JP4602251B2 - ビットホルダ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ビット体をビス等の頭部の溝に嵌合した状態で、このビスがビット体から外れないように保持したままで、このビス等の締め付け等の作業ができるビットホルダ装置に関するものである。
従来、ビス等の頭部の溝にビット体が差し込まれた状態でこのビス等を保持して被工作物への締め付け・ねじ込み等の作業を容易にするビットホルダ装置として、例えば、日本国特許公開公報2000−246658号に開示されたものがある。
この公報に開示されたものは、電動工具に取り付けられたビット体に装着される筒体であり、この筒体には、ビット体がビスの頭部の溝に差し込まれたままの状態でこのビスを保持する保持手段(磁石体)が設けられている。
しかしながら、この筒体を使用すると、ビット体を交換して他のビット体に筒体を取り付けようとしたときに、ビット体を電動工具のチャック部から取り外す作業と、ビット体から筒体を取り外す作業との2つの作業が必要であり、ビット体および筒体の取付・取り外しが煩わしくなっていた。
また、前記ビット体が、後部側にシャンクを具備するホルダ本体に着脱自在に保持される形式のものに対しては、ドイツ特許公開DE10148943A1に示すビットホルダ装置が公知である。しかし、このドイツ公開公報に記載のものは、筒体をホルダ本体から取り外すことができないという問題があった。
日本国特許公開公報2000−246658号 独国特許公報DE10148943A1
本発明は、このような実情に鑑み、ビスの溝にビット体が差し込まれた状態でビスが離れないように保持したままで、被工作物にビスを螺入させることができ、かつビット体を電動工具等のチャック部から取り外さなくても簡単に交換できるビットホルダ装置を提供することを目的とする。
また、筒体の着脱が容易に行えるビットホルダ装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成すべく、以下の技術的手段を講じた。
すなわち、ビット体の先端をビス頭部の溝に差し込んだ状態で、該ビスをビット体から離れないように保持して回転するビットホルダ装置において、前記ビット体に先端側から着脱自在に外嵌される筒状のカバー部材を有し、このカバー部材の先端はビス頭部に磁着する磁着部とされており、前記ビット体がカバー部材の先端から突出されている。
これにより、カバー部材を着脱自在とすることにより、ビット体を交換するときにカバー部材を取り外して交換作業を行うことができるため、ビット体の交換作業が容易になる。また、ホルダ本体に外嵌されたカバー部材に設けた磁着部によって、ビスを保持することができる。
また、前記ビット体は、後部側にシャンクを具備するホルダ本体に着脱自在に保持され、前記カバー部材は前記ホルダ本体に外嵌している。
これにより、シャンクを電動工具等に取り付けた状態で、ビット体を交換することができ、交換作業を簡単に行うことができる。
また、前記筒状のカバー部材の内面と前記ホルダー本体の外面との間には、カバー部材がホルダ本体に対して軸方向に相対的な前後移動を許容する移動許容手段が設けられている。
これにより、このカバー部材は、移動許容手段によって前後移動が許容されるので、ビスを保持していない状態では、カバー部材を後退させてビット体の突出量を大きくしビスをビット体に差し込みやすくすることができる。しかもビット体にビスが差し込まれたときに磁着部がビスに及ぼす磁力によって、カバー部材を前進させてビスを磁着部により保持することができる。
また、前記移動許容手段は、前記円筒状のホルダ本体の外面に形成された周溝と、前記カバー部材の内面に設けられていて前記周溝に係合する弾性環体とを有しており、前記周溝の軸方向長さが前記弾性環体の軸方向長さよりも長くされている。
これにより、弾性環体が設けられたカバー部材はこの周溝の軸方向長さ分だけ前後の移動が許容されることとなる。したがって、周溝の軸方向長さを設定することで、カバー部材が許容される前後移動の距離を設定することができる。
また、ホルダ本体は、筒状に形成されており、前記周溝よりも前側の部分の直径が、前記弾性環体の内径と同じか又はやや小さくされている。
これにより、前記弾性環体をホルダ本体の周溝に嵌め込みやすくなる。
また、前記磁着部は、カバー部材の前端に設けられた環状の磁石体であり、ビット体の先端傾斜部は、この磁石体の前端面と交差する位置に設けられている。
これにより、ビット体の傾斜部が環状の磁石体によって磁化され、ビット体および前記磁石体の両方でビスをより強固に保持できるようになり、ビスをより安定した姿勢で締め付け等ができるようになる。
また、前記ビット体は、後部側にシャンクを一体的に具備し、前記カバー部材は前記ビット体に直接外嵌している。
これにより、カバー部材をビット体に着脱自在とすることで、カバー部材を簡単に取り外すことができる。
また、前記カバー部材は、抜け止め手段を介して前記ビット体との離脱が防止されており、前記抜け止め手段は、人力による前記カバー部材の着脱を許容すべく弾性体により構成されている。
