JP4570846B2 - 安全針アセンブリ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、流体採取または注入針と、医療器具を安全に包囲するヒンジ付き被覆部材を備えた医療器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
皮下注射針、血液採取針、流体処理針及びそれらのアセンブリなど、薬剤投与あるいは流体採取用の穿刺部材を備えた廃棄可能な医療器具には、安全で簡便な取り扱いが要求される。穿刺部材には、例えば、先の尖った針状カニューレあるいは鈍端カニューレなどがある。
【0003】
上述した医療具には、ハブまたはハブの近傍に一対の可撓プラスチック翼部が取り付けられることが多い。翼部は互いに係合するよう折り曲げ可能であり、これによって、針状カニューレを把持操作するのに便利な握り部が形成されている。翼部は互いに離間するように回動可能であり、また、患者の肌に接するようテーピングも可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
針状カニューレが誤って肌に刺さるのは、痛みを伴うものであり、感染症の原因ともなる。したがって、たいていの針状カニューレには、使用前、使用後の両方において針状カニューレを包囲する剛性手段が設けられている。使用前の保護は、通常、針ハブに摩擦係合するよう取り付けられた基端部と、針状カニューレの先端部を越えて延びる先端部とを有する剛性プラスチックチューブによって行われる。プラスチックチューブは、針状カニューレの使用直前に取り外され、廃棄される。針状カニューレの使用後の保護は、通常、針が露出される第1位置から、針状カニューレが被覆部材内に安全に被覆される第2位置へと、針状カニューレに対し相対移動可能な被覆部材によって行われる。このような被覆部材には、第1位置で被覆部材を解除可能に保持し、第2位置でより安全に被覆部材を保持する手段が設けられるのが一般的である。第2位置で被覆部材を保持することによって、使用後の針状カニューレの偶発的な再露出が防止される。また、好ましくは、針状カニューレの再使用が防止される、または、実質的に困難なものとされる。
【0005】
このように、被覆が確実で、取り扱いが容易な医療器具の開発が望まれている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、流体採取または注入キットに関するものである。流体採取または注入キットは、基端部と先端部と、その両端部間に延びる通路とを有する一定長の可撓プラスチックチューブを備えている。接続具が、該可撓プラスチックチューブの基端部に確実に接続されている。
【0007】
流体採取または注入キットは、可撓チューブの先端部に確実に取り付けられた安全針アセンブリを備えている。針アセンブリは、基端部と、先端部と、該両端部間に延びる通路とを有する針ハブを備えている。ハブの基端部に隣接した通路の一部は、可撓プラスチックチューブの先端部と確実に係合するような形状を有している。
【0008】
針アセンブリは、さらに、その両端に基端部と先端部と該両端部間に延びるルーメンとを有する針状カニューレを備えている。針状カニューレの基端部は、針状カニューレ内のルーメンが、針ハブ内の通路及び可撓チューブ内の通路と連通するよう、針ハブの先端部に確実に取り付けられている。針アセンブリには、また、針状カニューレに着脱可能に取り付けられ、針状カニューレの先端部を充分に覆うような長さの針プロテクタを設けてもよい。
【0009】
また、針アセンブリには、針ハブに対し横方向に延びる一対の可撓翼部が設けられている。翼部を針ハブと別体で形成し、針ハブの一部に取り付けてもよい。
この場合、針ハブを剛性の観点から選択された第1プラスチック材料で構成し、翼部を可撓性の観点から選択された第2プラスチック材料で構成してもよい。あるいは、翼部をハブと一体で構成し、ハブに隣接した翼部の厚みの薄い部分をヒンジ部として機能させてもよい。
【0010】
また、針アセンブリに、針状カニューレが使用のため露出される第1位置から、針状カニューレが被覆部材内に安全に包囲される第2位置へと回動可能に針ハブにヒンジ接続された安全被覆部材を設けてもよい。被覆部材に、第2位置で被覆部材を恒久的に係止する手段を設けてもよい。係止手段に、被覆部材が第2位置に達すると、針状カニューレとスナップ係合する少なくともひとつの弾性変形可能なカニューレフィンガー係止部を設けてもよい。または、これに代わる部材として、あるいは、これに付加された部材として、針ハブ及び/またはプラスチックチューブと係止係合する手段を係止手段として設けてもよい。
【0011】
第1位置で被覆部材を解除可能に保持する第1係止手段と、被覆部材を第2位置で恒久的に保持する第2係止手段とを含んで係止手段を構成してもよい。第1係止手段は、被覆部材が針アセンブリの通常使用を妨げるのを防止するよう機能する。第2係止手段は、使用後の針状カニューレを恒久的に被覆し、これによって、使用後の針状カニューレの意図的なあるいは不用意な再露出が実質的に防止される。
【0012】
被覆部材は、針状カニューレと直交する軸回りに回動するようヒンジ接続してもよい。ハブの互いに対向する両側において実質同一面上になるまで各翼部を回動すると、回動軸が実質的に翼部に対し平行になるよう、被覆部材を構成してもよい。あるいは、翼部が同一面上にあり、針ハブの対向する横側面から突出すると、被覆部材の回動軸が翼部に対し実質的に直交するよう位置決めしてもよい。
【0013】
