JP2012169261A - 環状導体を用いたフレキシブルフラットケーブル - Google Patents

環状導体を用いたフレキシブルフラットケーブル Download PDF

Info

Publication number
JP2012169261A
JP2012169261A JP2012000471A JP2012000471A JP2012169261A JP 2012169261 A JP2012169261 A JP 2012169261A JP 2012000471 A JP2012000471 A JP 2012000471A JP 2012000471 A JP2012000471 A JP 2012000471A JP 2012169261 A JP2012169261 A JP 2012169261A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flat cable
base film
flexible flat
conductor
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012000471A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5438136B2 (ja
Inventor
Heon-Kyun Kim
憲均 金
Da Won Chang
茶遠 張
Sun-Bo Kwon
純甫 權
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UJUKFC CO Ltd
Original Assignee
UJUKFC CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by UJUKFC CO Ltd filed Critical UJUKFC CO Ltd
Publication of JP2012169261A publication Critical patent/JP2012169261A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5438136B2 publication Critical patent/JP5438136B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/28Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for wire processing before connecting to contact members, not provided for in groups H01R43/02 - H01R43/26
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B7/00Insulated conductors or cables characterised by their form
    • H01B7/08Flat or ribbon cables
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B7/00Insulated conductors or cables characterised by their form
    • H01B7/06Extensible conductors or cables, e.g. self-coiling cords
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/646Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00 specially adapted for high-frequency, e.g. structures providing an impedance match or phase match
    • H01R13/6473Impedance matching
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/50Fixed connections
    • H01R12/59Fixed connections for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
    • H01R12/63Fixed connections for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures connecting to another shape cable
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0277Bendability or stretchability details
    • H05K1/028Bending or folding regions of flexible printed circuits
    • H05K1/0281Reinforcement details thereof
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/11Printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
    • H05K1/118Printed elements for providing electric connections to or between printed circuits specially for flexible printed circuits, e.g. using folded portions

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)

