JP4568962B2 - クラッチのドラム及び内歯部材の成形装置 - Google Patents

クラッチのドラム及び内歯部材の成形装置 Download PDF

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    • B21H7/187Rolling helical or rectilinear grooves

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、クラッチのドラム及び内歯部材の成形装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動変速機においては、プラネタリギヤユニットが使用され、該プラネタリギヤユニットはサンギヤ、ピニオン、リングギヤ及びキャリヤから成る。そして、前記サンギヤ、リングギヤ及びキャリヤの各歯車要素をクラッチ、ブレーキ等の摩擦係合要素によって選択的に作動させることにより、変速を行うことができるようになっている。
【0003】
ところで、例えば、クラッチを係脱させることによって、自動変速機内の第1、第2の回転部材が選択的に連結される。そのために、前記クラッチは、第1の回転部材と連結され、回転自在に配設された内歯部材としてのドラム、第2の回転部材と連結され、かつ、前記ドラムに対して相対的に回転自在に配設されたクラッチハブ、外周縁において前記ドラムとスプライン係合させられた複数のクラッチプレート、内周縁において前記クラッチハブとスプライン係合させられた複数のクラッチディスク、及び前記クラッチプレートとクラッチディスクとを選択的に圧接させることによって、前記クラッチを係脱させる油圧サーボを有する。
【0004】
そして、前記ドラムと第1の回転部材とは、互いに噛(し)合させられることによって連結され、そのために、ドラムの先端に、コルゲーション成形(カム成形)等の成形方法によって噛合部が形成される。
【0005】
図2は従来のコルゲーション成形によって形成された噛合部を有するドラムの要部を示す縦断面図、図3は従来のコルゲーション成形によって形成された噛合部を示す拡大図である。
【0006】
図において、11はドラムであり、該ドラム11は筒状の胴部12及び環状のディスク部13から成り、前記胴部12の内周の所定箇所に、例えば、切削加工等によってスプライン歯14が形成されるとともに、前記胴部12の先端にコルゲーション成形によって噛合部15が形成される。該噛合部15は、円周方向において交互に、かつ、等ピッチで形成された非加工部P1及び加工部P2から成り、該加工部P2は、非加工部P1と同じ肉厚のまま径方向外方に押し出されることによって形成される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来のドラム11の成形方法においては、噛合部を形成する際に加工部P2が非加工部P1と同じ肉厚のまま径方向外方に押し出されるので、ドラム11の径がその分大きくなり、ドラム11が大型化してしまう。また、加工部P2が押し出されるのに伴って、非加工部P1と加工部P2との間の段差部R1、R2が薄肉化し、該段差部R1、R2においてクラックが発生し、ドラム11の耐久性が低下してしまう。さらに、噛合部15の内周面の角部Qにダレが生じることがあり、ドラム11の品質が低下してしまう。
【0008】
また、スプライン歯14を形成する工程、及び加工部P2を押し出す工程が必要になるので、工数が多くなり、ドラム11の生産性が低下してしまうとともに、スプライン歯14と噛合部15との間の位置精度にばらつきが生じ、ドラム11の品質が低下してしまう。
【0009】
そこで、スロット抜きによって噛合部を形成することが考えられる。
【0010】
図4は従来のスロット抜きによって形成された噛合部を有するドラムの要部を示す縦断面図である。
【0011】
図において、21はドラムであり、該ドラム21は筒状の胴部22及び環状のディスク部23から成り、前記胴部22の内周の所定箇所に、例えば、切削加工等によってスプライン歯24が形成されるとともに、前記胴部22の先端にスロット抜きによって噛合部25が形成される。該噛合部25は、円周方向において交互に、かつ、等ピッチで形成された非加工部P3及び加工部P4から成り、該加工部P4は打ち抜かれてスロットを形成する。
【0012】
ところが、ドラム21が回転するのに伴って遠心力が胴部22に加わるので、自動変速機の使用状態によってドラム21の回転数が高くなると、図に示されるように、非加工部P3が変形して、ドラム21の耐久性が低下してしまうことがある。