また、針アセンブリに、被覆部材を第2位置に向けて付勢する付勢手段を設けてもよい。付勢手段は、針アセンブリと被覆部材とをヒンジ接続するよう一体形成してもよい。すなわち、初期状態では被覆部材を第1位置に向けて付勢するオーバーセンタヒンジ部材としての付勢手段を設けてもよい。被覆部材を充分に回動させると、被覆部材を第2位置へ付勢する位置にオーバーセンタヒンジ部材が移動する。あるいは、付勢手段を、針ハブに取り付けられた第1部と、被覆部材の所定位置に取り付けられた第2部とを有する別体のバネで構成してもよい。あるいは、被覆部材とハブとのヒンジ接続部から離れた位置で、バネと被覆部材及びハブとの接続を行ってもよい。
【0014】
また、針アセンブリに、翼部から所定角離れた位置で針ハブから突出する背びれを設けてもよい。背びれは、医療行為の間、針アセンブリの指操作を容易にするのに使用される。背びれに被覆部材を設けてもよいし、あるいは、背びれを被覆部材と接続してもよい。このようにして、針アセンブリの使用後、背びれに外力を加えると、被覆部材は第1位置から第2位置へと移動する。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の第1実施例に従った流体採取/注入キットを図1〜図3において参照符号10によって示す。流体採取/注入キット10は、一定長の可撓プラスチックチューブ12と、基端側取り付け具14と、針アセンブリ16と、翼部付きグリップ18と被覆部材20とを備えている。
【0016】
チューブ12は、基端部26と、先端部28と、両端部間に延びる通路とを備えている。チューブ12は、従来の血液採取キットまたは注入キットに使用される従来の静脈チューブでもよい。基端側コネクタ14は、プラスチック材料で一体成形され、基端部30と、先端部32と、両端部間に延びる通路とを有する。
先端部32に隣接した通路の一部は、チューブ12の通路が基端側コネクタ14の通路と連通するよう、チューブ12の基端部26を確実にはめ込むような形状になっている。チューブ12と基端側コネクタ14は接着剤、接着などによって恒久的に接続される。コネクタ14の基端部30は、適切な雄ルアーコネクタに接続可能な雌ルアーコネクタとして機能する。雄ルアーコネクタには、真空チューブと連通可能にされた基端側針状カニューレを設けてもよい。あるいは、従来の注射器の先端部に設けられた雄ルアーコネクタを、直接、基端側コネクタ14に接続して、患者に投薬することも可能である。この場合、別体の雄ルアーコネクタを使用して、コネクタ14の基端部を閉じることも可能である。他の取り付け具を基端側コネクタ14と螺合させ、所定の目的用途を達成してもよい。また、他の形状の基端側コネクタを使用して特定の目的を達成してもよい。
【0017】
針アセンブリ16は、針状カニューレ34と、針ハブ36と、針プロテクタ38とを備えている。針状カニューレ34は、基端部40と、先端部42と、両端部間に延びるルーメン44とを備えている。針状カニューレ34の先端部42は、面取りされ、鋭利な先端部が形成されている。
【0018】
針ハブ36は、ポリカーボネート、ポリプロピレン、ポリエチレン、アクリル酸、ポリスチレン、及びABS樹脂などのプラスチック材料によって一体成形される。針ハブ36内を流れる血液または他の流体が観察できるよう、針ハブ36は透明、または、半透明の材料で成形するのが好ましい。針ハブ36は、基端部46と、先端部48と、両端部間に延びる段付き通路(図示せず)とを有する。
基端部46に隣接した通路の一部は、チューブ12の先端部28を挿入可能な寸法に形成されている。すなわち、チューブ12の先端部28は、針ハブ36の通路内に嵌入し、針ハブ36の基端部46に隣接した位置で結合されている。針ハブ36の先端部48に隣接した通路の一部は、針状カニューレ34の基端部40を摺動可能に受け入れる寸法に形成されている。すなわち、針状カニューレ34の基端部40はエポキシ樹脂及び/または機械的な接合によって針ハブ36に恒久的に接合されている。
【0019】
針プロテクタ38は、針ハブ36から針状カニューレ34が突出する長さを超える長さを有する剛性の筒状チューブである。針プロテクタ38は、針ハブ36の先端部の外径と略等しい内径寸法を有している。このような構成によって、針プロテクタ38は針状カニューレ34を外装し、針ハブ36の先端部において摩擦保持される。
【0020】
翼部付きグリップ18は、ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、あるいは他のエラストマーポリマーなどの弾性材料を使用して成形される。翼部付きグリップ18は、可撓翼部54、55と筒状取り付け部とを有する。筒状取り付け部には、針ハブ36と密着係合する寸法を有する内側通路が設けられている。翼部54、55には、それぞれ係止穴57、58が設けられている。
【0021】
第1実施例の安全被覆部材20には、基端部60と、先端部62と、先端部62から基端部60に向けて延びる略U字通路63とが設けられている。被覆部材20の基端部60は、針ハブ36の基端部46に近接した位置で針ハブ36にヒンジ接続されている。すなわち、被覆部材20と針ハブ36とを一体成形し、被覆部材20と針ハブ36とのヒンジ接続によって、被覆部材20の基端部60に、または、その近傍に一体の蝶番(ヒンジ)を形成してもよい。あるいは、針ハブ36の基端部46によって、被覆部材20の基端部60において相手方のヒンジ部材とスナップ係合可能なヒンジ部材を形成してもよい。被覆部材20の通路63は、内部に針状カニューレ34を挿入可能な断面寸法を有する。また、被覆部材20の先端部62は、針ハブ36の基端部46と針状カニューレ34の先端部42との距離より大きい距離だけ基端部60から離間した位置に配設されるようにしてもよい。このような構成によって、被覆部材20は、図1に示すように、針状カニューレ34が使用のため十分露出された第1位置から、図2に示すように、針状カニューレ34が安全に被覆された第2位置へと回動可能になる。
