JPH019763Y2 - - Google Patents
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- JPH019763Y2 JPH019763Y2 JP1983036151U JP3615183U JPH019763Y2 JP H019763 Y2 JPH019763 Y2 JP H019763Y2 JP 1983036151 U JP1983036151 U JP 1983036151U JP 3615183 U JP3615183 U JP 3615183U JP H019763 Y2 JPH019763 Y2 JP H019763Y2
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Links
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、厨房室で生じる料理材料の屑や残飯
等の厨房塵芥を収容するための収容装置の改良に
関するものある。
等の厨房塵芥を収容するための収容装置の改良に
関するものある。
従来より、この種の厨房用塵芥収容装置とし
て、例えば第4図に示すように、上面が開放され
た収容器aと、該収容器aの上面開放部a1の後縁
にヒンジbを介して揺動自在に取り付けられ、該
上面開放部a1を開閉する蓋部材cと、収容器aの
底部に揺動可能に支持され、前端に操作ペダルd
が取り付けられているとともに、後端がリンクe
を介して前記蓋部材cに連結された操作レバー部
材fとからなり、操作ペダルdの踏込み操作によ
つてリンクeを上昇させ、該リンクeの上昇によ
り蓋部材cを押し上げて開くことにより、収容器
a内に厨房塵芥を投入し得るようにしたものがよ
く知られている。
て、例えば第4図に示すように、上面が開放され
た収容器aと、該収容器aの上面開放部a1の後縁
にヒンジbを介して揺動自在に取り付けられ、該
上面開放部a1を開閉する蓋部材cと、収容器aの
底部に揺動可能に支持され、前端に操作ペダルd
が取り付けられているとともに、後端がリンクe
を介して前記蓋部材cに連結された操作レバー部
材fとからなり、操作ペダルdの踏込み操作によ
つてリンクeを上昇させ、該リンクeの上昇によ
り蓋部材cを押し上げて開くことにより、収容器
a内に厨房塵芥を投入し得るようにしたものがよ
く知られている。
しかし、前記従来のものでは、蓋部材cをリン
ク機構を利用して開閉するため、塵芥の投入時ま
たは排出時に収容器aの開口面積を大面積に確保
するためには操作ペダルdの踏込み量を大きく採
る必要がある。それ故、厨房室における外観見映
えの向上の面から、略一定の高さに規格統一され
た適宜の厨房台(例えばシンクを有する流し台)
の内部に装備した場合には、前記操作ペダルdが
厨房台内の踏込み底にあたつて収容器aの上面開
放部a1を大きく開くことが困難であり、使い勝手
が極めて悪くなるという問題があつた。
ク機構を利用して開閉するため、塵芥の投入時ま
たは排出時に収容器aの開口面積を大面積に確保
するためには操作ペダルdの踏込み量を大きく採
る必要がある。それ故、厨房室における外観見映
えの向上の面から、略一定の高さに規格統一され
た適宜の厨房台(例えばシンクを有する流し台)
の内部に装備した場合には、前記操作ペダルdが
厨房台内の踏込み底にあたつて収容器aの上面開
放部a1を大きく開くことが困難であり、使い勝手
が極めて悪くなるという問題があつた。
さりとて、操作ペダルdの大きな踏込み量を確
保するために収容器aの下側のスペースを大きく
し、その分収容器aの高さ寸法を小さくすること
は、塵芥収容量の減少を招く。
保するために収容器aの下側のスペースを大きく
し、その分収容器aの高さ寸法を小さくすること
は、塵芥収容量の減少を招く。
本考案はかかる点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、厨房台の内部に装
備する厨房用塵芥収容装置において、踏込みペダ
ルの僅かな踏込み量によつても収容器の開口面積
を大に確保できるようにし、よつて厨房台に組み
込まれた収容装置における塵芥収容量の増加と使
い勝手の向上との両立を図ることにある。
り、その目的とするところは、厨房台の内部に装
備する厨房用塵芥収容装置において、踏込みペダ
ルの僅かな踏込み量によつても収容器の開口面積
を大に確保できるようにし、よつて厨房台に組み
込まれた収容装置における塵芥収容量の増加と使
