JP4562480B2 - センスアンプ回路 - Google Patents

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Description

本発明は、メモリセルからの電圧を増幅するためのセンスアンプ回路に関する。
近年、システムの高機能化に伴い、使用されるメモリの高速化の要求が強くなってきている。また、携帯機器の普及により使用されるメモリ等のLSI(Large-Scale Integration:大規模集積回路)の低消費電力化の要求も強くなってきている。メモリの場合には、特に、メモリセルからの情報の読み出しに時間を要することから、低消費電力で高速読み出しができるセンスアンプ回路が必要になってきた。そして、従来から、多くのセンスアンプ回路が提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。
従来から用いられているセンスアンプ回路の回路構成について図11を参照しつつ説明する。図11は従来のセンスアンプ回路の回路構成を示す回路図である。
図11に示す従来のセンスアンプ回路には、Pチャネルトランジスタ(以下、Pchトランジスタという。)PTR1a,PTR1b,PTR1Rbと、Nチャネルトランジスタ(以下、Nchトランジスタという。)NTR1a,NTR1Raにより構成される、一般に用いられる、カレントミラー回路1がある。PチャネルトランジスタPTR1aはスイッチングトランジスタとして動作する。なお、PchトランジスタPTR1b,PTR1Rbの閾値をVthp(V)に設定する。
PchトランジスタPTR1aのソースにVccレベルの電圧が入力され、そのゲートには活性化信号/SENが入力される。PchトランジスタPTR1aのドレインはPchトランジスタPTR1b,PTR1Rbの夫々のソースに接続されている。
PchトランジスタPTR1bのゲートはセンスノードSAに接続されており、ドレインはNチャネルトランジスタNTR1aのドレインに接続されている。
PchトランジスタPTR1Rbのゲートは参照センスノードRSAに接続されており、ドレインはNchトランジスタNTR1Raのドレインに接続されていると共に、NchトランジスタNTR1a,NTR1Raの夫々のゲートに接続されている。
NchトランジスタNTR1aのゲートとNchトランジスタNTR1Raのゲートが接続されている。
カレントミラー回路1の入力回路側の入力部はPchトランジスタPTR1bのゲートであり、参照(比較)回路側の入力部はPchトランジスタPTR1Rbのゲートである。カレントミラー回路1の出力部は、PchトランジスタPTR1bのドレインとNchトランジスタNTR1aのドレインとの接続線間である。なお、カレントミラー回路1の入力回路側および参照(比較)回路側の入力信号を、夫々、SAIN,REFINと記載する。特に、後述するメモリセルMCがオフの状態(“0”)のときの入力信号をSAIN0と記載し、メモリセルMCがオンの状態(“1”)のときの入力信号をSAIN1と記載する。カレントミラー回路1の出力信号をSAOUTと記載する。
入力回路側には、PchトランジスタPTR2a,PTR2bにより構成されるプリチャージ回路2があり、PchトランジスタPTR2aはスイッチングトランジスタとして、PchトランジスタPTR2bは実際の負荷トランジスタとして動作する。なお、PchトランジスタPTR2bの閾値をVthp(V)に設定する。
PchトランジスタPTR2aのソースにVccレベルの電圧が入力され、そのゲートにはプリチャージ信号/PREが入力される。PchトランジスタPTR2aのドレインはPchトランジスタPTR2bのソースに接続されている。
PchトランジスタPTR2bのゲートは自身のドレインに接続され、この接続部がプリチャージ回路2の出力部であって、カレントミラー回路1の入力回路側の入力部に接続されている。
入力回路側には、PchトランジスタPTR3a,PTR3bにより構成される負荷回路3があり、PchトランジスタPTR3aはスイッチングトランジスタとして、PchトランジスタPTR3bは実際の負荷トランジスタとして動作する。なお、PchトランジスタPTR3bの閾値をVthp(V)に設定する。
PchトランジスタPTR3aのソースにVccレベルの電圧が入力され、そのゲートには活性化信号/SENが入力される。PchトランジスタPTR3aのドレインはPchトランジスタPTR3bのソースに接続されている。
PchトランジスタPTR3bのゲートは自身のドレインに接続され、この接続部が負荷回路3の出力部であって、カレントミラー回路1の入力回路側の入力部に接続されている。
ただし、プリチャージ回路2はセンスノードSAを急速に充電するための回路であるため、それを構成するPchトランジスタPTR2bのゲート幅が、負荷回路3を構成するPchトランジスタPTR3bのゲート幅より大きく設定されている。
入力回路側には、ほぼ0.6(V)のBIAS信号がゲートに入力され、閾値がほぼ0(V)のNchトランジスタNTR4がある。NchトランジスタNTR4のドレインは、負荷回路3の出力部およびカレントミラー回路1の入力回路側の入力部に接続されている。カラムアドレスにより選択されるカラムゲート信号CGがゲートに入力されるNchトランジスタNTR5がある。NchトランジスタNTR4のソースはNchトランジスタNTR5のドレインに接続されている。NchトランジスタNTR5のソース側には、ゲートにローアドレスにより選択されるワード線WLが接続されているメモリセルMCがある。なお、メモリセルMCは複数ある。
参照(比較)回路側には、入力回路側のプリチャージ回路2、負荷回路3、NchトランジスタNTR4,NTR5、メモリセルMCの夫々に対応する回路或いは素子などがある。
参照(比較)回路側には、PchトランジスタPTR2Ra,PTR2Rbにより構成されるプリチャージ回路2Rがあり、PchトランジスタPTR2Raはスイッチングトランジスタとして、PchトランジスタPTR2Rbは実際の負荷トランジスタとして動作する。ただし、PchトランジスタPTR2Ra,PTR2Rbは、入力回路側のプリチャージ回路2を構成するPchトランジスタPTR2a,PTR2bと同じものが使用される。
PchトランジスタPTR2RaのソースにVccレベルの電圧が入力され、そのゲートにはプリチャージ信号/PREが入力される。PchトランジスタPTR2RaのドレインはPchトランジスタPTR2Rbのソースに接続されている。
