JP4548906B2 - 小物入れ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、小物入れに関するものである。主として、台所で使用されるラップケースやアルミホイルケース等、縦長の小物を入れるのに適した小物入れに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ラップケース等を入れるためのものではないけれども、歯ブラシを立てて入れるものとして、図7に示すような歯ブラシ立てが知られている(実開昭56−87893号公報)。
この歯ブラシ立ては、上方Uと前方Fとが開放された受け部1を有する本体2と、この本体2の受け部1に対し、その前方F側に回動可能に支持され、受け部1とともに物入れ部3を形成する回動部材4とを備えている。
回動部材4は、前板4a、側板4b、4b、底板4c、および背板4dで一体に形成された箱体となっており、前板4aと底板4cとの間に形成された左右に伸びる凹部4eが、同じく本体2の受け部1の下部において左右に伸びるように形成された凸部4fと係合することで、本体2に対して回動可能となっている。
回動部材4の背板4dの背面下部には突片4gが形成されており、回動部材4が図(b)に仮想線で示すように前方F側に回動した際、突片4gが、本体2の背板2dの下縁2d1に当接することで、回動部材4の前方F側への回動位置が規制されるようになっている。
このような歯ブラシ立てによれば、小物(図示せず)を物入れ部3に対して出し入れする際に、回動部材4が図(b)に仮想線で示すように前方F側に回動するので容易に出し入れすることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の歯ブラシ立てには次のような課題がある。
<課題1>
上述した歯ブラシ立てのような構造のものを、ラップケース等の物入れとして適用しようとすると、物入れ部3にラップケース等(図示せず)を入れる際に、ラップケース等の下端が回動部材4の背板4dの上縁部4d1に当接して、入れ難いという問題がある。
<課題2>
回動部材4が本体2側に向かって図7(b)に実線で示すように回動した際、回動部材4の底板4cの上面4c1が略水平となるため、物入れ部3に入れられたラップケース等の状態が安定しないという問題がある。
<課題3>
回動部材4の、受け部1の前方F側への回動位置(図7(b)仮想線参照)を規制するストッパである突片4gが回動部材4側に設けられているので、回動部材4が本体2側に向かって図7(b)に実線で示すように回動した際に(閉じた際に)、上記突片4gを逃がすためのスペースSが本体2の背部に必要となり、このスペースSがデッドスペースになってしまうという問題がある。
<課題4>
回動部材4は、その左右に伸びる凹部4eが、同じく本体2の受け部1の下部において左右に伸びるように形成された凸部4fと、左右方向全長に亘って係合することで、本体2に対して回動可能に支持されているので、回動部材の回動動作が円滑ではないという問題がある。
【0004】
本発明の第1の目的は、上記課題1を解決し、ラップケース等の小物を入れやすい小物入れを提供することにある。
第2の目的は、上記課題2を解決し、物入れ部に入れられたラップケース等の小物の状態が安定する小物入れを提供することにある。
本発明の第3の目的は、上記課題3を解決し、本体背部にデッドスペースが生じない小物入れを提供することにある。
本発明の第4の目的は、上記課題4を解決し、回動部材の円滑な回動動作が得られる小物入れを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記第1の目的を達成するために請求項1記載の小物入れは、上方と前方とが開放された受け部と,この受け部を構成する側板と仕切板とを有する本体と、この本体の前記受け部に対し、その前方側に回動可能に支持され、前記受け部とともに物入れ部を形成する回動部材とを備え、
前記回動部材の側部に位置し,前記受け部を構成する側板または仕切板は、その前部側の厚さに比べて背部側の厚さの方が大きくなっているととともに,前記回動部材の幅は、前部側の幅が背部側の幅に比べて大きくなっており,
