JP3082670B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP3082670B2
JP3082670B2 JP08163408A JP16340896A JP3082670B2 JP 3082670 B2 JP3082670 B2 JP 3082670B2 JP 08163408 A JP08163408 A JP 08163408A JP 16340896 A JP16340896 A JP 16340896A JP 3082670 B2 JP3082670 B2 JP 3082670B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体記憶装置に関
し、特にランダムアクセスメモリ(RAM)としての半
導体記憶装置に関する。
【0001】
【従来の技術】従来図9、図10に示すような半導体記
憶装置(RAM)が提案されている。図10はデータを
記憶するためのRAMセルであり、インバータ1,2と
NMOSトランジスタ3,4からなっている。NMOS
トランジスタ3のソースはインバータ1の入力、インバ
ータ2の出力に接続され、トランジスタ4のソースはイ
ンバータ2の入力、インバータ1の出力に接続され、N
MOSトランジスタ3,4のドレインは各々、ビット線
5、相補ビット線6に接続され、トランジスタ3,4の
ゲートはワード線7に接続している。
【0002】図9に戻って、データリード/ライト時
は、各々のビット線、相補ビット線をプリチャージし、
プリチャージ終了後、行デコーダはアドレス信号にもと
づき1本のワード線14を活性化させ、ビット線15〜
18および相補ビット線19〜20に活性化されたワー
ド線につながるメモリセルのデータを出力する。一対の
ビット線の値が列選択トランジスタを含む列選択スイッ
チを介してデータ線23、相補データ線24に読み出
し、データアンプで増幅して出力している。
【0003】この従来の回路において、RAMセル10
〜13までの値がLOWであるとすると、ビット線15
〜18はプリチャージレベルから、LOWレベルに変化
する。すなわち、接地線に対し、電流が流れる。相補ビ
ット線19〜22はプリチャージレベルのままであるた
め、消費電流は流れない。ここで、ビット線15、相補
ビット線19が選択されるとすると、その値は列選択ト
ランジスタによりデータ線23、相補データ線24に接
続されるが、非選択列のビット線16〜18、相補ビッ
ト線20〜22の値はどこからも参照されない。つま
り、これらのビット線の変化は本来必要のない動作であ
るにもかかわらず、これらのビット線から接地線へ流れ
る消費電流は冗長なものである。
【0004】そこで、特開平2−12693号広報には
上記の列選択トランジスタで選択されないビット線の消
費電力を削減した半導体記憶装置が提案されている。た
だし、この半導体記憶装置はリードオンリメモリ(RO
M)であり、その構成を図11に示す。
【0005】図11に示したメモリでは、ビット線26
のプリチャージをデータ線25のプリチャージ回路を用
いて列選択トランジスタ27を介して行っている。した
がって、選択されないビット線のプリチャージは行わ
ず、この結果、選択されないビット線の消費電力を削減
している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の従来
技術をSRAMに適用すると、以下のような問題点が発
生する。
【0007】すなわち、通常RAMセルは相補な値を出
力するため、プリチャージしないビット線、相補ビット
線の電位がLOWレベルであると、ビット線、相補ビッ
ト線のどちらか一方と電源線との間に充電電流が流れて
しまう。このため、目的とする消費電力削減の効果が相
殺されてしまう。
【0008】また、列トランジスタで選択されないビッ
ト線、相補ビット線の電位はプリチャージされないた
め、電位が不定になる。ビット線、相補ビット線の電位
がRAMセル内で保持している値と逆の値になる可能性
があり、この結果、RAMセルが保持する値を変化させ
てしまうことになる。
【0009】さらにまた、列選択制御信号はメモリのア
ドレスの一部をデコードして作られるが、このデコード
のタイミングをプリチャージ期間に行うとすると、ビッ
ト線のプリチャージは列選択制御信号のデコード、列選
択トランジスタのスイッチングが完了してから行われる
ため、この時間の分だけプリチャージ期間が長くなる。
また、列選択制御信号のデコードをプリチャージ期間が
始まる以前に完了していれば、プリチャージ期間が長く
なることはないが、メモリのアドレスのプリチャージ期
間に対するセットアップ時間を長くする必要がある。こ
のため、どちらの方法を用いても、SRAMの動作時間
(プリチャージ時間+読出し時間)が長くなり動作周波
数が低下してしまう。
【0010】そこで、非選択な列の消費電力を低減する
方法として、各列ごとに列選択信号をビット線と同じ方
