JP4573652B2 - 碗トラップの補修方法および碗トラップの補修用キット - Google Patents

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Description

本発明は、永年の使用で内部が腐食した既設の碗トラップの補修方法および碗トラップの補修用キットに関するものである。
既設の碗トラップの補修方法として、外筒部の内周面、底板部の内面、内筒部の外周面および内筒部の内周面の全域をステンレス製の被覆カバーで覆うものが知られている(特許文献1)。この被覆カバーは、外筒部の内周面を覆う外筒部カバーと、底板部の内面を覆う封止部カバーと、内筒部の外周面を覆う内筒部カバーと、内筒部の内周面およびパイプ接続部を覆う排水カバーと、で一体に形成されている。
特開平5−125753号公報
ところで、この種の碗トラップでは、法規制や業界基準に基づいて、呼び径50mmの排水管(雑排水管)に接続されるようになっており、これに対応して内筒部の内径が50mmの排水管に合致するよう統一されている。また、内筒部の上端と碗の下端との間の離間寸法である封止深もほぼ50mmに統一されている。一方、これらの内筒部の内径および封止深以外の部分の寸法或いは碗トラップ自身の材質は、メーカーや型式により区々となっている。
このため、上記従来の補修方法では、メーカー別や型式別に、外筒部カバー、封止部カバーおよび内筒部カバーの径が異なる被覆カバーを用意しておく必要があり、補修部品の管理が煩雑になると施工コストが嵩む問題があった。
本発明は、補修部品の汎用化を図ることができると共に、碗トラップの種別を問わず簡単に施工することができる碗トラップの補修方法および碗トラップの補修用キットを提供することを課題としている。
本発明の碗トラップの補修方法は、排水の流入部となる外筒部と、排水の流出部となる内筒部と、外筒部と内筒部とを連結する底板部有するトラップ本体と、外筒部と内筒部との間隙に上側から被せるように内筒部の上端面に着座させた碗と、を備えた碗トラップの補修方法において、トラップ本体の内部を清掃する清掃工程と、清掃工程の後、熱収縮性チューブで構成した内筒アウターカバーを内筒部に被せこれを加熱収縮させて内筒部の外周面を覆うアウター被覆工程と、内筒部の内周面を覆う筒状のカバー本体と内筒部の上端面に着座するフランジ部とを有する内筒インナーカバーを、内筒部に装着して内筒部の内周面および上端面を覆うインナー被覆工程と、を備えると共に、フランジ部は、碗の着座位置を嵩上げして底板部の上面と碗の下端との間の流路幅を確保するためのスペーサを有し、インナー被覆工程に先立ち、フランジ部にスペーサを組み込むスペーサ組込み工程、を備えたことを特徴とする。
内筒部の外周面は、封水のための排水溜まりとなり且つ流速の速い排水に晒されるため、碗トラップにおいて最も腐食され易い部分となる。このため、錆コブの発生や欠損を生じ易い。この構成によれば、内筒部の外周面を覆う内筒アウターカバーが熱収縮性チューブで構成されているため、各種外径の異なる内筒部に対し、その外径に合わせて内筒アウターカバーを施工することができる。また、熱収縮性チューブ(内筒アウターカバー)は、内筒部の外周面に密着した状態に施工されるため、錆コブ等の突出部があっても、内筒部の外径が極端に大きくなるのを抑制することができる。さらに、熱収縮性チューブ(内筒アウターカバー)は、市販のドライヤー等で簡単に収縮させることができると共に、収縮後の不要部分をカッター等により簡単に切除することができ、施工性を損なうことがない。なお、熱収縮性チューブは、収縮状態を見越して幾分大きめのものを用いると共に、収縮後に内筒部の上端(実際には後述するフランジ部)から突出した部分は、カッターで切除することが好ましい。
内筒部の上端面は、外周面と同様に碗トラップにおいて最も腐食され易い部分となり、欠損が生じ易い。また、内筒部の内周面は、外周面や上端面ほどではないが腐食され易い部分となる。この構成によれば、内筒インナーカバーのフランジ部により、内筒部の欠損部分を補完し、底板部の上面と碗の下端との間の流路幅を確保することができる。なお、上述したように内筒部の内径は略50mmとなっており、内筒インナーカバーの外径は、50mmよりわずかに細径とする。また、内筒インナーカバーの下端は、これに接続される排水管が交換可能であることから、配管接続部の部分まで達していることが好ましい。