前記回動部材が、前板とこの前板と一体に形成された底板とを有し、背板を有していないことを特徴とする。
上記第2の目的を達成するために請求項2記載の小物入れは、上方と前方とが開放された受け部と,この受け部を構成する側板と仕切板とを有する本体と、この本体の前記受け部に対し、その前方側に回動可能に支持され、前記受け部とともに物入れ部を形成する回動部材とを備え、
前記回動部材の側部に位置し,前記受け部を構成する側板または仕切板は、その前部側の厚さに比べて背部側の厚さの方が大きくなっているととともに,前記回動部材の幅は、前部側の幅が背部側の幅に比べて大きくなっており,
前記回動部材が本体側に向かって回動した際、回動部材の底板上面が、水平線よりも、本体側に向かって下り傾斜状となることを特徴とする。
上記第3の目的を達成するために請求項3記載の小物入れは、上方と前方とが開放された受け部と,この受け部を構成する側板と仕切板とを有する本体と、この本体の前記受け部に対し、その前方側に回動可能に支持され、前記受け部とともに物入れ部を形成する回動部材とを備え、
前記回動部材の側部に位置し,前記受け部を構成する側板または仕切板は、その前部側の厚さに比べて背部側の厚さの方が大きくなっているととともに,前記回動部材の幅は、前部側の幅が背部側の幅に比べて大きくなっており,
前記回動部材の、受け部の前方側への回動位置を規制するストッパが、本体側に設けられていることを特徴とする。
請求項4記載の物入れは、請求項3記載の小物入れにおいて、前記ストッパの上面が、前記受け部の内側に向かって下り傾斜状となっていることを特徴とする。
上記第4の目的を達成するために請求項5記載の小物入れは、上方と前方とが開放された受け部と,この受け部を構成する側板と仕切板とを有する本体と、この本体の前記受け部に対し、その前方側に回動可能に支持され、前記受け部とともに物入れ部を形成する回動部材とを備え、
前記回動部材の側部に位置し,前記受け部を構成する側板または仕切板は、その前部側の厚さに比べて背部側の厚さの方が大きくなっているととともに,前記回動部材の幅は、前部側の幅が背部側の幅に比べて大きくなっており,
前記回動部材は、その左右方向両端部分においてのみ前記本体によって回動可能に支持されていることを特徴とする。
【0006】
【作用効果】
請求項1〜5記載のいずれの物入れも、上方と前方とが開放された受け部を有する本体と、この本体の前記受け部に対し、その前方側に回動可能に支持され、前記受け部とともに物入れ部を形成する回動部材とを備えているので、請求項1〜5記載のいずれの物入れによっても、ラップケース等の小物を物入れ部に対して出し入れする際に、回動部材が前方側に回動し、小物を容易に出し入れすることができる。
そして、さらに、
請求項1記載の小物入れによれば、前記回動部材が、前板とこの前板と一体に形成された底板とを有し、背板を有していないので、ラップケース等の小物を物入れ部に入れる際に、小物の下端が回動部材の背板上縁部に当接するという事態が生じなくなる。
したがって、小物を物入れ部により一層入れ易くなるという効果が得られる。
請求項2記載の小物入れによれば、前記回動部材が本体側に向かって回動した際、回動部材の底板上面が、水平線よりも、本体側に向かって下り傾斜状となるので、物入れ部に入れられた小物が、略確実に本体側に向かってこれにもたれかかるように倒れることとなる。
したがって、物入れ部に入れられたラップケース等の小物の状態が安定するという効果が得られる。
請求項3記載の小物入れによれば、前記回動部材の、受け部の前方側への回動位置を規制するストッパが、本体側に設けられているので、回動部材が本体側に向かって回動した際に、ストッパを逃がすためのスペースを設ける必要がなくなる。
したがって、本体背部にデッドスペースが生じるということもなくなるという効果が得られる。
請求項4記載の小物入れによれば、請求項3記載の小物入れにおいて、前記ストッパの上面が、前記受け部の内側に向かって下り傾斜状となっているので、ストッパが本体側に設けられているにもかかわらず、ラップケース等の小物を物入れ部に入れる際にストッパが邪魔になるということがなくなる。
請求項5記載の小物入れによれば、前記回動部材は、その左右方向両端部分においてのみ前記本体によって回動可能に支持されているので、その支持部における摩擦抵抗が低減し、回動部材の円滑な回動動作が得られることとなる。
