JP4608079B2 - ワイパーリング及びこれを組み込んだボールねじ - Google Patents

ワイパーリング及びこれを組み込んだボールねじ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ボールねじのナットの端部に装着されるワイパーリングに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のワイパーリングとして、実開平6−6795号公報に開示されているように、ワイパーリングの一端側又は全体を周方向に関して複数のセグメント(ブロック)に分割し、各セグメントをばねにより半径方向中心側へ押さえ込んでワイパーリングの内周とねじ軸との密着性を改善したものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ワイパーリングの一端側のみを複数のセグメントに分割した場合、ワイパーリングの周方向の一箇所にはワイパーリングを分断するバイアスカットと呼ばれる切断部が設けられる。しかし、そのようなバイアスカットを有するワイパーリングをねじ軸に取り付けた場合、バイアスカット部分が開いてワイパーリングの内周が非円形に変形する。そのため、バイアスカットの反対側ではセグメントがねじ軸に密着するけれども、バイアスカット側ではセグメントのねじ軸に対する密着性が悪化する。その結果、位置によってシール性能に差が生じる。
【0004】
一方、ワイパーリングの全体を複数のセグメントに分割した場合、リングの周方向に関して各セグメントの間に隙間が空いていると、セグメントのずれによってその隙間が拡大して異物が容易に入ったり、その拡大した隙間から潤滑剤が漏れる。セグメント間の隙間をなくしてセグメントを相互に接触させると、その接触に起因して各セグメントの半径方向中心側への移動が制限され、セグメントとねじ軸との密着性が悪化してシール性能が低下するおそれがある。セグメントとねじ軸との間に異物が噛み込んだとき、セグメントがこれを押えるばねに抗して半径方向の外周側に逃げ、セグメントの内周がねじ軸から離れてシール性能が低下するおそれもある。
【0005】
そこで、本発明は、ねじ軸に対するセグメントの密着性を高めることが可能なワイパーリング及びそれを利用したボールねじを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
【0007】
本発明のワイパーリング(20,30)は、ねじ軸(11)と接触可能なシール部(22f,33f)を有し互いに別部材として形成された複数のセグメント(22A〜22H,31A〜31H)のそれぞれが、前記ねじ軸の方向に延びる支軸(22b,34a)を中心として回転可能な状態で前記ねじ軸の周方向に並べられるとともに、各セグメントに対応した各支軸が支持部材(21,31A〜31F)により相互につなぎ合わされて各支軸同士の相対的な移動が制限され、前記周方向に並べられた各セグメントがばね部材(23,32)によりねじ軸の半径方向中心側に押えられており、前記複数のセグメント(31A〜31H)のうち、セグメントの総数Nよりも2つ少ないN−2個のセグメント(31A〜31F)には前記支軸(34a)と前記支軸を受け入れるための穴部(33b)とが前記周方向にずらして形成され、残る2個のセグメント(31G,31H)のうちいずれか一方のセグメント(31H)には前記支軸が、他方のセグメント(31G)には前記穴部(33b)がそれぞれ形成され、周方向に隣接する各セグメントの支軸と穴部とが嵌め合わされて各セグメントが相互に連結されるとともに、前記2個のセグメント(31G,31H)同士の間は連結が断たれていることにより、上述した課題を解決する。
【0008】
この発明のワイパーリングによれば、各セグメントがばね部材によってねじ軸の中心側に押されながら支軸を中心に回転してねじ軸と密着するようにその姿勢を変化させるようになる。従って、各セグメントがねじ軸に対して良好に密着し、周方向の位置に応じてシール性能がばらつくおそれがない。一方、各セグメントの支軸が相互につなぎ合わされて支軸同士の相対的な移動が制限されるので、各セグメントの動きが周方向及び半径方向に関してそれぞれ適度に制限され、周方向に関してセグメント同士の間に過剰な隙間が生じて異物が噛み込んだり、潤滑剤が漏れ出すおそれがなく、各セグメントが半径方向外周側に逃げてシール性能が低下するおそれもない。なお、本発明において、各セグメントの回転中心となる支軸が相互につなぎ合わされた状態とは、各支軸がセグメントとは別部材又はセグメントそのものを介して相互に連結されて互いの相対運動が制限されている状態を意味する。なお、支持部材はセグメントとは別部材として構成されてもよいし、セグメントそのものを支持部材として使用してもよい。
