JPH06349291A - 半導体集積回路のアクセスタイムスピードアップ回路 - Google Patents
半導体集積回路のアクセスタイムスピードアップ回路Info
- Publication number
- JPH06349291A JPH06349291A JP13751793A JP13751793A JPH06349291A JP H06349291 A JPH06349291 A JP H06349291A JP 13751793 A JP13751793 A JP 13751793A JP 13751793 A JP13751793 A JP 13751793A JP H06349291 A JPH06349291 A JP H06349291A
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- sense line
- circuit
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 プリチャージ方式のセンスラインの電位上昇
を抑え、アクセスタイムのスピードアップを図る。 【構成】 プリチャージ信号PRCが“H”になると、
PMOS25がオンし、センスライン22が“H”にチ
ャージアップされる。プリチャージ信号PRCを“H”
から“L”へ変化させると、PMOS25がオフし、セ
ンスライン22へのチャージアップが終了する。プリチ
ャージ信号PRCが“H”→“L”へ変化した瞬間に、
ゲート容量Cの影響によってセンスライン22の電位が
電源電圧VCCより上昇しようとするが、この電位上昇
が容量28によって抑制され、アクセスタイムがスピー
ドアップされる。
を抑え、アクセスタイムのスピードアップを図る。 【構成】 プリチャージ信号PRCが“H”になると、
PMOS25がオンし、センスライン22が“H”にチ
ャージアップされる。プリチャージ信号PRCを“H”
から“L”へ変化させると、PMOS25がオフし、セ
ンスライン22へのチャージアップが終了する。プリチ
ャージ信号PRCが“H”→“L”へ変化した瞬間に、
ゲート容量Cの影響によってセンスライン22の電位が
電源電圧VCCより上昇しようとするが、この電位上昇
が容量28によって抑制され、アクセスタイムがスピー
ドアップされる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リードオンリメモリ
(以下、ROMという)、ランダムアクセスメモリ(以
下、RAMという)、プログラマブルロジックアレイ
(以下、PLAという)等の半導体集積回路内の出力回
路に設けられるアクセスタイムスピードアップ回路に関
するものである。
(以下、ROMという)、ランダムアクセスメモリ(以
下、RAMという)、プログラマブルロジックアレイ
(以下、PLAという)等の半導体集積回路内の出力回
路に設けられるアクセスタイムスピードアップ回路に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の半導体集積回路(例え
ば、ROM)におけるプリチャージ方式の出力回路の一
構成例を示す回路図である。このROMの出力回路で
は、メモリセルアレイ1内の複数のデータ出力ラインが
センスライン2に接続されている。プリチャージ信号P
RCを入力する入力端子3には、インバータ4を介して
プリチャージ用のPチャネルMOSトランジスタ(以
下、PMOSという)5のゲートが接続されている。P
MOS5のソースは電源電圧VCCに、ドレインがセン
スライン2に接続されている。PMOS5のゲートとセ
ンスライン2との間には、該PMOS5のゲート容量C
が寄生している。センスライン2は、ラッチ回路6を介
して、出力電圧Vout 用の出力端子7に接続されてい
る。ラッチ回路6は、PMOS6a及びインバータ6b
で構成されている。PMOS6aは、ドレインがセンス
ライン2に接続され、ソースが電源電圧VCCに接続さ
れている。インバータ6bの入力端子はセンスライン2
に接続され、該インバータ6bの出力端子が、PMOS
6aのゲートに接続されると共に、出力端子7に接続さ
れている。
ば、ROM)におけるプリチャージ方式の出力回路の一
構成例を示す回路図である。このROMの出力回路で
は、メモリセルアレイ1内の複数のデータ出力ラインが
センスライン2に接続されている。プリチャージ信号P
RCを入力する入力端子3には、インバータ4を介して
プリチャージ用のPチャネルMOSトランジスタ(以
下、PMOSという)5のゲートが接続されている。P
MOS5のソースは電源電圧VCCに、ドレインがセン
スライン2に接続されている。PMOS5のゲートとセ
ンスライン2との間には、該PMOS5のゲート容量C
が寄生している。センスライン2は、ラッチ回路6を介
して、出力電圧Vout 用の出力端子7に接続されてい
る。ラッチ回路6は、PMOS6a及びインバータ6b
で構成されている。PMOS6aは、ドレインがセンス
ライン2に接続され、ソースが電源電圧VCCに接続さ
れている。インバータ6bの入力端子はセンスライン2
