b、12aの軸心がリーマ穴6c、12bから距離dとなるように仕上げ加工をすることで、リーマ穴6c、12bに対する各部品の軸穴中心の位置を高精度に出すことができる。
【0033】
図4及び図5は上記位置決め基準を設けて上記組立装置により2気筒回転式圧縮機を組み立てる場合の組立方法を示すもので、図4は位置決め基準の加工工程を含む工程の全体を概略的に示すフローチャート図、図5は軸受の調芯工程(ステップS12)以降を詳細に示すフローチャート図である。
【0034】
まず、第1シリンダ6について、その位置決め基準としてのリーマ穴6cを所定位置に2個所切削する(ステップS1c)。次にそのリーマ穴6cを仕上げ加工する(ステップS2c)。次に仕上げ加工した2つのリーマ穴6cの各中心から第1シリンダ6の軸心位置までの距離がdとなるように第1シリンダ6を位置決めし、図示しないチャックで固定する(ステップS3c)。次に第1シリンダ6の内径である軸穴6bを仕上げ加工する(ステップS4c)。
【0035】
同様に中間プレート12について、その位置決め基準としてのリーマ穴12bを所定位置に2個所切削する(ステップS1m)。次にそのリーマ穴12bを仕上げ加工する(ステップS2m)。次に仕上げ加工した2つのリーマ穴12bの各中心から中間プレート12の軸心位置までの距離がdとなるように中間プレート12を位置決めし、図示しないチャックで固定する(ステップS3m)。次に中間プレート12の内径である軸穴12aを仕上げ加工する(ステップS4m)。
【0036】
次に、上記のように加工した第1シリンダ6と、中間プレート12を組立工程へ供給する(ステップS5)。なお、従来装置と同様に加工した第2軸受8、回転軸1、第1ローラ2、第2ローラ3、並びに1対の軸受4、5なども同様に組立工程へ供給する。
【0037】
次に回転軸1の偏心部1a及び1bの外周部にそれぞれ第1ローラ2及び第2ローラ3を嵌め、該回転軸1を回転したときの偏心部1a及び1bの振れをそれぞれ測定することで、回転軸1の軸心に対する偏心量を計測する(ステップS6)。次に、求めた偏心量に基づいて第1軸受4に第1シリンダ6をシリンダ内径とローラ外径が回転したときに互いに干渉しないように調芯してボルト7により締結し、同様に第2軸受5と第2シリンダ8を調芯後、ボルト9により締結する(ステップS7)。次に各軸受4、5に回転軸1を仮挿入し、軸が滑らかに回転するかチェックする(ステップS8)。次に、各軸受4、5及び中間プレート12を回転軸1に挿入した状態で、通しボルト13にて仮締めする(ステップS9)
【0038】
次に、上記のように仮締めされた軸受装置を図2、図3に示すこの発明の実施の形態3になる軸受組立装置の取付台18にセットする。このとき、取付台18の上面における所定位置にそれぞれ立設された2つの位置決めピン30(図では1つのみ図示)に、第1シリンダ6に設けた位置決め基準としてのリーマ穴6c、及び中間プレート12に設けた位置決め基準としてのリーマ穴12bをそれぞれ合わせ、位置決めピン30がこれらのリーマ穴6c、及び12bを挿通するようにしてセットする(ステップS10)。
【0039】
上記中間プレート12における軸穴12aの軸心位置に対する2つのリーマ穴12b間の寸法及び角度と、第1シリンダ6における軸穴6bの軸心位置に対する2つのリーマ穴6c間の寸法及び角度とは、互いに同一の三角形を形成するように加工してあるので、上記ステップS10の過程により、第1シリンダ6の軸穴6bの中心と、中間プレート12の軸穴12aの中心とが一致する(ステップS11)。次に軸受の調芯位置決め(ステップS12)が図5に示すようにして行われる。
【0040】
即ち図5において、まず保持手段である第1軸受クランプ19により第1軸受4を取付台18に固定する(ステップST1)。次に、第2軸受チャック22が第2軸受5をチャックし(ステップST2)、パルスモータ25を駆動させてXYテーブル21をまずX方向に往復移動させ(ステップST3)、第2軸受位置検出機構26によって検出される第2軸受5のX方向に偏心し得る上下限位置を計測、記憶する(ステップST4)。
【0041】