【0009】
本発明のワイパーリング(20)は、前記複数のセグメント(22A〜22H)とは別部材として形成された前記支持部材としての支持リング(21)を有し、各支軸がその支持リングを介して相互につなぎ合わされたものでもよい。この場合には、支持リングによって各セグメントが支軸の周りに回転可能に支持される。支持リングは周方向の一箇所で分断されてもよい。この場合には、従来のバイアスカットに相当する分断箇所が支持リングに存在するので、ワイパーリングが全体として変形することができ、ばね部材により各セグメントをねじ軸に確実に押し付けることができる。
【0011】
この場合には、各セグメントが隣接するセグメントによって支軸の周りに回転可能に支持され、各支軸はセグメントそのものを介して相互につなぎ合わされる。2個のセグメント同士の間では連結が断たれているので、従来のバイアスカットに相当する分断箇所が形成されてワイパーリングが全体として変形することができる。そのため、ばね部材により各セグメントをねじ軸に確実に押し付けることができる。
【0012】
なお、セグメント同士を支軸と穴部とによって連結する場合、前記複数のセグメントのそれぞれは、前記シール部を有するセグメント本体(33)と、そのセグメント本体に対して周方向にずらして形成された支持プレート(34)とを有し、前記支持プレート又は前記セグメント本体のいずれか一方に前記支軸が形成され、他方に前記穴部が形成されてもよい。このようにすれば、セグメント本体同士の間に生じるスリットの背後に支持プレートが延びるので、ワイパーリングの内側と外側とがスリットを介して直通せず、異物の侵入や潤滑剤の流出が防がれる。
【0013】
本発明の別のワイパーリング(20)は、支持リング(21)と、ねじ軸(11)と接触可能なシール部(22f)を有し、前記支持リングの一方の側に、当該支持リングの周方向に沿って並べられ、前記支持リングに対して所定の支軸(22b)を中心として回転可能に連結された複数のセグメント(22A〜22H)と、前記周方向に並べられた複数のセグメントを前記支持リングの半径方向中心側に押えるばね部材(23)と、を備え、前記複数のセグメントのうち、セグメントの総数Nよりも2つ少ないN−2個のセグメント(31A〜31F)には前記ねじ軸の方向に延びる支軸(34a)と前記支軸を受け入れるための穴部(33b)とが前記周方向にずらして形成され、残る2個のセグメント(31G,31H)のうちいずれか一方のセグメント(31H)には前記支軸(34a)が、他方のセグメント(31G)には前記穴部(33b)がそれぞれ形成され、周方向に隣接する各セグメントの支軸と穴部とが嵌め合わされて各セグメントが相互に連結されるとともに、前記2個のセグメント(31G,31H)同士の間は連結が断たれているものである。
【0014】
このワイパーリングによれば、支持リングによって各セグメントが支軸の周りに回転可能に支持されるので、各セグメントがばね部材によってねじ軸の中心側へ押されながら支軸を中心に回転してねじ軸と密着するようにその姿勢を変化させるようになる。従って、各セグメントがねじ軸に対して良好に密着し、周方向の位置に応じてシール性能がばらつくおそれがない。一方、各セグメントの支軸が支持リングを介して相互につなぎ合わされて支軸同士の相対的な移動が制限されるので、各セグメントの動きが周方向及び半径方向に関してそれぞれ適度に制限され、周方向に関してセグメント同士の間に過剰な隙間が生じて異物が噛み込んだり、潤滑剤が漏れ出すおそれがなく、各セグメントが半径方向外周側に逃げてシール性能が低下するおそれもない。支持リングはその周方向の一箇所で分断されてもよく、その場合には従来のバイアスカットに相当する分断箇所が存在しているので、ワイパーリングが全体として変形することができ、ばね部材により各セグメントをねじ軸に確実に押し付けることができる。
【0015】
本発明のさらに別のワイパーリング(30)は、ねじ軸(11)と接触可能なシール部(33f)を有しかつ互いに別部材として形成されて前記ねじ軸の周方向に並べられた複数のセグメント(31A〜31H)と、前記周方向に並べられた複数のセグメントを前記ねじ軸の半径方向中心側に押えるばね部材(32)と、を具備したものである。
【0016】