【0022】
被覆部材20は、針状カニューレ34を実質的に包囲する第2位置において被覆部材20を係止する構造を備えている。すなわち、図1に示すように、被覆部材20には、被覆部材20の基端部から横方向に突出するタブ64,65が形成されている。タブ64,65には、被覆部材20を第1位置から第2位置へ回動するために、指で付与される押圧力を受けるのに十分大きく、操作しやすい位置に操作面が形成されている。係止フィンガー部67,68は、翼部54,55に面したタブ64,65の所定部分から堅固に突出している。係止フィンガー部67,68には、翼部54,55の厚みに略等しい距離だけタブ64,65から離間した位置に係止戻り止め部材70,71が設けられている。係止フィンガー部67,68は、翼部54,55に設けられた係止穴57,58内に対して嵌め込み可能な位置に配置され、また、そのような寸法を有する。翼部54,55及び係止フィンガー部67,68は、被覆部材20を針状カニューレ34を包囲する第2位置に移動させる外力に応答して僅かに変形する。被覆部材20を十分回動させると、係止戻り止め部材70は、翼部54、55のそれぞれに設けられた係止穴57,58に対して完全に嵌入される。その結果、翼部54,55及び係止フィンガー部67,68は、針状カニューレ34を包囲する第2位置に被覆部材20を確実に係止し、針状カニューレ34の再使用を防止するために、それ以上弾性変形し得ない状態まで弾性復帰することとなる。被覆部材20が第2位置にあるときに、カニューレ34と係合するような形状を有して、通路63内に形成されたカニューレフィンガー係止部を係止フィンガー部67,68の補足部材として設けてもよい。
【0023】
本発明の針アセンブリの第2実施例について図4を参照して説明する。第2実施例は、第1実施例と構造及び機能上略同じである。したがって、同一部分は、同じ参照符号で表し、その詳細な説明は省略する。第2実施例は、翼部54,55に係止穴が設けられていない点で第1実施例と異なる。さらに、タブ64a、65aは、第1実施例のタブ64,65より大きく、翼部54,55の基端―先端部間の寸法より大きな基端―先端部間寸法を有する。二つの係止フィンガー部72,74は、タブ64aから突出し、翼部54aの基端及び先端のエッジ部分と係合するような寸法を有する。2つの同一形状の係止フィンガー部(図示せず)が翼部55から突出している。このような構成によって、翼部54,55の各々は、図4に最も明らかに示すように、針状カニューレ34を包囲する第2位置において被覆部材20を確実に保持する二つの位置で係合される。第1実施例と同様、カニューレ係止部材を翼部係止フィンガー72,74の補足部材として設けてもよい。
【0024】
第3実施例の針アセンブリは、図5に示すように、第1実施例と実質同様の、針状カニューレ34と、針ハブ36と、翼部54,55とを有している。少なくとも翼部54には、第1実施例と同様の係止穴58が設けられている。被覆部材20は、第1実施例と同様に、針ハブ36にヒンジ接続され、針状カニューレ34が露出される第1位置から、針状カニューレ34が被覆される第2位置へと回動可能に構成されている。係止フィンガー部68bは被覆部材20から突出し、翼部54の係止穴56に挿入される。係止フィンガー部68bはラチェット(歯止め)形状をしており、この点において第1、第2実施例の係止フィンガー部とは異なる。すなわち、ラチェット係止フィンガー部68bは被覆部材20の回動軸と実質同心の円弧を描いて被覆部材20から堅固に延びている。ラチェット係止フィンガー部68bには複数の爪82が設けられ、その各々は被覆部材20の前方運動に僅かに抗し、被覆部材の第1位置への戻りを防止するような形状となっている。被覆部材20はこれに最も近接した爪82との係止係合によって第2位置に保持される。被覆部材20は、さらに、カニューレフィンガー係止部によって保持することも可能である。
【0025】
第4実施例は、図6、図7に示すように、第2実施例と実質同様、針状カニューレ34と、針ハブ36と、翼部54、55とを有する。被覆部材20は、針状カニューレ34が露出される第1位置から、針状カニューレ34が被覆される第2位置へと回動可能に針ハブ36に対しヒンジ接続されている。被覆部材20は、ヒンジ接続部からハブ36の先端方向に延びる長孔84を備えている。剛性の背びれ86は翼部54から等しい角度だけ離間した位置で針ハブ36から突出している。背びれ86は、被覆部材20が第1位置から第2位置まで全体的に回動可能となるように、長穴84を通過する位置に配置されている。背びれ86には、針状カニューレ34と針ハブ36に対する被覆部材20の複数の異なる回動位置の各々に対応して、被覆部材20のそれぞれの部分と係合するように長穴84の両側に配置された複数の戻り止め部材が形成されている。特に、第1戻り止め部材88は、被覆部材20が針状カニューレ34から離間して、回転自在とされる第1位置において、被覆部材20を解除可能に保持できる寸法を有し、そのような位置に配置されている。最終戻り止め部材89は、針状カニューレ34を包囲する第2位置で被覆部材20を恒久的に係止するような位置に配置されている。1つ以上の戻り止め部材を第1戻り止め部材88と最終戻り止め部材89との間に設けてもよい。前述の実施例と同様、背びれ72に設けられた複数の戻り止め部材と被覆部材20との係合を、被覆部材20内に形成されたカニューレフィンガー係止部によって補足的に行うようにしてもよい。
