JP3020079U - 汚物入れ - Google Patents
汚物入れInfo
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- JP3020079U JP3020079U JP1995006594U JP659495U JP3020079U JP 3020079 U JP3020079 U JP 3020079U JP 1995006594 U JP1995006594 U JP 1995006594U JP 659495 U JP659495 U JP 659495U JP 3020079 U JP3020079 U JP 3020079U
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- waste container
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 保持部1の下部に汚物収容器7を着脱自在に
保持し、保持部の前上部に投入空間2aを形成した上枠
2を設け、上枠の前面に開閉蓋3を取り付けた汚物投入
口4を形成し、開閉蓋が中央より下方に回動支点を有し
て汚物投入口に回動自在として取り付けられ、開放時に
は汚物投入口の上部より汚物を投入可能としている。開
閉蓋は開放時に手前から奥にかけて傾斜するようにした
受け皿状としてもよい。汚物投入口の上部には押圧によ
り開閉蓋の上部内側を係脱するロック機構9を取り付け
たものとしてもよい。 【効果】 汚物収容器の内部が覗き難いものとなり、既
に捨ててある汚物が見えず、不快感を覚えることがない
ものとなる。さらに、汚物が開閉蓋に沿って案内され、
汚物を汚物投入口に投入し易いものとなり、使い勝手の
良いものとなる。また、指一本で押圧操作するだけで、
開閉蓋を開閉することができ、開閉操作を衛生的にしか
も容易に行えるものとなる。
保持し、保持部の前上部に投入空間2aを形成した上枠
2を設け、上枠の前面に開閉蓋3を取り付けた汚物投入
口4を形成し、開閉蓋が中央より下方に回動支点を有し
て汚物投入口に回動自在として取り付けられ、開放時に
は汚物投入口の上部より汚物を投入可能としている。開
閉蓋は開放時に手前から奥にかけて傾斜するようにした
受け皿状としてもよい。汚物投入口の上部には押圧によ
り開閉蓋の上部内側を係脱するロック機構9を取り付け
たものとしてもよい。 【効果】 汚物収容器の内部が覗き難いものとなり、既
に捨ててある汚物が見えず、不快感を覚えることがない
ものとなる。さらに、汚物が開閉蓋に沿って案内され、
汚物を汚物投入口に投入し易いものとなり、使い勝手の
良いものとなる。また、指一本で押圧操作するだけで、
開閉蓋を開閉することができ、開閉操作を衛生的にしか
も容易に行えるものとなる。
Description
【0001】
この考案は、トイレや洗面所等、適宜設置場所の壁面に設置しておくことので きる汚物入れに関するものである。
【0002】
従来、この種の汚物入れは、蓋付きの単なるボックス形状の容器としており、 トイレや洗面所等、適宜設置場所の床面のコーナー部に設置している。
【0003】 そして、この汚物入れは、蓋を開いた状態で容器内にビニール袋等の汚物収納 袋を入れて容器内で拡げ、この袋の開口縁部を容器の開口縁から外側に折り返し て蓋を閉めた状態として、前記袋の折り返し部をこの蓋で押さえ、汚物収納袋が 容器の開口縁から外れないようにセットしてから、前記蓋に取り付けた摘みによ りその蓋を開閉操作して、汚物収納袋に汚物を収納しておくようにしている。
【0004】
しかしながら、従来の汚物入れは、蓋を開放すると、既に捨ててある汚物が見 えるので、不快感を覚えるという課題を有していた。
【0005】 さらに、従来の汚物入れは、蓋の開閉操作を蓋に取り付けた摘みによって行っ ていたので、非衛生的であると共に開閉操作が面倒であるという課題を有してい た。
【0006】 そこで、この考案は、上記従来の汚物入れが有する課題を解決するものであり 、開閉蓋の開放時に既に捨ててある汚物を見えなくし、不快感を覚えるようなこ とがなく、しかも開閉操作を衛生的にしかも容易に行える共に、使い勝手の良い 汚物入れを提供することを目的としてなされたものである。
【0007】
