JP3152242U - ワイヤーアンテナパターンを備えたフィルムアンテナ - Google Patents

ワイヤーアンテナパターンを備えたフィルムアンテナ Download PDF

Info

Publication number
JP3152242U
JP3152242U JP2009003070U JP2009003070U JP3152242U JP 3152242 U JP3152242 U JP 3152242U JP 2009003070 U JP2009003070 U JP 2009003070U JP 2009003070 U JP2009003070 U JP 2009003070U JP 3152242 U JP3152242 U JP 3152242U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
wire
film
copper
connection terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP2009003070U
Other languages
English (en)
Inventor
健司 木村
健司 木村
木村 健
健 木村
将司 木村
将司 木村
Original Assignee
有限会社寿精工
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社寿精工 filed Critical 有限会社寿精工
Priority to JP2009003070U priority Critical patent/JP3152242U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3152242U publication Critical patent/JP3152242U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Ceased legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Aerials (AREA)

Abstract

【課題】簡単な作業によって歩留まり良く製造することのできるワイヤーアンテナパターンを備えたフィルムアンテナを提案すること。【解決手段】フィルムアンテナ1は、粘着剤付き透明フィルム2の表面に貼り付けたアンテナ本体部分3を備えており、アンテナ本体部分3は、銅箔をプレス抜きして製作したアンテナ接続端子4と、2本の銅線6、7を折り曲げ加工してレーザー溶接することによって製作したワイヤーアンテナパターン5とを備えている。銅線7の端7aもレーザー溶接によってアンテナ接続端子4に接合された接合部となっている。ワイヤーアンテナパターン5を銅線6、7から形成し、銅線同士の接合および銅線とアンテナ接続端子の接合をレーザー溶接によって形成しているので、銅箔を用いる場合に比べて、湾曲状、屈曲状などの任意のアンテナパターンを簡単な作業によって、クラック、断線などの弊害を伴うことなく歩留まり良く製作できる。【選択図】図1