また、内筒部の上端面の腐食による欠損寸法は、既設の碗トラップの腐食状態により区々である。この構成によれば、スペーサにより、底板部の上面と碗の下端との間の適正な流路幅を確保することができ、排水の流れが悪化することがない。なお、用意しておくスペーサは1枚でもよいが複数枚とすることが好ましい。例えば、2枚とする場合には、薄手のもの(3mm程度)と厚手のもの(5mm程度)とを用意しておく方法と、薄手のもの(2mm程度)を複数枚用意しておく方法とがある。
排水の流入部となる外筒部と、排水の流出部となる内筒部と、外筒部と内筒部とを連結する底板部を有するトラップ本体と、外筒部と内筒部との間隙に上側から被せるように内筒部の上端面に着座させた碗と、を備えた碗トラップの補修方法において、トラップ本体の内部を清掃する清掃工程と、清掃工程の後、熱収縮性チューブで構成した内筒アウターカバーを内筒部に被せこれを加熱収縮させて内筒部の外周面を覆うアウター被覆工程と、アウター被覆工程に先立ち、底板部から内筒部に至る湾曲立上がり部の内面を覆うと共に内筒アウターカバーの下端部とオーバーラップするボトムカバーを、湾曲立上がり部に装着するボトムカバー装着工程と、を備えたことを特徴とする。
内筒部の外周面は、封水のための排水溜まりとなり且つ流速の速い排水に晒されるため、碗トラップにおいて最も腐食され易い部分となる。このため、錆コブの発生や欠損を生じ易い。この構成によれば、内筒部の外周面を覆う内筒アウターカバーが熱収縮性チューブで構成されているため、各種外径の異なる内筒部に対し、その外径に合わせて内筒アウターカバーを施工することができる。また、熱収縮性チューブ(内筒アウターカバー)は、内筒部の外周面に密着した状態に施工されるため、錆コブ等の突出部があっても、内筒部の外径が極端に大きくなるのを抑制することができる。さらに、熱収縮性チューブ(内筒アウターカバー)は、市販のドライヤー等で簡単に収縮させることができると共に、収縮後の不要部分をカッター等により簡単に切除することができ、施工性を損なうことがない。なお、熱収縮性チューブは、収縮状態を見越して幾分大きめのものを用いると共に、収縮後に内筒部の上端(実際には後述するフランジ部)から突出した部分は、カッターで切除することが好ましい。
また、底板部から内筒部に至る湾曲立上がり部の内面は、封水のための排水溜まりとなると共に排水の流速が変化する部分であり、内筒部の内周面と同様に碗トラップにおいて最も腐食され易い部分となる。特に、排水の流れにより表面が削られて薄肉化が生じ易い。この構成によれば、ボトムカバーにより、薄肉化した湾曲立上がり部の内面を適切に被覆することができる。また、ボトムカバーと内筒アウターカバーとをオーバーラップさせることで、施工後の排水の流れを円滑にすることができると共に、内筒アウターカバーによりボトムカバーの上端部が押さえられるため、ボトムカバーを安定に取り付けることができる。
この場合、ボトムカバー装着工程に先立ち、湾曲立上がり部に、ボトムカバーの接着剤を兼ねる防錆塗料を塗布する塗装工程を、更に備えることが好ましい。
内筒部の内周面を覆う筒状のカバー本体と内筒部の上端面に着座するフランジ部とを有する内筒インナーカバーを、内筒部に装着して内筒部の内周面および上端面を覆うインナー被覆工程を、更に備え、インナー被覆工程およびボトムカバー装着工程の後、アウター被覆工程が行われ、且つアウター被覆工程において、加熱収縮後の内筒アウターカバーの上端が内筒インナーカバーを越えるように施工すると共に、この越えた部分を切り離すことが好ましい。
内筒部の上端面は、外周面と同様に碗トラップにおいて最も腐食され易い部分となり、欠損が生じ易い。また、内筒部の内周面は、外周面や上端面ほどではないが腐食され易い部分となる。この構成によれば、内筒インナーカバーのフランジ部により、内筒部の欠損部分を補完し、底板部の上面と碗の下端との間の流路幅を確保することができる。なお、上述したように内筒部の内径は略50mmとなっており、内筒インナーカバーの外径は、50mmよりわずかに細径とする。また、内筒インナーカバーの下端は、これに接続される排水管が交換可能であることから、配管接続部の部分まで達していることが好ましい。
