JP2002290528A - 折り畳み式携帯電話機 - Google Patents
折り畳み式携帯電話機Info
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- JP2002290528A JP2002290528A JP2001090869A JP2001090869A JP2002290528A JP 2002290528 A JP2002290528 A JP 2002290528A JP 2001090869 A JP2001090869 A JP 2001090869A JP 2001090869 A JP2001090869 A JP 2001090869A JP 2002290528 A JP2002290528 A JP 2002290528A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本体ケース１に対して蓋体ケース２を開閉操
作することが可能な折り畳み式携帯電話機において、蓋
体アンテナ４への給電線路の長さを可及的に短縮すると
共に、ディスプレイ駆動用の信号から発生する高周波ノ
イズの影響を効果的に抑制する。 【解決手段】 本発明に係る折り畳み式携帯電話機にお
いては、蓋体ケース２の下端部にピン端子６が突設され
ると共に、本体ケース１の上端部に、蓋体ケース２の開
閉操作に伴ってピン端子６が嵌入／離脱するソケット端
子61が設置され、ピン端子６とソケット端子61によって
構成される開／閉スイッチが、本体ケース１に配備した
アンテナ給電回路と、蓋体ケース２に配備したアンテナ
４との間に介在している。
作することが可能な折り畳み式携帯電話機において、蓋
体アンテナ４への給電線路の長さを可及的に短縮すると
共に、ディスプレイ駆動用の信号から発生する高周波ノ
イズの影響を効果的に抑制する。 【解決手段】 本発明に係る折り畳み式携帯電話機にお
いては、蓋体ケース２の下端部にピン端子６が突設され
ると共に、本体ケース１の上端部に、蓋体ケース２の開
閉操作に伴ってピン端子６が嵌入／離脱するソケット端
子61が設置され、ピン端子６とソケット端子61によって
構成される開／閉スイッチが、本体ケース１に配備した
アンテナ給電回路と、蓋体ケース２に配備したアンテナ
４との間に介在している。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、本体ケースに蓋体
ケースを開閉可能に連結してなる折り畳み式携帯電話機
に関するものである。
ケースを開閉可能に連結してなる折り畳み式携帯電話機
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、折り畳み式携帯電話機において
は、図９及び図１０に示す如く、複数の操作キー(12)を
具えた本体ケース(１)の上端部に、ヒンジ機構(３)を介
して、ディスプレイ(21)を具えた蓋体ケース(２)の下端
部が枢支され、本体ケース(１)に対して蓋体ケース(２)
を開閉操作することが可能である。又、蓋体ケース(２)
には送受信のためのアンテナ(４)が突設され、本体ケー
ス(１)に内蔵した無線回路からアンテナ整合回路を経て
蓋体アンテナ(４)へ給電が行なわれている。
は、図９及び図１０に示す如く、複数の操作キー(12)を
具えた本体ケース(１)の上端部に、ヒンジ機構(３)を介
して、ディスプレイ(21)を具えた蓋体ケース(２)の下端
部が枢支され、本体ケース(１)に対して蓋体ケース(２)
を開閉操作することが可能である。又、蓋体ケース(２)
には送受信のためのアンテナ(４)が突設され、本体ケー
ス(１)に内蔵した無線回路からアンテナ整合回路を経て
蓋体アンテナ(４)へ給電が行なわれている。
【０００３】上記折り畳み式携帯電話機においては、本
体ケース(１)に内蔵されたアンテナ整合回路と蓋体アン
テナ(４)とが同軸ケーブルによって互いに連結されてお
り、該同軸ケーブルは、本体ケース(１)からヒンジ部を
通過して蓋体ケース(２)へ伸びているが、ヒンジ部内に