向に配置し、この信号と、ビット線とRAMセルとの間
に追加したトランジスタにより、非選択な列のビット線
のディスチャージを防止する方法が考えられる。しかし
ながら、この方法では、新たな列選択制御線の配線をマ
トリックス状に配置されたRAMセル間に設ける必要が
あり、また、各RAMセルとビット線間に新たなトラン
ジスタを設ける必要があることからレイアウト面積が増
大し、高集積化を図る上で問題がある。
【0011】本発明の目的は、消費電力を低減した半導
体メモリを提供することにある。
【0012】本発明の他の目的はプリチャージ時間を短
縮して高速化することにある。
【0013】本発明のさらに他の目的はRAMセルのノ
イズマージンを広くすることにより、信頼性を高くする
ことにある。
【0014】本発明のさらに他の目的はRAMセルへの
書き込み時間を高速化し、このときの消費電力を削減す
ることにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明によるメモリで
は、同一の列方向に配置されたメモリセルに共通に電流
線を設けるとともに各電流線と電源ラインとの間に電流
制限回路を設け、列選択信号により前記電流制限回路に
流れる電流値を可変にすることを特徴としている。
【0016】好ましい実施形態では、行方向にとなりあ
ったビット線をビット線プリチャージの際に、前記ビッ
ト線同志をイコライズしている。
【0017】さらに好ましくは、データ書き込み時に、
列選択制御信号と書き込み制御信号により前記電流制限
回路に流れる電流を可変にしている。
【0018】かかる構成によれば、非選択な列のディス
チャージ線と接地線との間の電流値が制限される。これ
により、非選択列のビット線のディスチャージによる消
費電力が低減される。また、非選択な列のRAMセルの
ノイズマージンが広くなり、信頼性が向上する。
【0019】また、隣接する行のビット線、相補ビット
線間をイコライズする。これにより、ビット線のプリチ
ャージ時間が高速化される。さらには、選択列のチャー
ジ線と電源線の間の電流値をRAMセル書き込み時に制
限され、書き込み時間が高速化され書き込み時の消費電
力が低減される。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の上記および他の目
的、特徴および利点を明確にすべく、本発明の実施の形
態について図面を参照して詳細に説明する。
【0021】図1を参照すると、行選択デコーダ30は
アドレス信号31の一部をデコードし、ワード線群の中
から一つのワード線として例えばワード線32をアクテ
ィブにする。一方、列選択デコーダ33はアドレス信号
31の他の一部をデコードし、一つの列選択信号として
例えば信号50をアクティブにする。列選択回路33−
1は列選択信号により、複数のビット線59〜62およ
び相補ビット線63〜66からそれぞれ一対のビットと
してのビット線対59,63を選択し、データ線37お
よび相補データ線38にそれぞれ接続する。センスアン
プ39はデータ線37および相補データ線38の電位差
を検出し、データ出力信号40を生成する。
【0022】マトリックス状に配置されたRAMセル4
1は接続されたワード線がアクティブな時にその内部に
保持している相補な値をビット線、相補ビット線に出力
するが、本発明に従って、同一列のRAMセルの基準ノ
ードはそれぞれディスチャージ線42〜45に接続され
ており、それぞれのディスチャージ線42〜45は電流
制限回路46〜49にそれぞれ接続される。電流制限回
路46〜49はそれぞれ列選択制御線50〜53に接続
され、選択されない列の電流制御回路はディスチャージ
線と接地線の間に流れる電流を小さくするように構成さ
れている。
【0023】プリチャージ回路54〜57はプリチャー
ジ信号58によりビット線59〜62と相補ビット線6
3〜66をプリチャージし、また、同一列内のビット線
と相補ビット線をイコライズする回路であり、そのため
に、図示のように構成されている。
【0024】図2は図1におけるRAMセル回路の構成
例を示す回路である。PMOSトランジスタ70,72
のソースは電源線に接続され、NMOSトランジスタ7
1,73のソースはディスチャージノード76に接続さ
れる。トランジスタ70と71のドレイン、トランジス
タ72と73のゲート、およびトランジスタ74のソー
スは相互に接続される。トランジスタ72と73のドレ
イン、トランジスタ70と71のゲート、およびトラン
ジスタ75のソースは相互に接続される。トランジスタ
74と75のゲートはワード線69に接続され、トラン
ジスタ74のドレインはビット線に、トランジスタ75
のドレインは相補ビット線にそれぞれ接続する。
【0025】図3を参照すると、図1に示した電流制限
回路46の構成例が示されている。他の回路47〜46
も同一構成である。本回路では、カレントミラー型負荷
回路により、列選択信号50がLOWの時、NMOSト