い勝手の向上との両立を図ることにある。
この目的の達成のため、本考案の構成は、厨房
台の前側パネルの開口部内に、塵芥収容室を形成
する揺動箱を、所定角度を越えて前傾すると後は
自重により自動的に前傾するように前傾思案点を
持つて揺動可能に、かつ非前傾時に前板で前記開
口部を閉塞するように支持し、該揺動箱の下方に
前端に操作ペダルを備えた操作アーム部材を上下
に揺動自在に支持し、前記操作ペダルの踏込み操
作により操作アーム部材の回動を介して揺動箱を
前記前傾思案点を越える位置まで前傾させるよう
にしたものである。このことにより、操作アーム
部材に前傾思案点を通過するまでのみ揺動箱を前
傾させる駆動機能を持たせ、前傾思案点の通過位
置では揺動箱を自重によるモーメントにつて前傾
させるようにし、操作ペダルの僅かな踏込み量に
よつても揺動箱を自動的に最前端位置に傾動させ
て該揺動箱の開口面積を大に確保できるようにし
たものである。
台の前側パネルの開口部内に、塵芥収容室を形成
する揺動箱を、所定角度を越えて前傾すると後は
自重により自動的に前傾するように前傾思案点を
持つて揺動可能に、かつ非前傾時に前板で前記開
口部を閉塞するように支持し、該揺動箱の下方に
前端に操作ペダルを備えた操作アーム部材を上下
に揺動自在に支持し、前記操作ペダルの踏込み操
作により操作アーム部材の回動を介して揺動箱を
前記前傾思案点を越える位置まで前傾させるよう
にしたものである。このことにより、操作アーム
部材に前傾思案点を通過するまでのみ揺動箱を前
傾させる駆動機能を持たせ、前傾思案点の通過位
置では揺動箱を自重によるモーメントにつて前傾
させるようにし、操作ペダルの僅かな踏込み量に
よつても揺動箱を自動的に最前端位置に傾動させ
て該揺動箱の開口面積を大に確保できるようにし
たものである。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図および第2図において、1は上部に2槽
のシンク2,2を備えた、厨房台としての流し台
であつて、該流し台1の内部は仕切板3,3によ
つて左右方向に3つの室4,4,…に仕切られて
いる。該流し台1の前側パネル1aには前記中央
の室4に対応する部分に矩形状の開口部5が形成
され、該開口部5の上縁(前側パネル1a)には
後述の係合片19と係合する係止部6が設けられ
ている。
のシンク2,2を備えた、厨房台としての流し台
であつて、該流し台1の内部は仕切板3,3によ
つて左右方向に3つの室4,4,…に仕切られて
いる。該流し台1の前側パネル1aには前記中央
の室4に対応する部分に矩形状の開口部5が形成
され、該開口部5の上縁(前側パネル1a)には
後述の係合片19と係合する係止部6が設けられ
ている。
前記流し台1の開口部5内には上面が開放され
た矩形状の揺動箱7が配設され、該揺動箱7は、
その下面において重心よりも前方位置に設けた左
右方向に延びる揺動支点としての支持軸8を介し
て、前方に傾動可能に前記仕切板3,3に支持さ
れ、かつ非前傾状態(直立状態)ではその前板7
aがその上端部にて前記開口部5の係止部6に当
接し前記流し台1の前側パネル1aと面一になつ
てその開口部5を閉塞するよう設けられている。
よつて揺動箱7は所定角度以上に前傾すると自重
によるモーメントによつて自動的に前傾するよう
な前傾思案点を有している。また、前記支持軸8
は各仕切板3に形成した軸受部としてのU字状溝
9内に出入可能に嵌挿されており、よつて揺動箱
7は流し台1に対して取外し可能に設けられてい
る。さらに、前記揺動箱7の内部には塵芥収容室
10が形成され、該収容室10内には把手付きの
収容器11が前記揺動箱7の上面開放部7bを通
して出入可能にセツトされている。
た矩形状の揺動箱7が配設され、該揺動箱7は、
その下面において重心よりも前方位置に設けた左
右方向に延びる揺動支点としての支持軸8を介し
て、前方に傾動可能に前記仕切板3,3に支持さ
れ、かつ非前傾状態(直立状態)ではその前板7
aがその上端部にて前記開口部5の係止部6に当
接し前記流し台1の前側パネル1aと面一になつ
てその開口部5を閉塞するよう設けられている。
よつて揺動箱7は所定角度以上に前傾すると自重
によるモーメントによつて自動的に前傾するよう
な前傾思案点を有している。また、前記支持軸8
は各仕切板3に形成した軸受部としてのU字状溝
9内に出入可能に嵌挿されており、よつて揺動箱
7は流し台1に対して取外し可能に設けられてい
る。さらに、前記揺動箱7の内部には塵芥収容室
