JP4198738B1 - 携帯無線装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アンテナとアンテナに電力供給を行う無線回路とをそれぞれ分離した筐体に配置して、アンテナと無線回路のレイアウト設計の自由度を向上させつつ、携帯無線装置の小型化を実現させること。
【解決手段】アンテナ素子114、アンテナ給電部116及び第1回路基板118を収容する第1筐体110と、無線回路部154が実装された第2回路基板152を有する第2筐体150とを中空の回動軸部130を中心に回転自在に連結する。回動軸部130内には、第1回路基板118と第2回路基板152を電気的に接続する複数の細線同軸群170が挿通される。細線同軸群170のうち少なくとも1つの細線同軸172を、アンテナ給電部116と無線回路152を電気的に接続する給電線とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、折り畳み式の携帯無線装置に関する。
従来、折り畳み式の携帯電話機などの携帯無線装置では、液晶ディスプレイパネルを備える表示部が設けられた第1筐体と、電話番号の入力や電子メールの送受信等に用いられる操作キーが配設された第2筐体とが折り畳み自在に設けられている。
このような折り畳み式の携帯無線装置において、使用時におけるユーザの手の影響を考慮して、アンテナ及びアンテナ給電部を、一般的に握られる第2筐体ではなく、第1筐体側に配設し、第2筐体側に配設された無線送受信無線回路から同軸ケーブルを介して電力を供給するものが知られている(特許文献1参照)。
第1筐体に配置されたアンテナに第2筐体に配設された無線送受信回路から電力を供給する構成では、同軸ケーブルは、特許文献1に示すように、第1筐体及び第2筐体の展開方向に沿って両筐体に跨って配設されたり、また、両筐体を回動自在に取り付けるヒンジ部の外面に沿って配置されている。また、第1筐体と第2筐体内にそれぞれ設けられた基板間を接続するフレキシブル基板は同軸線と全く別の位置に配置されている。
特開2006−325152号公報
近年、CPUの処理速度の向上や無線通信技術の進歩により、装置自体の小型化、薄型化や軽量化が進み、またディジタルテレビ(ワンセグ)やGPS機能などの多種の無線アプリケーションが搭載されている。これらに対応して、複数の無線回路とアンテナを設ける必要があり、装置自体の小型化、薄型化を追求するために、携帯無線装置の筐体内におけるアンテナと無線回路のレイアウトの自由度を向上させたいという要望がある。
しかしながら、従来の携帯無線装置においては、第1筐体のアンテナと、第2筐体の無線送受信回路とを連絡する専用の同軸ケーブルを、基板同士を接続する信号線とは別に設ける必要がある。このため、同軸ケーブルを基板に接続するための専用コネクタにより、基板の実装面積の減少や信号線と同軸ケーブルを配置するための筐体内における必要スペースの増加があり、携帯無線装置の小型化が困難となっていた。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、アンテナとアンテナに電力供給を行う無線回路とをそれぞれ分離した筐体に配置して、アンテナと無線回路のレイアウト設計の自由度を向上させつつ、省スペース化を図ることができる携帯無線装置を提供することを目的とする。
本発明の携帯無線装置は、アンテナ素子、前記アンテナ素子に給電する給電部及び第1回路基板を有する第1筐体と、無線回路部が実装された第2回路基板を有する第2筐体と、導電性を有し、前記第1筐体と前記第2筐体とを回動自在に連結する中空の回動軸部と、前記回動軸部と、前記第1及び第2回路基板のうち少なくとも一方のグランドパターンとを電気的に接続する導電性の接続部材と、前記回動軸部内に挿通され、前記連結筐体を介して前記第1回路基板と前記第2回路基板を電気的に接続する複数の細線同軸と、を備え、前記細線同軸のうち少なくとも1つが、前記給電部と前記無線回路を電気的に接続する給電線である構成を採る。
本発明の携帯無線装置は、アンテナ素子、前記アンテナ素子に給電する給電部及び第1回路基板を有する第1筐体と、無線回路部が実装された第2回路基板を有する第2筐体と、前記第1筐体と前記第2筐体との間に配置される連結筐体と、前記第2筐体と前記連結筐体を第1の軸芯を中心に回動可能に連結するヒンジ部と、導電性を有し、前記連結筐体に固定される第1連結体及び前記第2筐体に固定される第2連結体を第1の軸芯と垂直な第2の軸芯を中心に回動可能に連結する中空の回動軸部と、前記回動軸部と、前記第1及び第2回路基板のうち少なくとも一方のグランドパターンとを電気的に接続する導電性の接続部材と、前記回動軸部内に挿通され、前記連結筐体を介して前記第1回路基板と前記第2回路基板を電気的に接続する複数の細線同軸と、を備え、前記細線同軸のうち少なくとも1つが、前記給電部と前記無線回路を電気的に接続する給電線である構成を採る。
