JP4103341B2 - 衝撃工具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、サイドハンドルを着脱可能な電気ハンマ等の衝撃工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電気ハンマ等の衝撃工具には、工具保持部周辺に着脱可能にサイドハンドルを取付けた構成をしたものがあり、これは打撃機構部を収納する打撃機構部ケースと、工具保持機能を有する工具保持部との間に、打撃機構部ケース及び工具保持部の外径よりも小径なサイドハンドル取付け部を設け、このサイドハンドル取付け部にサイドハンドルを取付ける構成をしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記したような従来の衝撃工具では、壁際等での作業の際にサイドハンドルが邪魔になる等して本体からサイドハンドルを取外して作業を行う際、作業状態を安定させるために工具保持部あるいは打撃機構部ケースを把持した状態で作業を行う場合があるが、この際には上記したサイドハンドル取付け部が打撃機構部ケース及び工具保持部よりも小径に形成され、段差となっている共に把持部分がサイドハンドル取付け部のために狭くなるため、工具保持部あるいは打撃機構部ケースを把持し難くく作業状態が安定しないという欠点があった。
【0004】
本発明の目的は、上記した欠点を解消し、サイドハンドルを取外した状態においても安定した作業状態を得ることができる衝撃工具を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的は、「先端工具を保持する工具保持機能を有する工具保持部と、前記工具保持部に保持された前記先端工具に連続打撃を伝達する打撃機構部を収納する打撃機構部ケースと、前記工具保持部と前記打撃機構部ケースとの間に位置し、前記工具保持部及び前記打撃機構部ケースの外径よりも小径に形成されサイドハンドルを取付け可能なサイドハンドル取付け部とを有する衝撃工具であって、前記工具保持部あるいは前記打撃機構部ケースに工具軸方向に移動可能で、前記サイハンドルを前記サイドハンドル取付け部から取外した際に、前記サイドハンドル取付け部を覆うことができるグリップを設け、前記打撃機構部ケースには、フロントカバーが固定され、前記工具保持部は、前記フロントカバーに対する回動位置によって、先端工具を取付け及び取外し可能であることを特徴とする衝撃工具」により達成される。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明衝撃工具の一実施形態を図1〜図3を用いて説明する。
【0007】
図示しないシリンダ、ピストン、ハンマ、中間子等を有する打撃機構部を収納する打撃機構部ケース7の図示左側には、先端工具1を取付け及び取外し可能な工具保持機能を有する工具保持部4が設けられており、打撃機構部ケース7と工具保持部4との間には打撃機構部ケース7及び工具保持部4の外径よりも小径なサイドハンドル取付け部9が設けられている。なお、工具保持部4は断面が円形状に形成されており、打撃機構部ケース7及びフランジ部2aは断面がほぼ四角形状に形成されており、工具保持部4の外径寸法と打撃機構部ケース7の図示上面から図示下面までの外径寸法はほぼ同一となっている。また、工具保持部4外周は把持可能なように弾性材から形成されている。
【0008】
詳細には、打撃機構部ケース7に固定されたフロントカバー2の先端にはフロントキャップ3が嵌着されていると共に、フロントカバー2の外周には工具保持部4が工具軸方向に移動不能かつ回動可能に係合されており、工具保持部4はフロントカバー2に対する回動位置によって先端工具1を取付け及び取外し可能な構成となっている。工具保持部4内には図3に示すように、フロントカバー2内にフロントカバー2の軸方向に対する半径方向に移動可能に保持された錠止部材10と、フロントカバー2上に回動可能かつ工具保持部4と相対回動不能に係合され、回動位置によって錠止部材10をフロントカバー2内に突出させるホルダ11とを有する構成をしており、図に示すように錠止部材10がホルダ11によってフロントカバー2内に突出することにより、フロントカバー2内に先端工具1を保持することができるようになっている。また、図3に示すようにフロントカバー2外周上の打撃機構部ケース7と工具保持部4との間の露出した部分がサイドハンドル取付け部9となっており、この部分の形状を断面が凹形形状とすることにより、先端工具1の軸方向におけるサイドハンドル8の移動を規制するようにしている。
【0009】
図に示すように工具保持部4外周には、合成樹脂等の弾性材からなる円筒状のグリップ6が工具軸方向に移動可能かつ回動可能に設けられている。グリップ6は工具軸方向においてサイドハンドル取付け部9の長さ寸法よりも長い寸法を有する形状をしている。
【0010】
図1に示す状態は、サイドハンドル取付け部9にサイドハンドル8を取付けた状態を示すが、この状態ではグリップ6は工具保持部4外周において先端工具1側に移動した状態にあり、グリップ6の工具保持部4側に突出する突起6aが工具保持部4外周に設けられた先端工具1側の係合部4a及び係合部4b間に位置し、工具保持部4外周においてグリップ6の工具軸方向の移動は規制されている。
【0011】
図1に示す状態から、作業状況等によりサイドハンドル8を取外した状態で作業を行う場合には、グリップ6の突起6aを工具保持部4外周の係合部4bを乗り越えさせてグリップ6を打撃機構部ケース7側に移動させ、図2に示すように突起6aを工具保持部4のフランジ部4dと係合部4cとの間に位置させることにより、サイドハンドル取付け部9外周をグリップ6で覆わせる。なお、上記したように打撃機構部ケース7及びフランジ部2aはほぼ四角形状に形成されているため、グリップ6の打撃機構部ケース7側端部もほぼ同形状の四角形状に形成し、グリップ6を打撃機構部ケース7側に移動させた際にフランジ部2a外周とグリップ6の打撃機構部ケース7側端部とが係合するようにしている。
