JP4598005B2 - 車両用自動変速機の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、一般的に車両用自動変速機の制御装置に関し、特に、キックダウン前に所定の変速段でロックアップクラッチをスリップ制御する車両用自動変速機の制御装置に関する。
通常、トルクコンバータを有する自動変速機においては、燃費向上を目的として所定の変速段でエンジン回転数が所定回転数以上のときに、エンジンの出力軸と自動変速機の入力軸とを直結するロックアップクラッチが一般的に設けられている。
従来は、ロックアップクラッチ締結特性線をシフトマップ中に設定し、この締結特性線より高車速側でロックアップクラッチを締結するように制御すると共に、キックダウン時には、アクセル開度がロックアップクラッチ締結特性線より大きくなった時点でロックアップクラッチの締結を解除するように制御していた。
また、登坂走行時には、ロックアップクラッチ締結特性線を高車速側にずらし、ロックアップクラッチの締結を高車速側に限定するように制御していた。
特開平5−180328号公報
上述したように、従来はロックアップクラッチ締結特性線をシフトマップ中に固定的に設定していたため、ロックアップクラッチ締結特性線を高車速側に設定してロックアップ領域を狭く設定した場合はスムーズな走行が可能となるが、燃費が悪化する。
逆に、ロックアップ領域を広く設定した場合は、燃費は改善されるがスムーズな走行が困難となり、燃費とドライバビリティの両立が困難であるという問題がある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、キックダウン時にロックアップクラッチをスリップ制御することにより、スムーズな走行と低燃費を両立可能な車両用自動変速機の制御装置を提供することである。
請求項1記載の発明によると、エンジンの出力軸と自動変速機の入力軸とを機械的に直結するロックアップクラッチを有し、該出力軸と入力軸との間に介装されたトルクコンバータと、スロットル開度及び車速に応じて決定される所定運転領域時に、前記ロックアップクラッチを所定締結力で締結するロックアップクラッチ締結制御手段とを備えた車両用自動変速機の制御装置において、ダウンシフト線と該ダウンシフト線よりスロットル開度を所定の幅低開度側にずらしたスリップ開始線により画成される前記ロックアップクラッチのスリップ領域を、車速に応じて予め定められた複数変速特性に対して設定したシフトマップを具備し、前記スリップ領域でのスリップ制御中でないと判定された場合に、変速段と勾配に応じてアクセルペダル開度の所定変化量が設定された算出マップを有し、前記算出マップから現在の変速段と勾配に応じた所定変化量を検索した後、現在のアクセルペダル開度に前記検索した所定変化量を加算し、該加算した値にてダウンシフトするか否かを判定するダウンシフト判定を行い、前記ダウンシフト判定が肯定された場合に、前記ロックアップクラッチ締結制御手段により前記ロックアップクラッチをスリップ制御することを特徴とする車両用自動変速機の制御装置が提供される。
請求項2記載の発明によると、請求項1記載の発明において、前記ロックアップクラッチのスリップ制御の開始から所定時間の間にダウンシフトをしない場合には、ロックアップクラッチのスリップ制御を中断してロックアップクラッチを締結することを特徴とする車両用自動変速機の制御装置が提供される。
請求項3記載の発明によると、請求項1又は2記載の発明において、前記所定の幅は平坦路では狭く、登坂路では広く設定することを特徴とする車両用自動変速機の制御装置が提供される。
請求項4記載の発明によると、請求項1記載の発明において、前記所定値は走行路の勾配に応じて設定されることを特徴とする車両用自動変速機の制御装置が提供される。
請求項1記載の発明によると、キックダウン時に、最適なスロットル開度でロックアップクラッチをスリップさせることができるため、スムーズな走行と低燃費を両立できる。
請求項2記載の発明によると、ロックアップクラッチのスリップ制御を中断してロックアップクラッチを締結することにより、燃費の向上を期待できる。
