JP2006222735A - 通信機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】第1基板を有する第1の筐体と、第2基板を有する第2の筐体とを備えた通信機器において、両基板間のグランド電位差をなくして操作誤差が少なく、かつ組立性のよいものとする。
【解決手段】信号線10を、導体を絶縁体で覆った複数の細い電線で構成し、その端部を除く中間部で一本に束ねる。この束ねられた状態で、その外周を複数の導線をメッシュ状に編んだグランド線16で覆う。このグランド線16の各端部を第1基板と第2基板とにそれぞれ接続し、信号線10の各コネクタ12,13を第1基板と第2基板とに接続する。
【選択図】図5

Description

本発明は、第1基板を有する第1の筐体と、第2基板を有する第2の筐体とを備えた通信機器に関するものである。
従来より、例えば、特許文献1に見られるように、第1基板を有する第1の筐体と、第2基板を有する第2の筐体との間をフレキシブル基板によって電気的に接続し、折畳み開閉自在に構成された通信機器は知られている。
国際公開第02/003665号パンフレット
しかし、近年、通信機器のニーズは幅広くなり、第1の筐体に設けた液晶表示部を回転させて表裏反転可能としたり、その縦長状態と横長状態とを切り換え自在にしたりするニーズが出てきている。このような場合、上記特許文献1のようなフレキシブル基板によって信号線を構成すると、柔軟性に欠き、液晶表示部の動きに十分に対応できないという問題がある。
一方、上記第1基板と第2基板とをグランド線でつないで両基板間のグランド電位差をなくし、通信機器の作動誤差をなくしたいというニーズがある。このような場合、グランド電位差をなくすためには、単に信号を送受信する電線よりも多くの伝導容量を有するグランド線を設ける必要がある。柔軟性を高めるために、上記特許文献1のようなフレキシブル基板ではなく、複数の細い電線で信号線を構成しようとすると、グランド電位差をなくすための伝導容量を確保するために信号線が太くなって、その第1及び第2の筐体内での配線が困難となると共に、その動きが悪くなるので、通信機器の折畳み動作などがスムーズにいかないという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、第1基板と第2基板とを接続する信号線の構成を工夫することにより、両基板間のグランド電位差をなくして操作誤差を少なくしながら、組立性のよい通信機器を得ることにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、複数の細い電線で構成された信号線を束ね、その外周を複数の導線をメッシュ状に編んだグランド線で覆うようにした。
具体的には、第1の発明では、第1基板を有する第1の筐体と、第2基板を有する第2の筐体とを備えた通信機器を対象とし、この通信機器の第1基板と第2基板とは、導体を絶縁体で覆った複数の細い電線で構成された信号線で接続されており、上記信号線は、その両端部を除く中間部で上記複数の細い電線が一本に束ねられ、該束ねられた状態で、その外周が、伝導性のある複数の導線をメッシュ状に編んだグランド線で覆われ、上記グランド線の各端部は、第1基板と第2基板とにそれぞれ接続されている。
上記の構成によると、第1基板と第2基板との間の信号は、導体を絶縁体で覆った複数の細い電線で送受信される。また、メッシュ状に編んだグランド線によって、第1基板と第2基板との間のグランド電位差をなくすための十分な容量が実現される。さらに、端部を除く中間部で一本に束ねられた信号線を、複数の導線をメッシュ状に編んだグランド線で覆っているので、その外径は最小限に保たれ、柔軟性も備えている。
第2の発明では、上記グランド線を構成する各導線は、樹脂製の糸を銅箔で覆ったものよりなる。
上記の構成によると、伝導性が高く、かつ柔軟性のあるグランド線が得られる。
第3の発明では、上記第1の筐体と第2の筐体とは、ヒンジ部によって、その開閉軸を中心に折畳み開閉自在に連結され、この開閉軸の軸方向中心には、貫通孔が設けられ、上記グランド線で覆われた信号線は、この開閉軸の貫通孔内を通過している。