また、この構成によれば、施工後の内筒アウターカバーの上端が、内筒インナーカバーのフランジ部まで達するため、より一層排水の流れを円滑にすることができる。
インナー被覆工程に先立ち、内筒部の内周面に、内筒インナーカバーの接着剤を兼ねる防錆塗料を塗布する塗装工程を、更に備えることが好ましい。
排水の流入部となる外筒部と、排水の流出部となる内筒部と、外筒部と内筒部とを結ぶ底板部を有するトラップ本体と、外筒部と内筒部との間隙に上側から被せるように内筒部の上端面に着座させた碗と、を備えた碗トラップの補修用キットであって、内筒部の外周面を覆うと共に熱収縮性チューブで構成された内筒アウターカバーと、内筒部の内周面を覆う筒状のカバー本体と内筒部の上端面に着座するフランジ部とを有する内筒インナーカバーと、を備え、フランジ部は、碗の着座位置を嵩上げして底板部の上面と碗の下端との間の流路幅を確保するためのスペーサと、を有していることを特徴とする
この構成によれば、内筒アウターカバーを内筒部に被せこれを加熱収縮させることで、内筒部の外周面を覆い、これを適切に補修することができる。この場合、内筒アウターカバーが熱収縮性チューブで構成されているため、各種外径の異なる内筒部に対し、その外径に合わせて内筒アウターカバーを施工することができる。また、熱収縮性チューブ(内筒アウターカバー)は、内筒部の外面に密着した状態に施工されるため、錆コブ等の突出部があっても、内筒部の外径が極端に大きくなるのを抑制することができる。さらに、熱収縮性チューブ(内筒アウターカバー)は、市販のドライヤー等で簡単に収縮させることができると共に、収縮後の不要部分をカッター等により簡単に切除することができ、施工性を損なうことがない。なお、熱収縮性チューブは、収縮状態を見越して幾分大きめのものを用いると共に、収縮後に内筒部の上端(実際には後述するフランジ部)から突出した部分は、カッターで切除することが好ましい。
また、この構成によれば、内筒インナーカバーを内筒部に装着することで、内筒部の内周面および上端面を覆い、これを適切に補修することができる。特に、内筒インナーカバーのフランジ部により、内筒部の欠損部分を補完し、底板部の上面と碗の下端との間の流路幅を確保することができる。なお、上述したように内筒部の内径は略50mmとなっており、内筒インナーカバーの外径は、50mmよりわずかに細径とする。また、内筒インナーカバーの下端は、これに接続される排水管が交換可能であることから、配管接続部の部分まで達する長さとすることが好ましい。
さらに、この構成によれば、スペーサにより、内筒部の欠損部分を補完し、底板部の上面と碗の下端との間の流路幅を確保することができる。なお、スペーサは1枚でもよいが複数枚とすることが好ましい。例えば、2枚とする場合には、薄手のもの(3mm程度)と厚手のもの(5mm程度)とを用意しておく方法と、薄手のもの(2mm程度)を複数枚用意しておく方法とがある。
内筒部の内周面に塗布され、内筒インナーカバーを内筒部の内周面に接着する接着剤を兼ねた防錆塗料を、更に備えることが好ましい
排水の流入部となる外筒部と、排水の流出部となる内筒部と、外筒部と内筒部とを結ぶ底板部を有するトラップ本体と、外筒部と内筒部との間隙に上側から被せるように内筒部の上端面に着座させた碗と、を備えた碗トラップの補修キットであって、内筒部の外周面を覆うと共に熱収縮性チューブで構成された内筒アウターカバーと、底板部から内筒部に至る湾曲立上がり部の内面を覆うと共にアウターカバーの下端部とオーバーラップするボトムカバーと、を備えたことを特徴とする
この構成によれば、内筒アウターカバーを内筒部に被せこれを加熱収縮させることで、内筒部の外周面を覆い、これを適切に補修することができる。この場合、内筒アウターカバーが熱収縮性チューブで構成されているため、各種外径の異なる内筒部に対し、その外径に合わせて内筒アウターカバーを施工することができる。また、熱収縮性チューブ(内筒アウターカバー)は、内筒部の外面に密着した状態に施工されるため、錆コブ等の突出部があっても、内筒部の外径が極端に大きくなるのを抑制することができる。さらに、熱収縮性チューブ(内筒アウターカバー)は、市販のドライヤー等で簡単に収縮させることができると共に、収縮後の不要部分をカッター等により簡単に切除することができ、施工性を損なうことがない。なお、熱収縮性チューブは、収縮状態を見越して幾分大きめのものを用いると共に、収縮後に内筒部の上端(実際には後述するフランジ部)から突出した部分は、カッターで切除することが好ましい。