なお、この上下限位置は力検出機構24の出力値により検出される。この上下限位置よりX方向の位置決め位置である中心値を算出し(ステップST5)、コンプライアンス機構23に備えられたロック機構を作動させて第2軸受5をX方向について算出した中心値に位置決めする(ステップST6)。次に、上記コンプライアンス機構23のロック機構を解除し(ステップST7)、XYテーブル21をY方向に往復移動させ(ステップST8)、第2軸受位置検出機構26及び回転軸位置検出機構27によって検出される第2軸受5が偏心し得る範囲を力検出機構24により検出し、この状態でY方向についての第2軸受5の上下限位置、及び回転軸1の上下限位置を記憶する(ステップST9)。これらの値からY方向についての位置決め位置を算出する(ステップST10)。次に上記ロック機構を作動させた状態で(ステップST11)、XYテーブル21を作動させて第2軸受5をY方向について上記算出値に位置決めし(ステップST12)、締結機構28を作動させて通しボルト13を回転させて、第1軸受側と第2軸受側を一体的に締結固定する(ステップS13)。
【0042】
以上のように、上記実施の形態3によれば、多気筒回転式圧縮機としては、上記実施の形態1記載の圧縮機同様、回転軸反偏心部におけるローラの軸方向端面部と中間プレート12の軸穴12a部分における端面部との接触巾δが回転軸1の回転方向に均一であり、その結果、第1ローラ2と中間プレート12の密着度が回転軸1の回転全周において均一となり、圧縮機の気密性が向上し、圧縮行程における媒体の洩れ損失が低減され圧縮性能を向上させた多気筒回転式圧縮機が得られる効果がある。
【0043】
また、多気筒回転式圧縮機の組立においては、新たに回転軸1の軸心Osに対する中間プレート12の軸穴中心Omを計測する機構を設けることなく、取付台18に位置決めピン30を設けるだけで調芯を行うことができ、従来の組立装置を利用する場合でも簡単な改造で実現できるほか、軸受装置を取付台18にセットする際に自ずと第1シリンダ6と中間プレート12が位置決めされるので、組立工程を短縮でき、製造が簡単であるという効果がある。
【0044】
実施の形態4.
上記実施の形態3では、第1シリンダ6に位置決め基準Kcとして、回転軸の軸心から半径dに相当する位置に、所定角度で2個所のリーマ穴6cを設け、また中間プレート12に位置決め基準Kmとして、回転軸の軸心から半径dに対応する位置となるように、同一の角度で2個所のリーマ穴12bをそれぞれ設けたが、上記第1シリンダに代えて、第1軸受4のフランジ部外周部に位置決め基準Kfとして、回転軸の軸心から半径dに相当する位置に所定角度、例えば90°で図示を省略する2個所のリーマ穴を設け、組立時にこれらリーマ穴相互に位置決めピン30を挿通させることによって、第1軸受4の軸心と、中間プレート12の軸心を合致させるように調芯しても良い。
【0045】
なおこの場合、位置決め基準を設ける中間プレート12と第1軸受4との間には、第1シリンダ6が介装されているが、位置決めピン30が第1軸受から中間プレートに跨って挿通できるように、第1シリンダ6に位置決めピン30による位置決めに支承とならない大きさの挿通孔を設けておけば良い。また、位置決め基準は第1軸受4及び第1シリンダ6の側について説明したが、第2軸受5、及び第2シリンダ8の側においても同様である。
【0046】
このように、第1軸受4及び中間プレート12に、回転軸1の軸心1cから等距離の位置に、位置決め基準Kf、及びKmを設けることにより、実施の形態2と同様、ローラ端面と中間プレートの軸穴端面の接触巾δが回転軸の回転全周において均一となり、密着性の不均一を改善し、圧縮機構部の気密性が向上し、圧縮行程における媒体の洩れ損失が低減され圧縮性能が向上する効果を得ることができる。
【0047】
なお、上記実施の形態3及び4では、位置決め基準Km並びにKf又はKcとして、中間プレート12、並びに第1軸受4もしくは第1シリンダ6、または第2軸受4もしくは第2シリンダ8にリーマ穴を設ける場合について説明したが、位置決め基準の形態は必ずしもリーマ穴に限定されるものではなく、また、位置決め基準を設ける位置も上記実施の形態に必ずしも限定されるものではない。さらに位置決め基準としてリーマ穴を設ける場合、その個数は2個以上であってもよい。
【0048】
実施の形態5.
