JP4605590B2 - 無線端末装置 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯電話機等の無線端末装置に関するものであり、より詳細には、二つの筐体を開閉可能に連結し、一方の筐体内にアンテナを内蔵した無線端末装置に関するものである。
近年、第1筐体と、第2筐体と、これら第1筐体および第2筐体とを回動可能に連結するヒンジ部とを備え、両筐体が開閉可能に構成された携帯電話機や無線機能を有するPDA等の携帯可能な無線端末装置が普及している。
ところで、近年、無線端末装置に対してデザイン性が要求されるようになるとともに、アンテナの小型化に伴い、これまで筐体外部に突出していたアンテナに代えて、無線端末装置を形成する第1筐体または第2筐体内にアンテナを配置するようにしたものが提案されている(たとえば特許文献1参照)。
この特許文献1に記載の無線端末装置は、内蔵アンテナを配置する場合、電波が遮断されないようにするために2つの筐体を連結する連結部と反対側の筐体端部に内蔵アンテナを配置するようになっている。
実開平4−110007号公報
しかしながら、たとえば折り畳み式の無線端末装置のように、閉状態では2つの筐体を重ね合わせることができ、開状態では両筐体の対向面を外部に露出させることができる構造を有するものでは、開状態でのアンテナ特性として、外部アンテナを有する無線端末装置のアンテナ特性と同等レベルの性能が得られ難いといった課題があった。
本発明の目的は、端末の開閉によるアンテナ特性劣化を抑止することが可能な無線端末装置を提供することにある。
本発明の第1の観点は、第1筐体と、第2筐体と、記第1筐体および前記第2筐体の端部同士を開閉可能に連結する連結部と、記第1筐体内において前記連結部と反対側の端部に配置された内蔵アンテナと、前記第1筐体内に配置され、第1グランド導体層を有する第1回路基板と、前記第2筐体内に配置され、第2グランド導体層を有する第2回路基板と、前記連結部内に挿通され、前記第1グランド導体層と前記第2グランド導体層とを電気的に接続する信号線と、上記連結部に配置され、前記第1グランド導体層または前記第2グランド導体層と電気的に接続される導電部材と、を備え、前記導電部材は、前記信号線に接触する無線端末装置を構成したことを特徴とする。
また、本発明は、第1筐体と、第2筐体と、前記第1筐体および前記第2筐体の端部同士を開閉可能に連結する連結部と、前記第1筐体内において前記連結部と反対側の端部に配置された内蔵アンテナと、前記第1筐体内に配置され、第1グランド導体層を有する第1回路基板と、前記第2筐体内に配置され、第2グランド導体層を有する第2回路基板と、前記連結部内に挿通され、前記第1グランド導体層と前記第2グランド導体層とを電気的に接続する信号線と、を備え、前記第1回路基板または前記第2回路基板は、前記第1筐体または前記第2筐体から前記連結部まで延設された基板延設部を有し、前記基板延設部に設けられた前記第1グランド導体層または前記第2グランド導体層は、前記信号線に接触する無線端末装置を構成したことを特徴とする。
好適には、前記第1筐体内または前記第2筐体内に配置され、前記第1グランド導体層または前記第2グランド導体層と電気的に接続されるシールドケースを備え、
前記導電部材は、前記シールドケースにおいて前記第1筐体または前記第2筐体から前記連結部まで延設された延設部である
好適には、前記連結部は、前記第1筐体と前記第2筐体とを回転可能に連結し、
前記導電部材は、前記第1筐体および前記第2筐体の回転軸の少なくとも一部を構成する
また、好適には、前記信号線は、前記導電部材に形成された溝部に配置されて前記導電部材と接触する。
本発明によれば、無線端末装置の開閉によるアンテナ特性劣化を抑止することができる。
以下、本発明の実施形態を添付図面に関連付けて説明する。
図1および図2は、本発明の無線端末装置としての携帯電話機の一実施形態を示す外観斜視図である。図1は開状態を、図2は閉状態を示している。
携帯電話機1は、第1筐体2と、第2筐体3とを備え、第1筐体2の端部2aと、第2筐体3の端部3aとを連結部(ヒンジ部)4により回動可能に連結することにより、開閉可能に構成されている。
