JP3951468B2 - 内歯部材の成形装置 - Google Patents

内歯部材の成形装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内歯部材の成形装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動変速機においてはプラネタリギヤユニットが使用され、該プラネタリギヤユニットはサンギヤ、ピニオン、リングギヤ及びキャリヤから成る。そして、前記サンギヤ、リングギヤ及びキャリヤの各要素をクラッチ、ブレーキ等の摩擦係合要素によって選択的に作動させることにより、変速を行うことができるようになっている。
【0003】
そして、例えば、摩擦係合要素のうちの第2クラッチを係脱させることによって、入力軸とサンギヤとが選択的に連結される。そのために、前記第2クラッチは、サンギヤと連結させて回転自在に配設された内歯部材としてのドラム、前記入力軸と連結させて、かつ、前記ドラムに対して相対的に回転自在に配設された内側回転体、外周縁において前記ドラムとスプライン係合させられた複数のクラッチプレート、内周縁において前記内側回転体とスプライン係合させられた複数のクラッチディスク、及び前記クラッチプレートとクラッチディスクとを選択的に圧接させ、前記第2クラッチを係脱させるための油圧サーボを有する。
【0004】
そして、前記クラッチプレートとドラムとをスプライン係合させるために、該ドラムの内周面に、軸方向にスプラインが形成されるとともに、各クラッチプレートの外周縁に前記スプラインと係合させて複数の歯が径方向外方に突出させて形成される。
ところで、前記ドラムに前記スプラインを形成するために成形装置が使用される。該成形装置においては、外周に所定の歯金型部が形成された治具としてのマンドレル、及びテールストックによって素材を挟み、成形ローラを回転させながら前記マンドレル及びテールストックを移動させることによって、前記素材を変形させるようにしている。
【0005】
図2は従来の成形装置の要部断面図、図3は従来の成形装置のマンドレルを示す要部斜視図である。
図において、58はマンドレル、80は該マンドレル58に対して移動自在に配設されたテールストック、81は素材、82は成形ローラである。前記マンドレル58は、前記素材81と隣接する部分に形成され、かつ、軸方向に延びる小径部P1、該小径部P1から斜めに立ち上がるテーパ部P2、及び該テーパ部P2から軸方向に延びる大径部P3から成り、該大径部P3におけるテーパ部P2に隣接する側に、所定の距離にわたって歯金型部59が形成される。該歯金型部59には、複数の凹部60が等ピッチで形成される。該各凹部60は、一端の前記テーパ部P2において開放され、所定距離だけ軸方向に延在させて形成される。なお、前記凹部60の他端には、傾斜壁部61が形成される。
【0006】
前記構成の成形装置において、前記マンドレル58及びテールストック80によって素材81を強く挟み、マンドレル58、テールストック80及び素材81を矢印D方向に回転させながら矢印E方向に移動させ、一方、前記成形ローラ82を矢印F方向に回転させながら素材81に押し付けると、素材81はマンドレル58に押し付けられてカップ状に変形し、前記歯金型部59に対応する形状を有するスプラインを備えた図示されないドラムが成形される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の成形装置においては、各凹部60の他端に傾斜壁部61が形成されるので、通し成形研削加工によって前記マンドレル58を製造することができず、例えば、放電加工によって前記マンドレル58を製造する必要が生じる。したがって、成形装置及びドラムのコストが高くなってしまう。また、傾斜壁部61においては、スプライン係合を有効に行うことができないので、凹部60をその分長くする必要が生じる。したがって、成形装置及びドラムが大型化してしまう。
【0008】
そこで、前記マンドレル58を分割した成形装置が考えられる。
図4は従来の他の成形装置のマンドレルを示す要部断面図、図5は従来の他の成形装置のマンドレルを示す要部斜視図、図6は従来の他の成形装置によって成形されたドラムを示す要部斜視図、図7は従来の他の成形装置による成形状態を示す図、図8は従来の他の成形装置によって成形を行ったときのリングの破損状態を示す図である。
【0009】
図において、65はマンドレルであり、該マンドレル65は、本体部66及びリング67から成り、該リング67はキー68によって本体部66と係合させられる。該本体部66は、素材81と隣接する部分に形成され、かつ、軸方向に延びる小径部P11、該小径部P11から斜めに立ち上がるテーパ部P12、及び該テーパ部P12から軸方向に延びる大径部P13から成り、該大径部P13の全体にわたって歯金型部70が形成される。該歯金型部70には、複数の凹部71が等ピッチで形成される。該各凹部71は、軸方向に延在させて形成され、両端において開放される。
【0010】