上記の構成によると、グランド線で覆われた信号線は、折畳み開閉動作時に最も動きの少ない開閉軸の貫通孔内を通過しているので、グランド線がねじれたり、摩耗したりするのが防止される。
第4の発明では、上記第1の筐体は、ヒンジ部側のベース部と、該ベース部に上記開閉軸の軸方向に対して垂直に延びるヒンジ部の回転軸を中心に表裏反転自在に支持された液晶表示部とを備え、上記回転軸の中心には、貫通孔が設けられ、上記液晶表示部に上記第1基板が設けられ、上記グランド線で覆われた信号線は、上記ベース部の回転軸の貫通孔内を通過している。
上記の構成によると、第1の筐体に表裏反転可能な液晶表示部を設けた場合でも、信号線は、ヒンジ部の回転軸の貫通孔内を通過しているので、液晶表示部の表裏反転時にもグランド線がねじれたり、摩耗したりするのが防止される。
第5の発明では、上記ヒンジ部は金属製のもので、上記第1基板及び第2基板は、それぞれ上記ヒンジ部に当接して導通状態にあり、上記信号線のグランド線は、上記ヒンジ部と当接している部分で導通状態にある構成とする。
上記の構成によると、信号線のグランド線が第1基板及び第2基板に導通しているヒンジ部に導通するので、グランド電位差がより安定する。
第6の発明では、上記信号線の所定箇所は、目印テープによってグランド線の外側から覆われ、上記目印テープは、上記信号線を上記ヒンジ部を通して第1基板及び第2基板に接続する際の目印となる構成とする。
上記の構成によると、テープを目印としてグランド線に覆われた信号線がヒンジ部を通して所定の位置に配置されて第1基板及び第2基板に接続される。また、このテープにより、複数の導線をメッシュ状に編んだグランド線が解け難くなる。さらに、貫通孔に対応する位置に目印テープを貼れば、グランド線の摩耗が防止される。
以上説明したように、上記第1の発明によれば、上記第1基板と第2基板とを接続する複数の細い電線からなる信号線の中間部を一本に束ね、その外周を、複数の導線をメッシュ状に編んだグランド線で覆い、その各端部を第1基板と第2基板とにそれぞれ接続している。このため、伝導容量の大きなグランド線によって第1基板と第2基板との間のグランド電位差をなくして信号の送信誤差を防ぐことができると共に、信号線の柔軟性が高められ、配線が極めて容易となる。
上記第2の発明によれば、樹脂製の糸を銅箔で覆った導線でグランド線を構成している。このため、グランド線の伝導性と柔軟性を高くすることができるので、さらに、誤動作がなく、組み立て易い通信機器が得られる。
上記第3の発明によれば、第1の筐体と第2の筐体とをヒンジ部によって、その開閉軸を中心に折畳み開閉自在に連結し、折畳み動作時に最も動きの少ない開閉軸の貫通孔にグランド線で覆われた信号線を通過させている。このため、グランド線がねじれたり、摩耗したりするのが防がれると共に、折畳み動作時に信号線が邪魔になったり、導線が切断されたりするのを防ぐことができる。
上記第4の発明によれば、第1の筐体の液晶表示部を表裏反転自在に支持し、その回転軸の貫通孔にグランド線で覆われた信号線を通過させている。このため、表裏反転時にもグランド線がねじれたり、摩耗したりするのが防がれるので、表裏反転時に信号線が邪魔になったり、導線が切断されたりするのを防ぐことができる。
上記第5の発明によれば、信号線のグランド線を第1基板及び第2基板に導通しているヒンジ部に当接させ、グランド電位差をより安定させている。このため、通信機器の差動誤差をより効果的に防止することができる。
上記第6の発明によれば、信号線の所定箇所は、グランド線の外側から目印となるテープによって覆われ、このテープを目印として第1基板及び第2基板に信号線が接続される。このため、グランド線が解け難くなるとともに、配線が極めて容易となる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、本実施形態の通信機器としての携帯電話1は、第1基板2を有する第1の筐体3と、第2基板4を有する第2の筐体5とを備えている。第1の筐体3と第2の筐体5とは、ヒンジ部6によって折畳み開閉自在に連結されている。