本発明によれば、アンテナとアンテナに電力供給を行う無線回路とをそれぞれ分離した筐体に配置して、アンテナと無線回路のレイアウト設計の自由度を向上させ、省スペース化を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1及び図2は、本発明の実施の形態1に係る携帯無線装置100の要部構成を示す模式図であり、図1は、同携帯無線装置の正面図、図2は、同携帯無線装置の右側面図である。
図1及び図2に示す携帯無線装置100は、第1筐体110と、第1筐体110が回動軸部130を介して折り畳み自在に取り付けられた第2筐体150とを有する。
図1及び図2では、携帯無線装置100は、第1筐体110が回動軸部130を中心に回動して第2筐体150に対して縦方向に展開された状態を示し、この展開状態時では、第1筐体110は、平面視して第2筐体150の上側で、且つ第2筐体150の表面から上方に傾斜して配置されている。
第1筐体110は、ここでは平面視して縦長の矩形状をなし、その基辺部110bで第2筐体150の表面150aにおける一端辺部側の部位と、幅方向に延在する中空の回動軸部130を介して回動自在に取り付けられている。ここでは、中空の回動軸部は、導電性を有する部材により形成されている。
なお、第1筐体110の表面110aは、図示しないが液晶ディスプレイなどが設けられ、回動軸部130を介して回動して折り畳まれることによって第2筐体150の表面150aと対向配置される。
第1筐体110は、アンテナ素子114と、アンテナ給電部116が実装されるとともに配線パターン119が形成された第1回路基板118とを収容している。
アンテナ素子114は、第1筐体110内に、ヒンジ部を介して第2筐体150に連結される基辺部110bと平行な端辺部(図1では上端辺部)110cに沿って配置され、一端部で第1回路基板118のアンテナ給電部116に接続されている。このアンテナ給電部116を介してアンテナ素子114に電力(高周波電圧)が供給される。
第1回路基板118は、第1筐体110の表面と略平行に配置されており、先端側の端辺部118aにおいてアンテナ給電部116が実装されている。なお、第1基板118のグランドは第1筐体110に構成される導電性部材に接続することも可能である。
アンテナ給電部116は、第1回路基板118において、当該第1回路基板118上に配置され、第1回路基板118に配線された配線パターン119を介して細線同軸群170の細線同軸172の一端部に接続されている。なお、第1回路基板118に配線された配線パターン119は、マイククロストリップラインにより形成されても良い。この配線パターン119は、ここでは、第1筐体110内に配設された第1回路基板118において縦方向に延在して形成され、第1回路基板118の基辺部110b側で回動軸部130内を挿通された細線同軸群170のうちの一本の細線同軸172に接続されている。
細線同軸群170は、複数の同一径の細線同軸により構成され、主に、第1筐体110の第1回路基板118と第2筐体150の第2回路基板152との間を接続し、前記第1回路基板118と第2回路基板152の回路基板上に搭載されている回路機能を動作させるための電源信号や電気信号を伝達するものである。ここでは、そのうちの一本172が、アンテナ給電用として用いられている。
アンテナ給電部116に接続されるアンテナ給電用の細線同軸172は、無線性能の劣化を防ぐため、特定の周波数をもつ信号線(例えば液晶表示用のクロック信号など)となる細線同軸と離間して配置されている。また、ここでは第1及び第2回路基板のグランドに接続されるグランド線と隣接して配置されている。たとえば、細線同軸群170を、複数の細線同軸を延在方向と直交する方向に並べて板状に配置し、この板状を2段にして配置されるように、第2回路基板152及び無線回路154に接続されるものとする。そのうちの端に位置する細線同軸172をアンテナ給電用のものとし、アンテナ給電用のものと隣接する細線同軸をグランド用とする。なお、当該アンテナ給電用の細線同軸ともっとも離間する位置に配置される細線同軸を特定の周波数をもつ信号用のものとして用いるのが望ましい。
また、細線同軸群170と細線同軸172の個々の外導体を、1つの導電性部材に接続し、個々の外導体の電位を均一化し、この導電性部材を介して、基板グランドに接続する構造をもってもよい。
このように構成された細線同軸群170は、回動軸部130における中空の軸部内を挿通して、第1筐体110及び第2筐体150間に渡って配設され、アンテナ給電用の細線同軸172の他端部は、第2回路基板152の無線回路154に電気的に接続されている。
