JP4582913B2 - クラッチカバーにダイヤフラムを取り付けるための装置 - Google Patents
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Description
本発明は、特に自動車用摩擦クラッチにおけるクラッチカバープレートにダイヤフラムを取り付けるための装置に関する。
【0002】
このタイプのクラッチでは、ダイヤフラムはエンジンシャフトにより共に回転するように駆動される反作用プレートに摩擦ディスクをクランプするための機構の一部となっている。ダイヤフラムは外周部がベルビーユリング状をした環状の部品であり、このベルビーユリングは反作用プレートに摩擦ディスクをクランプするよう、圧力プレートに軸方向のスラスト力を加えるクラッチ係合手段を構成しており、ダイヤフラムの内側部分に放射状にスロットが設けられ、クラッチ解除ベアリングが作用するクラッチ解除手段を構成するラジアルフィンガーを構成している。
【0003】
ダイヤフラムはクラッチカバープレートにより支持され、かつガイドされ、クラッチカバープレートは反作用プレートに固定されており、第1当接部および第2当接部で傾動することにより、クラッチ解除位置からクラッチ係合位置へ、またはクラッチ係合位置からクラッチ解除位置へ移動するようになっている。第1当接部および第2当接部は、種々の実施例によればカバープレートのベース内のプレス加工された要素により構成されるか、または第1当接部についてはカバープレートのベースに支持された環状リングにより構成され、第2当接部についてはカバープレートのベースから突出し、ダイヤフラム内の開口部を貫通するラグによって支持されたクラウンリングによって構成される。別の変形例では、前記第2当接部は短柱のヘッドによって構成でき、これら短柱はダイヤフラム内の開口部を貫通し、シーム加工によりカバープレートに固定されている。
【0004】
クラッチカバープレートへのダイヤフラムの枢着を改善するために、これまでダイヤフラムおよびカバープレート内の開口部を貫通する弾性変形可能なクリップにより、カバープレートにダイヤフラムを固定することが提案されており(ドイツ実用新案登録第1757954号)、このクリップの両端部はダイヤフラムおよびカバープレートのベースに当接し、ダイヤフラムをカバープレートにクランプするようになっている。これらクランプには長方形のスチールの葉状部材が形成されており、これら葉状部材の端部はカールし、ダイヤフラムとクラッチカバープレートを結合するための単なる手段を構成しているが、この結合手段は作動に適していない。更に、これらクリップは特殊な形状のため、クラッチの軸方向の弾性度が小さく、よって摩耗および製造公差による間隙を補償するのに良好に適しているとは言えない。
【0005】
環状部材により第2当接部を構成することも提案されている(米国特許第4,195,719号)。この環状部材の径方向外側部分はロール状のエッジを有し、このエッジはダイヤフラムに弾性的に当接し、ダイヤフラムをカバープレートのベースのプレス成形された要素に押圧するようになっており、環状部材の径方向内側部分は短柱が貫通する開口部を有し、短柱はクラッチカバープレートのベース内の開口部内にシーム加工されており、これら短柱のヘッドは前記環状部材に係合し、環状部材をダイヤフラムに弾性的に係止するようになっている。この公知の装置では、主に環状部材のロール状エッジによって軸方向に弾性が得られ、環状部材はクラッチ解除力(クラッチ解除ベアリングによりダイヤフラムのラジアルフィンガーに加わる軸方向の力)に抵抗しなければならず、この環状部材は材料の弾性限界を越える、長手方向に多かれ少なかれ収縮し、摩耗および製造公差に起因する間隙の補償および軸方向の弾性に有害となる恐れがある。
【0006】
本発明の特定の課題は、従来技術のこれら欠点を解消することにある。
【0007】
本発明の目的は、クラッチの全作動寿命にわたって間隙を吸収するのに十分な軸方向の弾性度を有する、クラッチカバープレートにダイヤフラムを取り付けるための装置を提供することにある。
【0008】
別の目的は、軸方向に極めて短いこのタイプの装置を提供することにある。
【0009】