PchトランジスタPTR2Rbのゲートは自身のドレインに接続され、この接続部がプリチャージ回路2Rの出力部であって、カレントミラー回路1の参照(比較)回路側の入力部に接続されている。
参照(比較)回路側には、PchトランジスタPTR3Ra,PTR3Rbにより構成される負荷回路3Rがあり、PchトランジスタPTR3Raはスイッチングトランジスタとして、PchトランジスタPTR3Rbは実際の負荷トランジスタとして動作する。ただし、PchトランジスタPTR3Ra,PTR3Rbは、入力回路側の負荷回路3を構成するPchトランジスタPTR3a,PTR3bと同じものが使用される。
PchトランジスタPTR3RaのソースにVccレベルの電圧が入力され、そのゲートには活性化信号/SENが入力される。PchトランジスタPTR3RaのドレインはPchトランジスタPTR3Rbのソースに接続されている。
PchトランジスタPTR3Rbのゲートは自身のドレインに接続され、この接続部が負荷回路3Rの出力部であって、カレントミラー回路1の参照回路側の入力部に接続されている。
ただし、プリチャージ回路2Rは参照センスノードRSAを急速に充電するための回路であるため、それを構成するPchトランジスタPTR2Rbのゲート幅が、負荷回路3Rを構成するPchトランジスタPTR3Rbのゲート幅より大きく設定されている。
参照(比較)回路側には、ほぼ0.6(V)のBIAS信号がゲートに入力され、閾値がほぼ0(V)のNchトランジスタNTR4Rがある。NchトランジスタNTR4Rのドレインは、負荷回路3Rの出力部およびカレントミラー回路1の参照(比較)回路側の入力部に接続されている。カラムアドレスにより選択されるカラムゲートと等価な信号RCGがゲートに入力されるNchトランジスタNTR5Rがある。NchトランジスタNTR4RのソースはNchトランジスタNTR5Rのドレインに接続されている。NchトランジスタNTR5Rのソース側には、ゲートにローアドレスにより選択されるワード線WLと等価な信号RWLが接続されている参照用メモリセルRMCがある。なお、参照用メモリセルRMCは1つでよい。
ドレインにカレントミラー回路1の出力部が接続され、ゲートに信号SENaが入力されるNchトランジスタNTR6がある。NchトランジスタNTR6はカレントミラー回路1の出力信号SAOUTを一定期間基準電圧に固定しておくための放電用のトランジスタである。また、カレントミラー回路1の出力信号SAOUTが入力され、出力信号SAOUTを増幅するバッファ用のインバータ回路INV7がある。なお、インバータ回路INV7の出力信号をBUFOUTと記載する。
次に、図11を参照しつつ回路構成を説明した従来のセンスアンプ回路の動作について図12を参照しつつ説明する。図12は、従来のセンスアンプ回路の動作を説明するための波形図である。
プリチャージ信号/PREおよび活性化信号/SENがLowレベルになると、プリチャージ回路2を構成するPchトランジスタPTR2a,PTR2bおよび負荷回路3を構成するPchトランジスタPTR3a,PTR3bがオンし、センスノードSAのプリチャージが始まり、充電される。プリチャージ回路2は急速充電用なので、センスノードSAは速やかに(Vcc−Vthp)レベルまで充電される(図12参照)。
同様に、プリチャージ信号/PREおよび活性化信号/SENがLowレベルになると、プリチャージ回路2Rを構成するPchトランジスタPTR2Ra,PTR2Rbおよび負荷回路3Rを構成するPchトランジスタPTR3Ra,PTR3Rbがオンし、参照センスノードRSAのプリチャージが始まり、充電される。プリチャージ回路2Rは急速充電用なので、参照センスノードRSAは速やかに(Vcc−Vthp)レベルまで充電される(図12参照)。
このとき、PchトランジスタPTR1aのゲートに入力される活性化信号/SENがLowレベルになるので、カレントミラー回路1はプリチャージが開始されるのと同時にPchトランジスタPTR1aがオンして活性化され、次の読み出し動作に備える。
プリチャージが終了して、プリチャージ信号/PREがHighレベルになると、このとき活性化信号/SENがLowレベルのままなので、プリチャージ回路2を構成するPchトランジスタPTR2a,PTR2bがオフするが、負荷回路3を構成するPchトランジスタPTR3a,PTR3bがオンのままである。このため、センスノードSAは、負荷回路3を構成するPchトランジスタPTR3bとメモリセルMCとで決まる電位となる(図12参照)。
同様に、プリチャージが終了して、プリチャージ信号/PREがHighレベルになると、このとき活性化信号/SENがLowレベルのままなので、プリチャージ回路2Rを構成するPchトランジスタPTR2Ra,PTR2Rbがオフするが、負荷回路3Rを構成するPchトランジスタPTR3Ra,PTR3Rbがオンのままである。このため、参照センスノードRSAは、負荷回路3Rを構成するPchトランジスタPTR3Rbと参照メモリセルRMCとで決まる電位となる(図12参照)。
なお、参照メモリセルRMCは、入力信号REFIN(参照センスノードRSAの電位)が入力信号SAIN0(メモリセルMCがオフの状態のときのセンスノードSAの電位)と入力信号SAIN1(メモリセルMCがオンの状態のときのセンスノードSAの電位)の中間になるように設定されている(図12参照)。
プリチャージが終了したとき(プリチャージ信号/PREがHレベルになったとき)、放電用のNchトランジスタNTR6のゲートに入力される信号SENaがLowレベルになり、NchトランジスタNTR6がオフし、カレントミラー回路1の出力信号SAOUTが出力される。出力信号SAOUTはインバータ回路INV7により反転増幅され、インバータ回路INV7から出力信号BUFOUTが出力される(図12参照)。ただし、図12に示している出力信号SAOUTおよび出力信号BUFOUTはメモリセルMCがオンの状態のときのものである。なお、プリチャージが終了してから出力信号BUFOUTが出力されるまでの時間t1がセンスアンプ回路の読み出し速度である。
特開平5−28781号公報 特開2002−25286号公報
図11および図12を参照しつつ説明したセンスアンプ回路には下記に挙げるような問題点がある。