このワイパーリングによれば、各セグメントが隣接するセグメントによって支軸の周りに回転可能に支持されるので、各セグメントがばね部材によってねじ軸の中心側に押されながら支軸を中心に回転してねじ軸と密着するようにその姿勢を変化させるようになる。従って、各セグメントがねじ軸に対して良好に密着し、周方向の位置に応じてシール性能がばらつくおそれがない。一方、各セグメントの支軸がセグメントそのものを介して相互につなぎ合わされて支軸同士の相対的な移動が制限されるので、各セグメントの動きが周方向及び半径方向に関してそれぞれ適度に制限され、周方向に関してセグメント同士の間に過剰な隙間が生じて異物が噛み込んだり、潤滑剤が漏れ出すおそれがなく、各セグメントが半径方向外周側に逃げてシール性能が低下するおそれもない。2個のセグメント同士の間では連結が断たれているので、従来のバイアスカットに相当する分断箇所が形成されてワイパーリングが全体として変形することができる。そのため、ばね部材により各セグメントをねじ軸に確実に押し付けることができる。
【0017】
本発明のボールねじ(10)は、上記のワイパーリング(20,又は30)が、ナット(13)の少なくとも一方の端部に装着されたものである。このボールねじによれば、本発明のワイパーリングの優れたシール性能が発揮されてナットの異物に対する耐久性が大きく改善される。
【0018】
なお、本発明のワイパーリングにおいて、セグメント(22A〜22H)を支持リング(21)に取り付ける場合には、それらセグメント同士の間にスリット(24)を設けることが望ましい。また、セグメント(31A〜31H)同士を連結する場合には、セグメント本体同士の間にスリット(35)を設けることが望ましい。このようなスリットを設けることにより、セグメント同士又はセグメント本体同士がスリットにて許容される範囲内で相互に干渉することなく支軸の周りに確実に回転できるようになる。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1は本発明が適用されたボールねじの一実施形態を示している。周知のように、ボールねじ10は、ねじ軸11と、多数のボール12と、それらのボール12を介してねじ軸11に装着されるナット13とを有している。ナット13の内周にはボール転走溝13aが形成されている。ボール12は、ねじ軸11とナット13との相対回転に伴ってねじ軸11のボール転走溝11aとナット13のボール転走溝13aとの間を転走する。ボール転走溝13aの一端に達したボール12はナット13に固定されたリターンチューブ14を介してボール転走溝13aの反対側に戻される。
【0020】
ナット13の両端部にはワイパー取付用の凹部13b,13bが形成されている。なお、図1ではナット13の一端側のみを示すが、反対側の構成も同じである。各凹部13bにはワイパーリング20が装着されて止め輪15で抜け止めされる。各ワイパーリング20は、ねじ軸11に付着した異物のナット13内への侵入と、ナット13内に充填された潤滑剤(例えばグリース)の外部への漏れとを防止する。
【0021】
図2〜図4はワイパーリング20の詳細を示している。各ワイパーリング20は、支持リング21と、その支持リング21の一方の側に配置される複数(図では8個)のセグメント22A…22H(以下、図1に示すように参照符号22で代表することもある。)と、それらセグメント22の外周側に装着されるばねリング(ばね部材)23とを有している。支持リング21及び各セグメント22は合成樹脂を射出成形して製造される。
【0022】
支持リング21は板状に形成され、その周方向の一箇所にはこれを分断するバイアスカット21aが形成されている。また、支持リング21の一方の側面には浅い凹部21bが形成され、その凹部21bの底面がセグメント22の取付面21cとして機能する。ばねリング23はコイルばねの両端を連結してリング状に構成したものである。支持リング21の内周面21dはねじ軸11と密着できるようねじ軸11の外周の軸直角断面上における輪郭形状に等しく形成される。なお、内周面21dを取付面21cに対して鋭角に交差するよう傾けて形成することにより、ねじ軸11に対する密着性を高めている。なお、内周面21dを高精度に製造してねじ軸11に対する密着性を十分に保証できる場合には、バイアスカット21aを省略して支持リング21を無端のリング形状に形成してもよい。
【0023】
