JP3982438B2 - キッチンキャビネット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この出願の発明は、キッチンキャビネットに関するものである。さらに詳しくは、この出願の発明は、シンク前側の幕板後面に収納スペースを設けたキッチンキャビネットに有用な、その収納スペースへの出し入れを容易に行うことのできる、新しいキッチンキャビネットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、シンクを備えたキッチンキャビネットについては、収納力アップを図り、包丁等のシンクに近い位置で使用する調理器具などの収納スペースを見栄え良く確保するために、シンク前側に位置するキャビネット幕板に対してその後面に収納部を設けることが提案されている(たとえば文献1参照)。
【0003】
【文献1】
意匠登録第1115967号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記文献1に記載の従来技術では、キャビネット幕板が下端部を軸に手前下方に回動開閉する方式であるため、開けた状態のキャビネット幕板に対して、通常前方へ突出しているキャビネット天板の前端が邪魔となり、収納物が出し入れし難いという不都合が考えられる。キャビネット天板の前端突出部分で収納部が隠れてしまい、覗き込まなければ良く見えないのである。
【0005】
そこで、この出願の発明は、以上のとおりの事情に鑑み、シンク前側のキャビネット幕板後面に設けた収納部に対する出し入れを、キャビネット天板の前端が前方へ突出していても簡単に行うことのできる、新しいキッチンキャビネットを提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この出願の発明は、上記の課題を解決するものとして、第1には、シンクを備え、該シンクの前側に位置するキャビネット幕板の後面に収納部を設けたキッチンキャビネットであって、キャビネット幕板は、その後面の収納部がキャビネット天板の前端よりも前方且つ上方に位置するように開くことを特徴とするキッチンキャビネットを提供する。
【0007】
また、第2には、前記キャビネット幕板は、前記開いた状態にてその後面または後面の収納部がキャビネット天板の前端に当接することをキッチンキャビネット、第3には、前記キャビネット幕板は、その前面中央が左右両端よりも後方へ湾曲した形状を有していることを特徴とするキッチンキャビネットを提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】
上記のとおりの特徴を有するこの出願の発明によれば、たとえば図1に例示したように、シンク(2)を備え、このシンク(2)の前側に位置するキャビネット幕板(3)の後面(31)に収納部(4)を設けたキッチンキャビネット(1)について、キャビネット幕板(3)を、その後面(31)の収納部(4)がキャビネット天板(5)の前端(51)よりも前方且つ上方に位置するように開くものとすることで、キャビネット幕板(3)を開いて収納部(4)への各種収納物の出し入れをする際に、キャビネット天板(5)の前端(51)が前方へ突出していても、収納部(4)を覗き込まずに楽に行うことのできる、新しいキッチンキャビネット(1)を実現することができる。
【0009】
この場合さらに説明すると、図1の実施形態では、図2および図3にも例示したように、シンク(2)の前側に位置するキャビネット幕板(3)の開閉動作に、前方且つ上方へ引き上げて開ける方式(スイングアップ方式とも呼べる)を採用するとともに、そのスイングアップ時に収納部(4)を、より具体的には少なくとも収納部(4)における上方に開口した出し入れ口(41)をキャビネット天板(5)の前端(51)よりも前方且つ上方に位置した状態とする開閉機構(6)を設けている。
【0010】
開閉機構(6)については、上記開閉が可能となれば特に限定しないが、たとえば図2および図3に例示したようなものを考慮できる。まず、キッチンキャビネット(1)におけるキャビネット幕板(3)の左右に位置する側板(図示なし)に、バネ機構(611)を有する本体側取付プレート(61)を設け、キャビネット幕板(3)の後面(31)の左右両端にそれぞれ、上下2本の回動支持アーム(63)(64)を有する幕板側取付プレート(62)を設ける。上方の回動支持アーム(63)は、その幕板側取付端部(631)が幕板側取付プレート(62)に設けられた回動軸(621)に回動自在に取り付けられ、且つその本体側取付端部(632)が本体側取付プレート(61)のバネ機構(611)に連結されるとともに本体側取付プレート(61)に設けられた回動軸(612)に回動自在に取り付けられている。下方の回動支持アーム(64)は、その幕板側取付端部(641)が幕板側取付プレート(62)にて上記回動軸(621)より下方位置に設けられた回動軸(622)に回動自在に取り付けられ、且つその本体側取付端部(642)が本体側取付プレート(61)にて上記回動軸(612)より下方に設けられた回動軸(613)に回動自在に取り付けられている。