前記構成の成形装置において、前記マンドレル65及びテールストック80(図2)によって素材81を強く挟み、マンドレル65、テールストック80及び素材81を回転させながら矢印E方向に移動させ、一方、前記成形ローラ82を回転させながら素材81に押し付けると、素材81はマンドレル65に押し付けられてカップ状に変形し、図6に示されるように、内周面に前記歯金型部70に対応する形状を有するスプライン74を備えたドラム75が成形される。このとき、前記素材81の一部が凹部71内に進入してスプライン歯76を形成するとともに、各スプライン歯76間にスプライン溝77が形成される。
【0011】
この場合、大径部P13の全体にわたって歯金型部70が形成されるので、通し成形研削加工によって前記マンドレル65を製造することができる。したがって、成形装置及び前記ドラム75のコストを低くすることができる。また、傾斜壁部が形成されないので、凹部71の全体においてスプライン係合を有効に行うことができ、凹部71をその分短くすることができる。したがって、成形装置及びドラム75を小型化することができる。
【0012】
ところで、前記成形装置においては、マンドレル65の移動に伴って素材81の一部が凹部71内に進入した後、矢印E方向と逆の方向に凹部71を埋めていくことになるが、凹部71の全体が埋められた後、成形ローラ82がリング67側に移動するときに、リング67における本体部66側の外周縁部AR1に大きい面圧が加わる。その結果、図8に示されるように、外周縁部AR1に欠損が生じることがあり、成形装置の耐久性が低下してしまう。
【0013】
本発明は、前記従来の成形装置の問題点を解決して、コストを低くすることができ、成形装置及び内歯部材を小型化することができ、耐久性を向上させることができる内歯部材の成形装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
そのために、本発明の内歯部材の成形装置においては、マンドレルと、該マンドレルの前端に素材を固定する固定部材と、前記素材をマンドレルに押し付けて変形させる成形ローラとを有する。
そして、前記マンドレルは、両端が開放された複数の溝から成る歯金型部を備えた本体部、及び該本体部と隣接させて、前記マンドレルの移動方向における後方に配設されたリングから成る。
また、前記各溝は、本体部の外周面より径方向内方に形成され、前記リングの外周縁部における少なくとも前記溝に臨む面が後方に向けて傾けられる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における成形装置のマンドレルを示す要部断面図、図9は本発明の第1の実施の形態における成形装置の第1(成形前)の状態を示す図、図10は本発明の第1の実施の形態における成形装置の第2(成形後)の状態を示す図、図11は本発明の第1の実施の形態における成形装置のマンドレルを示す要部斜視図、図12は本発明の第1の実施の形態における成形装置によって成形されたドラムを示す要部斜視図である。
【0016】
図において、78は回転自在に支持された円筒形のマンドレルであり、該マンドレル78は、本体部16及びリング17から成り、該リング17は図示されないキーによって本体部16と係合させられる。該本体部16は、環状の素材81と隣接する部分に形成され、かつ、軸方向に延びる小径部P21、該小径部P21から斜めに立ち上がるテーパ部P22、及び該テーパ部P22から軸方向に延びる大径部P23から成り、該大径部P23の全体にわたって歯金型部79が形成される。該歯金型部79は複数の溝21から成り、該各溝21間に歯部23が形成される。前記各溝21は、両端が開放され、軸方向に延在させて等ピッチで形成される。
【0017】
また、前記マンドレル78と対向させて、固定部材としてのテールストック80が回転自在に配設され、前記マンドレル78及びテールストック80によって素材81が強く挟まれ、マンドレル78の前端に素材81が固定される。
そして、前記マンドレル78及びテールストック80の周囲には、例えば、3個の成形ローラ82が回転自在に配設される。
【0018】
前記構成の成形装置において、図9に示されるように、前記各成形ローラ82を矢印C方向に移動させた後、図10に示されるように、前記マンドレル78及びテールストック80を矢印D方向に回転させながら矢印E方向に移動させ、その間、前記各成形ローラ82を素材81に押し付けながら矢印F方向に回転させる。
【0019】
その結果、前記素材81はマンドレル78に押し付けられ、図12に示されるように、内周面に前記歯金型部79に対応する形状を有するスプライン24を備えた内歯部材としてのドラム25が成形される。このとき、前記素材81の一部が溝21内に進入してスプライン歯26を形成するとともに、各スプライン歯26間にスプライン溝27が形成される。
【0020】