第1筐体2および第2筐体3は、閉状態で互いに対向する面(正面)側の正面側ケース2c、3cと、その背面側の背面側ケース2d、3dとをそれぞれ備えている。これら正面側ケース2c、3cは、閉状態で一方の筐体側から他方の筐体側を見たときの互いに対向する面の輪郭が略一致するように形成されており、第1筐体2および第2筐体3の連結される側と反対側(開閉側)の端部2b、3bの位置も閉状態で互いに一致する。
第1筐体2は正面に操作部5を備えている。操作部5には、テンキーボタン5a等の携帯電話機1を操作するための各種ボタン(押圧部)が配置されている。また、第1の筐体2内には第1の電気/音響変換手段としてのマイクロフォンを内蔵すると共に、操作部5には、前記マイクロフォンにユーザーの音声等を集音するための開口部6がテンキーボタン5aの配置領域に設けられている。なお、開口部6には、第1筐体2内へ塵が侵入するのを防止する等の目的で保護膜が設けられていてもよい。
第2筐体3には、正面に画像等を表示するメイン表示部(第1表示部)7と、その背面に画像を表示するサブ表示部(第2表示部)8とが、それぞれ各面に設けられている。サブ表示部8を露出させるための背面側ケース3dの開口窓は円形に形成されている。メイン表示部7およびサブ表示部8は、たとえば透過型または反射型の液晶表示ディスプレイによって構成される。なお、ディスプレイには有機EL等、他のデバイスを用いてもよい。
また、第2筐体3の背面には、サブ表示部8の動作を制御するための押しボタン(押圧部材)9が設けられる。押しボタン9は、たとえば樹脂や硬質のゴムにより構成され、背面側ケース3dのサブ表示部8配置面に対して垂直方向に移動可能に配置される。
このように、第1筐体2の端部2aと、第2筐体3の端部3aとを連結部(ヒンジ部)4により回動可能に連結することにより、開閉可能に構成された本実施形態の携帯電話機1においては、第1筐体2の端部2b側の内部に送受信アンテナ10が内蔵されている。また、第2筐体3の端部3bに第2の電気/音響変換手段としてのスピーカ11が内蔵される。
そして、本実施形態においては、第1筐体2と第2筐体3が閉状態にある場合に、アンテナ10は第2筐体3の端部3bに配置される電気/音響変換手段としてのスピーカ11の近傍に対向して配置され、開状態にある場合にはアンテナ10はスピーカ11と離れて配置される。
上述したように、第1筐体2と第2筐体3は、連結部4により開閉可能に連結されるが、後で詳述するように、本実施形態の第1筐体2と第2筐体3は内部にグランド導体層が形成された回路基板をそれぞれ有している。
そして、第1筐体2と第2筐体3内に配置され回路基板のグランド導体層同士を、連結部4内を通したグランド導体、具体的には信号線を絶縁体で被覆した細線同軸ケーブルにより接続している。
そして、本実施形態の連結部4は、図3に模式的に示すように、一部に導電部材4aを含み、グランド導体としての細線同軸ケーブル12が導電部材4aに接触するように構成されている。
このように、連結部4に導電部材4aを設け、この導電部材4aにグランド導体としての細線同軸ケーブル12を接触するようにした理由について、図3および図4に関連付けて説明する。
通常、折り畳み型の携帯端末装置としての携帯電話機の場合、第1筐体2と第2筐体3を接続するためにフレキシブル配線基板や細線同軸ケーブルを使用する。
そして、本実施形態のように、第1筐体2にアンテナ10が内蔵されている場合、開いた状態では第1筐体2と第2筐体3間を高周波電流がスムーズに流れるかどうかでアンテナ利得が大きく変わってくる。
本実施形態のように、連結部4に導電部材4aを設け、この導電部材4aにグランド導体としての細線同軸ケーブル12を接触するような構成を有していない場合、アンテナ10から見たとき、図4中に示す矢印のように高周波電流が流れる。たとえば第1筐体2側のコネクタCNT1から回路基板Dの上端までの間に高周波電流が流れ、これが第2筐体3への流れを妨げており、この部分がロスとなり、アンテナ利得が落ちる要因となると考えられる。
これに対して、本実施形態のように、連結部4に導電部材4aを設け、この導電部材4aにグランド導体としての細線同軸ケーブル12を接触するような構成とした場合、図3に示すように、高周波的にケーブル12が連結部4の上端部から始まっているように見え、高周波電流が図4の場合と異なり、スムーズに第2筐体3に流れる。このように、高周波電流がスムーズに流れることによりアンテナ利得が向上すると考えられる。
連結部4とケーブル12とは直接導通していなくともよく(細線同軸ケーブル12の外皮は絶縁体である)、密着(接触)していれば高周波電流は流れ、アンテナ利得を上げることが可能である。