図6、図7はこの発明の実施の形態5に係る2気筒回転式圧縮機の軸受組立装置、及び組立方法の要部を説明するもので、図6は側面断面図、図7は調芯方法を説明する平面図である。図において、6は第1シリンダであり、その外周部6dは軸穴6bの軸心に対し、定められた直径に予め高精度に仕上げ加工が施されている。12は中間プレートであり、その外周部12cは軸穴12aの軸心に対し、定められた直径に予め高精度に仕上げ加工が施され、かつ図7の右方所定部に軸穴12aの軸心から定められた長さにX方向の位置決め用の切欠き部12dが設けられている。
【0049】
31は取付台18上に設けられた平クランプ機構であり、制御部32により、図7の右から左方向に繰り出したときに、第1シリンダ6の外周部6dに当接する平クランプ下部31aと、この平クランプ下部31aが第1シリンダ6の外周部6dに当接したときに、中間プレート12の切欠き部12dに当接して、該中間プレート12のX方向の位置決めを行う平クランプ上部31bとが一体的に設けられている。即ち、第1シリンダ6の外周部6dの半径は、中間プレート12の軸心から切欠き部12dまでの距離に、平クランプ上部31bと平クランプ下部31a間の距離を加えた寸法に等しくなるように構成されている。
【0050】
33は上記平クランプ機構31に対向して設けられたVクランプ機構であり、回転軸1の軸心位置を通るX軸に対し等角度で形成されたV字部33a、33bを中間プレート12の外周部12cに当接させることにより、中間プレート12を、X方向に直交するY方向に位置決めすることができる。なお、上記平クランプ機構31、制御部32、及びVクランプ機構33を用いて位置決め手段34が構成されている。また、説明の便宜のため、図7に示す第1軸受クランプ19は図6では図示を省略しており、図7に示す位置決め手段34のX軸の方向は、図6では90°ずらした位置に示している。その他の同一符号は同一もしくは相当部分を示しているので説明を省略する。
【0051】
上記のように構成された実施の形態5による多気筒回転式圧縮機の軸受組立装置では、被組立体である軸受装置を取付台18にセットし、第1軸受4と第1シリンダ6を従来の公知技術と同様に調芯固定し、第2軸受5と第2シリンダ8を同様に調芯固定した後に、まず平クランプ機構31を作動させ、平クランプ下部31aが第1シリンダ6の外周部6dに当接するまで前進させる。この平クランプ機構31により第1シリンダ6に対する中間プレート12のX方向の位置決めを行うことができる。次にVクランプ機構33を図の左方向から右方向に突き出すように前進させて、対向する平クランプ上部31bと共に中間プレート12をクランプする。このVクランプ機構33により、クランプ方向に直角なY方向についての中間プレート12の位置決めを行うことができる。上記のように位置決め手段34による位置決めを行った後、固定手段である通しボルト13により圧縮部を一体的に固定する。
【0052】
このように実施の形態5によれば、第1シリンダ6の外周を定められた直径に予め高精度に仕上げ加工し、中間プレート12の外周を定められた直径に高精度に仕上げ加工すると共にX方向に定められた長さに位置決め用の切欠き部12dを予め設け、取付台に設けた専用のクランプ治具にてクランプするだけで、間接的に回転軸の軸心と中間プレートの軸穴中心を調芯することができる。従ってこの実施の形態の場合にはリーマ穴が不要であり、もしくはリーマ穴を空けるスペースが無い場合に好ましく位置決めができるという効果が得られる。また、リーマ穴にリーマピンを挿通するよりも位置決めが簡単である。
【0053】
なお、上記実施の形態5では、階段状に形成された平クランプ下部31a及び平クランプ上部31bの2つの当接部を有する平クランプ機構31と、Vクランプ機構33を用いて位置決め手段34を構成したが、必ずしもこれに限定されるものではない。また、中間プレート12には位置決め用の切欠き部12dを直線状に設けたが、必ずしもそれに限定されるものではない。さらに中間プレートを位置決めの基準に用いたが、軸受を基準にしても差し支えない。
【0054】