これにより、抜け止め手段を弾性体とすることで、弾性体が弾性変形する程度の力でカバー部材を手で引っ張ることで、カバー部材を簡単に取り付け・取り外すことができる。
また、前記ホルダ本体の後端部には、ホルダ本体に外嵌されたカバー部材の位置決めをする突起部が設けられている。
これにより、ビットホルダ装置がビスを保持していないときに、カバー部材を常に同じ位置に配置することができる。
また、前記ビット体は、後部側にシャンクを具備するホルダ本体に着脱自在に保持され、前記カバー部材は前記ホルダ本体に着脱自在に外嵌され、前記筒状のカバー部材の内面と前記ホルダー本体の外面との間には、カバー部材がホルダ本体に対して軸方向に相対的な前後移動を許容する移動許容手段が設けられ、前記移動許容手段は、前記円筒状のホルダ本体の外面に形成された周溝と、前記カバー部材の内面に設けられていて前記周溝に係合する弾性環体とを有しており、前記周溝の軸方向長さが前記弾性環体の軸方向長さよりも長くされており、前記弾性環体が前記抜け止め手段とされている。
これにより、ホルダ本体に外嵌されたカバー部材に設けた磁着部によって、ビスを保持することができ、しかもこのカバー部材は、移動許容手段によって前後移動が許容されるので、ビスを保持していない状態では、カバー部材を後退させてビット体の突出量を大きくしビスをビット体に差し込みやすくすることができる。しかもビット体にビスが差し込まれたときに磁着部がビスに及ぼす磁力によって、カバー部材を前進させてビスを磁着部により保持することができる。
また、周溝に弾性環体を入れることによって、カバー部材の前後移動を規制する構成を採っているため、弾性環体が弾性変形する程度の力でカバー部材を引っ張るだけでホルダ本体から取り外すことができる。そして、弾性環体が弾性変形して周溝に入るように押し込むだけでカバー部材を簡単にホルダ本体に装着することができる。しかも、このカバー部材のホルダ本体への取り付け、取り外しは、片手で簡単にできる。したがって、カバー部材を片手で取り外すだけでビット体の交換ができるようになり、交換作業が簡単かつ迅速に行えるようになる。
また、前記ビット体は、後部側にシャンクを一体的に具備し、前記カバー部材は前記ビット体に直接外嵌しており、前記筒状のカバー部材の内面と前記ビット体の外面との間には、カバー部材がビット体に対して軸方向に相対的な前後移動を許容する移動許容手段が設けられており、前記移動許容手段は、前記ビット体の外面に形成された周溝と、前記カバー部材の内面に設けられていて前記周溝に係合する弾性環体とを有しており、前記周溝の軸方向長さが前記弾性環体の軸方向長さよりも長くされており、前記弾性環体が前記抜け止め手段とされている。
これにより、カバー部材の先端から突出されたビット体をビス頭部の溝に差し込んだときに、カバー部材の磁着部にビス頭部が磁着されることとなり、ビスを被工作物に取り付ける際にビスがビット体から離れないように保持でき、これによってビス等の締め付け・ねじ込み等の作業が簡単かつ容易にできる。
そして、ビット体がビス等の溝に確実に差し込まれたときにカバー部材を移動許容手段を介してビス側に移動させ、これによって、カバー部材の磁着部がビスを保持することができる。
したがって、このビットホルダ装置は、常にビス頭部にビット体の先端が完全に嵌った状態でビスを保持することができるのである。
また、周溝に係合した弾性環体が抜け止めとなるとともに、弾性環体が設けられたカバー部材はこの周溝の軸方向長さ分だけ前後の移動が許容されることとなる。したがって、周溝の軸方向長さを設定することで、カバー部材が許容される前後移動の距離を設定することができる。
さらに、カバー部材をホルダ本体から取り外すだけでビット体を交換することができるようになる。したがって、ビットを交換する際に電動工具のチャック等を緩めてビットを交換する手間を省略できる。
本発明によれば、ビスの溝にビット体が差し込まれた状態でビスが離れないように保持したままで、被工作物にビスを螺入させることができ、かつビット体を電動工具等のチャック部から取り外さなくても簡単に交換できる。
[図1]図1は本発明のビットホルダ装置がビスを保持した状態を示す縦断面図である。
[図2]図2はビットホルダ装置がビスを被工作物に螺入した状態を示す縦断面図である。
[図3]図3はビットホルダ装置の組立図である。
[図4]図4はカバー部材がホルダ本体に装着される過程を示す側面図である。
[図5]図5はビットホルダ装置の側面図である。
[図6]図6はカバー部材の磁着部にビスが磁着する作用を説明する側面図である。
[図7]図7はビットホルダ装置がビスを保持していない状態を示す縦断面図である。
[図8]図8はビットホルダ装置がビスを保持した状態を示す縦断面図である。
[図9]図9はビットホルダ装置がビスを保持していない状態を示す縦断面図である。
[図10]図10はビットホルダ装置がビスを保持した状態を示す縦断面図である。
[図11]図11はビットホルダ装置がビスを保持していない状態を示す縦断面図である。
[図12]図12はビットホルダ装置がビスを保持した状態を示す縦断面図である。