ランジスタ92は飽和領域にいるため、トランジスタ9
2のソース、ドレイン間は定電流が流れる。一方、列選
択信号50がHIGHの時、トランジスタ92は線形
域にいるため、Vdsに応じた電流が流れる。換言すれ
ば、信号50がHIGHのとき、トランジスタ92は実
質的にスイッチとしてディスチャージ線42を接地す
る。したがって、かくして、列選択信号50がLOWの
ときはトランジスタ92にはカレントミラー回路として
の小さな電流が流れ、HIGHのときは大きな電流を流
し得るようになる。
【0026】次に図1の回路の動作につき、図4のタイ
ミングチャートも参照しながら説明する。
【0027】RAMセル41には値“0”が記憶されて
いる状態であるとする。プリチャージ信号第1周期目は
ビット線59を含む行が列選択信号59により選択さ
れ、第2周期目は列選択信号51によりビット線60を
含む行が選択されるものとする。
【0028】プリチャージ信号58がHIGHになる
と、プリチャージ回路54〜58が動作し、ビット線5
9〜62、相補ビット線63〜66がプリチャージレベ
ルまでプリチャージされる。このプリチャージ信号がH
IGHである期間に行選択デコード、列選択デコードが
終了し、列選択信号50,51が確定する。プリチャー
ジ信号58がLOWになると、プリチャージ動作が終了
しサンプリング期間が開始する。ワード線32がアクテ
ィブになり、このワード線に接続された、RAMセル内
のトランジスタ74,75がONになり、ビット線77
のディスチャージが始まる。ビット線77に蓄えられた
電荷は、トランジスタ74,71,92を通り、接地線
にディスチャージされる。
【0029】ここで、ビット線59を含む列が非選択で
あるプリチャージの第2周期時を考える。トランジスタ
92に流れる電流が低く抑えられているため、ビット線
のディスチャージは列が選択されているときに比べ、ゆ
っくりと行われるため、プリチャージ、サンプリングが
ある一定周期以上で繰り返し行われる場合に、選択列の
ビット線60はプリチャージの開始前にLOWレベルに
遷移するが、非選択列のビット線59は中間電位に遷移
し、完全にLOWレベルに遷移しないのでビット線に蓄
えられていた電荷の一部しかディスチャージしない。こ
れにより、非選択列のビット線ディスチャージ電流を低
減することができる。
【0030】なお、電流制限回路46〜49の電流制限
値は値を小さく設定すれば、ディスチャージ電流の低減
の度合は大きくなるが、ノード80の電位が(ビット線
77の電位−トランジスタ74のしきい値電圧)により
近づく。RAMセルが値“LOW”を保持している時、
ノード80の電圧が、トランジスタ72,73,92で
構成されるインバータのスイッチング電圧を上回ると、
このインバータの出力ノード81の値が反転し、RAM
セルの値を破壊してしまう。しかし、前記インバータの
スイッチング電圧はインバータ内のPMOS,NMOS
に流れる電流が等しくなった場合であるから、トランジ
スタ92の電流を制限した場合、前記トランジスタのス
イッチング電圧は上昇する。また、ノード76の電位は
接地線と、同一でないため、トランジスタ73のソース
−基盤間の電圧が正の値になるため、MOSトランジス
タの基板効果により、トランジスタ73のしきい値電圧
が上昇する。これにより、さらに、前記インバータのス
イッチング電圧が上昇する。これにより、電流制限回路
の電流制限値を小さく設定した場合、RAMセルのノイ
ズマージン(前記インバータのスイッチング電圧とノー
ド80の電位差)を広くとることができ、RAMセルの
値の破壊を防ぐことができ、信頼性を高めることができ
る。
【0031】また、本記憶装置では、接地配線をディス
チャージ配線に置き換えることで実現できるため、面積
増加がなく、高集積な記憶装置が実現できる。
【0032】本発明の第一の実施の形態において、サン
プリング期間に、選択列のビット線、相補ビット線は片
一方がプチャージレベル、もう片方がLOWレベルに
遷移し、また、非選択列のビット線、相補ビット線は片
一方はプリチャージレベル、もう片方は中間電位に遷移
するため、非選択列のプリチャージ、イコライズに比
べ、選択列のプリチャージ、イコライズはビット線と相
補ビット線の電位差が大きいため、プリチャージ、イコ
ライズに、より長い時間を要する。
【0033】この点をも解決したSRAMを本発明の第
二の実施の形態として図5を参照して詳細に説明する。
【0034】ビット線59〜62、相補ビット線63〜
66はプリチャージ、イコライズ回路により、プリチャ
ージ、かつ同一列内でイコライズされる。トランジスタ
100〜102のソース、ドレインは隣り合う列のビッ
ト線、相補ビット線に接続される。トランジスタ100
〜102のゲートはプリチャージ信号58に接続され
る。トランジスタ100〜102はプリチャージ期間中
に隣り合う列のビット線、相補ビット線をイコライズす
るため、ビット線、59〜62、相補ビット線63〜6
