JP4572878B2 - 空気通路開閉装置 - Google Patents

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Description

本発明は、空気を流通する空気通路を開閉する空気通路開閉装置に関する。
従来技術として、下記特許文献1に開示された空気通路開閉装置がある。この空気通路開閉装置では、空調ケースに設けた開口部を開閉ドアで開閉するようになっており、開閉ドア本体の周縁部には、開閉ドアが開口部を閉じたときに弾性変形して、開閉ドア本体と空調ケースとの間の隙間を閉塞するためのシールリップが設けられている。
そして、このシールリップの先端には、複数個の凸部が、シールリップが延設された方向に間隔を空けて並設されている。これにより、比較的風速が速くなる開閉ドアの開口部開度が小さいときに、シールリップと空調ケースの開口部外縁部との間を通過した空気の流れを撹乱し、空気の渦列の発生を抑制して、異音の発生を抑制するようにしている。
特開2005−138629号公報
しかしながら、上記従来技術の空気通路開閉装置では、シールリップの先端に、シールリップが延設された方向に間隔を空けて複数の凸部が並設されているため、開閉ドアの開口部開度が小さいときには、複数の凸部同士の間を空気が流れ、空気流量の制御が困難であるという問題がある。
本発明は、上記点に鑑みてなされたものであり、開閉ドアの開口部開度が小さいときの異音発生を抑制できるとともに、開閉ドアの開口部開度が小さいときの空気流量の調節を容易に行うことが可能な空気通路開閉装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、
空気が流通する開口部(26、27)を有するとともに、内部に空気通路を形成するケース(21)と、
開口部(26、27)を開閉する開閉ドア(28)とを備え、
開閉ドア(28)は、
ドア板部(282)と、
ドア板部(282)の周縁に設けられて、開口部(26、27)を閉じたときにケース(211)に押圧されることで弾性変形し、ドア板部(282)とケース(211)との間を閉塞可能なシールリップ(284、285)とを有する空気通路開閉装置において、
開閉ドア(28)は、
ドア板部(282)の周縁に、前記周縁より外方に向かって突出するとともに、相互間に溝部(288、289)を形成しつつ前記周縁に沿って延設され、少なくとも1つは前記シールリップ(284、285)からなる3つ以上の突出部(284、285、286)を有し、
開口部(26、27)を開口したときに、3つ以上の突出部(284、285、286)の先端(284a、285a、286a)により決まる複数の溝部(288、289)のそれぞれの幅(W1、W2)は、隣り合う溝部(288、289)では異なることを特徴としている。
これによると、開閉ドア(28)が開口部(26、27)を開口しているときには、ドア板部(282)の周縁に設けられたシールリップ(284、285)を含む3つ以上の突出部(284、285、286)の間に形成された複数の溝部(288、289)は、隣り合う溝部(288、289)では幅(W1、W2)が異なっている。
したがって、開閉ドア(28)が開口部(26、27)を開き、その開度が小さく3つ以上の突出部(284、285、286)とケース(21)との間を流れる空気の風速が比較的速い場合であっても、幅(W1、W2)が不等な複数の溝部(288、289)により、空気の規則的な渦列の発生を抑制することができる。
これにより、開閉ドア(28)の開口部開度が小さい場合であっても、異音が発生することを抑制することができる。
また、空気の規則的な渦列の発生を抑制するためのシールリップ(284、285)以外の突出部(286)は、シールリップ(284、285)の先端側に設ける必要がないので、開閉ドア(28)が開口部(26、27)を開き、その開度が小さい場合であっても、空気流量の調節を精度よく行うことができる。
このようにして、開閉ドア(28)の開口部開度が小さいときの異音発生を抑制できるとともに、開閉ドア(28)の開口部開度が小さいときの空気流量の調節を容易に行うことができる。
また、請求項2に記載の発明では、前記3つ以上の突出部(284、2851、286)のうち、延設方向に直交する方向(X)における一端側の突出部(284)がシールリップ(284)であることを特徴としている。
これによると、3つ以上の突出部(284、2851、286)が並んだ方向(X)において、シールリップ(284)が端に配設されるので、シールリップ(284)が配設された側において、開口部(261)を閉塞する状態を容易に形成することができる。
また、請求項3に記載の発明では、請求項2に記載の発明において、
開閉ドア(28)は、回動軸(281)を中心にドア板部(282)を回動して開口部(261)を開閉するものであり、
前記3つ以上の突出部(284、2851、286)のうちシールリップ(284)を除く突出部(2851、286)は、先端(2851a、286a)の回動半径が、シールリップ(284)の先端(284a)の回動半径より小さいことを特徴としている。