各セグメント22は互いに別部材として製造され、相互に分離可能である。セグメント22の裏面(支持リング21と対向する面)22aには、ねじ軸11の方向に延びる支軸としてのピン22bが1本ずつ形成されている。これらピン22bに対応して、支持リング21にはこれを貫通する穴部21e…21eが形成されている。但し、穴部21eは必ずしも支持リング21を貫通する必要はなく、セグメント22に対する取付面21cに開口していればよい。
【0024】
各セグメント22のピン22bを穴部21eに嵌め合わせることにより、各セグメント22はピン22bを中心として回転可能な状態で支持リング21の取付面21c上に取り付けられる。これにより各セグメント22がそれらの周方向の端面22d,22eの間にスリット24を生じさせつつ支持リング21の周方向に並べられるとともに、各ピン22bが支持リング21を介して相互につなぎ合わされる。なお、ボール転走溝11aの異物をすくい上げてナット13の外側へ排出するため、各セグメント22の周方向の端面22d,22eはねじ軸11の半径方向及び軸線方向に対してそれぞれ斜めに傾けられている(図2及び図3参照)。図示の例ではスリット24をほぼ一定幅で描いているが、これは例えば外周側ほど拡大するように構成してもよい。
【0025】
各セグメント22は、その内周22fにねじ軸11のボール転走溝11aに嵌り込む突条22gを有している(図4参照)。一方、各セグメント22の外周には溝22hが周方向に沿って形成されている。セグメント22のピン22bを支持リング21の穴部21eに嵌め込んで各セグメント22を支持リング21に取り付けると、各セグメント22の外周の溝22hが繋がって一本の環状溝が形成され、その環状溝にばねリング23が引き延ばされた状態で嵌め合わされる。ばねリング23の復元力により各セグメント22はねじ軸11の半径方向中心側(支持リング21の半径方向中心側に等しい)に押圧される。これにより、各セグメント22の内周22fがねじ軸11に密着してシール部として機能する。なお、支持リング21からのセグメント22の抜けを防ぐため、ピン22bは圧入やかしめ(ピン22bの先端を穴部21eの反対側に突出させてその突出部分を溶融させる方法をいう。)等の抜け止め手段を利用して穴部21eに取り付けることが望ましい。但し、ピン22bは穴部21eに対して回転自在に嵌め合せる必要がある。
【0026】
突条22gはねじ軸11のボール転走溝11aに沿った螺旋を描くように捻れており、支持リング21に対する各セグメント22A〜22Hの取付位置に応じて突条22gの形状は異なる。従って、各セグメント22A〜22Hはその内周22fにおいて互いに異なる形状を有することになる。そのため、各セグメント22A〜22Hを共通の金型により製造することはできない。その一方、突条22gは一つの連続したボール転走溝11aに嵌合するものであるため、支持リング21に各セグメント22を取り付けたとき、各セグメント22の突条22gはボール転走溝11aに沿った一本の螺条を描くように正確に連なっている必要がある。このような要求を満たすためには、一組の金型内に各セグメント22A〜22Hに対応したキャビティを設け、各セグメント22A〜22Hを一括して成形することが好ましい。このようにすれば、各セグメント22A〜22Hの個々の寸法精度のみならず、各セグメント22A〜22H同士の相対的な位置関係をも金型にて規定できるので、別々の金型でセグメント22A〜22Hを成形する場合と比較して、各セグメント22A〜22Hを精度よく成形できる。しかも、支持リング21とセグメント22とが一体の構造の場合、螺旋状に捻れた突条22gを形成する中子の抜き取りを可能とするため、金型の構成が複雑化するが、本実施形態のように各セグメント22A〜22Hをそれぞれ別部材として構成した場合には、セグメント22A〜22Hが相互に拘束されていないので、それらの内周22fを形成するための中子を成形後に容易に抜き取ることができ、金型の構造が簡素化される。
【0027】
以上のように構成されたワイパーリング20は、支持リング21をナット13の軸線方向内側に向けるようにしてナット13の凹部13bに装着される。ワイパーリング20がねじ軸11上に装着された状態で、支持リング21がそのバイアスカット21aを拡大させるように変形しても、ばねリング23の力を受ける各セグメント22は、それぞれの内周22fがねじ軸11と密着するようにピン22bを中心として回転する。この結果、各セグメント22が等しくかつ良好にねじ軸11と密着し、ワイパーリング20によるシール性能が良好に発揮されるようになる。
【0028】