請求項3記載の発明によると、ロックアップクラッチスリップ制御の幅を登坂度合いに応じて持ち替えることにより、平坦路及び登坂路双方のドライバビリティを向上できる。
請求項4記載の発明によると、勾配によってロックアップクラッチスリップ制御の幅を算出するので、必要時にのみスリップ制御をすることが可能で伝達ロスを最小限に設定することができる。
図1は本発明の制御装置を搭載した車両の全体構成図である。この車両は前輪駆動車であって、エンジン2のトルクが自動変速機4を介して伝達される左右一対の駆動輪6a,6bと、走行に伴って回転する左右一対の従動輪8a,8bとを備える。エンジン2のクランクシャフト10と自動変速機4のメインシャフト12との間には、公知のトルクコンバータ14が介装されている。
図3を参照すると、ロックアップクラッチOFF時のトルクコンバータ14の油圧回路図が示されている。図4はロックアップクラッチON時のトルクコンバータ14の油圧回路図である。
図3に示すように、トルクコンバータ14はクランクシャフト10に接続されたポンプインペラ16と、メインシャフト12に接続されたタービンランナ18と、固定部に一方向クラッチ22を介して支持されたステータ20と、ポンプインペラ16及びタービンランナ18を結合可能なロックアップクラッチ24とを備えている。
ロックアップクラッチ24はトルコンカバー26の内面に当接可能なクラッチピストン28を備えており、クラッチピストン28の両側に第1油室30及び第2油室32が形成されている。
第1油室30に圧油が供給されてクラッチピストン28がトルコンカバー26に当接するとロックアップクラッチ24が係合し、クランクシャフト10のトルクが直接メインシャフト12に伝達される。
一方、第2油室32に圧油が供給されてクラッチピストン28がトルコンカバー26から離間するとロックアップクラッチ24が係合解除し、クランクシャフト10とメインシャフト12との機械的な連結が遮断される。
トルクコンバータ14の油圧回路は、オイルタンク34から作動油を汲み上げるオイルポンプ36と、オイルポンプ36からの作動油を所定のレギュレータ圧に調圧するレギュレータバルブ38を含んでいる。
ロックアップシフトバルブ40は、ロックアップクラッチ24の非係合時には、トルクコンバータ14の第2油室32にレギュレータ圧を伝達するとともに第1油室30をオイルタンク34に接続し、ロックアップクラッチ24の係合時にはトルクコンバータ14の第1油室30にレギュレータ圧を伝達するとともに第2油室32を後述するロックアップコントロールバルブ42に接続する。
ロックアップコントロールバルブ42は、第2油室32からロックアップシフトバルブ40を介して供給された作動油の圧力を逃がし、第2油室32の圧力を調整することによりロックアップクラッチ24の係合力を制御する。
ロックアップタイミングバルブ44は、高車速時にスロットル圧により作動してロックアップコントロールバルブ42を作動させることにより、第2油室32を大気に開放してロックアップクラッチ24を完全に係合させる。
第1ソレノイドバルブ46は、オン/オフ制御されるもので、そのオフ時にモジュレータ圧をロックアップシフトバルブ40の左端に伝達して該ロックアップシフトバルブ40のスプールを右動させることにより、トルクコンバータ14の第2油室32にレギュレータ圧を伝達するとともに第1油室30をオイルタンク34に接続し、ロックアップクラッチ14の係合を解除する。
第1ソレノイドバルブ46がオンすると、モジュレータ圧を逃がしてロックアップシフトバルブ40のスプールを左動させることにより、トルクコンバータ14の第1油室30にレギュレータ圧を伝達するとともに第2油室32をロックアップコントロールバルブ42に接続し、ロックアップクラッチ24を係合させる。
第2ソレノイドバルブ48はリニアソレノイドバルブであって、そのオフ時にモジュレータ圧でロックアップコントロールバルブ42のスプール及びロックアップタイミングバルブ44のスプールを右方向に付勢し、そのオン時にモジュレータ圧を逃がして上述した付勢力を解除する。