これによると、回動軸(281)を中心にドア板部(282)を回動した場合に、シールリップ(284)の回動スペース内においてシールリップ(284)を除く突出部(2851、286)が回動する。したがって、シールリップ(284)を除く突出部(2851、286)が回動するためのスペースを設ける必要がなく、ケース(21)が大型化することを防止できる。
また、請求項4に記載の発明では、前記3つ以上の突出部(284、285、286)のうち、延設方向に直交する方向(X)における両端の突出部(284、285)がシールリップ(284、285)であることを特徴としている。
これによると、3つ以上の突出部(284、285、286)が並んだ方向(X)において、シールリップ(284、285)が両端に配設されるので、シールリップ(284、285)が配設された両側において、開口部(26、27)を閉塞する状態を容易に形成することができる。
また、請求項5に記載の発明では、請求項4に記載の発明において、
開閉ドア(28)は、回動軸(281)を中心にドア板部(282)を回動して開口部(26、27)を開閉するものであり、
前記3つ以上の突出部(284、285、286)のうち両端のシールリップ(284、285)を除く突出部(286)は、先端(286a)の回動半径(286R)が、両端のシールリップ(284、285)の先端(284a、285a)のそれぞれの回動半径(284R、285R)の大きい方より小さいことを特徴としている。
これによると、回動軸(281)を中心にドア板部(282)を回動した場合に、シールリップ(284、285)の回動半径が大きい方のシールリップの回動スペース内においてシールリップ(284、285)を除く突出部(2851、286)および回動半径が小さい方のシールリップが回動する。したがって、シールリップ(284、285)を除く突出部(286)が回動するためのスペースを設ける必要がなく、ケース(21)が大型化することを防止できる。
また、請求項6に記載の発明では、前記3つ以上の突出部(284、285、286)のうち両端のシールリップ(284、285)を除く突出部(286)は、先端(286a)が両端のシールリップ(284、285)の先端(284a、285a)同士を結ぶ平面(290)上もしくはその平面(290)よりも外方に突出していることを特徴としている。
これによると、深さが比較的深い複数の溝部(288、289)を確実に形成することができる。したがって、空気の規則的な渦列の発生を確実に抑制して、異音発生を確実に抑制することが可能である。
また、請求項7に記載の発明では、前記3つ以上の突出部(284、285、286)のうち、シールリップ(284、285)を除く突出部(286)には、延設方向における一部に切り欠け部(286c)が形成されていることを特徴としている。
これによると、切り欠け部(286c)を流れた空気により空気流れを撹乱して、規則的な渦列の発生を一層抑制することができる。
また、請求項8に記載の発明では、前記3つ以上の突出部(284、285、286)は、一体成形されていることを特徴としている。
これによると、シールリップ(284、285)の形成時に、シールリップ(284、285)を除く突出部(286)を容易に形成することができる。
なお、上記各手段に付した括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は、本発明を適用した一実施形態における空気通路開閉装置を採用した車両用空調装置の室内ユニット1の概略構成を示す縦断面図であり、図2および図3は、室内ユニット1内に設けられるエアミックスドア28の概略構造を示す断面図である。
図1に示すように、本実施形態の車両用空調装置の室内ユニット1は、車室内前方部の計器盤下方に図1に示す姿勢で設置され、大別して、送風ユニット10と空調ユニット20との2つの部分が並設されている。
送風ユニット10は、室内ユニット1内部に車室内の内気もしくは車室外の外気を吸引するためのものであって、車両幅方向(図1の紙面表裏方向)に図示しない内外気切替箱が配設されている。
送風ユニット10には、電動送風機11が備えられている。この送風機11は、遠心多翼ファン12と、ファン駆動用モータ13とを有し、遠心多翼ファン12はスクロールケーシング14内に配置されている。
送風ユニット10のスクロールケーシング14の空気流れ下流側には、スクロールケーシング14出口から延びる流路を構成するダクト部15が形成されている。このダクト部15は、送風ユニット10から送風された送風空気を後述する蒸発器22に導入するためのものである。このダクト部15により送風ユニット10の出口部が空調ユニット20の入口部に接続されている。
空調ユニット20は、1つの共通の空調ケース(本発明のケースに相当)21内に蒸発器(冷房用熱交換器、冷却用熱交換器)22とヒータコア(暖房用熱交換器、加熱用熱交換器)23とを内蔵するタイプのものである。