Abstract

【課題】環状導体を用いたフレキシブルフラットケーブルの提供。
【解決手段】環状導体と、前記環状導体の上下を被覆する上ベースフィルム100および下ベースフィルム200とを備えてなる、環状導体を用いたフレキシブルフラットケーブルにおいて、前記上ベースフィルムおよび前記下ベースフィルムを被覆する前に前記環状導体の一部を圧延して形成した平角導体10が、前記フレキシブルフラットケーブルの端子部に露出し、前記端子部に露出した前記平角導体は、前記環状導体および前記平角導体が前記下ベースフィルムに貼り付けられるに際して、前記下ベースフィルムに貼り付けられた形で前記下ベースフィルムに支持されており、前記下ベースフィルムは、前記端子部を含む前記フレキシブルフラットケーブルの全長に亘って一体に形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、環状導体を用いたフレキシブルフラットケーブルに係り、さらに詳しくは、環状導体を用いたフラットケーブルを製造するが、前記フレキシブルフラットケーブルの端子部が平角導体の形状を呈するようにして、このようなフレキシブルフラットケーブルを連続して製造するためのものである。
通常、フレキシブルフラットケーブルは、コネクタに差し込まれて、電子部品同士で信号を送信する用途で用いられる。この種のフレキシブルフラットケーブルは、信号を送信するための線状導体の上下にベースフィルムなどを貼り付けて製造される。前記線状導体は、その断面が円形である環状導体、又はその断面が矩形である平角導体からなる。環状導体は、コネクタのコンタクトに設けられた押入刃、又はプリント回路基板の係合溝に嵌め込まれて連結され、平角導体は、コネクタの端子部に押圧されて接触される形で、主として用いられる。
このような環状導体又は平角導体をユーザーが任意に選択して使用できるようにするために、環状導体の一部を圧延して平角導体として形成した後、ベースフィルムを上下に貼り付けたフレキシブルフラットケーブルが提案されている(例えば、下記の特許文献1参照)。同文献によれば、必要に応じて、環状導体又は平角導体が位置している領域を切り出し、上下のベースフィルムを切り欠いて露出させた環状導体又は平角導体をコネクタ又はプリント回路基板に連結できるようにする技術的思想が開示されている。なお、平角導体を露出させて使用する場合、平角導体に下補強板を別途に取り付けた形でフレキシブルフラットケーブルの末端を加工した後、このようなフレキシブルフラットケーブルをコネクタに差し込むようにしている。
さらに、フレキシブルフラットケーブルの末端にあるベースフィルムを切り欠いて環状導体を露出させた後、露出した環状導体を圧延して平角導体に変形させ、このような平角導体の下端に別途の補強板を用いることにより平角導体の位置を固定させることが提案されている(例えば、下記の特許文献2および3参照)。
前記従来の技術においては、フレキシブルフラットケーブルの所定の長さを切り取ることによりその末端を形成した後、予め加工された平角導体をその末端に露出させたり(特許文献1)、あるいは、その末端に環状導体を露出させた後に圧延して平角導体として加工したりする(特許文献2、3)ことが行われている。これらの場合、フレキシブルフラットケーブルを所定の長さに切り取って一々にその末端のベースフィルム層を切り欠かなければならないため、生産性が非常に低くならざるを得ない。また、線状導体を損なうことなくベースフィルムを切り欠くためにレーザーなどを用いるので、合成樹脂製のベースフィルムの切断面がきれいに仕上がらず、残留しているベースフィルムもまた熱によってその表面が荒れてしまうなどの変形が発生する、という不都合がある。
加えて、最近の各種のコネクタの端子の狭ピッチ化には目を見張るものがあり、現在、約0.4〜0.5mmまで狭くなりつつある。このため、ここに用いられるフレキシブルフラットケーブルの末端部に露出した平角導体もまた、その幅を極めて狭くすることが求められ、しかも、端子のピッチに合わせて極めて精度よく配置する必要がある。しかしながら、前記従来の技術のように、平角導体を露出させた後に補強板を取り付けると、平角導体の精度よい配列および固定が極めて困難になってしまうという不都合がある。
特開2002−56721号公報(2002年2月22日、2頁段落[0005]−[0006])、3頁段落[0021]、全図 特開2010−49971号公報(2010年3月4日、3頁段落[0012]、5頁段落[0033]) 特開2010−192287号公報(2010年9月2日、5頁段落[0015]、6頁段落[0021])全図
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、端子部をより見栄えよく形成することができ、インピーダンスが調節し易くてフレキシブルフラットケーブルの薄肉化を図ることができる他、フレキシブルフラットケーブルの外面のシールド層と線状導体との接触を防ぐことのできるフレキシブルフラットケーブルを提供するところにある。
