JP4021373B2 - ポットの蓋ヒンジロック構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ポットの蓋ヒンジロック構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電気湯沸かし器等のポットにおいては、蓋に設けたヒンジピンをポット外殻に設けたヒンジ受け溝に係合することにより、該蓋を開閉自在かつ着脱自在に取付ける構造が採られる。また、通常の開閉作用時に蓋が外れることを防止するため、前記のヒンジ受け溝の開放部前面にロック部材を進出させヒンジピンをロックし、必要に応じてそのロック部材を後退させロックを解除するようにした蓋ヒンジロック機構を採用する場合もある(特許文献1参照)。
【0003】
前記特許文献1に開示された蓋ヒンジロック機構は、ポット胴部背面に突設したケース内に一対のS字形ばねにより支持されたロック片を収納し、そのケース上面からそのロック片を前記ヒンジ受け溝の前面に出没できるように配置し、前記ケースの側面から挿入した操作ボタンを前記ロック片に係合させ、使用者がその操作ボタンを押し込むとロック片が下降されてロックが解除される。内部の付勢ばねの作用により操作ボタンが元の位置に戻るとロック片がS字形ばねの作用により上昇され元のロック状態となる。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−14784号公報(発明の実施の形態の項、図面参照)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記のような蓋ヒンジロック機構を備えることは、ポットの蓋が使用者の意に反して外れることを防止する上で望ましいことである。しかしながら、従来の場合は、蓋のヒンジピンがポットの外殻(肩部材、胴部材等)の外周面の外側に突き出したヒンジピン支持部に設けられる関係上、ロック部材や操作ボタンを収納した胴部材側のヒンジケースもその外周面から突き出して形成されていた(特許文献1の図1、図2参照)。
【0006】
ポット外殻の背面にこのようなヒンジピン支持部やヒンジケースが突き出して設けられると、万一ポットが後方に転倒したとき、ポットの転倒時角度はこれらの部位の突き出し量だけ大きくなるため安全弁の作用が不確実となり、湯の流出の心配がある。また、転倒時の衝撃荷重がそれらの突き出した部分に集中して作用するため破損が生じる心配もある。
【0007】
そこで、この発明は前記のヒンジピンや蓋ヒンジロック機構を外殻の外周面の内側に設けることにより突き出し部分を消滅させる一方、外殻外径の増大や内部容器の容量の減少をもたらすことのない蓋ヒンジロック構造を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために、この発明は、ポット外殻の開口部周縁に外部に開放されたヒンジ受け溝を設け、その軸受溝に対し蓋に設けたヒンジピンを嵌合して該蓋を回転自在かつ着脱自在に取付け、前記ヒンジ受け溝の開放部前面に出没するロック部材及びそのロック部材に作用してロックを解除する操作ボタンを設けてなるポットの蓋ヒンジロック構造において、前記ヒンジ受け溝、ロック部材及び操作ボタンを前記外殻の外周面の内側に設けた構成を採用した。
【0009】
上記の構成によると、ポットの背面において、外殻の外周面から後方に突き出した部分が存在しないため、デザイン上すっきりした外観を呈するだけでなく、後方への転倒時においては、傾斜角度が付かないため、安全弁が確実に作動し湯の流出を防ぐことができる。また、転倒による衝撃荷重は外殻全体に分散されるので、破損し難くなる。
【0010】
前記のポット外殻が胴部材とその上に嵌合された肩部材とを有し、前記ヒンジ受け溝が肩部材に設けられ、前記ロック部材と操作ボタンが胴部材に取付けられた構成が一般に採用される。
【0011】