また、この構成によれば、湾曲立上がり部にボトムカバーを装着することで、薄肉化した湾曲立上がり部の内面を適切に被覆(補修)することができる。また、ボトムカバーと内筒アウターカバーとをオーバーラップさせることで、施工後の排水の流れを円滑にすることができると共に、内筒アウターカバーによりボトムカバーの上端部が押さえられるため、ボトムカバーを安定に取り付けることができる。
湾曲立上がり部に塗布され、ボトムカバーを湾曲立上がり部に接着する接着剤を兼ねた防錆塗料を、更に備えることが好ましい。
以上のように、本発明の本発明の碗トラップの補修方法および補修用キットによれば、内筒部を補修する内筒アウターカバーに熱収縮性チューブを用いるようにしているため、各種外径の異なる内筒部に汎用的に対応されることができると共に、内筒部の外径が極端に大きくなるのを抑制しつつ、内筒部を適切且つ簡単に補修することができる。
以下、本発明の一実施形態に係る碗トラップの補修方法および補修用キットについて説明する。図1は、浴室に施工された既設の碗トラップの断面図であり、 同図に示すように、碗トラップ1は、上面を浴室床aに露出させたストレーナ部2、ストレーナ部2の下側に連なる鍔付のトラップ本体3と、トラップ本体3の内部に上側から被せた碗4とで構成されている。ストレーナ部2の上面は浴室床aに開放される一方、トラップ本体3には、下側から雑排水管(呼び径50mm)bが接続されている。
一方、浴室のコンクリートスラブcには円形開口dが形成され、鍔部22を円形開口dの縁部に載置するようにして、トラップ本体3が円形開口dに投入されている。鍔部22の上側には防水層eが施工され、防水層eの上側にはこれを押さえる保護モルタルfが施工されている。さらに、保護モルタルfの上側には、シンダーコンクリートgを介してタイル等の仕上げ材hが施工されている。そして、ストレーナ部2は、その上面が仕上げ材hの上面と面一となるように施工されている。
ストレーナ部2は、上端部に設けた目皿(ストレーナ)11と、目皿11を着脱自在に保持する環状の目皿ホルダ12と、目皿ホルダ12の下側に連なる調整用短管13と、で構成されている。調整用短管13は、上端部で目皿ホルダ12の下部にねじ接合され、下端部でトラップ本体3の上部に浅く挿入されている。トラップ本体3には、調整用短管13の下端部に度当たりする調整ねじ26が設けられており、この調整ねじ26により、ストレーナ部2は、高さ調整(仕上げ材と面一)した状態でトラップ本体3に固定されている。なお、調整ねじ26 に代えて、トラップ本体(外筒部21)3と調整用短管13とをねじ接合する形態やシール部材を介してスライド可能に接合する形態もある。
トラップ本体3は、排水の流入側となる外筒部21と、外筒部21の上部外周面から径方向外側に延びるフランジ状の鍔部22と、排水の流出側となる内筒部23と、外筒部21と内筒部23とを連結する底板部24と、底板部24から下側に延びると共に内筒部23に連通する配管接続部25と、で一体に形成されている。外筒部21の上端部には、上記の調整ねじ26が螺合し、また鍔部22に近接して複数の小穴(水抜き孔)27が形成されている。この小穴27により、防水層eの上側に漏れ出た排水がトラップ本体3に流入するようになっている。
内筒部23は、外筒部21と所定間隙を存してこれに略平行に立ち上がっており、その上端が外筒部21の上端より十分に低くなるように形成されている。そして、内筒部23の内径は、上記の雑排水管bと合致する口径(50mm)に形成されている。配管接続部25には、下側から雑排水管bがねじ接合されており、配管接続部25に雑排水管bを取り付けた状態で、雑排水管bと内筒部23との軸心が合致するようになっている。
碗4は、釣鐘状に形成され、上面中央に設けた突起部31にリフトリング32を取り付けて、構成されている。碗4の内側には、複数枚の載置リブ33が一体に形成されており、碗4は、この載置リブ33の部分で内筒部23の上端に載置されている。すなわち、碗4は、複数枚の載置リブ33間に排水流路を確保した状態で、外筒部21と内筒部23との間隙に上側から被せるようして内筒部23の上端面に着座している。そして、この状態で碗4の下端と内筒部23の上端との間に、いわゆる封水深(実施形態のものは50mm)Hが構成されている。ちなみに、建築基準法上の封水深は、50mm〜100mmとなっている。