は、蓋体ケース(２)のディスプレイ(21)を駆動するため
の信号線を有するフレキシブル基板が伸びており、該フ
レキシブル基板との干渉を避ける必要がある。この結
果、給電線路が長いものとなって、信号損失が大きくな
るばかりでなく、前記フレキシブル基板から発生する高
周波ノイズが給電線路に影響を与えて、アンテナの感度
が劣化する問題があった。
体ケース(１)に内蔵されたアンテナ整合回路と蓋体アン
テナ(４)とが同軸ケーブルによって互いに連結されてお
り、該同軸ケーブルは、本体ケース(１)からヒンジ部を
通過して蓋体ケース(２)へ伸びているが、ヒンジ部内に
は、蓋体ケース(２)のディスプレイ(21)を駆動するため
の信号線を有するフレキシブル基板が伸びており、該フ
レキシブル基板との干渉を避ける必要がある。この結
果、給電線路が長いものとなって、信号損失が大きくな
るばかりでなく、前記フレキシブル基板から発生する高
周波ノイズが給電線路に影響を与えて、アンテナの感度
が劣化する問題があった。
【０００４】そこで、図１１及び図１２に示す如く、本
体ケース(１)のヒンジ機構(３)の近傍位置にアンテナ
(５)を突設して、本体ケース(１)に内蔵した無線回路及
びアンテナ整合回路から本体アンテナ(５)へ給電を行な
う折り畳み式携帯電話機が普及している。該携帯電話機
によれば、本体ケース(１)内にて本体アンテナへの給電
が行なわれるので、給電線路は短いものとなって、信号
損失が小さくなり、然も高周波ノイズによるアンテナ感
度の劣化も抑制される。
体ケース(１)のヒンジ機構(３)の近傍位置にアンテナ
(５)を突設して、本体ケース(１)に内蔵した無線回路及
びアンテナ整合回路から本体アンテナ(５)へ給電を行な
う折り畳み式携帯電話機が普及している。該携帯電話機
によれば、本体ケース(１)内にて本体アンテナへの給電
が行なわれるので、給電線路は短いものとなって、信号
損失が小さくなり、然も高周波ノイズによるアンテナ感
度の劣化も抑制される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図１１
及び図１２に示す折り畳み式携帯電話機においては、本
体ケース(１)に本体アンテナ(５)が突設されているた
め、蓋体ケース(２)を開いた状態で本体ケース(１)を手
に保持した場合、本体アンテナ(５)に指が触れる虞れが
ある。又、蓋体ケース(２)を開くことによって該蓋体ケ
ース(２)が本体アンテナ(５)に接近するために、蓋体ケ
ース(２)を閉じた状態と開いた状態で、アンテナの整合
ポイントが変動して、アンテナの輻射性能や受信感度が
低下する欠点があった。
及び図１２に示す折り畳み式携帯電話機においては、本
体ケース(１)に本体アンテナ(５)が突設されているた
め、蓋体ケース(２)を開いた状態で本体ケース(１)を手
に保持した場合、本体アンテナ(５)に指が触れる虞れが
ある。又、蓋体ケース(２)を開くことによって該蓋体ケ
ース(２)が本体アンテナ(５)に接近するために、蓋体ケ
ース(２)を閉じた状態と開いた状態で、アンテナの整合
ポイントが変動して、アンテナの輻射性能や受信感度が
低下する欠点があった。
【０００６】そこで本発明の目的は、蓋体ケース(２)に
蓋体アンテナ(４)を配備した折り畳み式携帯電話機にお
いて、本体ケース(１)に内蔵されたアンテナ給電回路
(無線回路、アンテナ整合回路)から蓋体アンテナ(４)へ
至る給電線路の長さを、蓋体ケース(２)を開いた状態で
可及的に短縮することが出来ると共に、ディスプレイ駆
動用の信号から発生する高周波ノイズの影響を効果的に
抑制することが出来る折り畳み式携帯電話機を提供する
ことである。
蓋体アンテナ(４)を配備した折り畳み式携帯電話機にお
いて、本体ケース(１)に内蔵されたアンテナ給電回路
(無線回路、アンテナ整合回路)から蓋体アンテナ(４)へ
至る給電線路の長さを、蓋体ケース(２)を開いた状態で
可及的に短縮することが出来ると共に、ディスプレイ駆
動用の信号から発生する高周波ノイズの影響を効果的に
抑制することが出来る折り畳み式携帯電話機を提供する