【0013】
また、スプライン歯24を形成する工程、及び加工部P4を打ち抜く工程が必要になるので、工数が多くなり、ドラム21の生産性が低下してしまうとともに、スプライン歯24と噛合部25との間の位置精度にばらつきが生じ、ドラム21の品質が低下してしまう。
【0014】
本発明は、前記従来の内歯部材の問題点を解決して、小型化することができ、品質、耐久性及び生産性を向上させることができるクラッチのドラム及び内歯部材の成形装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
そのために、本発明のクラッチのドラムにおいては、第1の円筒部と、該第1の円筒部より径の大きい第2の円筒部とを有する。
【0016】
そして、前記第1、第2の円筒部の内周面に、径方向内方に突出させて、第1、第2の内歯がそれぞれ形成され、前記第2の内歯は軸方向に形成された溝を備える。
【0027】
本発明の内歯部材の成形装置においては、内歯部材の第1の円筒部に対応させて形成された第1の歯金型部、及び前記第1の円筒部より径の大きい第2の円筒部に対応させて形成された第2の歯金型部を備えたマンドレルと、該マンドレルと共に素材を挟持する挟持部材と、前記マンドレルに素材を押し付け、素材を塑性流動させることによって変形させる押付手段とを有する。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0036】
図5は本発明の実施の形態における自動変速機の要部を示す断面図である。
【0037】
図において、31、32は摩擦係合要素としての第1、第2のクラッチ、33は回転自在に配設された第1の回転部材としての筒状の連結体、34は回転自在に配設されたスリーブである。
【0038】
前記第1のクラッチ31は、前記連結体33と連結され、回転自在に配設された内歯部材としてのドラム51、図示されない第2の回転部材と連結され、かつ、前記ドラム51に対して相対的に回転自在に配設されたクラッチハブ54、外周縁において前記ドラム51とスプライン係合させられた複数のクラッチプレート55、内周縁において前記クラッチハブ54とスプライン係合させられた複数のクラッチディスク56、及び前記クラッチプレート55とクラッチディスク56とを選択的に圧接させることによって、前記第1のクラッチ31を係脱させる油圧サーボ58を有する。
【0039】
前記ドラム51は、筒状の胴部52及び環状の底部53から成り、前記胴部52は、所定の径を有する第1の円筒部52a、及びドラム51の開口側に拡径し、前記第1の円筒部52aより径の大きい第2の円筒部52bを有する。そして、ロールフォーミング加工によって、前記第1の円筒部52aの内周面にスプライン63が、前記第2の円筒部52bの内周面に第1の噛合部65が形成される。前記スプライン63は、円周方向において交互に、かつ、等ピッチで径方向内方に突出させて形成された第1の内歯としてのスプライン歯73、及び各スプライン歯73間に形成されたスプライン溝74から成る。また、前記第1の噛合部65は、円周方向において交互に、かつ、等ピッチで径方向内方に突出させて形成された第2の内歯としての凸部71、及び各凸部71間に形成された凹部72から成る。そして、前記スプライン歯73、スプライン溝74、凸部71及び凹部72は、いずれも軸方向に延在させられる。
【0040】
前記ドラム51の外周にはバンドブレーキ61が配設され、ドラム51の外周面にバンドブレーキ61の係合面が形成される。したがって、バンドブレーキ61を係脱させることによって、前記ドラム51を選択的に停止させることができる。また、前記油圧サーボ58は、前記底部53内において摺(しゅう)動自在に配設されたピストン59、該ピストン59を底部53に向けて付勢するスプリング60等から成る。
【0041】
そして、前記第2のクラッチ32は、ドラム41、前記第2の回転部材と連結され、かつ、前記ドラム41に対して相対的に回転自在に配設されたクラッチハブ42、外周縁において前記ドラム41とスプライン係合させられた複数のクラッチプレート43、内周縁において前記クラッチハブ42とスプライン係合させられた複数のクラッチディスク44、及び前記クラッチプレート43とクラッチディスク44とを選択的に圧接させることによって、前記第2のクラッチ32を係脱させる図示されない油圧サーボを有する。
【0042】
