JPH02203071A - ロックアップクラッチの制御装置 - Google Patents

ロックアップクラッチの制御装置

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JPH02203071A
JPH02203071A JP2080389A JP2080389A JPH02203071A JP H02203071 A JPH02203071 A JP H02203071A JP 2080389 A JP2080389 A JP 2080389A JP 2080389 A JP2080389 A JP 2080389A JP H02203071 A JPH02203071 A JP H02203071A
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rotation speed
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、ロックアツプクラッチの制御装置に関するも
のである。
(ロ)従来の技術 従来のロックアツプクラッチの制御装置として、例えば
特開昭60−241570号公報に示されるものがある
。これに示される自動変速機のトルクコンバータはロッ
クアツプクラッチを有しており、このロックアツプクラ
ッチは2以上の変速段で完全締結状態とされる。所定の
変速段のロックアツプクラッチを締結させた状態から別
の変速段のロックアツプクラッチを締結させた状態へ変
速する際には、ロックアツプクラッチを一時的に解除す
るように構成されている。すなわち、変速指令信号が出
力されてから所定時間後にロックアツプクラッチを解除
し、またこれから所定時間後にロックアツプクラッチを
再締結させる。このロックアツプクラッチが解除されて
いる間に変速を完了させる。これにより変速時のショッ
クを緩和することを意図している。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような従来のロックアツプクラッ
チの制御装置には、変速時にロックアツプクラッチの解
放と同時に流体伝動状態となるのでエンジン回転速度が
上昇してエンジンの空吹き感を生じ、逆に再締結時には
エンジン回転速度が低下し、これに伴ってショックを発
生するという問題点がある。また、変速中のみとはいえ
、エンジン回転速度が上昇するので、燃料消費量も増大
する。本発明は、このような問題点を解決することを目
的としている。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、変速時にロックアツプクラッチを半クラッチ
状態とすることにより上記問題点を解決する。すなわち
、本発明によるロックアツプクラッチの制御装置は、所
定の変速段のロックアツプ作動領域から別の変速段のロ
ックアツプ作動領域へ変速する場合に、ロックアツプク
ラッチを変速中一時的に半クラッチ状態とする変速中下
クラッチL段を有している。
(ホ)作用 変速中はロックアツプクラッチが半クラッチ状態、すな
わち、ポンプインペラーとタービンランナーとの間に所
定の滑りがある状態、とされる。
これにより、ロックアツプクラッチに起因するエンジン
回転速度の変化が小さくなり、ショックの発生が防止さ
れる。同時に燃料消費量が減少する。なお、変速中にお
けるロックアツプクラッチの滑りを正確に把握するため
に、タービン回転速度センサーを用いてタービン回転速
度を検出する。また、アップシフト時にはロックアツプ
クラッチの滑り量を小さくしてエンジン回転速度の一ヒ
昇を小さくした方がロックアツプクラッチ完全締結時及
び解放時のショックが小さくなる。
逆に、ダウンシフト時は滑り量を大きくした方が応答性
が良くなる。
くべ)実施例 第2図に本発明の実施例を示す。トルクコンバータ10
は、ポンプインペラー12、タービンランナー14、及
びステータ16に加えて50ツクアツプクラッチ18を
有している。ロックアツプクラッチ18の図中右側にポ
ンプインペラー12、タービンランナー14などが配置
されたアプライ室20が形成され、ロックアツプクラッ
チ18の図中左側にレリーズ室22が形成される。アプ
ライ室20に油路24が接続され、またレリーズ室22
に油路26が接続される。
なお、ロックアツプクラッチ18はトルクコンバータ1
0のカバー28の摩擦面と接触するフェーシング30を
有している。油路24及び油路26への油圧の供給状態
はロックアツプコントロールバルブ32によって制御さ
れる。ロックアツプコントロールバルブ32はスプール
34、スリーブ36、プラグ38及びスプリング40を
有している。また、上述の油路24及び油路26以外の
油路42、油路44、油路46、油路48及び油路50
とも図示のよ・うに接続されている。
油路42釘はトルクコンバータリリーフバルブ52から
一定圧が供給される。なお、トルクコンバータリリーフ
