JP4566288B1 - 揚げ物用衣材 - Google Patents

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Abstract

【課題】サク味に優れ、歯切れがよく、油っぽさが少ない衣を形成することができる、揚げ物用衣材を提供する。
【解決手段】揚げ物用衣材の原料として、小麦粉(A)と、カルボキシル基含量0.1〜1.1%である酸化澱粉(B)と、加熱溶解度が3〜40%である膨潤抑制澱粉(C)とを、小麦粉(A)と、酸化澱粉(B)及び膨潤抑制澱粉(C)との質量比が10:90〜60:40で、酸化澱粉(B)と、膨潤抑制澱粉(C)との質量比が15:85〜35:65となるように含有させる。
【選択図】なし

Description

本発明は、サク味があり、油っぽくない、揚げ物の衣を形成することが可能な揚げ物用衣材に関する。
唐揚げ、天ぷら、フライに代表される揚げ物は、サク味(サクサク感)があり、油っぽさが少なくてサッパリした衣を有するものが好まれている。
揚げ物の衣の食感を改良するため、これまでにも数多くの特許出願がなされている。例えば、下記特許文献1には、酸化澱粉及びワキシー澱粉を含有することを特徴とするテンプラ、カラ揚げまたはフリッター用の衣組成物が開示されている。
また、下記特許文献2には、膨潤度が4〜15で、且つ、溶解度が10重量%以下である架橋澱粉を20重量%以上含有することを特徴とする揚げ物用衣材が開示されている。
特許第3153427号公報 特開平9−215478号公報
しかし、上記特許文献1,2においても、揚げ物の衣の食感や、油っぽさに対する改善効果は、未だ十分なものとは言えなかった。
したがって、本発明の目的は、サク味に優れ、歯切れがよく、油っぽさが少ない衣を形成することができる、揚げ物用衣材を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の揚げ物用衣材は、小麦粉(A)と、カルボキシル基含量0.1〜1.1%である酸化澱粉(B)と、加熱溶解度が3〜40%である膨潤抑制澱粉(C)とを含み、前記小麦粉(A)と、前記酸化澱粉(B)及び前記膨潤抑制澱粉(C)との質量比が10:90〜60:40であり、前記酸化澱粉(B)と、前記膨潤抑制澱粉(C)との質量比が15:85〜35:65であることを特徴とする。
本発明によれば、小麦粉(A)と、カルボキシル基含量0.1〜1.1%である酸化澱粉(B)と、加熱溶解度が3〜40%である膨潤抑制澱粉(C)とを含むことにより、揚げ物の衣材として使用したときに、サク味に優れ、歯切れがよく、油感が少ないサッパリした風味の衣を形成できる。
また、前記酸化澱粉(B)及び前記膨潤抑制澱粉(C)との質量比を10:90〜60:40としたことにより、水に溶いた際に粘性を得ることができ、具材に揚げ物用衣材を付着させやすくすることができる。
更に、前記酸化澱粉(B)と、前記膨潤抑制澱粉(C)との質量比を15:85〜35:65としたことにより、衣にサク味のある骨格が形成され、酸化澱粉による吸油が低減され、歯切れがよく、油感が少ないサッパリとした風味の衣が形成できる。
本発明の揚げ物用衣材においては、前記膨潤抑制澱粉(C)が、リン酸架橋澱粉であることが好ましい。これによれば、衣に硬さとサク味のある骨格をより好ましく形成させることができる。
また、前記酸化澱粉(B)が、アセチル化酸化澱粉であることが好ましい。これによれば、保存時の食感の経時的変化を抑制することができる。
