JP3149323B2 - 食器洗い乾燥機の扉装置 - Google Patents

食器洗い乾燥機の扉装置

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JP3149323B2
JP3149323B2 JP25070594A JP25070594A JP3149323B2 JP 3149323 B2 JP3149323 B2 JP 3149323B2 JP 25070594 A JP25070594 A JP 25070594A JP 25070594 A JP25070594 A JP 25070594A JP 3149323 B2 JP3149323 B2 JP 3149323B2
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純二 隅田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は食器洗い乾燥機の扉装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】食器洗い乾燥機をシステムキッチンの一
要素として流し台下部に組込む場合、その扉は下端両側
に支点を設け上下方向に回動して開閉するように取付け
られるのが一般的である。この場合、洗浄槽内への食器
かごの出し入れの便利のため、扉の下端は洗浄槽の一端
とほぼ一致する位置となる。このため、扉の下端より下
方においては本体の前パネルが前面に露出することにな
るので、システムキッチンに組込んだ場合、扉とその下
方の前パネルが分割された状態となり、見栄が悪く、他
のシステム構成要素との調和がとれにくい問題があっ
た。
【0003】そこで、この出願に係る発明は、食器かご
の出し入れに支障を来たすことなく、扉により本体の前
パネルをカバーして見栄えをよくすること、及び扉の開
閉操作が容易にできるようにすることを目的とする。
【0004】
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、この発明は、本体の前面に設けられた食器洗い乾
燥機の扉装置において、扉を内扉とその前面に重ねられ
た化粧パネル及び平行リンクとにより構成し、上記内扉
により本体の洗浄槽開口部を閉止すると共に、その内扉
を上下方向に開閉自在に取付け、上記化粧パネルの上端
を内扉より低く、またその下端を上記洗浄槽開口部より
低い位置の本体の前パネルをカバーする長さに形成し、
上記内扉と化粧パネルの対向面間に介在した平行リンク
の上下両端をそれぞれ反対側の面に取付けて平行リンク
機構を構成し、前記平行リンクを開拡する方向に付勢す
るばねを装着し、上記内扉と化粧パネルとの間係脱自
在の係合手段として磁石を用い、その磁石の吸引力を上
記ばねによる付勢力より大に設定した構成としたもので
ある。
【0006】上記構成の食器洗い乾燥機の扉装置は、扉
閉止状態において、化粧パネルは内扉の下端を越え本体
の前パネルをカバーする。扉を開放する場合は、内側扉
の上端部分に適宜設けた取手に片手を掛けると共に、係
合手段を適宜な方法で外し、手前に開放すると内扉と化
粧パネルとが平行リンクにより平行を維持しつつ下方に
回動し開放される。化粧パネルの下端は本体前パネルで
摺接しつつ回動する。また、扉閉止状態では磁石の吸引
力がばねの力に打ち勝って化粧パネルを内扉に保持す
る。上記磁石の吸引力に打ち勝つ力で内扉を開放する
と、ばねの力により平行リンクが拡開されるので、使用
者は少ない力で扉を開けることができる。
【0007】
【0008】
【0009】
【実施例】添付の図面に示した実施例の食器洗い乾燥機
10は、図1に示すように、システムキッチンの一要素
として、流し台11の下部に組込まれ、使用者が扉12
の一部に設けた取手凹所13に片手の指先を入れ、その
凹所13内で後述の取手レバー14を握ることにより、
扉12を手前に倒して(二点鎖線参照)洗浄槽内を開放
するようになっている。
【0010】扉12は、図2乃至図4に示すように、内
扉15及び化粧パネル16及び平行リンク17、17′
を主要な構成要素とする。
【0011】内扉15は、洗浄槽18の開口部を閉塞す
る大きさに設けられ、その上端は本体1の上端と一致
し、一端は洗浄槽18の食器かご載置面21より若干下
方に達する大きさであり、本体19の前面両側に固定し
たヒンジ金具22(図3参照)のヒンジピン23によ
り、その両側下端が回動自在に支持され、水平状態に開
放された状態でその内扉15の内面が上記の食器かご載
置面21の高さと一致するようになっている(図2参
照)。
【0012】上記の内扉15は、その上端部に操作部2
4、前述の取手凹所13などが設けられた操作パネル2
9(図4参照)があり、それより下方は一段凹入し、そ
の凹入面25の中央部分に更に一段凹入したリング取付
け部26が設けられている。
【0013】化粧パネル16は、前記内扉15の凹入面
25に重なり、その表面は前記操作パネル29と同一面
となる(図2参照)。この化粧パネル16の下端は図3
に示すように、内扉15の下端を越え、本体19の前パ
ネル27下部まで達する。
【0014】前記のリング取付け部26には、図4に示
すように、左右一対のピン受け突部28、28′が上下
2段に設けられ、また化粧パネル16の内面には、平行
リンク17、17′の長さ分だけ低い位置で若干内寄り
に左右一対のピン受け突部31、31′が上下2段に設
けられる。
【0015】平行リンク17、17′は金属板製であ
り、前記の内扉15側の上段のピン受け突起28と、化
粧パネル16側の上段のピン受け突起31との間に2枚
の平行リンク17をそれぞれピン32(図4参照)によ
り回動自在に取付ける。また同様に、内扉15側の下段
のピン受け突部28′と、化粧パネル16側の下段のピ
ン受け突部31′との間に2枚の平行リンク17′をそ
れぞれピン32により、回動自在に取付け、これらの平
行リンク17、17′、内扉15及び化粧パネル16と
により平行リンク機構を構成している。
【0016】上記内扉15と化粧パネル16との対向面
に、扉閉止時相互に合致する位置に相互に吸着する磁石