10が形成され、該収容室10内には把手付きの
収容器11が前記揺動箱7の上面開放部7bを通
して出入可能にセツトされている。
前記揺動箱7の下面にはブラケツト12,12
が突設され、該ブラケツト12,12間には前後
方向に延びる操作アーム部材13がその央部にて
支持軸14を介して上下に揺動自在に支持されて
いる。該操作アーム部材13の後端には揺動箱7
の揺動支点(支持軸8)よりも後端の下面である
下面後端部を突き上げる突上げ部15が形成され
ている。一方、操作アーム部材13の前端には揺
動箱7より前方に延びる操作ペダル16が取り付
けられており、揺動箱7の非前傾状態で操作ペダ
ル16の踏込み操作により操作アーム部材13を
第2図で反時計回り方向に回動させたとき、該操
作アーム部材13はその突上げ部15で揺動箱7
を前記前傾思案点を若干越える位置まで前傾動さ
せるように構成されている。
が突設され、該ブラケツト12,12間には前後
方向に延びる操作アーム部材13がその央部にて
支持軸14を介して上下に揺動自在に支持されて
いる。該操作アーム部材13の後端には揺動箱7
の揺動支点(支持軸8)よりも後端の下面である
下面後端部を突き上げる突上げ部15が形成され
ている。一方、操作アーム部材13の前端には揺
動箱7より前方に延びる操作ペダル16が取り付
けられており、揺動箱7の非前傾状態で操作ペダ
ル16の踏込み操作により操作アーム部材13を
第2図で反時計回り方向に回動させたとき、該操
作アーム部材13はその突上げ部15で揺動箱7
を前記前傾思案点を若干越える位置まで前傾動さ
せるように構成されている。
また、前記揺動箱7の後板7cの上端すなわち
前記上面開放部7bの後縁には該上面開放部7b
を開閉する蓋部材17がヒンジ18を介して揺動
自在に取り付けられている。さらに、該蓋部材1
7の上面には後端寄りに係合片19が突設され、
該係合片19の上端(先端)には前方に延びるフ
ツク部19aが形成されており、前記係合片19
を揺動箱7の前傾時に前記流し台1の前側パネル
1aの係止部6に係合させて蓋部材17を開き、
揺動箱7の最前傾位置では係合片19のフツク部
19aを前記係止部6に係合させて蓋部材17を
その先端部が流し台1の前側パネル1aに略当接
する角度(例えば110℃以上)まで回動させて最
大限に開くように構成されている。
前記上面開放部7bの後縁には該上面開放部7b
を開閉する蓋部材17がヒンジ18を介して揺動
自在に取り付けられている。さらに、該蓋部材1
7の上面には後端寄りに係合片19が突設され、
該係合片19の上端(先端)には前方に延びるフ
ツク部19aが形成されており、前記係合片19
を揺動箱7の前傾時に前記流し台1の前側パネル
1aの係止部6に係合させて蓋部材17を開き、
揺動箱7の最前傾位置では係合片19のフツク部
19aを前記係止部6に係合させて蓋部材17を
その先端部が流し台1の前側パネル1aに略当接
する角度(例えば110℃以上)まで回動させて最
大限に開くように構成されている。
尚、第1図中、20は流し台1の前側パネル1
aの左側の室4に対応する部分に形成された開口
部であつて、該開口部20内には上部にフオーク
やナイフ等を収容するシルバー収納パン21が、
下部にふきん掛け22がそれぞれ開口部20から
前側へ引出し可能に設けられている。23は前記
開口部20を開閉する開閉扉24の裏面に取り付
けられた庖丁差しである。また、25は流し台1
の右側の室4内上部に装備されたタオリウオー
マ、26は同室4内下部に設けられたキー付きの
ロツカーである。27はシツク2,2の前後縁部
間に掛け渡された水切り板、28は洗剤容器受
け、29はタオルを掛けるタオルリング、30は
水栓である。
aの左側の室4に対応する部分に形成された開口
部であつて、該開口部20内には上部にフオーク
やナイフ等を収容するシルバー収納パン21が、
下部にふきん掛け22がそれぞれ開口部20から
前側へ引出し可能に設けられている。23は前記
開口部20を開閉する開閉扉24の裏面に取り付
けられた庖丁差しである。また、25は流し台1
の右側の室4内上部に装備されたタオリウオー
マ、26は同室4内下部に設けられたキー付きの
ロツカーである。27はシツク2,2の前後縁部
間に掛け渡された水切り板、28は洗剤容器受
け、29はタオルを掛けるタオルリング、30は
水栓である。
また、第2図中、31は揺動箱7の最前傾位置
を規制するストツパチエーンである。
を規制するストツパチエーンである。
