JP2518501Y2 - 汚物入れ - Google Patents

汚物入れ

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JP2518501Y2
JP2518501Y2 JP1991013548U JP1354891U JP2518501Y2 JP 2518501 Y2 JP2518501 Y2 JP 2518501Y2 JP 1991013548 U JP1991013548 U JP 1991013548U JP 1354891 U JP1354891 U JP 1354891U JP 2518501 Y2 JP2518501 Y2 JP 2518501Y2
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bag
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元保 木村
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Kimura Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はトイレなどに設置する
汚物入れの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の汚物入れを示す縦断面図
で、図において、1は容器、2は容器1内に収納され、
汚物を収納するための所謂ポリ袋などの袋で、この袋2
は容器1の上端に係止されている。しかして、袋2には
汚物を収納し、汚物がいっぱいになった時点で掃除担当
者が袋2を交換し、新たな袋2を容器1に装着して容器
1を常に清潔に保っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の汚物入れは以上
のように構成されているので、掃除担当者が新たな袋2
を容器1に装着する場合、静電気によって袋2がスムー
ズに容器1内に装着することはできず、容器1の内壁に
袋2がまつわり付いて装着しにくいために袋2内に手を
差し込み、袋2を広げる作業を行わなければならず、掃
除担当者にとって不快感を伴う作業であり、また作業を
迅速に行うことができないという問題点があったため、
容器1の型状を開口部を狭め深さを増す様にして良いデ
ザインとする様な改良策は不可能であった。この考案は
上記のような問題点を解消するためになされたもので、
袋の交換作業を不快感なく、かつスムーズに行えるよう
にした汚物入れを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の考案に係
る汚物入れは、内部が仕切板により上層室と下層室の2
層に仕切られ、上部開口周辺に突片部が設けられた容器
本体と、該容器本内に収納され、上記開口に鍔部が設け
られた網状の中筺と、該中筺内に収納され、上記突片部
と上記鍔部とで挟持される袋と、上記容器本体に被せら
れる上面が開口した蓋体と、上記下層室内に設置され、
上記上層室の空気を排気する排気手段とを備えたもので
ある。
【0005】 請求項2記載の考案に係る汚物入れは、上
記請求項1記載の考案に、仕切板に設けられ、中筺を上
方へ付勢するコイルと、容器本体下方に設けられ、上記
容器本体の側面に設けられた係止溝と蓋体の内面に設け
られた係止突起とが上記コイルの付勢力に抗して係合し
ているのを解除する解除手段とを備えたものである。
【0006】
【作用】請求項1記載の考案に係る汚物入れは、容器本
体の上部開口周辺の突片部と中筺の鍔部との間に袋の開
口周縁を挟持させ、袋と容器本体周壁とで囲まれた空間
に存在する空気を排気手段で容器本体外に排気させるこ
とにより袋が容器本体内部で広るため、袋の装着も不
快感なく容易に行え、よって汚物も収容し易くなるもの
である。
【0007】 請求項2記載の考案に係る汚物入れは、解
除手段により、係止溝と係止突起との係合を解除し、コ
イルの付勢力により中筺の鍔部を容器本体の突片部より
突出させ、袋の交換を容易に行えるものである。
【0008】
【実施例】以下、この考案の一実施例を図について詳細
に説明する。図1はこの考案の一実施例を示す分解斜視
図、図2は図1の縦断面図で、図1および図2において
図4と同一または均等な構成部分には同一符号を付して
重複説明を省略する。図において、3は上部開口に突片
部3aが形成された容器本体で、この容器本体3内部
は、仕切板3cにより上層室3Aと下層室3Bの2層に
仕切られている。下層室3Bには電動エアーポンプなど
の排気手段4が設けられている。5は容器本体3内に収
納される網状の中筐で、この中筐5の上端開口には鍔部
5aが形成され、この鍔部5aと突片部3aとの間で袋
2の上端開口縁を挾持する。6は容器本体3の仕切板3
と中筐5の底部との間に設けられたコイルスプリング
(コイル)で、このコイルスプリング6により中筐5は
常時押上げられる力が作用している。7は上端が開口し
た蓋体で、この蓋体7には係止突起7aが突設され、ま
た容器本体3には係止突起7aが係合する係止溝3bが
形成されている。そして、蓋体7を容器本体3に被せる
ことにより中筐5はその鍔部5aと容器本体3の突片部
3aとの間で袋2の上部開口縁を挾持しながらコイルス
プリング6に抗して押下げられた状態を保持する。8は
容器本体3と蓋体7との係合を解除するペダル(解除手
段)で、このペダル8を踏むことによりペダル8に連設
したアーム(解除手段)9が支点を中心に上下方向に回
動し、アーム9の先端に軸支されている突き上げ棒(解
除手段)10により中筐5の底部を突き上げる。
【0009】 次に作用について説明する。汚物でいっぱ
いになった袋2を交換するには、中筐5より袋2を取出