センスノードSAおよび参照センスノードRSAが(Vcc−Vthp)まで充電され、その後、プリチャージ信号/PREがHighレベルになるとき、PchトランジスタPTR2a,PTR2Raのゲートカップリングにより、センスノードSAおよび参照センスノードRSAの電位が高くなり、図12に示すように、電位が(Vcc−Vthp+α)になる(オーバープリチャージ)。つまり、PchトランジスタPTR1b,PTR1Rbのソースとゲートとの電位差がそれらの閾値Vthp以下になる。なお、αはゲートカップリングにより高くなる電位分である。
カレントミラー回路1の入力信号SAIN,REFINが該カレントミラー回路の最大動作電圧にあたる(Vcc−Vthp)より高くなると、つまり、PchトランジスタPTR1b,PTR1Rbのソースとゲートとの電位差がそれらの閾値Vthp以下になると、PchトランジスタPTR1b,PTR1Rbがオフとなり、入力信号SAIN1,REFINが(Vcc−Vthp)に下がるまで、カレントミラー回路1が動作しない。このため、入力信号SAIN,REFINが(Vcc−Vthp)にまで下がるのに要する時間Δt分のロスが生じることになる。
また、プリチャージ開始時に、活性化信号/SENがLowレベル、信号SENaがHighレベルで、センスノードSAおよび参照センスノードRSAはLowレベルから充電されるので、PchトランジスタPTR1a,PTR1bおよびNchトランジスタNTR6がオンしており、Vccから基準電位へ向かって、PchトランジスタPTR1a,PTR1bおよびNchトランジスタNTR6を介して、貫通電流が流れ、ピーク値がI(peak)1の電流が流れる。
出力ビット数が16個(これをワード構成の出力という。1ワードが16ビット)である場合、このセンスアンプ回路は16個必要になる。高性能化の要求により、ページモード機能或いはバーストモード機能を取り入れると、例えば、8ページの機能があるものでは、センスアンプ回路は16個(1ワード)に、8ページをかけた128個分必要となり、センスアンプ回路で消費する電流が支配的となり、上記のピーク電流が問題になる。
そこで、本発明は、オーバープリチャージの期間を短くして高速読み出しができるセンスアンプ回路を提供することを目的とする。また、ピーク電流を小さくして低消費電力のセンスアンプ回路を提供することを目的とする。
請求項1に記載のセンスアンプ回路は、カレントミラー接続されたNチャネルトランジスタと、負荷となるPチャネルトランジスタにより構成されたカレントミラー回路において、入力回路側に第1のプリチャージ回路および第1の負荷回路が設けられ、該カレントミラー回路の比較回路側に第2のプリチャージ回路および第2の負荷回路が設けられているセンスアンプ回路において、前記第1のプリチャージ回路から前記カレントミラー回路の入力回路側の入力部に入力する入力電圧の電圧レベルを該カレントミラー回路の最大動作電圧以下(電源電圧マイナス上記Pチャネルトランジスタの閾値の電圧レベル以下)にする第1の手段と、前記第2のプリチャージ回路から前記カレントミラー回路の比較回路側の入力部に入力する入力電圧の電圧レベルを該カレントミラー回路の最大動作電圧以下(電源電圧マイナス上記Pチャネルトランジスタの閾値の電圧レベル以下)にする第2の手段との少なくも一方が設けられていることを特徴とする。
請求項2に記載のセンスアンプ回路は、前記第1の手段および前記第2の手段の双方を備えていることを特徴とする。
請求項3に記載のセンスアンプ回路は、カレントミラー回路の入力回路側に第1のプリチャージ回路および第1の負荷回路が設けられ、該カレントミラー回路の比較回路側に第2のプリチャージ回路および第2の負荷回路が設けられているセンスアンプ回路において、前記第1のプリチャージ回路を構成する第1のスイッチングトランジスタのゲートに入力されるプリチャージ信号の反転信号がゲートに入力され、ドレインおよびゲートが該第1のスイッチングトランジスタの出力部に接続される、該第1のスイッチングトランジスタと同じ種類の第1のトランジスタと、前記第2のプリチャージ回路を構成する第2のスイッチングトランジスタのゲートに入力されるプリチャージ信号の反転信号がゲートに入力され、ドレインおよびゲートが該第2のスイッチングトランジスタの出力部に接続される、該第2のスイッチングトランジスタと同じ種類の第2のトランジスタと、を備えたことを特徴とする。
請求項4に記載のセンスアンプ回路は、前記第1のトランジスタの寸法が前記第1のスイッチングトランジスタの寸法の略半分であり、前記第2のトランジスタの寸法が前記第2のスイッチングトランジスタの寸法の略半分である、ことを特徴とする。
請求項5に記載のセンスアンプ回路は、前記第1のトランジスタの寸法が前記第1のスイッチングトランジスタの寸法の半分より大きく、前記第2のトランジスタの寸法が前記第2のスイッチングトランジスタの寸法の半分より大きい、ことを特徴とする。
請求項6に記載のセンスアンプ回路は、前記第1のトランジスタの寸法と前記第2のトランジスタの寸法が異なることを特徴とする。
請求項7に記載のセンスアンプ回路は、カレントミラー回路の入力回路側に第1のプリチャージ回路および第1の負荷回路が設けられ、該カレントミラー回路の比較回路側に第2のプリチャージ回路および第2の負荷回路が設けられているセンスアンプ回路において、前記第1のプリチャージ回路は、第1のスイッチングトランジスタと、該第1のスイッチングトランジスタに接続された第1の負荷トランジスタと、該第1の負荷トランジスタに接続され、ゲートに前記カレントミラー回路の最大動作電圧以下の一定電圧が入力される第1のトランジスタと、を備え、前記第2のプリチャージ回路は、第2のスイッチングトランジスタと、該第2のスイッチングトランジスタに接続された第2の負荷トランジスタと、該第2の負荷トランジスタに接続され、ゲートに前記カレントミラー回路の最大動作電圧以下の一定電圧が入力される第2のトランジスタと、を備え、前記第1の負荷回路は、第3のスイッチングトランジスタと、該第3のスイッチングトランジスタに接続された第3の負荷トランジスタと、該第3の負荷トランジスタに接続され、ゲートに前記カレントミラー回路の最大動作電圧以下の一定電圧が入力される第3のトランジスタと、を備え、前記第4の負荷回路は、第4のスイッチングトランジスタと、該第4のスイッチングトランジスタに接続された第4の負荷トランジスタと、該第4の負荷トランジスタに接続され、ゲートに前記カレントミラー回路の最大動作電圧以下の一定電圧が入力される第4のトランジスタと、を備えていることを特徴とする。