本発明の揚げ物用衣材は、特に唐揚げ又は天ぷらに好適に用いられる。
本発明によれば、サク味に優れ、歯切れがよく、油っぽさが少ない衣を形成できる揚げ物用衣材を提供することができる。
本発明の揚げ物用衣材は、小麦粉(A)と、カルボキシル基含量0.1〜1.1%である酸化澱粉(B)と、加熱溶解度が3〜40%である膨潤抑制澱粉(C)とを含むことを特徴としている。
ここで、小麦粉(A)としては、例えば薄力粉が好ましく用いられる。
また、酸化澱粉(B)としては、例えばタピオカ、馬鈴薯澱粉、コーンスターチ、小麦澱粉、米澱粉、サゴ澱粉などの澱粉を、次亜塩素酸ナトリウム、次亜塩素酸カルシウム、さらし粉、過酸化水素、過マンガン酸カリウム、過酢酸、硝酸などの酸化剤を用いて酸化処理して得られた酸化澱粉が例示される。
本発明で用いる酸化澱粉(B)は、カルボキシル基含量が0.1〜1.1%であることが必要であり、カルボキシル基含量は0.2〜1.1%が好ましく、0.4〜1.1%がより好ましい。カルボキシル基含量が0.1%未満では、糊液の粘度が高くなりサク味がなくなるという問題が生じ、カルボキシル基含量が1.1%を超えると、酸化剤が次亜塩素酸ナトリウムの場合は塩素臭が残存しやすくなるという問題が生じる。
なお、カルボキシル基含量は以下の方法で求めることができる。すなわち、乾燥物質量5.0gの澱粉試料に0.1N塩酸50mlを加え、30分間攪拌した後、孔径10〜16μmのガラスフィルターを用いて吸引濾過し、濾液が塩化物の反応を呈さなくなるまで蒸留水で洗浄を続ける。塩化物の反応は、濾液に0.1N硝酸銀溶液を添加することで確認することができ、濾液が白濁すれば塩化物反応が起こっていることとなる。残留物を水300mlに懸濁し、攪拌しながら水浴上で加熱してゲル化させ、更に15分間加熱した後、フェノールフタレイン指示薬を3滴加え、直ちに0.1N水酸化ナトリウム溶液で呈色するまですばやく滴定する。空試験では、乾燥物質量5.0gの澱粉試料に蒸留水50mlを加え、30分間攪拌した後、孔径10〜16μmのガラスフィルターを用いて吸引濾過し、蒸留水200mlで洗う。残留物を蒸留水300mlに懸濁し、攪拌しながら水浴上で加熱してゲル化させ、更に15分間加熱した後、フェノールフタレイン指示薬を3滴加え、直ちに0.1N水酸化ナトリウム溶液で呈色するまですばやく滴定する。カルボキシル基含量は以下の計算式(1)を用いて算出する。
カルボキシル基含量(重量%)=(a−b)×f×0.45/5…(1)
上記式(1)中、a:試料滴定量(ml)、b:空試験滴定量(ml)、f:0.1N水酸化ナトリウムの力価を意味する。
更に、原料澱粉が馬鈴薯澱粉である場合は、結合リン(P)の寄与分を次式(2)により算出し、差し引いて補正する。
結合リンによる寄与(%)=2×45.02×P/30.97…(2)
なお、結合リンは以下の方法で求めることができる。澱粉試料20〜25gを量り、250mlのビーカーに入れ、メタノール/水混液(7:3)200mlを加え15分間振とうして懸濁させる。減圧下で濾過して澱粉を集め、ろ紙上の残留物をメタノール/水混液(7:3)200mlで洗う。再びメタノール/水混液(7:3)200mlに懸濁し、同様に洗う。残留物を50℃以下で乾燥後、20メッシュ以下に砕き、よく混合する。5gを13.3kPa以下、120℃で5時間以上乾燥する。ただし、水に膨潤しやすい澱粉では、残留物を乾燥前に再度エタノールに分散させ、よく振とう後、濾過し、以下、残留物を50℃以下で乾燥後、同様の操作を行う。