に接続され、該インバータ6bの出力端子が、PMOS
6aのゲートに接続されると共に、出力端子7に接続さ
れている。
【0003】図3は、図2に示すROMの出力回路の電
圧波形図であり、この図を参照しつつ図2の動作を説明
する。まず、“H”レベルのプリチャージ信号PRCを
入力端子3に入力すると、そのプリチャージ信号PRC
がインバータ4で反転され、“L”レベルの信号によっ
てPMOS5がオンする。PMOS5がオンすると、電
源電圧VCCによってセンスライン2が“H”レベルに
プリチャージされる。プリチャージ終了後、アドレスに
よってメモリセルアレイ1内のメモリセルが選択され、
そのメモリセルの記憶データがセンスライン2へ出力さ
れ、該記憶データがインバータ6bで反転されて出力端
子7から出力される。例えば、メモリセルの記憶データ
が“L”レベルの場合、センスライン2はプリチャージ
終了後に“H”レベルから“L”レベルへ変化し、出力
端子7から出力される出力電圧Vout が“L”レベルか
ら“H”レベルへと変化する。
圧波形図であり、この図を参照しつつ図2の動作を説明
する。まず、“H”レベルのプリチャージ信号PRCを
入力端子3に入力すると、そのプリチャージ信号PRC
がインバータ4で反転され、“L”レベルの信号によっ
てPMOS5がオンする。PMOS5がオンすると、電
源電圧VCCによってセンスライン2が“H”レベルに
プリチャージされる。プリチャージ終了後、アドレスに
よってメモリセルアレイ1内のメモリセルが選択され、
そのメモリセルの記憶データがセンスライン2へ出力さ
れ、該記憶データがインバータ6bで反転されて出力端
子7から出力される。例えば、メモリセルの記憶データ
が“L”レベルの場合、センスライン2はプリチャージ
終了後に“H”レベルから“L”レベルへ変化し、出力
端子7から出力される出力電圧Vout が“L”レベルか
ら“H”レベルへと変化する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プリチャージ方式の出力回路では、次のような問題があ
り、それを解決することが困難であった。従来の出力回
路では、PMOS5のゲートとセンスライン2との間
に、該PMOS5のゲート容量Cが寄生するため、図3
に示すように、プリチャージ終了後にセンスライン2の
電位が電源電圧VCCより上昇する。プリチャージ終了
後から出力端子7にメモリセルの記憶データが現われる
までをアクセスタイムATと定義する。ゲート容量Cに
よるセンスライン2の電位上昇により、該センスライン
2の“H”レベルから“L”レベルへの変化に時間を要
することになり、アクセスタイムATを遅らせるという
問題があった。本発明は、前記従来技術が持っていた課
題として、プリチャージ用のPMOSのゲートとセンス
ラインとの間に寄生するゲート容量によって該センスラ
インの電位が上昇し、アクセスタイムが遅れるという点
について解決し、センスラインの電位上昇を抑えてアク
セスタイムのスピードアップを図る半導体集積回路のア
クセスタイムスピードアップ回路を提供するものであ
る。
プリチャージ方式の出力回路では、次のような問題があ
り、それを解決することが困難であった。従来の出力回
路では、PMOS5のゲートとセンスライン2との間
に、該PMOS5のゲート容量Cが寄生するため、図3
に示すように、プリチャージ終了後にセンスライン2の
電位が電源電圧VCCより上昇する。プリチャージ終了
後から出力端子7にメモリセルの記憶データが現われる
までをアクセスタイムATと定義する。ゲート容量Cに
よるセンスライン2の電位上昇により、該センスライン
2の“H”レベルから“L”レベルへの変化に時間を要
することになり、アクセスタイムATを遅らせるという
問題があった。本発明は、前記従来技術が持っていた課
題として、プリチャージ用のPMOSのゲートとセンス
ラインとの間に寄生するゲート容量によって該センスラ
インの電位が上昇し、アクセスタイムが遅れるという点
について解決し、センスラインの電位上昇を抑えてアク
セスタイムのスピードアップを図る半導体集積回路のア
クセスタイムスピードアップ回路を提供するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、プリチャージ信号に基づきゲート制御さ
れてセンスラインを一定電位にプリチャージするMOS
トランジスタを備え、内部のデータを前記センスライン
を通して外部へ出力する半導体集積回路におけるプリチ
ャージ方式の出力回路に設けられるアクセスタイムスピ
ードアップ回路において、前記MOSトランジスタのゲ
ート容量に応じた容量値の容量を、前記センスラインと
接地電位(以下、GNDという)との間に接続してい
る。
決するために、プリチャージ信号に基づきゲート制御さ
れてセンスラインを一定電位にプリチャージするMOS
トランジスタを備え、内部のデータを前記センスライン
を通して外部へ出力する半導体集積回路におけるプリチ
ャージ方式の出力回路に設けられるアクセスタイムスピ
ードアップ回路において、前記MOSトランジスタのゲ