ことである。
【０００７】
【課題を解決する為の手段】本発明に係る折り畳み式携
帯電話機においては、本体ケース(１)の上端部及び蓋体
ケース(２)の下端部の内、何れか一方の端部に、ピン端
子(６)が突設されると共に、他方の端部に、蓋体ケース
(２)の開閉操作に伴って前記ピン端子(６)が嵌入／離脱
するソケット端子(61)が設置され、ピン端子(６)とソケ
ット端子(61)によって構成される開／閉スイッチ(60)
が、本体ケース(１)に配備したアンテナ給電回路(無線
回路、アンテナ整合回路)と蓋体ケース(２)に配備した
アンテナ(４)との間に介在している。
帯電話機においては、本体ケース(１)の上端部及び蓋体
ケース(２)の下端部の内、何れか一方の端部に、ピン端
子(６)が突設されると共に、他方の端部に、蓋体ケース
(２)の開閉操作に伴って前記ピン端子(６)が嵌入／離脱
するソケット端子(61)が設置され、ピン端子(６)とソケ
ット端子(61)によって構成される開／閉スイッチ(60)
が、本体ケース(１)に配備したアンテナ給電回路(無線
回路、アンテナ整合回路)と蓋体ケース(２)に配備した
アンテナ(４)との間に介在している。
【０００８】上記本発明の折り畳み式携帯電話機におい
ては、本体ケース(１)に対して蓋体ケース(２)を開くこ
とによって、ピン端子(６)がソケット端子(61)に嵌入し
て、開／閉スイッチ(60)がオンとなる。この結果、アン
テナ給電回路から蓋体アンテナ(４)へ給電が行なわれ
る。ここで、ピン端子(６)及びソケット端子(61)を、蓋
体アンテナ(４)とアンテナ給電回路とを最短経路で接続
することが可能な位置に配備すれば、給電線路は可及的
に短縮され、信号損失は小さくなる。又、ピン端子(６)
及びソケット端子(61)は、本体ケース(１)と蓋体ケース
(２)のヒンジ部の外側に配備されるので、ヒンジ部内に
配備されている信号線からの高周波ノイズの影響は殆ど
受けず、アンテナ感度の劣化が抑制される。
ては、本体ケース(１)に対して蓋体ケース(２)を開くこ
とによって、ピン端子(６)がソケット端子(61)に嵌入し
て、開／閉スイッチ(60)がオンとなる。この結果、アン
テナ給電回路から蓋体アンテナ(４)へ給電が行なわれ
る。ここで、ピン端子(６)及びソケット端子(61)を、蓋
体アンテナ(４)とアンテナ給電回路とを最短経路で接続
することが可能な位置に配備すれば、給電線路は可及的
に短縮され、信号損失は小さくなる。又、ピン端子(６)
及びソケット端子(61)は、本体ケース(１)と蓋体ケース
(２)のヒンジ部の外側に配備されるので、ヒンジ部内に
配備されている信号線からの高周波ノイズの影響は殆ど
受けず、アンテナ感度の劣化が抑制される。
【０００９】具体的構成において、本体ケース(１)に
は、ソケット端子(61)に対するピン端子(６)の嵌入、離
脱を検知して、本体ケース(１)に配備したアンテナ(５)
のアンテナ給電回路に対する切断、接続を行なうオン／
オフスイッチ(63)が配備されている。該具体的構成によ
れば、蓋体ケース(２)を開くことによって、オン／オフ
スイッチ(63)がオフとなり、自動的に本体アンテナ(５)
から蓋体アンテナ(４)に切り替えることが出来る。又、
蓋体ケース(２)を閉じることによって、オン／オフスイ
ッチ(63)がオンとなり、自動的に蓋体アンテナ(４)から
本体アンテナ(５)に切り替えることが出来る。
は、ソケット端子(61)に対するピン端子(６)の嵌入、離
脱を検知して、本体ケース(１)に配備したアンテナ(５)
のアンテナ給電回路に対する切断、接続を行なうオン／
オフスイッチ(63)が配備されている。該具体的構成によ
れば、蓋体ケース(２)を開くことによって、オン／オフ
スイッチ(63)がオフとなり、自動的に本体アンテナ(５)
から蓋体アンテナ(４)に切り替えることが出来る。又、
蓋体ケース(２)を閉じることによって、オン／オフスイ
ッチ(63)がオンとなり、自動的に蓋体アンテナ(４)から
本体アンテナ(５)に切り替えることが出来る。
【００１０】又、他の具体的構成において、本体ケース
