JP4483024B2 - 2シリンダ式回転圧縮機及び組立治具及び組立方法 - Google Patents

2シリンダ式回転圧縮機及び組立治具及び組立方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、回転圧縮機に係わり主に2シリンダ式回転圧縮機の構成、組み立て治具、及び組み立て方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図7は、例えば実開昭60−63088号広報に示された従来の2シリンダ式回転圧縮機の断面図である。図中、1は中央仕切り板、1aは中央仕切り板の内径部、2aは中央仕切り板の上側に配置された上シリンダ、2bは中央仕切り板の下に配置された下シリンダ、3は上シリンダの中央仕切り板とは反対側の端面に配置された主軸受け、4は下シリンダの中央仕切り板とは反対側の端面に配置された副軸受け、5は主軸受け3及び副軸受け4により支えられ2つの偏心部を有するクランク軸、6a、6bはクランク軸の各々の偏心部に嵌入されたローリングピストン、7a、7bは上記上下おのおののシリンダのベーン溝に嵌入され上記ローリングピストンと当接しながら往復運動をするベーンである。上記により構成される圧縮要素101と、回転子8及び固定子9により構成される電動要素102を密閉容器10内に収納している。圧縮要素101は、中央仕切り板を密閉容器に溶接等の手段で固定しており、電動要素102の固定子9は、密閉容器に焼き嵌め等の手段で固定されている。
【0003】
電動要素102の構成部品の一方である回転子8は、圧縮要素101の構成部品であるクランク軸5に固定されており、クランク軸5は主軸受け3及び副軸受け4により圧縮要素101内に支持されている。また、圧縮要素101は中央仕切り板1の外径部を密閉容器に固定している。また、電動要素102の他方である固定子は、密閉容器10に固定されている。つまり、回転子8と固定子9の位置関係は、中央仕切り板1と固定子9の各々が密閉容器10に固定されている位置により決定される。
【0004】
通常、上記構成における圧縮要素101及び電動要素102を密閉容器に固定する組立方法は、まず回転子8をクランク軸5に取り付ける。次に回転子8と固定子9を同軸となるように整列する。そして、密閉容器10をかぶせ、固定子9は焼き嵌め等の手段で密閉容器10に取り付け、圧縮要素101の最外周部となる中央仕切り板1は、密閉容器10に溶接等の手段で取り付ける。
【0005】
通常、密閉容器10に焼き嵌めされる固定子8は、外径と内径は高精度に同軸となるように加工されている。また、密閉容器10に溶接固定される中央仕切り板1の外径は、密閉容器10の内径より若干小さくなっており、密閉容器10との隙間は溶接時に発生するスパッタが侵入しない程度の隙間となっている。また、密閉容器10は固定子9の焼き嵌め部と中央仕切り板1の溶接部の間において、真直が確保されている。
【0006】
上記より、回転子8と固定子9の同軸は、回転子を取り付けるクランク軸5と固定子9とともに密閉容器10内に固定される中央仕切り板1の外径部の芯ずれに大きく影響される。
【0007】
次に動作について説明する。電動要素102にて発生した回転力がクランク軸5に伝わりクランク軸5が回転する事により圧縮要素101にて圧縮仕事を行う。
【0008】
上記圧縮仕事を行う際のモータ効率や、モータの電磁加振力は、電動要素102の回転子8の回転中心と固定子9の中心ずれの影響を大きく受け、中心ずれが大きいほどモータ効率は悪化し、電磁加振力及びそれに伴う騒音は増大する。
【0009】
また、ローリングピストン6a、6bの中央仕切り板1側の端面のシールは、中央仕切り板1の内径部周辺でのローリングピストン端面と中央仕切り板シート面の重なりにより大きく影響され、重なりが少なくなるとシール性が悪化し、圧縮機の性能は低下する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
電動要素の回転子8の回転中心と固定子9の中心のずれが大きいと、モータ効率の低下や、電磁加振力増大による騒音が増大するという課題があった。
【0011】
また、上記回転子8と固定子8の同軸を確保するために必要である中央仕切り板1の外径とクランク軸5の同軸出しを行うこと、及びその手段は従来の技術では確立されていない。
【0012】