ート容量に応じた容量値の容量を、前記センスラインと
接地電位(以下、GNDという)との間に接続してい
る。
【0006】
【作用】本発明によれば、以上のように半導体集積回路
のアクセスタイムスピードアップ回路を構成したので、
該アクセスタイムスピードアップ回路を構成する容量
は、チャージアップ終了後にゲート容量の影響によって
プリチャージ方式のセンスラインの電位が一定電位以上
に上昇することを阻止する働きがある。これにより、ア
クセスタイムのスピードアップが図れる。従って、前記
課題を解決できるのである。
のアクセスタイムスピードアップ回路を構成したので、
該アクセスタイムスピードアップ回路を構成する容量
は、チャージアップ終了後にゲート容量の影響によって
プリチャージ方式のセンスラインの電位が一定電位以上
に上昇することを阻止する働きがある。これにより、ア
クセスタイムのスピードアップが図れる。従って、前記
課題を解決できるのである。
【0007】
【実施例】図1は、本発明の実施例を示す半導体集積回
路(例えば、ROM)におけるプリチャージ方式の出力
回路の回路図である。このROMの出力回路は、メモリ
セルアレイ10からの読出しデータをセンスライン22
を通して出力端子27へ出力する回路である。メモリセ
ルアレイ10は、例えば、複数のアドレスライン11及
びデータ出力ライン12が交差配置され、それらの交差
箇所に複数のメモリセル13が接続されている。各メモ
リセル13は、例えばNチャネルMOSトランジスタ
(以下、NMOSという)で構成されている。プリチャ
ージ信号PRCを入力する入力端子23には、インバー
タ24の入力端子が接続され、該インバータ24の出力
端子がプリチャージ用のPMOS25のゲートに接続さ
れている。PMOS25のソースは電源電圧VCCに、
ドレインはセンスライン22にそれぞれ接続されてい
る。センスライン22は、ラッチ回路26を介して、出
力電圧Vout 用の出力端子27に接続されている。
路(例えば、ROM)におけるプリチャージ方式の出力
回路の回路図である。このROMの出力回路は、メモリ
セルアレイ10からの読出しデータをセンスライン22
を通して出力端子27へ出力する回路である。メモリセ
ルアレイ10は、例えば、複数のアドレスライン11及
びデータ出力ライン12が交差配置され、それらの交差
箇所に複数のメモリセル13が接続されている。各メモ
リセル13は、例えばNチャネルMOSトランジスタ
(以下、NMOSという)で構成されている。プリチャ
ージ信号PRCを入力する入力端子23には、インバー
タ24の入力端子が接続され、該インバータ24の出力
端子がプリチャージ用のPMOS25のゲートに接続さ
れている。PMOS25のソースは電源電圧VCCに、
ドレインはセンスライン22にそれぞれ接続されてい
る。センスライン22は、ラッチ回路26を介して、出
力電圧Vout 用の出力端子27に接続されている。
【0008】ラッチ回路26は、センスライン22が
“H”レベルの状態で、該センスライン22に電位の供
給がない時にその“H”レベル状態を保持する回路であ
り、PMOS26aと出力段のインバータ26bを有し
ている。PMOS26aは、ソースが電源電圧VCC
に、ドレインがセンスライン22に、ゲートが出力端子
27に、それぞれ接続されている。インバータ26bの
入力端子はセンスライン22に接続され、その出力端子
が出力端子27に接続されている。PMOS25のゲー
トとセンスライン22との間には、該PMOS25のゲ
ート容量Cが寄生している。本実施例の特徴は、センス
ライン22とGNDとの間に、アクセスタイムスピード
アップ回路を構成する容量28を接続している。この容
量28の容量値は、ゲート容量Cの大きさに対応するよ
うに設定される。
“H”レベルの状態で、該センスライン22に電位の供
給がない時にその“H”レベル状態を保持する回路であ
り、PMOS26aと出力段のインバータ26bを有し
ている。PMOS26aは、ソースが電源電圧VCC
に、ドレインがセンスライン22に、ゲートが出力端子
27に、それぞれ接続されている。インバータ26bの
入力端子はセンスライン22に接続され、その出力端子
が出力端子27に接続されている。PMOS25のゲー
トとセンスライン22との間には、該PMOS25のゲ
ート容量Cが寄生している。本実施例の特徴は、センス
ライン22とGNDとの間に、アクセスタイムスピード
アップ回路を構成する容量28を接続している。この容
量28の容量値は、ゲート容量Cの大きさに対応するよ
うに設定される。
【0009】図4は、図1に示すROMの出力回路にお
ける電圧波形図であり、この図を参照しつつ図1の動作
を説明する。まず、入力端子23に“H”レベルのプリ
チャージ信号PRCを入力すると、その“H”レベルが
インバータ24で反転され、“L”レベルの信号によっ
てPMOS25がオンし、電源電圧VCCによってセン
スライン22が“H”レベルにプリチャージされる。入
力端子23に入力されるプリチャージ信号PRCを
“H”レベルから“L”レベルへ変化させると、その