請求項8に記載のセンスアンプ回路は、カレントミラー回路の入力回路側に第1のプリチャージ回路および第1の負荷回路が設けられ、該カレントミラー回路の比較回路側に第2のプリチャージ回路および第2の負荷回路が設けられているセンスアンプ回路において、前記第1のプリチャージ回路は、第1のスイッチングトランジスタと、該第1のスイッチングトランジスタに接続された第1の負荷トランジスタと、該第1の負荷トランジスタに接続され、ゲートに前記カレントミラー回路の最大動作電圧以下の一定電圧が入力される第1のトランジスタと、を備え、前記第2のプリチャージ回路は、第2のスイッチングトランジスタと、該第2のスイッチングトランジスタに接続された第2の負荷トランジスタと、該第2の負荷トランジスタに接続され、ゲートに前記カレントミラー回路の最大動作電圧以下の一定電圧が入力される第2のトランジスタと、を備え、前記第1の負荷回路は、第3のスイッチングトランジスタと、該第3のスイッチングトランジスタに接続された第3の負荷トランジスタと、を備え、前記第4の負荷回路は、第4のスイッチングトランジスタと、該第4のスイッチングトランジスタに接続された第4の負荷トランジスタと、を備えていることを特徴とする。
請求項9に記載のセンスアンプ回路は、カレントミラー回路の入力回路側に第1のプリチャージ回路および第1の負荷回路が設けられ、該カレントミラー回路の比較回路側に第2のプリチャージ回路および第2の負荷回路が設けられているセンスアンプ回路において、前記カレントミラー回路を構成するカレントミラースイッチングトランジスタをオンするタイミングを、前記第1のプリチャージ回路を構成する第1のプリチャージスイッチングトランジスタがオンした後であって前記第1のプリチャージスイッチングトランジスタがオフする前までとすることを特徴とする。
請求項1から請求項8によれば、センスアンプ回路を構成するカレントミラー回路の最大動作電圧をこえる時間を短く、或いは、なくすことができるので、センスアンプ回路の読み出し速度の高速化を実現することができる。
請求項9によれば、センスアンプ回路を流れる貫通電流のピーク値を小さく抑えることが可能になるので、センスアンプ回路の低消費電力化を実現することができる。
以下、本発明の好適な実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
以下、本発明の第1の実施の形態におけるセンスアンプ回路について図1および図2を参照しつつ説明する。図1は本実施の形態におけるセンスアンプ回路の構成を示す回路図である。図2は図1のセンスアンプ回路の動作を示す波形図である。なお、本実施の形態におけるセンスアンプ回路はオーバープリチャージ対策を施したものである。
図1に示すように、本実施の形態のセンスアンプ回路には、入力回路側および参照回路側の夫々に、図11の従来のセンスアンプ回路には存在しない回路部8,8Rが設けられている。この回路部8,8Rをカウンタキャパシタ8,8Rということにする。なお、カウンタキャパシタ8,8Rが設けられた点を除くと、図11の従来のセンスアンプ回路と同様の回路構成となっており、詳細は省略する。
入力回路側に設けられたカウンタキャパシタ8は、ゲートにプリチャージ信号/PREの反転信号PREが入力され、自身のドレインと自身のソースが接続されたPchトランジスタPTR8により構成されている。PchトランジスタPTR8のドレインとソースとの接続部が、プリチャージ回路2を構成するPchトランジスタPTR2aのドレインとPchトランジスタPTR2bのソースとの接続部に接続されている。カウンタキャパシタ8を構成するPchトランジスタPTR8の寸法は、PchトランジスタPTR2aのゲートカップリングを丁度キャンセルするように、PchトランジスタPTR2aの寸法のほぼ半分に設定する。
参照(比較)回路側に設けられたカウンタキャパシタ8Rは、ゲートにプリチャージ信号/PREの反転信号PREが入力され、自身のドレインと自身のソースが接続されたPchトランジスタPTR8Rにより構成されている。PchトランジスタPTR8Rのドレインとソースとの接続部が、プリチャージ回路2Rを構成するPchトランジスタPTR2RaのドレインとPchトランジスタPTR2Rbのソースとの接続部に接続されている。カウンタキャパシタ8Rを構成するPchトランジスタPTR8Rの寸法は、PchトランジスタPTR2Raのゲートカップリングを丁度キャンセルするように、PchトランジスタPTR2Raの寸法のほぼ半分に設定されている。なお、上述したように、PchトランジスタPTR2aとPchトランジスタPTR2Raとを同じものにしているので、PchトランジスタPTR8とPchトランジスタPTR8Rの寸法は同じになっている。
図1のセンスアンプ回路は、図11の従来のセンスアンプ回路と同様、プリチャージ信号/PREがLowレベルの期間に、プリチャージ回路2,2Rにより、センスノードSAおよび参照センスノードRSAが充電される。ただし、この期間では、反転信号PREがHighレベルなので、カウンタキャパシタ8,8Rを構成するPchトランジスタPTR8,PTR8Rはオフとなっている。
この後、プリチャージ信号/PREがHighレベルになると、プリチャージ回路2,2Rを構成するPchトランジスタPTR2a,PTR2Raのゲートカップリングにより、センスノードSAおよび参照センスノードRSAの電位が(Vcc−Vthp)以上になる。このとき、反転信号PREがLowレベルになるので、PchトランジスタPTR8,PTR8Rはオフからオンとなり、これにより、センスノードSAおよび参照センスノードRSAの電位が、カウンタキャパシタのない図11の従来のセンスアンプ回路の場合と比べて急速に下がり、入力信号SAIN1,REFINが(Vcc−Vthp)にまで下がるのに要する時間が図11の従来のセンスアンプ回路に比べて短くなり、Δt≒0となる(図2参照)。従って、センスアンプ回路の読み出しに要する時間t2が図11の従来のセンスアンプ回路の読み出しに要する時間t1より短くなり(t1>t2)、読み出し速度が向上する。
以上説明した本実施の形態のセンスアンプ回路ではカウンタキャパシタ8,8RがPchトランジスタPTR2a,2Raのゲートカップリングをキャンセルするため、センスアンプ回路の読み出し速度の高速化が実現できる。
