JP2020013633A - 端子付き電線及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】超音波接合時における芯線の断線を抑制することができる端子付き電線及びその製造方法を提供する。【解決手段】本発明に係る端子付き電線は、芯線3が保護部材5と端子金具4とによって挟み込まれた状態で、超音波ホーン7より保護部材5を介して加圧状態で付与される超音波振動に基づいて、保護部材5と芯線3と端子金具4とが超音波接合により一体に接続される。このため、超音波ホーン7が芯線3を直接押圧せず、該超音波ホーン7の押圧部72のエッジ(特に後端縁72b)が芯線3に直接当接するおそれがなくなる。これにより、超音波接合時における、芯線3に対する超音波ホーン7の押圧部72のエッジ(特に後端縁72b)による応力集中が緩和され、芯線3の断線を抑制することができる。【選択図】図5

Description

本発明は、電線端末に露出処理された芯線に端子金具を超音波接合してなる端子付き電線及びその製造方法に関する。
超音波接合によって芯線に端子金具が接続された従来の端子付き電線としては、以下の特許文献に記載されたものが知られている。
この端子付き電線は、図12に示すように、端末処理された電線101の芯線102が、アンビル104上に載置された平板状の端子金具103と超音波ホーン105とで挟み込まれ、加圧した状態で超音波振動が与えられることによって、芯線102と端子金具103とが接続されている。
特開2016−004762号公報
しかしながら、前記従来の端子付き電線の場合には、芯線102に対して、超音波ホーン105のエッジ105aが直接当接する。このため、前記超音波接合に伴う加圧時に、芯線102の剪断方向において、超音波ホーン105のエッジ105aによる応力集中が発生し、芯線102の一部(素線)102aが断線してしまうおそれがあった(図12中の部分拡大図参照)。
本発明は、かかる技術的課題に着目して案出されたものであり、超音波接合時における芯線の断線を抑制することができる端子付き電線及びその製造方法を提供することを目的としている。
本発明は、電線の端末から露出した芯線と端子金具とが超音波接合によって接続された端子付き電線であって、その一態様として、前記芯線は、保護部材と前記端子金具とによって挟み込まれた状態で、超音波ホーンより前記保護部材を介して加圧状態で付与される超音波振動をもって、前記保護部材及び前記端子金具と一体に接続されている。
また、前記端子付き電線の別の態様として、前記芯線と直交し、かつ前記加圧の方向と直交する方向において、前記保護部材の寸法は、前記保護部材に当接する前記超音波ホーンの先端部の寸法とほぼ同じに設定されていることが望ましい。
このように、保護部材の幅寸法が、超音波ホーンの先端部の幅寸法とほぼ同じに設定されていることで、保護部材の幅方向において芯線を過不足なく保護することができる。
また、前記端子付き電線のさらに別の態様として、前記芯線と直交し、かつ前記加圧の方向と直交する方向において、前記保護部材の寸法は、前記保護部材に当接する前記超音波ホーンの先端部の寸法から前記芯線の素線の直径を差し引いた寸法以上であって、かつ前記超音波ホーンの先端部の寸法以下に設定されていることが望ましい。
このように、保護部材の下限幅寸法が、超音波ホーンの先端部の幅寸法から芯線の素線の直径を差し引いた寸法にされていることで、保護部材の幅方向において、芯線を構成する各素線(全ての素線)と保護部材とがオーバーラップすることとなって、保護部材から芯線の素線がはみ出すおそれがない。これにより、芯線の断線を効果的に抑制することができる。
さらに、保護部材の上限幅寸法が、超音波ホーンの先端部の幅寸法に設定されていることにより、保護部材の余剰部分が削減され、保護部材の材料の歩留まりを向上させることができる。これにより、端子付き電線の製造コストの低廉化に寄与することができる。
また、前記端子付き電線のさらに別の態様として、前記芯線と直交し、かつ前記加圧の方向と直交する方向において、前記保護部材の寸法は、前記保護部材に当接する前記超音波ホーンの先端部の寸法の2/3以上であって、かつ前記超音波ホーンの先端部の寸法よりも小さく設定されていることが望ましい。