ところで、前記ドラム51と連結体33とは、互いに噛合させることによって連結され、そのために、連結体33の先端に、冷間鍛造、プレス加工、グローブ転造等の成形方法によって第2の噛合部45が形成される。該第2の噛合部45は、円周方向において交互に、かつ、等ピッチで形成された非加工部P11及び加工部P12から成り、該加工部P12は、非加工部P11と同じ肉厚のまま径方向外方に押し出されることによって形成される。そして、前記凸部71と非加工部P11とが、前記凹部72と加工部P12とがそれぞれ係合させられる。
【0043】
次に、ドラム51について説明する。
【0044】
図1は本発明の実施の形態における第1の噛合部を示す横断面図、図6は本発明の実施の形態におけるドラムの縦断面図である。
【0045】
図において、51はドラム、52は胴部、53は底部であり、前記胴部52は第1、第2の円筒部52a、52bから成り、ロールフォーミング加工によって、前記第1の円筒部52aの内周面にスプライン63が、前記第2の円筒部52bの内周面に第1の噛合部65が形成される。
【0046】
ところで、第1の噛合部65は第2の円筒部52bの内周面に形成されるので、円周方向の全体が閉鎖され、ドラム51内を循環する潤滑油をドラム51外に抜き出すのが困難になってしまう。そこで、凸部71の内周面には、軸方向に延在させて溝75が形成される。したがって、前記ドラム51内を循環する潤滑油は、溝75を通って容易にドラム51外に抜き出される。また、溝75を形成した分だけドラム51を軽量化することができる。なお、72は凹部、73はスプライン歯、74はスプライン溝、92は後述される平坦部である。
【0047】
続いて、前記構成のドラム51の成形方法について説明する。
【0048】
図7は本発明の実施の形態におけるドラムの成形装置の第1の状態を示す斜視図、図8は本発明の実施の形態におけるドラムの成形装置の第2の状態を示す斜視図、図9は本発明の実施の形態におけるマンドレルの要部を示す断面図、図10は本発明の実施の形態におけるドラムの成形方法を示す第1の図、図11は本発明の実施の形態におけるドラムの成形方法を示す第2の図である。
【0049】
図において、81は回転自在に支持された円筒状のマンドレルであり、該マンドレル81の外周面に、スプライン63(図6)のスプライン歯73及びスプライン溝74に対応させて第1の歯金型部82が、第1の噛合部65の凸部71及び凹部72に対応させて第2の歯金型部83が形成される。なお、第1、第2の歯金型部82、83においては、図示されない第1、第2の溝及び第1、第2の歯が円周方向において交互に、かつ、等ピッチでそれぞれ形成される。そして、前記第2の歯金型部83の第2の溝には、溝75に対応する凸部が軸方向に延在させて形成される。
【0050】
また、前記マンドレル81と対向させて、挟持部材としてのテールストック85が回転自在に配設され、前記マンドレル81及びテールストック85によって素材86が強く挟持され、マンドレル81の前端(図7及び8における右端)に素材86が固定される。そして、前記マンドレル81及びテールストック85の周囲には、複数の、本実施の形態においては、3個の第1〜第3の成形ローラ87〜89が回転自在に、かつ、径方向に移動自在に配設される。なお、前記マンドレル81及びテールストック85を軸方向に移動させるために図示されない第1の駆動手段が、前記第1〜第3の成形ローラ87〜89をマンドレル81の径方向に移動させるために図示されない第2の駆動手段が、前記第1〜第3の成形ローラ87〜89を回転させるために図示されない第3の駆動手段が配設される。
【0051】
前記構成の成形装置において、図示されない制御装置の移動処理手段が、図7に示されるように、前記各第1〜第3の成形ローラ87〜89をマンドレル81の中心に向けて矢印A方向に移動させた後、図8に示されるように、前記マンドレル81及びテールストック85を、矢印B方向に回転させながら矢印C方向に移動させるとともに、前記各第1〜第3の成形ローラ87〜89を素材86に押し付けながら矢印D方向に回転させる。なお、前記各第1〜第3の成形ローラ87〜89によって押付部材及び押付手段が構成される。
【0052】
その結果、図10に示されるように、前記素材86は、前記各第1〜第3の成形ローラ87〜89によってマンドレル81に押し付けられ、塑性流動させられて変形し、内周面に、前記第1の歯金型部82に対応する形状を有するスプライン63、及び前記第2の歯金型部83に対応する形状を有する第1の噛合部65を備えたドラム51が形成される。このとき、前記素材86の一部が第1の歯金型部82の第1の溝内に進入してスプライン歯73を形成するとともに、各スプライン歯73間に前記第1の歯に対応するスプライン溝74が形成される。また、前記素材86の一部が第2の歯金型部83の第2の溝内に進入して凸部71を形成するとともに、各凸部71間に前記第2の歯に対応する凹部72が形成される。そして、凸部71には、第2の溝の凸部に対応する溝75が形成される。