そのため、この考案の汚物入れは、保持部1の下部に汚物収容器7を着脱自在 に保持すると共に、保持部1の前上部に投入空間2aを形成した上枠2を設け、 この上枠2の前面に開閉蓋3を取り付けた汚物投入口4を形成し、さらに開閉蓋 3が中央より下方に回動支点を有して汚物投入口4に回動自在として取り付けら れ、開放時には汚物投入口4の上部より汚物を投入可能としている。
【0008】 そして、この考案の汚物入れは、開閉蓋3を開放時に手前から奥にかけて傾斜 するようにした受け皿状とすることができる。
【0009】 さらに、この考案の汚物入れは、汚物投入口4の上部に、押圧により開閉蓋3 の上部内側を係脱するロック機構9を取り付けたものとすることができる。
【0010】
この考案の汚物入れは、上記構成としたため、開閉蓋3を開放した時に、開閉 蓋3の下部が汚物収容器7の上部に位置するので、汚物収容器7の内部が覗き難 いものとなる。
【0011】 そして、この考案の汚物入れは、開閉蓋3を開放時に手前から奥にかけて傾斜 するようにした受け皿状とすることにより、汚物がこの開閉蓋3に沿って案内さ れ、汚物投入口4に投入し易いものとなる。
【0012】 さらに、この考案の汚物入れは、開閉蓋3の上部を指一本で押圧操作するだけ で、この開閉蓋3を開閉することができる。
【0013】
以下、この考案の汚物入れの構成を、実施例として示した図面に基づいて説明 する。
【0014】 図に示すように、この考案の汚物入れは、トイレや洗面所等、適宜設置場所の 壁面に固着可能とした保持部1の前上部に投入空間2aを形成した上枠2を設け たものとしている。この上枠2の前面には、開閉蓋3を取り付けた汚物投入口4 を形成している。そして、上枠2の上部には、投入空間2aと連通した芳香剤・ 消臭剤収容部5を設け、この収容部5の上部に天蓋6を開閉自在に配したものと している。さらに、前記上枠2の下部開口2bに、上方を開放した汚物収容器7 の上部を挿入すると共に、この汚物収容器7の下部を前記保持部1の下部に係脱 自在とし、汚物収容器7を保持部1に着脱自在に保持させている。また、前記保 持部1には、汚物収容器7を覆うようにしたカバー8を開閉自在に取り付けてい る。
【0015】 前記保持部1は、縦長楕円の下半部としたような形状とし、適宜設置場所の壁 面へのビス止め穴1aを複数個設けたものとすると共に、周囲にフランジ1bを 形成したものとしている。
【0016】 前記上枠2は、前面を凸曲面状とすると共に後面を平面状とした幅広の枠体と したものとしている。
【0017】 前記開閉蓋3は、開放時に手前から奥にかけて傾斜するようにした受け皿状と しており、中央より下方に回動支点を有して汚物投入口4に回動自在として取り 付けられ、開放時には汚物投入口4の上部より汚物を投入可能としている。
【0018】 前記汚物投入口4の上部には、押圧により開閉蓋3の上部内側を係脱するロッ ク機構9を取り付けたものとしている。このロック機構9は、例えば図4、5に 示したように、前面を開口し、上壁に係止溝10aを形成すると共に上壁内面に ガイド10bを形成し、下壁にガイド溝10cを形成したケース体10と、この ケース体10内にスライド可能に収納されることにより開放状態から閉鎖状態と なって、開閉蓋3の上部内側に設けた突体3aをロックする一対のロック爪11 aを先端に形成すると共に、前記ケース体10の係止溝10aに係脱自在とした 突起12aを有する回動レバー12を上部に取り付け、さらにガイド11bを下 部に形成したスライダ11とからなるものとしている。そして、ケース体10の 開口方向へ常にバネ13で付勢された状態で、ケース体10のガイド溝10cに スライダ11のガイド11bが入り込むようにして、ケース体10にスライダ1 1を収納し、このケース体10内でスライダ11をスライド可能にしている。
【0019】 このようにしたロック機構9は、図6、7に示したように、第1の押圧で回動 レバー12の突起12aがケース体10の係止溝10aにガイド10bの案内に より係止することにより、ロック爪11aが閉鎖状態となって前記開閉蓋3の突 体3aをロックし、第2の押圧で前記突起12aが前記係止溝10aから外れる ことにより、ロック爪11aが開放状態となってそのロックを解除するようにし ている。なお、前記ロック機構9は、一般にプッシュロック装置と呼ばれ、前記 開閉蓋3の突体3aを第1の押圧でロックし、第2の押圧でそのロックを解除す るようなものであれば、その構造は限定されない。