“L”レベルがインバータ24で反転され、“H”レベ
ルの信号によってPMOS25がオフし、センスライン
22へのチャージアップが終了する。チャージアップが
終了すると、図示しないアドレスデコーダにより、メモ
リセルアレイ10内のアドレスライン11及びデータ出
力ライン12に接続された1個のメモリセル13が選択
される。選択されたメモリセル13の記憶データが例え
ば“L”ならば、センスライン22のチャージアップさ
れた電位“H”が該メモリセル13の記憶データ“L”
即ちGNDへ引かれる。そのため、センスライン22の
電位は“H”レベルから“L”レベルへ変化し、その
“L”レベルがインバータ26bによって反転され、
“H”レベルの出力電圧Vout が出力端子27から出力
される。
ける電圧波形図であり、この図を参照しつつ図1の動作
を説明する。まず、入力端子23に“H”レベルのプリ
チャージ信号PRCを入力すると、その“H”レベルが
インバータ24で反転され、“L”レベルの信号によっ
てPMOS25がオンし、電源電圧VCCによってセン
スライン22が“H”レベルにプリチャージされる。入
力端子23に入力されるプリチャージ信号PRCを
“H”レベルから“L”レベルへ変化させると、その
“L”レベルがインバータ24で反転され、“H”レベ
ルの信号によってPMOS25がオフし、センスライン
22へのチャージアップが終了する。チャージアップが
終了すると、図示しないアドレスデコーダにより、メモ
リセルアレイ10内のアドレスライン11及びデータ出
力ライン12に接続された1個のメモリセル13が選択
される。選択されたメモリセル13の記憶データが例え
ば“L”ならば、センスライン22のチャージアップさ
れた電位“H”が該メモリセル13の記憶データ“L”
即ちGNDへ引かれる。そのため、センスライン22の
電位は“H”レベルから“L”レベルへ変化し、その
“L”レベルがインバータ26bによって反転され、
“H”レベルの出力電圧Vout が出力端子27から出力
される。
【0010】プリチャージ信号PRCが“H”→“L”
へ変化した瞬間に、従来の図2の回路ではゲート容量C
の影響によってセンスライン2の電位が、電荷の保存則
により、図3に示すように電源電圧VCCよりも上昇
し、アクセスタイムATを遅らせる要因となっている。
そこで、本実施例ではセンスライン22とGNDとの間
に容量28を接続している。容量28は、一方の電極が
センスライン22に接続され、他方の電極がGNDに接
続されているため、ゲート容量Cの影響によって該セン
スライン22の電位が電源電圧VCCより上昇するのを
妨げるように働く。これにより、センスライン22の電
位が電源電圧VCCより上昇しないので、その上昇しな
い分だけアクセスタイムATがスピードアップされる。
へ変化した瞬間に、従来の図2の回路ではゲート容量C
の影響によってセンスライン2の電位が、電荷の保存則
により、図3に示すように電源電圧VCCよりも上昇
し、アクセスタイムATを遅らせる要因となっている。
そこで、本実施例ではセンスライン22とGNDとの間
に容量28を接続している。容量28は、一方の電極が
センスライン22に接続され、他方の電極がGNDに接
続されているため、ゲート容量Cの影響によって該セン
スライン22の電位が電源電圧VCCより上昇するのを
妨げるように働く。これにより、センスライン22の電
位が電源電圧VCCより上昇しないので、その上昇しな
い分だけアクセスタイムATがスピードアップされる。
【0011】なお、本発明は上記実施例に限定されず、
種々の変形が可能である。その変形例としては、例えば
次のようなものがある。 (a) 上記実施例ではROMの出力回路に設けられる
アクセスタイムスピードアップ回路について説明した
が、このアクセスタイムスピードアップ回路はROMだ
けでなく、プリチャージ方式を使用しているRAMやP
LA等の他の半導体集積回路における出力回路にも適用
可能である。 (b) 前記(a)の他の半導体集積回路の適用に際
し、プリチャージ信号PRCをインバータ等で駆動し、
その駆動信号を用いてメモリセルアレイ10等を選択す
るようにしてもよい。 (c) プリチャージ用PMOS25やラッチ回路26
は、他のトランジスタで構成してもよい。また、回路構
成によってはラッチ回路26を省略してもよい。
種々の変形が可能である。その変形例としては、例えば
次のようなものがある。 (a) 上記実施例ではROMの出力回路に設けられる
アクセスタイムスピードアップ回路について説明した
が、このアクセスタイムスピードアップ回路はROMだ
けでなく、プリチャージ方式を使用しているRAMやP
LA等の他の半導体集積回路における出力回路にも適用
可能である。 (b) 前記(a)の他の半導体集積回路の適用に際
し、プリチャージ信号PRCをインバータ等で駆動し、
その駆動信号を用いてメモリセルアレイ10等を選択す
るようにしてもよい。 (c) プリチャージ用PMOS25やラッチ回路26
は、他のトランジスタで構成してもよい。また、回路構
成によってはラッチ回路26を省略してもよい。