従って、この目的のために、本発明は、短柱によりクラッチカバープレートにダイヤフラムを取り付けるための装置であって、前記短柱がピッチ円上で離間しており、ダイヤフラムおよびカバープレート内の開口部を貫通しており、前記短柱がシーム加工などによりカバープレートに固定されると共に、ヘッドを含み、これらヘッドが、挟持された弾性変形可能な手段を介し、ダイヤフラムに係合しており、弾性変形可能な手段がダイヤフラムをカバープレートに装着させると共に、クラッチ解除動作においてダイヤフラムを枢動させるための第2当接部を構成する、クラッチカバープレートにダイヤフラムを取り付けるための装置であって、前記弾性変形可能な手段がほぼC字形をした、互いに独立したフック部品であり、これらフック部品がダイヤフラム内の前記開口部を貫通しており、各フック部品が、カバープレートに当接する第1ブランチと、ダイヤフラムに当接する第2ブランチとを有し、ダイヤフラムをカバープレートに弾性的にクランプするようになっていることを特徴とする、クラッチカバープレートにダイヤフラムを取り付けるための装置を提供するものである。
【0010】
前記フック部品が極めて長く、それらのブランチはダイヤフラムの両側に位置し、第1ブランチよりも第2ブランチのほうが長く、かつ可撓性もより大きくなっている。
【0011】
ダイヤフラムおよびクラッチカバープレートに対するフック部品のこのような特殊な構造により、フック部品のC字形状によって生じる弾性度を最も有利に活用することができ、ダイヤフラムに加えられるクラッチ解除力はフック部品を開けるように働き、これを閉じるようには働かないので、フック部品の疲労に対する抵抗力が改善される。
【0012】
本発明の別の特徴によれば、各フック部品は前記1つの短柱によりカバープレートに固定され、短柱のヘッドはフック部品の第1ブランチに係合し、第1ブランチ自身はカバープレートの面に係合する。
【0013】
従って、カバープレートに対するフック部品の締結は極めて確実であり、フック部品の弾性度に依存しない。
【0014】
本発明の更に別の特徴によれば、各フック部品の第2ブランチは短柱のヘッドのための貫通開口部を有する。
【0015】
これにより、本発明に係わる装置の軸方向の寸法を縮小でき、カバープレートのベースへの短柱の締結が容易となっている。
【0016】
本発明の更に別の特徴によれば、ダイヤフラムが係合するカバープレートの面は、各フック部品の高さに突出する要素を含み、この突出する要素はダイヤフラムを枢動させるための第1当接部を構成し、この突出する要素は、フック部品の第1ブランチを径方向および/または回転角方向に位置決めするようにもなっている。
【0017】
更に、または変形により、フック部品が貫通するダイヤフラム内の開口部は、ダイヤフラムに対するフック部品の回転を防止するための非円形形状となっている。
【0018】
更に、各フック部品の第1ブランチ内、およびカバープレート内に形成された開口部は、これら開口部を貫通する短柱の部分の横方向横断面に対応する非円形形状とし、クラッチカバープレートに対する短柱およびフック部品の回転を防止するようにすることができる。例えば、第1ブランチ内の開口部は平坦部を含むことができる。
【0019】
本発明の変形実施例では、フック部品の第2ブランチは、短柱のヘッドからわずかに離間した状態で、この短柱のヘッドとフック部品の第1ブランチとの間に配設される。
【0020】
短柱のヘッドによってフック部品は正常に作動することができ、フック部品が破損した場合でも、フック部品の第2ブランチのための係止手段となりながら、クラッチ解除動作時にフック部品の小さい弾性変形を可能にしており、これにより破損時にもクラッチ機構が作動し続けることが可能となっている。
【0021】
一般的に、本発明はカバープレート上のダイヤフラムの関節接続部の軸方向の寸法を縮小し、かつ摩耗および製造公差による内部間隙の吸収を保証しながら、前記関節接続部の弾性を増すことにより、クラッチカバープレートへのダイヤフラムの取り付けを改善するものである。
【0022】
こうして、短柱は簡略にされ、フック部品を締結している。ダイヤフラムのラジアルフィンガーにはリブを設けてもよい。
【0023】
添付図面を参照し、例として示した次の説明を読めば、本発明について良好に理解でき、本発明の上記以外の特徴、細部および利点がより明らかとなろう。
【0024】
一部が図1に示されている公知のクラッチはカバープレート10を含み、このカバープレートはネジ12により反作用プレート14に固定されており、反作用プレート自身はネジ16によってエンジンシャフト18に固定されている。当業者に公知の適当な方法、例えば接線方向タングにより、カバープレート10に対し圧力プレート20が軸方向に変位自在に取り付けられ、このカバープレート10と共に回転するように、カバープレート10に固定されている。これらプレート14および20はこれらの間にディスク22をグリップするようになっており、このディスク22は被動シャフト26を共に回転するように被動シャフトを駆動するための2つの摩擦ライナー24を支持しており、この被動シャフトには本例では剛性的に被動シャフト26と共に回転できるように、ディスク22が固定されているが、別の変形例では、このディスク22は弾性的に固定してもよい。