超音波ホーンによって芯線を加圧する際、とりわけ潰し代の大きい、超音波ホーンの先端部の寸法の2/3の領域において、応力集中が生じやすくなる。そこで、保護部材の下限幅寸法が、超音波ホーンの先端部の幅寸法の2/3に設定されていることで、保護部材の材料費を抑えながら、前記応力集中が生じやすい領域を保護部材によって保護することが可能となる。これにより、芯線の断線の抑制と製造コスト(保護部材の材料費)の低減とを両立させることができる。
さらに、保護部材の幅寸法が、超音波ホーンの先端部の幅寸法の2/3以上、かつ超音波ホーンの先端部の幅寸法よりも小さく設定されていることにより、保護部材の幅寸法に対して接合後の幅寸法が相対的に大きい所定範囲の芯線について、保護部材を共用することが可能となる。これにより、芯線の接合後の幅寸法ごとに保護部材を作製する必要がなくなり、端子付き電線の生産性の向上や、製造コストの低廉化に寄与することができる。
また、前記端子付き電線のさらに別の態様として、前記保護部材は、前記芯線と対向する側面の端縁に、面取り部を有することが望ましい。
特に、保護部材の幅寸法が超音波ホーンの先端部の幅寸法よりも小さい場合、芯線に平行な方向において、保護部材の両側の端縁(エッジ)によって芯線が押圧される可能性がある。そこで、保護部材の芯線と対向する側面に面取り部を設けることにより、保護部材の両側の端縁(エッジ)による応力集中を抑制することが可能となり、芯線と平行な方向においても、芯線の損傷を抑制することができる。
また、前記端子付き電線のさらに別の態様として、前記芯線と直交し、かつ前記加圧の方向と直交する方向において、前記保護部材の寸法は、前記保護部材に当接する前記ホーンの先端部の寸法よりも大きく設定されている。
このように、保護部材の幅寸法が、超音波ホーンの先端部の幅寸法よりも大きく設定されていることにより、保護部材の幅寸法に対して接合後の幅寸法が相対的に小さい所定範囲の芯線について、保護部材を共用することが可能となる。これにより、芯線の接合後の幅寸法ごとに保護部材を作製する必要がなくなり、端子付き電線の生産性の向上や、製造コストの低廉化に寄与することができる。
また、前記端子付き電線のさらに別の態様として、前記芯線と平行な方向において、前記保護部材の寸法は、前記保護部材に当接する前記超音波ホーンの先端部の寸法よりも大きく設定されている。
このように、保護部材の奥行寸法が、超音波ホーンの先端部の奥行寸法よりも大きく設定されていることにより、芯線の基端側において、超音波ホーンの先端部が芯線を直接押圧するおそれがなくなる。これにより、芯線の断線を効果的に抑制することができる。
また、前記端子付き電線のさらに別の態様として、前記加圧の方向において、前記保護部材の寸法は、少なくとも前記芯線の素線の直径以上に設定されていることが望ましい。
このように、保護部材の厚さ寸法が、少なくとも芯線の素線の直径以上に設定されていることにより、少なくとも超音波ホーンの先端部から芯線の各素線が受け得る剪断力を保護部材によって負担することが可能となる。換言すれば、保護部材について、超音波ホーンの先端部から芯線の各素線が受け得る剪断力を負担可能な剛性を確保することができる。これにより、保護部材によって、芯線の断線を効果的に抑制することができる。
また、前記端子付き電線のさらに別の態様として、前記保護部材は、前記芯線と同種の材料によって形成されていることが望ましい。
このように、保護部材が芯線と同種の材料によって形成されていることで、超音波接合による保護部材と芯線との良好な接続性が得られ、保護部材と芯線とを、強固に接続することができる。
また、別の観点から、本発明は、電線の端末から露出した芯線と端子金具とが超音波接合によって接続される端子付き電線の製造方法であって、その一態様として、アンビルの上に前記端子金具を載置し、該端子金具の上に前記芯線を配置すると共に、該芯線の上に保護部材を配置する工程と、前記アンビルの上方に配置された超音波ホーンが前記保護部材を介して前記芯線を前記端子金具に押し当てた状態で超音波振動を付与することによって、前記保護部材と前記芯線と前記端子金具を超音波接合によって一体に接続する工程と、を有する。
本発明によれば、芯線が板状の保護部材と端子金具とによって挟み込まれた状態で超音波接合されるため、超音波接合時において、超音波ホーンの先端部が芯線を直接押圧するおそれがなくなる。すなわち、超音波ホーンの先端部の端縁(エッジ)が芯線に直接当接するおそれがなくなる。これにより、超音波接合時における、芯線に対する超音波ホーンの先端部の端縁(エッジ)による応力集中が緩和され、芯線の断線を抑制することができる。