バルブ52は図示してないブIノッシャーレギュレータ
バルブから油圧が供給される油路54の油圧を用いて調
圧作用を行う。油路44はオイルクーラー56と接続さ
れ、更にオイルクーラー56を出た油は潤滑に使用され
る。
油路50には図示してない調圧バルブによって調圧され
た一定圧が供給されている。油路50とオリフィス56
を介して分岐された油路46はロックアツプソレノイド
58と接続されている。ロックアツプソレノイド58は
非通電状態で油路46の開口60を閉状態どするプラン
ジャー62を備えており、ロックアツプソレノイド58
の通電状態はコントロールユニット64からの信号によ
りデユーティ比制御される。すなわち、ロックアツプソ
レノイド58は所定周期でオン・オフが繰り返され、オ
ン時間の比率に応じて開口60を開き、これにより油路
46の油圧をオン時間に反比例するように調圧する。コ
ントロールユニット64には、エンジン回転速度センサ
ー66、タービン回転速度センサー68、スロットル開
度センサー70及び車速センサー72からの信号が人力
されており、コントロールユニット64はこれらの信号
に基づいて後述のようにロックアツプソレノイドS8の
作動を制御する。
次にこの実施例の作用について説明する。
まず、ロックアツプクラッチ18の解放状態、半クラッ
チ状態、及び完全締結状態の制御について説明する。
ロックアツプクラッチ18の解放状態は次のようにして
実現される。すなわち、ロックアツプソレノイド58は
デユーティ比が0とされ、開口60がプランジャー62
によって完全に閉鎖される。このため、油路46には油
路50と同一の油圧が発生し、これがロックアツプコン
トロールバルブ32のスプール34の左端部に作用する
ことになる。このため、スプール34は図示の状態とな
り、油路42の油圧が油路26を介してレリーズ室22
に供給され、更にこのレリーズ室22の油圧はカバー2
8の摩擦面とフェーシング30との間のすきまを通りア
プライ室20側へ流入し、次いで油路24を通りロック
アツプコントロールバルブ32に戻り、次いで油路44
へ排出される。すなわち、油圧は油路26からレリーズ
室22へ供給され、次いでアプライ室2oから油路24
へ排出される。このため、レリーズ室22の油圧とアプ
ライ室20の油圧とは同一となり(なお5厳密にはアプ
ライ室2o側が下流側にあるため流路損失によりアプラ
イ室2o側がわずかに低い状態となる)、これによりロ
ックアツプクラッチ18は解放状態となる。すなわち、
トルクコンバータ10は流体を介してのみ回転力を伝達
するトルクコンバータ状態となる。
上記状態からロックアツプクラッチ18を半クラッチ状
態に制御する際には次のような動作が行われる。すなわ
ち、コントロールユニット64からロックアツプソレノ
イド58に与えられるデユーティ比を次第に増大すると
、このデユーティ比に応じて開口60から油が排出され
油路46の油圧が低下していく。このため、ロックアツ
プコントロールバルブ32のスプール34の左端部に作
用する油圧が低下し、スプール34及びプラグ38は図
中左向きに移動していく。
スプール34及びプラグ38が所定量左向きに移動する
と、油路26がわずかにドレーンボート72に連通ずる
状態となり、同時に油路42が油路24と連通する状態
となる。油路26の油圧は油路48を介してプラグ38
の右端部にフィードバックされているため、ロックアツ
プコントロ・−ルバルブ32は調圧状態となり、油路2
6の油圧は油路46からスプール34の左端部に作用す
る油圧に応じて調圧されることになる。すなわち、この
状態ではトルクコンバータ10には油路24からアプラ
イ室20へ油圧が供給され、アプライ室20の油圧はロ
ックアツプクラッチエ8とカバー28との間のすきまを
通ってレリーズ室22に入り、油路26から排出される
ことになる。この油路26の油圧が油路46の油圧、す
なわちロックアツプソレノイド58のデユーティ比に反
比例して調整される油圧、により制御されることになる
。アプライ室20側の油圧よりもレリーズ室22側の油
圧が低くなるため、ロックアツプクラッチ18のフェー
シング30はカバー28のtta面に対して押圧される
ことになる。このロックアツプクラッチ18を押圧する
力は上述のようにロックアツプソレノイド58によって
制御されることになる。
次に、ロックアツプソレノイド58のデユーティ比を1
00%にすると、開口60が完全に解放される。このた
め、油路46の油圧が0となり、スプール34は図中左
側に完全に切り換えられた状態となる。この状態では油
路24からアプライ室20へ油圧が供給され、ロックア
ツプクラッチ18が完全に締結されるため、油路26へ
はほとんど油が流出しない状態なる。
次に、本発明によるロックアツプクラッチ18の制御に
ついて説明する。上述のようなロックアツプクラッチ1
8の作動の制御は自動変速機の変速と組合せて行われる
すなわち、ロックアツプクラッチ18を締結させる領域