一方、第2筐体150には、表面と略平行に第2回路基板152が収容され、この第2回路基板152には、無線回路154が実装されている。
無線回路154は、第2基板152に実装される各電子部品に接続されるとともに、細線同軸群170を介して第1基板118に実装される各電子部品に接続され、無線送受信機能等を有する。
特に、無線回路154は、第2基板152に配線された配線パターン156を介して細線同軸群170において、配線パターン119に接続された細線同軸172の他端部に接続され、細線同軸172を介してアンテナ給電部116に電力(高周波電流)を供給する。
なお、第2基板152に配線される配線パターン156は、マイククロストリップラインにより形成されてもよい。
このように構成された携帯無線装置100では、細線同軸群170は、回動軸部130内を挿通して第1筐体110の第1回路基板118及び第2筐体150の第2回路基板152を接続している。このため、第1筐体110及び第2筐体150の開閉によって、捻れることがない。
また、細線同軸群170の一つをアンテナ給電用の細線同軸172としているため、アンテナ給電用の同軸ケーブルを、第1基板118及び第2基板152とを接続する信号線とは別体の線として、第1筐体110及び第2筐体150間に架設する必要がなく、回動軸部130の中空部を小型化することができる。
また、細線同軸群170と細線同軸172の個々の外導体の電位を導電性部材により均一化してグランド接続することにより、グランド接続を強化し、特定の周波数のロスを低減することができる。
従って、回動軸部130を介して折り畳み自在な第1筐体110及び第2筐体150内のそれぞれに配置されるアンテナ114とアンテナに電力供給を行う無線回路154とを必ずしも同一の筐体に配置することなく、レイアウト設計を容易に行うことができる
すなわち、アンテナとアンテナに電力供給を行う無線回路とをそれぞれ分離した筐体に配置して、アンテナと無線回路のレイアウト設計の自由度を向上させつつ、省スペース化を図ることができる。
したがって、第1筐体110及び第2筐体150の軽量化及び小型化を図ることができる。
(実施の形態2)
図3及び図4は、本発明の実施の形態2に係る携帯無線装置200の要部構成を示す模式図であり、図3は、同携帯無線装置の正面図、図4は、同携帯無線装置の右側面図である。なお、この実施の形態2の携帯無線装置200は、図1に示す実施の形態1に対応する携帯無線装置100と同様の基本的構成を有しており、同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図3及び図4に示す携帯無線装置200は、携帯無線装置100の構成において、細線同軸群170が挿通された回動軸部130と第2回路基板152とを電気的に接続する接続部材210を更に備える。
すなわち、第1筐体110と第2筐体150とを折り畳み自在に回動自在に取り付けるとともに、内部に細線同軸群170が挿通された中空の回動軸部130が、導電性を有する接続部材210を介して、第2筐体150の第2回路基板152に電気的に接続されている。
接続部材210は、例えば、バネ、板金などにより形成され、回動軸部130と第2回路基板152との間に介設され、回動軸部を第2回路基板152のグランドパターンに電気的に接続している。
具体的には、回動軸部130を支持する第2筐体150側の支持部を、第2筐体150の内部と連通する中空の部材として形成し、この中空部分に接続部材210の一端部を回動軸部130の外面に接合し、他端部を第2回路基板152のグランドパターンに電気的に接続している。
これにより実施の形態2の携帯無線装置200によれば、実施の形態1の携帯無線装置100と同様の効果を有するとともに、細線同軸群170の周囲を囲む筒状の回動軸部130がグランドとなるため、細線同軸群170から輻射するノイズを低減することができる。
なお、実施の形態2の携帯無線装置200では、携帯無線装置100の構成において回動軸部130を、接続部材210を介して第2筐体150に配設された第2回路基板152のグランドに電気的に接続する構成としたが、これに限らない。
図5及び図6は、本発明の実施の形態2に係る携帯無線装置200の変形例を示す模式図であり、図5は同携帯無線装置の正面図、図6は同携帯無線装置の右側面図である。
図5及び図6に示す携帯無線装置300では、携帯無線装置100と同様の構成において、細線同軸群170が挿通された回動軸部130を第1筐体110に配設された第1回路基板118と接続するようにしている。
すなわち、第1筐体110と第2筐体150とを折り畳み自在に回動自在に取り付けるとともに、内部に細線同軸群170が挿通された中空の回動軸部130が、導電性を有する接続部材310を介して、第1筐体110の第1回路基板118に電気的に接続されている。