空調ケース21はポリプロピレンのような、ある程度弾性を有し、強度的にも優れた樹脂の成形品からなり、分割された複数のケース体からなる。この分割されたケース体は、上記熱交換器22、23、後述のドア等の機器を収納した後に、金属バネクリップ、ネジ等の締結手段により一体に結合されて空調ケース21を構成する。
なお、本実施形態では、空調ケース21は、スクロールケーシング14、ダクト部15とともに一体的に成形されている。
空調ケース21下方部の前方側の部位には、空気流入口24が設けられ、この空気流入口24には、前述の送風ユニット10から送風される空気がダクト部15を介して流入する。
空調ケース21内において、空気流入口24直後の部位に蒸発器22が空気通路の全域を横切るように配置されている。この蒸発器22は、周知のごとく冷凍サイクルの冷媒の蒸発潜熱を空気から吸収して空気を冷却する熱交換器(空気冷媒熱交換器)である。
そして、蒸発器22の空気流れ下流側(車両後方側)に、ヒータコア23が配置されている。このヒータコア23は、蒸発器22を通過した冷風を再加熱するものであって、その内部に高温のエンジン冷却水(温水)が流れ、この冷却水を熱源として空気を加熱するものである。
また、空調ケース21内で、ヒータコア23の上方側部位には、このヒータコア23をバイパスして空気(冷風)が流れるバイパス通路である冷風バイパス通路25が形成されている。
そして、ヒータコア23車両前方側においてヒータコア23を通過する空気が流入する第1開口部(本発明の開口部に相当)26、および冷風バイパス通路25上流端の第2開口部(本発明の開口部に相当)27には、ヒータコア23を通る空気(温風)と冷風バイパス通路25を通る空気(冷風)の風量割合を調整するエアミックスドア28が配置されている。エアミックスドア28は、空調ケース21に回動可能に支持された回転軸281と、回転軸281に結合された2枚の平板状のドア板部282、2821とにより構成される、所謂バタフライドアである。
ヒータコア23および冷風バイパス通路25の下流側(車両上方側)の部位には、冷風バイパス通路25からの冷風とヒータコア23からの温風とを合流させて、冷風と温風とを混合させる冷温風混合空間30が形成されている。
空調ケース21の上面部において、車両前方側の部位には、デフロスタ開口部31が開口している。このデフロスタ開口部31は冷温風混合空間30から温度制御された空気が流入するものである。デフロスタ開口部31は、図示しないデフロスタダクトを介してデフロスタ吹出口に接続され、この吹出口から、車両前面窓ガラスの内面に向けて風を吹き出す。
空調ケース21の上面部において、デフロスタ開口部31よりも車両後方側の部位には、フェイス開口部32が開口している。このフェイス開口部32は冷温風混合空間30から温度制御された空気が流入するものである。フェイス開口部32は、図示しないフェイスダクトを介してフェイス吹出口に接続され、この吹出口から車室内の乗員頭部に向けて風を吹き出す。
また、空調ケース21の側面部には、フット開口部33が開口している。このフット開口部33も冷温風混合空間30から温度制御された空気が流入するものである。このフット開口部33は、図示しないフットダクトを介してフット吹出口に接続され、この吹出口から車室内の乗員足元に向けて風を吹き出す。
空調ケース21内のデフロスタ開口部31とフェイス開口部32との間には、両開口部31、32を開閉するためのフェイスデフロスタドア34が配設されている。フェイスデフロスタドア34は、空調ケース21に回動可能に支持された回転軸341と、回転軸341に結合された1枚の平板状のドア板部342とにより構成される、所謂片持ちドアである。
また、空調ケース21内のフェイス開口部32とフット開口部33との間には、デフロスタ開口部31とフェイス開口部32とに連通する共通の開口部32Aおよびフット開口部33を開閉するためのフットドア35が配設されている。フットドア35は、空調ケース21に回動可能に支持された回転軸351と、回転軸351に結合された2枚の平板状のドア板部352、353とにより構成される、所謂バタフライドアである。
デフロスタ開口部31、フェイス開口部32およびフット開口部33は、2枚の吹出モードドアであるフェイスデフロスタドア34およびフットドア35により開閉され、設定された吹出モードに応じて各開口部31、32、33から送り出される風量割合が調節される。
上述の構成において、第1開口部26および第2開口部27は、本実施形態における開口部に相当し、エアミックスドア28は、これら両開口部26、27を開閉する開閉ドアに相当する。また、デフロスタ開口部31およびフェイス開口部32も、本実施形態における開口部に相当し、フェイスデフロスタドア34は、これら両開口部31、32を開閉する開閉ドアに相当する。また、共通の開口部32Aおよびフット開口部33も、本実施形態における開口部に相当し、フットドア35は、これら両開口部32A、33を開閉する開閉ドアに相当する。また、回転軸281、341、351は、本発明で言うところの回動軸に相当する。