浴室床aの排水は、ストレーナ部2の目皿11により毛髪等を濾過され、調整用短管13を介してトラップ本体3に流入する。トラップ本体3に流入した排水は、外筒部21と碗4との間隙を流下し、底板部24で上方にUターンして内筒部23と碗4との間隙を上昇し、さらに内筒部23の上端を越え内筒部23の内側から雑排水管bに流下する。また、外筒部21と内筒部23との間隙には常時、封水深Hに基づく排水溜りが確保され、雑排水管bからの臭気等を遮断する。
このように構成された既設の碗トラップ1は腐食を考慮し、例えばストレーナ部2をクロム鍍金製とし、トラップ本体3および碗4を鋳鉄製としている。或いは、碗トラップ1全体をステンレス製としている。しかし、永年の使用により、図示では省略したが、特に内筒部23の外周面23a、および底板部24から内筒部23に至る湾曲立上がり部28は、極端に腐食される。同様に、内筒部23の上端面23bも腐食される。また、外筒部21の内周面21aや内筒部23の内周面23cも、上記の部位ほどではないが、腐食される。腐食の状態は、錆や錆コブの発生は元より、内筒部23の上端部23bでは欠損が生じ、湾曲立上がり部28では排水の流れにより表面が削られて薄肉化する。
次に、このように腐食のすすんだ既設の碗トラップ1を補修するための、補修用キットおよびこれを用いた補修方法について、詳細に説明する。
図2に示すように、補修用キットは、上記の湾曲立上がり部28を覆うボトムカバー41と、内筒部23の外周面23aを覆う内筒アウターカバー42と、内筒部23の上端面23bおよび内周面23cを覆う内筒インナーカバー43と、トラップ本体3の内面に塗布する防錆塗料(図6ないし図8参照)44と、を備えている。防錆塗料44は、コーティング剤(防水性)や接着剤を兼ねたものであり、詳細は後述するが、コーティング剤(缶入り:低粘性)として使用する場合と接着剤(チューブ入り:高粘性)として使用する場合と、に使い分けるようになっている。なお、この防錆塗料44の低粘性/高粘性の使い分けは、絶対的なものではなく、いずれか一方に使用を限定してもよい。
図3に示すように、内筒アウターカバー42は、内筒部23の外径よりひと回り大きな径(内径)の熱収縮性チューブで構成されており、長尺の原材から熱収縮後の長さを考慮し切り取って用いる。具体的には、内筒部23の外周面23aにおける覆うべき部分の長さより十分長い寸法に切り取り、熱収縮させた後に不要部分をカッターKで切り取るようにしている。したがって、補修用キットとしての内筒アウターカバー42は、ロール状に巻回した長尺のものが用意されている。
図4に示すように、ボトムカバー41は、ABS樹脂等の樹脂製のものであり、湾曲立上がり部28の内面形状に倣って、スカート部51とスカート部51の上側に連なる立上がり部52とで一体に形成されている。立上がり部52の上部には、段部53を介して環状の薄肉部54が形成されており、この薄肉部54に内筒アウターカバー42の下端部が重なるように(オーバーラップ)して施工される。この場合、段部53は、内筒アウターカバー42の下端を位置決めする機能を有し、薄肉部54は、施工後の内筒アウターカバー42と薄肉部54を除く立ち上がり部52との段差を極力少なくする機能を有している。これにより、ボトムカバー41から内筒アウターカバー42にかけての排水の円滑な流れが維持される。
図5に示すように、内筒インナーカバー43は、内筒部23の内周面23cを覆う筒状のカバー本体61と、内筒部23の上端面23bに着座するフランジ部62とを有し、いずれの構成部品も、ABS樹脂等の樹脂で形成されている。カバー本体61は、内筒部23の内径よりわずかに細径(外径)に形成され、また内筒部23に装着した状態でその下端が配管接続部25の位置まで達する長さに形成されている。フランジ部62は、カバー本体61と一体に形成されたフランジ部本体63と、フランジ部本体63の上側に重ねて接着されるリング状のスペーサ64と、さらにスペーサ64の上側に重ねて接着されるリング状のトップカバー65と、で構成されている。