[図13]図13はビットホルダ装置がビスを保持していない状態を示す縦断面図である。
[図14]図14はビットホルダ装置がビスを保持した状態を示す縦断面図である。
以下、図面に基づいて本発明の最良の形態を説明する。
本発明のこのビットホルダ装置(ビスキャッチビットホルダ装置)1は、例えば、電動ドライバ等の電動回転工具Bに装着されて回転自在となるビット体2をビス3の頭部の溝に嵌めた状態で、このビス3をビット体2から離れないように保持したままで締め付け・ねじ込み等の作業を可能にするものである。
図1〜図6は本発明の第1実施形態を示している。
ビットホルダ装置1は、ビット体2を着脱自在に保持するホルダ本体4と、このホルダ本体4に取り付けられるカバー部材5を有している。ホルダ本体4は、ビット体2を前部で着脱自在に保持し、後部にシャンク6を有している。また、ホルダ本体4は、金属製であり、この実施の形態ではステンレス鋼(例えば、SUS304)によって成形されている。シャンク6は電動回転工具Bに装着されるよう六角柱状に形成されている。
前記ホルダ本体4は、筒形状(例えば円筒状)とされていて、その筒心方向一端部(以下、先端部という)にビット体2を保持するための第1保持孔7を備えている。ホルダ本体4の他端部(以下、後端部という)にはシャンク6を保持するための第2保持孔8が形成されている。なお、このホルダ本体4の筒心方向(軸心方向)を前後方向という。
第1保持孔7は、その縁が正六角形となるように形成されており、六角柱状のビット体2の胴部が嵌め込まれている。この第1保持孔7の内面には、ビット体2を着脱自在に保持する保持手段9が設けられている。
この保持手段9は、第1保持孔7の内壁に軸心回りに設けられた溝10とこの溝10に嵌め込まれた止め輪11を有する。ビット体2の軸部の各角部には切欠12が形成されており、図1〜図3に示すように、ビット体2が第1保持孔7に嵌め込まれてホルダ本体4に保持されている状態では、前記止め輪11がビット体2の切欠12に嵌ってビット体2を掛止することとなる。ビット体2を第1保持孔7から取り外す場合は、止め輪11が弾性変形して切欠12から外れる程度の力でビット体2を引き抜くようにする。
シャンク6の胴部の軸方向一端部側(後端部)には、周溝6aが形成されており、この部分が電動回転工具Bに対する装着部とされている。また、シャンク6の先端部には、第2保持孔8の底に当接する頭部6bが設けられている。この頭部は、先端面が円形に形成されており、この頭部6bの先端部の直径は、シャンク6の六角柱状の胴部に係る正六角形の内接円の直径よりもやや小さくされている。
第2保持孔8はその縁が円形状に形成されていて、ホルダ本体4の後端面から穿設されている。また、第2保持孔8の直径は、前記頭部の先端部の直径と略同じかやや大きくされ、六角柱状のシャンク6の正六角形の外接円の直径よりもやや小さくされている。
ホルダ本体4の軸心(筒心)方向中途部外面には、周溝13が形成されている。この周溝13は、円筒状のホルダ本体4の外周に沿って形成されている。周溝13の第2保持孔8寄りの壁面(以下、後壁面15という。)は、前方(第2保持孔8側から第1保持孔7に向かう方向)に向かうにつれて径が小さくなる(先細りとなる)テーパ面(傾斜面)とされている。
周溝13の第1保持孔7寄りの壁面(以下、前壁面16という)は、前方(第2保持孔8から第1保持孔7に向かう方向)に向かうにつれて末広がりとなるテーパ面(傾斜面)とされている。前記後壁面15と前壁面16との間には円柱状のストレート部14が設けられている。
前壁面16と前記第1保持孔7との間のホルダ本体4の外面部分には環状の突起部17が形成されている。この環状突起部17の第1保持孔7側(前側)の壁面17aは、第2保持孔8から第1保持孔7に向かうにつれて先細りとなるようなテーパ面(傾斜面)とされている。
また、ホルダ本体4において、周溝13よりも前方、より具体的には前記環状突起部17よりも前方の胴部の直径は、後述する弾性環体24の内径と同じか又はやや小さくなっている。
カバー部材5は前記ホルダ本体4に着脱自在に外嵌されるような筒形状とされている。このカバー部材5は、その軸方向一端部(以下、後端部という)にホルダ本体4の挿通口18を有している。このカバー部材5の他端部(以下、先端部という)は、ビス3を保持するための磁着部19となっている。この磁着部19は環状の磁石体20を有しており、カバー部材5の先端部の内側に嵌め込まれている。この環状の磁石体20の孔はビット体2が挿通されて先端側から前方に突出されるようになっている。
カバー部材5の筒心方向中途部の内面には、径方向内方に突出する壁部21がカバー部材5の内周に沿って設けられている。この壁部21にはビット体2が挿通される孔が形成されている。この壁部21が形成されることによって、カバー部材5の他端部には前記磁石体20が嵌め込まれる凹部22が形成されることになる。この壁部21のカバー部材5の他端部側の面は前記凹部22の底面となっている。