接続部材310は、接続部材210と同様ものであり、例えば、バネ、板金などにより形成され、回動軸部130と第1回路基板118のグランドパターンとの間に介設され、回動軸部130を第1回路基板118のグランドパターンに電気的に接続している。
具体的には、回動軸部130を支持する第1筐体110側の支持部を、第1筐体110の内部と連通する中空の部材として形成し、この中空部分に接続部材310の一端部を回動軸部130の外面に接合し、他端部を第1回路基板118のグランドパターンに電気的に接続する。
これにより携帯無線装置300によれば、携帯無線装置200と同様の効果を有し、特に、細線同軸群170の周囲を囲む筒状の回動軸部130がグランドとなるため、細線同軸群170から輻射するノイズを低減することができる。
また、実施の形態2の携帯無線装置200において、導電性を有する接続部材210を用いて回動軸部130を第2筐体150の第2回路基板152に電気的に接続するとともに、接続部材310等の他の導電性を有する接続部材を用いて第1筐体110の第1基板118に電気的に接続する構成としてもよい。
このように、回動軸部130のグランドとしての機能を向上させて、回動軸部130を挿通する細線同軸群170から輻射するノイズをより低減することができる。
(実施の形態3)
図7及び図8は、本発明の実施の形態3に係る携帯無線装置400の要部構成を示す模式図であり、図7は、同携帯無線装置の正面図、図8は、同携帯無線装置の右側面図である。
図7及び図8に示す携帯無線装置400は、第1筐体410と、第2筐体420と、第1ヒンジ部430及び第2ヒンジ部440を介して、第1筐体410を第2筐体420に対して折り畳み自在に連結した連結筐体450とを有する。
図7及び図8では、携帯無線装置400は、第1筐体410が第1ヒンジ部430を中心に回動して第2筐体420に対して縦方向に展開された状態を示し、この展開状態時では、第1筐体410は、平面視して第2筐体420の上側で、且つ第2筐体420の表面から上方に傾斜して配置されている。
また、図9〜11は、本発明の実施の形態3に係る携帯無線装置400の開閉動作を示す外観図であり、図9は、図8に示す状態の携帯無線装置の斜視図、図10は、同携帯無線装置において第1筐体が折り畳まれた状態を示す平面図、図11は、同携帯無線装置において第1筐体を、第2ヒンジ部を介して横開きにした状態を示す斜視図である。なお、本実施の形態3において縦、横とは、上記携帯無線装置400を平面視した場合の上下方向、左右方向を意味し、携帯無線装置400の厚み方向とは、縦及び横に直交する方向を意味する。
この携帯無線装置400では、第2筐体420に対して第1筐体410は、折り畳まれた状態(図10参照)から第2ヒンジ部440を介して横方向に開く(図11参照)とともに、折り畳まれた状態から連結筐体450とともに第1ヒンジ部430を介して縦方向に開く(図7〜図9参照)ように取り付けられている。
まず、携帯無線装置400において、連結筐体450を介した第1筐体410、第2筐体420との連結関係を、図11を参照して説明する。
第2筐体420の表面上には、当該第2筐体420の一端辺部(上辺部)420bに沿って第1ヒンジ部430が配設され、この第1ヒンジ部430の第1軸部431を介して、連結筐体450が、第1の軸心(図7参照)を中心に第2筐体420上において回動自在に軸着されている。
ここでは、第1ヒンジ部430は、第2筐体420の表面において一端辺部420b側から第2筐体420の厚み方向に突出し、横方向に開口する筒状の筒状軸支持部421、422と、筒状軸支持部421、422間に配置された連結筐体450の筒状回動部451と、連結筐体450に設けられ、筒状回転部451とで筒状軸支持部422を挟む有底筒状の軸端支持部452と、筒状軸支持部422及び筒状回動部451内に挿入された第1軸部431とにより形成されている。なお、筒状軸支持部422は中空の突起部であり軸端支持部452と連通するとともに、第2筐体420の本体部分内と連通している。
連結筐体450は、第1筐体410が第2筐体420に対して折り畳まれた際に、第2筐体420上で第2筐体420の一端辺部(上辺部)420bに沿って配置されている。
連結筐体450は、第1ヒンジ部430を構成する筒状回動部451と軸端支持部452とに対し、第1軸部431の回転軸(第1の軸心)と直交する方向で、第1の軸心と平行に接合された細板状の連結本体部453を有する。
この連結本体部453には、第2ヒンジ部440の第1連結体442が取り付けられている。また、連結本体部453において軸端支持部452と接合された部分は、中空であり、この部分に、軸部(回動軸部)441を含む第2ヒンジ部440の枢着部分が配設されている。
