JP4609084B2 - 処理液、インクセット、記録物、及び記録方法 - Google Patents
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上述したように、従来の方法では、長期保管時の特性変化がなく、この結果、特に長期保管時の噴射性において充分満足できるものは得られていなかった。
本発明は、少なくとも色材を含有するインクを凝集、又は、増粘させる処理液であって、該処理液が少なくともイオン性液体を含有し、前記イオン性液体が、イミダゾリウム系、アンモニウム系、ピリジニウム系、ピペリジニウム系からなる群の中から選ばれる少なくとも1種の有機陽イオンと、リチウムイオン、臭素イオン、塩素イオン、乳酸イオン、ヘキサフルオロフォスフェート、テトラフルオロボレート、ビス(トリフルオロメタンスルフォニル)イミド、トリフルオロメタンスルフォネートの群の中から選ばれる少なくとも1種の陰イオンと、からなる化合物であり、かつ、該化合物の融点が25℃以下である処理液、該処理液及びインクを含むインクセット、及び該インクセットを用いた記録方法にある。
一般的に塩は常温で固体であり、数百度に加熱することで溶融することが知られている。それに対し、所定の有機陽イオンと陰イオンの組み合わせにおいて、常温で液体状態となる所謂イオン性液体が見出された。このイオン性液体が常温付近の温度で液体となる理由としては、イオンの大きさ、及び、イオン間の静電相互作用が関係しているものと推定される。更に、該イオン性液体は、蒸気圧が低く、不揮発性であり、同時に、不燃性・難燃性であるという特徴も有する。これは、分子間に静電的相互作用が働くため、イオンが拘束されるためであると推測される。
本発明において、処理液は少なくとも色材を含有するインクを凝集、又は、増粘させる作用を有し、少なくともイオン性液体を含有する。
一般式(1)
具体例としては、1-エチル-3-メチルイミダゾリウム塩、1-ブチル-3-メチルイミダゾリウム塩、1-ヘキシル-3-メチルイミダゾリウム塩、1-オクチル-3-メチルイミダゾリウム塩、1-デシル-3-メチルイミダゾリウム塩、1-ドデシル-3-メチルイミダゾリウム塩、1-テトラデシル-3-メチルイミダゾリウム塩、1-ヘキサデシル-3-メチルイミダゾリウム塩、1-オクタデシル-3-メチルイミダゾリウム塩、1-エチル-2,3-ジメチルイミダゾリウム塩、1-ブチル-2,3-ジメチルイミダゾリウム塩、1-ヘキシル-2,3-ジメチルイミダゾリウム塩などが挙げられる。これらのなかで、特に1-エチル-3-メチルイミダゾリウム塩、1-ブチル-3-メチルイミダゾリウム塩が好ましい。
一般式(2)
具体例としては、1-エチルピリジニウム塩、1-ブチルピリジニウム塩、1-ヘキシルピリジニウム塩等が挙げられ、これらのなかで、特に1-エチルピリジニウム塩、1-ブチルピリジニウム塩が好ましい。
一般式(3)
具体的には脂肪族4級アンモニウム塩などが挙げられる。具体例としては、トリメチル-ヘキシルアンモニウム塩、N,N-ジエチル-N-メチル-N-(2-メトキシエチル)アンモニウム塩、トリメチルヘキシルアンモニウム塩、トリメチルオクチルアンモニウム塩などが挙げられ、これらのなかで、特にN,N-ジエチル-N-メチル-N-(2-メトキシエチル)アンモニウム塩が好ましい。
一般式(4)
更に、材料の毒性などの安全性、及び、有機陽イオンとのとの組合わせにより得られる化合物の融点を低くする設計が可能であることから、陰イオンとしては、リチウムイオン、臭素イオン、塩素イオン、乳酸イオン、ヘキサフルオロフォスフェート、ビス(トリフルオロメタンスルフォニル)イミド、トリフルオロメタンスルフォネートが好ましく、更には、リチウムイオン、臭素イオン、塩素イオン、乳酸イオンが好ましい。
より好ましくは450℃以上であり、更に好ましくは、500℃以上である。沸点が400℃未満の場合、長期保管時の噴射性が低下する場合が存在した。
ここで、一般式(5)中、Xとして好ましくは、CO、NH、NR,Oであり、より好ましくは、CO、NH、Oである。Mとして好ましくは、H、Li、Na、K、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等であり、より好ましくは、H、Na,Kであり、更に好ましくは、水素原子である。nとして好ましくは、複素環が6員環又は5員環となる場合であり、より好ましくは、5員環の場合である。一般式(5)で表される化合物は、複素環であれば、飽和環であっても不飽和環であってもよい。R1として好ましくは、CH3、C2H5、C2H4OHである。