そして、それぞれの開閉ドアのドア板部282、2821、342、352、353は、それぞれの周縁に、本発明を適用した特徴的構造を有するシール構造部を備えている。これらのシール構造部の構成は、いずれも同一としているので、以下エアミックスドア28を用いて、その構成を説明する。
前述したように、本実施形態のエアミックスドア28は、図2に回転図示したように、空調ケース21(図1参照)に回動可能に支持された回転軸281と、この回転軸281に直接接続され回転軸281の径外方向に延びる平板状のドア板部282、2821とを有し、ドア板部282、2821の周縁(周縁部)には、シール構造部283が形成されている(ドア板部2821側のシール構造部は図示省略)。
図3に要部拡大断面図を示すように、エアミックスドア28の矩形平板状のドア板部282は、第1開口部26(図1参照)を閉塞する際に第1開口部26側の面となる第1面282a、第2開口部27(図1参照)を閉塞する際に第2開口部27側の面となる第2面282b、および図示右方側先端部の端面(先端面)282cを有している。そして、シール構造部283は、ドア板部282の端面282cに形成されている。
前述したように、ドア板部282は矩形状をなしているので、図示右方先端側の端面282以外に、図示を省略した紙面表裏方向の側端側にも同様の端面(側端面)を有しており、これらの端面にも同様のシール構造部が形成されている。すなわち、図2および図3に断面を示すシール構造部283は、ドア板部282のコの字状となる周縁部に沿って延設されている。
シール構造部283は、第1シールリップ284、第2シールリップ285、補助リップ286および基部287から構成されている。基部287はドア板部282の端面282cに接合する部位であり、この基部287から第1シールリップ284、第2シールリップ285および補助リップ286が外方(図示右方)に向かって突出するように設けられている。
ドア板部282は、回転軸281とともに一体成形され、ポリプロピレン等の比較的弾性を有する硬質の樹脂製である。これに対し、シール構造部283は、第1シールリップ284、第2シールリップ285、補助リップ286および基部287が一体成形され、ドア板部282より弾性率が低い熱可塑性エラストマ製もしくはゴム製等である。
エアミックスドア28を製造するときには、回転軸281およびドア板部282を一体成形した後、この成形体を内部に配置した金型内でシール構造部283を成形し、シール構造部283の基部287をドア板部282の端面282cに接合して一体化している。
エアミックスドア28の要部は、具体的には、第1シールリップ284はドア板部282第1面282aより外方(図示上方)かつ端面282cより外方(図示右方)に向かって突出するように形成され、第2シールリップ285は第2面282aより外方(図示下方)かつ端面282cより外方(図示右方)に向かって突出するように形成されている。
第1シールリップ284の図示右方側の先端(ドア板部282延設方向における先端)284aより外側(ドア板部282厚さ方向(図示X方向)におけるシール構造部283としての外側)の面には、ドア板部282が第1開口部26(図1参照)を閉塞する際に、空調ケース21の開口周縁部211(図1、図4参照)に接触する凸形状のシール部284bが設けられている。
また、第2シールリップ285の図示右方側の先端(ドア板部282延設方向における先端)285aより外側(ドア板部282厚さ方向(図示X方向)におけるシール構造部283としての外側)の面には、ドア板部282が第2開口部27(図1参照)を閉塞する際に、空調ケース21の開口周縁部212(図1参照)に接触する凸形状のシール部285bが設けられている。
第1シールリップ284および第2シールリップ285は、ドア板部282の厚さ方向の中心を通る中心線282dを挟んで対称形状をなしている。すなわち、第1シールリップ284および第2シールリップ285は、基部287から外方に向かってV字状に突出するように形成されている。
そして、第1シールリップ284と第2シールリップ285との間には、基部287から外方(図示右方側)に向かって突出する補助リップ286が配設されている。補助リップ286は、厚さがほぼ均一な壁状に形成されており、厚さ方向の中心を通る中心線286dは、第2シールリップ285側にオフセットされている。
すなわち、ドア板部282の中心線282dと補助リップ286の中心線286dとは平行であるものの、中心線同士が一致しないように(不一致となるように)、補助リップ286は形成されている。
この配設位置関係により、第1シールリップ284と補助リップ286との間に形成された第1溝部288の幅W1と、第2シールリップ285と補助リップ286との間に形成された第2溝部289の幅W2とは、不等となっている。
本例では、第1シールリップ284、補助リップ286、および第2シールリップ285のそれぞれの厚さを約1mmとし、幅W1を約7mm、幅W2を約5mmとしている。
なお、図3から明らかなように、各溝部288、289の幅W1、W2は、第1シールリップ284の先端284aと補助リップ286の先端286aとの間隔、第2シールリップ285の先端285aと補助リップ286の先端286aとの間隔として定まるものである。