Description

本考案は、カーナビゲーションシステムなどの車載用電子通信機器のアンテナ、その他の電子通信機器のアンテナとして用いられるフィルムアンテナに関し、特に、歩留まりよく簡単に製作可能なワイヤーアンテナパターンを備えたフィルムアンテナに関するものである。
フィルムアンテナとしては銅箔タイプのものが一般的に知られている。フィルムアンテナは、一般に、PETなどの合成樹脂フィルムによって裏打ちされている粘着剤付き銅箔から、アンテナ接続端子およびアンテナパターンを備えたアンテナ本体部分をプレス抜きし、プレス抜きにより得られたアンテナ本体部分を合成樹脂フィルムに貼り付けることによって製造されている。アンテナパターンは、これを包含する大きさの銅箔から、微細幅の線状の銅箔を所定のパターンにプレス抜きしているので、歩留まりが極めて悪いという欠点がある。また、プレス抜きによって得られた微細幅の線状の銅箔にはクラックが入り易く、この点からも歩留まりが悪いという欠点がある。
特許文献1においては、リール状に巻きまわされた微細幅の銅箔テープを所望の寸法に切断し、これらをフィルム上において所望のアンテナパターンが得られるように配置し、銀ペーストなどの導電性ペーストによって相互に接合してフィルムアンテナを製造する方法が提案されている。また、特許文献2には、合成樹脂フィルム上において、高周波融着によって微細な径の銅線を所定のアンテナパターンとなるように付着して製造されたフィルムアンテナが開示されている。
特開2008−227926号公報 実用新案登録第3116390号公報
特許文献1に開示の方法によれば、プレス抜きによってアンテナパターンを製造する場合に比べて銅箔の歩留まりが改善される。しかしながら、微細幅の線状の銅箔を所定長さに切断したものを製作し、これをフィルムに貼り付けて導電性ペーストによって接合しているので、湾曲状部分などのパターンを備えたアンテナパターンを製作することが困難である。また、線状の銅箔は厚さに比べて幅の方が広い長方形断面となっている場合が一般的であり、円形断面の銅線の場合とは異なり、見る方向によって見付け面積が相違するので、受信感度が電波の入射方向に依存するなどの弊害が発生することがある。
特許文献2に開示のフィルムアンテナでは、銅線を使用しているものの、フィルム上に高周波融着によって付着させるようにしているので作業効率が悪く、銅線相互の確実な導通状態が得られないことがある。
本考案の課題は、このような点に鑑みて、簡単な作業によって歩留まり良く製造することのできるワイヤーアンテナパターンを備えたフィルムアンテナを提案することにある。
上記の課題を解決するために、本考案のフィルムアンテナは、
銅箔をプレス抜きして製作したアンテナ接続端子と、
少なくとも1本の銅線から製作したワイヤーアンテナパターンと、
前記アンテナ接続端子および前記ワイヤーアンテナパターンをレーザー溶接によって接合している接合部と、
前記アンテナ接続端子および前記ワイヤーアンテナパターンが前記接合部によって接合された状態で貼り付けられている合成樹脂フィルムとを有していることを特徴としている。
各種のワイヤーアンテナパターンに対応できるようにするためには、前記ワイヤーアンテナパターンを複数本の銅線をレーザー溶接によって接合することにより製作すればよい。
また、銅線は銅箔とは異なり簡単に屈曲できるので、円弧状、曲線状に折れ曲がった各種のワイヤーアンテナパターンを、クラック、断線などを伴うことなく簡単に製作することができる。
本考案のフィルムアンテナにおいては、そのアンテナパターンを銅線から形成したワイヤーアンテナパターンとし、銅線同士の接合および銅線とアンテナ接続端子の接合をレーザー溶接によって形成している。したがって、銅箔を用いる場合に比べて、湾曲状、屈曲状などの任意のワイヤーアンテナパターンを簡単な作業によって、クラック、断線などの弊害を伴うことなく歩留まり良く製作できる。また、銅線間などの接合をレーザー溶接によって簡単かつ確実に行うことができるので、この点からも歩留まり良く任意のワイヤーアンテナパターンを備えたフィルムアンテナを製造できる。
本考案を適用したフィルムアンテナの実施の形態を示す説明図である。 本考案を適用したフィルムアンテナの別の実施の形態を示す説明図である。
図1は本考案を適用したワイヤーアンテナパターンを備えたフィルムアンテナの実施の形態を示す説明図である。このフィルムアンテナ1はたとえば、自動車のフロントガラスに貼り付けてカーナビゲーションシステムなどのアンテナとして用いられる。
フィルムアンテナ1は、合成樹脂製の粘着透明フィルム2と、この粘着透明フィルム2の粘着面に貼り付けられているアンテナ本体部分3とを備えている。アンテナ本体部分3は、銅箔からなるアンテナ接続端子4と、このアンテナ接続端子4に一端が接合されている銅線からなるワイヤーアンテナパターン5とを備えている。
アンテナ接続端子4は合成樹脂フィルムによって裏打ちされている銅箔をプレス抜きすることにより製作されたものであり、たとえば矩形形状をしている。ワイヤーアンテナパターン5は微細な径の銅線、例えば径が0.1mm〜0.3mm程度の微細な2本の銅線を所定長さに切断し、これらを所定の形状となるように屈曲あるいは湾曲させて相互に接合したものである。
たとえば、一方の銅線6を細長いU字状に折り曲げ、他方の銅線をL字状に折り曲げ加工し、銅線7の一端7aをアンテナ接続端子4の角に接合してある。また、他方の銅線6は、銅線7の上に交差する状態に配置され、銅線7の他端7bに交差する部分が当該他端7bに接合されていると共に、銅線7の一端7aの側に近い部位において当該銅線7に交差する部分も銅線7に接合されている。
ここで、銅線7とアンテナ接続端子4の間の接合部8、銅線6と銅線7の間の2か所の接合部9、10は、共に、レーザー溶接による接合部である。レーザー溶接によって各接合部8〜10は確実に接合されて良好な導通状態となっている。
なお、この構成のフィルムアンテナ1の表面に、剥離紙付き合成樹脂フィルムが貼り付けられて、アンテナ本体部分3が粘着透明フィルム2と剥離紙付き合成樹脂フィルムの間に挟まれた構成とされる場合もある。この構成のフィルムアンテナ1は、剥離紙を剥がして貼り付け場所に貼り付けて用いることができる。
図2はフィルムアンテナの別の例を示す説明図である。この図に示すフィルムアンテナ11は、合成樹脂フィルム12と、この表面に貼り付けた矩形形状などをしたアンテナ接続端子14と、このアンテナ接続端子14の左右の角にレーザー溶接によって接合された2本の直線状に延びる同一長さの銅線16、17からなるワイヤーアンテナパターン15とを備えている。
1 フィルムアンテナ
2 粘着透明フィルム
3 アンテナ本体部分
4 アンテナ接続端子
5 ワイヤーアンテナパターン
6、7 銅線
7a、7b 端
8、9、10 接合部
11 フィルムアンテナ
12 合成樹脂フィルム
13 アンテナ本体部分
14 アンテナ接続端子
15 アンテナパターン
16、17 銅線