【0025】
プレート20はダイヤフラム28により図1に示されたクラッチ係合位置に向かって押圧されており、ダイヤフラム28はシャフト18および26と同軸状であり、ダイヤフラム28の外周部分30は連続しており、ベルビーユリングを構成しているが、ダイヤフラムの中心部分にはラジアルスロットが形成され、一組のラジアルフィンガー32を構成している。これらラジアルフィンガーは矢印Fが示す方向にフィンガー32の自由端部に作用するクラッチ解除ベアリング(図示せず)と協働するようになっており、カバープレート10上の関節接続部分を中心としてダイヤフラム28を傾動させ、カバープレートがクラッチ係合位置にある圧力プレート20へスラスト力を加えることを終了するようになっている。
【0026】
カバープレート10上のダイヤフラム28の関節接続は第1当接部34と第2当接部36との間にダイヤフラム28の連続する外側部分30を挿入することによって得られ、第1当接部34はカバープレート10の内側面で突出しており、本例では金属製の、カバープレートのベース内のプレス成形された要素によって構成されており、一方、第2当接部36はカバープレートのベース内の孔または開口部42内に進入した短柱40のヘッド38のフランジによって構成されており、シーム加工によりカバープレートに短柱40が固定されている。第1当接部34および第2当接部36はシャフト18および26の軸線を中心とする円弧に沿ってカーブしており、第1当接部34は360度にわたって連続状または不連続状のいずれかとなっている。第2当接部36の回転角方向の正しい位置決めを保証するために、カバープレートのベース内の孔42は非円形、例えば正方形または長方形となっており、これら孔内に嵌合される短柱40の部分は対応する形状の横方向の横断面を有する。
【0027】
クラッチ解除ベアリングがダイヤフラム28に作用していない時(すなわち図1に示される位置にある時)、ダイヤフラム28の外側部分30はカバープレートのベースに形成された第1当接部34に当接し、圧力プレート20を反作用プレート14側に押圧し、これによって摩擦プレート24はプレート14と20との間にグリップされているので、エンジンシャフト18と被動シャフト26との間でトルクが伝達される。
【0028】
クラッチ解除ベアリングが矢印Fの示す方向にダイヤフラム28のラジアルフィンガー32に作用している時、ダイヤフラム28は第2当接部36上で枢動することにより傾動し、ダイヤフラムの外側部分30は反作用プレート20から離間し、カバープレート10のベースに向かって変位し、クラッチ解除位置、すなわちクラッチの切られた位置に位置する。
【0029】
このクラッチでは、ある位置から別の位置に傾動できるよう、更に製造公差を考慮して、第1当接部34と第2当接部36との間に軸方向の間隙が生じるようにダイヤフラム28を取り付けなければならない。この軸方向の間隙によってクラッチ解除動作における移動距離が増すが、このことは自動車のエンジンルーム内で横方向に利用できる空間がないために、自動車における横おきタイプのエンジンにクラッチが連動している時は不利である。
【0030】
このような軸方向の間隙を解消するために、ダイヤフラム28のラジアルフィンガーに対する当接によって生じるクラッチ解除力に抵抗できる弾性変形可能な当接部となるように、第2当接部を置換することがこれまでも提案されているが、この場合、新しい弾性変形可能な当接部の弾性度は摩耗および製造公差に起因する間隙を吸収できない。
【0031】
しかしながら、上記のようにこのタイプの公知の弾性的な関節接続部は、本発明が解決しようとする欠点を有する。
【0032】
次に、図2〜図4を参照する。これら図は、本発明の特定の実施例を示すものであり、同じ部品は図1と同じ符合で示されている。
【0033】
本発明に係わる構造では、ダイヤフラム28は一組の短柱40によりカバープレート10のベースにダイヤフラム28が固定され、関節接続されている。これら短柱はほぼC字形状をした弾性変形可能なフック部品44に連動しており、これら短柱は先の実施例と同じようにピッチ円上で離間しており、シーム加工によりカバープレート10のベースに固定されている。これら短柱40はヘッド38として延びているシャンクを含む。
【0034】
より詳細には、各フック部品44は短柱40が貫通する孔48を含むほぼ平らな第1ブランチ46と、第1ブランチ46にほぼ平行であり、湾曲した部分52によって第1ブランチに接合した第2ブランチ50とを含み、この第2ブランチ50はカールした端部54で終わっており、この端部54の第1ブランチ46に向いた面は凸状となっている。