また、中央仕切り板の内径部1aとクランク軸5の回転中心との中心ずれが大きくなると、ローリングピストン6a,6bの中央仕切り板側の端面は中央仕切り板1のシート面との重なりが不均一になり、重なりが小さい部分で吸入室または圧縮室内と中央仕切り板1の内径側の空間とのシール性が悪くなり、吸入室または圧縮室内にガスが流入または流出し、圧縮機の性能が低下するという課題があった。
【0013】
本発明は上記の課題を解決するためになされ、電動要素の回転子8の回転中心と固定子9の回転中心のずれにより引き起こされる電磁加振力による騒音増大を防止する手段を備えた2シリンダ式回転圧縮機を提供するものである。
【0014】
また、本発明は、中央仕切り板の内径部1aとクランク軸5の回転中心との中心ずれにより引き起こされる性能低下を防止する手段を備えたものである。
【0015】
また、上記課題を解決するための圧縮機の構成において、その組み立て治具、組み立て方法を提供するものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る2シリンダ式回転圧縮機は、中央に穴を有する円盤状の中央仕切り板と、その上下に配設された上シリンダ、下シリンダと、上シリンダの中央仕切り板と反対側の端面に設けられた主軸受け、下シリンダの中央仕切り板と反対側の端面に設けられた副軸受けと、上下シリンダ内に偏心部を有し、主軸受け、副軸受けにより支えられるクランク軸と、上下各シリンダの内径側で、上記クランク軸の各々の偏心部に嵌入された一対のローリングピストンと、上下各シリンダに設けられたベーンスロット内に嵌入され上記ローリングピストンの外周部に当接しながら往復運動を行う一対のベーンとにより構成される圧縮要素と、固定子と回転子とより構成され、上記クランク軸に回転力を与える電動要素と、を備え、上記圧縮要素および電動要素を密閉容器内に収納するとともに、上記中央仕切り板の外径と上記クランク軸とを同心にし、上記中央仕切り板を上記密閉容器に固定し、主軸受け側端面の上記上シリンダと当接する部分の外側に主軸受け側シート面と同一または主軸受けシート面と平行であるリング状の加工面を有し、上記中央仕切り板の外径を上記リング状の加工面と直角にしたものである。
【0017】
また、上記主軸受けは、ボス部の内径と外径を同軸にしたものである。
【0018】
また、中央に穴を有する円盤状の中央仕切り板と、その上下に配設された上シリンダ、下シリンダと、上シリンダの中央仕切り板と反対側の端面に設けられた主軸受け、下シリンダの中央仕切り板と反対側の端面に設けられた副軸受けと、上下シリンダ内に偏心部を有し、主軸受け、副軸受けにより支えられるクランク軸と、上下各シリンダの内径側で、上記クランク軸の各々の偏心部に嵌入された一対のローリングピストンと、上下各シリンダに設けられたベーンスロット内に嵌入され上記ローリングピストンの外周部に当接しながら往復運動を行う一対のベーンとにより構成される圧縮要素と、固定子と回転子とより構成され、上記クランク軸に回転力を与える電動要素と、を備えた2シリンダ式回転圧縮機を組み立てる組み立て治具において、上記中央仕切り板の外径より若干大きい内径を有する大径部と、前記大径部と直角に加工された大径部の底面と、前記大径部の底面に形成され、大径部の内径より小さい内径の中径部と、前記大径部と同軸で上記クランク軸の主軸受け部の径より若干大きく中径部より小さな内径を有する小径部とを備えたものである。
【0019】
また、中央に穴を有する円盤状の中央仕切り板と、その上下に配設された上シリンダ、下シリンダと、上シリンダの中央仕切り板と反対側の端面に設けられた主軸受け、下シリンダの中央仕切り板と反対側の端面に設けられた副軸受けと、上下シリンダ内に偏心部を有し、主軸受け、副軸受けにより支えられるクランク軸と、上下各シリンダの内径側で、上記クランク軸の各々の偏心部に嵌入された一対のローリングピストンと、上下各シリンダに設けられたベーンスロット内に嵌入され上記ローリングピストンの外周部に当接しながら往復運動を行う一対のベーンとにより構成される圧縮要素と、固定子と回転子とより構成され、上記クランク軸に回転力を与える電動要素と、を備え、上記主軸受けのボス部内径と外径とを同軸加工した2シリンダ式回転圧縮機を組み立てる組み立て治具において、上記中央仕切り板の外径より若干大きい内径を有する大径部と、前記大径部と直角に加工された大径部の底面と、大径部の内径より小さい内径の中径部と、大径部と同軸で上記主軸受けのボス部外径より若干大きく中径部より小さな内径を有する小径部とを備えたものである。
【0020】
