JP2007173056A - ハーネスおよび電子機器 - Google Patents

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真史 巳上
Takao Tomota
孝夫 友田
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明彦 内田
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    • H01R13/658High frequency shielding arrangements, e.g. against EMI [Electro-Magnetic Interference] or EMP [Electro-Magnetic Pulse]
    • H01R13/6598Shield material
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    • HELECTRICITY
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  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)

Abstract

【課題】電磁波の周囲への漏出を防止できるハーネスを提供する。
【解決手段】本発明のハーネス13は、電線37、導電性の第1のテープ38、導電性の第2のテープ39、を具備する。第1のテープ38は、電線37に接着可能な第1の接着部46と、電線37から外れた第1の重ね代部47とを有する。第2のテープ39は、第1のテープ38に対応する形状を有している。第2のテープ39は、第1のテープ38との間に電線37を挟むように電線37に接着可能な第2の接着部51と、この第2の接着部51を間に挟んだ両端に設けられ、第1の重ね代部47に密着可能な第2の重ね代部52とを有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えばディスプレイを本体に接続するためのハーネスおよびハーネスを備えた電子機器に関する。
例えば電子機器として、本体と、ディスプレイと、本体とディスプレイとを接続するハーネスとを備えたものがある。このハーネスは、電子回路に電力を供給するための電力線と、電子回路にデータ送信する信号線と、信号線の周囲を覆うフェライトコアとを有している。フェライトコアは、中心に信号線を通すための貫通孔を有する円筒形状の磁性体である。フェライトコアにより、信号線から発生する電磁波を遮断して、電子機器において電磁的妨害が発生するのを防いでいる(例えば、特許文献1参照)。
ハーネスを電子機器に搭載する場合、設置スペースの都合上フェライトコアが設置できない場合がある。フェライトコアを用いないで電磁波を遮断するハーネスの構造としては、電力線および信号線の周囲に導電性のシールド用のテープを巻いて電磁波を遮断するものがある。このハーネスでは、複数のシールド用のテープをつなぎ合せることにより、電力線および信号線の折れ曲がりに対応して、電力線および信号線の周面全体を覆うことができる。これにより、電磁波がその周囲の電子部品に対して照射されてしまうのを防いでいる。
特開2002−237224号公報
複数のシールド用のテープを用いた従来のハーネスでは、テープ同士の継ぎ目において、電磁波が周囲に漏れてしまう問題がある。このため、電磁的妨害が起こって、本体やディスプレイに悪影響を及ぼす恐れがある。
本発明の目的は、簡単な構造で電磁波の周囲への漏出を防止できるハーネスを提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係るハーネスは、電線と、前記電線に対応する形状を有するとともに、前記電線に接着可能な第1の接着部と、この第1の接着部を間に挟んだ両端に設けられ前記電線が接着しない第1の重ね代部と、を有する導電性の第1のテープと、前記第1のテープに対応する形状を有するとともに、前記第1のテープとの間に前記電線を挟むように前記電線に接着可能な第2の接着部と、この第2の接着部を間に挟んだ両端に設けられ前記第1の重ね代部に密着可能な第2の重ね代部と、を有する導電性の第2のテープとを具備する。