6はすべてトランジスタで接続、イコライズされること
になり、選択列のイコライズと非選択列のイコライズが
同時間で行えるようになり、かつ、選択列のイコライズ
をより短時間で行うことが可能になる。
【0035】本発明の第三の実施の形態を図6、図7、
図8を参照して詳細に説明する。
【0036】図7を参照すると、RAMセルのPMOS
トランジスタ110,112のソースノードはチャージ
線に接続される。図6を参照すると、各RAMセルのソ
ースノードは列ごとに共通なチャージ線130〜133
に接続され、電流制限回路134〜137に接続され
る。書き込み制御信号138は電流制限回路134〜1
37に接続される。
【0037】電流制限回路の実施の形態を図8に示す。
トランジスタ150のゲートは接地線に接続され、常に
ONになっている。トランジスタ151はトランジスタ
150と並列に接続され、そのゲートは書き込み制御信
号152と列選択信号153のAND信号が入力され
る。書き込み制御信号152と列選択信号153がアク
ティブであるとき、トランジスタ151はOFFにな
り、チャージ線に流れる電流はトランジスタ151がO
Nの時にくらべ減少する。
【0038】書き込み制御信号、列選択制御信号がアク
ティブであるとき、選択された列のRAMセルはプリチ
ャージ動作のあと、書き込み動作を行う。このとき、選
択された列のRAMセルはそのチャージ線から電源線に
流れる電流が非選択列にくらべ、少なく制限されている
ため、RAMセル内のインバータのスイッチング電圧が
下降し、かつ、RAMセルのPMOSトランジスタの利
得係数が小さくなる。RAMセルが値“0”を保持する
時に、“1”を書き込みを行う時、ビット線117はH
IGHレベルを、相補ビット線118はLOWレベルを
ライトドライバ200によりドライブされる。この時、
トランジスタ150,112,113で構成されるイン
バータのスイッチング電圧が低くなっているため、ノー
ド120のわずかな電圧上昇で前記インバータが反転す
る。また、前記インバータのPMOSトランジスタの利
得係数が小さいため、ノード121が高速にLOWレベ
ルに遷移し、また、ノード121に流れる電流も低減さ
れる。
【0039】これらのことにより、RAMセルへの書き
込み時間が短縮され、かつ、消費電流が削減される。ま
た、本記憶装置では、電源配線をチャージ配線に置き換
えることで実現できるため、面積増加がなく、高集積な
記憶装置が実現できる。
【0040】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、まず消
費電力が低減できることである。このため、長い時間提
携用のシステムなど、乾電池をつかったシステムに使用
する場合、長時間使用できる。その理由は、非選択列の
ビット線、相補ビット線のディスチャージ電流を低減す
るからである。
【0041】第2の効果は動作周波数が高くなることで
ある。このため、高速なシステムに使用できる。その理
由は、となりあうビット線、相補ビット線をイコライズ
することで、プリチャージ時間を短縮するからである。
【0042】第3の効果は半導体記憶装置への書き込み
が高速化されることである。このため高速なシステムに
使用できる。その理由は、RAMセルと電源線との間の
電流値を制限することで、スイッチング電圧が下降する
からである。
【0043】第4の効果は導体記憶装置への書き込み時
の消費電力が低減できることである。このため、低消費
電力なシステムに使用できる。その理由は、RAMセル
と、電源線間にながれる電流値を制限するからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1に含まれるRAMセルの回路図である。
【図3】図1に含まれる電流制限回路の回路図である。
【図4】図1の動作を説明するタイミングチャートであ
る。
【図5】本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【図6】本発明の第3の実施例を示すブロック図であ
る。
【図7】図6に含まれるRAMセルの回路図である。
【図8】図6に含まれる電流制限回路の回路図である。
【図9】従来技術による半導体記憶装置の例を示すブロ
ック図である。
【図10】図9に含まれるRAMセルの回路図である。
【図11】従来技術による公知例のブロック図である。
【符号の説明】
42〜45 ディスチャージ線 46〜49 電流制限回路 76 ディスチャージ線 91 ディスチャージ線 116 チャージ線 130〜133 チャージ線 134〜137 電流制限回路 152 書き込み制御信号 153 列選択制御信号

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のビット線対、複数のワード線およ
    びそれぞれが対応するビット線対およびワード線に接続
    された複数のメモリセルを有するメモリセルアレイと、