以上の構成としては、模式的に示すと、たとえば図5、図6、図7に示すような構成を採用することが可能である。
図5の構成は、ケーブル12が通る連結部4に金属部品4aを用い、金属部品4aと回路基板31のグランド導体層に接続されたシールドケース32とを接続させて導通をとる。この場合、連結部4とシールド基板32との導通を確実にするために板ばね等を用いることも可能である。
図6の構成は、回路基板31のグランド導体層に接続されたシールドケース32を連結部4内まで延設して、延設した部分に沿ってケーブル12を通し、ケーブル12を延設したシールドケース32と接触させる。
図7の構成は、シールドケース32とグランド導体層で接続された回路基板31を連結部4内まで延設して、延設した基板端部に有するグランド導体層とケーブル12とを接触させる。
以上、本実施形態の携帯電話機において、端末の開閉によるアンテナ特性の劣化を抑止するための対策について簡略図を参照して説明した。
以下に、端末の開閉によるアンテナ特性の変化量を縮小するための具体的な構造について、図面に関連に付けて説明する。
図8は携帯電話機1の内部構成を閉状態で示す斜視図であり、図9は第1筐体2の内部の構成を示す斜視図である。なお、図8および図9はいずれも構成要素の一部を省略して図示している。
第1筐体2の内部には、高周波回路等の各種回路が配置される回路基板31と、回路基板31上に積層され、回路基板31上の回路から放出されるまたは外部から侵入する電磁波を遮断するためのシールドケース(シールド体)32(図9参照)と、電波を送受信するための送受信アンテナ部10とが設けられている。アンテナ部10は、回路基板31の端部に設けられており、第1筐体2の端部2bの内部に位置する。
回路基板31は、たとえばパターン層、絶縁層、グランド層、電源層を積層した多層式のプリント基板として構成されている。回路基板31は、不図示の電池に接続されて電力が供給されている。シールドケース32は、たとえば樹脂で成形された基部の表面にメッキ処理が施されて形成されており、外表面が導電性を有している。また、シールドケース32は、回路基板31に平行な面と、この平行な面から回路基板31側に延び、平行な面を区画する壁部とを有している。この壁部は回路基板31に当接し、回路基板31上の電子部品等はこの壁部間に収納される。
回路基板31およびシールドケース32は、第1筐体2を正面側から見て、第1筐体2の略全域に亘って広がるように配置されている。回路基板31とシールドケース32とは、たとえば回路基板31に設けられた貫通孔に挿通される導電性のネジがシールドケース32に設けられたネジボス(いずれも不図示)に螺合されることにより、互いに固定されるとともに、シールドケース32と回路基板31のグランド層とが電気的に接続される。
回路基板31およびシールドケース32は、正面側ケース2cと背面側ケース2dとの固定に伴って第1筐体2内に固定される。すなわち、正面側ケース2cと背面側ケース2dとは、正面側ケース2cの裏側に設けられたネジボス2e、51aに、背面側ケース2dを貫通するネジ501を螺着することにより固定され、一方、回路基板31およびシールドケース32には、切り欠き部31b、32e、孔部32fが設けられており、これら切欠き部や孔部にネジボス2e、51aが嵌め込まれることにより回路基板31およびシールドケース32は第1筐体2に固定される。なお、このような第1筐体2への固定に伴って、回路基板31とシールドケース32とは一層堅固に固定される。シールドケース32には、後述するヒンジパーツ53、54が固定されるヒンジパーツ固定部32gが連結部4側に突出するように設けられており、孔部32fはヒンジパーツ固定部32gに設けられている。
第2筐体3内部には、メイン表示部7(図1参照)と、メイン表示部7の通電制御等の所定の制御を行うための回路基板44と、サブ表示部8と、サブ表示部8の通電制御等の所定の制御を行うための駆動部42と、駆動部42に接続され、押圧操作に応じて接点の開閉がなされる押圧スイッチ43とが設けられている。なお、メイン表示部7、回路基板44、サブ表示部8、駆動部42、押圧スイッチ43は、いずれも本発明の第2筐体に設けられた電子部品として機能する。回路基板44は、たとえば回路基板31と同様に多層式のプリント基板によって構成される。駆動部42はたとえばICによって構成される。押圧スイッチ43上には押しボタン9(図2参照)が配置されており、押しボタン9の押し込み操作により、押圧スイッチ43は押圧される。