前記のポット外殻が胴部材とその上に嵌合された肩部材及び胴部材と肩部材の間に挟持されたヒンジケースを有し、前記ロック部材と操作ボタンがそのヒンジケースに収納された構成をとることができる。この構成によると、ヒンジケースが胴部材と別部品として製作されるので、胴部材にヒンジケースを設ける場合に比べ、胴部材の製作コストを低減させることができる。
【0012】
また、前記のヒンジケースがその上方のヒンジ受け溝の前部に設けられた開口を通じて外部に連通し、該開口から浸入した水を受ける貯水部とその貯水部に連通した排出口を設けた構成を採ることができる。
【0013】
さらに、前記のヒンジケースに前記操作ボタンを挿通させる摺動穴を設け、その摺動穴を前記の排出口と兼用した構成をとることができる。このように構成すると、排水専用の排水口が不要になる。
【0014】
また、前記のヒンジケースの外側面部に操作用凹部を設け、その外側面部の前記操作用凹部と中心対称の位置に指掛け用凹部を設けた構成を採ることができる。1本の指を用いて操作ボタンを押し込む際、もう1本の指を指掛け用凹部に掛けると、操作性が向上する。
【0015】
前記のヒンジケースの外側面部は胴部材の外周面に沿った円弧面により形成され、該ヒンジケースの内側面部は前記ヒンジピンと平行な平面によって形成され、前記操作用ボタンはその内側面部に沿って摺動するように収納され、前記指掛け用凹部はその外端が前記内側面部に達するように開設された構成を採ることができる。
【0016】
なお、ポットの肩部材の両側面にU字形ハンドルの各端部を回転自在に取付け、前記ハンドルがポット後方に倒れたときその内側面が前記肩部材の後半部外周面にフィットするように該ハンドルの形状を定めた構成を採ってもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。図1に示した電気ポットの本体1は、胴部材2とその上部に一体に設けられた肩部材3とからなり、肩部材3の後部に設けたヒンジ部4において蓋5が開閉自在かつ着脱可能に取付けられる。前記本体1の内部に内容器6が収納され、肩部材3の前部にノーズ部7が設けられる。ノーズ部7の上面に操作パネル8が取付けられるとともに、その下面にアンダーカバー9が取付けられ、そのアンダーカバー9に吐出口10が設けられる。
【0018】
図2は、前記のポットを蓋5を閉鎖して後方から見た状態を示している。蓋5はその後端部において一対のヒンジ支持腕11、11を有する。また、胴部材2の上端縁に設けた切欠き凹部12にヒンジケース13が嵌合され、肩部材3との間で挟着される。肩部材3の両側面に取付けられたU字形のハンドル14は、後方に倒した際に肩部材3に沿う形状に形成され、ヒンジ部4の下方において肩部材3の外周面を凹入させることにより形成された段部15(図7(a)参照)にハンドル14が乗る。胴部材2の下端に前記ヒンジケース13の直下を避け、左方に片寄った位置にプラグ受け16が設けられる。
【0019】
図3は、前記の胴部材2、肩部材3、ヒンジケース13、ヒンジケース13内に収納されるロック部材17及び操作ボタン18を示している。肩部材3のヒンジ部4には、前記蓋5の一対のヒンジ支持腕11、11を受け入れる一対の凹部19、19が設けられ、その両方の凹部19、19間のヒンジ部4に内向きに開放されたヒンジ受け溝21が設けられる(図4参照)。ヒンジ受け溝21の前部に肩部材3の下方に通じた開口23が設けら、その開口23に後述のロック片22が下方から挿入され、ロック時は上昇してヒンジ受け溝21の開放部を閉鎖し、ロック解除時は下降してヒンジ受け溝21を開放する。また、その開口23の内側にヒンジピン24の着脱時のガイド片25が設けられる。ヒンジピン24は蓋5のヒンジ支持腕11、11間に固定され、ロック片22が下降したロック解除の状態で前記ガイド片25の内側を通ってヒンジ受け溝21に嵌合させる。嵌合後にロック片22が上昇してロック状態になると、ヒンジピン24はヒンジ受け溝21から抜け出ることはできない。
【0020】