し、新しい袋2を中筐5に収納する。そして、袋2の上
端開口を中筐5の鍔部5aに係合した状態で中筐5を容
器本体3内に収納する。そののち、蓋体7を容器本体3
に被せ、蓋体7と容器本体3とを係合させて鍔部5aと
突片部3aとの間に袋2の上端開口を挾持する。そのの
ち、排気手段4を作動させて袋2の外表面と容器本体3
上層室3Aの内壁との間に存在する空気を容器本体3
外に排気させ、袋2を中筐5いっぱいに広げる。
【0010】 このように、袋2の外表面と上層室3Aの
内壁との間に存在する空気を容器本体3外に排気させて
袋2を拡開させるようにすることにより、幅が狭く、底
の深い容器本体3であっても袋2装着時に手を差込むこ
となく袋2の装着が行えるので、不快感を覚えることな
く袋2の装着が行える。また、袋2内に汚物がいっぱい
に充填されたときは、ペダル8を踏み、アーム9を支点
を中心に上下回動させて突き上げ棒10により中筐5を
突き上げれば、中筐5を介して蓋体7と容器本体3との
係合が外れ、コイルスプリング6のスプリング力で中筐
5は容器本体3から浮き上った状態となり、袋2の上端
開口をつまんで手を汚すことなく袋2の交換が行える。
【0011】 なお、上記実施例では排気手段を電動ポン
プとして説明したが、電動ポンプに限定されず、他に例
えば電磁ポンプや手動のピストンポンプまたは手動ダイ
ヤフラムなどを用いても上記実施例と同様の効果を奏す
る。また、上記実施例ではペダル8を踏んで中筐5を突
き上げる構成を示したが、第3図に示すようにペダル8
を踏むことによりばね力に抗して蓋体7の開放を阻止し
ているフック(解除手段)11を移動させ、蓋体7を開
放させて中筐5を浮き上がらせる構成としてもよい。
【0012】 さらに、上記実施例では容器本体3は単に
床に載置する構成であるが、容器本体3に吸盤を設け、
この吸盤により容器本体3を壁面あるいは床面に固着さ
せて容易に倒れないようにしてもよい。また容器本体3
を壁面に埋め込む様設置し汚物を投入したり、袋2の脱
着の際足踏みペダルまたはモーターのカム機構に依り容
器本体3を手前に傾動させる構造とし、更に使用上の便
益性を向上させることが出来る。
【0013】
【考案の効果】以上のように、請求項1記載の考案によ
ば、容器本体の上部開口に袋の開口周縁を装着させ、
袋の外表面と容器本体の内壁とで囲まれた空間に存在す
る空気を排気手段を用いて容器本体外に排気させるよう
に構成したので、袋が容器本体の内部で広がり、袋の装
着時に手を差込む必要がなくなり、袋の装着時の不快感
をなくし、極めて簡易に装着作業が行えるという効果が
ある。また容器本体の下層室に排気手段を設けるよう構
成したので、均一且つ速く確実に袋を広げることがで
き、また排気手段が容器本体内に隠れ外観が良くなると
いう効果がある。さらに蓋体により袋の部分を隠すので
外観を良くする効果がある。
【0014】 請求項2記載の考案によれば、解除手段に
より、係止溝と係止突起との係合を解除し、コイルの付
勢力により中筺の鍔部を容器本体の突片部より突出させ
るよう構成したので、袋の交換が容易に行える効果があ
る。またコイルが中筺の下方に設けられているので、よ
り一層袋が均一且つ確実に広がるという効果がある。さ
らに解除手段を容器本体下方に設けられているので、容
易に中筺を取り出せる効 果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る汚物入れの一実施例を示す分解
斜視図である。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】この考案に係る汚物入れの他の実施例を示す部
分断面図である。
【図4】従来の汚物入れを示す縦断面図である。
【符号の説明】
2 袋 3 容器本体3A 上層室 3B 下層室 3a 突片部 3b 係止溝 3c 仕切板 4 排気手段 中筺 5a 鍔部 コイルスプリング(コイル) 蓋体 7a 係止突起 ペダル(解除手段) アーム(解除手段) 10 突き上げ棒(解除手段) 11 フック(解除手段)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部が仕切板(3c)により上層室(3
    A)と下層室(3B)の2層に仕切られ、上部開口周辺
    に突片部(3a)が設けられた容器本体(3)と、該容
    器本体(3)内に収納され、上記開口に鍔部(5a)が
    設けられた網状の中筺(5)と、該中筺(5)内に収納
    され、上記突片部(3a)と上記鍔部(5a)とで挟持
    される袋(2)と、上記容器本体(3)に被せられる上
    面が開口した蓋体(7)と、上記下層室(3B)内に設
    置され、上記上層室(3A)の空気を排気する排気手段
    (4)とを備えた汚物入れ。
  2. 【請求項2】 仕切板(3c)に設けられ、中筺(5)
    を上方へ付勢するコイル(6)と、容器本体(3)下方
    に設けられ、上記容器本体(3)の側面に設けられた係
    止溝(3b)と蓋体(7)の内面に設けられた係止突起
    (7a)とが上記コイル(6)の付勢力に抗して係合し
    ているのを解除する解除手段(8,9,10,11)と
    を備えたことを特とする請求項1記載の汚物入れ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20190071367A (ko) * 2017-12-14 2019-06-24 인천대학교 산학협력단 쓰레기통
KR102224980B1 (ko) * 2019-12-04 2021-03-10 김재호 자동 진공포장 기능을 갖는 쓰레기통

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