が変速段及びスロットル開度に対応して設定されている
。例えば、第3速及び第4速の高スロットル開度の領域
でロックアツプクラッチ18が完全締結される。この場
合、2−3変速の場合には変速と同時にロックアツプク
ラッチ18の締結が行なわれる。一方、3−4変速及び
4−3変速の場合にはロックアツプ締結状態の変速段か
らロックアツプ締結状態の別の変速段への変速が行なわ
れることになる。このような変速の際には、第3図に示
すような制御フローに従ってロックアツプクラッチ18
の半クラッチ制御が行なわれる。すなわち、まず変速開
始が指令されたかどうかを判断し、指令された場合には
、指令された変速がアップシフトであるかどうかを判断
し、アップシフトの場合には目標速度差Sの値としてS
uを設定し、ダウンシフトの場合にはSdを設定する。
速度差はポンプインペラー12の回転速度とタービンラ
ンナー14の回転速度との差である。SIJの値はSd
の値よりも小さく設定しである。次いで、エンジン回転
速度センサー66及びタービン回転速度センサー68か
らそれぞれ実際のエンジン回転速度N、(これは、ポン
プインペラー12の回転速度と等しい)及びタービンラ
ンナー14の回転速度N、を読み込む。次いで、実際の
速度差R=N、−Ntの演算を行なう。こうして得られ
た実際の速度差Rと目標速度差Sとの比較を行ない、R
がSよりも大きい場合にはレリーズ室T、の油圧を下げ
るようにソレノイド58を作動させる信号を出力し、一
方、RがSよりも小さい場合にはレリーズ室T、、の油
圧を増大するようにソレノイド58を作動させる信号を
出力する。
結局、上記のような制御により、変速中はロックアツプ
クラッチ18の速度差があらかじめ設定された値に制御
され、ロックアツプクラッチ18は半クラッチ状態とさ
れる。これにより、変速中におけるロックアツプクラッ
チ18の作動状態の変化に伴なうエンジン回転速度の上
昇が抑制され、ショックが軽減されると共にエンジンの
燃料消費量が減少する。なお、アップシフト時には速度
差を小さくシくすなわち、滑り量を小さくシ)、ダウン
シフト時には速度差を大きく(すなわち、滑り量を大き
く)するのは次のような理由による。すなわち、アップ
シフトの場合には変速前よりも変速完了後にエンジン回
転速度を低下させる変速なので、なるべく変速中にエン
ジン回転速度が上昇しないようにし、ショックを緩和す
る。一方、ダウンシフトは変速航よりも変速完了後にエ
ンジン回転速度が上昇する変速であるので、エンジン回
転速度が早く上昇するように滑り量を大きくし、応答性
を良くする。
(ト)発明の詳細 な説明してきたように、本発明によると、変速時にロッ
クアツプクラッチを半クラッチ状態のまま変速を行わせ
るようにしたので、ロックアツプクラッチの作動状態の
変化に伴うエンジン回転速度の変化が小さくなって変速
ショックの発生を防止することができ、また燃料消費量
を減少することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成要素間の関係を示す図、第2図は
本発明の実施例を示す図、第3図は制御フローを示す図
である。 18・・・ロックアツプクラッチ、58・・・ロックア
ツプソレノイド、66・・・エンジン回転速度センサー
 68・・・タービン回転速度センサー 特許出願人 日本自動変速機株式会社 代 理 人 弁理士 宮内利行 第 ■ 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、流体伝動装置のポンプインペラー側とタービンラン
    ナー側とを連結可能なロックアップクラッチの作動状態
    がソレノイドによって制御され、ロックアップクラッチ
    を完全締結状態とするロックアップ作動領域が2以上の
    変速段において設定されているロックアップクラッチの
    制御装置において、 所定の変速段のロックアップ作動領域から別の変速段の
    ロックアップ作動領域へ変速する場合に、ロックアップ
    クラッチを変速中一時的に半クラッチ状態とする変速中
    半クラッチ手段を有することを特徴とするロックアップ
    クラッチの制御装置。 2、変速中半クラッチ手段は、エンジン回転速度センサ
    ーによって検出されるエンジン回転速度と、タービン回
    転速度センサーによって検出されるタービン回転速度と
    の差が、あらかじめ設定された設定値となるように上記
    ソレノイドの作動を制御するように構成されるロックア
    ップクラッチの制御装置。 3、上記設定値は、アップシフト時にはダウンシフト時
    よりも小さく設定されているロックアップクラッチの制
    御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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