【0053】
この場合、素材86の一部を第1、第2の歯金型部82、83の第1、第2の溝に進入させることによってロールフォーミング加工が行われるので、素材86が第1、第2の溝に進入しやすいように、第1、第2の溝の断面は、深くなるほど幅が狭くなるような逆台形の形状にされる。したがって、スプライン歯73及び凸部71の断面はドラム51の中心に近くなるほど幅が狭くなるような台形の形状を有し、スプライン溝74及び凹部72の断面はドラム51の中心に近くなるほど幅が広くなるような逆台形の形状を有する。なお、前述されたように、前記凸部71と非加工部P11(図5)とが、前記凹部72と加工部P12とがそれぞれ係合させられるので、前記非加工部P11は凸部71と対応する形状に、加工部P12は凹部72と対応する形状に形成されるのが望ましい。
【0054】
また、ドラム51及びマンドレル81の軸方向における前記第1、第2の歯金型部82、83間に環状の平坦部91が形成され、ドラム51における第1、第2の円筒部52a、52bの連結部分に前記平坦部91と対応させて環状の平坦部92が形成される。したがって、スプライン63を形成している間に、素材86の塑性流動による流れが第1の噛合部65に影響を与えるのを防止することができる。その結果、第1の噛合部65を容易に形成することができる。
【0055】
このように、前記第2の円筒部52bの内周面に凸部71を突出させて形成することによって、第1の噛合部65を形成することができるので、ドラム51の径が大きくならない。また、コルゲーション成形によって噛合部を形成する必要がないので、コルゲーション成形による加工部が径方向外方に押し出されることがない。したがって、ドラム51を小型化することができるので、自動変速機内においてドラム51と他の部材、例えば、自動変速機ケースとが互いに干渉するのを防止することができる。
【0056】
そして、ドラム51は筒状の形状を有しているので、ドラム51の外周面をバンドブレーキの係合面にすることができる。
【0057】
また、凸部71を形成するのに伴って、凸部71と凹部72との間が薄肉化することがないので、クラックが発生するのを防止することができ、ドラム51の耐久性を向上させることができる。さらに、第1の噛合部65の内周面の角部にダレが生じることがないので、ドラム51の品質を向上させることができる。
【0058】
また、各凸部71と凹部72とが一体に連結されるので、ドラム51が回転するのに伴ってドラム51に遠心力が加わっても、凸部71、凹部72等が変形することがない。したがって、ドラム51の耐久性を向上させることができる。
【0059】
しかも、スプライン63及び第1の噛合部65を1回のロールフォーミング加工によって形成することができるので、工数が少なくなり、ドラム51の生産性を向上させることができる。さらに、スプライン63と第1の噛合部65との間の位置精度にばらつきが生じるのを防止することができるので、ドラム51の品質を向上させることができる。
【0060】
ところで、前記第1〜第3の成形ローラ87〜89は、ロールフォーミング加工の仕上げ用、中仕上げ用及び荒加工用として使用され、それぞれ仕上げローラ、中仕上げローラ及び荒ローラを構成する。そのために、前記第1〜第3の成形ローラ87〜89の軸及び加工面は、マンドレル81の軸方向及び径方向において互いにわずかずつ異なる位置に配設される。
【0061】
すなわち、図11に示されるように、第1〜第3の成形ローラ87〜89は、マンドレル81の軸方向においてロールフォーミング加工の加工方向(図10における矢印方向)における上流側から下流側にかけて順に位置させられるとともに、マンドレル81の径方向においてマンドレル81の軸から遠くなるように順に配設される。
【0062】
したがって、前記素材86は、第3、第2、第1の成形ローラ89、88、87によって順にマンドレル81に押し付けられ、ロールフォーミング加工が進むにつれて薄くなる。このように、前記素材86は徐々に薄くされるので、素材86が厚い場合でも、ロールフォーミング加工によって、品質を低下させることなく、十分に薄いドラム51を成形することができる。
【0063】
この場合、前記第1〜第3の成形ローラ87〜89の径方向及び軸方向の位置、及び第1〜第3の成形ローラ87〜89に素材86を押し付ける力は、前記移動処理手段によるNC制御によって設定され、制御される。したがって、スプライン63におけるスプライン歯73、スプライン溝74等の加工精度、及び第1の噛合部65における凸部71、凹部72、溝75等の加工精度を高くすることができる。