より好ましくは、多価金属塩が使用される。これは、多価金属塩はインク中色材の凝集能がより大きいと考えられるためである。
グリコール類の具体例としては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、プロパンジオール、ブチレングリコール、トリエチレングリコール、1,5−ペンタンジオール、ヘキサンジオール、1,2,6−ヘキサントリオール、グリセリン等が挙げられる。
グリコール誘導体の具体例としては、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル、ジグリセリンのエチレンオキサイド付加物等が挙げられる。
含窒素溶媒の具体例としては、ピロリドン、N−メチル−2−ピロリドン、シクロヘキシルピロリドン、トリエタノールアミン等が挙げられる。
アルコール類としてはメタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、ヘキサノール、ベンジルアルコール等が挙げられる。
含硫黄溶媒としては、チオジエタノール、チオジグリセロール、スルホラン、ジメチルスルホキシド等が挙げられる。
炭化水素の具体例としては、n−ヘキサン、シクロヘキサン、n−ヘプタン、メチルヘキサン、n−オクタン、メチルヘプタン、ジメチルヘキサン、ノナン、デカン等が挙げられる。その他、アイソパーなどのn-パラフィン系溶剤、iso-パラフィン系溶剤、シクロパラフィン系溶剤などのパラフィン系溶剤も挙げられる。
芳香族炭化水素としては、トルエン、エチルベンゼン、キシレン等が挙げられる。
ケトン類としては、アセトン、メチルエチルケトン、ペンタノン、ヘキサノン、ヘプタノン、シクロヘキサノン等が挙げられる。
エステル類としては、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸ビニル、プロピオン酸エチル、酪酸エチル等が挙げられる。
エーテル類としては、ジエチルエーテル、エチルブロビルエーテル、エチルイソプロピルエーテル等が挙げられる。
植物油としては、乾性油、半乾性油、不乾性油などが挙げられる。乾性油としては、荏の油、アマニ油、桐油、ケシ油、くるみ油、紅花油、ひまわり油などが挙げられ、半乾性油としては菜種油、不乾性油としては、ヤシ油が挙げられる。
更には、炭酸プロピレン、炭酸エチレン等を用いることもできる。
その他、スピクリスポール酸やラムノリピド、リゾレシチン等のバイオサーファクタント等も使用できる。
本発明において、インクは少なくとも色材を含有する。
本発明に用いられる色材としては、染料、顔料、着色微粒子など着色により画像を形成する機能を有するものであれば、何れでもかまわない。
水溶性染料の具体例としては、Direct Black-2、-4、-9、-11、-17、-19、-22、-32、-80、-151、-154、-168、-171、-194、-195、C.I.Direct Blue-1、-2、-6、-8、-22、-34、-70、-71、-76、-78、-86、-112、-142、-165、-199、-200、-201、-202、-203、-207、-218、-236、-287、-307、C.I.Direct Red-1、-2、-4、-8、-9、-11、-13、-15、-20、-28、-31、-33、-37、-39、-51、-59、-62、-63、-73、-75、-80、-81、-83、-87、-90、-94、-95、-99、-101、-110、-189、-227、C.I.Direct Yellow-1、-2、-4、-8、-11、-12、-26、-27、-28、-33、-34、-41、-44、-48、-58、-86、-87、-88、-132、-135、-142、-144、-173、C.I.Food Black-1、-2、C.I.Acid Black-1、-2、-7、-16、-24、-26、-28、-31、-48、-52、-63、-107、-112、-118、-119、-121、-156、-172、-194、-208、C.I.Acid Blue-1、-7、-9、-15、-22、-23、-27、-29、-40、-43、-55、-59、-62、-78、-80、-81、-83、-90、-102、-104、-111、-185、-249、-254、C.I.Acid Red-1、-4、-8、-13、-14、-15、-18、-21、-26、-35、-37、-52、-110、-144、-180、-249、-257、-289、C.I.Acid Yellow-1、-3、-4、-7、-11、-12、-13、-14、-18、-19、-23、-25、-34、-38、-41、-42、-44、-53、-55、-61、-71、-76、-78、-79、-122などが挙げられる。