図10は連結部4を分解して示す斜視図であり、図11は図10の状態から一部組み立てた状態を示す斜視図である。
連結部4は、図10および図11に示すように、第1筐体2に一体的に設けられた第1ヒンジ部51と、第2筐体3に一体的に設けられた第2ヒンジ部52と、連結部材としての第1ヒンジパーツ53、第2ヒンジパーツ54とを備えている。
第1ヒンジ部51は、第1筐体2の正面側ケース2cと背面側ケース2dとが互いに固定されることにより、正面側ケース2cおよび背面側ケース2dの端部により形成される。ただし、図10および図11では、背面側ケース2dを省略して図示している。
第1ヒンジ部51は、第1筐体2の連結側端部中央に第2ヒンジ部52を受け入れ可能な凹部2fが形成されることにより、連結側端部両側にそれぞれ設けられる。各第1ヒンジ部51は、第1ヒンジパーツ53、第2ヒンジパーツ54にそれぞれ対応する。
凹部2fを囲む壁部のうち、第1筐体2および第2筐体3の回転軸に直交する壁部51cには、ヒンジパーツ53、54が嵌合する孔部51dが設けられている。
また、正面側ケース2cから背面側ケース2d側(図中上方)へ突出するネジボス51a、51bが回転軸に略直交する方向へ略直列に設けられている。
第2ヒンジ部52は、第2筐体3の正面側ケース3cに一体的に設けられている。第2ヒンジ部52は、正面側ケース3cから正面側(図中下方)に突出し、第1筐体2および第2筐体3の回転軸を軸とする略円筒状に形成されている。
第2ヒンジ部52には、中空部52aと、円筒の両端面にて中空部52aから筐体外部側へ開口する孔部52cと、円筒の側面にて中空部52aから筐体内部側へ開口する孔部52dとが形成されている。
第1ヒンジパーツ53は、第1筐体2に固定される第1筐体側パーツ55と、第1筐体側パーツ55に対して回動可能に設けられ、第2筐体3に固定されるヒンジモジュール56とを備えている。
第1筐体側パーツ55は、たとえば金属の一体成形により形成され、ヒンジモジュール56は、樹脂などにより形成されて第1筐体側パーツ55に回転可能に固定される。
第1筐体側パーツ55は、貫通孔55cを有する第1固定部55aと、貫通孔55dを有し、貫通孔の貫通方向への高さが第1固定部55aよりも大きい第2固定部55bとを備えている。第1固定部55aおよび第2固定部55bは、正面側ケース2c側に開口する箱状に形成されて内部は空洞となっている。
第2固定部55bの高さは、ネジボス51bの高さに第2固定部55bの板厚を加算した高さに略等しく設定されており、図6に示すように、第2固定部55bが正面側ケース2cに当接すると、貫通孔55dの背面側にネジボス51bが当接する。
貫通孔55dに挿通されるネジ502がネジボス51bに螺合されて、第2固定部55bは正面側ケース2cに固定される。
第1固定部55aの貫通孔55cにはネジボス51aが嵌合する。貫通孔55cから突出したネジボス51aは更に、ヒンジパーツ固定部32g(図9参照)の孔部32fに嵌合する。
そして、上述のように、背面側ケース2dを貫通するネジ501がネジボス51aに螺合される。貫通孔55c方向への第1固定部の高さと、ヒンジパーツ固定部32gの厚さとを加算した厚さは、第1筐体2の正面側ケース2cおよび背面側ケース2dの内側面間の距離に略等しく設定されている。
したがって、第1固定部55aと、ヒンジパーツ固定部32gとは、ネジ501により第1筐体2に共締めされて互いに圧着される。なお、ネジ501はたとえば金属により形成され導電性を有している。
第1筐体側パーツ55は、第2ヒンジ部52の軸方向へ開口する不図示の孔部を有する摺動部55eを更に備えている。
摺動部55eは中空状に形成されている。摺動部55eの孔部には、この孔部の周方向に、すなわち、第1筐体2および第2筐体3の回動の方向に摺動可能にヒンジモジュール56が挿入される。
なお、ヒンジモジュールには、携帯電話機1の開閉に伴ってクリック感を生じさせるための付勢手段あるいはカム機構等の各種手段が設けられる。
ヒンジモジュール56は、第2ヒンジ部52の中空部52aに孔部52cを介して挿入される挿入部56aを備えている。第2ヒンジ部52の軸方向への挿入部56aの長さは、第2ヒンジ部52の長さの半分あるいはそれよりも若干短く設定されている。挿入部56aは略円柱状に形成されている。挿入部56aには、第2ヒンジ部52の軸方向に延びる不図示の溝部が設けられており、この溝部が、第2ヒンジ部52に設けられ、中空部52aへ突出するとともに軸方向に延びる突条部52bに嵌合して、ヒンジモジュール56の第2ヒンジ部52に対する周方向への移動が規制される。