フランジ部本体63は、その外径が内筒部23の上端部外径と略同一になるように形成され、内径がカバー本体61の内径と同一なるように形成されている。同様に、フランジ部本体63の外径とスペーサ64およびトップカバー65の外径とが同径になるように、またフランジ部本体63の内径とスペーサ64およびトップカバー65の内径とが同径になるように形成されている。したがって、カバー本体61、フランジ部本体63、スペーサ64およびトップカバー65を一体に組み付けた(接着した)内筒インナーカバー43は、上端部に厚手のフランジを有する筒体の形状となる。
トップカバー65の下面には、その径方向中間部に位置決め用の第1環状凸部65aが形成されている。同様に、スペーサ64の上面には第1環状凸部65aに対応する第1環状凹部64aが、下面には第2環状凸部64bが形成されている。さらに、フランジ部本体63の上面には、第2環状凸部64bに対応する第2環状凹部63aが形成されている。第1環状凸部65aと第1環状凹部64aとは相補的形状に形成され、また第2環状凸部64bと第2環状凹部63aとは相補的形状に形成されている。したがって、フランジ部本体63の第2環状凹部63aにスペーサ64の第2環状凸部64bが嵌合し、スペーサ64の第1環状凹部64aにトップカバー65の第1環状凸部65aが嵌合することで、フランジ部本体63、スペーサ64およびトップカバー65が、位置決め状態で接着されるようになっている。
スペーサ64は、補修用キットとして3mm厚(図示のもの)と5mm厚との2種類のものが用意されており、内筒部23の上端部の欠損状態により碗4の着座位置を適宜嵩上げすべく、使い分けるようにしている。すなわち、底板部24の上面と碗4の下端との間の流路幅Wを確保できるように、使用するスペーサ64を選択するようになっている。したがって、内筒部23に欠損が生じていない場合にはスペーサ64を省略し、欠損の程度に応じて2種類のスペーサ64を使い分けるようにしている。また、欠損が極端な場合には、2種類のスペーサ64の両方を使用することも可能である。なお、上記2種類のスペーサ64に代えて、例えば2mm厚(或いは3mm厚)のスペーサを複数枚用意しておくようにしてもよい。
次に、図6ないし図9を参照して、碗トラップ1の補修方法について説明する。既設の碗トラップ1を補修する場合には、先ず浴室床aの碗トラップ1廻りの養生を行うと共に、碗トラップ1から碗4および目皿11を外し内部の水抜きを行う(図6(a))。続いて、ドライヤー等で碗トラップ1の内部を乾燥させ、ワイヤーブラシにより錆落としを行う(図6(b))。錆落としは、浮き錆や汚れを落とす程度とし、タガネ等で錆コブを除去する等、トラップ本体3内部の欠損を誘発する行為は避けるようにする。
次に、落とした錆等を掃除機で吸い取った後、上記缶入りの防錆塗料44をトラップ本体3の内部にまんべんなく刷毛塗りする(図6(c))。具体的には、外筒部21の内周面21a、底板部24の内面、内筒部23の外周面23a、内筒部23の上端面23bおよび内筒部23の内周面23cに、防錆塗料44を刷毛塗りする。なお、刷毛塗りの終了段階では、塗り残しがないか確認用鏡で確認することが、好ましい。一方、この刷毛塗りと相前後して、内筒部23の欠損状態を観察し、必要であればスペーサ64を選択する。そして、一体に形成したカバー本体61およびフランジ部本体63に、選択したスペーサ64およびトップカバー65を接着(粘着)して、内筒インナーカバー43を組み立てておく(図7(d))。なお、この接着も上記の防錆塗料44で行う(但し、この場合にはチューブ入りのものを使用する)。
次に、内筒インナーカバー43のカバー本体61の外周面およびフランジ部本体63の内面にかけて上記の防錆塗料44を塗布(図7(e))した後、これを内筒部23に挿入装着する(図7(f))。続いて、ボトムカバー41の内面に、同様に防錆塗料44を塗布(図8(g))した後、これを湾曲立ち上がり部28に装着する(図8(h))。ボトムカバー41を装着したら、次に所望の長さに切断した内筒アウターカバー42を、内筒部23に被せる(図8(i))。ここで、内筒アウターカバー42の下端をボトムカバー41の段部53に突き当てるようにして位置決めし、ドライヤー等で内筒アウターカバー42に熱風を当てこれを熱収縮させる(図9(j))。なお、熱収縮が均一に為されるように、熱風を周方向おいて均一に当てるようにする。また、この作業は、上記の位置決めを考慮し、熱収縮が下端部から為されるよう内筒アウターカバー42の下端部から開始する。そして最後に、内筒アウターカバー42の上端部に生ずる不要部分を、カッター等によりトップカバー65の上端位置で切断する(図9(k))。