本発明の環状導体を用いたフレキシブルフラットケーブルは、環状導体と、前記環状導体の上下を被覆する上ベースフィルムおよび下ベースフィルムとを備えてなる、環状導体を用いたフレキシブルフラットケーブルであって、このフレキシブルフラットケーブルは、上ベースフィルムおよび下ベースフィルムを被覆する前に環状導体の一部を圧延して形成した平角導体が、前記フレキシブルフラットケーブルの端子部に露出し、端子部に露出した平角導体は、環状導体および平角導体が下ベースフィルムに貼り付けられるに際して、下ベースフィルムに貼り付けられた形で下ベースフィルムに支持されており、前記下ベースフィルムは、端子部を含むフレキシブルフラットケーブルの全長に亘って一体に形成されていることを特徴とする。
好ましくは、前記上ベースフィルムの末端には帯状の絶縁フィルムが挿入されており、前記帯状の絶縁フィルムの一部は、前記上ベースフィルムによって被覆されていない。
また、好ましくは、前記環状導体の外面には、絶縁コーティング層がそれぞれ形成されている。
本発明のフレキシブルフラットケーブルによれば、端子部をより見栄えよく形成することができ、線状導体が全て平角導体からなる従来のフレキシブルフラットケーブルに比べて、安価な環状導体が使用できて製造コストを削減することができ、インピーダンスが調節し易くてフレキシブルフラットケーブルの薄肉化を図ることができる他、しかも、フレキシブルフラットケーブルの表面のシールド層と線状導体との接触が回避できて、短絡を防ぐことが可能になる。
従来のフレキシブルフラットケーブルの斜視図である。 従来のフレキシブルフラットケーブルの断面図である。 本発明の一実施の形態によるフレキシブルフラットケーブルの斜視図である。 本発明の一実施の形態によるフレキシブルフラットケーブルの断面図である。 本発明の他の実施の形態によるフレキシブルフラットケーブルの断面図である。 本発明のフレキシブルフラットケーブルの製造方法を示す概略図である。 本発明のフレキシブルフラットケーブルの製造方法を示す概略図である。 本発明のフレキシブルフラットケーブルの製造方法を示す概略図である。 本発明のフレキシブルフラットケーブルの最終加工段階を示す図である。
以下、添付図面に基づき、本発明をその実施形態を挙げて詳述する。
図1は、平角導体を線状導体として使用する従来のフレキシブルフラットケーブルの斜視図である。平角導体10は、上フィルム層100と下フィルム層200との間に接着剤又はフィルム間の熱融着によって固定される。また、フレキシブルフラットケーブルの末端に形成される端子部2には上フィルム層が存在せず、平角導体10が外部に露出しており、フレキシブルフラットケーブル末端の下フィルム層200の下には端子部を支持する補強部300が取り付けられている。
図2は、フレキシブルフラットケーブルの断面(図1におけるA−A断面)を示すものであり、上ベースフィルム110と下ベースフィルム210との間に平角導体10が配置され、上ベースフィルム110および下ベースフィルム210は接着部410によって貼合されている。
上ベースフィルム110の上面には、インピーダンスを調節するために、誘電体材料からなるインピーダンス調節フィルム120が貼り付けられている。インピーダンス調節フィルム120の上面には、グランドおよびシールド機能を担当するアルミニウム箔部130が貼り付けられており、アルミニウム箔部130の上面にはカバーフィルム140が貼り付けられている。前記上ベースフィルム110、インピーダンス調節フィルム120、アルミニウム箔部130およびカバーフィルム140は、熱融着又は接着剤によって貼合されているが、図2には、上ベースフィルム110と下ベースフィルム210との間の接着部410を除く残りの接着部は示されていない。なお、上ベースフィルム110、インピーダンス調節フィルム120、アルミニウム箔部130およびカバーフィルム140が上フィルム層100をなす。
図2には、下フィルム層が下ベースフィルム210のみからなる場合が示してあるが、下フィルム層の下面にインピーダンス調節フィルム、アルミニウム箔部、カバーフィルムを貼り付けて下フィルム層をなしてもよい。
図2において、差動インピーダンスを100Ωに整合させる場合、各層の厚さは、カバーフィルム140は50μmであり、アルミニウム箔部130は7μmであり、インピーダンス調節フィルム120は150〜180μmであり、上ベースフィルム110は12μmであり、接着部410は68μmであり、そして下ベースフィルム210は12μmであって、全体として299〜329μmの厚さを有する。平角導体の厚さは35μmであり、幅は約0.3mmである。
図3は、本発明の一実施の形態によるフレキシブルフラットケーブルの斜視図であり、図4は、図3におけるB−B断面図である。
図2に示す従来のフレキシブルフラットケーブルとの相違点としては、端子部を除く残部の線状導体が環状導体からなっていることと、上ベースフィルムの末端には帯状の絶縁フィルムが挿入されていることと、が挙げられる。前記帯状の絶縁フィルムの一部は、前記上ベースフィルムによって被覆されていないままで端子部側に露出している。