次に前記実施例の作動について第3図に基づい
て説明するに、揺動箱7の揺動支点(支持軸8)
が揺動箱7下面において重心より前方位置に設け
られているため、図で実線にて示すような揺動箱
7の非前傾状態すなわち直立状態ではその重心は
前記揺動支点位置より後側に移動しており、この
重心による図で時計回り方向の支持軸8回りのモ
ーメントによつて揺動箱7は後方向に付勢され、
その前板7aは開口部5の係止部6に当接し流し
台1の前側パネル1aと面一になつてその開口部
5を閉塞している。
て説明するに、揺動箱7の揺動支点(支持軸8)
が揺動箱7下面において重心より前方位置に設け
られているため、図で実線にて示すような揺動箱
7の非前傾状態すなわち直立状態ではその重心は
前記揺動支点位置より後側に移動しており、この
重心による図で時計回り方向の支持軸8回りのモ
ーメントによつて揺動箱7は後方向に付勢され、
その前板7aは開口部5の係止部6に当接し流し
台1の前側パネル1aと面一になつてその開口部
5を閉塞している。
この状態から、揺動箱7の収容部11内への厨
房塵芥の投入あるいは該収容器11の揺動箱7に
対する出入のために揺動箱7を前傾させる場合に
は、操作ペダル16を所定量hだけ踏込み操作す
ると、図で破線にて示すように、この操作ペダル
16の踏込み操作に伴つて操作アーム部材13が
図で反時計回り方向に回動し、その突上げ部15
が揺動箱7の下面後端部を突き上げて該揺動箱7
を前傾思案点を若干越える位置まで前傾させる。
このことにより、その後は、該揺動箱7にはその
自重による支持8回りのモーメントが図で反時計
回り方向に作用するようになり、揺動箱7はひき
続いて自動的にさらに前傾し、図で二点鎖線にて
示すようにストツパチエーン31が緊張した状態
の最前傾位置に達すると停止して該最前傾位置に
保持される。
房塵芥の投入あるいは該収容器11の揺動箱7に
対する出入のために揺動箱7を前傾させる場合に
は、操作ペダル16を所定量hだけ踏込み操作す
ると、図で破線にて示すように、この操作ペダル
16の踏込み操作に伴つて操作アーム部材13が
図で反時計回り方向に回動し、その突上げ部15
が揺動箱7の下面後端部を突き上げて該揺動箱7
を前傾思案点を若干越える位置まで前傾させる。
このことにより、その後は、該揺動箱7にはその
自重による支持8回りのモーメントが図で反時計
回り方向に作用するようになり、揺動箱7はひき
続いて自動的にさらに前傾し、図で二点鎖線にて
示すようにストツパチエーン31が緊張した状態
の最前傾位置に達すると停止して該最前傾位置に
保持される。
一方、このような揺動箱7の前傾動作に伴い、
揺動箱7が所定角度以上に前傾するとその蓋部材
17に突設された係合片19が前記開口部5上縁
の係止部6と係合して蓋部材17の揺動箱7への
追従動作を規制し、その際に作用するモーメント
により蓋部材17はヒンジ18回りに図で時計回
り方向に回動して揺動箱7の上面開放部7bを開
き、図で二点鎖線にて示す揺動箱7の最前傾位置
では前記係合片19上端のフツク部19aが係止
部16に係止されて蓋部材17の先端部が流し台
1の前側パネル1aに当接するように蓋部材17
の開度が最大(110℃以上)になつて前記上面開
放部7bが蓋部材17で邪魔されることなく完全
に開放される。この状態で揺動箱7の塵芥収容室
10の収容器11内への各種厨房塵芥の投入ない
し該収容器11の塵芥収容室10に対する出入れ
が行われる。
揺動箱7が所定角度以上に前傾するとその蓋部材
17に突設された係合片19が前記開口部5上縁
の係止部6と係合して蓋部材17の揺動箱7への
追従動作を規制し、その際に作用するモーメント
により蓋部材17はヒンジ18回りに図で時計回
り方向に回動して揺動箱7の上面開放部7bを開
き、図で二点鎖線にて示す揺動箱7の最前傾位置
では前記係合片19上端のフツク部19aが係止
部16に係止されて蓋部材17の先端部が流し台
1の前側パネル1aに当接するように蓋部材17
の開度が最大(110℃以上)になつて前記上面開
放部7bが蓋部材17で邪魔されることなく完全
に開放される。この状態で揺動箱7の塵芥収容室
10の収容器11内への各種厨房塵芥の投入ない
し該収容器11の塵芥収容室10に対する出入れ
が行われる。
しかる後、揺動箱7を前傾状態から元の非前傾
状態に戻す場合には、揺動箱7を前記前傾思案点
より後側位置まで後方に押し込むと、該揺動箱7
に図で時計回り方向のモーメントが作用すること
により、揺動箱7は後方向に付勢されてその前板