【0020】 前記芳香剤・消臭剤収容部5は、底部に多数の通気穴5aを形成したものとし ており、粉粒状や塊状等とした芳香剤・消臭剤を袋詰めにしたり、そのままの状 態で収容できるようにしている。
【0021】 前記天蓋6は、平坦状や受け皿状として、小物置き用の台として兼用できるよ うにしている。
【0022】 前記汚物収容器7は、上方を開放し、前部を縦長楕円の下半部を凸曲面状にし たような形状とすると共に後部を平面状として、前記保持部1に合致するように した縦長の偏平容器としており、その前部に摘み用窪部7aを形成したものとし ている。そして、この汚物収容器7の開口縁の外側には、汚物収納袋14の開口 縁部を折り返し、この収納袋14の折り返し部を前記上枠2と汚物収容器7の間 に挟持するようにしている。
【0023】 なお、前記汚物収容器7の下部を前記保持部1の下部に係脱自在とするには、 汚物収容器7の下端部に係止用凹部7bを形成すると共に、保持部1の下部に係 止用凸部1cを形成し、これら係止用凹部7bと係止用凸部1cとを係脱自在と したものにすればよい。
【0024】 前記カバー8は、汚物収容器7の前部より一回り大きく形成すると共にこの前 部に合致するような形状として、汚物収容器7を覆うようにしている。そして、 水平方向に回動自在となるように、その一側部を保持部1の一側部に軸着すると 共に、他側部に形成した係止体8aを保持部1の他側部に形成した係止部1dに 係脱自在としている。
【0025】 以上のように構成したこの考案の汚物入れは、適宜設置場所の壁面に位置合わ せされ、保持部1のビス止め穴1aからビスをねじ込むことにより、その壁面へ 固着され、次のようにして使用される。
【0026】 先ず、汚物収容器7内に汚物収納袋14を入れて拡げ、汚物収容器7の開口縁 の外側に、汚物収納袋14の開口縁部を折り返す。次に、この汚物収容器7の上 部を上枠2の下部開口2bに挿入し、前記収納袋14の折り返し部を前記上枠2 と汚物収容器7の間に挟持した後、汚物収容器7の下端部の係止用凹部7bを保 持部1の係止用凸部1cに係止し、汚物収容器7を保持部1に保持する。そして 、カバー8を閉鎖することにより、汚物収容器7をこのカバー8で覆う。さらに 、芳香剤・消臭剤収容部5には、天蓋6を開放して芳香剤・消臭剤を収容した後 、天蓋6を閉鎖しておく。
【0027】 そこで、開閉蓋3の上部を指一本で押圧操作するとロック機構9が解除され、 開閉蓋3が回動して開放するので、汚物を汚物投入口4に投入すれば、この汚物 は投入空間2aを経て汚物収容器7内に捨てることができる。その後、開閉蓋3 を回動させて閉鎖し、開閉蓋3の上部を指一本で押圧操作するとロック機構9が 働いて、開閉蓋3は閉鎖した状態が保たれる。
【0028】 そして、汚物収容器7が汚物で一杯になると、カバー8を開いた状態にし、汚 物収容器7の摘み用窪部7aを摘んで、この汚物収容器7を少し持ち上げ、汚物 収容器7の下端部の係止用凹部7bを保持部1の係止用凸部1cから外した後、 汚物収容器7を少し下げて、この汚物収容器7の上部を上枠2の下部開口2bか ら引き抜くことにより、汚物収容器7を保持部1から取り外す。そして、汚物収 納袋14の開口縁部を汚物収容器7の開口縁から捲り上げて、この汚物収納袋1 4を汚物収容器7から取り出した後、前記したのと同様の操作を行って新しい汚 物収納袋14を汚物収容器7に取り付け、この汚物収容器7を保持部1に保持し た状態に戻せば、再び使用することができる。
【0029】
この考案の汚物入れは、以上に述べたように構成されているので、開閉蓋3を 開放した時に、開閉蓋3の下部が汚物収容器7の上部に位置するので、汚物収容 器7の内部が覗き難いものとなり、既に捨ててある汚物が見えないので、不快感 を覚えるようなことがないものとなった。
【0030】 さらに、この考案の汚物入れは、開閉蓋3を開放時に手前から奥にかけて傾斜 するようにした受け皿状とすることにより、汚物がこの開閉蓋3に沿って案内さ れ、汚物を汚物投入口4に投入し易いものとなり、使い勝手の良いものとなった 。
【0031】 また、この考案の汚物入れは、開閉蓋3の上部を指一本で押圧操作するだけで 、この開閉蓋3を開閉することができるので、開閉操作を衛生的にしかも容易に 行えるものとなった。