【0026】
第5実施例は、図8〜図10に示すように、第2実施例と同様、針状カニューレ34と、針ハブ36と、針ハブの基端部から延びるプラスチックチューブ12と、針ハブ36から突出する翼部54,55とを備えている。図8〜図10に示した安全針アセンブリは、さらに、図1〜図7に例示した被覆部材20と機能的に類似した被覆部材90を備えている。すなわち、被覆部材90は、針状カニューレ34が露出される第1位置から、針状カニューレ34が安全に被覆される第2位置まで回動可能となるように針ハブ36に対してヒンジ接続されている。しかしながら、被覆部材90は、前述の実施例と構造上異なるものである。すなわち、被覆部材90は、基端部92と、先端部94と、針ハブ36に取り付けられたヒンジ接続部96とを備えている。ヒンジ接続部96に隣接した被覆部材90の一部には、その内部を針ハブ36が延びる開口窓98が形成されている。通路100は開口窓96と先端部94との間に延びるとともに、前述の実施例と実質同様に、針状カニューレ34を挿入する方向に開口している。したがって、ヒンジ接続部96と先端部94との距離は、針状カニューレ34を完全に被覆するのに十分な長さに設定されている。開口窓98と基端部92との間で被覆部材90の所定部位には、プラスチックチューブ12が挿入可能な寸法を有する通路102が形成されている。通路102には、複数の弾性可撓チューブ状係止部104が形成されている。チューブ状係止部104は可撓チューブ12との接触に応じて弾性変形可能な位置に配置され、そのような寸法を有する。一方、チューブ状係止部104は、被覆部材90が第1位置へ戻るのを防止するために、当該被覆部材90が第2位置に到達した場合に、弾性変形して、弾性変形前の状態に復帰するようになっている。他の実施例と同様、第2位置において被覆部材90をさらに確実に係止するカニューレフィンガー係止部を通路100内に設けてもよい。
【0027】
第6実施例は、図11、12に示すように、他の実施例と同様、針状カニューレ34と、針ハブ36と、針ハブ36から突出する翼部54,55とを有する。被覆部材110は、針状カニューレ34が露出される第1位置から、針状カニューレ34が被覆される第2位置まで移動可能になるよう針ハブ36に対しヒンジ接続されている。しかしながら、被覆部材110は針ハブ36に直接ヒンジ接続されていない。具体的に、被覆部材110は、針ハブ36の基端部40に確実に取り付けられた被覆部材の基台112にヒンジ接続されている。被覆部材の基台112には、被覆部材110が第2位置まで回動した場合に、被覆部材110と係止係合するために相対向して配置された一対のラッチ部材114が形成されている。すなわち、被覆部材110は、被覆部材の基台112とラッチ部材114とともに一体形成された構造体の一部である。一体形成された被覆部材110と基台112の構造体全体によって係止を行うことができる。さらに、針状カニューレ34に対し被覆部材110を重複して係止するカニューレフィンガー係止部を被覆部材110に設けてもよい。
【0028】
上述した発明のさまざまな様相は、針が安全に被覆される第2位置において被覆部材を係止する構造に関するものである。本発明の他の様相は、第2位置への被覆部材の移動を容易にするための構造に関するものである。すなわち、本発明の第7実施例の針アセンブリは、図13、14に示すように、前述した実施例と同様、針状カニューレ34と、針ハブ36と、翼部54,55とを有する。被覆部材20は針ハブ36にヒンジ接続されている。すなわち、被覆部材20の基端部60は符号120で表されるオーバーセンタヒンジ部材によって針ハブ36の先端部48と一体接続されている。ヒンジ部材120は、主要ヒンジ部122と、主要ヒンジ部122から離れた位置でハブ36と被覆部材20の所定位置を連結する分節脚部124とを有する。脚部124は、被覆部材20が第1位置にあるとき、互いに略直角に配置されるようになっている。被覆部材20が第1位置から第2位置に向けてヒンジ部材120回りを回動すると、脚部124は略平角になるよう付勢される。被覆部材20が第2位置に近づくと、脚部124は最大伸長位置を越えて延び、第2位置へと被覆部材20を加速するための初期直角姿勢へと付勢される。
【0029】
第8実施例は、図15,16に示すように、前述した実施例と同様、針状カニューレ34と、針ハブ36と、翼部54、55とを有する。図15,16に示す安全針アセンブリは、さらに、対向する基端部60と先端部62とを有する被覆部材20を備えている。被覆部材20の基端部60は、一体形成されたヒンジ部材130によってハブ36の先端部48に一体接合されている。ヒンジ部材130は、被覆部材20をハブ36の先端側へ向けて略直線方向に延びるように付勢している。一方、ヒンジ部材130は、被覆部材20がハブ36に略当接するとともに、針状カニューレ34及びハブ36に対する第1位置での位置決めを可能とするように、当該被覆部材20を略180°の角度で基端方向に回動することを許容するようになっている。
【0030】
ハブ36は、さらに、ハブ36の基端部46から突出する被覆ラッチ部材132を備えている。ラッチ部材132は、第1位置に位置する被覆部材20の先端部62と係合する構造となっている。作動レバー134はラッチ部材132から外向き、すなわち基端方向に突出している。作動レバー134を親指またはひとさし指で押圧することにより、ラッチ部材132が十分変形される結果、被覆部材20の係合状態を解除することができる。その結果、ヒンジ部材130を弾性変形前の状態へと弾性的に伸張し、針状カニューレ34を実質包囲する第2位置へと被覆部材20を進出させることができる。他の実施例と同様、被覆部材20に少なくともひとつのカニューレフィンガーラッチ部を設け、カニューレ34を保持包囲する位置で被覆部材20を保持することもできる。