7aが流し台1の前側パネル1aの開口部5を閉
塞した状態で保持される。また、このような揺動
箱7の復帰動作に伴つて前記蓋部材17の係合片
19と流し台1の係止部6との係合が解かれ、蓋
部材17は自重で図で反時計回り方向に回動して
揺動箱7の上面に開放部7bを閉塞し、よつて図
で実線にて示すように元の状態に戻る。
状態に戻す場合には、揺動箱7を前記前傾思案点
より後側位置まで後方に押し込むと、該揺動箱7
に図で時計回り方向のモーメントが作用すること
により、揺動箱7は後方向に付勢されてその前板
7aが流し台1の前側パネル1aの開口部5を閉
塞した状態で保持される。また、このような揺動
箱7の復帰動作に伴つて前記蓋部材17の係合片
19と流し台1の係止部6との係合が解かれ、蓋
部材17は自重で図で反時計回り方向に回動して
揺動箱7の上面に開放部7bを閉塞し、よつて図
で実線にて示すように元の状態に戻る。
したがつて、操作ペダル16を踏込み操作する
だけで揺動箱7が前傾思案点を越え、その後はそ
の自重により自動的に最前傾位置まで前傾動する
ため、操作ペダル16の僅かな踏込み量によつて
も揺動箱7の開口面積を大きく確保することがで
き、よつて揺動箱7の下側のスペースが小さくて
済み、揺動箱7の高さ寸法を大きくして塵芥収容
量を増加させることができるとともに、揺動箱7
の収容器11内への塵芥の投入時や該収容器11
の出入時の操作性を高めて使い勝手を向上させる
ことができる。
だけで揺動箱7が前傾思案点を越え、その後はそ
の自重により自動的に最前傾位置まで前傾動する
ため、操作ペダル16の僅かな踏込み量によつて
も揺動箱7の開口面積を大きく確保することがで
き、よつて揺動箱7の下側のスペースが小さくて
済み、揺動箱7の高さ寸法を大きくして塵芥収容
量を増加させることができるとともに、揺動箱7
の収容器11内への塵芥の投入時や該収容器11
の出入時の操作性を高めて使い勝手を向上させる
ことができる。
尚、前記実施例では、操作アーム部材13を揺
動箱7で支持するようにしたが、流し台1で支持
するように変更してもよく、前記実施例と同様の
作用効果を奏することができる。
動箱7で支持するようにしたが、流し台1で支持
するように変更してもよく、前記実施例と同様の
作用効果を奏することができる。
また、前記実施例では、揺動箱7の最前端位置
への停止保持をストツパチエーン31によつて行
うようにしたが、ストツパチエーン31を省略し
て、蓋部材17の係合片19上端のフツク部19
aが流し台1の係止部6に引つ掛かることにより
揺動箱7が最前端位置に保持されるようにしても
よい。
への停止保持をストツパチエーン31によつて行
うようにしたが、ストツパチエーン31を省略し
て、蓋部材17の係合片19上端のフツク部19
aが流し台1の係止部6に引つ掛かることにより
揺動箱7が最前端位置に保持されるようにしても
よい。
さらに、前記実施例では、厨房用塵芥収容装置
を流し台1に装備した場合を説明したが、調理台
やその他の厨房台に装備してもよいのは勿論のこ
とである。
を流し台1に装備した場合を説明したが、調理台
やその他の厨房台に装備してもよいのは勿論のこ
とである。
以上説明したように、本考案の厨房用塵芥収容
装置によれば、厨房台の内部に、塵芥収容室を有
する揺動箱を前傾思案点を持つて揺動可能に、か
つ非前傾時に前板が厨房台の前側パネルの開口部
を閉塞するように支持し、該揺動箱の下方に前端
に操作ペダルを備えた操作アーム部材を上下に揺
動自在に支持し、前記操作ペダルの踏込み操作に
より操作アーム部材の回動を介して揺動箱を前記
前傾思案点を越える位置まで前傾させるようにし
たものであるので、操作ペダルの僅かな踏込み量
によつても揺動箱を自動的に最前傾位置まで傾斜
させて揺動箱の開口面積を大きく確保することが
でき、よつて厨房台内に装備される厨房用塵芥装
置における使い勝手の向上と塵芥収容量の増加と
の両立を図ることができるものである。
装置によれば、厨房台の内部に、塵芥収容室を有
する揺動箱を前傾思案点を持つて揺動可能に、か
つ非前傾時に前板が厨房台の前側パネルの開口部
を閉塞するように支持し、該揺動箱の下方に前端
に操作ペダルを備えた操作アーム部材を上下に揺
動自在に支持し、前記操作ペダルの踏込み操作に
より操作アーム部材の回動を介して揺動箱を前記
前傾思案点を越える位置まで前傾させるようにし
たものであるので、操作ペダルの僅かな踏込み量
によつても揺動箱を自動的に最前傾位置まで傾斜
させて揺動箱の開口面積を大きく確保することが