図4において、差動インピーダンスを100Ωに整合させる場合、各層の厚さは、カバーフィルム140は50μmであり、アルミニウム箔部130は7μmであり、インピーダンス調節フィルム120は32〜50μmであり、上ベースフィルム110は23μmであり、接着部410は80μmであり、下ベースフィルム210は23μmであり、環状導体20の直径は120μmであるため、全体として258〜276μmの厚さを有する。
このため、平角導体を使用する従来のフレキシブルフラットケーブルに比べて、線状導体の薄肉化を図ることが可能になる。
図5は、本発明の他の実施の形態によるフレキシブルフラットケーブルの断面図であり、環状導体20の外面には絶縁コーティング層22が約10μmの厚さで形成されており、誘電体材質の絶縁コーティング層を備えることにより、インピーダンス調節フィルムの厚さが約12〜20μmと薄くなって、全体として235〜243μmの厚さを有することとなり、フレキシブルフラットケーブルのさらなる薄肉化を図ることができる。
また、上ベースフィルムと平角導体との間に挿入され、その一部が前記上ベースフィルムによって被覆されていないままで端子部側に露出した帯状の絶縁フィルム500は、上フィルム層100の最上面がアルミニウム箔部から形成された場合、フレキシブルフラットケーブルの使用中に端子部が折り返されてアルミニウム箔部と平角導体10とが接触して短絡が発生することを防ぐことを可能とする。
次いで、本発明の環状導体を用いたフレキシブルフラットケーブルの製造方法について説明する。
図6から図8は、本発明のフレキシブルフラットケーブルの製造方法に対する概略図である。
環状導体20が巻回されたボビン610から環状導体20が繰り出される(ステップ1)。繰り出される環状導体20の一部は端子部に用いられる平角導体として加工されるが、この際、加工は、ローラー(図6における620)又はプレス(図7における630)を用いて周期的に環状導体を押し付けることにより行われる(ステップ2)。
下ベースフィルム210は、下ベースフィルム210が巻回されたボビン640から繰り出される。下ベースフィルム210は、繰り出される間に、その下面に補強部300を熱融着器650によって取り付けられる。補強部300は、フレキシブルフラットケーブルの末端が形成される個所に取り付けられる(ステップ3)。
上ベースフィルム110は、上ベースフィルム110が巻回されたボビン660から繰り出される。繰り出された上ベースフィルム110は、穿孔器670によって端子露出部111が穿孔される(図6における拡大図I参照)。上ベースフィルム110が切り欠かれた端子露出部111は、上ベースフィルム110を切り欠くことで平角導体10を端子部において露出させるようにするためのものである(ステップ4)。上ベースフィルムの末端の下面に、帯状の絶縁フィルム500が熱融着器650’によって貼り付けられる(図6における拡大図II参照)。絶縁フィルム500なしの本発明の実施の形態によるフレキシブルフラットケーブルを製造する場合には、絶縁フィルムを貼り付けるステップを省略してもよいということは、いうまでもない。
前記ステップを経た下ベースフィルム210と上ベースフィルム110との間に、ステップ2を経た環状導体を挿入するが、この際、ステップ4において加工された端子露出部111に平角導体が位置するようにして貼り付ける(ステップ5)。この際、貼り付けは、接着剤又は熱融着によって行われるが、接着剤を使用する場合は、貼り付ける直前に接着剤を塗布する工程を行う。図6から図8には、熱融着ローラー680によって熱融着を行うことが示してある。
図5に示すように、環状導体20の外面に絶縁コーティング層22が形成されている場合には、ステップ1後およびステップ5前に、平角導体として加工される、あるいは平角導体として加工された部分の絶縁コーティング層22を切り欠くステップをさらに行う。この際、絶縁コーティング層22の切り欠きは、図8の刃690を用いて行ってもよく、レーザー装置を用いて行ってもよいなど、種々の手段が絶縁コーティング層22の切り欠きに採用され得る。
図6から図8には、インピーダンス調節フィルム、アルミニウム箔部およびカバーフィルムの繰り出しについては示していないものの、前記上下のベースフィルムを繰り出すステップ3、4の説明を理解した当業者であれば、インピーダンス調節フィルム、アルミニウム箔部およびカバーフィルムのように未図示のフィルムをさらに付加する方法について理解できるであろう。
図6から図8に示す製造方法によって得られたフレキシブルフラットケーブルを図9の一点鎖線に沿って切り取ると、図3に示すフレキシブルフラットケーブルが得られる。
100 上フィルム層
200 下フィルム層
300 補強部
20 環状導体
110 上ベースフィルム
210 下ベースフィルム
500 絶縁フィルム
10 平角導体

