JP3093727B2 - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JP3093727B2
JP3093727B2 JP13953198A JP13953198A JP3093727B2 JP 3093727 B2 JP3093727 B2 JP 3093727B2 JP 13953198 A JP13953198 A JP 13953198A JP 13953198 A JP13953198 A JP 13953198A JP 3093727 B2 JP3093727 B2 JP 3093727B2
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housing
hollow portion
rear cover
front case
electric circuit
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正貴 大野
斉 益田
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子機器に関し、特
に折り畳み構造の携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の携帯電話機等の電子機器
は図3に示すように、アンテナ14及び受話器15を備
えた第1の筐体6と送話器16及びダイヤルボタン17
を備えた第2の筐体7とがヒンジ部11で結合されてお
り、第1の筐体6内には無線回路が、第2の筐体7内に
は制御回路が実装されている。この第1、第2の筐体
6,7の間の電気信号の接続はヒンジ部11の中央部に
設けたスリット状の穴にフレキシブル基板8が通ってい
る構造となっていた。また、第1の筐体の内部の第1の
回路部と、第2の筐体の内部の第2の回路部とを巻回さ
れたフレキシブル基板で接続する構造も提案されている
(実公昭60−7516参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図3に示す従来の携帯
電話機等の電子機器では、フレキシブル基板の曲げ角度
が、2つの筐体を開いたとき(図3の状態)には約30
度であるが、2つの筐体を閉じたときには約180度と
大きく変化する。従って、フレキシブル基板が多数回の
屈曲に耐えることができず、導体パターンが切断する等
の耐久性が劣るという問題点があった。また、実公昭6
0−7516に記載される従来例においては、巻回した
フレキシブル基板を収容する円筒部の一方の半円部であ
るカバーが電子機器の筐体と別体に設けられているの
で、別体に設けたカバーを筐体にネジ止めすることによ
り固定しているので、フレキシブル基板の中央部にネジ
穴を開けるために導体パターンを配置できない部分が生
じ電子機器の小型化に障害となるという問題点があっ
た。さらに、ヒンジ部が構造上の強度に劣り、組立が煩
雑であるという問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の電子機器は、第
1のフロントケースと第1のリアカバーとから構成され
る第1の筐体と、第2のフロントケースと第2のリアカ
バーとから構成される第2の筐体とがヒンジ部により回
動可能に接続されており、前記第1のフロントケースの
端部に設けられた円弧状の第1の曲面部と、前記第1の
リアカバーの端部に設けられた円弧状の第2の曲面部と
が係合し前記第1の筐体の端部に該筐体と内通する略円
筒状の第1の空洞部を構成し、前記第2の筐体の端部に
は該筐体と内通する略円筒状の第2の空洞部を構成し、
前記第1の空洞部と前記第2の空洞部とが前記両空洞部
を内通するように同軸上に隣接して配置されており、前
記第1の筐体内の電気回路と前記第2の筐体内の電気回
路とを接続するフレキシブル基板を前記第1の空洞部及
び前記第2の空洞部の内径に沿ってらせん状に巻いて通
すことにより、前記電気回路同士を電気的に接続するこ
とを特徴とするヒンジ部を有する。また、第1のフロン
トケースと第1のリアカバーとから構成される第1の筐
体と、第2のフロントケースと第2のリアカバーとから
構成される第2の筐体とがヒンジ部により回動可能に接
続されており、前記第1のフロントケースの端部に設け
られた円弧状の第1の曲面部と、前記第1のリアカバー
の端部に設けられた円弧状の第2の曲面部とが係合し前
記第1の筐体の端部に該筐体と内通する略円筒状の第1
の空洞部を構成し、前記第2のフロントケースの端部に
設けられた円弧状の第3の曲面部と、前記第2のリアカ
バーの端部に設けられた円弧状の第4の曲面部とが係合
し前記第2の筐体の端部に該筐体と内通する略円筒状の
第2の空洞部を構成し、前記第1の空洞部と前記第2の
空洞部とが前記両空洞部を内通するように同軸上に隣接
して配置されており、前記第1の筐体内の電気回路と前
記第2の筐体内の電気回路とを接続するフレキシブル基
板を前記第1の空洞部及び前記第2の空洞部の内径に沿
ってらせん状に巻いて通すことにより、前記電気回路同
士を電気的に接続することを特徴とするヒンジ部を有す
る。さらに、前記フレキシブル基板は、一端を前記第1
の筐体内の電気回路に接続され、前記第1の筐体と前記
第1の空洞部とを内通する部分を通り、前記両空洞部の
内径に沿ってらせん状に巻いて通し、前記第2の空洞部
と前記第2の筐体とを内通する部分を通り、他端を前記
第2の筐体内の電気回路に接続されることにより、前記
電気回路同士を電気的に接続することを特徴とするヒン
ジ部を有する。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0006】図1は本発明の一実施例を示す斜視図、図
2は本実施例のヒンジ部の構成を示す分解図である。
【0007】図1及び図2を参照すると、この携帯電話
機はアンテナ14と受話器15とを備える第1の筐体1
と、外部からの信号及び電力受電用の接続部5aと外部
からのアンテナ信号受信用のコネクタ部5bと送話器1
6とダイヤルボタン17とを備える第2の筐体2とが、
ヒンジ部1−3,2−3を軸にして相互に回転して折り
畳み可能な構成となっている。