【0031】
第9実施例は、図17,18に示すように、さまざまな機能面で第8実施例と同じである。すなわち、第9実施例の針アセンブリは、上述した通り、針状カニューレ34と、針ハブ36と翼部54,55とを備えている。針状カニューレ34を実質的に包囲する第2位置へ被覆部材20を付勢するとともに、一体形成されたヒンジ部材130によって、被覆部材20は、ハブ36の先端部48と連結されている。一方、ヒンジ部材130は、当該ヒンジ部材130の付勢力に抗して被覆部材20を回動し、図15に示すように、被覆部材20が針状カニューレ34に対し略直角となる第1位置へ移動することを許容するようになっている。
【0032】
背びれ134、135は、翼部54、55に対してそれぞれ立設されている。
背びれ134、135は、それぞれ基端部136,137と、先端部138,139とを備えている。背びれ134は、基端部136と先端部138との中間位置に配置された根元部140で翼部54に接続されている。これと同様の根元部(図示せず)によって、背びれ135は、翼部55に接続されている。背びれ134,135は、第1位置にある被覆部材20を背びれ134、135間に収容可能となるように、充分な距離を保って、互いに平行して配置されている。背びれ134、135には、さらに、相対向する面に係止部142がそれぞれ形成されている。係止部142は、第1位置にある被覆部材20を係止状態で保持するような位置に配置され、そのような形状を有している。
【0033】
図17,18に示す針アセンブリは、針状カニューレ34を目標とする血管または他の体液源に案内するように、根元部140の先端側の位置で対向する背びれ134,135を把持して使用される。十分な流体の採取あるいは注入後、針状カニューレ34は、患者の血管から引き抜かれることとなる。次いで、基端部136,137に隣接した背びれ134,135の一部を圧迫する。すると、背びれ134,135が根元140を中心として揺動する結果、各背びれ134の先端部138,139が互いに離間することとなる。その結果、ラッチ部142と被覆部材20との係合状態が解除され、ヒンジ部材130によって被覆部材20は、第2位置へと進出することとなる。他の実施例と同様に、被覆部材20に設けられたカニューレフィンガー係止部によって、カニューレ34は第2位置にある被覆部材20と係合する。このように、背びれ134、135の先端側の位置から、基端側の位置へ把持力を加える位置を移動させることによって、針の被覆を行うことができる。
【0034】
第7〜第9実施例では、一体形成されたヒンジ部材の固有の付勢力を利用して被覆動作が行われる。一方、第10実施例では、被覆を容易にするため別体のバネが利用される。すなわち、本発明の第10実施例の針アセンブリは、図19,20に示すように、針状カニューレ34と針ハブ36とを備えている。針ハブ36は先端部48を有し、そこから針状カニューレ34が延びている。被覆部材20は、被覆部材36の先端部48の近傍位置で針ハブ36にヒンジ接続されている。被覆部材20は、被覆部材20が針状カニューレ34から離間した第1位置から、針状カニューレ34を安全に包囲する第2位置へと回動可能に支持されている。本実施例のアセンブリは、さらに、第6実施例のオーバーセンタ脚部124や、第7、8実施例の付勢されたヒンジ部材130と同様の機能を有するバネ150を備えている。すなわち、バネ150は、針ハブ36から被覆部材20へと延びている。バネ150は、ハブ36に接続された基端部152と、被覆部材20に接続された先端部154とを備えている。バネ150は、被覆部材20が第1位置にあるとき、被覆部材20とハブ36との間のヒンジ接続部の一方の側に配置される。この状態では、バネ150によって被覆部材20は、第1位置に保持されることとなる。被覆部材20は第1位置から第2位置へと手動で移動可能である。この移動操作には、バネ150によって付与される付勢力よりも大きいユーザの外力が要求される。このような手動操作によって、バネ150の先端部152は、被覆部材20とハブ36とのヒンジ接続部を中心に弧を描いて動く。被覆部材20を十分に移動させることにより、バネ150は、被覆部材70とハブ36とのヒンジ接続部を乗り越えて移動する。この時点で、バネ150は、被覆部材20が第2位置に向かう動きをアシストすることとなる。被覆部材20には、被覆部材20が第2位置に到達した場合に、針状カニューレ34と係止係合するカニューレフィンガー係止部が設けられている。
【0035】
本発明の第11実施例は、図21〜図23に示すように、第10実施例とは異なる形態のバネを採用している。すなわち、第11実施例の針アセンブリは、針34と、針ハブ36と、翼部54,55とを備えている。針ハブ36は先端部48を有し、ここから針状カニューレ34が延びている。被覆部材20は、針ハブ36の先端部48にヒンジ接続され、針状カニューレ34が露出される第1位置から針状カニューレ34が被覆される第2位置へと移動可能である。背びれ160は、翼部54,55の間で等しい角度離間した位置において、ハブ36に対して堅固に立設されている。背びれ160には、先端面162と、この先端面162から先端方向に突出する係止戻り止め部164が形成されている。係止戻り止め部164は、第1位置にある被覆部材20と係止係合するような構造を有している。ねじりバネ166は、ハブ36の先端部48に隣接した位置で、背びれ160の先端面162と被覆部材20との間に取り付けられている。ねじりバネ166は、被覆部材20が係止戻り止め部164と係合した場合に、折れ曲がり、弾性エネルギーが蓄えられた状態とされる。
