JPH04105003U - 汚物入れ - Google Patents

汚物入れ

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JPH04105003U
JPH04105003U JP1354891U JP1354891U JPH04105003U JP H04105003 U JPH04105003 U JP H04105003U JP 1354891 U JP1354891 U JP 1354891U JP 1354891 U JP1354891 U JP 1354891U JP H04105003 U JPH04105003 U JP H04105003U
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bag
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plastic bag
lid
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JP1354891U
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元保 木村
甫 石橋
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株式会社木村技研
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トイレなどに設置する汚物入れに関するもの
である。 【構成】 排気手段4を有する容器本体3の中に、上部
に汚物を収納するビニール袋の開口部を曲げて覆われる
鍔部5aを有する網状の中筐5を、この鍔部5aと容器
本体3の上部の突片部3aとが曲げられたビニール袋の
開口部を挾持するように、開口した蓋体7を上部から嵌
め込んで蓋体7の係止突起7aを本体容器3の係止溝3
bに係合させることによって収納して固定する。しかる
後、排気手段4によって容器本体3とビニール袋との間
の空気を排気して、ビニール袋を中筐5に密着させて取
り付ける。又、ビニール袋を取り除くときはペダル8を
踏んで上記の係合を解除する。 【効果】 ビニール袋の汚物入れへの装置が確実にしか
も容易になされるという効果がある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はトイレなどに設置する汚物入れの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4は従来の汚物入れを示す縦断面図で、図において、1は容器、2は容器1 内に収納され、汚物を収納するための所謂ポリ袋などの袋で、この袋2は容器1 の上端に係止されている。 しかして、袋2には汚物を収納し、汚物がいっぱいになった時点で掃除担当者 が袋2を交換し、新たな袋2を容器1に装着して容器1を常に清潔に保っている 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の汚物入れは以上のように構成されているので、掃除担当者が新たな袋2 を容器1に装着する場合、静電気によって袋2がスムーズに容器1内に装着する ことはできず、容器1の内壁に袋2がまつわり付いて装着しにくいために袋2内 に手を差し込み、袋2を広げる作業を行わなければならず、掃除担当者にとって 不快感を伴う作業であり、また作業を迅速に行うことができないという問題点が あったため、容器1の型状を開口部を狭め深さを増す様にして良いデザインとす る様な改良策は不可能であった。 この考案は上記のような問題点を解消するためになされたもので、袋の交換作 業を不快感なく、かつスムーズに行えるようにした汚物入れを提供することを目 的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る汚物入れは容器本体と、この容器本体の上部開口の周縁に装着 係止される袋と、この袋と容器本体周壁とで囲まれた空間の空気を排気する排気 手段とで構成されたものである。
【0005】
【作用】
この考案における汚物入れは、容器本体の上部開口に袋の開口周縁を装着させ 、袋と容器本体周壁とで囲まれた空間に存在する空気を排気手段で容器本体外に 排気させることにより袋が容器本体内部で広るため、袋の装着も不快感なく容易 に行え、よって汚物も収容し易くなるものである。