図2にも示すように、上記ヒンジ部6は、金属製の部材を組み合わせた堅固な構造を有している。このヒンジ部6は、第1の筐体3側の第1ヒンジ部6aと、第2の筐体5側の第2ヒンジ部6bとからなる。第1ヒンジ部6aと第2ヒンジ部6bとが水平な開閉軸Xを中心に折畳み開閉自在に構成されている。この開閉軸Xの軸方向中心には、水平貫通孔6cが設けられている。上記第1ヒンジ部6aは、開閉軸X側の第1ヒンジ部本体6dと、この開閉軸Xの軸方向に対して垂直に延びる回転軸Yを有し、この回転軸Yを中心に回転可能に支持された液晶側ヒンジ部6eとを備えている。この回転軸Yの中心には、垂直貫通孔6fが設けられている。
上記第1の筐体3には、ヒンジ部6側のベース部3aと、このベース部3aに対し、上記回転軸Yを中心に表裏反転自在に支持された液晶表示部7とが設けられている。すなわち、第1の筐体3のベース部3aに、上記第1ヒンジ部本体6dが内蔵され、液晶表示部7に、上記液晶側ヒンジ部6eが内蔵されている。上記液晶表示部7には、矩形状の液晶ディスプレイ7aが設けられている。図4に示すように、この液晶ディスプレイ7aの背面に第1基板2が設けられている。
上記第2の筐体5には、複数の操作キー8を有する操作部9が設けられている。この操作キー8を操作することで、携帯電話1の多数の機能が利用されるようになっている。図2及び図3に示すように、この操作キー8の背面側に第2基板4が設けられている。
上記第1の筐体3の第1基板2と第2の筐体5の第2基板4とは、複数の細い電線11で構成された信号線10(図5に示す)で接続されている。各電線11は、例えば、図6に拡大して示すように、銀メッキ銅合金線よりなる導体11aと、この導体11aを覆う絶縁体11bと、この絶縁体11bを覆う錫メッキ銅合金線よりなる遮蔽層11cと、この遮蔽層11cを覆う外被層11dとからなる。
図7に示すように、各電線11の各端部は、第1の筐体3側の第1コネクタ12と、第2の筐体5側の第2コネクタ13とに接続されている。図8に示すように、この信号線10は、第1コネクタ12及び第2コネクタ13周辺を除く中間部で複数の細い電線11が一本に束ねられ、この束ねられた状態で、その外周を樹脂製の固定用テープ15で覆われている。
上記信号線10は、上記固定用テープ15の外周から、複数の導線をメッシュ状に編んだグランド線16で覆われている。このグランド線16は、図9に示すように、信号線10の第2コネクタ13側となる部分に、グランド端子17が接続されている。また、図10に示すように、反対側の信号線10の第1コネクタ12側となる部分に、各導線が解けないようにかしめられたかしめ部18が設けられている。グランド線16を構成する導線は、図示しないが、例えば、中心の太さ50デニールのポリエステル糸と、その外周を覆った銅箔とで構成されている。この構成により、導電性を備えた柔軟性のあるグランド線16が形成されている。図3に示すように、上記グランド線16のグランド端子17は、第2基板4にビスなど(図示せず)で接続されている。図4に示すように、かしめ部18側は、第1基板2の露出部2aに圧接されるようにして接続されるようになっている。
図5に示すように、上記信号線10の所定箇所は、該信号線10を第1の筐体3、第2の筐体5及びヒンジ部6に組み付ける際の目印となる樹脂製の目印テープ20によってグランド線16の外側から覆われている。すなわち、この目印テープ20は、例えば、グランド線16の6ヶ所に所定の長さのものが裏面に付着させた接着剤によって貼り付けられている。具体的には、図11に示すように、第1目印テープ20aは、グランド線16の第1の筐体3側の端部から所定の距離離れた位置に貼り付けられ、この部分が上記ベース部3aの垂直貫通孔6f内に配置されるようになっている。第3目印テープ20cは、上記ヒンジ部6の水平貫通孔6c内に相当する位置に貼り付けられている。第2目印テープ20bは、第1目印テープ20aと第3目印テープ20cとの間に貼り付けられ、第4目印テープ20dは、第3目印テープ20cとグランド端子17との間に貼り付けられている。グランド線16の両端部も目印テープ20eによって覆われ、導線がほどけないようになっている。