前記のヒンジケース13は、図3に示したように、胴部材2の切欠き凹部12に嵌合されるものであり、胴部材2の湾曲面に沿った湾曲面をもった外側面部27と、その外側面部27の両端部相互間にヒンジピン24と平行な面を有する内側面部28及びこれらの下端に三日月形の底面部29が設けられ、上面は開放されている。内側面部28には上下方向の2箇所にねじ挿通穴31、31が設けられ(図5参照)、ビス32により肩部材3下面のねじ穴33、33にねじ結合される。また、内側面部28の左右の上端部に挟持片34、34が設けられ、この挟持片34、34により図5に示したように、胴部材2の上端縁に設けたリブ40を内外から挟着し、ヒンジケース13の前後方向への移動を規制している。
【0021】
ヒンジケース13の内部は前後方向の2箇所の仕切り壁35、35’が設けられ(図5参照)、仕切り壁35、35’間にロック部材17の収納室36が形成される。胴部材2の後方から見て右側の仕切り壁35は閉塞されているが左側の仕切り壁35’には、操作ボタン18が貫通して水平方向に摺動するための摺動穴37が設けられる。また、各仕切り壁35、35’の外側の外側面部27にはそれぞれ指先挿入のための凹部38、38’が外側面部27の中心を基準にして左右対称形に設けられている。これらの凹部38、38’の外端部は外側面部27の湾曲面に応じて内側面部28に接近し、最外端においては内側面部28の内面に接している。
【0022】
前記の操作ボタン18は左側の凹部38’から内側面部28に沿って挿入され、前記の摺動穴37に貫通された状態で底面部29に一定ストロークで左右方向へ摺動することができる。操作ボタン18は、図8に示したように、操作頭部41の一方の側面に水平方向に延びた脚片42が設けられ、その脚片42の内面に傾斜カム面43が設けられる。また、その傾斜カム面43と反対側の面に該脚片42の面から突き出した抜け止め用の係止部44が設けられる。
【0023】
前記のロック部材17は、図9に示したように、基板45上に立てた左右2本のS形ばね46、46の上端に板状のロック片22を設け、そのロック片22の片面に前記操作ボタン18の傾斜カム面43と合致する反対勾配の傾斜カム面47がロック片22の背面に形成される。前記のS形ばね46、46間にその圧縮量の規制突起48がロック片22との間に所定の間隔をおいて設けられる。また、ロック片22の背面(胴部材2の背面の方向と一致する。)から見て、その左側にS字形ばね46側に湾曲したばね片49が基板45上に設けられる。さらに、ロック片22の右側の基板45上にガイド部材51が設けられる。このガイド部材51は、ロック片22側と背面側に開放されたガイド凹部52が設けられる。
【0024】
前記のばね片49は操作ボタン18の頭部41に係合され(図6(b)参照)、操作ボタン18に対し元に戻る方向、即ち摺動穴37から後退する方向の付勢力を付与する。また、ガイド凹部52は図5に示すように、脚片42の先端部を受け入れ、前記摺動穴37と協働して操作ボタン18の摺動をガイドする。
【0025】
なお、図5に示したように、収納室36の内部において、外側面部27の内面に左右に間隔をおいた2本のリブ53、54が設けられ、その一方のリブ53は基板45の切欠き55に係合され、基板45の位置決めを行う。またもう一つのリブ54に操作ボタン18の前記係止部44が係止され、操作ボタン18の抜け止めを行う。
【0026】
前記のロック部材17と操作ボタン18をヒンジケース13に組み込んだ状態で該ヒンジケース13が肩部材3のヒンジ部4の下方に組み合わされ、前記のビス32により肩部材3に結合される。さらにその肩部材3に内容器6を嵌め、その内容器6を胴部材2内に挿入し、通常の手法に従ってポットを組み立てる。
【0027】
実施形態のポットの蓋ヒンジロック構造は以上のようなものであり、次にその作用について説明する。図2に示したように、胴部材2と肩部材3の背面において、肩部材3に結合されたヒンジケース13は胴部材2と肩部材4の外周面と同一面内にある(図7(a)参照)。ハンドル14が乗る段部15もその外周面内に収まっている。従って、いまハンドル14が起立状態にあるとしてポットが後方に転倒した場合を考えると、胴部材2と肩部材3が同時に床面に接するため、転倒時角度は0度となり、安全弁を確実に作動させることができる。また、転倒時の衝撃荷重も分散される。なお、前記の段部15の下部にヒンジケース13を設けているので、操作ボタン18を操作中にハンドル14が後方に倒れたとしても、段部15で受けられ使用者の指に当ることが避けられる。