この場合、大径部P23の全体にわたって歯金型部79が形成され、各溝21の両端が開放されるので、通し成形研削加工によって前記マンドレル78を製造することができる。したがって、成形装置及び前記ドラム25のコストを低くすることができる。また、傾斜壁部が形成されないので、溝21の全体においてスプライン係合を有効に行うことができ、溝21をその分短くすることができる。したがって、成形装置及びドラム25を小型化することができ、成形装置及び前記ドラム25のコストを低くすることができる。
【0021】
ところで、前記成形装置においては、マンドレル78の移動に伴って素材81の一部が溝21内に進入した後、矢印E方向と逆の方向に溝21を埋めていくことになるが、溝21の全体が埋められた後、成形ローラ82がリング17側に移動するときに、リング17における本体部16と接触する端面、すなわち、前端面の外周縁部に大きい面圧が加わる。
【0022】
このとき、該面圧によってリング17内に圧縮応力が発生するように、前記外周縁部における少なくとも溝21に臨む面が、後方に向けて傾けられ、溝21の底部から離れるほど本体部16から遠くなるような形状にされる。本実施の形態においては、前記外周縁部が後方に向けて角度αだけ傾けられ、テーパ面S1が形成されるとともに、前記歯金型部79の各歯部23におけるリング17と当接する端面、すなわち、後端面が、前記テーパ面S1と対応させて後方に向けて傾けられる。なお、図12に示されるように、各スプライン歯26の端面26aは、前記テーパ面S1に対応させて角度αだけ傾けられて形成される。
【0023】
したがって、溝21内の素材81が前記テーパ面S1に押し付けられたときに、前記面圧によってリング17内に圧縮応力が発生するので、外周縁部に欠損が生じることがなくなる。その結果、成形装置の耐久性を向上させることができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。
【0024】
図13は本発明の第2の実施の形態における成形装置のマンドレルを示す要部断面図、図14は本発明の第2の実施の形態における成形装置のマンドレルを示す要部斜視図、図15は本発明の第2の実施の形態における成形装置によって成形されたドラムを示す要部斜視図である。
この場合、マンドレル78は本体部36及びリング37から成り、前記本体部36の外径をR1とし、リング37の外径をR2とすると、前記外径R1、R2は、
R1<R2
にされる。
【0025】
そして、前記リング37の前端面の、歯金型部79より径方向外方に突出する外周縁部が後方に向けて角度βだけ傾けられ、テーパ面S2又は面取りが形成される。したがって、素材81(図10)が前記テーパ面S2に押し付けられたときに、面圧によってリング37内に圧縮応力が発生するので、外周縁部に欠損又はチッピングが生じることがなくなる。その結果、成形装置の耐久性を向上させることができる。
【0026】
なお、図15に示されるように、ドラム25におけるスプライン24と隣接する部分、すなわち、隣接部分25aは、前記テーパ面S2に対応させて角度βだけ傾けられて形成される。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。
【0027】
図16は本発明の第3の実施の形態における成形装置のマンドレルを示す要部断面図、図17は本発明の第3の実施の形態における成形装置のマンドレルを示す要部斜視図、図18は本発明の第3の実施の形態における成形装置によって成形されたドラムを示す要部斜視図である。
この場合、マンドレル78は本体部46及びリング47から成り、該リング47における溝21に臨む面、すなわち、リング47における本体部46と接触する端面の外周縁部が後方に向けて角度αだけ傾けられ、第1のテーパ面S3が形成されるとともに、歯金型部79の各歯部23におけるリング47と当接する端面が前記第1のテーパ面S3と対応させて後方に向けて傾けられる。
【0028】
また、前記本体部46の外径をR1とし、リング47の外径をR2とすると、前記外径R1、R2は、
R1<R2
にされる。
そして、前記リング47における本体部46と接触する端面の、歯金型部79より突出する外周縁部が後方に向けて角度βだけ傾けられ、第2のテーパ面S4が形成される。なお、図18に示されるように、各スプライン歯26の端面26aは、前記第1のテーパ面S3に対応させて角度αだけ傾けられて形成され、ドラム25における隣接部分25aは、前記第2のテーパ面S4に対応させて角度βだけ傾けられて形成される。
【0029】
したがって、素材81(図10)が前記第1、第2のテーパ面S3、S4に押し付けられたときに、面圧によってリング47内に圧縮応力が発生するので、外周縁部に欠損又はチッピングが生じることがなくなる。その結果、成形装置の耐久性を向上させることができる。
前記各実施の形態においては、いずれもリング17、37、47の前端面の外周縁部を後方に向けて傾けるためにテーパ面が形成されるようになっているが、湾曲面、R面等によって外周縁部を後方に向けて傾けることもできる。