【0064】
次に、前記第1〜第3の成形ローラ87〜89の径方向及び軸方向の位置を変化させる場合の手順について説明する。
【0065】
図12は本発明の実施の形態における第1〜第3の成形ローラの径方向及び軸方向の位置を説明する第1の図、図13は本発明の実施の形態における第1〜第3の成形ローラの径方向及び軸方向の位置を説明する第2の図、図14は本発明の実施の形態における第1〜第3の成形ローラの径方向及び軸方向の位置を説明する第3の図、図15は本発明の実施の形態における第1〜第3の成形ローラの径方向及び軸方向の位置を説明する第4の図、図16は本発明の実施の形態における第1〜第3の成形ローラの径方向及び軸方向の位置を説明する第5の図、図17は本発明の実施の形態における第1の成形ローラの成形面を示す図、図18は本発明の実施の形態における第2の成形ローラの成形面を示す図、図19は本発明の実施の形態における第3の成形ローラの成形面を示す図である。なお、説明の便宜上、第1〜第3の成形ローラ87〜89は、マンドレル81の軸方向における同じ位置に配設されるものとして説明される。また、素材86(図11)は示されていない。
【0066】
図において、81は矢印C方向に移動させられるマンドレルであり、該マンドレル81の外周面に、第1、第2の歯金型部82、83及び平坦部91が形成される。前記第1の歯金型部82は第2の歯金型部83より径が小さく、前記平坦部91は、マンドレル81の外周面において傾斜させて形成された段差を構成する。
【0067】
また、87〜89は第1〜第3の成形ローラであり、該第1〜第3の成形ローラ87〜89の外周面に成形面S1〜S3が形成される。また、87a〜89aは第1〜第3の成形ローラ87〜89の、ロールフォーミング加工の加工方向(図10の矢印方向)における上流側の端面、87b〜89bは第1〜第3の成形ローラ87〜89の、ロールフォーミング加工の加工方向における下流側の端面である。
【0068】
前記成形面S1は、第1の成形ローラ87の外径が最大になる最大径部m1、該最大径部m1より端面87a側に形成され、最大径部m1から離れるほど外径がわずかに小さくなる第1の傾斜部n1、前記最大径部m1より端面87b側に形成され、外径が急激に小さくなる急傾斜部r1、及び該急傾斜部r1より端面87b側に形成され、急傾斜部r1から離れるほど外径が小さくなる第2の傾斜部p1を備える。また、前記成形面S2は、第2の成形ローラ88の外径が最大になる最大径部m2、該最大径部m2より端面88a側に形成され、最大径部m2から離れるほど外径が小さくなる第1の傾斜部n2、及び前記最大径部m2より端面88b側に形成され、最大径部m2から離れるほど外径が小さくなる第2の傾斜部p2を備える。そして、前記成形面S3は、第3の成形ローラ89の外径が最大になる最大径部m3、該最大径部m3より端面89a側に形成され、最大径部m3から離れるほど外径が小さくなる第1の傾斜部n3、前記最大径部m3より端面89b側に形成され、最大径部m3から離れるほど外径が小さくなる第2の傾斜部p3、第3の成形ローラ89の外径が最小になる最小径部t3、及び該最小径部t3より端面89b側に形成され、最小径部t3から離れるほど外径が大きくなる凸部q3を備える。
【0069】
素材86をマンドレル81に押し付けるに当たり、前記最大径部m1〜m3は最も素材86を変形させるのに寄与する。また、前記第1の傾斜部n1〜n3とマンドレル81の外周面とが成す角度、すなわち、傾斜角度をそれぞれθ1〜θ3とし、第2の傾斜部p1〜p3とマンドレル81の外周面との傾斜角度をそれぞれθ11〜θ13とし、急傾斜部r1とマンドレル81の外周面との傾斜角度をθ21とすると、傾斜角度θ1〜θ3、θ11〜θ13、θ21は、
θ21>θ2
=θ12
=θ11
>θ13
>θ3
>θ1
になる。前記傾斜角度θ11〜θ13が大きいほど素材86を薄くするのに寄与する。
【0070】
そして、前記移動処理手段が前記マンドレル81を矢印C方向に移動させると、素材86が変形させられ、第1の円筒部52a(図6)、平坦部92及び第2の円筒部52bが順に形成される。前記平坦部92によって段差部が構成される。
【0071】