【0035】
第1に、第2ブランチ50のほうが第1ブランチ46よりも長く、よって第1ブランチ46よりも可撓性であること、第2に、第2ブランチは短柱40のヘッド38に整合する開口部56を含むことが好ましい。これによって短柱40をフック部品44の2つのブランチ内の開口部48および60に短柱を挿入することによりフック部品44を容易に取り付けることができ、第2に、フック部品の軸方向のサイズを縮小することが可能となっている。その理由は、ブランチ46と50との間の距離を短柱のヘッド38の深さよりも短くできるからである。
【0036】
フック部品44および短柱40は、フィンガー32を構成するラジアルスロットの径方向外側端部に形成された、ダイヤフラム内の開口部58を貫通しており、フック部品のブランチ46および50はダイヤフラムの両側に位置している。開口部58は横断面が非円形であることが好ましく、例えばフック部品44の回転を防止し、正しい回転角方向の位置決めをするように、例えばほぼ長方形または正方形となっている。
【0037】
カバープレート10のベースへのダイヤフラム28の取り付けは、極めて簡単となっている。
【0038】
図4に示されるように、フック部品44内に短柱40を係合し、次にカバープレート10に正しく位置決めされているダイヤフラム28に係合させ、フック部品44と短柱40とからなるアセンブリをダイヤフラム内の開口部58に係合し、短柱40をカバープレート10のベース内の孔42内に挿入すれば十分である。その後、従来技術と同じようにシーム加工により短柱40を固定する。短柱のヘッド38はフック部品44の第2ブランチ内の開口部56を通して取り扱うことが可能であるので、このシーム加工には問題はない。
【0039】
これら状態では、各フック部品44の第1ブランチは対応する短柱のヘッド38によりカバープレート10のベースにクランプされており、フック部品44の第2ブランチ50はカールした端部54を介してダイヤフラムの周辺部分30に当接される。カールした端部54の凸状面はダイヤフラムに対する第2当接部として働き、このダイヤフラムに対する第1当接部はカバープレート10のベースの内側面の突出する要素60によって構成され、この突出する要素は環状でよく、連続していてもよいし、不連続状でもよい。
【0040】
図3から判るように、各フック部品44の第1ブランチ46は前記突出する要素60のすぐ近傍で終わっており、この突出する要素は必要であれば第1ブランチ46に対する当接部として働くことができ、よってクラッチの軸線に対する第1ブランチの径方向の位置決めおよび/または回転角方向の位置決めを保証する。
【0041】
更に、短柱40およびカバープレート10のベース内の短いベース用の貫通孔42も、カバープレート10のベース上でフック部品44を回転角方向に正しく位置決めできるように、フック部品44の第1ブランチ46内の開口部48と同じように、非円形の横断面とすることができる。このような構造によって、ダイヤフラムとフック部品との間の摩擦を小さくすることができ、フック部品は開口部58内に間隙をもって取り付けられるので、このような構造は有利である。孔42は短柱40のシャンクと同じように長方形または正方形の横断面とすることができる。別の変形例では、これら孔42は平らな部分が形成される。
【0042】
クラッチが係合した位置では、ダイヤフラム28の外側部分30はカバープレートのベースの第1当接部60に当接し、圧力プレート20を反作用プレート14に押圧するので、クラッチディスクを通してエンジントルクを伝えることができる。クラッチ解除ベアリングがダイヤフラム28のラジアルフィンガー32に作用すると、ダイヤフラムはフック部品44の第2ブランチのカールした端部54によって構成された第2当接部上で傾動し、圧力プレート20へスラスト力を加えることを終了させる。従って、クラッチを解除、すなわち切るために、ダイヤフラム28に加えられる力はフック部品44を開放するように働き、フック部品44を閉じたり、または圧縮したりすることはない。これにより、間隙および製造公差の吸収を可能にしながら、フック部品の弾性度を最良に活用できる。フック部品と短柱はサブアセンブリを構成するので、カバープレートへのダイヤフラムの取り付けおよび固定は簡単である。更に、図1のクラッチに設けられているような標準的なカバープレートと共に本発明を使用できる。
【0043】
フック部品44は開口部58と整合して位置しているので、ダイヤフラム28のフィンガー32にリブを設けることができ、これらリブは図2の破線62から判るように、ベルビーユリング30まで延びることができる。
【0044】
短柱のヘッドは簡略され、軸方向により短くなっている。