ロックアップコントロールバルブ42の開度は、第2ソレノイドバルブ48に供給する電流値を変化させることにより無段階に制御可能であり、ロックアップコントロールバルブ42の開度を増加させると、トルクコンバータ14の第2油室32の背圧が減少してロックアップクラッチ24の係合力が増加する。
逆に、ロックアップコントロールバルブ42の開度を減少させると、トルクコンバータ14の第2油室32の背圧が増加して、ロックアップクラッチ24の係合力が減少する。
図1を再び参照すると、エンジン2にはエンジン回転数Neを検出するエンジン回転数検出手段50が設けられるとともに、自動変速機4にはメインシャフト回転数Nmを検出するメインシャフト回転数検出手段52と、シフトポジションPを検出するシフトポジション検出手段54が設けられている。
エンジン2の吸気通路56に介装されたスロットル弁58には、スロットル開度θTHを検出するスロットル開度検出手段60が設けられている。さらに、従動輪である左右の後輪8a,8bには車速Vを検出する車速検出手段62が設けられている。
53は車両が走行している路面の勾配を検出する勾配検出手段であり、本実施形態では車両の前後加速度Gから勾配を演算するGセンサが用いられている。しかし、勾配検出手段53は水平面に対する車体の傾斜角を直接検出するものであってもの良い。
図2は、各検出手段からの信号を制御プログラムに基づいて演算処理し、第1,第2ソレノイドバルブ46,48を駆動してトルクコンバータ14の速度比を制御するための電子制御ユニット(ECU)64を示している。
この電子制御ユニット64は、演算処理を行うための中央処理装置(CPU)66と、制御プログラムや各種テーブル等のデータを格納しているリードオンリーメモリ(ROM)68と、各検出手段の出力信号や演算結果を一時的に記憶するランダムアクセスメモリ(RAM)70を有している。
電子制御ユニット64は更に、エンジン回転数検出手段50、メインシャフト回転数検出手段52、勾配検出手段53、シフトポジション検出手段54、スロットル開度検出手段60及び車速検出手段62が接続される入力回路72と、第1ソレノイドバルブ46及び第2ソレノイドバルブ48が接続される出力回路74を有している。
しかして、電子制御ユニット64は、入力回路72を介して入力される各種信号と、ROM68に格納されたデータとを後述する制御プログラムに基づいてCPU66で演算処理し、最終的に出力回路74を介して第1,第2ソレノイドバルブ46,48に供給する電流値を制御する。これにより、ロックアップクラッチ24の係合力を変化させてトルクコンバータ14の速度比を制御することができる。
次に、図5のフローチャートを参照して、本発明実施形態に係るキックダウン前ロックアップクラッチのスリップ制御について詳細に説明する。まず、ステップS10において、ロックアップクラッチ(LC)がスリップ制御中か否か、即ちキックダウン前LCスリップ制御中フラグF_LCOFPKDがセットされているか否かを判定する。
ロックアップクラッチがスリップ制御中でないと判定された場合には、ステップS11へ進んでキックダウン前LCスリップ判断ΔAP量DAPPKDを検索する。このDAPPKDは現在の変速段が5速の場合には走行路の勾配の程度に応じて例えば図6のように設定されており、4速の場合には例えば図7のように設定されている。
図6及び図7において、Nは平坦路、Lは軽登坂路、Mは中登坂路、Hは重登坂路、H2は二重登坂路をそれぞれ示している。例えば図6において、0.2はスロットル開度が0.2/8、0.5はスロットル開度が0.5/8を示している。
再び図5のフローチャートを参照すると、ステップS11でDAPPKDを検索した後、ステップS12へ進んでDAPPKDが0か否かを判定する。ステップS12でDAPPKDが0でないと判定された場合には、ステップS13へ進んで現在のアクセル開度(AP開度)+DAPPKDでダウンシフトするか否かを判定する。
ステップS13が肯定判定の場合には、ステップS14へ進んで今まで締結されていたロックアップクラッチのスリップ制御を開始する。更に、キックダウン前ロックアップクラッチスリップ制御中フラグF_LCOFPKDを1にセットし、タイマAを所定時間にセットする。