例えば、α,β−エチレン性不飽和基を有するモノマーの共重合体等が挙げられる。α,β−エチレン性不飽和基を有するモノマーの例としては、エチレン、プロピレン、ブテン、ペンテン、ヘキセン、酢酸ビニル、酢酸アリル、クロトン酸エチル、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、イタコン酸モノエステル、マレイン酸、マレイン酸モノエステル、マレイン酸ジエチル、フマル酸、フマル酸モノエステル、ビニルスルホン酸、スチレンスルホン酸、スルホン化ビニルナフタレン、ビニルアルコール、アクリルアミド、メタクリロキシエチルホスフェート、ビスメタクリロキシエチルホスフェート、メタクリロキシエチルフェニルアシドホスフェート、エチレングリコールジメタクリレート、ジエチレングリコールジメタクリレート、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン等のスチレン誘導体、ビニルシクロヘキサン、ビニルナフタレン、ビニルナフタレン誘導体、アクリル酸アルキルエステル、アクリル酸フェニルエステル、メタクリル酸アルキルエステル、メタクリル酸フェニルエステル、メタクリル酸シクロアルキルエステル、クロトン酸アルキルエステル、イタコン酸ジアルキルエステル、マレイン酸ジアルキルエステル、ビニルアルコール、アクリルアミド並びに、上記化合物の誘導体等が挙げられる。
本発明にかかるインク、インクタンク、記録方法、記録装置を用いて作成した画像は、目詰りによる画像欠陥が少なく、良好な画質を提供することが可能である。
本発明にかかるインクジェット用インクタンクとしては、例えば、特開2001−138541等に記載のインクタンクに適用することができる。この場合、インクタンク20にインクを充填し、記録ヘッド18からインク吐出する際においてもインクタンク20におけるける長期保管時のインク特性変化が抑制され、特に長期保管時の記録ヘッド18からの噴射性において充分満足できるものとなる。
本発明のインクジェット記録方法は、上記本発明のインクジェット用インクセットを用い、インクジェット用インクと処理液とを互いに接触させるように印字するものである。また、本発明のインクジェット記録装置は、上記本発明のインクジェット用インクセットの各液体を記録媒体に吐出する記録ヘッドを備えるものである。これらは、通常のインクジェット記録装置は勿論、インクのドライングを制御するためのヒーター等を搭載した記録装置、又は、中間体転写機構を搭載し、中間体に記録材料を印字した後、紙等の記録媒体に転写する記録装置等を適用することができる。
但し、一つのノズルから複数の体積のドロップを噴射することが可能であるインクジェット装置において、上記ドロップ量とは、印字可能な最小ドロップのドロップ量を指すこととする。
なお、記録媒体に塗布されたイオン性液体の分解物質をさらに塗布して固化または定着させたり、記録媒体上のイオン性液体を吸引して回収してもよい。
図1は本発明のインクジェット記録装置の好適な一実施形態の外観の構成を示す斜視図である。図2は、図1のインクジェット記録装置(以下、画像形成装置と称する)における内部の基本構成を示す斜視図である。本実施形態の画像形成装置100は、前述の本発明のインクジェット記録方法に基づいて作動し画像を形成する構成を有している。すなわち、図1及び図2に示すように、画像形成装置100は、主として、外部カバー6と、普通紙などの記録媒体1を所定量載置可能なトレイ7と、記録媒体1を画像形成装置100内部に1枚毎に搬送するための搬送ローラ(搬送手段)2と、記録媒体1の面にインク及び液体組成物を吐出して画像を形成する画像形成部8(画像形成手段)とそれぞれのサブインクタンク5へインク及び処理液を補給するメインインクタンク4とから構成されている。
ここで、メインインクタンク4も、同様にそれぞれ異なる色のインク及び処理液が納めされたメインインクタンク41、42、43、44、45を有している。そして、これらには、例えば、第1の液体として、ブラックインク(K)、イエローインク(Y)、マゼンタインク(M)、シアンインク(C)が、第2の液体として処理液が満たされ、それぞれが画像形成装置100に脱着可能に格納されている。