本発明の第1実施形態に係る端子付き電線の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る端子付き電線の超音波接合前の状態を表した斜視図である。 図2をA方向から見た矢視図である。 図3のB−B線断面図である。 (a)は超音波接合後の状態を表した図3に相当する矢視図、(b)は同図(a)のC−C線断面図である。 (a)は本発明の第1実施形態の変形例に係る端子付き電線の斜視図、(b)は同図(a)のD−D線断面図である。 (a)は本発明の第2実施形態に係る端子付き電線の斜視図、(b)は同図(a)のE−E線断面図である。 本発明の第2実施形態に係る端子付き電線の超音波接合前の状態を表した正面図である。 (a)は本発明の第2実施形態の変形例に係る端子付き電線の斜視図、(b)は同図(a)のF−F線断面図である。 本発明の第3実施形態に係る端子付き電線の斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る端子付き電線の超音波接合前の状態を表した正面図である。 従来の端子付き電線の超音波接合時の状態を表した断面図である。
以下に、本発明に係る端子付き電線及びその製造方法の実施形態を、図面に基づいて詳述する。
(端子付き電線の構成)
本実施形態に係る端子付き電線の具体的な構成について、図1〜図4に基づいて詳述する。
本実施形態に係る端子付き電線は、図1に示すように、電線1の端末の絶縁被覆2が除去され露出した芯線3が、保護部材5と端子金具4に挟み込まれた状態で超音波接合されることによって、保護部材5と芯線3と端子金具4とが一体に接続(接合)されている。
電線1は、芯線3が例えばアルミニウムの撚り線によって構成されたアルミニウム電線である。そして、電線1の端末の所定範囲の絶縁被覆2が除去され、これにより露出した芯線3の先端部が、超音波接合によって端子金具4の基端部に接続(接合)される。具体的には、超音波接合に伴って加圧されることにより、端子金具4との接続領域(超音波接合領域)については、端子金具4に沿って横断面ほぼ矩形板状となるように押し潰される。なお、電線1は、前記アルミニウム電線のほか、例えば芯線3が銅によって形成された銅電線など、他の導電性金属材料からなる電線であってもよい。その他、電線1は、銅合金やアルミニウム合金によって形成されていてもよい。また、電線1は、銅電線やアルミニウム電線にメッキ(例えばSn,Ni等)が施されたものでもよく、銅やアルミニウム等の導電性材料にカーボンナノチューブが添加されたものであってもよい。
端子金具4は、導電性金属材料、例えば銅やアルミニウムによってほぼ平板状に形成されている。なお、この端子金具4は、図1の図示では単なる板状に形成されたものを例示しているが、当該態様に限定されるものではない。換言すれば、端子金具4は、前記板状のもののほか、例えば先端部にいわゆる丸形やY形のターミナル接続部が一体に形成されたものでもよく、また、端子金具4自体が配索材として構成されたものであってもよい。
保護部材5は、電線1の芯線3と同種の材料であるアルミニウムによって、ほぼ平板状に形成されている。より具体的には、この保護部材5は、平面視、横断面共に長方形状をなす矩形板状に形成されている。なお、保護部材5は、必ずしも電線1の芯線3と同種の材料に限定されるものではなく、該電線1の芯線3と異種の材料によって形成されてもよい。具体的には、例えば銅電線に対してアルミニウム製の保護部材5を用いてもよい。
また、保護部材5は、前記アルミニウムのほか、例えば銅など、他の導電性金属によって形成されていてもよい。その際、保護部材5の材料は、純アルミニウムや純銅のみならず、例えばこれらの合金(アルミニウム合金や銅合金)であってもよく、また、アルミニウムや銅にメッキ(例えばSn,Ni等)が施されたものでもよい。その他、保護部材5は、アルミニウムや銅等の導電性材料にカーボンナノチューブが添加されたものであってもよい。
さらに、保護部材5は、金属材料のみならず、例えば樹脂材料によって形成することも可能である。すなわち、樹脂材料であっても、超音波接合によって後述する超音波ホーン7(図2参照)に溶着することなく芯線3と接続可能なものであれば、保護部材5の材料として適用することができる。