この枢着部分で第1連結体442に枢着された第2連結体443が、連結本体部453から外部に突出し、第1筐体410に固定されている。
この第2ヒンジ部440は、連結本体部453を第2筐体420上に配置させた状態で、第1筐体410を、第2筐体420上において、第2筐体420の表面に対して開閉自在に可動する。
図12は、図10に示す携帯無線装置における第2ヒンジ部を示す図、図13は、図11に示す携帯無線装置における第2ヒンジ部を示す図である。
図12及び図13に示す第2ヒンジ部440は、第1筐体410を連結筐体450に回動自在に連結するものであり、連結筐体450に取り付けられた第1連結体442と、軸部441(回動軸部)と、第1連結体442に軸部441を介して回動自在に取り付けられ、第1筐体410に固定された第2連結体443とを有する。
第2ヒンジ部440の構成要素は、導電性部材からなり、ここでは、導電性を有する金属により形成されている。軸部441は、筒状に形成され、一方の開口縁部に放射状に突出するフランジ441aを有する。
第2ヒンジ部440は、スペーサ444を介して互いに対向配置された第1連結体442及び第2連結体443における板状の基端部のうち、第1連結体442の基端部に外面側から回動自在に挿入して、当該外面にフランジ441aを係止させ、先端部を第2連結体443の基端部に固定することによりなる。
これにより図12に示す第2ヒンジ部440は、第1連結体442に対して第2連結体443を、軸部441を中心に回動することによって、互いの先端部が回転軸方向で向かい合う位置から、図13に示すように離間する位置に配置される。
なお、この軸部441の中空部441b内に細線同軸群170aが挿通される。また、第2連結体443は、基端部と直交して配置される固定面部443aで第1筐体410に厚み方向で固定される。
この第2ヒンジ部440を介して第1筐体410は、第2筐体420に対して、連結筐体450に第2の軸心(図7参照)を中心に回動自在に取り付けられている。
なお、第1筐体410の表面410aは、図示しない液晶ディスプレイなどが設けられ、図7〜図9に示す状態から、第1ヒンジ部430を介して、連結筐体450とともに、回動して折り畳まれることによって第2筐体420の表面420aと対向配置される。
図7及び図8に示すように、第1筐体410は、アンテナ素子114と、アンテナ給電部116が実装されるとともに配線パターンが形成された第1回路基板118bとを収容している。
アンテナ素子114は、第1筐体410内に、第2ヒンジ部440を介して連結筐体450に連結される基辺部410bと平行な端辺部(図7では上端辺部)410cに沿って配置され、一端部で第1回路基板118bのアンテナ給電部116に接続されている。このアンテナ給電部116を介してアンテナ素子114に電力(高周波電流)が供給される。
第1回路基板118bは、第1筐体410の表面と略平行に配置されており、先端側の端辺部118aにおいてアンテナ給電部116が実装されている。なお、第1回路基板118bのグランドは第1筐体410に構成される導電性部材に接続することも可能である。
アンテナ給電部116は、第1回路基板118bにおいて、当該第1基板118b上に配置され、第1回路基板118bに配線された配線パターン119aを介して細線同軸群170aの細線同軸172に接続されている。なお、第1基板118aに配線された配線パターン119aは、マイククロストリップラインにより形成されても良い。この配線パターン119aは、ここでは、第1筐体410内に配設された第1回路基板118bにおいて中央部分を囲むように延在して形成され、第1回路基板118bの基辺部410bの一側部側で第2ヒンジ部440の軸部441内に挿通された細線同軸群170aの細線同軸172に接続されている。
細線同軸群170aは、上述した細線同軸群170と同様に、複数の同一径の細線同軸により構成され、主に、第1筐体410の第1回路基板118bと第2筐体420の第2基板152aとの間を接続するものである。ここでは、細線同軸群170aのうちの一本172が、アンテナ給電用として用いられている。
なお、アンテナ給電部116に接続されるアンテナ給電用の細線同軸172は、無線性能の劣化を防ぐため、特定の周波数をもつ信号線(例えば液晶表示用のクロック信号など)となる他の細線同軸と離間して配置されている。また、ここでは第1及び第2回路基板のグランドに接続されるグランド線と隣接して配置されている。たとえば、細線同軸群170aを、細線同軸群170と同様に、複数の細線同軸を延在方向と直交する方向に並べて板状に配置し、この板状を2段にして配置されるように、第2基板152aの無線回路154に接続されるものとする。そのうちの端に位置する細線同軸172をアンテナ給電用のものとし、アンテナ給電用のものと隣接する細線同軸をグランド用とする。なお、当該アンテナ給電用の細線同軸ともっとも離間する位置に配置される細線同軸を特定の周波数をもつ信号用のものとして用いるのが望ましい。