(１)には、蓋体ケース(２)に配備したアンテナ(４)と、
本体ケース(１)に配備したアンテナ(５)とを切り替えて
使用するための切換えスイッチ(62)が配備されている。
該具体的構成によれば、例えば蓋体ケース(２)を開いた
ときには、該蓋体ケース(２)から突出する蓋体アンテナ
(４)を使用することによって、高い輻射性能と受信感度
を得ることが出来る。又、蓋体ケース(２)を閉じたとき
は本体アンテナ(５)を使用することによって、着信待ち
受け状態を実現することが出来る。
(１)には、蓋体ケース(２)に配備したアンテナ(４)と、
本体ケース(１)に配備したアンテナ(５)とを切り替えて
使用するための切換えスイッチ(62)が配備されている。
該具体的構成によれば、例えば蓋体ケース(２)を開いた
ときには、該蓋体ケース(２)から突出する蓋体アンテナ
(４)を使用することによって、高い輻射性能と受信感度
を得ることが出来る。又、蓋体ケース(２)を閉じたとき
は本体アンテナ(５)を使用することによって、着信待ち
受け状態を実現することが出来る。
【００１１】
【発明の効果】本発明に係る折り畳み式携帯電話機によ
れば、本体ケース(１)に内蔵されたアンテナ給電回路か
ら蓋体アンテナ(４)へ至る給電線路の長さを、蓋体ケー
ス(２)を開いた状態で可及的に短くすることが出来ると
共に、ディスプレイ駆動用の信号から発生する高周波ノ
イズの影響を効果的に抑制することが出来る。
れば、本体ケース(１)に内蔵されたアンテナ給電回路か
ら蓋体アンテナ(４)へ至る給電線路の長さを、蓋体ケー
ス(２)を開いた状態で可及的に短くすることが出来ると
共に、ディスプレイ駆動用の信号から発生する高周波ノ
イズの影響を効果的に抑制することが出来る。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につ
き、図面に沿って具体的に説明する。本発明に係る折り
畳み式携帯電話機は、図１に示す如く、本体ケース(１)
の上端部にヒンジ機構(３)を介して蓋体ケース(２)の下
端部が枢支され、本体ケース(１)に対して蓋体ケース
(２)を開閉操作することが可能である。蓋体ケース(２)
の上端部には蓋体アンテナ(４)が突設され、本体ケース
(１)には本体アンテナ(図示省略)が内蔵されている。
き、図面に沿って具体的に説明する。本発明に係る折り
畳み式携帯電話機は、図１に示す如く、本体ケース(１)
の上端部にヒンジ機構(３)を介して蓋体ケース(２)の下
端部が枢支され、本体ケース(１)に対して蓋体ケース
(２)を開閉操作することが可能である。蓋体ケース(２)
の上端部には蓋体アンテナ(４)が突設され、本体ケース
(１)には本体アンテナ(図示省略)が内蔵されている。
【００１３】又、蓋体ケース(２)の下端部にはピン端子
(６)が突設されると共に、本体ケース(１)の上端部に
は、前記ピン端子(６)が嵌入／離脱可能なソケット端子
(61)が設置されており、図２に示す如く蓋体ケース(２)
を閉じた状態では、ピン端子(６)はソケット端子(61)か
ら離脱しているが、図３に示す如く蓋体ケース(２)を開
くことによって、ピン端子(６)がソケット端子(61)に嵌
入する。
(６)が突設されると共に、本体ケース(１)の上端部に
は、前記ピン端子(６)が嵌入／離脱可能なソケット端子
(61)が設置されており、図２に示す如く蓋体ケース(２)
を閉じた状態では、ピン端子(６)はソケット端子(61)か
ら離脱しているが、図３に示す如く蓋体ケース(２)を開
くことによって、ピン端子(６)がソケット端子(61)に嵌
入する。
【００１４】ピン端子(６)は、図４に示す如く蓋体ケー
ス(２)内にて蓋体アンテナ(４)の基端部(41)に連結され
ている。又、本体ケース(１)には、無線回路(71)及びア
ンテナ整合回路(72)が配備された回路基板(７)が内蔵さ
れており、無線回路(71)は、アンテナ整合回路(72)を介
して、ソケット端子(61)と接続されている。斯くして、
ピン端子(６)とソケット端子(61)によって、図６に示す