【図1】この考案の汚物入れの斜視図である。
【図2】この考案の汚物入れの分解斜視図である。
【図3】この考案の汚物入れの縦断面図である。
【図4】この考案の汚物入れのロック機構の分解斜視図
である。
である。
【図5】図4に示すロック機構のケース体の部分切欠斜
視図である。
視図である。
【図6】図4に示すロック機構の作動状態を示す断面図
である。
である。
【図7】図4に示すロック機構の作動状態を示す断面図
である。
である。
1 保持部 2 上枠 2a 投入空間 3 開閉蓋 4 汚物投入口 7 汚物収容器 9 ロック機構
Claims (3)
- 【請求項1】 保持部(1)の下部に汚物収容器(7)
を着脱自在に保持すると共に、保持部(1)の前上部に
投入空間(2a)を形成した上枠(2)を設け、この上
枠(2)の前面に開閉蓋(3)を取り付けた汚物投入口
(4)を形成し、さらに開閉蓋(3)が中央より下方に
回動支点を有して汚物投入口(4)に回動自在として取
り付けられ、開放時には汚物投入口(4)の上部より汚
物を投入可能としたことを特徴とする汚物入れ。 - 【請求項2】 開閉蓋(3)が開放時に手前から奥にか
けて傾斜するようにした受け皿状としている請求項1記
載の汚物入れ。 - 【請求項3】 汚物投入口(4)の上部に、押圧により
開閉蓋(3)の上部内側を係脱するロック機構(9)を
取り付けたものとしている請求項1または2記載の汚物
入れ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995006594U JP3020079U (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 汚物入れ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995006594U JP3020079U (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 汚物入れ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3020079U true JP3020079U (ja) | 1996-01-19 |
Family
ID=43155467
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995006594U Expired - Lifetime JP3020079U (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 汚物入れ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3020079U (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS429420Y1 (ja) * | 1964-02-07 | 1967-05-22 | ||
JPS6453902A (en) * | 1987-08-22 | 1989-03-01 | Toto Ltd | Sanitary refuse container |
JPH06489U (ja) * | 1992-06-16 | 1994-01-11 | サン商事株式会社 | 台間玉貸機に装着のパチンコ玉供給ノズル |
-
1995
- 1995-06-30 JP JP1995006594U patent/JP3020079U/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS429420Y1 (ja) * | 1964-02-07 | 1967-05-22 | ||
JPS6453902A (en) * | 1987-08-22 | 1989-03-01 | Toto Ltd | Sanitary refuse container |
JPH06489U (ja) * | 1992-06-16 | 1994-01-11 | サン商事株式会社 | 台間玉貸機に装着のパチンコ玉供給ノズル |
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