【0036】
図21〜図23に示す針アセンブリは、背びれ160を保持し、針状カニューレ34を目標とする血管に案内することによって従来技術と実質同様に使用可能である。医療行為完了後、医療従事者は、血管から針状カニューレ34を引き抜き、被覆部材20の先端部62に対して先端方向への外力を加える。被覆部材20に加えられる力は、係止戻り止め部164の保持力より大きな力であれば十分である。このような力を加えると、ねじりバネ166によって、蓄えられた弾性エネルギーが開放され、被覆部材20は、第1位置から針状カニューレ34を安全に包囲する第2位置へと変位する。ねじりバネ166は、被覆部材20を第2位置に保持させるために、その付勢力をさらに被覆部材20に付与しつづけることとなる。また、第2位置にある被覆部材20の係止保持をさらに強化するため、前述した実施例に示すように、カニューレフィンガー係止部を設けてもよい。
【0037】
本発明の第12実施例は、図24、25に示すように、第11実施例と類似している。すなわち、第12実施例の針アセンブリは針34と針ハブ36とを有する。針ハブ36は、先端部48と、そこから延びる針状カニューレ34とを備えている。翼部54,55は、ハブ36に対し横方向に突出して形成されている。
針の被覆部材170は、針ハブ36の先端部48にヒンジ接続されている。被覆部材170は、背びれの形状を備えているため、上述した図19〜図21に示す第11実施例の背びれ160と実質的に類似した機能を果たすこととなる。すなわち、被覆部材170は、先端面172を有する平面構造を備え、この先端面172の内部には、長溝174が形成されている。溝174は針状カニューレ34を挿入可能な寸法及び、そのような形状を備えている。溝174の内部に、針状カニューレ34を係止する構造を設けてもよい。たとえば、1つ以上のカニューレフィンガー係止部を設けてもよい。さらに、被覆部材170には、針ハブ36と被覆部材170の基端部とを解除可能に係合させる構造が設けられている。解除可能な係合は、第11実施例の係止戻り止め部材164に相当する係止戻り止め部材、図10に示した第6実施例のラッチ部114に相当するラッチ部、図11,12に示した第7実施例のオーバーセンターヒンジ構造に相当する構造、あるいは屈曲可能な接続部によって行ってもよい。これら任意の構造の各々において、針状カニューレ34は、第11実施例の背びれ160を操作するのと略同様の方法で被覆部材170を操作することによって使用されることとなる。使用後、針状カニューレ34を患者の血管から引き抜かれ、次いで、医療従事者が被覆部材170の基端側に対して先端方向に向かう外力を付与する。その結果、被覆部材170が針ハブ36から外れ、被覆部材170は、針ハブ36の先端部48と接続されたヒンジ接続部回りに回動し、針状カニューレ34を包囲するよう被覆係合される。
【0038】
本発明の第13実施例は、図26〜28に示すように、針ハブ36と針ハブ36から突出する針状カニューレ34とを備えている。翼部54,55は、針ハブ36に対する横方向に突出している。被覆部材180は、針ハブ36にヒンジ接続され、針状カニューレ34が露出される第1位置から、被覆部材180によって針状カニューレ34が包囲される第2位置へと回動可能とされている。被覆部材180に対して、弾性変形可能なカニューレ係止フィンガー部など、針状カニューレ34と係止係合可能な構造を設けてもよい。上述した実施例とは異なり、第13実施例の被覆部材180には、針状カニューレ34が挿入される細長い開口部に対向する側に狭幅の長孔182が設けられている。長孔182の幅寸法は、被覆部材180の針挿入開口部の幅寸法よりも実質小さく設定されていることが好ましい。
【0039】
図26〜図28に示された針アセンブリには、さらにヒンジ接続された作動部材184が設けられている。作動部材184は、ハブ34と被覆部材36とのヒンジ接続部の基端側で、ハブ36にヒンジ接続された基端部186を備えている。作動部材184には、さらに、先端部188が設けられている。基端部186と先端部188との間の作動部材184の途中部分は、被覆部材180の長孔182内に摺動可能に挿入されている。さらに、作動部材184には、被覆部材180を形成するプラスチック材料の厚さより僅かに大きい距離だけ互いに離れた位置に設けられた基端側戻り止め部材190と先端側戻り止め部材192とを備えている。基端側戻り部材190と先端側戻り部材192との間の作動部材184の途中部分が長孔182内を摺動するように、先端側戻り止め部材192は被覆部材180の長孔182にスナップ係合されている。このような構成によって、被覆部材180は、針状カニューレ34が使用のため露出される第1位置まで回動可能になる。使用後、ユーザは、親指で先端方向に向かう力を作動部材184に加えることができる。このように先端方向に外力が付与されることによって、作動部材184は、基端部186回りを回動することとなる。同時に、基端側戻り止め部材190により長孔182に隣接した被覆部材180の上壁に外力が付与されることとなる。その結果、被覆部材180は、針ハブ36回りに旋回して、針状カニューレ34を包囲する第2位置まで変位することとなる。このように、被覆部材180の係止構造によって針状カニューレ34が係止係合される。
【0040】