【0011】
この構成において、キャビネット幕板(3)をシンク(2)の前側にて閉じた状態からスイングアップさせる際、使用者がキャビネット幕板(3)を前方向且つ上方向に引き上げると、キッチンキャビネット(1)の内部空間に収まっていた回動支持アーム(63)(64)が回動軸(612)(613)および回動軸(621)(622)を軸に回動して外へ出てくる。このとき、バネ機構(611)のバネ力が回動支持アーム(63)に伝わり、キャビネット幕板(3)を、その後面(31)の収納部(4)の少なくとも出し入れ口(41)がキャビネット天板(5)の前端(51)よりも前方且つ上方に位置するまで、押し上げる(図2参照)。このキャビネット幕板(3)を閉じる際には逆に押し下げれば、回動支持アーム(63)を介してバネ機構(611)の付勢力が加わり、簡単に元の位置に戻すことができる。
【0012】
このように開閉自在とされたキャビネット幕板(3)によれば、その収納部(4)に対する包丁等の各種収納物の出し入れを、キャビネット天板(5)の前端(51)に邪魔されることなく楽に行うことができ、またさらには上記開状態のキャビネット幕板(3)自体が水返し、落下防止にもなる。
【0013】
なお、キャビネット幕板(3)は、上記開状態にてその後面(31)または後面(31)の収納部(4)がキャビネット天板(5)の前端(51)に当接した状態とすることが好ましい。図2では、収納部(4)の後面下方がキャビネット天板(5)の前端(51)面に当接している。これにより、キャビネット幕板(3)の開状態の安定性を高めることができる。
【0014】
この場合、たとえば図2および図3に例示したように、上記本体側取付プレート(61)に回動ストッパー(614)を設けて、回動支持アーム(63)(64)の上記回動動作を適切な位置にて止める、好ましくはキャビネット幕板(3)の後面(31)または収納部(4)がキャビネット天板(5)の前端(51)に丁度接する位置となるように止めることで、キャビネット幕板(3)開時のキャビネット天板(5)との衝突を和らげることができる。
【0015】
ところで、キャビネット幕板(3)については、たとえば図4および図5に例示したように、その前面(32)における中央部分が左右両端部分よりも後方へ湾曲した形状、つまり前面(32)が中央部分を中心に全体的に後方に滑らかに凹んだ凹面形状を有するものとした態様も考慮できる。これによれば、シンク(2)の使用時等に使用者の腹部が湾曲前面(32)にフィットしてもたれ易くなり、キャビネット幕板(3)がサポートバーとしても機能して、より使い勝手のよいキッチンキャビネット(1)を実現することができる。
【0016】
もちろん、この出願の発明は以上の実施形態に限定されるものではなく、細部については様々な態様が可能である。
【0017】
【発明の効果】
以上詳しく説明したとおり、この出願の発明によって、シンク前側のキャビネット幕板後面に設けた収納部に対する出し入れを、キャビネット天板の前端が前方へ突出しているとしても、収納スペースを覗き込まず楽に行うことのできる、使い勝手のよい新しいキッチンキャビネットが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の発明の一実施形態を示した斜視図である。
【図2】この出願の発明における開閉機構を例示した断面図である。
【図3】(a)(b)は、各々、この出願の発明における開閉機構のみを例示した正面図および側面図である。
【図4】この出願の発明におけるキャビネット幕板を例示した斜視図である。
【図5】この出願の発明におけるキャビネット幕板を例示した別の斜視図である。
【符号の説明】
1 キッチンキャビネット
2 シンク
3 キャビネット幕板
31 後面
32 前面
4 収納部
41 出し入れ口
5 キャビネット天板
51 前端
6 開閉機構
61 本体側取付プレート
611 バネ機構
612 回動軸
613 回動軸
614 回動ストッパー
62 幕板側取付プレート
621 回動軸
622 回動軸
63 回動支持アーム
631 幕板側取付端部
632 本体側取付端部
64 回動支持アーム
641 幕板側取付端部
642 本体側取付端部

Claims (3)

  1. シンクを備え、該シンクの前側に位置するキャビネット幕板の後面に収納部を設けたキッチンキャビネットであって、キャビネット幕板は、その後面の収納部がキャビネット天板の前端よりも前方且つ上方に位置するように開くことを特徴とするキッチンキャビネット。
  2. キャビネット幕板は、前記開いた状態にてその後面または後面の収納部がキャビネット天板の前端に当接することを特徴とする請求項1記載のキッチンキャビネット。
  3. キャビネット幕板は、その前面中央が左右両端よりも後方へ湾曲した形状を有していることを特徴とする請求項1記載のキッチンキャビネット。
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