次に、第1の実施の形態におけるセンスアンプ回路の変形例について説明する。第1の実施の形態においては、PchトランジスタPTR8,PTR8Rの寸法をPchトランジスタPTR2a,PTR2Raの寸法のほぼ半分としているが、変形例は、PchトランジスタPTR8,PTR8Rの寸法をPchトランジスタPTR2a,PTR2Raの寸法の半分より大きくするものである。このように設定した場合の動作波形は図3に示すものとなる。
PchトランジスタPTR8,PTR8Rの寸法をPchトランジスタPTR2a,PTR2Raの寸法の半分より大きくする変形例では、第1の実施の形態に比べて、センスノードSAおよび参照センスノードRSAの電位がより急速に下がり、入力信号SAIN1,REFINが(Vcc−Vthp)にまで下がるのに要する時間がより短くなり、読み出し速度の更なる高速化を実現することができる(t2>t3)。
なお、第1の実施の形態およびその変形例においては、カウンタキャパシタ8を構成するPchトランジスタPTR8と、カウンタキャパシタ8Rを構成するPchトランジスタPTR8Rの寸法を同じにしている場合であるが、ノイズバランスを調整するために、意図的に互いに異なる寸法にしてもよい。また、メモリセルMCのオフ状態(“0”)読み取りと、オン状態(“1”)読み取りとの調整を行うために、初期状態でバランスをずらすために寸法を調整することも考えられる。さらに、カウンタキャパシタを入力側および参照側の双方に設けている場合であるが、片方のみに設けるようにしてもよい。
以下、本発明の第2の実施の形態におけるセンスアンプ回路について図4および図5を参照しつつ説明する。図4は本実施の形態におけるセンスアンプ回路の構成を示す回路図である。図5は図4のセンスアンプ回路の動作を示す波形図である。なお、本実施の形態におけるセンスアンプ回路はオーバープリチャージ対策を施したものである。
図4に示すように、本実施の形態のセンスアンプ回路は、図11の従来のセンスアンプ回路のプリチャージ回路2,2Rおよび負荷回路3,3Rを改良したものである。なお、それ以外の回路構成は、図11の従来のセンスアンプ回路と同様の回路構成となっており、詳細は省略する。
入力回路側のプリチャージ回路2aは、PchトランジスタPTR2a,PTR2bおよびNchトランジスタNTR2aにより構成されている。なお、PchトランジスタPTR2bの閾値はVthpに設定されている。
PchトランジスタPTR2aのソースにVccレベルの電圧が入力され、そのゲートにはプリチャージ信号/PREが入力される。PchトランジスタPTR2aのドレインはPchトランジスタPTR2bのソースに接続されている。
PchトランジスタPTR2bのゲートは自身のドレインに接続され、この接続部がNchトランジスタNTR2aのドレインに接続されている。
NchトランジスタNTR2aのゲートに(Vcc−Vthp−β)の電圧に設定されたLEVEL信号が入力され、ソースがプリチャージ回路2aの出力部であって、カレントミラー回路1の入力回路側の入力部に接続されている。NchトランジスタNTR2aの閾値はほぼ0(V)に設定されている。
入力回路側の負荷回路3aは、PchトランジスタPTR3a,PTR3bおよびNchトランジスタNTR3aにより構成されている。なお、PchトランジスタPTR3bの閾値はVthpに設定されている。
PchトランジスタPTR3aのソースにVccレベルの電圧が入力され、そのゲートには活性化信号/SENが入力される。PchトランジスタPTR3aのドレインはPchトランジスタPTR3bのソースに接続されている。
PchトランジスタPTR3bのゲートは自身のドレインに接続され、この接続部がNchトランジスタNTR3aのドレインに接続されている。
NchトランジスタNTR3aのゲートにLEVEL信号(上述したように(Vcc−Vthp−β)の電圧に設定された信号)が入力され、ソースが負荷回路3aの出力部であって、カレントミラー回路1の入力回路側の入力部に接続されている。NchトランジスタNTR3aの閾値はほぼ0(V)に設定されている。
参照(比較)回路側のプリチャージ回路2Raは、PchトランジスタPTR2Ra,PTR2RbおよびNchトランジスタNTR2Raにより構成されている。なお、PchトランジスタPTR2Rbの閾値はVthpに設定されている。
PchトランジスタPTR2RaのソースにVccレベルの電圧が入力され、そのゲートにはプリチャージ信号/PREが入力される。PchトランジスタPTR2RaのドレインはPchトランジスタPTR2Rbのソースに接続されている。
PchトランジスタPTR2Rbのゲートは自身のドレインに接続され、この接続部がNchトランジスタNTR2Raのドレインに接続されている。
NchトランジスタNTR2RaのゲートにLEVEL信号(上述したように(Vcc−Vthp−β)の電圧に設定された信号)が入力され、ソースがプリチャージ回路2Raの出力部であって、カレントミラー回路1の参照(比較)回路側の入力部に接続されている。NchトランジスタNTR2Raの閾値はほぼ0(V)に設定されている。
参照(比較)回路側の負荷回路3Raは、PchトランジスタPTR3Ra,PTR3RbおよびNchトランジスタNTR3Raにより構成されている。なお、PchトランジスタPTR3Rbの閾値はVthpに設定されている。
PchトランジスタPTR3RaのソースにVccレベルの電圧が入力され、そのゲートには活性化信号/SENが入力される。PchトランジスタPTR3RaのドレインはPchトランジスタPTR3Rbのソースに接続されている。
PchトランジスタPTR3Rbのゲートは自身のドレインに接続され、この接続部がNchトランジスタNTR3Raのドレインに接続されている。
NchトランジスタNTR3RaのゲートにLEVEL信号(上述したように(Vcc−Vthp−β)の電圧に設定された信号)が入力され、ソースが負荷回路3Raの出力部であって、カレントミラー回路1の参照(比較)回路側の入力部に接続されている。NchトランジスタNTR3Raの閾値はほぼ0(V)に設定されている。
図4のセンスアンプ回路は、プリチャージ信号/PREおよび活性化信号/SENがLowレベルになると、センスノードSAのプリチャージが始まり、充電され始めるが、センスノードSAの電位が(Vcc−Vthp−β)に達すると、NchトランジスタNTR2aがオフする。このため、プリチャージ時にセンスノードSAが(Vcc−Vthp−β)以上の電位に充電されない(図5参照)。なお、負荷回路3により、メモリセルMCがオフの状態のときに、センスノードSAの電位が(Vcc−Vthp−β)以上に充電されることはない(図5参照)。