−信号線の組み付け方法−
次に、本実施形態にかかる携帯電話の信号線10の組み付け方法について説明する。
まず、図5に示すように成形された上記信号線10を用意する。
次いで、図12に示すように、信号線10の第1コネクタ12をコネクタカバー21によって覆う。このコネクタカバー21により、グランド線16が解けるのを防止しながら、第1コネクタ12に信号の送受信に悪影響を与える各貫通孔6c,6f周辺のオイルが付くのが防止される。
次に、コネクタカバー21の先端を、ヒンジ部6の水平貫通孔6c内に挿通させる。この際、第1コネクタ12の後端部を押しながら、グランド線16のたわみに注意して円弧状に動かしながら通す。
次いで、コネクタカバー21の先端をベース部3aの垂直貫通孔6fの下側から挿通させる。
次いで、図11に示すように、信号線10の各目印テープ20a〜20dが所定の位置に来るように、信号線10を引っ張り、固定する。
次いで、信号線10の第2コネクタ13を第2基板4に接続し、グランド線16のグランド端子17を第2基板4に接続する。
最後に、図13に示すように、コネクタカバー21を外し、信号線10のかしめ部18が上側となるようにして、第1コネクタ12を第1基板2側に接続し、グランド線16を第1基板2の露出部2aに当接させる。このとき、グランド線16のかしめ部18が上側(ヒンジ部6と反対側)にくるように配置する。
−実施形態の効果−
したがって、本実施形態にかかる携帯電話1によると、上記第1基板2と第2基板4とを接続する複数の細い電線11からなる信号線10の中間部を一本に束ね、その外周を、複数の導線をメッシュ状に編んだグランド線16で覆い、その各端部を第1基板2と第2基板4とにそれぞれ接続している。このため、伝導容量の大きなグランド線16によって第1基板2と第2基板4との間のグランド電位差をなくして信号の送信誤差を防ぐことができると共に、信号線10の柔軟性が高められ、配線が極めて容易となる。
上記実施形態によれば、樹脂製の糸を銅箔で覆った導線でグランド線16を構成している。このため、グランド線16の伝導性と柔軟性を高くすることができるので、さらに、誤動作がなく、組み立て易い携帯電話1が得られる。
上記実施形態によれば、第1の筐体3と第2の筐体5とをヒンジ部6によって、その開閉軸Xを中心に折畳み開閉自在に連結し、折畳み動作時に最も動きの少ない水平貫通孔6cにグランド線16で覆われた信号線10を通過させている。このため、グランド線16がねじれたり、摩耗したりするのが防がれると共に、折畳み動作時に信号線10が邪魔になったり、導線が切断されたりするのを防ぐことができる。
上記実施形態によれば、第1の筐体3の液晶表示部を表裏反転自在に支持し、その回転軸の貫通孔にグランド線16で覆われた信号線10を通過させている。このため、表裏反転時にもグランド線16がねじれたり、摩耗したりするのが防がれるので、表裏反転時に信号線10が邪魔になったり、導線が切断されたりするのを防ぐことができる。
上記実施形態によれば、信号線10のグランド線16を第1基板2及び第2基板4に導通しているヒンジ部6に当接させ、グランド電位差をより安定させている。このため、携帯電話1の差動誤差をより効果的に防止することができる。
上記実施形態によれば、信号線10の所定箇所は、グランド線16の外側から目印となるテープによって覆われ、このテープを目印として第1基板2及び第2基板4に信号線10が接続される。このため、グランド線16が解け難くなるとともに、配線が極めて容易となる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
すなわち、上記実施形態では、折畳み開閉自在な携帯電話1を対象としてるが、折畳みできない携帯電話にも適用できる。また、液晶表示部7を表裏反転可能に第1の筐体3のベース部3aに支持させているが、このような機構を備えていなくてもよい。そのような場合でも、本発明の信号線10の適用は可能である。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではない。