第2ヒンジパーツ54は、基部57と、該基部57に嵌入される摺動部58とを備えている。基部57は、金属により形成され、摺動部58はプラスチックや硬質樹脂により形成されている。
基部57は、第1ヒンジパーツ53の第1筐体側パーツ55と同様に、貫通孔57cを有する第1固定部57aと、貫通孔57dを有し、貫通孔の貫通方向への高さが第1固定部57aの高さよりも大きい第2固定部57bとを備え、貫通孔57c、57dを貫通するネジ501、502がネジボス51a、51bに螺合されることにより、第1筐体2に固定される。第1固定部57a、第2固定部57bの高さの設定や、第1固定部57aと、シールドケース32のヒンジパーツ固定部32gとがネジ501により第1筐体2に共締めされて互いに圧着されることも第1筐体側パーツ55と同様である。
図12は第2ヒンジ部52と第2ヒンジパーツ54との接続状態を示す分解斜視図であり、図13は図12の状態から一部分解して示す分解斜視図である。
基部57は、第2ヒンジ部52の孔部52cから中空部52aへ挿入される挿入部57eを更に備えている。基部57に備える挿入部57eは、摺動部58の孔部58aに嵌合し、摺動部58を介して孔部52cへ挿入される。挿入部57eから第2固定部57bへかけては、第1筐体2の外縁に沿う側に溝部57fが形成されている。
摺動部58には、孔部58aに突出し、溝部57fの挿入部57e側の位置の縁部に嵌合する突条部58bが設けられており、この突条部58bが溝部57fの縁部に嵌合することにより、孔部58aの周方向への摺動部58の基部57に対する移動は規制される。摺動部58は第2ヒンジ部52の孔部52cに嵌合するとともに、第2ヒンジ部52の周方向に、すなわち第1筐体2および第2筐体3の回動の方向に摺動可能である。
なお、挿入部57eおよび摺動部58の第2ヒンジ部52に挿入される長さは、第2ヒンジ部52の軸方向長さの1/10程度である。
溝部57fにより、または溝部57fおよび摺動部58の孔部58aにより、ヒンジパーツ54内部には、第1筐体2の内部と第2筐体3の内部とを連通する通路59が形成される。通路59には、第1筐体2の回路基板31と、第2筐体3の駆動部42等の電子部品とを電気的に接続する複数の信号線(接続部材)61が配置される。
なお、信号線61は、第2ヒンジ部52の孔部52c、52d、摺動部58の孔部58aに挿通される。また、基部57に形成される通路59を溝部57fによって形成しているため、携帯電話機1の組み立ての際には、図13に示すように、信号線61を回路基板31および第2筐体3の電子部品に接続した後でも、基部57を取り付けることが可能である。
信号線61は、たとえば金属製の線材を絶縁物で覆った細線同軸ケーブル12により構成される。
上述したように、第2ヒンジパーツ54の基部57等は金属で形成されており、細線同軸ケーブル12からなる信号線61の絶縁体からなる外皮が導電部材4aとして機能する基部57に接触するように配線される。
したがって、図3に関連付けて説明したように、たとえば高周波的に信号線61(ケーブル12)が連結部4の上端部から始まっているように見え、高周波電流が図4の場合と異なり、スムーズに第2筐体3に流れる。このように、高周波電流がスムーズに流れることによりアンテナ利得が向上する。
連結部4と信号線61(ケーブル12)の線材とは直接導通していなくともよく、密着(接触)していれば高周波電流は流れ、アンテナ利得を上げることが可能である。
本発明は以上の実施形態に限定されず、種々の態様で実施してよい。本発明は携帯電話機に限られず、PHS、PDA、ゲームなど種々の電子機器に適用してよい。開閉可能な電子機器は、本実施形態のような折り畳み式のものに限定されない。2以上の筐体が互いに重ね合わされた閉状態と、この閉状態にて互いに対向していた部分のうち少なくとも一部が露出する開状態との間で、各筐体が互いに移動できるように、連結部材により連結されていればよい。したがって、たとえば、第1筐体および第2筐体を互いに対向する面に沿ってスライドさせるように回転させる、いわゆる水平回転式のものも含む。