したがって、小物の出し入れがより一層容易になるという効果が得られる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る小物入れの一実施の形態を示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図である。図2(a)は右側面図、(b)は図1(b)におけるIIb−IIb断面図である。また、図3は本体を示す図で、(a)は正面図、(b)は図(a)におけるb−b断面図である。図4は本体の平面図である。図5は回動部材を示す図で、(a)は部分切断平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図、(d)は図(b)におけるd−d断面図である。
【0008】
主として図1,図2に示すように、この実施の形態の小物入れ10は、上方U(図2参照)と前方Fとが開放された受け部21(図3,図4参照)を有する本体20と、この本体20の受け部21に対し、その前方F側に回動可能に支持され(図2仮想線参照)、受け部21とともに物入れ部11を形成する回動部材30とを備えている。
【0009】
本体20は合成樹脂による一体成型品であり、図3,図4に示すように、背板22と、側板23,23と、仕切板24,24とを有しており、これらによって、上記受け部21が3つ形成されている。側板23,23および仕切板24,24の前側下部は、連結部25で連結されているとともに、中央の受け部21(仕切板24同士の間)には底板26が設けられている。また、両側の受け部21,21には、その下縁に沿ってのみU字型に底板27が設けられている。これら連結部25および底板26、27によって本体の強度が強くなっている。
側板23および仕切板24は、その前部側の厚さt1に比べて背部側の厚さt2の方が大きくなっており、これによって、受け部21は、平面視で奥側に向かって多少幅狭に形成されている。
【0010】
回動部材30は合成樹脂による一体成型品であり、図5に示すように、前板31と底板32とを有しているが、背板は有していない。
前板31と底板32は、その左右両端部分が薄い略三日月形(内縁部33aが湾曲している略L字型)の側板33によって連結され、これによって回動部材30の強度が強くなっている。
回動部材30の幅は、上記受け部21の形状と適合するように、前部側の幅W1が背部側の幅W2に比べて多少大きくなっている。
前板31と底板32とは、その左右方向両端部分においてのみ側板33で連結されており、中間部分(側板33同士の間)は開口34となっている。側板33の角部33aは円弧状に形成されており、この円弧部33aが本体20の連結部25の略断面円弧状の上面25a(図2(b)参照)によって支持されている。したがって、回動部材30は、その左右方向両端部分においてのみ本体20によって回動可能に支持されていることとなる。
【0011】
前板31の幅W3(図5(a)参照)は、その両端部31aが側板33の外側面33bよりも多少突出するように形成されており、この突出部31aが、図2(a)および図1に示すように本体20の側板23ないし仕切板24の前面23aないし24a(図3参照)に当接することによって、回動部材30の本体20側(図2(b)における時計方向)への回動が規制されている。
一方、図1(a)、図2(b)、図3、および図4に示すように、本体20の側板23の内側面および仕切板24の両側面の背部側下方には、ストッパ28が一体的に形成されており、回動部材30が図2(b)に仮想線で示すように前方F側(図2(b)において反時計方向)へ回動した際、回動部材30の側板33の後端上部33c(図5参照)が前記ストッパ28に下方から当接することによって、回動部材30の、前方F側への回動位置が規制されるようになっている。
したがって、回動部材30は、図2(b)に仮想線で示すように前方F側へ、また実線で示すように本体20側へ回動可能である。
そして、回動部材30は、これが図2(b)に実線で示すように本体20側に向かって回動した際、その底板32の上面32aが、水平線Hよりも、本体側(背部側であり図2(b)において右方)に向かって下り傾斜状となるように形成されている。その傾斜角αは後述する作用が得られるようにすべく適宜設定することが可能である。