Claims (3)

  1. 環状導体と、前記環状導体の上下を被覆する上ベースフィルムおよび下ベースフィルムとを備えてなる、環状導体を用いたフレキシブルフラットケーブルにおいて、
    前記上ベースフィルムおよび前記下ベースフィルムを被覆する前に前記環状導体の一部を圧延して形成した平角導体が、前記フレキシブルフラットケーブルの端子部に露出し、
    前記端子部に露出した前記平角導体は、前記環状導体および前記平角導体が前記下ベースフィルムに貼り付けられるに際して、前記下ベースフィルムに貼り付けられた形で前記下ベースフィルムに支持されており、
    前記下ベースフィルムは、前記端子部を含む前記フレキシブルフラットケーブルの全長に亘って一体に形成されていることを特徴とする環状導体を用いたフレキシブルフラットケーブル。
  2. 前記上ベースフィルムの末端には帯状の絶縁フィルムが挿入されており、前記帯状の絶縁フィルムの一部は、前記上ベースフィルムによって被覆されていないことを特徴とする請求項1に記載の環状導体を用いたフレキシブルフラットケーブル。
  3. 前記環状導体の外面には、絶縁コーティング層がそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の環状導体を用いたフレキシブルフラットケーブル。
JP2012000471A 2011-02-16 2012-01-05 環状導体を用いたフレキシブルフラットケーブル Active JP5438136B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020110013633A KR101057088B1 (ko) 2011-02-16 2011-02-16 환형도체를 사용한 플렉시블 플랫 케이블
KR10-2011-0013633 2011-02-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012169261A true JP2012169261A (ja) 2012-09-06
JP5438136B2 JP5438136B2 (ja) 2014-03-12

Family

ID=44933347

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012000471A Active JP5438136B2 (ja) 2011-02-16 2012-01-05 環状導体を用いたフレキシブルフラットケーブル

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20120205138A1 (ja)
JP (1) JP5438136B2 (ja)
KR (1) KR101057088B1 (ja)
CN (1) CN102646465A (ja)
TW (1) TW201239910A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106098186A (zh) * 2016-08-11 2016-11-09 德州泓淋电子有限公司 柔性圆导体扁平线

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101285689B1 (ko) * 2013-02-12 2013-07-12 주식회사 영 신 임피던스매칭 및 전자파 차폐 일체형 연성 다심케이블 및 그 제조방법
US10008304B2 (en) * 2016-07-25 2018-06-26 Hee Jun Yoon Flexible flat cable
WO2019180994A1 (ja) * 2018-03-22 2019-09-26 株式会社オートネットワーク技術研究所 フレキシブルフラットケーブルの接続構造
CN112042062B (zh) * 2018-04-27 2022-03-18 住友电气工业株式会社 连接器和基板
CN209729555U (zh) * 2018-06-01 2019-12-03 凡甲电子(苏州)有限公司 扁平数据传输线缆
KR20210034386A (ko) * 2019-09-20 2021-03-30 삼성전자주식회사 플렉시블 플랫 케이블
KR102672716B1 (ko) * 2023-10-06 2024-06-04 최민호 온도 측정용 연성 평면 케이블 제조 방법

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5734905U (ja) * 1980-08-05 1982-02-24
JPH0297719U (ja) * 1989-01-18 1990-08-03
JPH1055726A (ja) * 1996-08-09 1998-02-24 Sumitomo Wiring Syst Ltd フラットケーブルの製造方法
JP2002056721A (ja) * 2000-08-10 2002-02-22 Sumitomo Wiring Syst Ltd フラットケーブル及びその製造方法並びにその使用方法
JP2007173056A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Toshiba Corp ハーネスおよび電子機器