開／閉スイッチ(60)が構成されており、該開／閉スイッ
チ(60)がアンテナ整合回路(72)と蓋体アンテナ(４)の間
に介在して、蓋体アンテナ(４)に対する給電をオン／オ
フすることが可能となっている。
ス(２)内にて蓋体アンテナ(４)の基端部(41)に連結され
ている。又、本体ケース(１)には、無線回路(71)及びア
ンテナ整合回路(72)が配備された回路基板(７)が内蔵さ
れており、無線回路(71)は、アンテナ整合回路(72)を介
して、ソケット端子(61)と接続されている。斯くして、
ピン端子(６)とソケット端子(61)によって、図６に示す
開／閉スイッチ(60)が構成されており、該開／閉スイッ
チ(60)がアンテナ整合回路(72)と蓋体アンテナ(４)の間
に介在して、蓋体アンテナ(４)に対する給電をオン／オ
フすることが可能となっている。
【００１５】即ち、蓋体ケース(２)を閉じた状態では、
開／閉スイッチ(60)がオフとなって、蓋体アンテナ(４)
に対する給電は停止されているが、蓋体ケース(２)を開
くことによって、開／閉スイッチ(60)がオンとなり、蓋
体アンテナ(４)に対する給電が行なわれる。
開／閉スイッチ(60)がオフとなって、蓋体アンテナ(４)
に対する給電は停止されているが、蓋体ケース(２)を開
くことによって、開／閉スイッチ(60)がオンとなり、蓋
体アンテナ(４)に対する給電が行なわれる。
【００１６】図７は、蓋体ケース(２)に突設されている
蓋体アンテナ(４)と、本体ケース(１)に内蔵されている
本体アンテナ(５)に給電するための具体的な構成を表わ
しており、アンテナ整合回路(72)の出力端と本体アンテ
ナ(５)との間に、開／閉スイッチ(60)のオン／オフに応
じてオフ／オンするスイッチ(63)を介在させている。
蓋体アンテナ(４)と、本体ケース(１)に内蔵されている
本体アンテナ(５)に給電するための具体的な構成を表わ
しており、アンテナ整合回路(72)の出力端と本体アンテ
ナ(５)との間に、開／閉スイッチ(60)のオン／オフに応
じてオフ／オンするスイッチ(63)を介在させている。
【００１７】蓋体ケース(２)を閉じた状態では、開／閉
スイッチ(60)がオフとなることによって、オン／オフス
イッチ(63)がオンとなり、本体アンテナ(５)が給電を受
けて、着信待ち受け機能を発揮する。これに対し、蓋体
ケース(２)を開いた状態では、開／閉スイッチ(60)がオ
ンとなることによって、オン／オフスイッチ(63)がオフ
となり、蓋体アンテナ(４)が給電を受けて、送受信機能
を発揮する。この場合、本体ケース(１)を保持する手の
指先が蓋体アンテナ(４)に触れる虞れはないので、高い
輻射性能と受信感度が得られる。
スイッチ(60)がオフとなることによって、オン／オフス
イッチ(63)がオンとなり、本体アンテナ(５)が給電を受
けて、着信待ち受け機能を発揮する。これに対し、蓋体
ケース(２)を開いた状態では、開／閉スイッチ(60)がオ
ンとなることによって、オン／オフスイッチ(63)がオフ
となり、蓋体アンテナ(４)が給電を受けて、送受信機能
を発揮する。この場合、本体ケース(１)を保持する手の
指先が蓋体アンテナ(４)に触れる虞れはないので、高い
輻射性能と受信感度が得られる。
【００１８】尚、本体アンテナ(５)は、本体ケース(１)
に内蔵する構成に限らず、図５に示す如く本体ケース
(１)の上端部に突設する構成を採用することも可能であ
る。
に内蔵する構成に限らず、図５に示す如く本体ケース
(１)の上端部に突設する構成を採用することも可能であ
る。
【００１９】図８は、蓋体アンテナ(４)及び本体アンテ
ナ(５)に対する他の給電方式を表わしており、無線回路
(71)の出力端が切換えスイッチ(62)を介して第１及び第
２のアンテナ整合回路(72a)(72b)に接続されている。そ
して、第１アンテナ整合回路(72a)は開／閉スイッチ(6
0)を介して蓋体アンテナ(４)に接続され、第２アンテナ
整合回路(72b)は本体アンテナ(５)に接続されている。
ナ(５)に対する他の給電方式を表わしており、無線回路