また、主軸受けと上シリンダを芯出しまたは偏心組み立てすることにより上構造体を製作する第1の工程と、副軸受けと下シリンダを芯出しまたは偏心組み立てすることにより下構造体を製作する第2の工程と、上記上構造体、下構造体、主軸受け側端面の上記上シリンダと当接する部分の外側に主軸受け側シート面と同一または主軸受けシート面と平行であるリング状の加工面を有し、上記リング状の加工面は外径と直角である中央仕切り板、上下一対のローリングピストン、上下一対のベーンと、クランク軸とを仮組みした構造体を製作する第3の工程と、上記仮組みした構造体を上記中央仕切り板より大きい内径を有する大径部と、上記大径部と直角に加工された上記大径部の底面と、上記大径部の底面に形成され、上記大径部の内径より小さい内径の中径部と、上記中径部の内径よりも小さい内径の小径部が階段状に形成された治具を用い、中央仕切り板の外径を上記治具の大径部に嵌入し、上記中央仕切り板の主軸受け側端面を上記治具の中径部末端の大径部側端面に当接させ、上記クランク軸の主軸受けより突出した部分を上記治具の小計部の内径に嵌入することにより仮組みした構造体を治具にセットする第4の工程と、上記クランク軸を回転させながら上記上構造体、下構造体、及び中央仕切り板をボルト締め等の手段により固定する第5の工程より圧縮要素を組み立てる。
【0021】
また、主軸受けと上シリンダを芯出しまたは偏心組み立てすることにより上構造体を製作する第1の工程と、副軸受けと下シリンダを芯出しまたは偏心組み立てすることにより下構造体を製作する第2の工程と、上記上構造体、下構造体、主軸受け側端面の上記上シリンダと当接する部分の外側に主軸受け側シート面と同一または主軸受けシート面と平行であるリング状の加工面を有し、上記リング状の加工面は外径と直角である中央仕切り板、上下一対のローリングピストン、上下一対のベーンと、クランク軸とを仮組みした構造体を製作する第3の工程と、上記仮組みした構造体を上記中央仕切り板の外径より若干大きい内径を有する大径部と、上記大径部と直角に加工された大径部の底面と、上記大径部の内径より小さい内径の中径部と、上記大径部と同軸で上記主軸受けのボス部外径より若干大きく上記中径部より小さな内径を有する小径部が階段状に形成された治具を用い、中央仕切り板の外径を上記治具の大径部に嵌入し、上記中央仕切り板の主軸受け側端面を上記治具の中径部末端の大径部側端面に当接させ、上記主軸受けのボス部外径を上記治具の小計部の内径に嵌入することにより仮組みした構造体を治具にセットする第4の工程と、上記クランク軸を回転させながら上記上構造体、下構造体、及び中央仕切り板をボルト締め等の手段により固定する第5の工程より圧縮要素を組み立てる。
【0022】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態を図について説明する。図1は本発明の実施の形態1による2シリンダ式回転圧縮機の構成を示す断面図である。図中、1は中央仕切り板、2aは中央仕切り板の上側に配置された上シリンダ、2bは中央仕切り板の下に配置された下シリンダ、3は上シリンダの中央仕切り板とは反対側の端面に配置された主軸受け、4は下シリンダの中央仕切り板とは反対側の端面に配置された副軸受け、5は主軸受け3及び副軸受け4により支えられ2つの偏心部を有するクランク軸、6a、6bはクランク軸の各々の偏心部に嵌入されたローリングピストン、7a、7bは上記シリンダのベーン溝に嵌入され上記ローリングピストンと当接しながら往復運動をするベーンである。上記により構成される圧縮要素101と、回転子8及び固定子9により構成される電動要素102を密閉容器10内に収納している。尚、便宜上、上シリンダにおいて中央仕切り板とは反対側の端面を上シリンダの上面とし、下シリンダにおいて中央仕切り板とは反対側の端面を下面とする。
【0023】
次に、組立方法について説明する。上シリンダ2aと主軸受け3及び下シリンダ2bと副軸受け4を個別に同心または、偏心組み立てする。その後、ローリングピストン6(6a、6b)、ベーン7、クランク軸5及び中央仕切り板1を組み込み、中央仕切り板1の外径とクランク軸5が同心となるようにボルト等で固定し、圧縮要素101を形成する。
【0024】
次に圧縮要素101の回転軸であるクランク軸5の主軸受け3より突出した部分に回転子8を焼き嵌め等の手段にてとりつける。こうする事により、電動要素102の一方である回転子8、圧縮要素101の構成部品であるクランク軸5、及び中央仕切り板1の外径は同心となる。
【0025】