所定の処理液組成となるようにインク構成材料を必要量添加し、攪拌する。得られた処理液を5μmフィルターを通過させることにより、所望の液体を得た。
顔料100gに対してイオン交換水500gを加え、超音波ホモジナイザーを掛けた。遠心分離装置にて遠心処理を行い、上澄み液を除去した。この作業を3回繰り返した後、得られた顔料を減圧下で乾燥させた。
初期顔料分散体中の顔料濃度が15質量%となるように、イオン交換水、顔料分散剤を添加し、水酸化ナトリウム水溶液を用いてpHを7.5に調整した。この顔料分散体に、超音波ホモジナイザーを掛け、顔料を分散した。この分散液を遠心分離装置で、遠心分離処理(8000rpm×30分)を施し、残渣部分(全量に対して20%)を除去することで、顔料分散液を得た。
所望量の顔料濃度となるように顔料分散液を計量し、所定量のイオン性液体と混合した。得られた混合液を撹拌しながら、減圧状態とし、水分を除去した。得られたインクに対して、その他添加剤を加え、5μmフィルターを通過させることにより、所望の液体を得た。
顔料100gに対してイオン交換水500gを加え、超音波ホモジナイザーを掛けた。遠心分離装置にて遠心処理を行い、上澄み液を除去した。この作業を3回繰り返した後、得られた顔料を減圧下で乾燥させた。
スルファニル酸水溶液を加温し、撹拌しながら上記処方により得られた顔料100gを加えた。この混合物を撹拌しながら室温まで冷やし、14gの濃硝酸を滴下した。この溶液にNaNO2水溶液10gを添加し、反応が終了するまで撹拌した。この顔料に対し、脱塩処理を行なった。得られた表面処理顔料を顔料濃度が12質量%となるようにイオン交換水を加え、pHを7.5に調整した後、超音波ホモジナイザーを用いて分散を行なった。この分散液を遠心分離装置で、遠心分離処理(8000rpm×30分)を施し、残渣部分(全量に対して20%)を除去することで、顔料分散液を得た。
所望量の顔料濃度となるように顔料分散液を計量し、所定量のイオン性液体と混合した。得られた混合液を撹拌しながら、減圧状態とし、水分を除去した。得られたインクに対して、その他添加剤を加え、5μmフィルターを通過させることにより、所望の液体を得た。
顔料100gに対してイオン交換水500gを加え、超音波ホモジナイザーを掛けた。遠心分離装置にて遠心処理を行い、上澄み液を除去した。この作業を3回繰り返した後、得られた顔料を減圧下で乾燥させた。
初期顔料分散体中の顔料濃度が15質量%となるように、イオン交換水、顔料分散剤を添加し、水酸化ナトリウム水溶液を用いてpHを7.5に調整した。この顔料分散体に、超音波ホモジナイザーを掛け、顔料を分散した。この分散液を遠心分離装置で、遠心分離処理(8000rpm×30分)を施し、残渣部分(全量に対して20%)を除去することで、顔料分散液を得た。
所定のインク組成となるようにインク構成材料を必要量添加し、攪拌する。得られたインクを5μmフィルターを通過させることにより、所望の液体を得た。
顔料100gに対してイオン交換水500gを加え、超音波ホモジナイザーを掛けた。遠心分離装置にて遠心処理を行い、上澄み液を除去した。この作業を3回繰り返した後、得られた顔料を減圧下で乾燥させた。
顔料及び顔料分散剤が質量比で1:1となるように、顔料と顔料分散剤の混合体をロールミルを用いて混錬した後、所定量とイオン性液体、有機溶媒、その他添加剤を添加し、ビーズミルで2時間分散し、所望のインクを得た。
所定のインク組成となるようにインク構成材料を必要量添加し、攪拌する。得られたインクを5μmフィルターを通過させることにより、所望の液体を得た。
処理液作成方法に従い、処理液を作成した。
―組成―
・1-エチル-3-メチルイミダゾリウム ブロマイド(分子量191 / 融点25℃以下)
:10質量%
・2−フランカルボン酸(pKa=2.4) : 8質量%
・水酸化ナトリウム :0.8質量%
・アセチレングリコールエチレンオキサイド付加物 : 1質量%
・イオン交換水 :80.2質量%
処理液作成方法に従い、処理液を作成した。
―組成―
・1−エチル−3−メチルイミダゾリウム ビス(トリフルオロメタンスルフォニル)イミド (分子量 391 / 融点−16℃ ) :40質量%
・硝酸マグネシウム・6水和物 :10質量%
・アセチレングリコールエチレンオキサイド付加物 : 1質量%
・アイソパーM :49質量%