【0028】
ハンドル14が後方に倒れた状態においては、図7(a)に示すようにハンドル14が若干後方に突き出すが、安全弁の作動に支障を来たす程ではない。また、ハンドル14に作用する負荷は、該ハンドル14の形状を後方に倒れた際に肩部材3の後半部外周面にフィットする形状に形成しておくことによって分散させることができる。なお、ハンドル14を受けるために、図6(a)において二点鎖線で示すように後方に突出したハンドル受け部15’を設けると、ヒンジ部4の背面を伝って流下する水がその下方のヒンジケース13に接触することが避けられる。但し、その突出量は必要最小限に選定される。なお、図6(a)に示したように、ヒンジケース13と胴部材2及び肩部材3との嵌合部はインロー継手56、57を用い、水の浸入を防止する構造が採られる。
【0029】
また、蓋5を開放して内容器6に給水する場合等において、ヒンジ部4の近辺に落下した水が、ヒンジ受け溝21の前部に設けた開口23を通じてヒンジケース13の収納室36の内部に貯水されることがあるが、収納室36の仕切り壁35’に設けた摺動穴37(図3、図5参照)及び凹部38’の底部を収納部36の底面と同一面又はそれより低い面となるよう形成することにより、収納部36内に落下した水をその摺動穴37を経て凹部38’から外部に排出させることができる。この凹部38’から排出される水がプラグ受け16に掛かることを避けるため、図2に示すように、プラグ受け16は凹部38’の直下を避け、左右いずれかに片寄った位置に設けることが望ましい。
【0030】
以上のようなポットにおいて、通常の使用状態においてはヒンジピン24がヒンジ受け溝21内にあり、かつロック片22が上昇してロックされた状態(図6(a)(b)参照)にあるため、蓋5は自由に開閉されるが外れることはない。ロックを解除する場合は、使用者がヒンジケース13の左右の凹部38、38’に指を挿入し、一方の凹部38に挿入した指で仕切り壁35を他方の仕切り壁35’側に向けて押すとともに、他方の凹部38’に挿入した指で操作ボタン18の頭部41を押し込む(図7(b)の矢印a参照)。そうすると、その操作ボタン41に設けた傾斜カム面43がこれに係合したロック片22の傾斜カム面47を押し下げるため、ロック片22が下降してヒンジ受け溝21の前面を開放させる(図7(a)参照)。これにより蓋5を持ち上げるとヒンジピン24がヒンジ受け溝21から外れるため(図7(a)の矢印A参照)、蓋5を外すことができる。
【0031】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、ポットの胴部材、肩部材等の外殻の背面において、その外殻外周面の外部に突き出す部分が存在しなので、デザイン上非常にすっきりした外観となる。またポットが後方へ転倒した際の安全弁の作動が確実になり、また衝撃の負荷が分散されるため破損等の発生を防止することができる。また、ヒンジケースは胴部材の曲面に沿った曲面を有する外側面部とその胴部材の内部においてヒンジピンと平行な面をもった内側面部とにより形成され、胴部材と内容器間のすき間に収納されるので、内容器の容量に影響を与えることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の蓋開放時の斜視図
【図2】同上の蓋閉鎖状態の後方から見た斜視図
【図3】同上の要部の分解斜視図
【図4】同上の一部分解斜視図
【図5】同上の横断平面図
【図6】(a)同上のロック状態の一部縦断側面図
(b)同上のロック状態の一部縦断背面図
【図7】(a)同上のロック解除状態の一部縦断側面図
(b)同上のロック解除状態の一部縦断背面図
【図8】(a)同上の操作ボタンの斜視図
(b)(a)図の平面図
(c)(a)図の正面図
【図9】(a)同上のロック部材の斜視図
(b)(a)図の平面図
(c)(a)図の正面図
【符号の説明】
1 本体
2 胴部材