また、図3に示すように、保護部材5の芯線3と直交する方向の寸法(以下、「幅寸法」と略称する。)Xは、後述する超音波ホーン7の押圧部72の幅寸法Wxとほぼ同じに設定されている。より具体的には、超音波ホーン7の押圧部72の幅寸法をWx、芯線3の素線(芯線3を構成する1本の金属線)3aの直径をDとしたとき、保護部材5の幅寸法Xは、「(Wx−D)≦X≦Wx」を充足するように設定されている。すなわち、保護部材5の幅寸法Xは、超音波ホーン7の押圧部72の幅寸法Wxから芯線3の素線3aの直径Dを差し引いた寸法(Wx−D)以上であって、かつ超音波ホーン7の押圧部72の幅寸法Wx以下の大きさに設定されている。
さらに、保護部材5の芯線3と平行な方向の寸法(以下、「奥行寸法」と略称する。)Yは、後述する超音波ホーン7の押圧部72の奥行寸法をWyとしたとき、「Wy≦Y」を充足するように設定されている。すなわち、保護部材5の奥行寸法Yは、超音波ホーン7の押圧部72の奥行寸法Wy以上の大きさに設定されている。
加えて、保護部材5の芯線3と直交する方向であって、かつ後述する超音波ホーン7が昇降する方向に平行な方向の寸法(以下、「厚さ寸法」と略称する。)Zは、芯線3の素線3aの直径をDとしたとき、「D≦Z」を充足するように設定されている。すなわち、保護部材5の厚さ寸法Zは、芯線3の素線3aの直径D以上の大きさに設定されている。
(端子付き電線の製造方法)
端子付き電線の製造方法について説明する前に、当該端子付き電線の超音波接合に用いる超音波接合装置について、図2〜図4に基づいて説明する。
図2〜図4に示すように、超音波接合装置は、上面がほぼ平滑に形成された台座となるアンビル6と、該アンビル6の上方に昇降可能に設けられた超音波ホーン7と、アンビル6上において端子金具4の両側縁を押さえてクランプ(固定)する1対のクランプ部材8,8と、を有する。
超音波ホーン7は、比較的幅広に形成されたホーン本体71と、該ホーン本体71の先端部に段差状に縮小形成され、保護部材5を介して芯線3を端子金具4に押し当てる、本発明に係る超音波ホーンの先端部に相当する押圧部72と、を有する。すなわち、超音波ホーン7は、アンビル6との間に接合対象である端子金具4、芯線3及び保護部材5を挟み込み、押圧部72により、保護部材5を介して芯線3を端子金具4に押し当てた状態で超音波振動を付与する。
クランプ部材8,8は、ほぼ矩形ブロック状を呈し、超音波ホーン7の押圧部72の幅寸法Wxよりも若干広い間隔(スパン)をもって配置され、超音波ホーン7と同様、上下方向に昇降可能に設けられている。すなわち、クランプ部材8,8は、上昇状態でアンクランプし、下降状態ではそれぞれ下面8a,8aの内側縁によって端子金具4の外側縁をクランプすることで、アンビル6上に端子金具4を固定する。
以下、本実施形態に係る端子付き電線の製造方法を、図2〜図5に基づいて詳述する。なお、各図の説明では、便宜上、芯線3の先端側を「前」、芯線3の基端側を「後」として説明する。
まず、図2〜図4に示すように、アンビル6上に端子金具4を載置し、これをクランプする。その後、電線1の端末の絶縁被覆2を除去することによって露出した芯線3を、1対のクランプ部材8,8の間に挿入して、端子金具4の基端部の上に配置した後、両クランプ部材8,8間に挿入した芯線3の上に、保護部材5を配置する。
続いて、図5に示すように、超音波ホーン7を下降させ、該超音波ホーン7の押圧部72によって、保護部材5を介して芯線3を端子金具4に押し当てた状態で、保護部材5、芯線3及び端子金具4に対して超音波振動を付与する。このとき、超音波ホーン7の押圧部72は、芯線3と直交する端縁(エッジ)、特に後端縁72b(図4参照)を含む保護部材5と対向する押圧面72a全体が、芯線3には直接当接せず、保護部材5に当接した状態で、該保護部材5を介して芯線3を加圧することになる。