この乾燥物の約10gを精密に量り、蒸発皿に入れ、酢酸亜鉛試液10mlを試料に均一になるように加える。ホットプレート上で注意しながら蒸発乾燥し、温度を上げて炭化する。その後、電気炉を用いて550℃で炭化物がなくなるまで加熱し、冷却する。これに水15mlを加え、硝酸(1→3)5mlを用いて器壁を洗い込む。加熱して沸騰させ、冷後、定量的に200mlのメスフラスコに移し、蒸発皿を水20mlずつで3回洗い、洗液を合わせ、水を加えて200mlとする。この液の、Pとして1.5mgを超えない一定量Vmlを正確に量り、薄めた硝酸(1→3)10ml、バナジン酸試液10ml、モリブデン酸アンモニウム試液10mlを加えてよく攪拌し、水を加えて正確に100mlとし、検液とする。別に、リン酸一カリウム標準液0.5、1.0、1.5mlを量り、薄めた硝酸(1→3)10ml、バナジン酸試液10ml、モリブデン酸アンモニウム試液10mlを加えてよく攪拌し、水を加えて正確に100mlとし、標準液とする。検液及び標準液の460nmにおける吸光度を測定し、得られた検量線から検液中のリンの量を求め、次式(3)により、リンの含量を求める。
リンの含量(%)=c×2000/(V×d)…(3)
上記式(3)中、c:検液中のリンの量(mg/ml)、d:試料乾燥物の採取量(g)を意味する。
本発明で用いる酸化澱粉(B)としては、アセチル化酸化澱粉がより好ましく、アセチル化酸化タピオカが最も好ましい。アセチル化酸化澱粉を用いることにより、保存時の食感の経時的変化を抑制することができるという効果がもたらされる。アセチル化酸化澱粉は、例えば次亜塩素酸ナトリウムによって酸化処理を施した後、無水酢酸を用いてアセチル化を施す方法で製造することができる。
なお、上記アセチル化酸化澱粉のアセチル基含量は、0.3〜1.2%が好ましく、0.5〜1.1%がより好ましい。ここでアセチル基含量は、以下の方法で求めることができる。
澱粉試料5.0gを精密に量り、水50mlに懸濁し、フェノールフタレイン試液数滴を加え、液が微紅色を呈するまで0.1mol/l水酸化ナトリウム溶液を滴下後、0.45mol/l水酸化ナトリウム溶液25mlを正確に加え、温度が30℃以上にならないように注意しながら栓をして30分間激しく振り混ぜる。0.2mol/l塩酸で過量の水酸化ナトリウムを滴定する。終点は液の微紅色が消えるときとする。別に空試験を行い補正する。下記式(4)により遊離アセチル基含量を求め、更に乾燥物換算を行う。
アセチル基含量(%)=(e−f)×n×0.043×100/w…(4)
上記式(4)中、e:空試験滴定量(ml)、f:試料滴定量(ml)、n:0.2mol/l塩酸の力価、w:試料乾燥物重量(g)を意味する。
本発明で用いる膨潤抑制澱粉(C)とは、澱粉を加熱糊化した際に澱粉粒子の膨潤が抑制されるように何らかの方法で加工した澱粉を意味し、架橋澱粉、湿熱処理澱粉などが例示される。
ここで、架橋澱粉は、トリメタリン酸塩、ヘキサメタリン酸塩、オキシ塩化リン、エピクロロヒドリンなどの常用の架橋剤を用いて、澱粉を架橋することによって得られる。用いる原料澱粉としては、市販の澱粉、例えば馬鈴薯澱粉、タピオカ、サゴ澱粉、コーンスターチ、ワキシーコーンスターチ、ハイアミロースコーンスターチ、小麦澱粉、米澱粉などいずれも使用することができる。また、これらの澱粉は、例えば漂白処理、酸化、エーテル化、エステル化、油脂加工なども、それぞれの処理の程度によって架橋の程度を変える必要はあるが、組み合わせて用いることができる。これら膨潤抑制澱粉はいずれも優れた効果を発揮するが、その中でもリン酸架橋澱粉が好ましく、リン酸架橋タピオカが最も好ましい。