信号線61は第1筐体内部の回路基板31と第2筐体内部の電子部品とを電気的に接続するものであればよく、たとえばフレキシブルプリント配線板であってもよい。導電部材は導電性を有するものであればよく、金網、パンチングメタルに限られない。
本発明を適用した携帯電話機を開状態で示す外観斜視図である。 図1の携帯電話機を閉状態で示す外観斜視図である。 連結部に導電部材を設け、この導電部材にグランド導体としての細線同軸ケーブルを接触させたときの高周波の流れを説明するための概念図である。 連結部に導電部材を設け、この導電部材にグランド導体としての細線同軸ケーブルを接触させないときの高周波の流れを説明するための概念図である。 連結部に導電部材を設け、この導電部材にグランド導体としての細線同軸ケーブルを接触するようにした第1の構成例を簡略的に示す図である。 連結部に導電部材を設け、この導電部材にグランド導体としての細線同軸ケーブルを接触するようにした第2の構成例を簡略的に示す図である。 連結部に導電部材を設け、この導電部材にグランド導体としての細線同軸ケーブルを接触するようにした第3の構成例を簡略的に示す図である。 図1の携帯電話機の内部構成の一部を閉状態で示す斜視図である。 図1の携帯電話機の第1筐体の内部構成の一部を示す斜視図である。 図1の携帯電話機の連結部を示す分解斜視図である。 図1の携帯電話機の連結部を示す斜視図である。 図1の携帯電話機の第2ヒンジ部と第2ヒンジパーツとの接続状態を示す一部分解斜視図である。 図12の状態から第2ヒンジパーツを接続した状態を示す斜視図である。
符号の説明
1…携帯電話機、2…第1筐体、3…第2筐体、4…連結部、4a…導電部材、12…細線同軸ケーブル、31…回路基板、32…シールド体、42…電子部品、61…信号線。

Claims (5)

  1. 第1筐体と、
    第2筐体と、
    記第1筐体および前記第2筐体の端部同士を開閉可能に連結する連結部と、
    記第1筐体内において前記連結部と反対側の端部に配置された内蔵アンテナと、
    前記第1筐体内に配置され、第1グランド導体層を有する第1回路基板と、
    前記第2筐体内に配置され、第2グランド導体層を有する第2回路基板と、
    前記連結部内に挿通され、前記第1グランド導体層と前記第2グランド導体層とを電気的に接続する信号線と、
    上記連結部に配置され、前記第1グランド導体層または前記第2グランド導体層と電気的に接続される導電部材と、を備え、
    前記導電部材は、前記信号線に接触する
    ことを特徴とする無線端末装置。
  2. 前記第1筐体内または前記第2筐体内に配置され、前記第1グランド導体層または前記第2グランド導体層と電気的に接続されるシールドケースを備え、
    前記導電部材は、前記シールドケースにおいて前記第1筐体または前記第2筐体から前記連結部まで延設された延設部である
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線端末装置。
  3. 前記連結部は、前記第1筐体と前記第2筐体とを回転可能に連結し、
    前記導電部材は、前記第1筐体および前記第2筐体の回転軸の少なくとも一部を構成する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の無線端末装置。
  4. 前記信号線は、前記導電部材に形成された溝部に配置されて前記導電部材と接触する
    ことを特徴とする請求項3に記載の無線端末装置。
  5. 第1筐体と、
    第2筐体と、
    前記第1筐体および前記第2筐体の端部同士を開閉可能に連結する連結部と、
    前記第1筐体内において前記連結部と反対側の端部に配置された内蔵アンテナと、
    前記第1筐体内に配置され、第1グランド導体層を有する第1回路基板と、
    前記第2筐体内に配置され、第2グランド導体層を有する第2回路基板と、
    前記連結部内に挿通され、前記第1グランド導体層と前記第2グランド導体層とを電気的に接続する信号線と、を備え、
    前記第1回路基板または前記第2回路基板は、前記第1筐体または前記第2筐体から前記連結部まで延設された基板延設部を有し、
    前記基板延設部に設けられた前記第1グランド導体層または前記第2グランド導体層は、前記信号線に接触する
    ことを特徴とする無線端末装置。
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