上述の構成を換言すれば、ドア板部282の周縁において、第1シールリップ284、補助リップ286、および第2シールリップ285は、ドア板部282の周縁より外方に向かって突出するとともに、相互間に溝部288、289を形成しつつ(相互に離間しつつ)ドア板部282周縁に沿って延設された3つの突出部として形成されている。そして、これら3つの突出部である第1シールリップ284、補助リップ286、および第2シールリップ285の先端284a、286a、285aにより決まる2つの溝部288、289のそれぞれの幅W1、W2が異なっている。
すなわち、3つの突出部である第1シールリップ284、補助リップ286、および第2シールリップ285の先端284a、286a、285aは、3つの突出部の延設方向に直交する方向(図示X方向、ドア板部282の厚さ方向)において、不等ピッチとなっている。
図2および図3から明らかなように、これら3つの突出部は、ドア板部282の第1面282a側から第2面282b側に向かって、第1シールリップ284、補助リップ286、第2シールリップ285の順に配置されており、3つの突出部のうち、ドア板部282周縁に沿った延設方向に直交する方向(図示X方向)における両端の突出部が第1、第2シールリップ284、285となっている。
そして、補助リップ286は、その先端286aが、図示X方向両端の第1シールリップ284の先端284aと第2シールリップ285の先端285aとを結ぶ平面290上に位置するように形成されている。
これに伴ない、図2に示すように、回転軸281の回動中心点281aから第1、第2シールリップ284、285の先端284a、285aまでの距離よりも、回転軸281の回動中心点281aから補助リップ286の先端286aまでの距離の方が小さくなっている。すなわち、補助リップ286は、先端286aの回動半径286Rが、第1シールリップ284の先端284aの回動半径284R(第2シールリップ285の先端285aの回動半径285Rに等しい)よりも小さくなっている。
次に、上記構成に基づき、本実施形態の要部における空気流れについて説明する。
エアミックスドア28が第1開口部26を閉塞したときには、シール構造部283の第1シールリップ284は、シール部284bが空調ケース21の開口周縁部211に押圧されて補助リップ286側に弾性変形し、第1シールリップ284が開口周縁部211に密着する。これにより、第1シールリップ284がエアミックスドア28ドア板部282と空調ケース21開口周縁部211との間を閉塞し、エバポレータ22から流出した冷風は、全量が第2開口部27に流入する。
一方、エアミックスドア28が第2開口部27を閉塞したときには、シール構造部283の第2シールリップ285は、シール部285bが空調ケース21の開口周縁部212に押圧されて補助リップ286側に弾性変形し、第2シールリップ285は開口周縁部212に密着する。これにより、第2シールリップ285がエアミックスドア28ドア板部282と空調ケース21開口周縁部212との間を閉塞し、エバポレータ22から流出した冷風は、全量が第1開口部26に流入してヒータコア23で再加熱される。
ここで、エアミックスドア28が第1開口部26を微小開度で開口した場合について説明する。図4に示すように、エアミックスドア28が第1開口部26を僅かに開いた場合には、エアミックスドア28のシール構造部283と空調ケース21の開口周縁部211との間に比較的風速の速い空気流れが発生する。
そして、第2シールリップ285、補助リップ286、第1シールリップ284のそれぞれの先端285a、286a、284aを通過するときに、主流から一部が剥離して空気流れの渦が形成される。
このとき発生する複数の渦からなる渦列は、第1溝部288の幅W1(図3参照)と第2溝部289の幅W2(図3参照)とが等しくないために、規則的な渦列となり難い。
エアミックスドア28が第2開口部27を微小開度で開口した場合には、エアミックスドア28のシール構造部283において、図4図示とは逆方向に空気流れが発生するが、第1開口部26を微小開度で開口した場合と同様のメカニズムにより、規則的な渦列は形成され難い。
上述の構成および作動によれば、エアミックスドア28が第1、第2開口部26、27のいずれを微小開度で開口した場合であっても、第1シールリップ284と補助リップ286との間に形成した第1溝部288の幅W1と第2シールリップ285と補助リップ286との間に形成した第2溝部289の幅W2とを異ならせたことにより、第1、第2溝部288、289の容積も異なり、空気の規則的な渦列の発生を抑制することができる。したがって、エアミックスドア28の開口部開度が小さい場合に、渦列に起因する異音発生を抑制することができる。
また、補助リップ286は、第1シールリップ284と第2シールリップ285との間に設けており、両シールリップ284、285の先端284a、285aには空気流れを撹乱するための突起部等を設けていない。したがって、エアミックスドア28の開口部開度が小さい場合であっても、微小空気流量の調節を精度よく行うことができる。