カバー部材5の軸方向中途部の内面には、内周に沿った周溝23が形成されている。この周溝23は、前記壁部21の後方に形成されている。また、この周溝23には弾性体で形成された環状体(以下、弾性環体24という)が嵌め込まれている。弾性環体24は、例えばOリングが用いられ、断面が円形となっておりカバー部材5の内面から内側に突出した状態になっている。
図1に示すように、この弾性環体24は、カバー部材5がホルダ本体4に装着されたときにホルダ本体4の周溝13に係合される。
すなわち、カバー部材5がホルダ本体4に装着された状態では、弾性環体24は周溝13の後壁面15と前壁面16の間に入り、前後移動できるようになっている。弾性環体24の内径はホルダ本体4の周溝13のストレート部14の直径よりも大きくなっており、周溝13に内にある弾性環体24はストレート部14と接触せずに前後移動できるようになっている。
また、弾性環体24の内径は、ホルダ本体4の外面の環状突起部17の外径よりも小さくなっており、これによってカバー部材5が最も前に移動したときに、弾性環体24が環状突起部17の側面(周溝13の前壁面16)に当たり、カバー部材5がホルダ本体4から抜けはずれないようになっている。このように、弾性環体24はカバー部材5の抜け止め手段となっているのである。
カバー部材5の外面の軸方向の中途部は径外方(外側)に膨出されている。この膨出部25は、カバー部材5を指で摘む際、指の引っ掛かりとなり、カバー部材5をホルダ本体4に装着するときに力が入りやすくなっている。また、カバー部材5の軸方向のほぼ中央部の外面には弾性環体27が取り付けられている。この弾性環体27は、前記膨出部25に隣接して形成された周溝に嵌め込まれている。この弾性環体27には、例えば、Oリングが使用され、カバー部材5をホルダ本体4から取り外す際の滑り止めとなっている。
また、この弾性環体27と前記挿通口18との間のカバー部材5の外面には、カバー部材5を摘んだときに滑り止めとなる凹凸が形成されている。
カバー部材5は、ホルダ本体4に対して以下のように装着される。
すなわち、カバー部材5の筒心方向一端部の挿通口18を、ホルダ本体4に装着されているビット体2の先端側から被せる。そしてこのままカバー部材5を押し込むとカバー部材5内の弾性環体24にホルダ本体4の先端部が挿通される。
さらにカバー部材5を押し込むと、前記弾性環体24は、図4(a)に示すように、ホルダ本体4の外周面に形成された環状突起部17の第1保持孔7側の壁面17aと当接する。以下、この壁面を当接傾斜面17aという。この状態からさらにカバー部材5を強く押し込むと、前記環状突起部17に当接した弾性環体24は、図4(b)に示すように、前記環状突起部17によって押されてその内径が大きくなるように弾性変形される。
そして、カバー部材5をさらに押し込むと弾性環体24が前記環状突起部17を通過したときに、弾性変形されていた弾性環体24は、その復元力により元の形状に戻り、これによって図4(c)に示すようにホルダ本体4の周溝13に係合することになる。
ここで、前記周溝13の軸方向の前後長さh1は、弾性環体24の軸方向長さ(円形断面の直径)h2よりも大きく(長く)されている(図4(a)参照)。したがって、弾性環体24は、周溝13に係合した状態で周溝13の前後距離だけ前後移動が許容されることとなる。また、周溝13の深さは、弾性環体24が周溝13に係合したときにストレート部14の表面と弾性環体24とが接触しないように設定されている。
この場合、磁石体20は、その磁力によってこのビット体2の先端がカバー部材5の先端開口から外部に突出するように磁性体であるビット体2を引き寄せる。したがって、前記弾性環体24が周溝13に入った状態ではビット体2の先端は磁石体20の先端面から前方に突出される。そして、ホルダ本体4の先端側の端面がカバー部材5内の壁部21の後端面に当接した状態となる。
この状態では、磁石体20の磁力が、ビット体2をカバー部材5の先端部から前方に突出するように作用しているため、ホルダ本体4の先端側の端面とカバー部材5の壁部21の後端面とが当接した状態が維持される。
以上により、カバー部材5はホルダ本体4に装着されるのであるが、前記当接傾斜面17aは、第2保持孔8から第1保持孔7に向かうにつれて先細りとなるテーパ面(傾斜面)とされているので、上記のように、弾性環体24が当接傾斜面17aに当接して前記周溝13に係合しようとするときに、弾性環体24は前記当接傾斜面17aによって徐々に弾性変形されることとなる。したがって、弾性環体24は急激に変形されることがなく、突起部17の頂部で傷つくこともないので、弾性環体24の寿命を長期化でき、この点で有利なものとなっている。
カバー部材5をホルダ本体4から取り外す際には、カバー部材5を引き抜こうとすると、弾性環体24は周溝13の前壁面16に当接することとなる。したがって、上述のように弾性環体24が当接傾斜面17aによって弾性変形される場合と同様に、弾性環体24は前記前壁面16によって徐々に弾性変形されることとなる。
また、ホルダ本体4において周溝13よりも前側の胴部の直径が弾性環体24の内径と同じかやや小さくされていることから、上述のようにホルダ本体4の先端が弾性環体24に挿通されただけでは、弾性環体24は殆ど弾性変形しない。