その後、回転子8と固定子9が同心となるように治具等で保持し、密閉容器10を取り付ける。この際、固定子9は焼き嵌めにより密閉容器10に取り付けるため、密閉容器10と固定子9の同軸は確保される。また、中央仕切り板1は、回転子8と固定子9の同心を保った状態にて、中央仕切り板1の外径部を密閉容器10に溶接等の手段で取り付ける。
【0026】
この際、中央仕切り板1の外径と密閉容器10の間の隙間は、固定子8と回転子9の同軸を出すのに必要な量、つまり、中央仕切り板1の外径と回転子8の中心ずれに相当する量以上でなければならない。また、溶接時に発生する粒径の大きいスパッタが密閉容器内に侵入する事を防止する必要があり、中央仕切り板1の外径と密閉容器10の隙間は、侵入を防止するべくスパッタの粒径以下である。つまり、中央仕切り板1の外径と回転子8の中心ずれ量は、密閉容器10内への侵入を防止するべくスパッタの粒径以下でないと、回転子8と固定子9の同心を確保する事が出来ないことになる。
【0027】
中央仕切り板1の外径と回転子8は前述のように同心が保たれているため、中央仕切り板1の外径と密閉容器10の隙間は、スパッタの密閉容器10内への侵入を十分に防止する事が出来るだけの小さい隙間であっても回転子と固定子の同軸を確保することができる。
【0028】
次に動作について説明する。電動要素102にて発生した回転力がクランク軸5に伝わりクランク軸5が回転する事により圧縮要素101にて圧縮仕事を行う。
【0029】
この際、電動要素102を構成する回転子8と固定子9の中心ずれが大きいと、モーター効率の低下、電磁騒音の増大等の問題が発生することがあるが、上述のように回転子8と固定子9は同軸が確保されているため、上記の問題を回避できる。
【0030】
実施の形態2.
図1において、a1、a2寸法は、中央仕切り板1の端面とローリングピストン6a、6bの重なっている部分の寸法を示す。中央仕切り板1は、図2に示すような構成となっており、内径部1aと外径部1bは同軸となるように加工している。また、1cは主軸受け側シート面、1dはリング状の加工面である。その他は、実施の形態1と同様の構成である。
【0031】
中央仕切り板1の外径とクランク軸5は実施の形態1で述べたように同軸となっている。また、本実施の形態では中央仕切り板1の内径部1aと外径部1bが同軸加工されているため、中央仕切り板1の内径部1bとクランク軸5は同軸が確保される。これにより、クランク軸5の各偏心部に嵌入されているローリングピストン6a、6bと中央仕切り板1の端面の重なっている部分a1、a2は、全周に渡り均一となり、部分的な重なりの少ない部分が発生しないため、ローリングピストン6a、6bと中央仕切り板1の隙間からのガスの漏れが最小限に抑えられ、固体間のばらつきも抑制できる。
【0032】
実施の形態3.
実施の形態1において、中央仕切り板1は図2に示すように、主軸受け側端面の外周側に主軸受け側シート面1cと同一平面または平行な組み立て治具と当接させるリング状の部分1dを有し、組み立て治具として、図3に示すような大径部12a、中径部12b、小径部12cを有する円筒状の治具で大径部12aの内径は中央仕切り板1の外径1bとほぼ同等且つ中央仕切り板1の外径1bより大きい径とし、中径部12bの大径部側の端面12dは、大径部12aの内径と直角に加工し、小径部12cの内径は大径部12aと同心かつクランク軸5の主軸受け側の外径とほぼ同等且つクランク軸5の主軸受け側の外径より大きい径を有するものを用意する。
【0033】
次に圧縮要素の組み立て方法について図4を用いて説明する。主軸受け3と上シリンダ2aを同心または若干偏心させて組み立て、上構造体を製作する第1の工程(a)と、副軸受け4と下シリンダ2bを同心または若干偏心させて組み立て、下構造体を製作する第2工程(b)と第1、第2の工程により制作された2つの構造体を中央仕切り板1の両端に配し、クランク軸5、ローリングピストン6a、6b、ベーン7a、7bを組み込んで一体構造体として仮組みする第3の工程(c)と、上記組み立て治具12内に仮組みした構造体を中央仕切り板1の外径部1bが組み立て治具12の大径部12a内径に嵌入し、中央仕切り板1の外周部のリング状の面1dを組み立て治具12の中径部端面12dに当接させ、クランク軸5の主軸受け3の反シリンダ側に突出した部分を組み立て治具12の小径部12cに嵌入するように取り付ける第4の工程(d)と、上記クランク軸5を回転させながら上記上構造体、下構造体、中央仕切り板1をボルト締め等により固定する第5の工程(e)により圧縮要素を組み立てる。
【0034】
こうして組み立てられた圧縮要素101は中央仕切り板1の外径部1bとクランク軸5が同軸となる。
【0035】
実施の形態4.