すなわち、マンドレル81が第1の歯金型部82を第1〜第3の成形ローラ87〜89と対向させて移動させられ、第1の円筒部52aが形成されているときに、図12に示されるように、平坦部91が第1〜第3の成形ローラ87〜89に近づくと、図13〜15に示されるように、前記移動処理手段は、マンドレル81を矢印C方向に移動させながら、第3の成形ローラ89、第2の成形ローラ88及び第1の成形ローラ87を順に径方向外方に移動させ、平坦部91に対応させて平坦部92を形成し、その後、図16に示されるように、マンドレル81が第2の歯金型部83を第1〜第3の成形ローラ87〜89と対向させて移動させられ、第2の円筒部52bが形成される。
【0072】
この場合、前記第3の成形ローラ89において、第2の傾斜部p3の傾斜角度が比較的小さく、最小径部t3より端面89b側に凸部q3が形成される。したがって、素材86が第3の成形ローラ89によって倒されるときに、素材86の外周縁が凸部q3によって湾曲させられ、マンドレル81の外周面に比較的近い位置に置かれる。したがって、胴部52と底部53との境の部分を形成する際の引張応力を小さくすることができるので、胴部52と底部53との境の部分の厚さを十分に確保することができる。
【0073】
また、前記第1の成形ローラ87において、急傾斜部r1の傾斜角度θ21が第1、第2の傾斜部n1、p1の傾斜角度θ1、θ11より大きいので、素材86を平坦部91の根元まで十分に押し付けることができる。したがって、凸部71及びスプライン歯73の加工精度を高くすることができる。
【0074】
また、本実施の形態においては、第1〜第3の成形ローラ87〜89をマンドレル81の軸方向において互いにわずかずつ異なる位置に配設するようになっているが、同じ位置に配設することもできる。
【0075】
本実施の形態においては、第1〜第3の成形ローラ87〜89を第1の歯金型部82の軸方向に移動させることによって、スプライン63及び第1の噛合部65を形成するようになっているが、凸部71及び凹部72の形状、長さ等によっては、第1〜第3の成形ローラ87〜89を第1の歯金型部82の軸方向とは異なる方向に移動させることもできる。さらに、各第1〜第3の成形ローラ87〜89を互いに異なる方向に移動させることもできる。
【0076】
また、本実施の形態においては、ドラム51にはスプライン63及び第1の噛合部65が二段に形成されるようになっているが、スプラインだけを二段に形成することもできる。
【0077】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0078】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、クラッチのドラムにおいては、第1の円筒部と、該第1の円筒部より径の大きい第2の円筒部とを有する。
【0079】
そして、前記第1、第2の円筒部の内周面に、径方向内方に突出させて、第1、第2の内歯がそれぞれ形成され、前記第2の内歯は軸方向に形成された溝を備える。
【0080】
この場合、前記第2の円筒部の内周面に第2の内歯を突出させて形成することによって噛合部を形成することができるので、クラッチのドラムの径が大きくならない。したがって、クラッチのドラムを小型化することができる。
【0081】
また、第2の内歯を形成するのに伴って、第2の内歯と凹部との間が薄肉化することがないので、クラックが発生するのを防止することができ、クラッチのドラムの耐久性を向上させることができる。さらに、噛合部の内周面にダレが生じることがないので、クラッチのドラムの品質を向上させることができる。
【0082】
そして、各第2の内歯と凹部とが一体に連結されるので、クラッチのドラムが回転するのに伴ってクラッチのドラムに遠心力が加わっても、第2の内歯、凹部等が変形することがない。したがって、クラッチのドラムの耐久性を向上させることができる。
さらに、第2の内歯の内周面には、軸方向に延在させて溝が形成されるので、ドラム内を循環する潤滑油は、溝を通って容易にドラム外に抜き出される。したがって、溝を形成した分だけドラムを軽量化することができる。
【0098】
本発明の内歯部材の成形装置においては、内歯部材の第1の円筒部に対応させて形成された第1の歯金型部、及び内歯部材の前記第1の円筒部より径の大きい第2の円筒部に対応させて形成された第2の歯金型部を備えたマンドレルと、該マンドレルと共に素材を挟持する挟持部材と、前記マンドレルに素材を押し付け、素材を塑性流動させることによって変形させる押付手段とを有する。
【0099】
この場合、第1、第2の歯金型部に対応させて第1、第2の内歯を1回のロールフォーミング加工によって形成することができるので、工数が少なくなり、内歯部材の生産性を向上させることができる。しかも、第1、第2の内歯間の位置精度にばらつきが生じるのを防止することができるので、内歯部材の品質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における第1の噛合部を示す横断面図である。