したがって、上述のように、弾性環体24にホルダ本体4の前部を挿通し、弾性環体24が当接傾斜面17aに当接するまでカバー部材5を移動させるときには、弾性環体24とホルダ本体4との間に過大な摩擦力が作用することがない。よって、弾性環体24が当接傾斜面17aに当接するまでは、カバー部材5をなんらの抵抗なく移動させることができるので、カバー部材5を楽にホルダ本体4に装着できることとなる。
図6に示すように、ビス3の頭部の溝にビット体2を差し込むと、このビス3の頭部に磁石体20の磁力が作用してビス3を引き寄せようとする。これに対して、ビス3の頭部の溝にはビット体2が差し込まれているので、ビス3の頭部は、磁石体20から離間された状態のまま磁石体20に向かって移動できない。
他方、カバー部材5は前記所定距離だけ前後方向に移動可能となっているので、磁石体20がビス3に及ぼす磁力により、カバー部材5がビス3に近づくように移動し、カバー部材5の先端部の端面、すなわち、磁石体20の前側の端面とビス3の頭部端面とが磁着する。これによって、ビス3の頭部は、磁着部19である磁石体20によって確実に保持されることとなり、ビス3を常に安定した姿勢で被工作物Aに螺入することが可能となる。
上述のように、カバー部材5内の弾性環体24は、周溝13に係合した状態で周溝13の前後距離だけ前後移動が許容されるため、カバー部材5は、周溝13の前後の距離だけホルダ本体4に対して相対的に移動することができる。すなわち、このカバー部材5の内面とホルダ本体4の外面との間には、カバー部材5がホルダ本体4に対して軸方向に相対的な前後移動を許容する移動許容手段26が設けられていることになる。
さらに、この移動許容手段26は、前記円筒状のホルダ本体4の外面に形成された周溝13と、前記カバー部材5の内面に設けられていて前記周溝13に係合して前後に移動可能な弾性環体24とを有しているということができる。
また、カバー部材5が移動するときには、ビット体2の前側の傾斜部が、カバー部材5の磁石体20の先端面と交差して前後に移動するようになっている。これは、磁石体20の先端側端面がビット体2の傾斜部に交差する位置にあるときに、ビット体2が磁石体20によって磁化され、ビット体2自身がビス3を保持できるようになるからである。したがって、前記移動許容手段26は、カバー部材5の先端面がビット体2の傾斜部に対応して移動するように規制する規制手段を兼ねているのである。
また、このビットホルダ装置1を使用してビス3を木材等の被工作物Aにねじ込むときに、図1に示すように、ビス3の頭部を被工作物Aの表面から内部に没入させる場合がある。この場合、ビス3の頭部が被工作物Aの表面から内部に没入したときに、カバー部材5の前端面、つまり磁石体20の外側の端面が被工作物Aの表面に当接し、これによってビス3と磁石体20の磁着が解除され、カバー部材5はホルダ本体4に対して後退することとなる。
このように、カバー部材5の前端面が被工作物Aの表面に当接した状態では、ホルダ本体4の前端面が、カバー部材5内の壁部21の後端面に当接した状態となる。この当接状態では、ホルダ本体4に装着されているビット体2がこれ以上突出することがないので、ビス3が必要以上に被工作物A内に没入することを防止することができる。
すなわち、ビット体2は、ホルダ本体4の前端面とカバー部材5の壁部21との当接により、ビス3が必要以上に被工作物A内に没入しないように、その移動が規制される。
したがって、このビットホルダ装置1には、被工作物A内部にビス3を所定距離だけ没入することを許容しつつ、必要以上に没入することのないように、ビット体2の移動を規制する規制手段が設けられているのである。
上記の構成のビットホルダ装置1では、ビット体2を交換するときには、カバー部材5をホルダ本体4から取り外すだけでよく、電動工具B等のチャックを緩めてホルダ本体4を取り外すことなくビット体2を容易に交換できる。
また、ビット体2を交換するときには、カバー部材5を取り外すだけでビット体2を交換することが可能である。したがって、電動工具Bのチャックを緩めてビット体2を取り外して交換するという手間を省略でき、ビット体2の交換が煩わしくなく容易にでき、この点で有用なものとなっている。
図7、図8は本発明の第2実施形態を示している。
第2実施形態では、ホルダ本体4の後端部に、半径方向に突出した突起部31が形成されており、この点が第1実施形態と異なる。この突起部31は、ホルダ本体4の全周にわたって形成されていて環状に構成されている。
図7に示すように、ビットホルダ装置1がビス3を保持していない状態では、カバー部材5は、ホルダ本体4に対して相対的に後退した待機位置にあり、カバー部材5の後端5aがホルダ本体4の突起部31に当たることによってカバー部材5の位置決めがなされている。この場合、ホルダ本体4の先端部は、カバー部材5の壁部21から離れており、前記突起部31のみでカバー部材5の位置決めをしている。
なお、前記突起部31は環状でなくてもよく、カバー部材5の後端5aが当たって位置決めができるように、ホルダ本体4の外面から外側(半径方向外方)に突出されていればよい。