同様に、プリチャージ信号/PREおよび活性化信号/SENがLowレベルになると、参照センスノードRSAのプリチャージが始まり、充電され始めるが、参照センスノードRSAの電位が(Vcc−Vthp−β)に達すると、NchトランジスタNTR2Raがオフする。このため、プリチャージ時に参照センスノードRSAの電位が(Vcc−Vthp−β)以上の電位に充電されない(図5参照)。
以上説明した第2の実施の形態では、センスノードSAおよび参照センスノードRSAの電位が(Vcc−Vthp)以上になることによる、つまり、PchトランジスタPTR1b,PTR1Rbのソースとゲートとの電位差がそれらの閾値Vthp以下になることによる、カレントミラー回路1の動作しない期間が存在しないので高速読み出しが可能になると共に、ゲートカップリングによるノイズの影響を受けないので安定した波形が得られる。
以下、本発明の第3の実施の形態におけるセンスアンプ回路について図6および図7を参照しつつ説明する。図6は本実施の形態におけるセンスアンプ回路の構成を示す回路図である。図7は図6のセンスアンプ回路の動作を示す波形図である。なお、本実施の形態におけるセンスアンプ回路はオーバープリチャージ対策を施したものである。
図6に示すように、本実施の形態のセンスアンプ回路は、図11の従来のセンスアンプ回路のプリチャージ回路2,2Rを第2の実施の形態と同様の改良を加えたものである。なお、それ以外の回路構成は、図11の従来のセンスアンプ回路と同様の回路構成となっており、詳細は省略する。ただし、本実施の形態のセンスアンプ回路の負荷回路は図11の従来のセンスアンプ回路の負荷回路と同様の構成をしている。
入力回路側のプリチャージ回路2bは、PchトランジスタPTR2a,PTR2bおよびNchトランジスタNTR2bにより構成されている。なお、PchトランジスタPTR2bの閾値はVthpに設定されている。
PchトランジスタPTR2aのソースにVccレベルの電圧が入力され、そのゲートにはプリチャージ信号/PREが入力される。PchトランジスタPTR2aのドレインはPchトランジスタPTR2bのソースに接続されている。
PchトランジスタPTR2bのゲートは自身のドレインに接続され、この接続部がNchトランジスタNTR2bのドレインに接続されている。
NchトランジスタNTR2bのゲートに(Vcc−Vthp−β)の電圧に設定されたLEVEL信号が入力され、ソースがプリチャージ回路2bの出力部であって、カレントミラー回路1の入力回路側の入力部に接続されている。NchトランジスタNTR2bの閾値はほぼ0(V)に設定されている。
参照(比較)回路側のプリチャージ回路2Rbは、PchトランジスタPTR2Ra,PTR2RbおよびNchトランジスタNTR2Rbにより構成されている。なお、PchトランジスタPTR2Rbの閾値はVthpに設定されている。
PchトランジスタPTR2RaのソースにVccレベルの電圧が入力され、そのゲートにはプリチャージ信号/PREが入力される。PchトランジスタPTR2RaのドレインはPchトランジスタPTR2Rbのソースに接続されている。
PchトランジスタPTR2Rbのゲートは自身のドレインに接続され、この接続部がNchトランジスタNTR2Rbのドレインに接続されている。
NchトランジスタNTR2RbのゲートにLEVEL信号(上述したように(Vcc−Vthp−β)の電圧に設定された信号)が入力され、ソースがプリチャージ回路2RBの出力部であって、カレントミラー回路1の参照(比較)回路側の入力部に接続されている。NchトランジスタNTR2Rbの閾値はほぼ0(V)に設定されている。
図6のセンスアンプ回路は、プリチャージ信号/PREおよび活性化信号/SENがLowレベルになると、センスノードSAのプリチャージが始まり、充電され始めるが、センスノードSAの電位が(Vcc−Vthp−β)に達すると、NchトランジスタNTR2aがオフする。このため、プリチャージ時にセンスノードSAが(Vcc−Vthp−β)以上の電位に充電されない(図7参照)。メモリセルMCがオフの状態(“0”)では、NchトランジスタNTR3aがオンのままなので、負荷回路3により、センスノードSAが充電され、センスノードSAの電位は(Vcc−Vthp)に達する(図7参照)。
同様に、プリチャージ信号/PREおよび活性化信号/SENがLowレベルになると、参照センスノードRSAのプリチャージが始まり、充電され始めるが、参照センスノードRSAの電位が(Vcc−Vthp−β)に達すると、NchトランジスタNTR2Raがオフする。このため、プリチャージ時に参照センスノードRSAの電位が(Vcc−Vthp−β)以上の電位に充電されない(図7参照)。
以上説明した第3の実施の形態では、第2の実施の形態のセンスアンプと同様の効果が得られるとともに、入力信号SAIN0と入力信号REFINの差、入力信号SAIN1と入力信号REFINの差が大きくすることができるようになるのでセンスアンプ回路の動作の安定化が図られる。
なお、ここで、第2および第3の実施の形態で使用するLEVEL信号を生成する回路構成の一例について図8を参照しつつ説明する。図8は第2および第3の実施の形態で使用するLEVEL信号を生成する回路の構成を示す回路図である。
図8に示すLEVEL信号を生成する回路は、PchトランジスタPTRと抵抗素子Rを備えている。PchトランジスタPTRの閾値をVthpに設定する。
PchトランジスタPTRのソースにVccレベルの電圧が供給され、ゲートは自身のドレインに接続されている。PchトランジスタPTRのドレインは抵抗素子Rの一端に接続され、抵抗素子の他端はグランドに接続されている。PchトランジスタPTRのドレインと抵抗素子Rの一端との接続部からの出力をLEVEL信号とする。
図8の回路では、PchトランジスタPTRがオンしていることから、Vccからグランドに電流が流れ、一定電圧のLEVEL信号を取り出すことができる。なお、LEVEL信号の電圧値は、抵抗素子Rの抵抗値を変えることに調整することができる。
以下、本発明の第4の実施の形態におけるセンスアンプ回路について図9および図10を参照しつつ説明する。図9は本実施の形態におけるセンスアンプ回路の構成を示す回路図である。図10は図9のセンスアンプ回路の動作を示す波形図である。なお、本実施の形態におけるセンスアンプ回路はピーク電流対策を施したものである。