また、アクセル開度を基準アクセル開度、即ちキックダウン前ロックアップクラッチスリップ制御開始時アクセル開度APPKDSに設定する。ステップS14でロックアップクラッチのスリップ制御を開始すると、エンジン回転数が上昇するためロックアップクラッチ締結によるリニアリティの低下を防止することができ、スムーズな走行と低燃費を両立できる。
ステップS12でDAPPKDが0と判定された場合には、図6及び図7においてロックアップクラッチをスリップ制御させる必要のない領域であるので、本処理を終了する。また、ステップS13が否定判定の場合にも、本処理を終了する。
ステップS14でロックアップクラッチの制御を開始すると、次回のタイミングのステップS10においてロックアップクラッチスリップ制御中と判定されるため、ステップS15へ進んでキックダウン(KD)したか否かを判定する。
キックダウンしたと判定された場合には、ステップS16へ進んで本発明のスリップ制御を終了する。すなわち、ロックアップクラッチを締結し、キックダウン前ロックアップクラッチスリップ制御中フラグF_LCOFPKDを0にリセットする。
ステップS15が否定判定の場合には、ステップS17へ進んでタイマAが経過したか否かを判定する。タイマAが経過したと判定された場合には、ステップS16へ進んで本発明のスリップ制御を終了する。
ステップS17が否定判定の場合には、ステップS18へ進んでアクセルペダルを戻したか否か、即ちAP開度<APPKDS−DAPPKDFが成立するか否かを判定する。ここで、DAPPKDFはキックダウン前ロックアップクラッチスリップ制御終了ΔAP量である。
ステップS18が肯定判定の場合には、ステップS16へ進んで本発明のロックアップクラッチのスリップ制御を終了し、ロックアップクラッチを再締結すると共に、キックダウン前ロックアップクラッチスリップ制御中フラグF_LCOFPKDを0にリセットする。
次に、図8を参照すると、本発明実施形態に係る平坦路シフトマップでのキックダウン前ロックアップクラッチスリップ制御領域の一例が示されている。図8において、太線がロックアップクラッチスリップ制御開始線を示している。
本実施形態では、6速から5速へのキックダウン時のロックアップクラッチスリップ制御領域76と、5速から4速へのキックダウン時のロックアップクラッチスリップ制御領域78と、2速から1速へのキックダウン時のロックアップクラッチスリップ制御領域80が設定されている。
このシフトマップから明らかなように、ロックアップクラッチをスリップさせずに加速できる状況では、ロックアップクラッチをスリップさせないように制御する。すなわち、各ダウンシフト線とロックアップクラッチスリップ制御開始線は一致している。
一方、ロックアップクラッチスリップ制御領域76,78,80では、ダウンシフト線の手前でロックアップクラッチをスリップさせることにより、エンジン回転数を上げて駆動力を増加させることができ、ロックアップクラッチ締結によるリニアリティの低下を防止することができる。
図9を参照すると、急登坂路(重登坂路)シフトマップでの本発明実施形態に係るロックアップクラッチスリップ制御領域が示されている。本実施形態では、5速から4速へのキックダウン時にロックアップクラッチスリップ制御領域82が設定され、4速から3速へのキックダウン時にロックアップクラッチスリップ制御領域84が設定され、3速から2速へのキックダウン時にロックアップクラッチスリップ制御領域86が設定され、2速から1速へのキックダウン時にロックアップクラッチスリップ制御領域88が設定されている。
図9において、図8と同様に、太線はロックアップクラッチスリップ制御開始線を示している。図8と図9を比較すると明らかなように、登坂時は加速できない領域が増えるので、平坦路よりも浅いアクセル開度でロックアップクラッチのスリップ制御を開始するように制御する。即ち、登坂路ではロックアップクラッチのスリップ制御領域の幅を平坦路よりも広く設定する。
次に、図10のタイムチャートを参照して、本発明実施形態に係るキックダウン前ロックアップクラッチスリップ制御の具体例について説明する。図10において、SHは変速段である。