図7に示す状態からビット体2にビス3が差し込まれると、カバー部材5の磁着部19がビス3に及ぼす磁力により、カバー部材5が前進して、図8に示すように磁着部19がビス3を保持する。
このように、第2実施形態では、ホルダ本体4の後部に突起部31を設けることで、ビス3を保持しない待機状態でカバー部材5を常に同じ位置に位置決めすることができ、しかも、カバー部材5は第1実施形態同様、片手で簡単に取り外すことができ、ビット体2交換後に再び片手でカバー部材5をホルダ本体4に取り付けることがができ、ビット体2の交換作業が簡単にできるようになっている。
その他の構成は、第1実施形態と同様の構成であり、共通部分には第1実施形態と共通の符号を用いている(以下、第3実施形態においても同様である)。
なお、ホルダ本体4を用いずに、ビット体2とシャンク6を一体に形成し、このビット体2に周溝13を形成してカバー部材5をビット体2に着脱自在とする構成を採用してもよい。これによっても、弾性環体24と周溝13によってカバー部材5のビット体2への取り付け、取り外しを容易にすることができる。
図9、図10は本発明の第3実施形態を示している。
第3実施形態では、カバー部材5の内面側に設けられた弾性環体24とホルダ本体4に設けられた周溝13によってカバー部材5の移動を制限(規制)している。図9に示すように、ビットホルダ装置1がビス3を保持していない状態では、
カバー部材5がホルダ本体4に対して後退した待機位置にある。この位置では、カバー部材5の内面側の弾性環体24が周溝13の後壁面15に当たっており、カバー部材5がこれ以上後退しないように位置決めがなされている。
このとき、ホルダ本体4の先端部は、ホルダ本体4の壁部21から離れており、前記弾性環体24と周溝13の後壁面15との接触のみで、カバー部材5の位置決めがなされている。
この状態からビス3をビット体2に差し込むとカバー部材5が前進し、図10に示すように磁着部19がビス3を保持する。
上述のように、弾性環体24は、周溝13の後壁面15と前壁面16の間に設けられることによって、カバー部材5の位置決めをしながらも、カバー部材5の前後移動を許容し、しかもカバー部材5が抜けはずれないような抜け止め手段となっているのである。すなわち、周溝13と弾性環体24は、前述した移動許容手段の他に、カバー部材5が後退した待機位置でカバー部材5の位置決めをする位置決め手段、またはカバー部材5が抜け外れるのを防止する抜け止め手段となっているのである。
なお、ホルダ本体4を用いずに、ビット体2とシャンク6を一体に形成し、このビット体2に周溝13を形成してカバー部材5をビット体2に着脱自在とする構成を採用してもよい。これによっても、弾性環体24と周溝13によってカバー部材5のビット体2への取り付け、取り外しを容易にすることができる。
図11、図12は本発明の第4実施形態を示している。
第4実施形態では、ビットホルダ装置1は、ホルダ本体4と、ビット体2と、ビット体2に直接着脱自在とされていてビス3を磁力によって保持するカバー部材5を有している。なお、ホルダ本体4は、第1乃至第3実施形態と同様のものを使用している。
ビット体2は、いわゆるトルクスタイプを例示しており、先端が異形形状とされていてビス3の頭部に形成された溝に嵌るようになっている。ビット体2の後部2aは、第1乃至第3実施形態と同様に六角柱状に形成されている。この六角柱状の部分には、第1実施形態で説明した切欠12が形成されている。
ビット体2の前部2bは、円柱状とされていて、六角柱状の後部2aよりも径小とされている。ビット体2の前部2bは、後部2aよりも径小とされることでトーション部となっており、作業中にビット体2に加わる過剰な負荷を吸収することができ、これによってビット体2の長寿命化が図られている。
カバー部材5は筒状とされていて、筒心方向貫通状の孔が形成されており、この孔にビット体2が差し込まれている。カバー部材5の内径は、ビット体2前部2bの円柱部分の直径よりもやや大きくされており、ビット体2に取り付けられたカバー部材5は、ビット体2の軸心方向に沿って前後に所定距離の移動ができるようになっている。
このカバー部材5の筒心方向の一端部(先端部)には磁着部19が設けられている。磁
着部19は、第1乃至第3実施形態と同様に、環状の磁石体20を有している。
カバー部材5の内面側には、第1実施形態と同様に、その周方向に沿った周溝23が形成されており、この周溝23には弾性環体24が嵌め込まれている。弾性環体24は、筒状のカバー部材5の内面から内方に突出されている。
一方、ビット体2の円柱状とされた前部2bの外面には、周方向に沿った周溝13が形成されている。周溝13は、円柱状のストレート部14の後側の後壁面15がビット体2の先端に向かうにつれて先細りとなるテーパ面となっており、前側の前壁面16が先端に向かうにつれて末広がりとなるテーパ面となっている。
周溝13の前後幅(前後の長さ)は、第1実施形態と同様に弾性環体24の軸心方向の長さ(断面の直径)よりも長くされており、弾性環体24は、カバー部材5がビット体2に装着された状態で、周溝13の後壁面15と前壁面16の間を前後に移動できるようになっている。