図5〜図7はワイパーリングの他の実施形態を示している。このワイパーリング30は、複数(図示例では8個)のセグメント31A〜31H(以下、参照符号31にて代表することがある。)とばねリング32とを備える点で図2〜図4のワイパーリング20と共通する。但し、支持リング21は省略され、それに代えてセグメント31には、セグメント本体33と、支持プレート34とが設けられている。各セグメント31A〜31Hは互いに別部材として形成されて互いに分離可能である。各セグメント31のセグメント本体33と支持プレート34はいずれも樹脂製で一体に成形されている。
【0029】
セグメント本体33は上記のワイパーリング20におけるセグメント22に対して支軸22bが存在せず、代わりに穴部33bが形成されている点を除いてセグメント22と同一形状である。従って、セグメント本体33の構成要素に関しては、ワイパーリング20のセグメント22において対応する構成要素22a、22c〜22hと同一の添え字a、c〜hを含んだ参照符号33a、33c〜33hを付すことにより、それらの詳細な説明は省略する。なお、各セグメント31A〜31Hはワイパーリング20の場合と同様の理由により一組の金型により一括して成形することが望ましい。
【0030】
支持プレート34はワイパーリング20の支持リング21の役割を果たすものである。支持プレート34はセグメント本体33に対して周方向に位相をずらして設けられ、その表面にはセグメント本体33の穴部33bと嵌合可能な支軸としてのピン34aが形成されている。但し、いずれか一つのセグメント(例えば31G)についてはピン34aが省略される。隣接するセグメント31Hの穴部33bも省略してよい。
【0031】
以上のように構成されたセグメント31A〜31Hは、互いのピン34aを隣接するセグメントの穴部33bに嵌め合わせることにより一つの円環を描くように並べられて相互に連結される。その後、セグメント本体33の外周の溝33hにばねリング32が装着されてワイパーリング30が完成する。連結されたセグメント31A〜31Hの各セグメント本体33の間には、図2のワイパーリング20におけるスリット24と同様のスリット35が形成される。また、各セグメント31の支持プレート34は周方向に関して相互に連続し、それによりワイパーリング20の支持リング21と同様のリング状のプレートが形成される。但し、セグメント31Gにはピン34aが設けられていないので、セグメント31Gとセグメント31Hとは連結されない。これにより、図2のワイパーリング20におけるバイアスカット21aと同等の分断箇所がワイパーリング30に生じる。なお、セグメント31のピン34aと穴部33bとの連結は、ワイパーリング20におけるピン22bと穴部21eとの連結と同様に、圧入やかしめ等の抜け止め手段を利用して行なうことが望ましい。但し、ピン34aは穴部33bに対して回転自在に嵌め合せる必要がある。
【0032】
本実施形態のワイパーリング30も、支持プレート34をナット13の軸線方向内側に向けるようにしてナット13の凹部13bに装着される。ワイパーリング30がねじ軸11上に装着されることにより、連結されていないセグメント31G,31Hが周方向に相互に離れるようにワイパーリング30が変形しても、各セグメント31はばねリング32の力を受けつつそれぞれのセグメント本体33の内周33fがねじ軸11と密着するようにピン34aを中心として回転する。この結果、各セグメント31が等しくかつ良好にねじ軸11と密着し、ワイパーリング30によるシール性能が良好に発揮されるようになる。
【0033】
本発明は以上の実施形態に限定されることなく、種々の形態にて実施してよい。例えば図2のワイパーリング20において、ピン22bを支持リング21に、穴部21eをセグメント22に設けてもよい。ワイパーリング30に関しても、穴部32bとピン34aとを入れ替えてもよい。セグメント22A〜22H、31A〜31Hの周方向の長さは互いに等しくてもよいし、異なってもよい。セグメント22,32の個数はそれぞれ8個に限定されない。
【0034】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明のワイパーリング及びボールねじによれば、各セグメントがばね部材によってねじ軸の中心側に押されながら支軸を中心に回転してねじ軸と密着するようにその姿勢を変化させるようになる。従って、各セグメントがねじ軸に対して良好に密着し、周方向の位置に応じてシール性能がばらつくおそれがない。また、各セグメントの支軸が相互につなぎ合わされて支軸同士の相対的な移動が制限されるので、各セグメントの動きが周方向及び半径方向に関してそれぞれ適度に制限され、周方向に関してセグメント同士の間に過剰な隙間が生じて異物が噛み込んだり、潤滑剤が漏れ出すおそれがなく、各セグメントが半径方向外周側に逃げてシール性能が低下するおそれもない。従って、ボールねじのナットの端部におけるシール性能を改善して、ボールねじの寿命を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るボールねじの分解斜視図。