前記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係る電子機器は、筐体と、前記筐体内部に収容されるハーネスと、を具備する電子機器であって、前記ハーネスは、電線と、前記電線に対応する形状を有するとともに、前記電線に接着可能な第1の接着部と、この第1の接着部を間に挟んだ両端に設けられ、前記電線から外れた第1の重ね代部と、を有する導電性の第1のテープと、前記第1のテープに対応する形状を有するとともに、前記第1のテープとの間に前記電線を挟むように前記電線に接着可能な第2の接着部と、前記第2の接着部を間に挟んだ両端に設けられ、前記第1の重ね代部に密着可能な第2の重ね代部と、を有する導電性の第2のテープとを備える。
前記目的を達成するため、本発明の他の形態に係る電子機器は、第1の筐体と、第2の筐体と、前記第1の筐体と前記第2の筐体との間に設けられ、前記第1の筐体に対して前記第2の筐体を回動自在に支持するヒンジ機構と、前記第1の筐体と前記第2の筐体との間にまたがるハーネスと、を具備する電子機器であって、前記ハーネスは、電線と、前記電線に対応する形状を有するとともに、前記電線に接着可能な第1の接着部と、この第1の接着部を間に挟んだ両端に設けられ、前記電線が外れた第1の重ね代部と、を有する導電性の第1のテープと、前記第1のテープに対応する形状を有するとともに、前記第1のテープとの間に前記電線を挟むように前記電線に接着可能な第2の接着部と、この第2の接着部を間に挟んだ両端に設けられ、前記第1の重ね代部に密着可能な第2の重ね代部と、を有する導電性の第2のテープと、前記ヒンジ機構に対応する位置で前記第1のテープおよび前記第2のテープの周囲を覆う導電性の第3のテープとを備える。
本発明によれば、導電性の第1のテープと第2のテープにより、電線から発生する電磁波が周囲に漏出してしまうのを防止できる。
以下に、図1から図7を参照して、本発明のハーネスを適用した電子機器の実施形態について説明する。
図1に示すように、電子機器の一例であるポータブルコンピュータ11は、筐体12を有している。筐体12の内部に、ハーネス13が収容されている。また、筐体12には、第1の筐体14と、第2の筐体15と、第1の筐体14と第2の筐体15の間に設けられるヒンジ機構16とが含まれる。すなわち、ハーネス13は、第1の筐体14と第2の筐体15との間にまたがっており、第1の筐体14からヒンジ機構16の内部を通って第2の筐体15まで至っている。
第1の筐体14に、ディスプレイ17が収容されている。ヒンジ機構16は、第1の筐体14に対して第2の筐体15を回動自在に支持している。ヒンジ機構16により、第2の筐体15を第1の筐体14に対して開閉することができる。
第1の筐体14の内壁部分に、例えばメッキが施された第1のグランド層21が設けられている。また、第2の筐体15の内壁には、例えばメッキが施された第2のグランド層22が設けられている。
ハーネス13は、例えば第1の金具23を介して第1のグランド層21に固定されている。同様に、ハーネス13は、第2の金具24を介して第2のグランド層22に固定されている。ハーネス13の後述する導電性の第3のテープ25により、第1のグランド層21と第2のグランド層22とが電気的に接続され、第1のグランド層21と第2のグランド層22とが同電位に維持される。なお、第1の筐体14には、回路基板が収容されているが、本実施形態では回路基板の図示を省略している。
図2に示すように、ハーネス13は、ハーネス本体26と、ハーネス本体26を覆う2個の絶縁カバー27と、を備えている。各絶縁カバー27は、絶縁性の第1の被覆シート31と、絶縁性の第2の被覆シート32とが張り合わされている。これらの第1の被覆シート31と第2の第2の被覆シート32に好適なものとしては、例えばビニルテープがある。
図3に示すように、ハーネス本体26は、第2の筐体15に接続される第1のコネクタ35と、前記回路基板のオス型コネクタに接続される第2のコネクタ36と、第1のコネクタ35と第2のコネクタ36とを接続する電線37と、この電線37の全長にわたって予め接着された第1のテープ38と、第1のテープ38に対応する形状を有する第2のテープ39と、ヒンジ機構16に対応する位置に設けられる第3のテープ25とを備えている。
電線37は、例えば、第1の筐体14から第2の筐体15に信号を送るための信号線43と、第1の筐体14から第2の筐体15に電力を供給する電力線44とを含んでいる。電線37は、一の平面内においてクランク形状に配置している。図3において電線37は、6本で示されているが、これに限定されるものではない。すなわち、電線37は、1本でもよいし、10本以上であってもよい。