以上のように、本実施形態によれば、既設の碗トラップ1において、特に腐食の激しい内筒部23の外周面23aおよび湾曲立上がり部28を、防錆塗料44を介して内筒アウターカバー42およびボトムカバー41で覆うと共に、内筒部23の上端面23bおよび内筒部23の内周面23cを、防錆塗料44を介して内筒インナーカバー43で覆うようにしているため、碗トラップ1を適切に補修することができる。また、外筒部21の内周面21aを防錆塗料44でコーティングするようしているため、この部分も適切に補修することができる。また、この部分に、あえてカバーを設けていないため、従来技術のように小穴27から流入した排水がカバーの裏側に溜まってしまうことがない。
この場合特に、内筒アウターカバー42に熱収縮性チューブを用いているため、碗トラップ1により各種外径の異なる内筒部23に対し、その外径に合わせて内筒アウターカバー42を施工することができる。また、熱収縮性チューブ(内筒アウターカバー42)は、内筒部23の外周面23aに密着した状態に施工されるため、錆コブ等の突出部があっても、内筒部23の外径が極端に大きくなるのを抑制することができ、封水用の排水溜まりが量的に少なくなるのを防止することができる。さらに、熱収縮性チューブ(内筒アウターカバー42)は、市販のドライヤー等で簡単に収縮させることができると共に、収縮後の不要部分をカッター等により簡単に切除することができ、施工性を損なうことがない。
一方、内筒インナーカバー43にスペーサ64を組み込み可能とているため、内筒部23の上端面23bに欠損を生じていても、上記の流路幅Wを確保することができ、排水の円滑な流れが阻害されることがない。なお、碗4は、腐食の度合いにより清掃してそのまま使用してもよいし、新しいものに交換してもよい。新しいものに交換する場合には、黄銅製の碗とすることが好ましい。黄銅製の碗は、薄肉で重量があり、封水部分の排水貯留量が減ずることもなく、且つ雑排水管b側からの空気圧変動により浮き上がって封水切れを生ずるおそれもない。また、交換する新しい碗においては、上記既存の碗4と異なりその載置リブ33の位置決め段部を内側に形成することが好ましい。
実施形態の補修対象物である既設の碗トラップの断面図である。 碗トラップの補修状態を示す断面図である。 補修用キットに備えた内筒アウターカバーの斜視図である。 補修用キットに備えたボトムカバーの半部断面図である。 補修用キットに備えた内筒インナーカバーの半部断面図である。 碗トラップの補修方法を表した説明図(1)である。 碗トラップの補修方法を表した説明図(2)である。 碗トラップの補修方法を表した説明図(3)である。 碗トラップの補修方法を表した説明図(4)である。
符号の説明
1 碗トラップ 2 ストレーナ部
3 トラップ本体 4 碗
21 外筒部 21a 内周面
23 内筒部 23a 外周面
23b 上端面 23c 内周面
24 底板部 25 配管接続部
28 湾曲立上がり部 41 ボトムカバー
42 内筒アウターカバー 43 内筒インナーカバー
44 防錆塗料 61 カバー本体
62 フランジ部 63 フランジ部本体
64 スペーサ 65 トップカバー
H 封水深 W 流路幅

Claims (9)

  1. 排水の流入部となる外筒部と、排水の流出部となる内筒部と、前記外筒部と前記内筒部とを連結する底板部有するトラップ本体と、前記外筒部と前記内筒部との間隙に上側から被せるように前記内筒部の上端面に着座させた碗と、を備えた碗トラップの補修方法において、
    前記トラップ本体の内部を清掃する清掃工程と、
    前記清掃工程の後、熱収縮性チューブで構成した内筒アウターカバーを前記内筒部に被せこれを加熱収縮させて前記内筒部の外周面を覆うアウター被覆工程と、