でき、よつて厨房台内に装備される厨房用塵芥装
置における使い勝手の向上と塵芥収容量の増加と
の両立を図ることができるものである。
第1図は本考案の実施例を示す全体斜視図、第
2図は要部拡大縦断面図、第3図は作動状態を示
す模式説明図、第4図は従来例を示す斜視図であ
る。 1……流し台、1a……前側パネル、5……開
口部、7……揺動箱、7a……前板、8……支持
軸、10……塵芥収容室、13……操作アーム部
材、15……突上げ部、16……操作ペダル。
2図は要部拡大縦断面図、第3図は作動状態を示
す模式説明図、第4図は従来例を示す斜視図であ
る。 1……流し台、1a……前側パネル、5……開
口部、7……揺動箱、7a……前板、8……支持
軸、10……塵芥収容室、13……操作アーム部
材、15……突上げ部、16……操作ペダル。
Claims (1)
- 前側パネル1aに開口部5が形成された厨房台
1と、該厨房台1の開口部5内に、重心よりも前
方位置に揺動支点を持つて前方に傾動可能にかつ
非前傾状態で前板7aが前記開口部5を閉塞する
ように支持され、塵芥収容室10を形成する揺動
箱7と、該謡動箱7の下方に央部にて上下に揺動
自在に支持され、後端に揺動箱7の揺動支点より
も後側の下面を突き上げる突上げ部15を有する
操作アーム部材13と、該操作アーム部材13の
前端に設けられた操作ペダル16とを備えてな
り、前記操作アーム部材13は操作ペダル16へ
の踏込み操作により突上げ部15で非前傾状態に
ある揺動箱7を前傾思案点を若干越える位置まで
前傾動させるように構成されていることを特徴と
する厨房用塵芥収容装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3615183U JPS59142206U (ja) | 1983-03-12 | 1983-03-12 | 厨房用塵芥収容装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3615183U JPS59142206U (ja) | 1983-03-12 | 1983-03-12 | 厨房用塵芥収容装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59142206U JPS59142206U (ja) | 1984-09-22 |
JPH019763Y2 true JPH019763Y2 (ja) | 1989-03-17 |
Family
ID=30166831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3615183U Granted JPS59142206U (ja) | 1983-03-12 | 1983-03-12 | 厨房用塵芥収容装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59142206U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200492227Y1 (ko) * | 2019-08-27 | 2020-09-01 | 주식회사 한화고분자 | 조립식 수납함 |
KR200491792Y1 (ko) * | 2019-10-10 | 2020-06-04 | 김성수 | 회전 수납부가 설치된 싱크대 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49126180A (ja) * | 1973-04-05 | 1974-12-03 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52102458U (ja) * | 1976-01-29 | 1977-08-03 |
-
1983
- 1983-03-12 JP JP3615183U patent/JPS59142206U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49126180A (ja) * | 1973-04-05 | 1974-12-03 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59142206U (ja) | 1984-09-22 |
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