そして、この加圧に伴い前記超音波振動が付与されることで、保護部材5と芯線3と端子金具4とが一体に接続され、端子付き電線が完成する。具体的には、図5に示すように、保護部材5及び芯線3のうち、超音波ホーン7の押圧部72によって加圧されて超音波振動が付与される超音波接続領域では、超音波ホーン7の押圧面72aによって、保護部材5及び芯線3が、平坦状に押し潰され、一体に接続される。一方、超音波接続領域よりも後端側の領域である非接続領域では、芯線3は、厚さWzが前端側に向かって漸次減少するように先細り状に形成され、超音波ホーン7の押圧面72aからはみ出した保護部材5の後端部5aは、前記先細り状の芯線3に沿って曲折形成される。最後に、超音波ホーン7を上昇させ、両クランプ部材8,8をアンクランプすることにより、端子付き電線を取り出して、該端子付き電線の製造が完了する。
(本実施形態の作用効果)
以下、本実施形態に係る端子付き電線の作用効果について具体的に説明する。
従来の端子付き電線の製造方法によれば、図12に示すように、芯線102に対して、超音波ホーン105のエッジ105aが直接当接する。このため、超音波接合における加圧時に、芯線102の剪断方向において、超音波ホーン105のエッジ105aによる応力集中が発生し、芯線102の一部(素線)102aが断線してしまうおそれがあった(図12中の部分拡大図参照)。
これに対して、本実施形態に係る端子付き電線及びその製造方法によれば、芯線3が保護部材5と端子金具4とによって挟み込まれた状態で、保護部材5を介して付与される超音波振動をもって、保護部材5と芯線3と端子金具4とが接続される。換言すれば、超音波接合時において、芯線3は、保護部材5によって保護された状態で、該保護部材5を介して超音波振動を付与する超音波ホーン7によって加圧される。このため、超音波ホーン7が芯線3を直接押圧せず、該超音波ホーン7の押圧部72のエッジ(特に後端縁72b)が芯線3に直接当接するおそれがない。これにより、超音波接合時における、芯線3に対する超音波ホーン7の押圧部72のエッジ(特に後端縁72b)による応力集中が緩和され、芯線3の断線を抑制することができる。
また、本実施形態では、保護部材5の幅寸法Xが、超音波ホーン7の押圧部72の幅寸法Wxとほぼ同じに設定されていることで、保護部材5の幅方向において芯線3を過不足なく保護することができる。これにより、保護部材5の幅寸法Xの不足によって芯線3が損傷するおそれがなく、また、保護部材5の余分な材料を削減することができる。
さらに、本実施形態では、保護部材5の下限幅寸法が、超音波ホーン7の押圧部72の幅寸法Wxから芯線3の素線3aの直径Dを差し引いた寸法にされていることで、保護部材5の幅方向において、芯線3を構成する各素線3a(全ての素線3a)と保護部材5とがオーバーラップすることになり、保護部材5から素線3aがはみ出すおそれがなくなる。これにより、芯線3の断線を効果的に抑制することができる。
加えて、本実施形態では、保護部材5の上限幅寸法が、超音波ホーン7の押圧部72の幅寸法Wxに設定されていることで、保護部材5の余剰部分が削減され、該保護部材5の材料の歩留まりを向上させることができる。これにより、端子付き電線の製造コストの低廉化に寄与することができる。
また、本実施形態では、保護部材5の奥行寸法Yが、超音波ホーン7の押圧部72の奥行寸法Wyよりも大きく設定されていることにより、芯線3の基端側において、超音波ホーン7の押圧部72(特に後端縁72b)が芯線3を直接押圧するおそれがなくなる。これにより、芯線3の断線をより効果的に抑制することができる。
また、本実施形態では、保護部材5の厚さ寸法Zが、少なくとも芯線3の素線3aの直径D以上に設定されていることにより、少なくとも超音波ホーン7の押圧部72から芯線3の各素線3aが受け得る剪断力を保護部材5により負担することが可能となる。換言すれば、保護部材5について、超音波ホーン7の押圧部72から芯線3の各素線3aが受け得る剪断力を負担可能な剛性を確保することができる。これにより、保護部材5によって、芯線3の断線をさらに効果的に抑制することができる。
また、本実施形態では、保護部材5が芯線3と同種の材料によって形成されていることにより、超音波接合による保護部材5と芯線3との良好な接続性が得られ、保護部材5と芯線3とを、より強固に接続することができる。
(変形例)
本実施形態では、端子金具4が単に平板状に形成されたものを例示して説明したが、端子金具4は、図6に示すように、超音波接続領域、すなわち芯線3の接続領域4aが横断面U字形状に形成されたものであってもよい。
このように、芯線3の接続領域4aが横断面U字形状に形成されていることで、芯線3や保護部材5の幅方向の位置ずれを抑制した状態で超音波接合が可能となり、端子付き電線の生産性や品質の向上に寄与することができる。