3 肩部材
4 ヒンジ部
5 蓋
6 内容器
7 ノーズ部
8 操作パネル
9 アンダーカバー
10 吐出口
11 ヒンジ支持腕
12 切欠き凹部
13 ヒンジケース
14 ハンドル
15 段部
15’ ハンドル受け部
16 プラグ受け
17 ロック部材
18 操作ボタン
19 凹部
21 ヒンジ受け溝
22 ロック片
23 開口
24 ヒンジピン
25 ガイド片
27 外側面部
28 内側面部
29 底面部
31 ねじ挿通穴
32 ビス
33 ねじ穴
34 挟持片
35、35’ 仕切り壁
36 収納室
37 摺動穴
38、38’ 凹部
40 リブ
41 頭部
42 脚片
43 傾斜カム面
44 係止部
45 基板
46 S形ばね
47 傾斜カム面
48 規制突起
49 ばね片
51 ガイド部材
52 ガイド凹部
53 リブ
54 リブ
55 切欠き
56、57 インロー継手部

Claims (4)

  1. ポットの本体 (1)の開口部周縁に外部に開放されたヒンジ受け溝(21)を設け、そのヒンジ受け溝(21)に対し蓋(5)に設けたヒンジピン(24)を嵌合して該蓋(5)を回転自在かつ着脱自在に取付け、前記ヒンジ受け溝(21)の開放部前面に出没するロック片 ( 22 ) を有するロック部材(17)及びそのロック部材(17)に作用してロックを解除する操作ボタン(18)を設けてなるポットの蓋ヒンジロック構造において、
    前記本体 ( ) が胴部材 ( ) 、その上に嵌合された肩部材 ( ) 、及び該胴部材 ( ) の上縁部に設けられた切欠き凹部 ( 12 ) に嵌合され該切欠き凹部 ( 12 ) と肩部材 ( ) との間に挟持されたヒンジケース ( 13 ) を有し、前記ヒンジ受け溝 ( 21 ) が肩部材 ( ) に設けられ、前記ロック部材 ( 17 ) と操作ボタン ( 18 ) が前記のヒンジケース ( 13 ) に収納され、該ヒンジケース ( 13 ) の外側面部 ( 27 ) は前記胴部材 ( ) の外周面に沿った円弧面により形成され、該ヒンジケース ( 13 ) の内側面部 ( 28 ) は前記ヒンジピン ( 24 ) と平行な平面によって形成され、前記外側面部 ( 27 ) と内側面部 ( 28 ) の下端に三日月形の底面部 ( 29 ) が設けられ、前記ヒンジケース ( 13 ) の内部において前記外側面部 ( 27 ) と内側面部 ( 28 ) 間に左右2箇所の仕切り壁 ( 35 ) ( 35’ ) が設けられ、これらの仕切り壁 ( 35 ) ( 35’ ) の間に前記ロック部材 ( 17 ) が収納され、前記各仕切り壁 ( 35 ) ( 35’ ) の外側の外側面部 ( 27 ) にそれぞれ指先挿入用の左右一対の凹部 ( 38 ) ( 38’ ) が設けられ、前記一方の仕切り壁 ( 35’ ) に設けた摺動穴 ( 37 ) に前記操作ボタン ( 18 ) を水平方向に摺動可能に貫通させたことを特徴とするポットの蓋ヒンジロック構造。
  2. 前記のヒンジケース(13)がその上方のヒンジ受け溝(21)の前部に設けられた開口(23)を通じて外部に連通し、該開口 ( 23 ) から前記ロック片 ( 22 ) をその下方から挿入し、前記開口(23)から浸入した水の排出口を前記の摺動穴(37)と兼用したことを特徴とする請求項に記載のポットの蓋ヒンジロック構造。
  3. 前記指先挿入用の凹部(38)、(38’)はその外端が前記内側面部(28)に達するように開設されたことを特徴とする請求項1又は2に記載のポットの蓋ヒンジロック構造。
  4. 前記肩部材(3)の両側面にU字形ハンドル(14)の各端部を回転自在に取付け、前記ハンドル(14)がポット後方に倒れたときその内側面が前記肩部材(3)の後半部外周面にフィットするように該ハンドル(14)の形状を定めたことを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のポットの蓋ヒンジロック構造。
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