(71)の出力端が切換えスイッチ(62)を介して第１及び第
２のアンテナ整合回路(72a)(72b)に接続されている。そ
して、第１アンテナ整合回路(72a)は開／閉スイッチ(6
0)を介して蓋体アンテナ(４)に接続され、第２アンテナ
整合回路(72b)は本体アンテナ(５)に接続されている。
【００２０】ここで、蓋体ケース(２)を閉じた状態にお
いては、切換えスイッチ(62)が第２アンテナ整合回路(7
2b)側に切り替えられて、本体アンテナ(５)が使用され
るが、蓋体ケース(２)を開いた状態では、切換えスイッ
チ(62)が第１アンテナ整合回路(72a)側又は第２アンテ
ナ整合回路(72b)側に適宜切り替えられ、例えば受信感
度の高い方のアンテナが選択され、送受信に使用され
る。尚、第１アンテナ整合回路(72a)は、蓋体ケース
(２)を開いた状態における蓋体アンテナ(４)の整合ポイ
ントに調整され、第２アンテナ整合回路(72b)は、蓋体
ケース(２)を閉じた状態における本体アンテナ(５)の整
合ポイントに調整されている。
いては、切換えスイッチ(62)が第２アンテナ整合回路(7
2b)側に切り替えられて、本体アンテナ(５)が使用され
るが、蓋体ケース(２)を開いた状態では、切換えスイッ
チ(62)が第１アンテナ整合回路(72a)側又は第２アンテ
ナ整合回路(72b)側に適宜切り替えられ、例えば受信感
度の高い方のアンテナが選択され、送受信に使用され
る。尚、第１アンテナ整合回路(72a)は、蓋体ケース
(２)を開いた状態における蓋体アンテナ(４)の整合ポイ
ントに調整され、第２アンテナ整合回路(72b)は、蓋体
ケース(２)を閉じた状態における本体アンテナ(５)の整
合ポイントに調整されている。
【００２１】上記本発明の折り畳み式携帯電話機におい
ては、図４に示す如く、ピン端子(６)及びソケット端子
(61)が、蓋体アンテナ(４)とアンテナ給電回路とを最短
経路で接続することが可能な位置に配備されているの
で、給電線路の長さは可及的に短縮され、信号損失は小
さくなる。然も、ピン端子(６)及びソケット端子(61)
は、本体ケース(１)と蓋体ケース(２)のヒンジ部の外側
であって、ヒンジ部を通る信号線から離れた位置に配備
されているので、該信号線から発生する高周波ノイズの
影響は殆ど受けず、高いアンテナ感度が得られる。
ては、図４に示す如く、ピン端子(６)及びソケット端子
(61)が、蓋体アンテナ(４)とアンテナ給電回路とを最短
経路で接続することが可能な位置に配備されているの
で、給電線路の長さは可及的に短縮され、信号損失は小
さくなる。然も、ピン端子(６)及びソケット端子(61)
は、本体ケース(１)と蓋体ケース(２)のヒンジ部の外側
であって、ヒンジ部を通る信号線から離れた位置に配備
されているので、該信号線から発生する高周波ノイズの
影響は殆ど受けず、高いアンテナ感度が得られる。
【図１】本発明に係る折り畳み式携帯電話機の斜視図で
ある。
ある。
【図２】該折り畳み式携帯電話機において、蓋体ケース
を閉じた状態の側面図である。
を閉じた状態の側面図である。
【図３】該折り畳み式携帯電話機において、蓋体ケース
を開いた状態の側面図である。
を開いた状態の側面図である。
【図４】該折り畳み式携帯電話機の要部の構成を説明す
る図である。
る図である。
【図５】本体ケースに本体アンテナを突設した構成例の
図４と同様の説明図である。
図４と同様の説明図である。
【図６】本発明に係る折り畳み式携帯電話機の基本構成
を説明する図である。
を説明する図である。
【図７】蓋体アンテナ及び本体アンテナに対する具体的
な給電方式を説明するブロック図である。
な給電方式を説明するブロック図である。
【図８】他の給電方式を説明するブロック図である。
【図９】従来の折り畳み式携帯電話機の閉じた状態の斜
視図である。
視図である。
【図１０】該折り畳み式携帯電話機の開いた状態の斜視
図である。
図である。
【図１１】従来の他の折り畳み式携帯電話機の閉じた状
態の斜視図である。
態の斜視図である。
【図１２】該折り畳み式携帯電話機の開いた状態の斜視