また、湿熱処理澱粉とは、澱粉を糊化するには不十分な水分の存在下で、加熱処理した澱粉を指称し、例えば澱粉の水分を20〜25%程度に調整し、これを約100〜130℃で、0.5〜5時間程度加熱処理して得られる。この際、糊化しない範囲で水分を多くし、加熱温度を高くして処理時間を長くすると、膨潤はより抑制される。
本発明で用いる膨潤抑制澱粉(C)は、加熱溶解度が3〜40%であることが必要であり、加熱溶解度は3〜20%であることが好ましく、3〜10%であることがより好ましい。加熱溶解度が3%未満では、衣の食感が硬くなり過ぎるという問題が生じ、加熱溶解度が40%を超えると、衣がべた付いてサク味のある食感が得られないという問題が生じる。
なお、加熱溶解度は次の方法で測定することができる。すなわち、密栓式50 ml容チューブに無水物換算1%の澱粉懸濁液を正確に30g調製し、沸騰浴中で30分間保った後(澱粉が沈殿しないように時々振盪する)、冷水浴中に30分間保ち放冷する。次いで、この糊化液を遠心分離(3000rpm、10分間)してゲル層と上澄層に分け、上澄液を蒸発皿に広げて重量を測定する(i)。上澄液を105℃で4時間以上保って乾固させた後、上澄液乾固後重量(j)を測定し、10000×i/jを加熱溶解度(%)とする。
本発明において、小麦粉(A)と、酸化澱粉(B)及び膨潤抑制澱粉(C)との質量比は、10:90〜60:40であることが好ましく、20:80〜60:40であることがより好ましく、30:70〜50:50であることが最も好ましい。
小麦粉(A)と、酸化澱粉(B)及び膨潤抑制澱粉(C)との質量比を10:90〜60:40にすることによって、水に溶いた際に粘性を得ることができ、具材に揚げ物用衣材を付着させやすいという作用効果がもたらされる。ここで、小麦粉(A)の質量比が上記よりも少ないと、水に溶いた際に適度な粘性が得られないという問題が生じる傾向があり、小麦粉(A)の質量比が上記よりも多いと、澱粉の効果が発揮されないという問題が生じる傾向がある。
また、本発明において、酸化澱粉(B)と、膨潤抑制澱粉(C)との質量比は、15:85〜35:65であることが好ましい。酸化澱粉(B)と、膨潤抑制澱粉(C)との質量比を15:85〜35:65にすることによって、衣に硬さとサク味のある骨格が形成され、酸化澱粉による吸油が低減され、歯切れがよく、油感が少ないサッパリとした風味の衣が形成できるという作用効果がもたらされる。ここで、酸化澱粉(B)の質量比が上記よりも少ないと、衣の歯切れが低下するという問題が生じる傾向があり、酸化澱粉(B)の質量比が上記よりも多いと、衣の油感が強くなり、べた付いた食感になりやすいという問題が生じる傾向がある。
本発明の揚げ物用衣材は、小麦粉(A)、酸化澱粉(B)及び膨潤抑制澱粉(C)の他に、通常の揚げ物用衣材に使用されている材料を用いることができる。具体的にはコーンフラワー、米粉、タマリンド種子ガム、キサンタンガム、グアーガム、カラギーナンなどの天然ガム、ベーキングパウダー、重炭酸ソーダなどの膨張剤、大豆粉、卵白、卵黄、カゼインなどの蛋白質、澱粉分解物、還元澱粉分解物などのデキストリン、大豆油、マーガリン等の油脂類、レシチン、シュガーエステルなどの乳化剤、β−カロチン、エンチイエローなどの色素、みりん、醤油、グルタミン酸ソーダ、核酸系調味料、香辛料などの調味料、ビタミンE、食塩、香辛料などが挙げられ、これらを必要に応じて適宜用いることができる。