33又は一方に磁石他方に鉄片を取付け、内扉15と化
粧パネル16との係合手段を構成する。
【0017】なお、磁石33を鉄板製の平行リンク17
に吸着する位置に取付けてもよい。更に、磁石33を内
扉15の下部のピン受け突部31へ近い位置に設け、少
ない力で扉を開放できるようにしてもよい。
【0018】いずれの場合も、磁石33の吸引力は、振
動等によって化粧パネル16が内扉15から離れること
がなく、しかも使用者が少ない力で扉を開けることがで
きる範囲に選定される。
【0019】磁石33はその吸着面と垂直方向の力によ
り内扉15と化粧パネル16とを吸着するが、扉12を
開放する場合は、化粧パネル16は内扉15に対して上
方にずれながら離れる。この方向は磁石33の吸引力の
弱い方向への移動であるので、扉12は磁石33のみか
けの吸引力に比べ少ない力で開放することができる。
【0020】なお、図示の場合、正面から見て左上の平
行リンク17の上段のピン32のまわりにばね34に取
付け、これにより平行リンク17、17′が拡開する方
向に付勢している。この場合、磁石33の力は、その付
勢力に打勝つものでなければならないが、一旦磁石33
から離れると、上記のばね34の付勢力により平行リン
ク17、17′が拡開されるので、軽く扉を開放するこ
とができる。
【0021】次に、図5(a)(b)は取手レバー14
のロック機構をしめすものである。取手レバー14は、
内扉15に設けた前述の取手凹所13の開放部分上部に
支点ピン35により揺動自在に取付けられる。上記取手
レバー14は、取手凹所13に臨む取手片36と、内向
きの操作片37とを有し、その操作片37に設けたピン
38をロック片39の水平溝41にスライド自在に嵌め
ている。上記の取手片36と内扉15との間にはばね4
2が介在され、付勢力を及ぼす。
【0022】上記のロック片39は内扉15の内面に取
付けられたケーシング43に上下動自在に嵌合され、そ
の上端のロック爪44が本体19のロック受片45に係
合してロック状態となる。
【0023】上記の取手片36をばね42の付勢力に対
向して押込むと、図5(b)のように、操作片37のピ
ン38によりロック片39を下降させるので、ロック爪
44がロック受片45から外れ、ロックが解除される。
【0024】実施例の食器洗い乾燥装置は以上のごとき
ものであり、次にその作用を説明する。
【0025】いま、扉12が閉止状態にあり、これを開
放するに際し、使用者は取手凹所13に片手の指先を挿
入して取手レバー14を操作してロックを解除する。そ
のまま扉12を手前に引くと、平行リンク17、17′
が拡開するため磁石33による吸引が外れ、内扉15が
その下端のヒンジピン23を中心に回動する。これによ
り、化粧パネル16はその下端が本体19の前パネル2
7を上方に摺動しつつ次第に回転し、水平状態に開放さ
れる(図2の二点鎖線参照)。扉12を閉止する場合は
この逆の手順による。
【0026】
【発明の効果】以上のように、この発明は、1枚の化粧
パネルで本体の前面下部を覆うことができるので、シス
テムキッチンの他のシステム構成要素との調和がとれ、
また従来の化粧パネルを1枚化した機構よりも部品点数
が少なく、機構の簡素化を図ることができる効果があ
る。また、化粧パネルが振動等に対して安定になり、扉
を開ける際に要する力も少なくてよい効果がある
【0027】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の使用状態の斜視図
【図2】同上の側面図
【図3】同上の一部切欠正面図
【図4】同上の一部切欠分解斜視図
【図5】(a)同上の扉部分のロック状態の断面図 (b)同上の扉部分のロック開放状態の断面図
【符号の説明】
10 食器洗い乾燥機 11 流し台 12 扉 13 取手凹所 14 取手レバー 15 内扉 16 化粧パネル 17、17′ 平行リンク 18 洗浄槽 19 本体 21 食器かご載置面 22 ヒンジ金具 23 ヒンジピン 24 操作部 25 凹入面 26 リング取付け部 27 前パネル 28、28′ ピン受け突部 29 操作パネル 31、31′ ピン受け突部 32 ピン 33 磁石 34 ばね 35 支点ピン 36 取手片 37 操作片 38 ピン 39 ロック片 41 水平溝 42 ばね 43 ケーシング 44 ロック爪 45 ロック受片
フロントページの続き (72)発明者 遠部 雅晃 大阪市北区天満1丁目20番5号 象印マ ホービン株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−115408(JP,A) 特開 平7−31572(JP,A) 特開 平6−46978(JP,A) 特開 平8−206051(JP,A) 特開 平4−348708(JP,A) 特開 昭57−168630(JP,A) 登録実用新案2567721(JP,Y2) 実公 昭59−7893(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 15/42

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体の前面に設けられた食器洗い乾燥機
    の扉装置において、扉を内扉とその前面に重ねられた化
    粧パネル及び平行リンクとにより構成し、上記内扉によ
    り本体の洗浄槽開口部を閉止すると共に、その内扉を上
    下方向に開閉自在に取付け、上記化粧パネルの上端を内
    扉より低く、またその下端を上記洗浄槽開口部より低い
    位置の本体の前パネルをカバーする長さに形成し、上記
    内扉と化粧パネルの対向面間に介在した平行リンクの上
    下両端をそれぞれ反対側の面に取付けて平行リンク機構
    を構成し、前記平行リンクを開拡する方向に付勢するば
    ねを装着し、上記内扉と化粧パネルとの間係脱自在の
    係合手段として磁石を用い、その磁石の吸引力を上記ば
    ねによる付勢力より大に設定したことを特徴とする食器
    洗い乾燥機の扉装置。
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