図である。
図である。
(１) 本体ケース (２) 蓋体ケース (３) ヒンジ機構 (４) 蓋体アンテナ (５) 本体アンテナ (６) ピン端子 (61) ソケット端子 (60) 開／閉スイッチ (62) 切換えスイッチ (63) オン／オフスイッチ (71) 無線回路 (72) アンテナ整合回路
Claims (4)
- 【請求項１】 複数の操作キー(12)を具えた本体ケース
(１)の上端部に、ディスプレイ(21)を具えた蓋体ケース
(２)の下端部が枢支され、本体ケース(１)に対して蓋体
ケース(２)を開閉操作することが可能な折り畳み式携帯
電話機において、本体ケース(１)の上端部及び蓋体ケー
ス(２)の下端部の内、何れか一方の端部には、ピン端子
(６)が突設されると共に、他方の端部には、蓋体ケース
(２)の開閉操作に伴って前記ピン端子(６)が嵌入／離脱
するソケット端子(61)が設置され、ピン端子(６)とソケ
ット端子(61)によって構成される開／閉スイッチ(60)
が、本体ケース(１)に配備したアンテナ給電回路と、蓋
体ケース(２)に配備したアンテナ(４)との間に介在して
いることを特徴とする折り畳み式携帯電話機。 - 【請求項２】 本体ケース(１)には、ソケット端子(61)
に対するピン端子(６)の嵌入、離脱を検知して、本体ケ
ース(１)に配備したアンテナのアンテナ給電回路に対す
る切断、接続を行なうオン／オフスイッチ(63)が配備さ
れている請求項１に記載の折り畳み式携帯電話機。 - 【請求項３】 本体ケース(１)には、蓋体ケース(２)に
配備したアンテナ(４)と、本体ケース(１)に配備したア
ンテナ(５)とを切り替えて使用するための切換えスイッ
チ(62)が配備されている請求項１に記載の折り畳み式携
帯電話機。 - 【請求項４】 ピン端子(６)及びソケット端子(61)は、
蓋体アンテナ(４)とアンテナ給電回路とを最短経路で接
続することが可能な位置に配備されている請求項１乃至
請求項３の何れかに記載の折り畳み式携帯電話機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001090869A JP2002290528A (ja) | 2001-03-27 | 2001-03-27 | 折り畳み式携帯電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001090869A JP2002290528A (ja) | 2001-03-27 | 2001-03-27 | 折り畳み式携帯電話機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002290528A true JP2002290528A (ja) | 2002-10-04 |
Family
ID=18945594
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001090869A Pending JP2002290528A (ja) | 2001-03-27 | 2001-03-27 | 折り畳み式携帯電話機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002290528A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102572035A (zh) * | 2004-11-26 | 2012-07-11 | 京瓷株式会社 | 无线终端 |
-
2001
- 2001-03-27 JP JP2001090869A patent/JP2002290528A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102572035A (zh) * | 2004-11-26 | 2012-07-11 | 京瓷株式会社 | 无线终端 |
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