また、回動部材30が図2(b)に仮想線で示すように前方F側へ回動した際の回動部材30の重心Gは、その回動中心(連結部25の円弧状上面25aの中心部)よりも多少前方F側に位置している。したがって、図2(b)に仮想線で示すように前方F側へ回動させられた回動部材30は、これに外力が作用しない限り、その位置(図2(b)に仮想線で示す位置)に保持される。
【0012】
図3(a)に示すように、ストッパ28の上面28aは、受け部21(物入れ部11)の内側に向かって下り傾斜状となっている。
【0013】
本体20の背面には、背板22に設けた取付穴(だるま穴)22aを用いて磁石40を着脱可能に取り付けることができ、したがって、この小物入れ10は、磁石40によって冷蔵庫等の壁面W(図2(b)参照)に取り付けて使用することも可能である。
【0014】
以上のような小物入れ10によれば次のような作用効果が得られる。
この小物入れ10は、上方Uと前方Fとが開放された受け部21を有する本体20と、この本体20の前記受け部21に対し、その前方F側に回動可能に支持され、前記受け部21とともに物入れ部11を形成する回動部材30とを備えているので、この小物入れ10によれば、図6(a)(b)に示すように、ラップケース等の小物50を物入れ部11に対して出し入れする際に、回動部材30が前方F側に回動し(図(a)の仮想線参照)、小物50を容易に出し入れすることができる。
また、図6(a)に矢印Bで示すように小物50を取り出した際に、回動部材30が仮想線で示すように回動すると、これがそのままの位置に維持されるので、その後、矢印Aで示すように再び小物50を入れる際には、一層容易に入れることができる。
そして、さらに、次のような作用効果が得られる。
(a)回動部材30が、前板31とこの前板31と一体に形成された底板32とを有してはいるが、背板を有していないので、ラップケース等の小物50を物入れ部11に入れる際に、小物50の下端51(図6(a)参照)が回動部材30の背板上縁部に当接するという事態が生じなくなる。
したがって、小物50を物入れ部11により一層入れ易くなるという効果が得られる。
しかも、図6(a)に示すように、小物50の下端角部52を本体20の背板22の内面22bに沿わせるようにしてこの内面22bをガイドとして入れることも可能になるので、小物50をより一層容易に入れることが可能となる。
(b)図6(b)に示すように、回動部材30が本体20側に向かって回動した際、回動部材30の底板32の上面32aが、水平線Hよりも、本体20側に向かって下り傾斜状となるので、物入れ部11に入れられた小物50が、略確実に本体20の背板22側に向かってこれにもたれかかるように倒れることとなる。
したがって、物入れ部11に入れられたラップケース等の小物50の状態が安定するという効果が得られる。
(c)回動部材30の、前方F側への回動位置を規制するストッパ28が、本体20側に設けられているので、図6(b)に示すように回動部材30が本体20側に向かって回動した際に、ストッパを逃がすためのスペースを設ける必要がなくなる。
したがって、本体20の背部にデッドスペースが生じるということもなくなるという効果が得られる。
(d)図3(a)に示したように、ストッパ28の上面28aが、受け部11の内側に向かって下り傾斜状となっているので、ストッパ28が本体20側に設けられているにもかかわらず、図6(a)矢印Aで示すようにラップケース等の小物50を物入れ部11に入れる際にストッパ28が邪魔になるということがなくなる。
すなわち、図6(a)矢印Aで示すようにラップケース等の小物50を物入れ部11に入れる際に、仮に小物50の下端51がストッパ28に当接したとしても、小物50の下端51はストッパ28の上面28a上を滑るようにして上面28aに案内されてストッパ28を容易に乗り越えることとなるので、ストッパ28が邪魔になるということがない。
(e)回動部材30は、その左右方向両端部分33aにおいてのみ本体20によって回動可能に支持されているので、その支持部における摩擦抵抗が低減し、回動部材30の円滑な回動動作が得られることとなる。