実施の形態1において、中央仕切り板1は内径1aと外径1bを同軸加工し且つ主軸受け側端面の外周側に主軸受け側シート面1cと同一平面または平行な組み立て治具と当接させるリング状の部分1dを有し、主軸受け3のボス部外径を主軸受け3の内径と同軸加工し、組み立て治具として、図5に示すような大径部12a、中径部12b、小径部12cを有する円筒状の治具12で大径部12aの内径は中央仕切り板1の外径1bとほぼ同等且つ中央仕切り板1の外径1bより大きい径とし、中径部12bの大径部側の端面12dは、大径部12aの内径と直角に加工し、小径部12cの内径は大径部12aと同心かつ主軸受け3のボス部外径とほぼ同等且つ主軸受け3のボス部外径より大きい径を有するものを用意する。
【0036】
次に圧縮要素の組み立て方法について説明する。第1〜第3の工程及び、第5の工程は、実施の形態3と同様である。第4の工程(d)においては、図6に示すように上記組み立て治具12内に仮組みした構造体を中央仕切り板1の外径部1bが組み立て治具の大径部12a内径に嵌入し、中央仕切り板1の外周部のリング状の面1dを組み立て治具の中径部端面12dに当接させ、主軸受け3のボス部外径3aを組み立て治具の小径部12cに嵌入するように取り付ける。
【0037】
こうして組み立てられた圧縮要素101は中央仕切り板1の外径部1bと主軸受け3のボス部外径の同軸が確保される。主軸受け3のボス部内外径は同軸となっているため、主軸受け3によって支持されるクランク軸5は、中央仕切り板1の外径部1bと同軸となる。
【0038】
【発明の効果】
中央仕切り板の主軸受け側端面の上シリンダと当接する部分の外側に、主軸受け側シート面と同一または主軸受け側シート面と平行であるリング状の加工部を有し、上記中央仕切り板の外径は、上記リング状の加工部と直角としたので、クランク軸と中央仕切り板外径を同軸組立する際、圧縮要素側の基準となる部分を確保できるという効果がある。
【0039】
また、主軸受けボス部の内径と外径を同軸加工したことにより、クランク軸の主軸受けからの突出部の長さが短い場合でもクランク軸と主軸受けボス部外径がクランク軸と同軸であるため、クランク軸の中心を代用できる部分を確保することができるという効果がある。
【0040】
また、中央に穴を有する円盤状で、中央仕切り板と、その上下に配設された上シリンダ、下シリンダと、上シリンダの中央仕切り板と反対側の端面に設けられた主軸受け、下シリンダの中央仕切り板と反対側の端面に設けられた副軸受けと、上下シリンダ内に偏心部を有し、主軸受け、副軸受けにより支えられるクランク軸と、上下各シリンダの内径側で、上記クランク軸の各々の偏心部に嵌入された一対のローリングピストンと、上下各シリンダに設けられたベーンスロット内に嵌入され上記ローリングピストンの外周部に当接しながら往復運動を行う一対のベーンとにより構成される圧縮要素と、固定子と回転子とより構成され、上記クランク軸に回転力を与える電動要素と、を備えた2シリンダ式回転圧縮機を組み立てる組み立て治具において、上記中央仕切り板の外径より若干大きい内径を有する大径部と、前記大径部と直角に加工された大径部の底面と、前記大径部の底面に形成され、大径部の内径より小さい内径の中径部と、前記大径部と同軸で上記クランク軸の主軸受け部の径より若干大きく中径部より小さな内径を有する小径部とを備えた組み立て治具を用いたので、この治具にセットすることにより中央仕切り板の外径とクランク軸の同軸を出すことができるという効果がある。
【0041】