図9に示すように、本実施の形態のセンスアンプ回路は、図11の従来のセンスアンプ回路と回路構成は同じであるが、カレントミラー回路1のPchトランジスタPTR1aのゲートに入力される信号を異ならしめている。
つまり、従来のセンスアンプ回路では、プリチャージ信号/PREがHighレベルからLowレベルになるタイミングでHighレベルからLowレベルになる活性化信号/SENがPchトランジスタPTR1aのゲートに入力される(図11,図12参照)。
これに対して、本実施の形態のセンスアンプ回路では、プリチャージ信号/PREがHighレベルからLowレベルになるタイミングからΔtずらしてHighレベルからLowレベルになる活性化信号/SENdがPchトランジスタPTR1aのゲートに入力される(図9,図10参照)。ここで、Δtはプリチャージ信号/PREがLowレベルの期間Tに活性化信号/SENdがHighレベルからLowレベルになるように設定する。ただし、センスノードSAおよび参照センスノードRSAをある程度充電し、かつ、次の読み出し動作に備えてカレントミラー回路1を活性化することを踏まえて、例えば、ΔtをT/3以上、2/3×T以下に設定するのが好ましい。なお、Δtを、カレントミラー回路1を活性化するのに最小限必要な時間を残して最大限大きく設定することが、ピーク電流対策として最も有効である。
プリチャージ信号/PREがHighレベルからLowレベルになって、プリチャージが開始される。このとき、図10に示すように、活性化信号/SENdがHighレベルであるので、PchトランジスタPTR1aはオフのままであり、貫通電流は流れない。
プリチャージ信号/PREがHighレベルからLowレベルになってΔt経過後、活性化信号/SENdがLowレベルになり、PchトランジスタPTR1aがオンし、Vccから基準電位へ向かって、PchトランジスタPTR1a,PTR1bおよびNchトランジスタNTR6を介して、貫通電流が流れ、ピーク値がI(peak)2の電流が流れ、カレントミラー回路1が活性化される。このとき、センスノードSAが充電されてセンスノードSAの電位が高くなっているので、従来のセンスアンプ回路のピーク値I(SENSE)1に比べてピーク値I(SENSE)2が小さくなる。
以上説明した本実施の形態のセンスアンプ回路ではカレントミラー回路の活性化を開始するタイミングを遅らせているので、貫通電流のピーク値が小さくなり、低消費電力化を実現することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な設計変更が可能なものである。
第1の実施の形態におけるセンスアンプ回路の構成を示す回路図。 図1のセンスアンプ回路の動作を示す波形図。 第1の実施の形態の変形例のセンスアンプ回路の動作を示す波形図。 第2の実施の形態におけるセンスアンプ回路の構成を示す回路図。 図4のセンスアンプ回路の動作を示す波形図。 第3の実施の形態におけるセンスアンプ回路の構成を示す回路図。 図6のセンスアンプ回路の動作を示す波形図。 第2および第3の実施の形態のセンスアンプに利用する回路の構成を示す回路図。 第4の実施の形態におけるセンスアンプ回路の構成を示す回路図。 図9のセンスアンプ回路の動作を示す波形図。 従来のセンスアンプ回路の回路構成を示す回路図。 図11の従来のセンスアンプ回路の動作を説明するための波形図。
符号の説明
1 カレントミラー回路
2,2R プリチャージ回路
3,3R 負荷回路
8,8R カウンタキャパシタ
PTR2a,PTR2b,PTR2Ra,PTR2Rb Pchトランジスタ
PTR3a,PTR3b,PTR3Ra,PTR3Rb Pchトランジスタ
PTR8,PTR8R Pchトランジスタ

Claims (9)

  1. カレントミラー接続されたNチャネルトランジスタと、負荷となるPチャネルトランジスタにより構成されたカレントミラー回路を有し、該カレントミラー回路の入力回路側に第1のプリチャージ回路および第1の負荷回路が設けられ、該カレントミラー回路の比較回路側に第2のプリチャージ回路および第2の負荷回路が設けられているセンスアンプ回路において、
    前記第1のプリチャージ回路は、
    プリチャージ信号がゲートに入力されることにより前記カレントミラー回路の入力回路側の第1の入力部に入力電圧を供給する第1のスイッチングトランジスタと、
    前記第1の入力部と前記第1のスイッチングトランジスタとの間に設けられ、前記第1の入力部の電圧レベルを該カレントミラー回路の最大動作電圧(電源電圧マイナス上記Pチャネルトランジスタの閾値の電圧レベル)にするダイオードからなる第1の入力電圧リミット手段と、を備え、
    前記第2のプリチャージ回路は、
    プリチャージ信号がゲートに入力されることにより前記カレントミラー回路の比較回路側の第2の入力部に入力電圧を供給する第2のスイッチングトランジスタと、
    前記第2の入力部と前記第2のスイッチングトランジスタとの間に設けられ、前記第2の入力部の電圧レベルを該カレントミラー回路の最大動作電圧(電源電圧マイナス上記Pチャネルトランジスタの閾値の電圧レベル)にするダイオードからなる第2の入力電圧リミット手段と、を備え、
    一端が前記第1のスイッチングトランジスタと前記第1の入力電圧リミット手段との第1の接続部に接続され、他端に前記プリチャージ信号の反転信号が入力される第1の容量手段と
    一端が前記第2のスイッチングトランジスタと前記第2の入力電圧リミット手段との第2の接続部に接続され、他端に前記プリチャージ信号の反転信号が入力される第2の容量手段との少なくも一方が設けられていることを特徴とするセンスアンプ回路。
  2. 前記第1の容量手段および前記第2の容量手段の双方を備えていることを特徴とする請求項1に記載のセンスアンプ回路。
  3. カレントミラー回路の入力回路側に第1のプリチャージ回路および第1の負荷回路が設けられ、該カレントミラー回路の比較回路側に第2のプリチャージ回路および第2の負荷回路が設けられているセンスアンプ回路において、
    前記第1のプリチャージ回路を構成する第1のスイッチングトランジスタのゲートに入力されるプリチャージ信号の反転信号がゲートに入力され、ドレインおよびソースが該第1のスイッチングトランジスタの出力部に接続される、該第1のスイッチングトランジスタと同じ種類の第1のトランジスタと、