【0012】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、センスラインとGNDとの間に、アクセスタイム
スピードアップ回路を構成する容量を接続したので、ゲ
ート容量によるセンスラインの一定電位(例えば、電源
電圧)以上の上昇を防止できる。従って、アクセスタイ
ムをスピードアップできる。
れば、センスラインとGNDとの間に、アクセスタイム
スピードアップ回路を構成する容量を接続したので、ゲ
ート容量によるセンスラインの一定電位(例えば、電源
電圧)以上の上昇を防止できる。従って、アクセスタイ
ムをスピードアップできる。
【図1】本発明の実施例を示すアクセスタイムスピード
アップ回路を備えた出力回路の回路図である。
アップ回路を備えた出力回路の回路図である。
【図2】従来の出力回路の回路図である。
【図3】図2の電圧波形図である。
【図4】図1の電圧波形図である。
10 メモリセルアレイ 22 センスライン 25 プリチャージ用PMOS 26 ラッチ回路 28 容量 C ゲート容量 GND 接地電位 PRC プリチャージ信号 VCC 電源電圧 Vout 出力電圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11C 16/06 6741−5L G11C 17/00 520 B 11/34 305
Claims (1)
- 【請求項1】 プリチャージ信号に基づきゲート制御さ
れてセンスラインを一定電位にプリチャージするMOS
トランジスタを備え、内部のデータを前記センスライン
を通して外部へ出力する半導体集積回路において、 前記MOSトランジスタのゲート容量に応じた容量値の
容量を、前記センスラインと接地電位との間に接続した
ことを特徴とする半導体集積回路のアクセスタイムスピ
ードアップ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13751793A JPH06349291A (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | 半導体集積回路のアクセスタイムスピードアップ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13751793A JPH06349291A (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | 半導体集積回路のアクセスタイムスピードアップ回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06349291A true JPH06349291A (ja) | 1994-12-22 |
Family
ID=15200531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13751793A Withdrawn JPH06349291A (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | 半導体集積回路のアクセスタイムスピードアップ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06349291A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006099862A (ja) * | 2004-09-29 | 2006-04-13 | Toppan Printing Co Ltd | センスアンプ回路 |
JP2012133847A (ja) * | 2010-12-22 | 2012-07-12 | Lapis Semiconductor Co Ltd | 不揮発性記憶装置 |
US8885343B2 (en) | 2008-07-17 | 2014-11-11 | Robert Bosch Gmbh | Heat dissipation from a control unit |
-
1993
- 1993-06-08 JP JP13751793A patent/JPH06349291A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006099862A (ja) * | 2004-09-29 | 2006-04-13 | Toppan Printing Co Ltd | センスアンプ回路 |
US8885343B2 (en) | 2008-07-17 | 2014-11-11 | Robert Bosch Gmbh | Heat dissipation from a control unit |
JP2012133847A (ja) * | 2010-12-22 | 2012-07-12 | Lapis Semiconductor Co Ltd | 不揮発性記憶装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000905 |