したがって、小物50の出し入れがより一層容易になるという効果が得られる。
【0015】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
【0016】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る小物入れの一実施の形態を示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図である。
【図2】同上実施の形態を示す図で、(a)は右側面図、(b)は図1(b)におけるIIb−IIb断面図である。
【図3】同上実施の形態の本体を示す図で、(a)は正面図、(b)は図(a)におけるb−b断面図である。
【図4】同上本体の平面図である。
【図5】同上実施の形態の回動部材を示す図で、(a)は部分切断平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図、(d)は図(b)におけるd−d断面図である。
【図6】(a)(b)はそれぞれ作用説明図である。
【図7】(a)(b)は従来技術の説明図である。
【符号の説明】
10 小物入れ
U 上方
F 前方
H 水平線
11 物入れ部
20 本体
21 受け部
28 ストッパ
28a ストッパの上面
30 回動部材
31 前板
32 底板
32a 底板上面
33a 左右方向両端部分

Claims (5)

  1. 上方と前方とが開放された受け部と,この受け部を構成する側板と仕切板とを有する本体と、この本体の前記受け部に対し、その前方側に回動可能に支持され、前記受け部とともに物入れ部を形成する回動部材とを備え、
    前記回動部材の側部に位置し,前記受け部を構成する側板または仕切板は、その前部側の厚さに比べて背部側の厚さの方が大きくなっているととともに,前記回動部材の幅は、前部側の幅が背部側の幅に比べて大きくなっており,
    前記回動部材が、前板とこの前板と一体に形成された底板とを有し、背板を有していないことを特徴とする小物入れ。
  2. 上方と前方とが開放された受け部と,この受け部を構成する側板と仕切板とを有する本体と、この本体の前記受け部に対し、その前方側に回動可能に支持され、前記受け部とともに物入れ部を形成する回動部材とを備え、
    前記回動部材の側部に位置し,前記受け部を構成する側板または仕切板は、その前部側の厚さに比べて背部側の厚さの方が大きくなっているととともに,前記回動部材の幅は、前部側の幅が背部側の幅に比べて大きくなっており,
    前記回動部材が本体側に向かって回動した際、回動部材の底板上面が、水平線よりも、本体側に向かって下り傾斜状となることを特徴とする小物入れ。
  3. 上方と前方とが開放された受け部と,この受け部を構成する側板と仕切板とを有する本体と、この本体の前記受け部に対し、その前方側に回動可能に支持され、前記受け部とともに物入れ部を形成する回動部材とを備え、
    前記回動部材の側部に位置し,前記受け部を構成する側板または仕切板は、その前部側の厚さに比べて背部側の厚さの方が大きくなっているととともに,前記回動部材の幅は、前部側の幅が背部側の幅に比べて大きくなっており,
    前記回動部材の、受け部の前方側への回動位置を規制するストッパが、本体側に設けられていることを特徴とする小物入れ。
  4. 前記ストッパの上面が、前記受け部の内側に向かって下り傾斜状となっていることを特徴とする請求項3記載の小物入れ。
  5. 上方と前方とが開放された受け部と,この受け部を構成する側板と仕切板とを有する本体と、この本体の前記受け部に対し、その前方側に回動可能に支持され、前記受け部とともに物入れ部を形成する回動部材とを備え、
    前記回動部材の側部に位置し,前記受け部を構成する側板または仕切板は、その前部側の厚さに比べて背部側の厚さの方が大きくなっているととともに,前記回動部材の幅は、前部側の幅が背部側の幅に比べて大きくなっており,
    前記回動部材は、その左右方向両端部分においてのみ前記本体によって回動可能に支持されていることを特徴とする小物入れ。
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