処理液作成方法に従い、処理液を作成した。
―組成―
・1-ヘキシルピリジニウム クロライド(分子量 199 / 融点25℃以下)
: 4質量%
・ジエチレングリコール :10質量%
・ポリアリルアミン :12質量%
・アセチレングリコールエチレンオキサイド付加物 : 1質量%
・イオン交換水 :73質量%
処理液作成方法に従い、処理液を作成した。
―組成―
・1-エチル-3-メチルイミダゾリウム ビス(トリフルオロメタンスルフォニル)イミド
(分子量 391 / 融点−16℃ ) :90.2質量%
・2−フランカルボン酸(pKa=2.4) : 8質量%
・水酸化ナトリウム :0.8質量%
・アセチレングリコールエチレンオキサイド付加物 : 1質量%
処理液作成方法に従い、処理液を作成した。
―組成―
・N,N-ジエチル-N-メチル-N-(2-メトキシエチル)アンモニウムテトラフルオロボレート (分子量 233 / 融点25℃以下) :70質量%
・酒石酸(pKa=3.0) : 6質量%
・水酸化ナトリウム :0.8質量%
・アセチレングリコールエチレンオキサイド付加物 : 1質量%
・アイソパーM :22.2質量%
処理液作成方法に従い、処理液を作成した。
―組成―
・ジエチレングリコール :10質量%
・酒石酸(pKa=3.0) : 6質量%
・水酸化ナトリウム :0.8質量%
・アセチレングリコールエチレンオキサイド付加物 : 1質量%
・イオン交換水 :82.2質量%
処理液作成方法に従い、処理液を作成した。
―組成―
・イソプロピルアルコール :50質量%
・硝酸マグネシウム・6水和物 :11質量%
・アセチレングリコールエチレンオキサイド付加物 : 1質量%
・イオン交換水 :38質量%
(インクA)
インク作成方法1に従い、インクを作成した。
―組成―
・Mogul L(キャボット社製) : 4質量%
・スチレン−アクリル酸−アクリル酸ナトリウム共重合体 : 1質量%
・1−エチル−3−メチルイミダゾリウム ビス(トリフルオロメタンスルフォニル)イミド(分子量 391 / 融点−16℃ ) :94質量%
・アセチレングリコールエチレンオキサイド付加物 : 1質量%
インク作成方法2に従い、インクを作成した。
―組成―
・C. I. Pigment Blue -15:3 : 4質量%
・N,N-ジエチル-N-メチル-N-(2−メトキシエチル)アンモニウムビス(トリフルオロメタンスルフォニル)イミド (分子量 426 / 融点25℃以下 ) :95質量%
・アセチレングリコールエチレンオキサイド付加物 : 1質量%
インク作成方法3に従い、インクを作成した。
―組成―
・C. I. Pigment Red -122 : 5質量%
・スチレン−アクリル酸−アクリル酸ナトリウム共重合体 : 1質量%
・1-エチル-2,3-ジメチルイミダゾリウム クロライド(分子量 161 / 融点25℃以下)
:10質量%
・グリセリン :10質量%
・アセチレングリコールエチレンオキサイド付加物 : 1質量%
・イオン交換水 :73質量%
インク作成方法4に従い、インクを作成した。
―組成―
・Mogul L(キャボット社製) : 5質量%
・ベンジルメタクリレート-ステアリルアクリレート共重合体 : 5質量%
・1-エチル-3-メチルイミダゾリウム ビス(トリフルオロメタンスルフォニル)イミド (分子量 391 / 融点−16℃ ) :40質量%
・アイソパーM :50質量%
インク作成方法5に従い、インクを作成した。
―組成―
・C. I. Direct Blue 199 : 4質量%
・1-ブチルピリジニウムクロライド (分子量 172 / 融点25℃以下) :25質量%
・ポリオキシエチレンステアリルエーテル : 1質量%
・N,N'-ビス(2-ヒドロキシエチル)-2-アミノエタンスルホン酸 :1.2質量%
・水酸化ナトリウム :0.6質量%
・イオン交換水 :68.2質量%
表1及び表2に従ったインクセットを、600dpi、1024ノズルの試作プリントヘッド(ドロップ量14ng)を用いて、FX−C2紙(富士ゼロックス社製)に印字した。尚、実施例1〜5及び比較例1〜2においては、インクのみを記録媒体に付与した。一方、実施例6〜10においては、インク、及び、処理液が記録媒体上互いに接するように印字する方法で行った。印字はインク付与機構部分を所定温度に加温した状態で、一般環境下(温度23±0.5℃、湿度55±5%R.H)で行った。インクと処理液を吐出する場合、1画素を形成するためのインクと処理液との付与量の質量比を1:0.2とした。