【0030】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0031】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、内歯部材の成形装置においては、マンドレルと、該マンドレルの前端に素材を固定する固定部材と、前記素材をマンドレルに押し付けて変形させる成形ローラとを有する。
そして、前記マンドレルは、両端が開放された複数の溝から成る歯金型部を備えた本体部、及び該本体部と隣接させて、前記マンドレルの移動方向における後方に配設されたリングから成る。
また、前記各溝は、本体部の外周面より径方向内方に形成され、前記リングの外周縁部における少なくとも前記溝に臨む面が後方に向けて傾けられる。
【0032】
この場合、各溝の両端が開放されるので、通し成形研削加工によってマンドレルを製造することが可能になる。したがって、成形装置及び内歯部材のコストを低くすることができる。また、溝の端部に傾斜壁部が形成されないので、溝の全体においてスプライン係合を有効に行うことができ、溝をその分短くすることができる。したがって、成形装置及び内歯部材を小型化することができ、成形装置及び内歯部材のコストを低くすることができる。
【0033】
そして、溝内の素材が前記外周縁部に押し付けられたときに、面圧によってリング内に圧縮応力が発生するので、外周縁部に欠損が生じることがなくなる。その結果、成形装置の耐久性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における成形装置のマンドレルを示す要部断面図である。
【図2】従来の成形装置の要部断面図である。
【図3】従来の成形装置のマンドレルを示す要部斜視図である。
【図4】従来の他の成形装置のマンドレルを示す要部断面図である。
【図5】従来の他の成形装置のマンドレルを示す要部斜視図である。
【図6】従来の他の成形装置によって成形されたドラムを示す要部斜視図である。
【図7】従来の他の成形装置による成形状態を示す図である。
【図8】従来の他の成形装置によって成形を行ったときのリングの破損状態を示す図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態における成形装置の第1(成形前)の状態を示す図である。
【図10】本発明の第1の実施の形態における成形装置の第2(成形後)の状態を示す図である。
【図11】本発明の第1の実施の形態における成形装置のマンドレルを示す要部斜視図である。
【図12】本発明の第1の実施の形態における成形装置によって成形されたドラムを示す要部斜視図である。
【図13】本発明の第2の実施の形態における成形装置のマンドレルを示す要部断面図である。
【図14】本発明の第2の実施の形態における成形装置のマンドレルを示す要部斜視図である。
【図15】本発明の第2の実施の形態における成形装置によって成形されたドラムを示す要部斜視図である。
【図16】本発明の第3の実施の形態における成形装置のマンドレルを示す要部断面図である。
【図17】本発明の第3の実施の形態における成形装置のマンドレルを示す要部斜視図である。
【図18】本発明の第3の実施の形態における成形装置によって成形されたドラムを示す要部斜視図である。
【符号の説明】
16、36、46 本体部
17、37、47 リング
21 溝
25 ドラム
78 マンドレル
79 歯金型部
80 テールストック
81 素材
82 成形ローラ

Claims (3)

  1. マンドレルと、該マンドレルの前端に素材を固定する固定部材と、前記素材をマンドレルに押し付けて変形させる成形ローラとを有するとともに、前記マンドレルは、両端が開放された複数の溝から成る歯金型部を備えた本体部、及び該本体部と隣接させて、前記マンドレルの移動方向における後方に配設されたリングから成り、前記各溝は、本体部の外周面より径方向内方に形成され、前記リングの外周縁部における少なくとも前記溝に臨む面が後方に向けて傾けられることを特徴とする内歯部材の成形装置。
  2. マンドレルと、該マンドレルの前端に素材を固定する固定部材と、前記素材をマンドレルに押し付けて変形させる成形ローラとを有するとともに、前記マンドレルは、両端が開放された複数の溝から成る歯金型部を備えた本体部、及び該本体部と隣接させて、前記マンドレルの移動方向における後方に配設されたリングから成り、前記各溝は、本体部の外周面より径方向内方に形成され、前記リングの外径は本体部の外径より大きくされ、リングにおける本体部と接触する端面の、前記歯金型部より径方向外方に突出した部分が後方に向けて傾けられることを特徴とする内歯部材の成形装置。
  3. 前記リングの外周縁部における前記溝に臨む面が後方に向けて傾けられるとともに、リングにおける本体部と接触する端面の、前記歯金型部より径方向外方に突出した部分、及びリングの外周縁部における前記溝に臨む面が、それぞれ異なる角度で後方に向けて傾けられる請求項1に記載の内歯部材の成形装置。
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