また、細線同軸群170aと細線同軸172の個々の外導体を、1つの導電性部材に接続し、個々の外導体の電位を均一化し、この導電性部材を介して、基板グランドに接続する構造をもってもよい。
このように構成された細線同軸群170aは、第2ヒンジ部440における中空の筒状の回動軸部441内を挿通して、連結筐体450の内部を通り、第2筐体420内部まで延出されている。
これにより細線同軸群170aは、第1筐体410及び第2筐体420間に渡って配設された状態となっている。
一方、第2筐体420には、表面420aと略平行に第2回路基板152aが収容され、この第2基板152aには、無線回路154が実装されている。
無線回路154は、第2回路基板152aに実装される各電子部品に接続されるとともに、細線同軸群170aを介して第1回路基板118bに実装される各電子部品に接続され、無線送受信機能等を有する。
無線回路154は、特に、第2基板152aに配線された配線パターン156aを介して細線同軸群170aにおいて、配線パターン119aに接続された細線同軸172に接続され、この細線同軸172を介してアンテナ給電部116に電力(高周波電流)を供給する。なお、第2基板152aに配線される配線パターン156aは、マイククロストリップラインにより形成されてもよい。
このように構成された携帯無線装置400では、細線同軸群170aは、第2ヒンジ部440の軸部441内を挿通して連結筐体450を通過して第1筐体410の第1回路基板118aと第2筐体420の第2回路基板152aとを電気的に接続している。このため、第1ヒンジ部430及び第2ヒンジ部440により連結筐体450を介した第1筐体410及び第2筐体420の開閉によって、捻れることがない。
また、細線同軸群170aの一つをアンテナ給電用の細線同軸172としているため、アンテナ給電用の同軸ケーブルを、第1回路基板118b及び第2回路基板152aとを接続する信号線とは別体の線として、連結筐体450を介して第1筐体410及び第2筐体420間に架設する必要がなく、第2ヒンジ部440の中空部を小型化することができる。
また、細線同軸群170aと細線同軸172の個々の外導体の電位を導電性部材により均一化してグランド接続することにより、グランド接続を強化し、特定の周波数のロスを低減することができる。
従って、第2ヒンジ部440を介して第1の軸心及び第2の軸心のそれぞれを中心に折り畳み自在な筐体を有する携帯無線装置400において、第1筐体410及び第2筐体420内のそれぞれに配置されるアンテナ114とアンテナに電力供給を行う無線回路154とを必ずしも同一の筐体に配置することなく、レイアウト設計を容易に行うことができる。
すなわち、アンテナとアンテナに電力供給を行う無線回路とをそれぞれ分離した筐体に配置して、アンテナと無線回路のレイアウト設計の自由度を向上させつつ、省スペース化を図ることができる。したがって、第1筐体410及び第2筐体420の軽量化及び小型化を図ることができる。
なお、携帯無線装置400において、細線同軸群170aが挿通された第2ヒンジ部440をグランドにして、細線同軸群170a、特に細線同軸172のシールド向上を図るようにすると好適である。
(実施の形態4)
図14及び図15は、本発明の実施の形態4に係る携帯無線装置500の要部構成を示す模式図であり、図14は、同携帯無線装置の正面図、図15は、同携帯無線装置の右側面図である。
なお、この実施の形態4の携帯無線装置500は、図7〜図13に示す実施の形態3に対応する携帯無線装置400と同様の基本的構成を有しており、同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図14及び図15に示す携帯無線装置500は、携帯無線装置400の構成において、細線同軸群170aが挿通された軸部441と第1筐体410及び第2筐体420の一方の内部に収容された回路基板の少なくとも一方とを電気的に接続させる構成を有する。
ここでは、第1筐体410を連結筐体450に対し横方向に回動自在に取り付けるとともに、内部に細線同軸群170aが挿通された筒状の軸部441を備える第2ヒンジ部440が、第1筐体410に収容された導電板に電気的に接続されている。
具体的には、携帯無線装置500では、携帯無線装置400と同様の構成に加えて、第1筐体410内に、第1回路基板118bに対向配置され、第2ヒンジ部440の第2連結体443が固定される金属板部(導電板)510を有する。
図16は、本発明の実施の形態4に係る携帯無線装置500における金属板と軸部を有する第2ヒンジ部との関係を示す図であり、図17は、第1筐体内部を示す分解図である。なお、図17では、便宜上、第1筐体410を、当該第1筐体410の背面側のカバーを外した状態で示している。