なお、揚げ物用衣材中における小麦粉(A)、酸化澱粉(B)及び膨潤抑制澱粉(C)の含量は、乾物換算で80〜90質量%であることが好ましく、85〜88質量%であることがより好ましい。
本発明の揚げ物用衣材は、例えば、唐揚げ粉、天ぷら粉、フライ用バッターミックス粉として利用することができる。この中でも、特に唐揚げ粉、天ぷら粉として好適である。
唐揚げ粉として利用する場合には、具材にまぶして揚げるタイプのまぶし粉として利用することもできるが、粉を水で溶いて粘性のあるバッター液を付着させて揚げるタイプの唐揚げ用や天ぷら用ミックス粉としてより好適である。バッター液を付着させて揚げるタイプの唐揚げ用ミックス粉として利用する場合の加水量は、揚げ物用衣材100質量部に対して、水90〜150質量部とすることが好ましい。
天ぷら粉として利用する場合には、本発明の揚げ物用衣材に、適量の水と、必要に応じて卵等を添加混合し、適度な粘度に調整されたバッター液を作成し、具材にこのバッター液を付着させて、油ちょうすればよい。天ぷら用のバッター液を作成する際の加水量は、揚げ物用衣材100質量部に対して、水100〜150質量部とすることが好ましい。
フライ用バッターミックス粉として利用する場合には、本発明の揚げ物用衣材に、適量の水と、必要に応じて卵等を添加混合し、適度な粘度に調整されたバッター液を作成し、具材にこのバッター液を付着させ、更にパン粉を付着させて、油ちょうすればよい。フライ用のバッター液を作成する際の加水量は、揚げ物用衣材100質量部に対して、水100〜500質量部とすることが好ましい。
本発明の揚げ物用衣材は、上記のようにして油ちょうすることにより得られた揚げ物を冷蔵又は冷凍し、オーブンや電子レンジで再加熱して食される、冷蔵又は冷凍揚げ物に適用することもでき、その場合、再加熱後における衣の食感を良好に保つことができるという作用効果をもたらすことができる。
更に、本発明の揚げ物用衣材は、衣の食感の経時変化が少なく、加熱調理した後、店頭等に並べられて販売され、消費者が油ちょう後の時間が経過した状態で食する場合でも、良好な衣の食感を付与することができる。
(酸化澱粉の調製)
300kgの未加工タピオカに水を加えて40%濃度の澱粉懸濁液を調製し、これに有効塩素12%の次亜塩素酸ナトリウムを、7.5kg(試料1)、50kg(試料2)、100kg(試料3)、175kg(試料4)の各量で60分間かけて添加しつつアルカリ剤を適宜添加してpHをアルカリ性に保った。その後、90分間攪拌を維持し、酸化反応を行った。次いで、ピロ亜硫酸ナトリウムを加えて酸化反応を終了した後、無水酢酸10.8kgを120分間かけて添加しつつアルカリ剤を適宜添加してpHをアルカリ性に保ち、アセチル化反応を行った。次いで塩酸を加えてpH5.0に調整してアセチル化反応を終了した。次いで等量の水で希釈し、脱水、乾燥して、アセチル化酸化タピオカ250kgを得た。こうして得られた試料1のカルボキシル基含量は0.01、試料2のカルボキシル基含量は0.33、試料3のカルボキシル基含量は0.70、試料4のカルボキシル基含量は1.20であった。また、全ての試料においてアセチル基含量は0.9%であった。
(膨潤抑制澱粉の調製)
300kgの未加工タピオカに水を加えて40%濃度の澱粉懸濁液を調製し、pH緩衝剤を添加した後、アルカリ剤を添加してpH11に調整した。これに、試料5においてはオキシ塩化リンを6.6kg添加し、試料6、7、8、9においてはトリメタリン酸ナトリウムを各々1.20kg、0.36kg、0.04kg、0.03kg添加した後、90分間攪拌を維持し、リン酸架橋反応を行った。次いで塩酸を加えてpH5.0に調整してリン酸架橋反応を終了した。次いで等量の水で希釈し、脱水、乾燥して、リン酸架橋タピオカ250kgを得た。