【図2】従来のコルゲーション成形によって形成された噛合部を有するドラムの要部を示す縦断面図である。
【図3】従来のコルゲーション成形によって形成された噛合部を示す拡大図である。
【図4】従来のスロット抜きによって形成された噛合部を有するドラムの要部を示す縦断面図である。
【図5】本発明の実施の形態における自動変速機の要部を示す断面図である。
【図6】本発明の実施の形態におけるドラムの縦断面図である。
【図7】本発明の実施の形態におけるドラムの成形装置の第1の状態を示す斜視図である。
【図8】本発明の実施の形態におけるドラムの成形装置の第2の状態を示す斜視図である。
【図9】本発明の実施の形態におけるマンドレルの要部を示す断面図である。
【図10】本発明の実施の形態におけるドラムの成形方法を示す第1の図である。
【図11】本発明の実施の形態におけるドラムの成形方法を示す第2の図である。
【図12】本発明の実施の形態における第1〜第3の成形ローラの径方向及び軸方向の位置を説明する第1の図である。
【図13】本発明の実施の形態における第1〜第3の成形ローラの径方向及び軸方向の位置を説明する第2の図である。
【図14】本発明の実施の形態における第1〜第3の成形ローラの径方向及び軸方向の位置を説明する第3の図である。
【図15】本発明の実施の形態における第1〜第3の成形ローラの径方向及び軸方向の位置を説明する第4の図である。
【図16】本発明の実施の形態における第1〜第3の成形ローラの径方向及び軸方向の位置を説明する第5の図である。
【図17】本発明の実施の形態における第1の成形ローラの成形面を示す図である。
【図18】本発明の実施の形態における第2の成形ローラの成形面を示す図である。
【図19】本発明の実施の形態における第3の成形ローラの成形面を示す図である。
【符号の説明】
33 連結体
51 ドラム
52a、52b 第1、第2の円筒部
55 クラッチプレート
61 バンドブレーキ
65 第1の噛合部
71 凸部
73 スプライン歯
75 溝
81 マンドレル
82、83 第1、第2の歯金型部
85 テールストック
86 素材
87〜89 第1〜第3の成形ローラ
91、92 平坦部
q3 凸部
r1 急傾斜部
S1、S3 成形面

Claims (10)

  1. 第1の円筒部と、該第1の円筒部より径の大きい第2の円筒部とを有するとともに、前記第1、第2の円筒部の内周面に、径方向内方に突出させて、第1、第2の内歯がそれぞれ形成され、前記第2の内歯は軸方向に形成された溝を備えることを特徴とするクラッチのドラム。
  2. 記第1の円筒部と第2の円筒部との連結部分に環状の平坦部が形成される請求項1に記載のクラッチのドラム
  3. 前記クラッチのドラムは、自動変速機用のクラッチのドラムであり、第1の円筒部の外周面にバンドブレーキの係合面が形成され、前記第1の内歯は、ドラムとクラッチプレートとをスプライン係合させるためのスプライン歯を構成し、前記第2の内歯は、前記ドラムと自動変速機の他の部材とを連結させるための噛合部を構成する請求項1又は2に記載のクラッチのドラム。
  4. 歯部材の第1の円筒部に対応させて形成された第1の歯金型部、及び前記第1の円筒部より径の大きい第2の円筒部に対応させて形成された第2の歯金型部を備えたマンドレルと、該マンドレルと共に素材を挟持する挟持部材と、前記マンドレルに素材を押し付け、素材を塑性流動させることによって変形させる押付手段とを有することを特徴とする内歯部材の成形装置。
  5. 前記押付手段は複数配設され、各押付手段は、マンドレルの軸方向及び径方向において互いに異なる位置に配設される請求項に記載の内歯部材の成形装置。
  6. 前記押付手段は径方向に移動自在に配設される請求項に記載の内歯部材の成形装置。
  7. 前記押付手段を径方向に移動させる移動処理手段を有する請求項に記載の内歯部材の成形装置。
  8. 前記移動処理手段は、第1、第2の歯金型部間に形成された段差が前記押付手段に近づいたときに前記押付手段を径方向外方に移動させる請求項に記載の内歯部材の成形装置。
  9. 前記押付手段の成形面には、素材をマンドレル側に倒すための凸部が形成される請求項に記載の内歯部材の成形装置。
  10. 前記押付手段の成形面には、素材を前記段差に押し付けるための急傾斜部が形成される請求項に記載の内歯部材の成形装置。
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