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0246061Y2 (ja) * 1986-03-17 1990-12-05
JP2545518Y2 (ja) * 1992-05-16 1997-08-25 古河電気工業株式会社 フラットケーブルの接続部
US5393933A (en) * 1993-03-15 1995-02-28 Goertz; Ole S. Characteristic impedance corrected audio signal cable
JPH06342606A (ja) * 1993-04-06 1994-12-13 Sumitomo Electric Ind Ltd フラットケーブル
US5982249A (en) * 1998-03-18 1999-11-09 Tektronix, Inc. Reduced crosstalk microstrip transmission-line
DE10118816A1 (de) * 2000-04-18 2001-10-31 Nitto Denko Corp Herstellungsverfahren für eine anisotrope leitfähige Folie und nach diesem Verfahren hergestellte anisotrope leitfähige Folie
KR100382348B1 (ko) * 2001-03-21 2003-05-09 윤임순 플렛 케이블 제조장치
JP2005129317A (ja) 2003-10-22 2005-05-19 Yoshinokawa Electric Wire & Cable Co Ltd コネクタ付きケーブル及びその製造方法
US7091422B1 (en) * 2005-01-28 2006-08-15 Multek Flexible Circuits, Inc. Flexible flat cable with insulating layer having distinct adhesives on opposing faces
JP5159136B2 (ja) * 2007-03-28 2013-03-06 株式会社東芝 電子機器
US7633012B2 (en) * 2008-03-20 2009-12-15 Tennrich International Corp. Structure for flexible flat cable
TWM342597U (en) * 2008-05-08 2008-10-11 Tennrich Int Corp Easily flexible transmission line with improved characteristic impedance
JP5245580B2 (ja) * 2008-06-30 2013-07-24 住友電気工業株式会社 シールドフラットケーブル及びその製造方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5734905U (ja) * 1980-08-05 1982-02-24
JPH0297719U (ja) * 1989-01-18 1990-08-03
JPH1055726A (ja) * 1996-08-09 1998-02-24 Sumitomo Wiring Syst Ltd フラットケーブルの製造方法
JP2002056721A (ja) * 2000-08-10 2002-02-22 Sumitomo Wiring Syst Ltd フラットケーブル及びその製造方法並びにその使用方法
JP2007173056A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Toshiba Corp ハーネスおよび電子機器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106098186A (zh) * 2016-08-11 2016-11-09 德州泓淋电子有限公司 柔性圆导体扁平线

Also Published As

Publication number Publication date
KR101057088B1 (ko) 2011-08-16
TW201239910A (en) 2012-10-01
US20120205138A1 (en) 2012-08-16
JP5438136B2 (ja) 2014-03-12
CN102646465A (zh) 2012-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5438136B2 (ja) 環状導体を用いたフレキシブルフラットケーブル
JP5578443B2 (ja) 多心シールドフラットケーブル及び多心シールドフラットケーブルの製造方法
JP5539150B2 (ja) 配線基板の製造方法
JPH01124908A (ja) テープ並びにケーブル及びテープ製造方法
JP2010109211A (ja) 電子部品及びその製造方法
JP3195110U (ja) 配線部材
TWI529750B (zh) Flat cable
JP2017512373A (ja) 配線部材およびその製造方法
JP6252694B2 (ja) 配線部材およびその製造方法
JP2008210563A (ja) 多心同軸ケーブルおよび多心同軸ケーブルの製造方法
US20130169403A1 (en) Magnetic component and manufacturing method thereof
TW201126545A (en) Semi-bonded shielding in a coaxial cable
JP2017536681A (ja) フラットケーブル
US20150144381A1 (en) Flexible printed circuit and a method of fabricating a flexible printed circuit
JP2005063744A (ja) フラットケーブル
JP5812454B2 (ja) 多心シールドフラットケーブル及び多心シールドフラットケーブルの製造方法
JPH08115761A (ja) ジャンパーチップ及びその製造方法
JP5581882B2 (ja) フラットケーブルとその製造方法
KR101425978B1 (ko) 타발 가이드를 이용한 라인형 연성인쇄회로기판 연속 제조 방법
JPH07111114A (ja) シールド付テープ電線の製造方法
JP7073075B2 (ja) フラットケーブル
JP6937209B2 (ja) フラットケーブル
JP2005309956A (ja) Icタグ、インターポーザ、icタグに用いられる導電体形成済シートの巻体、インターポーザ付シートの巻体、およびicタグの製造方法
JP3152242U (ja) ワイヤーアンテナパターンを備えたフィルムアンテナ
CN107534229B (zh) 带连接器的多芯线缆及其制造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20120618

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20120618

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130723

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131022

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131112

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131212

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5438136

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250