以下に実施例を挙げて本発明の詳細を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
実施例1(唐揚げ)
揚げ物用衣材に含有させる澱粉として、下記表1に示す試料1〜14を選択して用い、下記表2、3に示す配合1〜15の揚げ物用衣材を調製した。なお、表2,3中の配合量は、いずれも質量部である(以下の実施例においても同様)。
上記各揚げ物用衣材90質量部に調味料ミックス(香辛料3、食塩2、砂糖2、グルタミン酸ナトリウム2、パプリカ1)10質量部と、水100質量部とを添加し、唐揚げ用のバッター液を調製した。
このバッター液に、具材として、ピックル液を浸透させた鶏胸肉を浸漬して、バッター液を付着させ、175℃のコーン油中で、4分間油ちょうした。
こうして得られた鶏の唐揚げを、10名のパネラーに試食させて、衣の硬さ、サク味、油感(油っぽさ)を評価させた。硬さの評価は、◎…とても硬い、○…硬い、△…少し硬い、×…軟らかい、の基準で行い、サク味の評価は、◎…とてもサクサクしている、○…サクサクしている、△…少しサクサクしている、×…サク味なし、の基準で行い、油感の評価は、◎…ドライ、○…ややドライ、△…油感あり、×…油感強い、の基準で行い、それぞれの評価項目について、全パネラーの平均的評価で表した。また、総合評価は、前記評価を総合して、◎…大変よい、○…良い、△…やや悪い、×…悪い、の基準で表した。この結果を表2、3に示す。
表2、3における配合2,14,15を比較すると、本発明で規定する酸化澱粉(試料2)と、膨潤抑制澱粉(試料6)とを併用した配合2は、硬さ、サク味、油感のいずれにおいても優れ、総合評価も優れているのに対し、酸化澱粉(試料2)のみを使用した配合14及び膨潤抑制澱粉(試料6)のみを使用した配合15では、硬さ、サク味、油感のいずれも悪く、総合評価も良くなかった。
また、表2における配合1,2,3,4を比較すると、本発明で規定するカルボキシル基含量の酸化澱粉(試料2,3)と、膨潤抑制澱粉(試料6)とを併用した配合2、3は、硬さ、サク味、油感のいずれにおいても優れ、総合評価も優れているのに対し、本発明の範囲外となるカルボキシル基含量の酸化澱粉(試料1,4)と、膨潤抑制澱粉(試料6)とを併用した配合1、4のうち、配合1は、硬さ、サク味が悪く、配合4は、硬さ、サク味、油感のいずれも悪く、いずれも総合評価は良くなかった。
更に、表2、3における配合2,3,5,6,7,8,9,10,11,12,13を比較すると、本発明で規定する酸化澱粉(試料2,3)と、本発明で規定する加熱溶解度の膨潤抑制澱粉(試料6,7,8,10,11)とを併用した配合2,3,6,7,9,10は、硬さ、サク味、油感のいずれにおいても優れ、総合評価も優れているのに対し、本発明で規定する酸化澱粉(試料3)と、本発明の範囲外となる加熱溶解度の膨潤抑制澱粉(試料5,9)とを併用した配合5、8は、硬さ、サク味、油感の少なくとも2つが悪く、いずれも総合評価は良くなかった。同様に、本発明で規定する酸化澱粉(試料2)と、膨潤抑制澱粉ではない通常の澱粉(試料12,13,14)とを併用した配合11,12、13は、硬さ、サク味、油感の少なくとも1つが悪く、いずれも総合評価は良くなかった。
実施例2(唐揚げ)