カバー部材5をビット体2の前部2bに装着すると、カバー部材5の内面側の弾性環体24がビット体2の周溝13の前壁面16と後壁面15との間に位置することになる。弾性環体24と、ビット体2の周溝13は、第1実施形態で説明した関係と同様に、カバー部材5の前後移動を許容する移動許容手段、カバー部材5の抜け止め手段となっている。
図11に示すように、ビットホルダ装置1がビス3を保持していない状態では、カバー部材5は、磁着部19がビット体2に及ぼす磁力によって、ビット体2に対して相対的に後退している。この位置では、ビット体2の後部2aと前部2bの境界面、すなわち、六角柱状部分の前端面43にカバー部材5の後端5aが当たって位置決めがなされている。これによって、ビットホルダ装置1がビス3を保持していない状態では、カバー部材5は、常に同じ位置で待機することになる。
この状態からビット体2をビス3の溝に差し込むと、磁着部19がビス3に及ぼす磁力によって、カバー部材5が図12に示すように前進し、これにより磁着部19がビス3を保持する。
ビット体2を交換する場合には、まずカバー部材5をビット体2から取り外し、その後ビット体2をホルダ本体4から取り外して交換する。ビット体2からカバー部材5を取り外すには、弾性環体24が弾性変形して周溝13の前壁を乗り越えることができる程度の力でカバー部材5を引っ張ればよく、カバー部材5は片手でビット体2から簡単に取り外すことができ、カバー部材5のビット体2への取り付けも簡単である。
したがって、ビット体2の交換の際のカバー部材5の取り外しや取り付けを容易に行うことができることからビット体2の交換作業を簡単かつ迅速に行うことができ、この点で有用なものになっている。
なお、第1実施形態と同様に、周溝13をビット体2とカバー部材5のいずれか一方に形成し、弾性環体24を他方に設けるようにすることもできる。
また、ホルダ本体4を用いずに、ビット体2の後部とシャンク6を一体に形成し、ビット体2を電動回転工具Bに直接に取り付けるようにしてもよい。これによっても、弾性環体24と周溝13によって筒体であるカバー部材5のビット体2への取り付け、取り外しを容易にすることができる。
図13、図14は本発明の第5実施形態を示している。
第5実施形態では、カバー部材5の内面側に設けられた弾性環体24と、ビット体2の前部2bとカバー部材5の内面側に設けられた弾性環体24とによってカバー部材5の前後移動を規制できるようになっている。
図13に示すように、カバー部材5がビスを保持していない状態では、カバー部材5はビット体2に対して相対的に後退しているが、このとき、弾性環体24がビット体2前部2bの周溝13の後壁面15に当接し、これによってカバー部材5がこれ以上後方に移動しないように位置決めがなされている。このように弾性環体24は、第4実施形態で説明したような抜け止め手段としてだけではなく、ビットホルダ装置1がビス3を保持していないときの、カバー部材5の待機位置を決める位置決め手段にもなっているのである。その他の構成は第4実施形態と同様の構成であり、共通する部分には共通符号を用いている。
この第5実施形態においても、カバー部材5をビット体2から容易に取り外し、または取り付けることができ、ビット体2の交換作業を楽に行うことができる。
なお、ホルダ本体4を用いずに、ビット体2とシャンク6を一体に形成し、このビット体2を直接電動回転工具Bに取り付けるようにしてもよい。これによっても、弾性環体24と周溝13によって筒体であるカバー部材5のビット体2への取り付け、取り外しを容易にすることができる。
本発明は、上記した形態に限定されるものではない。
第1、第2、第3実施形態では、カバー部材5に弾性環体24を設け、ホルダ本体4に周溝13を形成していたが、逆に、ホルダ本体4に弾性環体24を設け、カバー部材5内にこの弾性環体が係合する周溝13を形成するようにしてもよい。
同様に、第4、第5実施形態では、ビット体2の前部2bとカバー部材5の一方に、周溝13を形成し、他方に弾性環体24を設けるようにすることできる。
また、磁石体20は、カバー部材5の先端に限らず、カバー部材5を磁性体で形成しておいて、このカバー部材5に胴部の側面に磁石体20を取り付け、この磁石体20によって、カバー部材5の先端面を磁化してビス3を保持するための磁着部19としてもよい。
また、前述したビット体2を保持する保持手段9について、第1保持孔7の内壁に形成された前記止め輪11が嵌め込まれるための溝10の前後方向の距離を止め輪11の前後方向の距離よりもやや大きく形成しておくとよい。これによって、ビット体2が第1保持孔7に保持されたとき、ビット体2に遊びができる。したがって、例えば、ビス3が被工作物Aに完全に螺入したときにビス3とビット体2との間に過剰な負荷がかかる場合があり、この場合に、ビット体2が、ビス3頭部の溝を傷付けることなく互いの係合を解除するように退避することができるようになり、この点で有利である。
本発明は、ビット体がビスの頭部の溝に差し込まれた状態でこのビスをビット体から離れないように保持する製品に利用することができる。