第1のテープ38は、電線37に対応して一の平面内においてクランク形の平面形状を有している。図4と図5は、図2に示されるA−A線でハーネス13切断した断面図である。図5に示すように、第1のテープ38は、布製のテープで形成される基材層40と、電線37が接着される粘着層45と、基材層40の表面に施されたメッキであるメッキ層41と、を有している。メッキ層41は、例えば銅やニッケルなどで形成される。このメッキ層41により、第1のテープ38の導電性が担保されている。
図4に示すように、第1のテープ38は、電線37の全長にわたって接着することができる第1の接着部46と、この第1の接着部46を間に挟んだ両端に設けられる第1の重ね代部47と、を有している。この第1の重ね代部47は、前記電線37から外れており、電線37に接着することはない。
図3に示すように、第2のテープ39は、第1のテープ38に対応する形状、すなわち第1のテープ38と鏡像の関係にあるクランク形の平面形状を有している。図5に示すように、第2のテープ39は、第1のテープ38と同様に、基材層40と、メッキ層41、粘着層45とを備えている。第2のテープ39のメッキ層41により、第2のテープ39の導電性が確保される。これらの第1のテープ38と第2のテープ39との導電性により、電線から発生する電磁波が遮断され、外部に電磁波が放出されないようになっている。
図4に示すように、第2のテープ39は、第1のテープ38との間に電線を挟むように電線に接着できる第2の接着部51と、この第2の接着部51を間に挟んだ両端に設けられる第2の重ね代部52と、を有している。第2の重ね代部52は、第1のテープ38の前記第1の重ね代部47に密着している。
第1の重ね代部47と第2の重ね代部52は、少なくとも電線37の直径よりも大きい幅を有している。例えば電線37の直径が1ミリである場合に、第1の重ね代部47と第2の重ね代部52は、5ミリから10ミリの幅で構成されている。これにより、電線37が第1のテープ38と第2のテープ39の間からはみ出ることが防止されている。
前記第1の被覆シート31の幅L2は、電線37の軸方向と直交する幅方向に関して、第1のテープ38の幅L1よりも大きい幅を有している。また、前記第2の被覆シート32の幅L2は、前記幅方向に関して、第2のテープ39の幅L1よりも大きい幅を有している。
図2に示すように、前記第3のテープ25は、ヒンジ機構16に対応する位置において、第1のテープ38と第2のテープ39との周囲を覆っている。第3のテープ25は、第1のテープ38と第2のテープ39の周囲を覆ってこの部分を円柱形状にしている。
図6を参照して、本実施形態のハーネス13の製造工程について説明する。ハーネス13の製造に先立って、第1のテープ38の電線37との接着面と反対の面には、予め第1の被覆シート31が接着されている。また、第2のテープ39の電線37との接着面と反対の面には、予め第2の被覆シート32が接着されている。
第1のテープ38の上方に第2のテープ39を配置して、第1のテープ38に第2のテープ39を重ねるようにしてこれらを接着する。この場合、接着は、第2のテープ39の第2の接着部51が電線37に接着するとともに、第2のテープ39の第2の重ね代部52が第1のテープ38の第1の重ね代部47に密着するようにする。こうして、第1のテープ38と第2のテープ39の間に電線37が挟まれる。
続いて、第1の被覆シート31と第2の被覆シート32とを接着する。第1の被覆シート31と第2の被覆シート32との接着により、袋状の絶縁カバー27を形成する。
さらに、図7に示すように、第1のテープ38および第2のテープ39のヒンジ機構16に対応する位置に、第3のテープ25を巻きまわす。この第3のテープ25は、前記第1の金具23から第2の金具24に至る距離分の長さを有している。第3のテープ25を巻きまわして、第3のテープ25が巻かれた部分を円柱形状にする。以上により、ハーネス13の製造工程が終了する。
以上が本発明のハーネス13を適用したポータブルコンピュータ11の実施形態である。本実施形態によれば、第1のテープ38と第2のテープ39とによって、電線37の周面を継ぎ目なく覆うことができる。このため、電線37から発生する電磁波が該継ぎ目部分から周囲に漏れてしまうことを防止できる。第1のテープ38と第2のテープ39との接続は、第1の重ね代部47と第2の重ね代部52とを有するようになされる。このため、第1のテープ38と第2のテープ39との継ぎ目において電磁波が周囲に漏出すること防止できる。
第1のテープ38と第2のテープ39とは、それぞれ一体のテープで構成されている。このため、複数のテープを継ぎ足す場合に比してハーネス13の製造工程を簡略化できる。また、テープ同士の継ぎ目の部分において、テープ同士がはがれてしまうことを防止できる。さらに、ハーネス13は、第1のテープ38と第2のテープ39とを張り合わせる構造であるため、これを薄く構成できる。ハーネス13を薄く構成すれば、ハーネス13が第2の筐体15や回路基板と干渉してしまうのを防止できる。