前記表1に示した試料3,6の澱粉を用い、下記表4,5に示す配合16〜23の揚げ物用衣材を調製した。
上記各揚げ物用衣材90質量部に調味料ミックス(香辛料3、食塩2、砂糖2、グルタミン酸ナトリウム2、パプリカ1)10質量部と、水100質量部とを添加し、唐揚げ用のバッター液を調製した。
このバッター液に、具材として、ピックル液を浸透させた鶏胸肉を浸漬して、バッター液を付着させ、175℃のコーン油中で、4分間油ちょうした。
こうして得られた鶏の唐揚げを、10名のパネラーに試食させて、前記実施例1と同様に、衣の硬さ、サク味、油感(油っぽさ)を評価させた。この結果を表4,5に示す。
表4に示すように、酸化澱粉(試料3)と、膨潤抑制澱粉(試料6)との質量比が、本発明で規定する範囲とされた配合17,18は、硬さ、サク味、油感のいずれにおいても優れ、総合評価も優れているのに対し、小麦粉と、澱粉(酸化澱粉+膨潤抑制澱粉)との質量比が、本発明で規定する範囲から外れている配合16,19は、硬さ、サク味、油感の少なくとも1つが悪く、いずれも総合評価は良くなかった。
また、表5に示すように、小麦粉と、澱粉(試料3+試料6)との質量比が、本発明で規定する範囲とされた配合21,22は、硬さ、サク味、油感のいずれにおいても優れ、総合評価も優れているのに対し、小麦粉と、澱粉(酸化澱粉+膨潤抑制澱粉)との質量比が、本発明で規定する範囲から外れている配合20,23は、硬さ、サク味、油感の少なくとも1つが悪く、いずれも総合評価は良くなかった。
実施例3(天ぷら)
揚げ物用衣材に含有させる澱粉として、前記表1に示した試料1〜14を選択して用い、下記表6、7に示す配合24〜38の揚げ物用衣材を調製した。
上記各揚げ物用衣材のミックス粉(表6,7の水を除く原料混合物)110質量部に、水140質量部を添加し、天ぷら用のバッター液を調製した。
このバッター液に、具材として、エビを浸漬して、バッター液を付着させ、175℃の大豆油中に投入した。更に、5gのバッター液を垂らして花咲きを作り、3分間油ちょうした。
こうして得られたエビの天ぷらを、10名のパネラーに試食させて、衣の花咲き状態、サク味、油感(油っぽさ)を評価させた。花咲き状態の評価は、◎…花咲きがとても良好な外観、○…花咲きが良好な外観、△…花が咲いた外観、×…花咲きが悪い外観、の基準で行い、サク味の評価は、◎…とてもサクサクしている、○…サクサクしている、△…少しサクサクしている、×…サク味なし、の基準で行い、油感の評価は、◎…ドライ、○…ややドライ、△…油感あり、×…油感強い、の基準で行い、それぞれの評価項目について、全パネラーの平均的評価で表した。また、総合評価は、前記評価を総合して、◎…大変よい、○…良い、△…やや悪い、×…悪い、の基準で表した。この結果を表6、7に示す。
表6、7における配合25,37,38を比較すると、本発明で規定する酸化澱粉(試料2)と、膨潤抑制澱粉(試料6)とを併用した配合25は、花咲き状態、サク味、油感のいずれにおいても優れ、総合評価も優れているのに対し、酸化澱粉(試料2)のみを使用した配合37及び膨潤抑制澱粉(試料6)のみを使用した配合38では、花咲き状態、サク味、油感の少なくとも2つが悪く、総合評価も良くなかった。
また、表6における配合24,25,26,27を比較すると、本発明で規定するカルボキシル基含量の酸化澱粉(試料2,3)と、膨潤抑制澱粉(試料6)とを併用した配合25、26は、花咲き状態、サク味、油感のいずれにおいても優れ、総合評価も優れているのに対し、本発明の範囲外となるカルボキシル基含量の酸化澱粉(試料1,4)と、膨潤抑制澱粉(試料6)とを併用した配合24,27のうち、配合24は、花咲き状態、サク味が悪く、配合27は、花咲き状態、サク味、油感のいずれも悪く、いずれも総合評価は良くなかった。