このようにして、エアミックスドア28の開口部開度が小さいときの異音発生を抑制できるとともに、精度のよい空気流量の調節を容易に行うことができる。
また、第1、第2シールリップ284、285は、図示X方向(ドア板部282板厚方向)における両端の突出部として形成されているので、第1、第2開口部26、27を閉塞する状態を容易に形成することができる。
また、補助リップ286は、その先端286aが、図示X方向両端の第1シールリップ284の先端284aと第2シールリップ285の先端285aとを結ぶ平面290上に位置するように形成され、補助リップ286先端286aの回動半径286Rが、第1シールリップ284の先端284aの回動半径284Rおよび第2シールリップ285の先端285aの回動半径285Rよりも小さくなっている。
これにより、第1、第2溝部288、289を比較的深く形成して、空気の規則的な渦列の発生を確実に抑制できる。さらに補助リップ286が空調ケース21に干渉することもない。
これは、補助リップ286を設けても、第1、第2シールリップ284、285の回動軌跡より外方に突出しないということであり、第1、第2シールリップ284、285の回動軌跡に基づいて空調ケース21を設定すればよい。補助リップ286のためだけに回動スペースを確保する必要がなく、空調ケース21の体格が大きくなることもない。したがって、空調ケース21の大型化に伴なう空調性能の低下や車両搭載スペースの拡大を防止することができる。
また、エアミックスドア28のシール構造部283は、第1、第2シールリップ284、285、補助リップ286および基部287を一体成形して形成されている。したがって、第1、第2シールリップ284、285の成形時に、補助リップ286を容易に設けることができる。
なお、ここでは、エアミックスドア28の構成および作動に基づく効果について説明したが、本実施形態のフェイスデフロスタドア34およびフットドア35においても同様の効果を奏することは言うまでもない。
(他の実施形態)
上記一実施形態では、エアミックスドア28のドア板部282の周縁に断面同一形状のシール構造部283を延設していた。すなわち、第1シールリップ284、第2シールリップ285、補助リップ286は、ドア板部282の周縁に断面が同一形状で連続する突出壁部の形態をなすように延設されていた。
しかしながら、補助リップは断面同一形状で連続する突出部でなくてもかまわない。例えば、図5に示すように、延設方向の一部に(所定間隔を空けた複数個所に)切り欠け部286cを設けた補助リップ286を採用してもよい。これによれば、幅の異なる溝部288、289の効果ばかりでなく、切り欠け部286cを流れた空気により空気流れを撹乱して、規則的な渦列の発生を一層抑制することが可能である。
また、上記一実施形態では、補助リップ286の先端286aを第1シールリップ284の先端284aと第2シールリップ285の先端285aとを結ぶ平面290上に配置して、第1、第2溝部288、289を比較的深く形成するとともに、補助リップ286先端286aの回動半径286Rが、第1シールリップ284の先端284aの回動半径284Rおよび第2シールリップ285の先端285aの回動半径285Rよりも小さくすることで、補助リップ286が空調ケース21に干渉することを防止していた。
しかしながら、補助リップ286の先端286a位置は平面290上に限定されるものではない。例えば、図6に示すように、補助リップ286の先端286aが第1シールリップ284の先端284aと第2シールリップ285の先端285aとを結ぶ平面290よりも外方に突出しており、かつ補助リップ286先端286aの回動半径286Rが、第1シールリップ284の先端284aの回動半径284R(第2シールリップ285の先端285aの回動半径285Rに等しい)よりも小さければよい。これによれば、深さが比較的深い第1、第2溝部288、289を確実に形成することができるとともに、補助リップ286が空調ケース21に干渉することを防止することができる。
また、第1シールリップ284の先端284aの回動半径284Rと第2シールリップ285の先端285aの回動半径285Rとが等しくない場合には(第1、第2シールリップの突出長さが異なる場合には)、補助リップ286先端286aの回動半径286Rは、回動半径284Rと回動半径285Rの大きいほうよりも小さければよい。
また、空調ケース21の大型化に不都合がなければ、補助リップ286先端286aの回動半径286Rが、第1シールリップ284の先端284aの回動半径284Rおよび第2シールリップ285の先端285aの回動半径285Rより大きくてもかまわない。
また、空気の規則的な渦列の発生を抑制して異音発生を所望のレベルにまで抑制することができるのであれば、補助リップ286の先端286a位置は平面290より内側(ドア板部282側、回転軸281側)であってもかまわない。