    前記内筒部の内周面を覆う筒状のカバー本体と前記内筒部の上端面に着座するフランジ部とを有する内筒インナーカバーを、前記内筒部に装着して前記内筒部の内周面および上端面を覆うインナー被覆工程と、を備えると共に、
    前記フランジ部は、前記碗の着座位置を嵩上げして前記底板部の上面と前記碗の下端との間の流路幅を確保するためのスペーサを有し、
    前記インナー被覆工程に先立ち、前記フランジ部に前記スペーサを組み込むスペーサ組込み工程、を備えたことを特徴とする碗トラップの補修方法。
  2. 排水の流入部となる外筒部と、排水の流出部となる内筒部と、前記外筒部と前記内筒部とを連結する底板部を有するトラップ本体と、前記外筒部と前記内筒部との間隙に上側から被せるように前記内筒部の上端面に着座させた碗と、を備えた碗トラップの補修方法において、
    前記トラップ本体の内部を清掃する清掃工程と、
    前記清掃工程の後、熱収縮性チューブで構成した内筒アウターカバーを前記内筒部に被せこれを加熱収縮させて前記内筒部の外周面を覆うアウター被覆工程と、
    前記アウター被覆工程に先立ち、
    前記底板部から前記内筒部に至る湾曲立上がり部の内面を覆うと共に前記内筒アウターカバーの下端部とオーバーラップするボトムカバーを、前記湾曲立上がり部に装着するボトムカバー装着工程と、を備えたことを特徴とする碗トラップの補修方法。
  3. 前記ボトムカバー装着工程に先立ち、
    前記湾曲立上がり部に、前記ボトムカバーの接着剤を兼ねる防錆塗料を塗布する塗装工程を、更に備えたことを特徴とする請求項2に記載の碗トラップの補修方法。
  4. 前記内筒部の内周面を覆う筒状のカバー本体と前記内筒部の上端面に着座するフランジ部とを有する内筒インナーカバーを、前記内筒部に装着して前記内筒部の内周面および上端面を覆うインナー被覆工程を、更に備え、
    前記インナー被覆工程および前記ボトムカバー装着工程の後、前記アウター被覆工程が行われ、
    且つ前記アウター被覆工程において、加熱収縮後の前記内筒アウターカバーの上端が前記内筒インナーカバーを越えるように施工すると共に、この越えた部分を切り離すことを特徴とする請求項2または3に記載の碗トラップの補修方法。
  5. 前記インナー被覆工程に先立ち、
    前記内筒部の内周面に、前記内筒インナーカバーの接着剤を兼ねる防錆塗料を塗布する塗装工程を、更に備えたことを特徴とする請求項1または4に記載の碗トラップの補修方法。
  6. 排水の流入部となる外筒部と、排水の流出部となる内筒部と、前記外筒部と前記内筒部とを結ぶ底板部を有するトラップ本体と、前記外筒部と前記内筒部との間隙に上側から被せるように前記内筒部の上端面に着座させた碗と、を備えた碗トラップの補修用キットであって、
    前記内筒部の外周面を覆うと共に熱収縮性チューブで構成された内筒アウターカバーと、
    前記内筒部の内周面を覆う筒状のカバー本体と前記内筒部の上端面に着座するフランジ部とを有する内筒インナーカバーと、を備え、
    前記フランジ部は、前記碗の着座位置を嵩上げして前記底板部の上面と前記碗の下端との間の流路幅を確保するためのスペーサと、を有していることを特徴とする碗トラップの補修用キット
  7. 前記内筒部の内周面に塗布され、前記内筒インナーカバーを前記内筒部の内周面に接着する接着剤を兼ねた防錆塗料を、更に備えたことを特徴とする請求項6に記載の碗トラップの補修用キット。
  8. 排水の流入部となる外筒部と、排水の流出部となる内筒部と、前記外筒部と前記内筒部とを結ぶ底板部を有するトラップ本体と、前記外筒部と前記内筒部との間隙に上側から被せるように前記内筒部の上端面に着座させた碗と、を備えた碗トラップの補修用キットであって、
    前記内筒部の外周面を覆うと共に熱収縮性チューブで構成された内筒アウターカバーと、
    前記底板部から前記内筒部に至る湾曲立上がり部の内面を覆うと共に前記アウターカバーの下端部とオーバーラップするボトムカバーと、を備えたことを特徴とする碗トラップの補修用キット。
  9. 前記湾曲立上がり部に塗布され、前記ボトムカバーを前記湾曲立上がり部に接着する接着剤を兼ねた防錆塗料を、更に備えたことを特徴とする請求項8に記載の碗トラップの補修用キット。
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