また、中央に穴を有する円盤状の中央仕切り板と、その上下に配設された上シリンダ、下シリンダと、上シリンダの中央仕切り板と反対側の端面に設けられた主軸受け、下シリンダの中央仕切り板と反対側の端面に設けられた副軸受けと、上下シリンダ内に偏心部を有し、主軸受け、副軸受けにより支えられるクランク軸と、上下各シリンダの内径側で、上記クランク軸の各々の偏心部に嵌入された一対のローリングピストンと、上下各シリンダに設けられたベーンスロット内に嵌入され上記ローリングピストンの外周部に当接しながら往復運動を行う一対のベーンとにより構成される圧縮要素と、固定子と回転子とより構成され、上記クランク軸に回転力を与える電動要素と、を備え、上記主軸受けのボス部内径と外径とを同軸加工した2シリンダ式回転圧縮機を組み立てる組み立て治具において、上記中央仕切り板の外径より若干大きい内径を有する大径部と、前記大径部と直角に加工された大径部の底面と、大径部の内径より小さい内径の中径部と、大径部と同軸で上記主軸受けのボス部外径より若干大きく中径部より小さな内径を有する小径部とを備えた組み立て治具を用いたので、この治具にセットすることにより中央仕切り板の外径とクランク軸の同軸を出すことができるという効果がある。
【0042】
また、主軸受けと上シリンダを芯出しまたは偏心組み立てすることにより上構造体を製作する第1の工程と、副軸受けと下シリンダを芯出しまたは偏心組み立てすることにより下構造体を製作する第2の工程と、上記上構造体、下構造体、主軸受け側端面の上記上シリンダと当接する部分の外側に主軸受け側シート面と同一または主軸受けシート面と平行であるリング状の加工面を有し、上記リング状の加工面は外径と直角である中央仕切り板、上下一対のローリングピストン、上下一対のベーンと、クランク軸とを仮組みした構造体を製作する第3の工程と、上記仮組みした構造体を上記中央仕切り板より大きい内径を有する大径部と、上記大径部と直角に加工された上記大径部の底面と、上記大径部の底面に形成され、上記大径部の内径より小さい内径の中径部と、上記中径部の内径よりも小さい内径の小径部が階段状に形成された治具を用い、中央仕切り板の外径を上記治具の大径部に嵌入し、上記中央仕切り板の主軸受け側端面を上記治具の中径部末端の大径部側端面に当接させ、上記クランク軸の主軸受けより突出した部分を上記治具の小計部の内径に嵌入することにより仮組みした構造体を治具にセットする第4の工程と、上記クランク軸を回転させながら上記上構造体、下構造体、及び中央仕切り板をボルト締め等の手段により固定する第5の工程より圧縮要素を組立したので、上構造体、中央仕切り板、下構造体の3者の同軸を同時に出すことができるという効果がある。また、中央仕切り板の位置決めと上下各シリンダの芯出しを同時に行うため、中央仕切り板を別の手段で上シリンダまたは下シリンダと固定するための工程及びそれに伴うボルトやボルト穴加工等が不要となり、コストが低減できるという効果がある。
【0043】
また、主軸受けと上シリンダを芯出しまたは偏心組み立てすることにより上構造体を製作する第1の工程と、副軸受けと下シリンダを芯出しまたは偏心組み立てすることにより下構造体を製作する第2の工程と、上記上構造体、下構造体、主軸受け側端面の上記上シリンダと当接する部分の外側に主軸受け側シート面と同一または主軸受けシート面と平行であるリング状の加工面を有し、上記リング状の加工面は外径と直角である中央仕切り板、上下一対のローリングピストン、上下一対のベーンと、クランク軸とを仮組みした構造体を製作する第3の工程と、上記仮組みした構造体を上記中央仕切り板の外径より若干大きい内径を有する大径部と、上記大径部と直角に加工された大径部の底面と、上記大径部の内径より小さい内径の中径部と、上記大径部と同軸で上記主軸受けのボス部外径より若干大きく上記中径部より小さな内径を有する小径部が階段状に形成された治具を用い、中央仕切り板の外径を上記治具の大径部に嵌入し、上記中央仕切り板の主軸受け側端面を上記治具の中径部末端の大径部側端面に当接させ、上記主軸受けのボス部外径を上記治具の小計部の内径に嵌入することにより仮組みした構造体を治具にセットする第4の工程と、上記クランク軸を回転させながら上記上構造体、下構造体、及び中央仕切り板をボルト締め等の手段により固定する第5の工程より圧縮要素を組立したので、上構造体、中央仕切り板、下構造体の3者の同軸を同時に出すことができるという効果がある。また、中央仕切り板の位置決めと上下各シリンダの芯出しを同時に行うため、中央仕切り板を別の手段で上シリンダまたは下シリンダと固定するための工程及びそれに伴うボルトやボルト穴加工等が不要となり、コストが低減できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1を示す2シリンダ式回転圧縮機の断面図である。