また、上記一実施形態では、第1シールリップ284と第2シールリップ285との間に1つの補助リップ286を設け、これら3つの突出部の間に第1溝部288および第2溝部289を形成していたが、突出部であるシールリップおよび補助リップの数は3つに限定されるものではない。シールリップを含む4つ以上の突出部の間に3つ以上の溝部を形成するものであってもよい。この場合には、少なくとも隣り合う溝部の幅が異なれば、空気の規則的な渦列の発生を抑制することができる。
例えば、図7に示すように、第1シールリップ284と第2シールリップ285との間に2つの補助リップ2861、2862を設け、これら4つの突出部の間に3つの溝部2881、2882、2883を形成するものであってもよい。この場合には、溝部2882の幅W3と溝部2882の幅W4とが異なり、溝部2882の幅W4と溝部2883の幅W5とが異なるものであればよい。このように隣り合う溝部の幅が異なれば、例えば溝部2881の幅W3と溝部2883の幅W5とは同一であってもかまわない。
また、上記一実施形態では、シール構造部283は2つのシールリップ284、285を有していたが、3つ以上の突出部のうち、少なくとも1つがシールリップであればかまわない。3つ以上の突出部により形成される2つ以上の溝部の幅が隣り合うものにおいて異なるものであればよい。また、3つ以上の突出部のうち、突出部延設方向に直交する方向における一端側にシールリップを配設することが好ましい。さらに、3つ以上の突出部のうちシールリップを除く突出部は、先端の回動半径が、シールリップの先端の回動半径より小さいことが好ましい。
例えば、図8に示すように、1つのシールリップ284と2つの補助リップ2851、286とで3つの突出部を構成するシール構造部を開閉ドア28に採用するものでもかまわない。この場合には、シールリップ284と補助リップ286との間に形成される溝部288の幅と、補助リップ286と補助リップ2851との間に形成される溝部2891の幅とが異なるものであればよい。
なお、図8に示すように、シールリップ284は、3つの突出部のうち、突出部延設方向に直交する方向Xにおける一端側に配置されることが好ましい。これによれば、シールリップ284が配設された側において、開口部261を閉塞する状態を容易に形成することが可能である。
また、2つの補助リップ2851、286は、先端2851a、286aの回動半径が、シールリップ284の先端284aの回動半径より小さくなるように設定すれば、シールリップ284の回動スペース内において補助リップ2851、286を回動することができる。したがって、補助リップ2851、286が空調ケースに干渉することがなく、補助リップ2851、286回動のためだけにスペースを設ける必要がなく、空調ケースが大型化することを防止できる。
また、上記一実施形態では、第1、第2シールリップ284、285はと補助リップ286とは一体成形されていたが、別体であってもかまわない。例えば、補助リップ286は、ドア板部282と一体成形された樹脂製であってもかまわない。
また、上記一実施形態では、開閉ドアであるエアミックスドア28のドア板部282の先端側および側端側からなるコの字状の周縁部の全域に同一形状のシール構造部283を延設していたが、補助リップを部分的に設けるものであってもよい。空調ケースの開口外延部との隙間に空気が流れたときに、空気の渦列が発生しやすい部位のみに補助リップを設けるものであってもよい。例えば、矩形状のドア板部の側端部側のみに補助リップを設けてもよいし、先端部側のみに補助リップを設けるものであってもよい。
また、上記一実施形態では、開閉ドアとしてのエアミックスドア28およびフットドア35は所謂バタフライドアであり、開閉ドアとしてのフェイスデフロスタドア34は所謂片持ちドアであったが、開閉ドアはこれらの形態(回転軸の径外方向にドア板部が延設される形態)に限定されるものではない。
例えば、図9に示すように、ドア板部1282が回転軸1281を中心とする円周方向に延びるロータリドア128において、ドア板部1282の周縁にシール構造部283を形成し、シールリップおよび補助リップからなる突出部をドア板部1282の周縁からドア板部1282延在方向に直交する方向の外方に突出させたものであってもよい。また、スライドドアに本発明を適用するものであってもよい。
また、上記一実施形態では、エアミックスドアおよび吹出モードドアに本発明を適用した場合について説明したが、他の開閉ドアに適用しても有効である。例えば、内外気切替箱の内外気切替ドアに本発明を適用するものであってもよい。
また、上記一実施形態では、車両用空調装置の空気通路開閉装置に本発明を適用したものであったが、他の空気通路開閉装置であっても適用して有効である。例えば、定置式の家庭用、店舗用、工場用等の空調装置に適用するものであってもといし、空調装置以外の通風ダクト等に適用するものであってもよい。