電線37と、第1のテープ38とは、第1の接着部46を介して予め接着されている。これにより、ハーネス13の製造工程を簡略化できる。
第1のテープ38と、第2のテープ39とは、表面にメッキを施した布製のテープで形成されている。このため、第1のテープ38と第2のテープ39とに所定の強度を持たせることができ、ハーネス13全体としても機械的強度を向上できる。
ハーネス13は、第1のテープ38の電線37との接着面と反対の面に接着された絶縁性の第1の被覆シート31と、第2のテープ39の電線37との接着面と反対の面に接着された絶縁性の第2の被覆シート32とを有している。このため、導電性を有する第1のテープ38と第2のテープ39が、ポータブルコンピュータ11内の他の電子部品とショートするのを防止できる。また、第1の被覆シート31は、予め第1のテープ38に接着され、第2の被覆シート32は、予め第2の被覆シート32に接着されている。このため、第1のテープ38と第2のテープ39とを接着する際に、第1の被覆シート31と第2の被覆シート32との接着も一括して行うことができる。これにより、ハーネス13の製造工程を簡単にできる。
第1の被覆シート31の幅は、第1のテープ38の幅よりも大きく、第2の被覆シート32の幅は、第2のテープ39の幅よりも大きくなっている。このため、第1のテープ38が第1の被覆シート31の外側にはみ出すことがなく、第2のテープ39が第2の被覆シート32の外側にはみ出すことがない。これにより、第1のテープ38および第2のテープ39が他の電子部品に接してショートを引き起こすことを防止できる。
ハーネス13は、ヒンジ機構16に対応する位置で第1のテープ38および第2のテープ39の周囲を覆う導電性の第3のテープ25を備えている。第3のテープ25により、第2の筐体15が開閉される際に何度も折り返しが加えられるヒンジ機構16の部分において、ハーネス13の機械的強度を向上できる。これにより、この部分において第1のテープ38と第2のテープ39とがはがれてしまうことを防止できる。また、1枚の第3のテープ25によって第1のグランド層21と第2のグランド層22とを接続できる。これにより、第1のグランド層21と第2のグランド層22との間を、抵抗値が低い導電材料で接続することができる。第1のグランド層21と第2のグランド層22とを接続すれば、第1の筐体14と第2の筐体15との間で電磁的なノイズが増幅されてしまうのを防止できる。
なお、本実施形態では、ハーネス13は、絶縁カバー27を有しているが、ショートの起こる可能性がない電子機器に搭載される場合には、絶縁カバー27を使用しないで電子機器に装着できる。また、第1の被覆シート31は、第1のテープ38に予め接着されているが、第1のテープ38と第2のテープ39を接着した後に、第1のテープ38に接着するようにしてもよい。同様に、第2の被覆シート32は、第2のテープ39にあとから接着するようにしてもよい。
さらに、第3のテープ25を用いないで、第1のテープ38や第2のテープ39に第3のテープ25の機能を持たせることも可能である。この場合、例えば第1のテープ38のヒンジ機構16に対応する部分を幅広にして、第3のテープ25に相当する幅広部を形成する。第1のテープ38と第2のテープ39と接着した後、幅広部によって第2のテープ39と第1のテープ38の周りに巻きまわして円柱形状にする。このようにすれば、第3のテープ25を別途に設けなくとも、同様の機能をハーネス13に持たせることができる。
第1のテープ38と第2のテープ39の形状については、図3に示す階段形の平面形状に限られない。すなわち、本実施形態では、第1のテープ38と第2のテープ39がクランク形状をなしているが、第2のテープ39が第1のテープ38に対応する形状にあればどのような形状であっても良い。すなわち、第1のテープ38と第2のテープ39は、電線37が直線的に配置する場合には、電線37に対応する直線的な形状として、それぞれ長方形の形状を有していてもよい。また、第1のテープ38と第2のテープ39は、電線37が複数段のクランク形状をなして配置する場合には、電線37に対応して複数段のクランク形状同士に形成されても良い。さらに、第1のテープ38と第2のテープ39は、電線37の角が滑らかで複数回折れ曲がった波型形状をなしている場合には、電線37に対応して、角が滑らかで複数回折れ曲がった波型形状同士で形成してもよい。
