JP2532252Y2 - 収納ケース構造 - Google Patents

収納ケース構造

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JP2532252Y2
JP2532252Y2 JP1990061617U JP6161790U JP2532252Y2 JP 2532252 Y2 JP2532252 Y2 JP 2532252Y2 JP 1990061617 U JP1990061617 U JP 1990061617U JP 6161790 U JP6161790 U JP 6161790U JP 2532252 Y2 JP2532252 Y2 JP 2532252Y2
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孝一 小川
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] 〈産業上の利用分野〉 本考案は収納ケース構造に関し、特に必要なときにの
み露見して美観が向上すると共に取扱いも容易な収納ケ
ース構造に関する。
〈従来の技術〉 従来から、例えば家庭用の収納ケースとしては廃棄物
を収納するための所謂ごみ箱がある。通常このようなご
み箱は床に載置される等通常は外部に露出し、かつその
上部が常に開口している。
しかしながら、廃棄物が収納されたごみ箱が外部に露
出していると美観を損ねがちであった。また、上部が開
口していると、場合によっては異臭が発生するなどの問
題があった。そこで、ごみ箱の上に蓋を設けたり、ごみ
箱自体を家具の内部に格納したものがあるが、ごみ箱へ
のごみの収納作業及び溜ったごみの廃棄作業が煩雑にな
る。
〈考案が解決しようとする課題〉 このような従来技術の問題点に鑑み、本考案の主な目
的は美観が向上すると共に取扱いが容易な収納ケース構
造を提供することにある。
[考案の構成] 〈課題を解決するための手段〉 このような目的は本考案によれば、収納ケースと、前
記収納ケースを取り外し可能に支持するインナホルダ
と、前記収納ケースが内部に没入する第1の位置と、前
記収納ケースが外部に開口して取り出し可能な第2の位
置との間で、前記インナホルダを傾動可能に支持するア
ウタケースと、前記インナホルダを、前記第1の位置と
前記第2の位置との間であって、前記収納ケースの大部
分は外部に開口するがその一部が前記アウタケース内に
位置して該収納ケースを取り出しできない第3の位置ま
で前記第1の位置側から開方向に付勢するばね手段と、
前記収納ケースに設けられ、該収納ケースが前記第3の
位置にあるときには前記アウタケース内に隠れ、かつ前
記第2の位置にあるときには露見する取り出し用把持部
と、前記ばね手段の付勢力を減衰するダンパと、前記収
納ケースを前記第1の位置に選択的に保持する手段とを
有することを特徴とする収納ケース構造を提供すること
により達成される。
〈作用〉 このようにすれば、収納ケース及びその収納口が通常
は露見せず、ロック手段を解除するのみの簡単な操作に
より必要なときにのみ収納口を露見させることができ
る。また、通常の作業では収納ケースが第3の位置にて
アウタケースに引き掛かることから、子供のいたずらな
どによって不用意に収納ケースが脱落する心配がなく、
しかも把持出が露見しないことから開口時の美観も向上
する。収納ケース全体を取り外す必要がある場合のみ積
極的に第2の位置までインナホルダを傾倒させれば良
い。
〈実施例〉 以下に添付の図面を参照して本考案の特定の実施例に
ついて詳細に説明する。
本実施例では本考案を家庭用洗面台に格納されたごみ
収納部に適用している(第4図参照)。洗面台1の上部
には洗面ボール部2が設けられ、その下部には格納部3
が確保されている。この格納部3の一方の側部にはごみ
収納部4が設けられている。
第1図及び第2図に示すように、ごみ収納部4は、前
方に開口する箱状のアウタケース5と、このアウタケー
ス5の下部にて枢支部6をもって前方に傾動可能に支持
された概ね箱状のインナホルダ7と、インナホルダ7の
上部開口から該ホルダの内部に受容された収納ケースと
してのごみ箱本体8とを有している。ここで、アウタケ
ース5の両側部に設けられたスロット9と、インナホル
ダ7の両側部に設けられ、上記スロット9に係合する突
起10とにより、インナホルダ7の傾動範囲は、ごみ箱本
体8の前面が洗面台1の前面と一致する第1の位置(第
2図に示す位置A)と、ごみ箱本体8を把持部8aをもっ
て取出し可能な第2の位置(第2図に示す位置B)との
間となっている。
イナンホルダ7の背面部には凹部12が設けられ、の凹
部12には本体駆動ユニット13の上端係合部14が下側から
係合している。この本体駆動ユニット13は、エアダンパ
15と圧縮コイルばね16とを有している。エアダンパ15
は、上記係合部と一体をなすと共に上部にオリフィスを
有する上側シリンダ17と、該シリンダに嵌入する下側ピ
ストン18とを有している。下側ピストン18は、本体駆動
ユニット13全体が前後方向に傾動自在となるようにその
下端部にてアウタケース5底部の枢支部19に枢支されて
いる。圧縮コイルばね16は上側シリンダ17と下側ピスト
ン18との間に介装されている。従って、本体駆動ユニッ
ト13は、ごみ箱本体8を保持するインナホルダ7を、上
記第1の位置(位置A)から第2の位置(位置B)に向
けて常に付勢している。ここで、枢支部19は箱型のケー
シング22に受容されており、該ケーシングの側壁面に下
側ピストン18の下部が当接することにより本体駆動ユニ
ット13の傾動範囲が規定されている。また、本体駆動ユ
ニット13は圧縮コイルばね23により常に前傾方向に付勢
されている。
実際には本体駆動ユニット13は、そのストロークに於
ける略最大長となる第3の位置(第2図に示す位置C)
までインナホルダ7を付勢している。この第3の位置
(位置C)に於てはごみ箱本体8を保持するインナホル
ダ7の重心は、圧縮コイルばね16の付勢力がなければ該
ホルダが第1の位置(位置A)に向けて傾倒する位置に
あることから、通常インナホルダ7はこの第3の位置
(位置C)で停止する。この位置ではごみ箱本体8はそ
の後端縁がアウタケース5に引き掛かって取り出すこと
はできず、また把持部8aは露見せず、その美観が向上し
ている。
一方、インナホルダ7の背面部には、アウタケース5
の対向する部分に設けられた係合部20に係合するべく係
合片21が設けられている。係合部20は、インナホルダ7
を前方から手等で押圧する度に交互に係合片21と係合/
離脱する所謂ハートカム等を有する公知のラッチ機構か
らなる。また、インナホルダ7の前面下部には、底面が
傾斜する凹部7aが形成されている。この凹部7aに足を挿
入し、軽く踏み込むことによりインナホルダ7を前方か
ら手等で押圧するのと同様に係合部20をインナホルダ7
の係合片21に係合/離脱させることができる。
次に、ごみ収納部4の作動要領について説明する。
通常は係合部20が係合片21に係合し、圧縮コイルばね
16の付勢力に抗してインナホルダ7を第1の位置(位置
A)に保持している。
そして、ごみを収納する際にはインナホルダ7を前方
から押圧するか凹部7aを足で軽く踏み込むことにより、
第3図に示すように、係合部20を係合片21から離脱させ
る。すると、圧縮コイルばね16の付勢力によりインナホ
ルダ7が第3の位置(位置C)まで傾動し、ごみ箱本体
8が開口するこの位置で停止する。このとき、エアダン
パ15の働きにより圧縮コイルばね16の付勢力が減衰さ
れ、インナホルダ7及びごみ箱本体8が緩やかに前方に
突出するようになる。
次に、実際にごみを収納した後、インナホルダ7を前
方から押圧してアウタケース5の内部に押込み、係合部
20を係合片21に係合させる。ここで、例えばエアダンパ
15のオリフィスを作動方向に応じて可変とすればアウタ
ケース5を内部に押込む作業が容易になる。
ごみ箱本体8に収納したごみを外部に廃棄するべく該
本体8を取出すには、まず上記同様にインナホルダ7を
第3の位置(位置C)まで傾動させ、更に第2の位置
(位置B)まで手で傾倒させる。そして把持部8aを手で
把持し、インナホルダ7からごみ箱本体8を取出せば良
い。このとき、ケーシング22により本体駆動ユニット13
の傾動範囲が規定されていることから、また該ユニット
13は圧縮コイルばね23により常に前傾方向に付勢されて
いることからインナホルダ7を第2の位置(位置B)ま
で傾倒させても本体駆動ユニット13は第3図に実線で示
す位置に停止する。そして、軽く押圧するのみでインナ
ホルダ7が第2の位置(位置B)から第3の位置(位置
C)まで移動し、更に押圧すると係合部20が係合片21に
係合する第1の位置(位置A)に移動する。
〈考案の効果〉 このように本考案によれば、収納ケース及びその収納
口が通常は露見せず、ロック手段を解除するのみの簡単
な操作により必要なときにのみ収納口を露見させること
ができることから操作性及び美観が向上する。また、通
常の作業では収納ケースが第3の位置にてアウタケース
に引き掛かることから、不用意に収納ケースが脱落する
心配がなく、しかも把持部が露見しないことから開口時
の美観も向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案が適用されたごみ収納部の斜視図であ
る。 第2図は本考案が適用されたごみ収納部の側断面図であ
る。 第3図は第2図と共に本考案に基づく実施例の作動要領
を示す側断面図である。 第4図は本考案を適用するのに好適な洗面台を示す斜視
図である。 1……洗面台、2……洗面ボール部 3……格納部、4……ごみ収納部 5……アウタケース、6……枢支部 7……インナホルダ、7a……凹部 8……ごみ箱本体、8a……把持部 9……スロット、10……突起 12……凹部、13……本体駆動ユニット 14……係合部、15……エアダンパ 16……圧縮コイルばね、17……シリンダ 18……ピストン、19……枢支部 20……係合部、21……係合片 22……ケーシング、23……圧縮コイルばね

