JP5717482B2 - 小便器用排水トラップ及び非水洗式小便器 - Google Patents
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Description
この流入口に連通し、前記尿が下方に流れる第1下降流路と、
この第1下降流路の下流端部に連通し、前記尿が上方に流れる上昇流路と、
この上昇流路の下流端部に連通し、前記尿が下方に流れる第2下降流路と、
この第2下降流路の下流端部に設けられた流出口とを備えた小便器用排水トラップであって、
前記上昇流路は下流端部における流路面積が上流端部における流路面積よりも小さく、
前記上壁部から下方に延びる隔壁部、この隔壁部の下端部から外側に向けて延びた連結部、この連結部の外周縁部から上方に延びる折返し部を有し、 前記流入口から流入した尿が、前記隔壁部、前記連結部、及び前記折返し部に囲まれた領域で下降から上昇に転じる対流を生じつつ、前記折返し部の上端部を乗り越えて前記第1下降流路を下方に流れることを特徴とする。
実施例1の小便器用排水トラップ(以下、「排水トラップ10」という。)は、図1及び図2に示すように、カートリッジ形態に形成され、非水洗式小便器1の便鉢部2の下端部に着脱自在に組み込まれている。非水洗式小便器1は、壁掛け式であり、トイレ室の壁面Wに係止され、固定されている。
実施例2の小便器用排水トラップ(以下、「排水トラップ30」という。)は、図4及び図5に示すように、カートリッジ形態に形成されている。この排水トラップ30も、実施例1と同様、非水洗式小便器1の便鉢部2の下端部に着脱自在に組み込むことができる。この排水トラップ30の非水洗式小便器1への組み込み構造は実施例1と同様であり、詳細な説明を省略する。
実施例3の小便器用排水トラップ(以下、「排水トラップ50」という。)は、図6及び図7に示すように、カートリッジ形態に形成されている。この排水トラップ50も、実施例1と同様、非水洗式小便器1の便鉢部2の下端部に着脱自在に組み込むことができる。この排水トラップ50は、本体部材57の構成が実施例1と相違する。他の構成は、実施例1と同様であり、同一の構成は同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
(1)実施例1〜3では、上昇流路は、上流側から下流側に向けて流路面積を徐々に小さくしたが、段階的に小さくしてもよい。また、上昇流路の中間部で流路面積が大きくなる部分を設けてもよい。
(2)実施例1及び3では、第2下降流路は、上流側から下流側に向けて流路面積を徐々に小さくしたが、段階的に小さくしてもよい。また、第2下降流路の中間部で流路面積が大きくなる部分を設けてもよい。
(3)実施例1〜3では、小便器用排水トラップが水平断面視の形状を円形状を基本として形成されているが、角形状等の非円形状であってもよい。この場合、小便器用排水トラップを収納する部分(収納容器等)は、その形状に合わせた形状にするとよい。
(4)実施例1〜3では、椀型のトラップ形状であったが、他の形状であってもよい。
2…便鉢部
10、30、50…(小便器用)排水トラップ
11、31…流入口
12、32、52…第1下降流路
13、33、53…上昇流路
14、34、54…第2下降流路
15、35、55…流出口
Claims (6)
- 尿が流入する流入口が貫設された上壁部と、
この流入口に連通し、前記尿が下方に流れる第1下降流路と、
この第1下降流路の下流端部に連通し、前記尿が上方に流れる上昇流路と、
この上昇流路の下流端部に連通し、前記尿が下方に流れる第2下降流路と、
この第2下降流路の下流端部に設けられた流出口とを備えた小便器用排水トラップであって、
前記上昇流路は下流端部における流路面積が上流端部における流路面積よりも小さく、
前記上壁部から下方に延びる隔壁部、この隔壁部の下端部から外側に向けて延びた連結部、この連結部の外周縁部から上方に延びる折返し部を有し、 前記流入口から流入した尿が、前記隔壁部、前記連結部、及び前記折返し部に囲まれた領域で下降から上昇に転じる対流を生じつつ、前記折返し部の上端部を乗り越えて前記第1下降流路を下方に流れることを特徴とする小便器用排水トラップ。 - 前記第2下降流路は上流端部における流路面積が前記流出口における流路面積よりも大きいことを特徴とする請求項1記載の小便器用排水トラップ。
- 前記上昇流路の下流端部における流路面積と、前記第2下降流路の上流端部における流路面積とを合わせた面積は、前記上昇流路の上流端部における流路面積と、前記流出口における流路面積とを合わせた面積よりも小さいことを特徴とする請求項1又は2記載の小便器用排水トラップ。
- 前記第2下降流路は垂直方向に延びており、前記上昇流路は、水平断面視において、この第2下降流路を中央に配置し、この第2下降流路の周囲を覆うように形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の小便器用排水トラップ。
- 前記第2下降流路は垂直方向に延びており、前記上昇流路は、水平断面視において、この第2下降流路を内側の一方向に偏った位置に配置していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の小便器用排水トラップ。
- 請求項1乃至5のいずれか1項記載の小便器用排水トラップを便鉢部の下端部に組み込んでいることを特徴とする非水洗式小便器。
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JP2011057611A JP5717482B2 (ja) | 2011-03-16 | 2011-03-16 | 小便器用排水トラップ及び非水洗式小便器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011057611A JP5717482B2 (ja) | 2011-03-16 | 2011-03-16 | 小便器用排水トラップ及び非水洗式小便器 |
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JP2012193531A JP2012193531A (ja) | 2012-10-11 |
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ID=47085672
Family Applications (1)
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JP2011057611A Active JP5717482B2 (ja) | 2011-03-16 | 2011-03-16 | 小便器用排水トラップ及び非水洗式小便器 |
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2011
- 2011-03-16 JP JP2011057611A patent/JP5717482B2/ja active Active
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