本発明に係るハーネス13は、上記実施形態に示したポータブルコンピュータ11用に限らず、例えば携帯情報端末のようなその他の電子機器に対しても実施可能である。また、本実施形態では、第2の筐体15が回動するようになっているが、第2の筐体15が回動しないタイプの電子機器に対してもハーネス13を用いることが可能である。
本発明の実施形態に係るポータブルコンピュータを示す斜視図。 図1に示す、ポータブルコンピュータの筐体内部に収容されるハーネスを示す斜視図。 図2に示すハーネスのハーネス本体を分解して示す平面図。 図2に示すA−A線で切断したハーネスの断面図。 図4に示すハーネスを拡大した断面図。 図2に示すハーネスの製造工程を示す斜視図。 図6に示すハーネスの製造工程の次の工程を示す斜視図。
符号の説明
11…ポータブルコンピュータ、12…筐体、13…ハーネス、14…第1の筐体、15…第2の筐体、16…ヒンジ機構、25…第3のテープ、31…第1の被覆シート、32…第2の被覆シート、37…電線、38…第1のテープ、39…第2のテープ、46…第1の接着部、47…第1の重ね代部、51…第2の接着部、52…第2の重ね代部

Claims (7)

  1. 電線と、
    前記電線に対応する形状を有するとともに、前記電線に接着可能な第1の接着部と、この第1の接着部を間に挟んだ両端に設けられ、前記電線から外れた第1の重ね代部と、を有する導電性の第1のテープと、
    前記第1のテープに対応する形状を有するとともに、前記第1のテープとの間に前記電線を挟むように前記電線に接着可能な第2の接着部と、この第2の接着部を間に挟んだ両端に設けられ、前記第1の重ね代部に密着可能な第2の重ね代部と、を有する導電性の第2のテープと、
    を具備したことを特徴とするハーネス。
  2. 前記電線と、前記第1のテープとは、前記第1の接着部を介して予め接着されていることを特徴とする請求項1に記載のハーネス。
  3. 前記第1のテープと、前記第2のテープとは、表面にメッキを施した布製のテープで形成されていることを特徴とする請求項1に記載のハーネス。
  4. 前記第1のテープの前記電線との接着面と反対の面に接着された絶縁性の第1の被覆シートと、
    前記第2のテープの前記電線との接着面と反対の面に接着された絶縁性の第2の被覆シートと、
    を具備したことを特徴とする請求項1に記載のハーネス。
  5. 前記第1の被覆シートの幅は、前記第1のテープの幅よりも大きく、前記第2の被覆シートの幅は、前記第2のテープの幅よりも大きいことを特徴とする請求項4に記載のハーネス。
  6. 筐体と、
    前記筐体内部に収容されるハーネスと、
    を具備する電子機器であって、
    前記ハーネスは、
    電線と、
    前記電線に対応する形状を有するとともに、前記電線に接着可能な第1の接着部と、この第1の接着部を間に挟んだ両端に設けられ、前記電線から外れた第1の重ね代部と、を有する導電性の第1のテープと、
    前記第1のシートに対応する形状を有するとともに、前記第1のテープとの間に前記電線を挟むように前記電線に接着可能な第2の接着部と、この第2の接着部を間に挟んだ両端に設けられ、前記第1の重ね代部に密着可能な第2の重ね代部と、を有する導電性の第2のテープと、
    を備えたことを特徴とする電子機器。
  7. 第1の筐体と、
    第2の筐体と、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体との間に設けられ、前記第1の筐体に対して前記第2の筐体を回動自在に支持するヒンジ機構と、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体との間にまたがるハーネスと、
    を具備する電子機器であって、
    前記ハーネスは、
    電線と、
    前記電線に対応する形状を有するとともに、前記電線に接着可能な第1の接着部と、この第1の接着部を間に挟んだ両端に設けられ、前記電線が外れた第1の重ね代部と、を有する導電性の第1のテープと、
    前記第1のテープに対応する形状を有するとともに、前記第1のテープとの間に前記電線を挟むように前記電線に接着可能な第2の接着部と、この第2の接着部を間に挟んだ両端に設けられ、前記第1の重ね代部に密着可能な第2の重ね代部と、を有する導電性の第2のテープと、
    前記ヒンジ機構に対応する位置で前記第1のテープおよび前記第2のテープの周囲を覆う導電性の第3のテープと、
    を備えたことを特徴とする電子機器。
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