〔第2実施形態〕
図7、図8は、本発明に係る端子付き電線及びその製造方法の第2実施形態を示す。なお、本実施形態は、前記第1実施形態に係る保護部材5の構成を変更したものであり、それ以外の他の構成については前記第1実施形態と同様である。よって、第1実施形態と同じ構成については、同一の符号を付すことにより、その説明を省略する。
図7、図8に示すように、本実施形態では、保護部材5の幅寸法Xが、前記超音波ホーン7の押圧部72の幅寸法Wxの2/3以上であって、かつ超音波ホーン7の押圧部72の幅寸法Wxよりも小さく設定されている。また、保護部材5の芯線3と対向する側面において、幅方向(X方向)の両側端縁には、例えばRテーパ状(横断面円弧状)の面取り部5bが形成されている。なお、この面取り部5bは、前記Rテーパ状のみならず、例えばチャンファー状(横断面直線状)に形成されていてもよい。
ここで、前記超音波接合に伴う加圧時において、超音波ホーン7によって芯線3を押し潰す際に、とりわけ潰し代の大きい幅方向(X方向)の領域、すなわち超音波ホーン7の押圧部72の中央部であって、該押圧部72の幅寸法Wxの2/3の領域において、応力集中が生じやすくなる。
そこで、本実施形態では、保護部材5の下限幅寸法が、超音波ホーン7の押圧部72の幅寸法Wxの2/3に設定されている。これにより、保護部材5の材料費を抑えながら、前記応力集中が生じやすい領域を保護部材5により保護することが可能となる。これにより、芯線3の断線の抑制と製造コスト(保護部材5の材料費)の低減とを両立させることができる。
さらに、本実施形態では、保護部材5の幅寸法Xが、超音波ホーン7の押圧部72の幅寸法Wxの2/3以上、かつ超音波ホーン7の押圧部72の幅寸法Wxよりも小さく設定されていることにより、保護部材5の幅寸法Xに対して接合後の幅寸法が相対的に大きい所定範囲の芯線3について、保護部材5の共用が可能となる。これにより、芯線3の接合後の幅寸法に応じて(接合後の幅寸法ごとに)保護部材5を作製する必要がなくなり、端子付き電線の生産性の向上や、製造コストの低廉化に寄与することができる。
また、上述のように、保護部材5の幅寸法Xが超音波ホーン7の押圧部72の幅寸法Wxよりも小さく設定される本実施形態では、芯線3に平行な方向において、保護部材5の両側端縁(エッジ)が芯線3を押圧する可能性がある。
そこで、本実施形態では、保護部材5の芯線3と対向する側面の幅方向(X方向)の両側端縁に、面取り部5bが設けられている。これにより、保護部材5の幅方向(X方向)の両側端縁(エッジ)による応力集中を抑制することが可能となり、芯線3と平行な方向においても、芯線3の損傷を抑制することができる。
(変形例)
本実施形態では、芯線3の圧縮代が比較的小さく、芯線3の上部に保護部材5が積層されたものを例示して説明したが、端子付き電線の仕様によっては、例えば図9に示すように、超音波ホーン7による芯線3の圧縮代を大きくとり、凹状に変形した芯線3に保護部材5が埋没するまで圧着してもよい。
〔第3実施形態〕
図10、図11は、本発明に係る端子付き電線及びその製造方法の第3実施形態を示す。なお、本実施形態は、前記第1実施形態に係る保護部材5の構成を変更したものであり、それ以外の他の構成については前記第1実施形態と同様である。よって、第1実施形態と同じ構成については、同一の符号を付すことにより、その説明を省略する。
図10、図11に示すように、本実施形態では、保護部材5の幅寸法Xが、前記超音波ホーン7の押圧部72の幅寸法Wxよりも大きく設定されている。また、この寸法差に基づき、保護部材5のうち超音波ホーン7の押圧部72の幅寸法Wxを超える、余剰となる両側部5d,5dについては、芯線3と反対側(押圧部72側)に折り曲げられる。すなわち、前記超音波接合時において、保護部材5が超音波ホーン7により各クランプ部材8,8間に押し込まれる際に、両側部5d,5dが、それぞれ超音波ホーン7の押圧部72と各クランプ部材8,8の内側上端縁8b,8bとの間に挟み込まれて芯線3と反対側(押圧部72側)に折り曲げられた状態で、中央の平面部5cが芯線3に接続(接合)される。このようにして、保護部材5は、超音波ホーン7によって、該超音波ホーン7の押圧部72の先端部の外形に沿って横断面凹形状に折り曲げられた状態で、中央の平面部5cが芯線3と一体に接続されている(図10参照)。