以上説明したように、本発明は、第1基板を有する第1の筐体と、第2基板を有する第2の筐体とを備え、第1基板と第2基板との間のグランド電位差をなくすようにした通信機器について有用である。
本実施形態にかかる携帯電話の全体を示す斜視図である。 第2基板、ヒンジ部及び信号線を示す分解斜視図である。 信号線が接続された第2基板及びヒンジ部を示す斜視図である。 信号線が接続された第1基板を示す平面図である。 信号線を示す平面図である。 信号線の電線を示す拡大断面図である。 信号線のコネクタ及び電線を示す平面図である。 信号線の電線を固定用テープで覆ったものを示す平面図である。 グランド線を示す平面図である。 図5のX−X線断面図である。 信号線の組み付け状態を説明する平面図である。 信号線をヒンジ部に通す様子を示す斜視図である。 第1コネクタ及びその周辺の拡大図である。
符号の説明
1 携帯電話(通信機器)
2 第1基板
3 第1の筐体
3a ベース部
4 第2基板
5 第2の筐体
6 ヒンジ部
6c 水平貫通孔
6f 垂直貫通孔
7 液晶表示部
10 信号線
11 電線
11a 導体
11b 絶縁体
16 グランド線
20a 第1目印テープ
20b 第2目印テープ
20c 第3目印テープ
20d 第4目印テープ
X 開閉軸
Y 垂直軸

Claims (6)

  1. 第1基板を有する第1の筐体と、第2基板を有する第2の筐体とを備えた通信機器において、
    上記第1基板と第2基板とは、伝導性のある導体を絶縁体で覆った複数の細い電線で構成された信号線で接続されており、
    上記信号線は、その両端部を除く中間部で上記複数の細い電線が一本に束ねられ、該束ねられた状態で、その外周が、複数の導線をメッシュ状に編んだグランド線で覆われ、
    上記グランド線の各端部は、第1基板と第2基板とにそれぞれ接続されていることを特徴とする通信機器。
  2. 請求項1に記載の通信機器において、
    上記グランド線を構成する各導線は、樹脂製の糸を銅箔で覆ったものよりなることを特徴とする通信機器。
  3. 請求項1又は2に記載の通信機器において、
    上記第1の筐体と第2の筐体とは、ヒンジ部によって、その開閉軸を中心に折畳み開閉自在に連結され、
    上記開閉軸の軸方向中心には、貫通孔が設けられ、
    上記グランド線で覆われた信号線は、上記開閉軸の貫通孔内を通過していることを特徴とする通信機器。
  4. 請求項3に記載の通信機器において、
    上記第1の筐体は、ヒンジ部側のベース部と、該ベース部に上記開閉軸の軸方向に対して垂直に延びるヒンジ部の回転軸を中心に表裏反転自在に支持された液晶表示部とを備え、
    上記回転軸の中心には、貫通孔が設けられ、
    上記液晶表示部に上記第1基板が設けられ、
    上記グランド線で覆われた信号線は、上記ベース部の回転軸の貫通孔内を通過していることを特徴とする通信機器。
  5. 請求項3又は4に記載の通信機器において、
    上記ヒンジ部は金属製のもので、
    上記第1基板及び第2基板は、それぞれ上記ヒンジ部に当接して導通状態にあり、
    上記信号線のグランド線は、上記ヒンジ部と当接している部分で導通状態にあることを特徴とする通信機器。
  6. 請求項3乃至5のいずれか1つに記載の通信機器において、
    上記信号線の所定箇所は、目印テープによってグランド線の外側から覆われ、
    上記目印テープは、上記信号線を上記ヒンジ部を通して第1基板及び第2基板に接続する際の目印となることを特徴とする通信機器。
JP2005034284A 2005-02-10 2005-02-10 通信機器 Pending JP2006222735A (ja)

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JP2005034284A JP2006222735A (ja) 2005-02-10 2005-02-10 通信機器
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