Claims (11)

  1. ビット体の先端をビス頭部の溝に差し込んだ状態で、該ビスをビット体から離れないように保持して回転するビットホルダ装置において、
    前記ビット体に先端側から着脱自在に外嵌される筒状のカバー部材を有し、このカバー部材の先端はビス頭部に磁着する磁着部とされており、前記ビット体がカバー部材の先端から突出されており、
    前記ビット体は、後部側にシャンクを具備するホルダ本体に着脱自在に保持され、前記カバー部材は前記ホルダ本体に外嵌され、
    前記筒状のカバー部材の内面と前記ホルダ本体の外面との間には、カバー部材がホルダ本体に対して軸方向に相対的な前後移動を許容する移動許容手段が設けられおり、
    前記移動許容手段は、前記円筒状のホルダ本体の外面に形成された周溝と、前記カバー部材の内面に設けられていて前記周溝に係合する弾性環体とを有し、前記周溝の軸方向長さが前記弾性環体の軸方向長さよりも長くされている。
  2. 請求項1に記載のビットホルダ装置において、
    前記カバー部材はその内面に弾性環体を設けた状態でホルダ本体に外嵌されていて、前記弾性環体は、カバー部材をホルダ本体に押し込むときにその内径が大きくなるように弾性変形し、その復元力により元の形状に戻って周溝と係合されている。
  3. 請求項1又は2に記載のビットホルダ装置において、
    前記ホルダ本体の周溝は、前後壁面と、この前後壁面の間の円柱状のストレート部とを有し、前記前壁面は前方に向かうにつれて末広がりとなるテーパ面になっており、前記ストレート部の表面は周溝に係合する弾性環体と接触しない深さに設定されている。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のビットホルダ装置において、
    前記ホルダ本体はビット体を着脱自在に挿入する保持孔を有し、この保持孔と前記周溝の前壁面との間の外面部分に環状の突起部が形成され、この環状の突起部よりも前側の部分の直径が、前記弾性環体の内径と同じか又は小さくされている。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のビットホルダ装置において、
    前記ホルダ本体の後端部には、ホルダ本体に外嵌されたカバー部材の位置決めをする突起部が設けられている。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載のビットホルダ装置において、
    前記磁着部は、カバー部材の前端に設けられた環状の磁石体であり、ビット体の先端傾斜部は、この磁石体の前端面と交差する位置に設けられている。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のビットホルダ装置において、
    前記カバー部材はホルダ本体に着脱自在に外嵌され、抜け止め手段を介して前記ホルダ本体との離脱が防止されており、前記抜け止め手段は、人力による前記カバー部材の着脱を許容すべく前記周溝に係合する弾性環体により構成されている。
  8. ビット体の先端をビス頭部の溝に差し込んだ状態で、該ビスをビット体から離れないように保持して回転するビットホルダ装置において、
    前記ビット体に先端側から着脱自在に外嵌される筒状のカバー部材を有し、このカバー部材の先端はビス頭部に磁着する磁着部とされており、前記ビット体がカバー部材の先端から突出されており、
    前記ビット体は、後部側にシャンクを一体的に具備し、前記カバー部材は前記ビット体に直接外嵌しており、
    前記筒状のカバー部材の内面と前記ビット体の外面との間には、カバー部材がビット体に対して軸方向に相対的な前後移動を許容する移動許容手段が設けられており、
    前記移動許容手段は、前記ビット体の外面に形成された周溝と、前記カバー部材の内面に設けられていて前記周溝に係合する弾性環体とを有し、前記周溝の軸方向長さが前記弾性環体の軸方向長さよりも長くされている。
  9. 請求項に記載のビットホルダ装置において、
    前記カバー部材はその内面に弾性環体を設けた状態でビット体に外嵌されていて、前記弾性環体は、カバー部材をビット体に押し込むときにその内径が大きくなるように弾性変形し、その復元力により元の形状に戻って周溝と係合されている。
  10. 請求項8又は9に記載のビットホルダ装置において、
    前記ビット体の周溝は、前後壁面と、この前後壁面の間の円柱状のストレート部とを有し、前記前壁面は前方に向かうにつれて末広がりとなるテーパ面になっており、前記ストレート部の表面は周溝に係合する弾性環体と接触しない深さに設定されている。
  11. 請求項8〜10のいずれかに記載のビットホルダ装置において、
    前記カバー部材はビット体に着脱自在に外嵌され、抜け止め手段を介して前記ビット体との離脱が防止されており、前記抜け止め手段は、人力による前記カバー部材の着脱を許容すべく前記周溝に係合する弾性環体により構成されている。
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