Claims (3)

  1. 銅箔をプレス抜きして製作したアンテナ接続端子と、
    少なくとも1本の銅線から製作したワイヤーアンテナパターンと、
    前記アンテナ接続端子および前記ワイヤーアンテナパターンをレーザー溶接によって接合している接合部と、
    前記アンテナ接続端子および前記ワイヤーアンテナパターンが前記接合部によって接合された状態で貼り付けられている合成樹脂フィルムとを有していることを特徴とするフィルムアンテナ。
  2. 前記ワイヤーアンテナパターンは複数本の銅線をレーザー溶接によって接合することにより製作されていることを特徴とする請求項1に記載のフィルムアンテナ。
  3. 少なくとも1本の前記銅線は屈曲あるいは湾曲した部分を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載のフィルムアンテナ。
JP2009003070U 2009-05-12 2009-05-12 ワイヤーアンテナパターンを備えたフィルムアンテナ Ceased JP3152242U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009003070U JP3152242U (ja) 2009-05-12 2009-05-12 ワイヤーアンテナパターンを備えたフィルムアンテナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009003070U JP3152242U (ja) 2009-05-12 2009-05-12 ワイヤーアンテナパターンを備えたフィルムアンテナ

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009211033A Continuation JP2010268419A (ja) 2009-09-11 2009-09-11 ワイヤーアンテナパターンを備えたフィルムアンテナ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3152242U true JP3152242U (ja) 2009-07-23

Family

ID=54856570

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009003070U Ceased JP3152242U (ja) 2009-05-12 2009-05-12 ワイヤーアンテナパターンを備えたフィルムアンテナ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3152242U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6065122B2 (ja) 巻線型電子部品及び巻線型電子部品の製造方法
JP6087279B2 (ja) チップ抵抗器の製造方法
JP2020013633A (ja) 端子付き電線及びその製造方法
WO2019235297A1 (ja) スプリットリング共振器および基板
CN205092390U (zh) 配线部件
JP4845685B2 (ja) 端子の接続構造及び端子の接続方法、並びに制御装置
JP2017512373A (ja) 配線部材およびその製造方法
JP6252694B2 (ja) 配線部材およびその製造方法
JP3152242U (ja) ワイヤーアンテナパターンを備えたフィルムアンテナ
JP6565807B2 (ja) コイル部品
JP3198712U (ja) 無線通信タグ
JP2010268419A (ja) ワイヤーアンテナパターンを備えたフィルムアンテナ
CN101471525B (zh) 端子料带及其制造方法
JP2009182265A (ja) フィルムコンデンサ用電極端子及びフィルムコンデンサ
JP2015133187A (ja) 配線部材
CN203839508U (zh) 贴合式包覆的天线结构
JP2012174855A (ja) フレキシブルプリント基板
JP4610613B2 (ja) Icタグの実装構造および実装用icチップ
JPH07291344A (ja) 電子部品用端子連及びその製造装置
JP2015188147A (ja) 導波管およびその製造方法
JP2014235777A (ja) 電線と端子の接合構造及び接合方法
WO2021251218A1 (ja) モジュール
WO2014148078A1 (ja) 構造体および無線通信装置
JP4729211B2 (ja) 表面実装用抵抗器及びその製造方法
JP2008227926A (ja) フィルムアンテナ及びこのフィルムアンテナの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120701

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120701

Year of fee payment: 3

S801 Written request for registration of abandonment of right

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R321801

ABAN Cancellation of abandonment
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120701

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350