更に、表6、7における配合25,26,28,29,30,31,32,33,34,35,36を比較すると、本発明で規定する酸化澱粉(試料2,3)と、本発明で規定する加熱溶解度の膨潤抑制澱粉(試料6,7,8,10,11)とを併用した配合25,26,29,30,32,33は、花咲き状態、サク味、油感のいずれにおいても優れ、総合評価も優れているのに対し、本発明で規定する酸化澱粉(試料3)と、本発明の範囲外となる加熱溶解度の膨潤抑制澱粉(試料5,9)とを併用した配合28、31は、花咲き状態、サク味が悪く、いずれも総合評価は良くなかった。同様に、本発明で規定する酸化澱粉(試料2)と、膨潤抑制澱粉ではない通常の澱粉(試料12,13,14)とを併用した配合34,35、36は、花咲き状態、サク味、油感の少なくとも1つが悪く、いずれも総合評価は良くなかった。
実施例4(天ぷら)
前記表1に示した試料3,6の澱粉を用い、下記表8,9に示す配合39〜46の揚げ物用衣材を調製した。
上記各揚げ物用衣材のミックス粉(表6,7の水を除く原料混合物)110質量部に、水130質量部を添加し、天ぷら用のバッター液を調製した。
このバッター液に、具材としてエビを浸漬して、バッター液を付着させ、175℃の大豆油中に投入した。更に、5gのバッター液を垂らして花咲きを作り、3分間油ちょうした。
こうして得られたエビの天ぷらを、10名のパネラーに試食させて、前記実施例3と同様に、衣の花咲き状態、サク味、油感(油っぽさ)を評価させた。この結果を表8,9に示す。
表8に示すように、酸化澱粉(試料3)と、膨潤抑制澱粉(試料6)との質量比が、本発明で規定する範囲とされた配合40,41は、花咲き状態、サク味、油感のいずれにおいても優れ、総合評価も優れているのに対し、小麦粉と、澱粉(酸化澱粉+膨潤抑制澱粉)との質量比が、本発明で規定する範囲から外れている配合39,42は、花咲き状態、サク味、油感の少なくとも2つが悪く、いずれも総合評価は良くなかった。
また、表9に示すように、小麦粉と、澱粉(試料3+試料6)との質量比が、本発明で規定する範囲とされた配合44,45は、花咲き状態、サク味、油感のいずれにおいても優れ、総合評価も優れているのに対し、小麦粉と、澱粉(酸化澱粉+膨潤抑制澱粉)との質量比が、本発明で規定する範囲から外れている配合43,46は、花咲き状態、サク味、油感の少なくとも2つが悪く、いずれも総合評価は良くなかった。

Claims (4)

  1. 小麦粉(A)と、カルボキシル基含量0.1〜1.1%である酸化澱粉(B)と、加熱溶解度が3〜40%である膨潤抑制澱粉(C)とを含み、前記小麦粉(A)と、前記酸化澱粉(B)及び前記膨潤抑制澱粉(C)との質量比が10:90〜60:40であり、前記酸化澱粉(B)と、前記膨潤抑制澱粉(C)との質量比が15:85〜35:65であることを特徴とする揚げ物用衣材。
  2. 前記膨潤抑制澱粉(C)が、リン酸架橋澱粉である請求項1に記載の揚げ物用衣材。
  3. 前記酸化澱粉(B)が、アセチル化酸化澱粉である請求項1又は2記載の揚げ物用衣材。
  4. 唐揚げ又は天ぷらに用いられる請求項1〜3のいずれか1つに記載の揚げ物用衣材。
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