本実施形態では、保護部材5の幅寸法Xが、超音波ホーン7の押圧部72の幅寸法Wxよりも大きく設定されていることにより、保護部材5の幅寸法Xに対して接合後の幅寸法が相対的に小さい所定範囲の芯線3について、保護部材5の共用が可能となる。これにより、芯線3の接合後の幅寸法に応じて(接合後の幅寸法ごとに)保護部材5を作製する必要がなくなり、端子付き電線の生産性の向上や、製造コストの低廉化に寄与することができる。
本発明は、前記実施形態において例示した構成に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で適用対象の仕様等に応じて自由に変更することができる。
また、前記各実施形態では、本発明に係る保護部材として、板状に形成されたものを例示して説明したが、かかる板状のものに限定されるものではなく、電線に対して超音波接合が可能であれば、例えば緩やかな円弧状に形成されたものなど、他の形態を採用することもできる。
1…電線
2…絶縁被覆
3…芯線
4…端子金具
5…保護部材
6…アンビル
7…超音波ホーン

Claims (10)

  1. 電線の端末から露出した芯線と端子金具とが超音波接合によって接続された端子付き電線であって、
    前記芯線は、保護部材と前記端子金具とによって挟み込まれた状態で、超音波ホーンより前記保護部材を介して加圧状態で付与される超音波振動をもって、前記保護部材及び前記端子金具と一体に接続されていることを特徴とする端子付き電線。
  2. 前記芯線と直交し、かつ前記加圧の方向と直交する方向において、前記保護部材の寸法は、前記保護部材に当接する前記超音波ホーンの先端部の寸法とほぼ同じに設定されていることを特徴とする請求項1に記載の端子付き電線。
  3. 前記芯線と直交し、かつ前記加圧の方向と直交する方向において、前記保護部材の寸法は、前記保護部材に当接する前記超音波ホーンの先端部の寸法から前記芯線の素線の直径を差し引いた寸法以上であって、かつ前記超音波ホーンの先端部の寸法以下に設定されていることを特徴とする請求項2に記載の端子付き電線。
  4. 前記芯線と直交し、かつ前記加圧の方向と直交する方向において、前記保護部材の寸法は、前記保護部材に当接する前記超音波ホーンの先端部の寸法の2/3以上であって、かつ前記超音波ホーンの先端部の寸法よりも小さく設定されていることを特徴とする請求項1に記載の端子付き電線。
  5. 前記保護部材は、前記芯線と対向する側面の端縁に、面取り部を有することを特徴とする請求項4に記載の端子付き電線。
  6. 前記芯線と直交し、かつ前記加圧の方向と直交する方向において、前記保護部材の寸法は、前記保護部材に当接する前記超音波ホーンの先端部の寸法よりも大きく設定されていることを特徴とする請求項1に記載の端子付き電線。
  7. 前記芯線と平行な方向において、前記保護部材の寸法は、前記保護部材に当接する前記超音波ホーンの先端部の寸法よりも大きく設定されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の端子付き電線。
  8. 前記加圧の方向において、前記保護部材の寸法は、少なくとも前記芯線の素線の直径以上に設定されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の端子付き電線。
  9. 前記保護部材は、前記芯線と同種の材料によって形成されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の端子付き電線。
  10. 電線の端末から露出した芯線と端子金具とが超音波接合によって接続される端子付き電線の製造方法であって、
    アンビルの上に前記端子金具を載置し、該端子金具の上に前記芯線を配置すると共に、該芯線の上に保護部材を配置する工程と、
    前記アンビルの上方に配置された超音波ホーンが前記保護部材を介して前記芯線を前記端子金具に押し当てた状態で超音波振動を付与することによって、前記保護部材と前記芯線と前記端子金具を超音波接合によって一体に接続する工程と、
    を有することを特徴とする端子付き電線の製造方法。
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