本発明の第14実施例を図29、30を参照して説明する。第14実施例の針アセンブリは、前述の実施例に記載された針状カニューレ及び針ハブと実質同一の針状カニューレ34及び針ハブ36を備えている。第14実施例は、さらに、ハブ36の両側から横方向に突出する翼部200,202を備えている。上述した実施例とは異なり、本実施例の少なくとも1つの翼部200は、略中空であり、上壁204と底壁206と、両壁204,206の間を先端方向に延びる平面状の長孔208とを備えている。上壁204には、針ハブ36の先端部あるいはその近傍を中心として円弧状に延びる円弧孔210が貫通して設けられている。
被覆部材212は、翼部200の上壁204における円弧孔210の回動の略中心位置で、ハブ36に対しヒンジ接続されている。被覆部材212は、長孔210に挿通する作動突起214を備えている。図29,30に示した針アセンブリは、翼部200、202を把持し、針状カニューレ34を目標とする血管または他の体液源に挿入することによって、従来と略同様の方法で使用可能である。流体サンプル採取完了後、針状カニューレ34は、患者の血管から引き抜かれる。
ついで、医療従事者は、翼部200の長孔210内で被覆部材212の作動部材214を作動させる。すると、被覆部材212は、針状カニューレ34を略包囲し、これと係合するのに十分な程度に、針ハブ36回りに旋回されることとなる。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の安全針アセンブリによれば、針ハブから突出する翼部を備えているため、この翼部を把持して、血管又は他の体液源に対する位置決めを容易に行うことができる。
【0042】
また、上記安全針アセンブリは、針状カニューレが露出される第1位置と、針状カニューレが被覆される第2位置との間で移動可能に構成された針被覆部材と、この針被覆部材を上記第2位置に係止する係止手段を備えているため、針被覆部材を係止手段により係止することにより、使用後の針状カニューレを容易な操作で確実に被覆することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 被覆部材が開位置にある本発明の第1実施例の斜視図である。
【図2】 被覆部材が閉位置にある図1に相当する斜視図である。
【図3】 図2の3−3断面図である。
【図4】 本発明の第2実施例を示す図3に相当する断面図である。
【図5】 本発明の第3実施例を示す図3、4に相当する断面図である。
【図6】 本発明の第4実施例に従った安全針アセンブリの斜視図である。
【図7】 図6の実施例を示す図3〜図5に相当する断面図である。
【図8】 本発明の第5実施例に従った安全針アセンブリの一部切欠き側面図である。
【図9】 閉位置にある被覆部材を示す図8に例示したアセンブリの側面図である。
【図10】 図9の10−10断面図である。
【図11】 本発明の第6実施例に従った安全針アセンブリの斜視図である。
【図12】 閉位置にある被覆部材を示す図11に示した安全針アセンブリの斜視図である。
【図13】 開位置にある被覆部材を有する安全針アセンブリの第7実施例の側面図である。
【図14】 閉位置にある被覆部材を有する図13に示した安全針アセンブリの側面図である。
【図15】 開位置にある被覆部材を有する本発明の第8実施例に従った安全針アセンブリの斜視図である。
【図16】 閉位置にある被覆部材を示す本発明の第8実施例に従った安全針アセンブリの斜視図である。
【図17】 開位置にある被覆部材を示す本発明の第9実施例に従った安全針アセンブリの斜視図である。
【図18】 閉位置にある被覆部材を示す図17に相当する斜視図である。
【図19】 開位置にある被覆部材を有する本発明の第10実施例に従った安全針アセンブリの側面図である。
【図20】 閉位置にある被覆部材を有する図19に示した安全針アセンブリの側面図である。
【図21】 開位置にある被覆部材を有する本発明の第11実施例に従った安全針アセンブリの斜視図である。
【図22】 開位置にある被覆部材を有する図21に示した安全針アセンブリの側面図である。
【図23】 閉位置にある被覆部材を有する図21、22に示した安全針アセンブリの側面図である。
【図24】 開位置にある被覆部材を有する本発明の第12実施例に従った安全針アセンブリの斜視図である。
【図25】 閉位置にある被覆部材を有する図24に示した安全針アセンブリの斜視図である。
【図26】 開位置にある被覆部材を有する本発明の第13実施例に従った安全針アセンブリの斜視図である。
【図27】 被覆動作の開始位置にある、図25に示した安全針アセンブリの側面図である。
【図28】 被覆動作完了後の安全針アセンブリを示す図26に相当する側面図である。
【図29】 開位置にある被覆部材を有する本発明の第14実施例の斜視図である。
【図30】 閉位置にある被覆部材を有する図29に示した安全針アセンブリの斜視図である。
【符号の説明】
18、54、55、200、202 翼部
20、90、110、170、180、212 被覆部材
34 針状カニューレ
36 針ハブ
67、68 係止フィンガー部
68a ラチェット係止フィンガー部
72、74 係止フィンガー部
86 背びれ
88 第1戻り止め部材
89 最終戻り止め部材
104 筒状係止部
114 ラッチ部
130 一体ヒンジ部材
132 被覆ラッチ部材
142 係止部
150 バネ
164 係止戻り止め部材
166 ねじりバネ
Claims (14)
- 対向する基端部と先端部とを有する針ハブと、
該針ハブの該先端部に接続された基端部と、該針ハブから先端側に突出する先端部とを有する針状カニューレと、
該針ハブから横方向に突出する複数の翼部と、