【図2】 本発明の実施の形態1、2を示す中央仕切り板の斜視図である。
【図3】 本発明の実施の形態3の組み立て治具の断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態3の組み立て方法を示す工程図である。
【図5】 本発明の実施の形態4の組み立て治具の断面図である。
【図6】 本発明の実施の形態4の組み立て方法を示す工程図である。
【図7】 従来の2シリンダ式圧縮機の断面図である。
【符号の説明】
1 中央仕切り板、 1a 内径部、 1b 外径部、 1c 主軸受け側シート面、 1d リング状の加工面、 2 シリンダ、 2a 上シリンダ、 2b 下シリンダ、 3 主軸受け、 4 副軸受け、 5 クランク軸、 6 ローリングピストン、 6a 上ローリングピストン、 6b 下ローリングピストン、 7 ベーン、 7a 上ベーン、 7b 下ベーン、 8 回転子、 9 固定子、 10 密閉容器、 12 組立治具、 12a 大径部、 12b 中径部、 12c 小径部、 12d 中径部の大径部側端面、 101 圧縮要素、 102 電動要素。

Claims (6)

  1. 中央に穴を有する円盤状の中央仕切り板と、
    その上下に配設された上シリンダ、下シリンダと、上シリンダの中央仕切り板と反対側の端面に設けられた主軸受け、
    下シリンダの中央仕切り板と反対側の端面に設けられた副軸受けと、
    上下シリンダ内に偏心部を有し、主軸受け、副軸受けにより支えられるクランク軸と、
    上下各シリンダの内径側で、上記クランク軸の各々の偏心部に嵌入された一対のローリングピストンと、
    上下各シリンダに設けられたベーンスロット内に嵌入され上記ローリングピストンの外周部に当接しながら往復運動を行う一対のベーンとにより構成される圧縮要素と、
    固定子と回転子とより構成され、
    上記クランク軸に回転力を与える電動要素と、を備え、
    上記圧縮要素および電動要素を密閉容器内に収納するとともに、
    上記中央仕切り板の外径と上記クランク軸とを同心にし、上記中央仕切り板を上記密閉容器に固定し、主軸受け側端面の上記上シリンダと当接する部分の外側に主軸受け側シート面と同一または主軸受けシート面と平行であるリング状の加工面を有し、上記中央仕切り板の外径を上記リング状の加工面と直角にした
    ことを特徴とする2シリンダ式回転圧縮機。
  2. 上記主軸受けは、ボス部の内径と外径を同軸にしたことを特徴とする請求項1に記載の2シリンダ式回転圧縮機。
  3. 中央に穴を有する円盤状の中央仕切り板と、その上下に配設された上シリンダ、下シリンダと、上シリンダの中央仕切り板と反対側の端面に設けられた主軸受け、下シリンダの中央仕切り板と反対側の端面に設けられた副軸受けと、上下シリンダ内に偏心部を有し、主軸受け、副軸受けにより支えられるクランク軸と、上下各シリンダの内径側で、上記クランク軸の各々の偏心部に嵌入された一対のローリングピストンと、上下各シリンダに設けられたベーンスロット内に嵌入され上記ローリングピストンの外周部に当接しながら往復運動を行う一対のベーンとにより構成される圧縮要素と、固定子と回転子とより構成され、上記クランク軸に回転力を与える電動要素と、を備えた2シリンダ式回転圧縮機を組み立てる組み立て治具において、上記中央仕切り板の外径より若干大きい内径を有する大径部と、前記大径部と直角に加工された大径部の底面と、前記大径部の底面に形成され、大径部の内径より小さい内径の中径部と、前記大径部と同軸で上記クランク軸の主軸受け部の径より若干大きく中径部より小さな内径を有する小径部とを備えたことを特徴とする2シリンダ式回転圧縮機の組み立て治具。