長期保管後噴射性については、インクジェット記録装置にインクを充填し、キャップをせずに、一般環境下で15日間放置した。その後、ノズルチェックパターンを印字させ、吐出ノズル数を観察した。
−評価基準−
◎ … 全ノズル吐出
○ … 全ノズルのうち90%以上のノズルが吐出
△ … 全ノズルのうち80%以上90%未満のノズルが吐出
× … 全ノズルのうち80%未満のノズルが吐出 (許容範囲外)
A4サイズの普通紙に100%カバレッジパターンの画像を印字し、印字サンプルを1週間放置した。放置後の普通紙端部での変形量を測定した
−評価基準−
◎ … 変形量が5mm未満
○ … 変形量が5mm以上10mm未満
△ … 変形量が10mm以上20mm未満
× … 変形量が20mm以上 (許容範囲外)
100%カバレッジパターンの画像を印字し、印字直後のカクル高さをレーザー変位計を用いて測定した。
◎ … 変位量が0.5mm未満
○ … 変位量が0.5mm以上1.0mm未満
△ … 変位量が1.0μm以上1.5mm未満
× … 変位量が1.5mm以上 (許容範囲外)
評価結果を表1〜2にまとめた。
2 搬送ローラ
3 記録ヘッド
4 メインインクタンク
5 サブインクタンク
6 外部カバー
7 トレイ
8 画像形成部
9 給電信号ケーブル
10 キャリッジ
11 ガイドロッド
12 タイミングベルト
13 駆動プーリ
14 メンテナンスユニット
15 補給装置
16 補給管
100 画像形成装置
Claims (13)
- 少なくとも色材を含有するインクを凝集、又は、増粘させる処理液であって、該処理液が少なくともイオン性液体を含有し、
前記イオン性液体が、イミダゾリウム系、アンモニウム系、ピリジニウム系、ピペリジニウム系からなる群の中から選ばれる少なくとも1種の有機陽イオンと、リチウムイオン、臭素イオン、塩素イオン、乳酸イオン、ヘキサフルオロフォスフェート、テトラフルオロボレート、ビス(トリフルオロメタンスルフォニル)イミド、トリフルオロメタンスルフォネートの群の中から選ばれる少なくとも1種の陰イオンと、からなる化合物であり、かつ、該化合物の融点が25℃以下である処理液。 - 該処理液がインクジェット方式に用いられる請求項1に記載の処理液。
- 前記処理液中に、pKaが4.5以下である有機酸、無機電解質、有機アミン化合物からなる群の中から少なくとも選ばれる化合物を含むことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の処理液。
- 前記イオン性液体の分子量が1,000未満である請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の処理液。
- 前記イオン性液体の添加量がインク全体に対し質量比で5質量%以上100%未満である請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の処理液。
- 前記請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の処理液、及び、少なくとも色材を含有するインクを含むインクセット。
- 前記色材が、染料、顔料、着色微粒子からなる群の中から少なくとも選ばれる請求項6記載のインクセット
- 前記顔料が、自己分散顔料又は、高分子分散剤を用いて分散された顔料、マイクロカプセル顔料であることを特徴とする請求項7に記載のインクセット
- 前記請求項6乃至請求項8のいずれか1項に記載のインクセットを用いて記録媒体上にパターン又は画像を形成した記録物。
- 前記請求項6乃至請求項8のいずれか1項に記載のインクセットをインクジェット方式を用いて記録媒体に付与する記録方法。
- 前記請求項6乃至請求項8のいずれか1項に記載のインクセットを用いた記録方法であって、該インク、及び、前記請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の処理液を互いに接触するように記録媒体上に付与し、画像を形成する記録方法。
- インクジェット方式を用いて前記インクセットを記録媒体に付与する請求項11に記載の記録方法。
- 1画素を形成する前記インク、及び、前記処理液の付与量が、質量比で1:20〜20:1の範囲である請求項11又は請求項12記載の記録方法。
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