まず、時間t1において、AP開度+DAPPKDでダウンシフトすると判断されるので、キックダウン手前ΔAP=DAPPKDでロックアップクラッチのスリップ制御を開始する。
時間t2でキックダウンするため、ロックアップクラッチのスリップ制御を終了し、ロックアップクラッチを再締結する。時間t3でアップシフト線を超えるので、1段アップシフトする。
時間t4でキックダウン前ロックアップクラッチスリップ制御開始アクセル開度APPKDSとなるため、ロックアップクラッチのスリップ制御を開始する。破線90で示すようにアクセルペダルを戻すと、時間t5でアクセル開度の変化がキックダウン前ロックアップクラッチスリップ制御終了ΔAP量=DAPPDKFとなるので、破線92で示すようにロックアップクラッチのスリップ制御を解除し、ロックアップクラッチを再締結する。
一方、矢印94で示すように時間t6でタイマAが経過すると、ロックアップクラッチのスリップ制御を解除し、ロックアップクラッチを再締結する。
本発明のキックダウン前ロックアップクラッチスリップ制御装置を搭載した車両の全体構成図である。 電子制御ユニットのブロック図である。 ロックアップクラッチOFF時のトルクコンバータの油圧回路図である。 ロックアップクラッチON時のトルクコンバータの油圧回路図である。 本発明実施形態に係るキックダウン前ロックアップクラッチスリップ制御の制御シーケンスを示すフローチャートである。 変速段が5速のときの車速及び走行路の勾配の程度に応じたキックダウン前ロックアップクラッチスリップ判断ΔAP量の設定例を示す図である。 変速段が4速のときの車速及び走行路の勾配の程度に応じたキックダウン前ロックアップクラッチスリップ判断ΔAP量の設定例を示す図である。 平坦路シフトマップでのロックアップクラッチスリップ制御領域の一例を示す図である。 急登坂路シフトマップでのロックアップクラッチスリップ制御領域の一例を示す図である。 本発明実施形態に係るキックダウン前ロックアップクラッチスリップ制御を示すタイムチャートである。
符号の説明
10 クランクシャフト
12 メインシャフト
14 トルクコンバータ
24 ロックアップクラッチ
46 第1ソレノイドバルブ
48 第2ソレノイドバルブ(リニアソレノイドバルブ)
76〜88 ロックアップクラッチスリップ制御領域

Claims (3)

  1. エンジンの出力軸と自動変速機の入力軸とを機械的に直結するロックアップクラッチを有し、該出力軸と入力軸との間に介装されたトルクコンバータと、
    スロットル開度及び車速に応じて決定される所定運転領域時に、前記ロックアップクラッチを所定締結力で締結するロックアップクラッチ締結制御手段とを備えた車両用自動変速機の制御装置において、
    ダウンシフト線と該ダウンシフト線よりスロットル開度を所定の幅低開度側にずらしたスリップ開始線により画成される前記ロックアップクラッチのスリップ領域を、車速に応じて予め定められた複数変速特性に対して設定したシフトマップを具備し、
    前記スリップ領域でのスリップ制御中でないと判定された場合に、
    変速段と勾配に応じてアクセルペダル開度の所定変化量が設定された算出マップを有し、
    前記算出マップから現在の変速段と勾配に応じた所定変化量を検索した後、現在のアクセルペダル開度に前記検索した所定変化量を加算し、
    該加算した値にてダウンシフトするか否かを判定するダウンシフト判定を行い、前記ダウンシフト判定が肯定された場合に、前記ロックアップクラッチ締結制御手段により前記ロックアップクラッチをスリップ制御することを特徴とする車両用自動変速機の制御装置。
  2. 前記ロックアップクラッチのスリップ制御の開始から所定時間の間にダウンシフトをしない場合には、ロックアップクラッチのスリップ制御を中断してロックアップクラッチを締結することを特徴とする請求項1記載の車両用自動変速機の制御装置。
  3. 前記所定の幅は平坦路では狭く、登坂路では広く設定することを特徴とする請求項1又は2記載の車両用自動変速機の制御装置。
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