【図2】図1のボールねじに使用されるワイパーリングの支持リングとセグメントとの関係を示す図。
【図3】図1のボールねじに使用されるワイパーリングを分解した状態を示す図。
【図4】図3のワイパーリングの軸方向断面図。
【図5】他のワイパーリングの正面図。
【図6】図5のワイパーリングの平面図。
【図7】図5のワイパーリングに使用されるセグメントを示す図で、(a)は正面図、(b)は平面図。
【符号の説明】
10 ボールねじ
11 ねじ軸
13 ナット
20 ワイパーリング
21 支持リング
21a バイアスカット
21b 凹部
21c セグメントに対する取付面
21e 穴部
22b ピン(支軸)
22e 穴部
22f セグメントの内周(シール部)
22g 突条
23 ばねリング(ばね部材)
24 スリット
30 ワイパーリング
31A〜31H セグメント
32 ばねリング(ばね部材)
33 セグメント本体
33b 穴部
33f セグメント本体の内周(シール部)
34 支持プレート
34a ピン(支軸)
35 スリット

Claims (6)

  1. ねじ軸と接触可能なシール部を有し互いに別部材として形成された複数のセグメントのそれぞれが、前記ねじ軸の方向に延びる支軸を中心として回転可能な状態で前記ねじ軸の周方向に並べられるとともに、各セグメントに対応した各支軸が支持部材により相互につなぎ合わされて各支軸同士の相対的な移動が制限され、前記周方向に並べられた各セグメントがばね部材によりねじ軸の半径方向中心側に押えられており、前記複数のセグメントのうち、セグメントの総数Nよりも2つ少ないN−2個のセグメントには前記支軸と前記支軸を受け入れるための穴部とが前記周方向にずらして形成され、残る2個のセグメントのうちいずれか一方のセグメントには前記支軸が、他方のセグメントには前記穴部がそれぞれ形成され、周方向に隣接する各セグメントの支軸と穴部とが嵌め合わされて各セグメントが相互に連結されるとともに、前記2個のセグメント同士の間は連結が断たれていることを特徴とするワイパーリング。
  2. 前記複数のセグメントとは別部材として形成された前記支持部材としての支持リングを有し、各支軸がその支持リングを介して相互につなぎ合わされていることを特徴とする請求項1に記載のワイパーリング。
  3. 前記複数のセグメントのそれぞれは、前記シール部を有するセグメント本体と、そのセグメント本体に対して周方向にずらして形成された支持プレートとを有し、前記支持プレート又は前記セグメント本体のいずれか一方に前記支軸が形成され、他方に前記穴部が形成されていることを特徴とする請求項に記載のワイパーリング。
  4. 支持リングと、
    ねじ軸と接触可能なシール部を有し、前記支持リングの一方の側に、当該支持リングの周方向に沿って並べられ、前記支持リングに対して所定の支軸を中心として回転可能に連結された複数のセグメントと、
    前記周方向に並べられた複数のセグメントを前記支持リングの半径方向中心側に押えるばね部材と、を備え
    前記複数のセグメントのうち、セグメントの総数Nよりも2つ少ないN−2個のセグメントには前記支軸と前記支軸を受け入れるための穴部とが前記周方向にずらして形成され、残る2個のセグメントのうちいずれか一方のセグメントには前記支軸が、他方のセグメントには前記穴部がそれぞれ形成され、周方向に隣接する各セグメントの支軸と穴部とが嵌め合わされて各セグメントが相互に連結されるとともに、前記2個のセグメント同士の間は連結が断たれていることを特徴とするワイパーリング。
  5. ねじ軸と接触可能なシール部を有しかつ互いに別部材として形成されて前記ねじ軸の周方向に並べられた前記複数のセグメントと、
    前記周方向に並べられた複数のセグメントを前記ねじ軸の半径方向中心側に押えるばね部材と、を具備ることを特徴とするワイパーリング。
  6. 請求項1〜のいずれかに記載のワイパーリングが、ナットの少なくとも一方の端部に装着されていることを特徴とするボールねじ。
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