本発明を適用した一実施形態における車両用空調装置の室内ユニット1の概略構成を示す縦断面図である。 室内ユニット1内に設けられるエアミックスドア28の概略構造を示す断面図である。 エアミックスドア28の要部拡大断面図である。 エアミックスドア18の要部の空気流れを説明する断面図である。 他の実施形態における開閉ドアの要部拡大断面図である。 他の実施形態における開閉ドアの要部拡大断面図である。 他の実施形態における開閉ドアの要部拡大断面図である。 他の実施形態における開閉ドアの要部拡大断面図である。 他の実施形態における開閉ドアの断面図である。
符号の説明
21 空調ケース(ケース)
26 第1開口部
27 第2開口部
28 エアミックスドア(開閉ドアの1つ)
211、212 開口外縁部(ケースの一部)
281 回転軸(回動軸)
282 ドア板部
283 シール構造部
284 第1シールリップ(シールリップ、突出部)
284a 先端(第1シールリップの先端)
285 第2シールリップ(シールリップ、突出部)
285a 先端(第2シールリップの先端)
286 補助リップ(突出部)
286a 先端(補助リップの先端)
288 第1溝部(溝部)
289 第2溝部(溝部)
W1 第1溝部の幅
W2 第2溝部の幅

Claims (8)

  1. 空気が流通する開口部(26、27)を有するとともに、内部に空気通路を形成するケース(21)と、
    前記開口部(26、27)を開閉する開閉ドア(28)とを備え、
    前記開閉ドア(28)は、
    ドア板部(282)と、
    前記ドア板部(282)の周縁に設けられて、前記開口部(26、27)を閉じたときに前記ケース(211)に押圧されることで弾性変形し、前記ドア板部(282)と前記ケース(211)との間を閉塞可能なシールリップ(284、285)とを有する空気通路開閉装置において、
    前記開閉ドア(28)は、
    前記ドア板部(282)の周縁に、前記周縁より外方に向かって突出するとともに、相互間に溝部(288、289)を形成しつつ前記周縁に沿って延設され、少なくとも1つは前記シールリップ(284、285)からなる3つ以上の突出部(284、285、286)を有し、
    前記開口部(26、27)を開口したときに、前記3つ以上の突出部(284、285、286)の先端(284a、285a、286a)により決まる複数の前記溝部(288、289)のそれぞれの幅(W1、W2)は、隣り合う前記溝部(288、289)では異なることを特徴とする空気通路開閉装置。
  2. 前記3つ以上の突出部(284、2851、286)のうち、前記延設方向に直交する方向(X)における一端側の前記突出部(284)が前記シールリップ(284)であることを特徴とする請求項1に記載の空気通路開閉装置。
  3. 前記開閉ドア(28)は、回動軸(281)を中心に前記ドア板部(282)を回動して前記開口部(261)を開閉し、
    前記3つ以上の突出部(284、2851、286)のうち前記シールリップ(284)を除く突出部(2851、286)は、先端(2851a、286a)の回動半径が、前記シールリップ(284)の先端(284a)の回動半径より小さいことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気通路開閉装置。
  4. 前記3つ以上の突出部(284、285、286)のうち、前記延設方向に直交する方向(X)における両端の前記突出部(284、285)が前記シールリップ(284、285)であることを特徴とする請求項1に記載の空気通路開閉装置。
  5. 前記開閉ドア(28)は、回動軸(281)を中心に前記ドア板部(282)を回動して前記開口部(26、27)を開閉し、
    前記3つ以上の突出部(284、285、286)のうち前記両端のシールリップ(284、285)を除く突出部(286)は、先端(286a)の回動半径(286R)が、前記両端のシールリップ(284、285)の先端(284a、285a)のそれぞれの回動半径(284R、285R)の大きい方より小さいことを特徴とする請求項4に記載の空気通路開閉装置。
  6. 前記3つ以上の突出部(284、285、286)のうち前記両端のシールリップ(284、285)を除く突出部(286)は、先端(286a)が前記両端のシールリップ(284、285)の先端(284a、285a)同士を結ぶ平面(290)上もしくは前記平面(290)よりも前記外方にあることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の空気通路開閉装置。
  7. 前記3つ以上の突出部(284、285、286)のうち、前記シールリップ(284、285)を除く突出部(286)には、前記延設方向における一部に切り欠け部(286c)が形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1つに記載の空気通路開閉装置。
  8. 前記3つ以上の突出部(284、285、286)は、一体成形されていることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1つに記載の空気通路開閉装置。
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