ところで、上記実施の形態によるこの発明の実施例の説明では、この発明を主に2気筒の回転式圧縮機に用いる場合について説明したが、3気筒以上の圧縮機でも同様に適用できることは言うまでもない。また、この発明の多気筒回転式圧縮機の組立装置は、取付台と、第1シリンダを該取付台に固定し得る保持手段と、上記回転軸の軸心に対し、上記中間プレートの軸穴の中心軸を合致させる位置決め手段とを備える他は、天板、XYテーブルなど、上記実施の形態に示すものに限定されるものではない。さらに、この発明の回転式圧縮機は例えば、空調装置、冷凍装置、冷蔵装置、除湿装置、乾燥装置などを始め冷凍サイクルを用いるあらゆる用途に利用することができるものである。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、回転軸の軸心に対して中間プレートの軸穴中心が一致するように調芯固定したことにより、ローラの軸方向端面と中間プレートの軸穴部端面の接触巾が回転軸の回転全周において均一となり、圧縮機構部の気密性が向上した多気筒回転型圧縮機が得られる効果がある。
【0056】
補正により削除。
【0057】
補正により削除。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る2気筒回転式圧縮機の要部を示す断面図である。
【図2】 この発明の実施の形態3に係る2気筒回転式圧縮機の組立装置を概略的に示す断面図である。
【図3】 図2に示す実施の形態3の要部を拡大して示す断面図である。
【図4】 上記実施の形態3に係る2気筒回転式圧縮機の組立方法を示すフローチャート図である。
【図5】 図4に示すフローチャート図における軸受の調芯位置決め(ステップS12)以降の詳細を示すフローチャート図である。
【図6】 この発明の実施の形態5に係る2気筒回転式圧縮機の軸受部の組立装置を示す要部断面図である。
【図7】 上記実施の形態5に係る2気筒回転式圧縮機の軸受部の組立装置による調芯方法を説明する平面図である。
【図8】 従来のツインロータリ圧縮機の要部を示す断面図である。
【図9】 図8に示す従来の圧縮機構部の組立方法を示すフローチャート図である。
【図10】 従来装置において、中間プレートの軸穴中心Omと回転軸の軸心Osに心ズレがあった場合の構成を説明する要部断面図である。
【符号の説明】
1 回転軸、
1a 第1偏心部、
1b 第2偏心部、
1c 回転軸の軸心、
1d 偏心部の軸心
2 第1ローラ、
3 第2ローラ、
4 第1軸受、
4a フランジ面部、
5 第2軸受、
5a フランジ面部、
6 第1シリンダ、
6c 位置決め基準(リーマ穴)
8 第2シリンダ、
12 中間プレート、
12a 軸穴、
12b 位置決め基準(リーマ穴)、
13 固定手段(通しボルト)、
18 取付台、
19 保持手段(第1軸受クランプ)、
δ 反偏心方向におけるローラの軸方向端面と中間プレート端面の接触巾、
29 δの軌跡、
34 位置決め手段、

Claims (2)

  1. 軸方向に順次形設された第1偏心部及び第2偏心部を有する回転軸と、
    上記第1偏心部及び第2偏心部の外周にそれぞれ設けられ上記回転軸の回転により公転する第1ローラ及び第2ローラと、
    互いに対向するように配設されたフランジ面部を有し、上記回転軸を上記2つの偏心部の両外側で支承する第1軸受及び第2軸受と、
    これら第1軸受及び第2軸受の間における上記第1偏心部及び第2偏心部の間に対応する位置に配設され上記回転軸を通す軸穴を有する中間プレートと、
    上記第1軸受及び中間プレートの間に介装され公転する上記第1ローラを包囲する第1シリンダと、
    上記第2軸受及び中間プレートの間に介装され公転する上記第2ローラを包囲する第2シリンダと、
    上記第1及び第2軸受、中間プレート、並びに第1及び第2シリンダを一体的に緊結する固定手段とを備え、
    上記中間プレートはその外周に軸穴の中心軸と上記回転軸の軸心との位置決め基準となる直線状に切り欠かれた切り欠き部を有していることを特徴とする多気筒回転式圧縮機。
  2. 第1シリンダまたは第2シリンダと、中間プレートとは、回転軸の軸心からの距離が同一の位置にそれぞれ位置決め基準を有し、これら位置決め基準によって上記回転軸の軸心と、中間プレートに設けた軸穴の中心軸が合致されたものであることを特徴とする請求項1記載の多気筒回転式圧縮機。
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