    前記第2のプリチャージ回路を構成する第2のスイッチングトランジスタのゲートに入力されるプリチャージ信号の反転信号がゲートに入力され、ドレインおよびソースが該第2のスイッチングトランジスタの出力部に接続される、該第2のスイッチングトランジスタと同じ種類の第2のトランジスタと、
    を備えたことを特徴とするセンスアンプ回路。
  4. 前記第1のトランジスタの寸法が前記第1のスイッチングトランジスタの寸法の略半分であり、前記第2のトランジスタの寸法が前記第2のスイッチングトランジスタの寸法の略半分である、ことを特徴とする請求項3に記載のセンスアンプ回路。
  5. 前記第1のトランジスタの寸法が前記第1のスイッチングトランジスタの寸法の半分より大きく、前記第2のトランジスタの寸法が前記第2のスイッチングトランジスタの寸法の半分より大きい、ことを特徴とする請求項3に記載のセンスアンプ回路。
  6. 前記第1のトランジスタの寸法と前記第2のトランジスタの寸法が異なることを特徴とする請求項3から請求項5の何れか1項に記載のセンスアンプ回路。
  7. カレントミラー回路の入力回路側に第1のプリチャージ回路および第1の負荷回路が設けられ、該カレントミラー回路の比較回路側に第2のプリチャージ回路および第2の負荷回路が設けられているセンスアンプ回路において、
    前記第1のプリチャージ回路は、第1のスイッチングトランジスタと、該第1のスイッチングトランジスタに接続された第1の負荷トランジスタと、該第1の負荷トランジスタにソースまたはドレインの一方が接続され、前記カレントミラー回路の入力回路側の第1の入力部にソースまたはドレインの他方が接続され、ゲートに前記カレントミラー回路の最大動作電圧以下の一定電圧が入力される第1のトランジスタと、を備え、
    前記第2のプリチャージ回路は、第2のスイッチングトランジスタと、該第2のスイッチングトランジスタに接続された第2の負荷トランジスタと、該第2の負荷トランジスタにソースまたはドレインの一方が接続され、前記カレントミラー回路の比較回路側の第2の入力部にソースまたはドレインの他方が接続され、ゲートに前記カレントミラー回路の最大動作電圧以下の一定電圧が入力される第2のトランジスタと、を備え、
    前記第1の負荷回路は、第3のスイッチングトランジスタと、該第3のスイッチングトランジスタに接続された第3の負荷トランジスタと、該第3の負荷トランジスタにソースまたはドレインの一方が接続され、前記第1の入力部にソースまたはドレインの他方が接続され、ゲートに前記カレントミラー回路の最大動作電圧以下の一定電圧が入力される第3のトランジスタと、を備え、
    前記第の負荷回路は、第4のスイッチングトランジスタと、該第4のスイッチングトランジスタに接続された第4の負荷トランジスタと、該第4の負荷トランジスタにソースまたはドレインの一方が接続され、前記第2の入力部にソースまたはドレインの他方が接続され、ゲートに前記カレントミラー回路の最大動作電圧以下の一定電圧が入力される第4のトランジスタと、を備えていることを特徴とするセンスアンプ回路。
  8. カレントミラー回路の入力回路側に第1のプリチャージ回路および第1の負荷回路が設けられ、該カレントミラー回路の比較回路側に第2のプリチャージ回路および第2の負荷回路が設けられているセンスアンプ回路において、
    前記第1のプリチャージ回路は、第1のスイッチングトランジスタと、該第1のスイッチングトランジスタに接続された第1の負荷トランジスタと、該第1の負荷トランジスタにソースまたはドレインの一方が接続され、前記カレントミラー回路の入力回路側の入力部にソースまたはドレインの他方が接続され、ゲートに前記カレントミラー回路の最大動作電圧以下の一定電圧が入力される第1のトランジスタと、を備え、
    前記第2のプリチャージ回路は、第2のスイッチングトランジスタと、該第2のスイッチングトランジスタに接続された第2の負荷トランジスタと、該第2の負荷トランジスタソースまたはドレインの一方が接続され、前記カレントミラー回路の比較回路側の入力部にソースまたはドレインの他方が接続され、ゲートに前記カレントミラー回路の最大動作電圧以下の一定電圧が入力される第2のトランジスタと、を備え、
    前記第1の負荷回路は、第3のスイッチングトランジスタと、該第3のスイッチングトランジスタに接続された第3の負荷トランジスタと、を備え、
    前記第の負荷回路は、第4のスイッチングトランジスタと、該第4のスイッチングトランジスタに接続された第4の負荷トランジスタと、を備えていることを特徴とするセンスアンプ回路。
  9. カレントミラー接続されたNチャネルトランジスタと、負荷となるPチャネルトランジスタにより構成されたカレントミラー回路を有し、該カレントミラー回路の入力回路側に第1のプリチャージ回路および第1の負荷回路が設けられ、該カレントミラー回路の比較回路側に第2のプリチャージ回路および第2の負荷回路が設けられているセンスアンプ回路において、
    前記第1のプリチャージ回路は、
    プリチャージ信号がゲートに入力されることにより前記カレントミラー回路の入力回路側の第1の入力部に入力電圧を供給する第1のスイッチングトランジスタと、
    前記第1の入力部と前記第1のスイッチングトランジスタとの間に設けられ、予め設定された電圧レベルに基づいて、前記第1のスイッチングトランジスタから前記第1の入力部に入力する入力電圧の電圧レベルを該カレントミラー回路の最大動作電圧以下(電源電圧マイナス上記Pチャネルトランジスタの閾値の電圧レベル以下)にする第1の入力電圧クランプ手段と、を備え、
    前記第2のプリチャージ回路は、
    プリチャージ信号がゲートに入力されることにより前記カレントミラー回路の比較回路側の第2の入力部に入力電圧を供給する第2のスイッチングトランジスタと、
    前記第2の入力部と前記第2のスイッチングトランジスタとの間に設けられ、予め設定された電圧レベルに基づいて、前記第2のスイッチングトランジスタから前記第2の入力部に入力する入力電圧の電圧レベルを該カレントミラー回路の最大動作電圧以下(電源電圧マイナス上記Pチャネルトランジスタの閾値の電圧レベル以下)にする第2の入力電圧クランプ手段と、
    を備えることを特徴とするセンスアンプ回路。
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