【0012】
これにより、サイドハンドル8を取付けていない状態においてサイドハンドル部9の外周にグリップ6を位置させることにより、工具把持部4と打撃機構部ケース7間の段差を解消することができ、工具把持部4あるいは打撃機構部ケース7を把持する範囲を広くすることができるため、工具把持部4あるいは打撃機構部ケース7を容易に把持することができるようになり、安定した状態で作業を行なうことができるようになる。
【0013】
また、グリップ6を工具保持部4に対して回動可能であり、グリップ6とフランジ部2aとが係合するとグリップ6は打撃機構部ケース7に対して回動不能な状態となるので、サイドハンドル8を取外しグリップ6を打撃機構部ケース7側に移動させた状態では、グリップ6は打撃機構部ケース7と一体的に係合された状態となるため、打撃機構部ケース7を把持するのと同様にグリップ6を把持することにより作業時の安定性を得ることができるようになる。
【0014】
なお、図2に示す状態から再度サイドハンドル8を取付ける際には、グリップ6を先端工具1側に移動させ、グリップ6の突起6aを工具保持部4外周の係合部4a、4b間に位置させることにより、グリップ6の工具軸方向の移動を規制した状態でサイドハンドル取付け部9にサイドハンドル8を取付けることが可能となる。
【0015】
上記したように工具保持部4外周にグリップ6の突起6aと係合しグリップ6の工具軸方向の移動を規制する規制手段を設けたことにより、サイドハンドル8を取付けた状態及び取り外した状態においても、グリップ6が作業の妨げとなることを防止することができる。なお、フロントカバー2のフランジ部2aの外径寸法をグリップ6の打撃機構部ケース7側端部の内径寸法より若干大きく形成することにより、グリップ6がサイドハンドル取付け部9を覆う際にグリップ6とフランジ部2aとの係合力を大きくすることができ、グリップ6を工具保持部4及び打撃機構部ケース7上で安定させることができる。
【0016】
なお、本実施形態では、工具保持部4外周にグリップ6を設けた構成としたが、打撃機構部ケース7外周にグリップ6を設けた構成としても良い。
【0017】
更に、本実施形態では、工具保持部4を断面が円形状、打撃機構部ケース7を断面がほぼ四角形状に形成し、グリップ6の形状を工具保持部4及び打撃機構部ケース7に合わせた形状としたが、工具保持部4、打撃機構部ケース7及びグリップ6を断面が円形状に形成したものであっても良い。
【0018】
また、工具保持部4外周を弾性材により形成することにより、工具保持部4の把持を行うことができるようになり、安定した作業状態を得ることができるようになる。
【0019】
【発明の効果】
本発明によれば、「先端工具を保持する工具保持機能を有する工具保持部と、前記工具保持部に保持された前記先端工具に連続打撃を伝達する打撃機構部を収納する打撃機構部ケースと、前記工具保持部と前記打撃機構部ケースとの間に位置し、前記工具保持部及び前記打撃機構部ケースの外径よりも小径に形成されサイドハンドルを取付け可能なサイドハンドル取付け部とを有する衝撃工具であって、前記工具保持部あるいは前記打撃機構部ケースに工具軸方向に移動可能で、前記サイハンドルを前記サイドハンドル取付け部から取外した際に、前記サイドハンドル取付け部を覆うことができるグリップを設け、前記打撃機構部ケースには、フロントカバーが固定され、前記工具保持部は、前記フロントカバーに対する回動位置によって、先端工具を取付け及び取外し可能であることを特徴とする衝撃工具」により、サイドハンドルを取外した状態においても安定した作業状態を得ることができ、工具保持部がフロントカバーの回動位置によって先端工具を取付け及び取外し可能である衝撃工具を提供することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明衝撃工具の一実施形態を示す要部断面側面図。
【図2】本発明衝撃工具の一実施形態の一動作状態を示す要部断面側面図。
【図3】本発明衝撃工具の一実施形態を示す要部断面図。
【符号の説明】
1は先端工具、2はフロントカバー、3はフロントキャップ、4は工具保持部、4a〜4cは凸部、4dはフランジ部、6はグリップ、7は打撃機構部ケース、7aはフランジ部、8はサイドハンドル、9はサイドハンドル取付部である。

Claims (1)

  1. 先端工具を保持する工具保持機能を有する工具保持部と、
    前記工具保持部に保持された前記先端工具に連続打撃を伝達する打撃機構部を収納する打撃機構部ケースと、
    前記工具保持部と前記打撃機構部ケースとの間に位置し、前記工具保持部及び前記打撃機構部ケースの外径よりも小径に形成されサイドハンドルを取付け可能なサイドハンドル取付け部とを有する衝撃工具であって、
    前記工具保持部あるいは前記打撃機構部ケースに工具軸方向に移動可能で、前記サイハンドルを前記サイドハンドル取付け部から取外した際に、前記サイドハンドル取付け部を覆うことができる把持可能なグリップを設け、
    前記打撃機構部ケースには、前記先端工具を保持可能なフロントカバーが固定され、
    前記フロントカバーに前記サイドハンドル取付け部が設けられており、
    前記工具保持部は、前記フロントカバーに対する回動位置によって、先端工具を取付け及び取外し可能であり、
    前記打撃機構収納部ケース外周側に、前記グリップと係合可能な突起を設け、前記グリップが前記突起と係合した際に、グリップは打撃機構部収納部ケースに対して回動不能となることを特徴とする衝撃工具。
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