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】収納ケースと、 前記収納ケースを取り外し可能に支持するインナホルダ
    と、 前記収納ケースが内部に没入する第1の位置と、前記収
    納ケースが外部に開口して取り出し可能な第2の位置と
    の間で、前記インナホルダを傾動可能に支持するアウタ
    ケースと、 前記インナホルダを、前記第1の位置と前記第2の位置
    との間であって、前記収納ケースの大部分は外部に開口
    するがその一部が前記アウタケース内に位置して該収納
    ケースを取り出しできない第3の位置まで前記第1の位
    置側から開方向に付勢するばね手段と、 前記収納ケースに設けられ、該収納ケースが前記第3の
    位置にあるときには前記アウタケース内に隠れ、かつ前
    記第2の位置にあるときには露見する取り出し用把持部
    と、 前記ばね手段の付勢力を減衰するダンパと、 前記アウタケースを前記第1の位置に選択的に保持する
    手段とを有することを特徴とする収納ケース構造。
JP1990061617U 1990-06-11 1990-06-11 収納ケース構造 Expired - Lifetime JP2532252Y2 (ja)

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JPH0419235U JPH0419235U (ja) 1992-02-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102165022B1 (ko) * 2020-03-17 2020-10-13 오원철 손 세정장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS623964U (ja) * 1985-06-25 1987-01-10
JPS6294491A (ja) * 1985-10-21 1987-04-30 ヤマハ発動機株式会社 車輌の収納式後写鏡装置

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