図16に示すように、連結筐体450に第1連結体442が固定された第2ヒンジ部440において、連結筐体450側から突出する第2連結体443は、第1筐体410内に敷設された金属板510に、固定面部443aを面接触させた状態で、導電性を有する止着部材520を介して固定されている。
金属板510は、図17に示すように、表面410を底面とする分割筐体410Aの内側底面の略全面に渡って敷設されている。
この分割筐体410A内の金属板510の表面では、基辺部部分に、第2連結体443がネジなどの導電性を有する止着部材520を介して電気的に接続されるとともに、それ以外の部分には、第1回路基板118bが重なるように配置されている。
この第1回路基板118bは、導電部材530を介して基板自体のグランドを金属板510に電気的に接続されている。
導電部材530は、例えば、板バネなど弾性変形可能な部材により形成され、第1筐体410内で、重ねて配置される第1回路基板118bと互いに押圧した状態で電気的に接続されている。なお、ここでは導電部材530を2つとしているが、少なくとも1つあればよい。また、接続位置もこれに限らない。
この構成により、細線同軸群170aが挿通された導電性を有する軸部441は、第2連結体443、止着部材520、金属板510、導電部材530を介して第1回路基板118aに電気的に接続される。
これにより、第2ヒンジ部430(詳細には軸部441)は第1回路基板118bのグランドに電気的に接続される。
携帯無線装置500によれば、携帯無線装置400と同様の効果を有すると共に、細線同軸群170aの周囲を囲む筒状の軸部441を含む第2ヒンジ部430がグランドとなるため、細線同軸群170aから輻射するノイズを低減することができる。
なお、上記各実施の形態では、アンテナ素子114をそれぞれ一つ備えた構成としたが、これに限らず、複数のアンテナ素子を備え、これらのアンテナ素子114に対応するアンテナ給電部に給電する給電線として、細線同軸170、170aを使用する携帯無線装置としてもよい。
図18及び図19は、複数のアンテナ素子を備える携帯無線装置の一例の要部構成を示す模式図であり、図18は、同携帯無線装置の正面図、図19は、同携帯無線装置の右側面図である。
なお、図18に示す携帯無線装置600は、図1に示す実施の形態1に対応する携帯無線装置100と同様の基本的構成を有しており、同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図18に示す携帯無線装置600は、携帯無線装置100の構成において、第1回路基板118に代えて、複数のアンテナ給電部(アンテナ給電部116、116a)が実装された第1回路基板118cを用いた構成である。
回動軸部130を介して第2筐体150の無線回路154等に接続された細線同軸170が、第1筐体110の第1基板118cの配線パターン119、119cを介してアンテナ給電部116、116aに接続されている。これにより、無線回路154からアンテナ給電部116、116aに給電することができ、携帯無線装置100と同様の効果をアンテナ素子の数に対応して実現できる。
なお、携帯無線装置200、300、400、500のそれぞれにおいて、アンテナ素子に対応するアンテナ給電部を複数備えるようにしてもよい。すなわち、各携帯無線装置200、300、400、500の第1筐体110、410に、複数のアンテナ給電部116、116aを設ける。これらアンテナ給電部116、116aは、第1筐体110、410と回動軸部130、軸部441に挿通される細線同軸170、170aを用いて、折り畳み自在に取り付けられた第2筐体150、420に設けられた無線回路154から給電される。
また、各実施の形態及び変形例の携帯無線装置100、200、300、400、500において、アンテナ給電部116、116aから無線回路154までの長さは、アンテナの周波数帯に対応して、細線同軸172の長さで変更して決定される。例えば、アンテナ給電部116、116aから無線回路154までの長さを使用周波数のλ/8の整数倍にする。ここでは、各携帯無線装置100、200、300、400、500では、アンテナをGPSアンテナとし、アンテナ給電部116、116aから無線回路154までの長さを3/8λとしている。また、細線同軸群はAWG44を使用しており、1本の外径は0.25mmとしている。
なお、上記本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り、種々の改変をなすことができ、そして本発明が該改変させたものに及ぶことは当然である。