【0045】
別の変形例では、孔42のエッジの領域内に、カバープレートの隣接面に対する少なくとも1つの不連続部が形成されており、この不連続部はストッパーとして働くことによって、ヘッドに対向する短柱の円筒形端部をカバープレートにリベット締結した後に、孔の軸線に対する短柱の回転を防止するようになっている。より詳細については1998年2月12日に出願されたフランス国特許願第98 01689号明細書を参照されたい。従って、この不連続部は孔42内で内部が開口するラジアル溝から構成できる。
【0046】
これらラジアル溝は数個設けることが好ましい。
【0047】
このような構造では、短柱のシャンクの自由端の材料は、リベット締結作業中に流動状態となり、溝を満たし、短柱が回転するのを防止する。
【0048】
短柱上でフック部品44が回転するのを防止するために、短柱を孔48に取り付ける際に、短柱内に溝を形成するよう、フック上に(短柱用の貫通孔48のエッジ上に)凹凸を形成することができ(フック部品は短柱よりも硬質の材料から製造される)、よって短柱に対するフック部品の回転が防止される。
【0049】
図5および図6における変形実施例では、短柱40は、各フック部品44の第1ブランチ46内の上記開口部を貫通するシャンク66を有し、このシャンク66にはショルダー68が形成されており、このショルダーはフック部品の第1ブランチ46に当接し、第1ブランチ46のカバープレート10のベースに対する係合状態を維持する。
【0050】
各フック部品44の第2ブランチ50を短柱のシャンクが横断しており、この第2ブランチ50は第1ブランチ46と短柱のヘッド70との間を延びており、この場合、ヘッド70の対応する面からわずかに離間し、この面に平行となっている。
【0051】
各フック部品の第2ブランチ50の自由端はダイヤフラム28の部分30に係合し、クラッチ解除時のダイヤフラムの第2当接部を構成する。
【0052】
クラッチ機構が通常の状態にある時、これら状態では静止時に各フック部品44の第2ブランチ50と短柱40のヘッド70との間に存在する間隙Jによって、クラッチ解除時にフック部品44がわずかに弾性変形できるようになっている。
【0053】
フック部品44が破損した場合、短柱のヘッド70はフック部品の第2ブランチ50に対する当接部を構成し、この当接部は所定位置に保持されたままとなる。クラッチ解除時に、ダイヤフラム28の部分30はフック部品の第2ブランチ50に係合した状態にあり、第2ブランチ50自身は短柱のヘッド70に係合する。これにより、クラッチ機構は破損した状態でも作動し続けることができ、クラッチペダルの踏み込み量は若干小さくなる。
【0054】
図5および図6に示されるような変形例に使用される短柱40は、これまで「デルタスペーサ」と称されていた。従って、本発明は特にこのタイプの短柱を使用するすべての機構に適用できる。
【0055】
本発明に係わるフック部品44は、スプリング用スチールをプレス成形したものであり、短柱40は鋳造したものである。
【0056】
別の変形例では、反作用プレート14はトーションダンパーフライホイールの一部となり、この場合、このプレートは第1質量部材に共に回転するように取り付けられ、第1質量部材はクランクシャフトに固定され、径方向または円周方向に作用する弾性部材により前記プレートに結合される。
【0057】
別の変形例では、自動車のクランクシャフトに固定されたディスクに反作用プレートが固定され、フレキシブルフライホイールを構成する。
【0058】
次にこのカバープレートを可撓性ディスクに固定することができる。
【0059】
当然ながら、クラッチは2つ以上の圧力プレートを有することができ、摩耗、特に摩擦ディスクの摩擦ライナーの摩耗を補償するための装置を設けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術におけるクラッチの軸方向部分断面図である。
【図2】 ダイヤフラムの正面図である。
【図3】 クラッチカバープレート上のダイヤフラムの弾性的関節接続部の軸方向部分断面図である。
【図4】 本発明に係わるフック部材とリベットとから成るアセンブリを示す拡大斜視図である。
【図5】 本発明の別の実施例を示す部分図である。
【図6】 本発明の別の実施例の部分図である。
【符号の説明】
10 カバープレート
12、16 ネジ
14 反作用プレート
18 エンジンシャフト
20 圧力プレート
22 ディスク
24 摩耗ライナー
26 被動シャフト
28 ダイヤフラム
38 ヘッド
40 短柱
44 フック部品
46 第1ブランチ
48 孔
50 第2ブランチ
52 湾曲部分
54 カールした端部
56 開口部