    列選択信号に応答して一つのビット線対を選択して一対
    のデータ線に接続する列選択回路とを備え、前記メモリ
    セルアレイ内の同一の列方向に配置された各メモリセル
    に共通に接続された電流線を設けるとともに、各電流線
    と電源ラインとの間に電流制限回路を設け、前記列選択
    信号により前記電流制限回路に流れる電流値を可変にし
    た半導体記憶装置において、前記電流制限回路はカレン
    トミラー回路を有し、前記電流制限回路に流れる電流で
    ある前記カレントミラー回路の出力電流が前記列選択信
    号の論理状態に応じて変化することを特徴とする半導体
    記憶装置。
  2. 【請求項2】 複数のビット線対、複数のワード線およ
    びそれぞれが対応するビット線対およびワード線に接続
    された複数のメモリセルを有するメモリセルアレイと、
    列選択信号に応答して一つのビット線対を選択して一対
    のデータ線に接続する列選択回路とを備え、前記メモリ
    セルアレイ内の同一の列方向に配置された各メモリセル
    に共通に接続された電流線を設けるとともに、各電流線
    と電源ラインとの間に電流制限回路を設け、前記列選択
    信号により前記電流制限回路に流れる電流値を可変にし
    た半導体記憶装置において、前記ビット線対をプリチャ
    ージする際に、隣り合ったビット線対間もイコライズす
    ることを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 マトリクス状に配置された複数のメモリ
    セルと、列選択信号に応答して選択されたメモリセルに
    データを書き込むライトドライバとを有する半導体記憶
    装置において、同一の列方向に配置された各メモリセル
    に共通に電流線を設けるとともに各電流線と電源ライン
    との間に電流制限回路を設け、前記ライトドライバによ
    るデータ書込み時に前記列選択制御信号を用いて、前記
    電流制限回路に流れる電流を可変にし、選択された列の
    電源線に流れる電流を非選択の電源線に流れる電流より
    少なく制限することを特徴とする半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 マトリクス状に配置された複数のメモリ
    セルと、列選択信号に応答して選択されたメモリセルに
    データを書き込むライトドライバとを有する半 導体記憶
    装置において、同一の列方向に配置された各メモリセル
    に共通に電流線を設けるとともに各電流線と電源ライン
    との間に電流制限回路を設け、前記ライトドライバによ
    るデータ書込み時に前記列選択制御信号を用いて、前記
    電流制限回路に流れる電流を可変にする半導体記憶装置
    であって、前記電流制限回路は、前記ライトドライバに
    よるデータ書き込み時に、当該電流制限回路に流れる電
    流をデータ書き込み時以外のときより少なくすることを
    特徴とする半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 一方の入力および出力ノードが他方の出
    力および入力ノードにそれぞれ接続され、両方の電源ノ
    ードが共通に接続された第1および第2のインバータ
    と、前記電源ノードと電源ラインとの間に設けられると
    ともに制御信号を受け、前記制御信号が第1の論理状態
    のときは第1の電流を流し、第2の論理状態のときは前
    記第1の電流よりも大きな第2の電流を流す電流源とを
    備えた半導体記憶装置において、前記電流源は、カレン
    トミラー回路を有し、このカレントミラー回路の出力電
    流が前記制御信号の論理状態に応じて変化されることを
    特徴とする半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 一方の入力および出力ノードが他方の出
    力および入力ノードにそれぞれ接続され、両方の電源ノ
    ードが共通に接続された第1および第2のインバータ
    と、前記電源ノードと電源ラインとの間に設けられると
    ともに制御信号を受け、前記制御信号が第1の論理状態
    のときは第1の電流を流し、第2の論理状態のときは前
    記第1の電流よりも大きな第2の電流を流する電流源と
    を備えた半導体記憶装置において、前記電流源はMOS
    トランジスタで形成され、このMOSトランジスタが、
    前記制御信号によって前記第1の論理状態のときは定電
    流を流し、前記制御信号が前記第2の論理状態のときは
    ソース・ドレイン電圧に応じた電流を流すように制御さ
    れることを特徴とする半導体記憶装置。
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