本発明に係る携帯無線装置は、アンテナとアンテナに電力供給を行う無線回路とをそれぞれ分離した筐体に配置して、アンテナと無線回路のレイアウト設計の自由度を向上させつつ、省スペース化を図ることができる効果を有し、折り畳み式携帯電話機等の携帯無線装置として有用である。
本発明の実施の形態1に係る携帯無線装置の要部構成を示す模式図 本発明の実施の形態1に係る携帯無線装置の要部構成を示す模式図 本発明の実施の形態2に係る携帯無線装置の要部構成を示す模式図 本発明の実施の形態2に係る携帯無線装置の要部構成を示す模式図 本発明の実施の形態2に係る携帯無線装置の変形例を示す模式図 本発明の実施の形態2に係る携帯無線装置の変形例を示す模式図 本発明の実施の形態3に係る携帯無線装置の要部構成を示す模式図 本発明の実施の形態3に係る携帯無線装置の要部構成を示す模式図 本発明の実施の形態3に係る携帯無線装置の開閉動作を示す外観図 本発明の実施の形態3に係る携帯無線装置の開閉動作を示す外観図 本発明の実施の形態3に係る携帯無線装置の開閉動作を示す外観図 図10に示す携帯無線装置における第2ヒンジ部を示す図 図11に示す携帯無線装置における第2ヒンジ部を示す図 本発明の実施の形態4に係る携帯無線装置の要部構成を示す模式図 本発明の実施の形態4に係る携帯無線装置の要部構成を示す模式図 本発明の実施の形態4に係る携帯無線装置における金属板と軸部を有する第2ヒンジ部との関係を示す図 第1筐体内部を示す分解図 複数のアンテナ素子を備える携帯無線装置の一例の要部構成を示す模式図 複数のアンテナ素子を備える携帯無線装置の一例の要部構成を示す模式図
符号の説明
100、200、300、400、500、600 携帯無線装置
110、410 第1筐体
110a、410a 第1筐体の表面
110b、410b 第1筐体の下端部
114 アンテナ素子
116、116a アンテナ給電部
118、118b、118c 第1回路基板
118a 第1回路基板の上端部
119、119a、119c、156、156a 配線パターン
130 回動軸部
150、420 第2筐体
150a 第2筐体の表面
152、152a 第2回路基板
154 無線回路
170、170a 細線同軸群
172 細線同軸
210、310 接続部材
410A 第1筐体の分割筐体
410c 第1筐体の上端部
420a、420b 第2筐体の一端辺部
421、422 筒状軸支持部
430 第1ヒンジ部
431 第1軸部
440 第2ヒンジ部
441 回動軸部
441a フランジ
441b 中空部
442 第1連結体
443 第2連結体
443a 固定面部
450 連結筐体
451 筒状回動部
452 軸端支持部
453 連結本体部
510 金属板
520 止着部材
530 導電部材

Claims (3)

  1. アンテナ素子、前記アンテナ素子に給電する給電部及び第1回路基板を有する第1筐体と、
    無線回路部が実装された第2回路基板を有する第2筐体と、
    導電性を有し、前記第1筐体と前記第2筐体とを回動自在に連結する中空の回動軸部と、
    前記回動軸部と、前記第1及び第2回路基板のうち少なくとも一方のグランドパターンとを電気的に接続する導電性の接続部材と、
    前記回動軸部内に挿通され、前記連結筐体を介して前記第1回路基板と前記第2回路基板を電気的に接続する複数の細線同軸と、
    を備え、
    前記細線同軸のうち少なくとも1つが、前記給電部と前記無線回路を電気的に接続する給電線であることを特徴とする携帯無線装置。
  2. アンテナ素子、前記アンテナ素子に給電する給電部及び第1回路基板を有する第1筐体と、
    無線回路部が実装された第2回路基板を有する第2筐体と、
    前記第1筐体と前記第2筐体との間に配置される連結筐体と、
    前記第2筐体と前記連結筐体を第1の軸芯を中心に回動可能に連結するヒンジ部と、
    導電性を有し、前記連結筐体に固定される第1連結体及び前記第2筐体に固定される第2連結体を第1の軸芯と垂直な第2の軸芯を中心に回動可能に連結する中空の回動軸部と、
    前記回動軸部と、前記第1及び第2回路基板のうち少なくとも一方のグランドパターンとを電気的に接続する導電性の接続部材と、
    前記回動軸部内に挿通され、前記連結筐体を介して前記第1回路基板と前記第2回路基板を電気的に接続する複数の細線同軸と、
    を備え、
    前記細線同軸のうち少なくとも1つが、前記給電部と前記無線回路を電気的に接続する給電線であることを特徴とする携帯無線装置。
  3. 前記第1筐体は、前記アンテナ素子を複数備え、
    前記複数の細線同軸を前記アンテナ素子に対応する数の給電線として用いることを特徴とした請求項1または2記載の携帯無線装置。
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