Claims (16)
- 短柱(40)によりクラッチカバープレートにダイヤフラムを取り付けるための装置であって、前記短柱(40)がピッチ円上で離間しており、ダイヤフラム(28)およびカバープレート(10)内の開口部(58、42)を貫通しており、前記短柱がシーム加工などによりカバープレート(10)に固定されると共に、ヘッド(38、70)を含み、これらヘッドが、挟持された弾性変形可能な手段を介し、ダイヤフラムに係合しており、弾性変形可能な手段がダイヤフラムをカバープレートに装着させると共に、クラッチ解除動作においてダイヤフラムを枢動させるための第2当接部を構成する、クラッチカバープレートにダイヤフラムを取り付けるための装置であって、
前記弾性変形可能な手段がほぼC字形をした、互いに独立したフック部品(44)であり、これらフック部品(44)がダイヤフラム内の前記開口部(58)を貫通しており、各フック部品が、カバープレート(10)に当接する第1ブランチ(46)と、ダイヤフラムに当接する第2ブランチ(50)とを有し、ダイヤフラムをカバープレート(10)に弾性的にクランプするようになっていることを特徴とする、クラッチカバープレートにダイヤフラムを取り付けるための装置。 - 第1ブランチ(46)よりも各フック部品の第2ブランチ(50)のほうが長くなっていることを特徴とする、請求項1記載の装置。
- ダイヤフラム(28)が係合するカバープレート(10)の面に各フック部品の第1ブランチ(46)が押圧されていることを特徴とする、請求項1または2記載の装置。
- 前記1つの短柱(40)によりカバープレート(10)に各フック部品(44)が固定されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の装置。
- 各フック部品の第1ブランチ(46)が短柱(40)のための貫通開口部(48)を有することを特徴とする、請求項4記載の装置。
- フック部品のブランチ(46)内に形成された開口部(48)が、この開口部(48)を貫通する短柱(40)の部分の横方向横断面に対応する非円形形状となっていることを特徴とする、請求項5記載の装置。
- フック部品(44)が貫通するダイヤフラム内の開口部(58)が、ダイヤフラムに対するフック部品の回転を防止するよう、非円形形状となっていることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の装置。
- 各フック部品の第2ブランチ(50)が短柱のヘッド(38)のための貫通開口部(56)を有することを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の装置。
- 短柱のヘッド(38)がフック部品の第1ブランチ(46)に係合していることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の装置。
- フック部品の第1ブランチ(46)が短柱のショルダー(68)に係合し、フック部品の第2ブランチ(50)が第1ブランチ(46)と短柱のヘッド(70)との間に配設され、前記ヘッドからわずかに離間していることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の装置。
- フック部品の第2ブランチ(50)に向いた短柱のヘッド(70)の面が前記第2ブランチに対して平行となっていることを特徴とする、請求項10記載の装置。
- 短柱のヘッド(70)が、フック部品の破損時にフック部品の第2ブランチ(50)を保持するための手段となっていることを特徴とする、請求項10または請求項11記載の装置。
- ダイヤフラム(28)が係合するカバープレート(10)の面が、各フック部品(44)の高さにダイヤフラムを枢動させるための第1当接部を構成し突出する要素(60)を含むことを特徴とする、請求項1〜12のいずれか1項に記載の装置。
- 前記突出する要素(60)がフック部品(44)の第1ブランチ(46)を径方向および/または回転角方向に位置決めするための当接部も構成することを特徴とする、請求項13記載の装置。
- ダイヤフラム(28)に当接する各フック部品の第2ブランチ(50)の端部(54)が凸状であり、ダイヤフラムを枢動するための第2当接部を構成することを特徴とする、請求項1〜14のいずれか1項に記載の装置。
- 短柱の回転を防止するための少なくとも1つの溝が、短柱(40)を通過させるカバープレート(10)に形成された孔(42)に設けられていることを特徴とする、請求項1〜15のいずれか1項に記載の装置。
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