該針ハブにヒンジ接続されるとともに、該翼部から取り外されて該針状カニューレが露出される第1位置と、該針状カニューレが被覆される第2位置との間を移動可能に構成された針被覆部材と、
該被覆部材が該第2位置にあるとき、該翼部のうちの少なくとも1つと該被覆部材とを係止係合するように、該針状カニューレの少なくとも1つの基端位置に対応して設けられた係止手段とを備えていることを特徴とする安全針アセンブリ。 - 該係止手段は、該被覆部材を該第2位置に対して実質恒久的に係止する手段を有することを特徴とする請求項1記載の安全針アセンブリ。
- 該係止手段は、該被覆部材から突出するとともに、該翼部の少なくとも1つの翼部と係止係合する構成を有する少なくとも1つのフィンガー部を備えていることを特徴とする請求項2記載の安全針アセンブリ。
- 該翼部の少なくとも1つの翼部には、内部を貫通する係止孔が設けられ、該被覆部材は、該係止孔に対して挿通するよう構成されるとともに、該被覆部材が該第2位置にあるときに、該翼部と係止係合する少なくとも1つの係止フィンガー部を有することを特徴とする請求項3記載の安全針アセンブリ。
- 該係止フィンガー部には、複数の爪部を有するラチェット部材が形成され、該爪部は、該係止孔に隣接した少なくとも1つの翼部の所定部分と係合し、該被覆部材の該第1位置から該第2位置への移動を許容するとともに、該被覆部材の該第1位置への移動を抑止するような形状を有することを特徴とする請求項4記載の安全針アセンブリ。
- 該係止手段は、該被覆部材が該第2位置にあるときに、少なくとも1つの翼部の基端部と先端部のエッジ部と係止係合するように、該被覆部材に設けられた基端側ラッチ部材と先端側ラッチ部材とを有することを特徴とする請求項3記載の安全針アセンブリ。
- 対向する基端部と先端部とを有する針ハブと、
該針ハブの該先端部に接続された基端部と、該針ハブから先端側に突出する先端部とを有する針状カニューレと、
該針ハブから横方向に突出する翼部と、
該針ハブにヒンジ接続されるとともに、該針状カニューレが露出される第1位置と、該針状カニューレが被覆される第2位置との間を移動可能に構成された針被覆部材と、
該被覆部材が該第2位置にあるとき、該被覆部材と係止係合するように、該針状カニューレの少なくとも1つの基端位置に対応して設けられた係止手段と、
該針ハブから堅固に突出する背びれとを備え、
該被覆部材には、長孔が形成され、該背びれは、該被覆部材の該第1位置から該第2位置への移動を許容するために該長孔内から突出し、該背びれには、該長孔に隣接した該被覆部材の一部と係合するように、複数の係止戻り止め部材が形成されており、該戻り止め部材の少なくとも1つは、該第1位置において該被覆部材と解除可能に係合するように構成されており、該戻り止め部材の少なくとも第2の戻り止め部材は、該第2位置において該被覆部材と恒久的に係合するように構成されていることを特徴とする安全針アセンブリ。 - さらに、該針ハブの該基端部に確実に取り付けられた被覆部材取り付け部を有する安全針アセンブリであって、該被覆部材は該取り付け部に一体的に結合され、該取り付け部には、当該取り付け部から延びる複数の弾性変形可能なラッチ部材が設けられており、該複数のラッチ部材は、該被覆部材が該第2位置へ回動したときに、該被覆部材と係止係合するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の安全針アセンブリ。
- 該係止手段は、該第1位置と該第2位置との中間位置から該第2位置へ変位する方向へ該被覆部材を付勢するとともに、該第2位置から離間する動きに抗するように構成されたオーバーセンタヒンジ部材を有することを特徴とする請求項1記載の安全針アセンブリ。
- 該係止手段は、該第1位置と該第2位置との中間位置から該第2位置へ変位する方向へ該被覆部材を付勢するとともに、該第2位置から離間する動きに抗するように構成されたオーバーセンタバネ部材を有することを特徴とする請求項1記載の安全針アセンブリ。
- 対向する基端部と先端部とを有する針ハブと、
該針ハブの該先端部に接続された基端部と、該針ハブから先端側に突出する先端部とを有する針状カニューレと、
該針ハブから横方向に突出する翼部と、
該針ハブにヒンジ接続されるとともに、該針状カニューレが露出される第1位置と、該針状カニューレが被覆される第2位置との間を移動可能に構成された針被覆部材と、
該被覆部材が該第2位置にあるとき、該被覆部材と係止係合するように、該針状カニューレの少なくとも1つの基端位置に対応して設けられた係止手段とを備え、
該被覆部材は、該針ハブと該被覆部材との該ヒンジ接続部の該基端部を超えて基端側に延び、該被覆部材の基端部は、該ヒンジ接続部の基端側において、該安全針アセンブリと係止係合する係止構造を有することを特徴とする安全針アセンブリ。 - 該針ハブの該基端部に確実に接続され、基端側に延びる可撓プラスチックチューブをさらに備え、該被覆部材の基端部分は該プラスチックチューブに確実に接続されるように構成されていることを特徴とする請求項11記載の安全針アセンブリ。
- 該針状カニューレと該安全被覆部材とを係止係合する手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1記載の安全針アセンブリ。
- 該被覆部材には、横方向に突出するとともに、被覆部材を該第1位置から第2位置へ回動するための力を受けるための操作面を有するタブが形成され、
該係止手段は、第2位置へ回動した状態にある被覆部材のタブと該翼部とを係止係合する請求項1〜6の何れか1項に記載の安全針アセンブリ。
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