  4. 中央に穴を有する円盤状の中央仕切り板と、その上下に配設された上シリンダ、下シリンダと、上シリンダの中央仕切り板と反対側の端面に設けられた主軸受け、下シリンダの中央仕切り板と反対側の端面に設けられた副軸受けと、上下シリンダ内に偏心部を有し、主軸受け、副軸受けにより支えられるクランク軸と、上下各シリンダの内径側で、上記クランク軸の各々の偏心部に嵌入された一対のローリングピストンと、上下各シリンダに設けられたベーンスロット内に嵌入され上記ローリングピストンの外周部に当接しながら往復運動を行う一対のベーンとにより構成される圧縮要素と、固定子と回転子とより構成され、上記クランク軸に回転力を与える電動要素と、を備え、上記主軸受けのボス部内径と外径とを同軸加工した2シリンダ式回転圧縮機を組み立てる組み立て治具において、上記中央仕切り板の外径より若干大きい内径を有する大径部と、前記大径部と直角に加工された大径部の底面と、大径部の内径より小さい内径の中径部と、大径部と同軸で上記主軸受けのボス部外径より若干大きく中径部より小さな内径を有する小径部とを備えたことを特徴とする2シリンダ式回転圧縮機の組み立て治具。
  5. 主軸受けと上シリンダを芯出しまたは偏心組み立てすることにより上構造体を製作する第1の工程と、副軸受けと下シリンダを芯出しまたは偏心組み立てすることにより下構造体を製作する第2の工程と、上記上構造体、下構造体、主軸受け側端面の上記上シリンダと当接する部分の外側に主軸受け側シート面と同一または主軸受けシート面と平行であるリング状の加工面を有し、上記リング状の加工面は外径と直角である中央仕切り板、上下一対のローリングピストン、上下一対のベーンと、クランク軸とを仮組みした構造体を製作する第3の工程と、上記仮組みした構造体を上記中央仕切り板より大きい内径を有する大径部と、上記大径部と直角に加工された大径部の底面と、上記大径部の底面に形成され、上記大径部の内径より小さい内径の中径部と、上記中径部の内径よりも小さい内径の小径部が階段状に形成された治具を用い、上記中央仕切り板の外径を上記治具の大径部に嵌入し、上記中央仕切り板の主軸受け側端面を上記治具の中径部末端の大径部側端面に当接させ、上記クランク軸の主軸受けより突出した部分を上記治具の小計部の内径に嵌入することにより仮組みした構造体を治具にセットする第4の工程と、上記クランク軸を回転させながら上記上構造体、下構造体、及び中央仕切り板をボルト締め等の手段により固定する第5の工程より圧縮要素を組み立てたことを特徴とする2シリンダ式圧縮機の組み立て方法。
  6. 主軸受けと上シリンダを芯出しまたは偏心組み立てすることにより上構造体を製作する第1の工程と、副軸受けと下シリンダを芯出しまたは偏心組み立てすることにより下構造体を製作する第2の工程と、上記上構造体、下構造体、主軸受け側端面の上記上シリンダと当接する部分の外側に主軸受け側シート面と同一または主軸受けシート面と平行であるリング状の加工面を有し、上記リング状の加工面は外径と直角である中央仕切り板、上下一対のローリングピストン、上下一対のベーンと、クランク軸とを仮組みした構造体を製作する第3の工程と、上記仮組みした構造体を上記中央仕切り板の外径より若干大きい内径を有する大径部と、上記大径部と直角に加工された大径部の底面と、上記大径部の内径より小さい内径の中径部と、上記大径部と同軸で上記主軸受けのボス部外径より若干大きく上記中径部より小さな内径を有する小径部が階段状に形成された治具を用い、上記中央仕切り板の外径を上記治具の大径部に嵌入し、上記中央仕切り板の主軸受け側端面を上記治具の中径部末端の大径部側端面に当接させ、上記主軸受けのボス部外径を上記治具の小径部の内径に嵌入することにより仮組みした構造体を治具にセットする第4の工程と、上記クランク軸を回転させながら上記上構造体、下構造体、及び中央仕切り板をボルト締め等の手段により固定する第5の工程より圧縮要素を組み立てたことを特徴とする2シリンダ式圧縮機の組み立て方法。
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