【0008】第1の筐体1及び第2の筐体2はフロント
ケース1−1,2−1とリアカバー1−2,2−2とで
それぞれ構成され、フロントケース1−1,2−1の両
端部に設けたヒンジ部1−3,2−3により両者を回動
可能に締結する。中央部において、ヒンジ部1−3,2
−3の軸径のほぼ半円分を形成した受け部のヒンジ半円
部1−4,2−4を設け、残り半円分のヒンジ半円部1
−5,2−5を形成したリアカバー1−2,2−2を被
せることにより一つの軸としての外観を成す。
【0009】この中央のヒンジ半円部1−5,2−5に
第1の筐体1及び第2の筐体2に実装された回路部の電
気信号を伝える為のフレキシブル基板3をヒンジ半円部
1−5,2−5内径に沿って一巻きして構成すると共に
外部からのアンテナ信号を伝える同軸ケーブル4をフレ
キシブル基板3の巻径の中心部に略Z字状に通してあ
る。
【0010】フレキシブル基板3は一巻きして納まって
いる為、折り畳みの際の引張りやたるみをヒンジ半円部
1−4,2−4内にて吸収でき、且つ同軸ケーブル4の
ねじれも吸収できる。また、同軸ケーブル4は曲げ部の
信頼性確保の為にある程度大きい曲率が要求されるがフ
レキシブル基板3の中心部を通す構造にすることにより
ヒンジ軸径に対し余裕を持った曲げ半径が与えられる。
【0011】尚、同軸ケーブル4の他端は図示を省略し
ているが、アンテナ14の固定部に接続されている。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、第1の筐
体と第2の筐体とがヒンジ部を軸に相互に回転して折り
畳み可能に構成された電子機器において、ヒンジ部の中
央部に巻回したフレキシブル基板を収容する空洞部を、
前記筐体を構成するフロントケースの端部に設けられた
円弧状の曲面部とリアカバーの端部に設けられた円弧状
の曲面部とが係合することにより形成しているので、空
洞部を構成する曲面部を該筐体と別体に設ける必要がな
い。従って、該曲面部を別個に固定する必要がないの
で、フレキシブル基板にネジ穴を開けるために導体パタ
ーンを配置できない部分が生じることがなく、フレキシ
ブル基板を細く構成できるので、電子機器の小型化を図
ることができる。さらに、ヒンジ部の強度が向上し、ヒ
ンジ部の組立が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】本実施例のヒンジ部の構成を示す分解図であ
る。
【図3】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 第1の筐体 2 第2の筐体 3 フレキシブル基板 4 同軸ケーブル 5a 接続部 5b コネクタ部 14 アンテナ 15 受話器 16 送話器 17 ダイヤルボタン 1−1,2−1 フロントケース 1−2,2−2 リアカバー 1−4,1−5,2−4,2−5 ヒンジ半円部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/02 - 1/23

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のフロントケースと第1のリアカバ
    ーとから構成される第1の筐体と、第2のフロントケー
    スと第2のリアカバーとから構成される第2の筐体とが
    ヒンジ部により回動可能に接続されており、 前記第1のフロントケースの端部に設けられた円弧状の
    第1の曲面部と、前記第1のリアカバーの端部に設けら
    れた円弧状の第2の曲面部とが係合し前記第1の筐体の
    端部に該筐体と内通する略円筒状の第1の空洞部を構成
    し、前記第2の筐体の端部には該筐体と内通する略円筒
    状の第2の空洞部を構成し、前記第1の空洞部と前記第
    2の空洞部とが前記両空洞部を内通するように同軸上に
    隣接して配置されており、 前記第1の筐体内の電気回路と前記第2の筐体内の電気
    回路とを接続するフレキシブル基板を前記第1の空洞部
    及び前記第2の空洞部の内径に沿ってらせん状に巻いて
    通すことにより、前記電気回路同士を電気的に接続する
    ことを特徴とするヒンジ部を有する電子機器。
  2. 【請求項2】 第1のフロントケースと第1のリアカバ
    ーとから構成される第1の筐体と、第2のフロントケー
    スと第2のリアカバーとから構成される第2の筐体とが
    ヒンジ部により回動可能に接続されており、 前記第1のフロントケースの端部に設けられた円弧状の
    第1の曲面部と、前記第1のリアカバーの端部に設けら
    れた円弧状の第2の曲面部とが係合し前記第1の筐体の
    端部に該筐体と内通する略円筒状の第1の空洞部を構成
    し、前記第2のフロントケースの端部に設けられた円弧
    状の第3の曲面部と、前記第2のリアカバーの端部に設
    けられた円弧状の第4の曲面部とが係合し前記第2の筐
    体の端部に該筐体と内通する略円筒状の第2の空洞部を
    構成し、前記第1の空洞部と前記第2の空洞部とが前記
    両空洞部を内通するように同軸上に隣接して配置されて
    おり、 前記第1の筐体内の電気回路と前記第2の筐体内の電気
    回路とを接続するフレキシブル基板を前記第1の空洞部
    及び前記第2の空洞部の内径に沿ってらせん状に巻いて
    通すことにより、前記電気回路同士を電気的に接続する
    ことを特徴とするヒンジ部を有する電子機器。
  3. 【請求項3】 前記フレキシブル基板は、その一端が前
    記第1の筐体内の電気回路に接続され、前記第1の筐体
    と前記第1の空洞部とを内通する部分を通り、前記両空
    洞部の内径に沿ってらせん状に巻いて通し、前記第2の
    空洞部と前記第2の筐体とを内通する部分を通り、他端
    が前記第2の筐体内の電気回路に接続されることによ
    り、前記電気回路同士を電気的に接続することを特徴と
    するヒンジ部を有する請求項1または請求項2記載の電
    子機器。
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