【0006】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図について詳細に説明する。 図1はこの考案の一実施例を示す分解斜視図、図2は図1の縦断面図で、図1 および図2において図4と同一または均等な構成部分には同一符号を付して重複 説明を省略する。図において、3は上部開口に突片部3aが形成された容器本体 で、この容器本体3の下部には電動エアーポンプなどの排気手段4が設けられて いる。5は容器本体3内に収納される網状の中筐で、この中筐5の上端開口には 鍔部5aが形成され、この鍔部5aと突片部3aとの間で袋2の上端開口縁を挾 持する。6は容器本体3の中底と中筐5の底部との間に設けられたコイルスプリ ングで、このコイルスプリング6により中筐5は常時押上げられる力が作用して いる。7は上端が開口した蓋体で、この蓋体7には係止突起7aが突設され、ま た容器本体3には係止突起7aが係合する係止溝3bが形成されている。そして 、蓋体7を容器本体3に被せることにより中筐5はその鍔部5aと容器本体3の 突片部3aとの間で袋2の上部開口縁を挾持しながらコイルスプリング6に抗し て押下げられた状態を保持する。8は容器本体3と蓋体7との係合を解除するペ ダルで、このペダル8を踏むことによりペダル8に連設したアーム9が支点を中 心に上下方向に回動し、アーム9の先端に軸支されている突き上げ棒10により 中筐5の底部を突き上げる。
【0007】 次に作用について説明する。 汚物でいっぱいになった袋2を交換するには、中筐5より袋2を取出し、新し い袋2を中筐5に収納する。そして、袋2の上端開口を中筐5の鍔部5aに係合 した状態で中筐5を容器本体3内に収納する。そののち、蓋体7を容器本体3に 被せ、蓋体7と容器本体3とを係合させて鍔部5aと突片部3aとの間に袋2の 上端開口を挾持する。そののち、排気手段4を作動させて袋2の外表面と容器本 体3の内壁との間に存在する空気を容器本体3外に排気させ、袋2を中筐5いっ ぱいに広げる。
【0008】 このように、袋2の外表面と容器本体3の内壁との間に存在する空気を容器本 体3外に排気させて袋2を拡開させるようにすることにより、幅が狭く、底の深 い容器本体3であっても袋2装着時に手を差込むことなく袋2の装着が行えるの で、不快感を覚えることなく袋2の装着が行える。 また、袋2内に汚物がいっぱいに充填されたときは、ペダル8を踏み、アーム 9を支点を中心に上下回動させて突き上げ棒10により中筐5を突き上げれば、 中筐5を介して蓋体7と容器本体3との係合が外れ、コイルスプリング6のスプ リング力で中筐5は容器本体3から浮き上った状態となり、袋2の上端開口をつ まんで手を汚すことなく袋2の交換が行える。
【0009】 なお、上記実施例では排気手段を電動ポンプとして説明したが、電動ポンプに 限定されず、他に例えば電磁ポンプや手動のピストンポンプまたは手動ダイヤフ ラムなどを用いても上記実施例と同様の効果を奏する。 また、上記実施例ではペダル8を踏んで中筐5を突き上げる構成を示したが、 第3図に示すようにペダル8を踏むことによりばね力に抗して蓋体7の開放を阻 止しているフック11を移動させ、蓋体7を開放させて中筐5を浮き上がらせる 構成としてもよい。
【0010】 さらに、上記実施例では容器本体3は単に床に載置する構成であるが、容器本 体3に吸盤を設け、この吸盤により容器本体3を壁面あるいは床面に固着させて 容易に倒れないようにしてもよい。また容器本体3を壁面に埋め込む様設置し汚 物を投入したり、袋2の脱着の際足踏みペダルまたはモーターのカム機構に依り 容器本体3を手前に傾動させる構造とし、更に使用上の便益性を向上させること が出来る。
【0011】
【考案の効果】
以上のようにこの考案によれば容器本体の上部開口に袋の開口周縁を装着させ 、袋の外表面と容器本体の内壁とで囲まれた空間に存在する空気を排気手段を用 いて容器本体外に排気させるように構成したので、袋が容器本体の内部で広がり 、袋の装着時に手を差込む必要がなくなり、袋の装着時の不快感をなくし、極め て簡易に装着作業が行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る汚物入れの一実施例を示す分解
斜視図である。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】この考案に係る汚物入れの他の実施例を示す部
分断面図である。
【図4】従来の汚物入れを示す縦断面図である。
【符号の説明】
2 袋 3 容器本体 4 排気手段

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体(3)と、この容器本体(3)
    の開口に一端を係止させた形で、該容器本体(3)内に
    収納された袋(2)と、この袋の外面と上記容器本体内
    部との空間に存在する空気を排出する排気手段(4)と
    を備えたことを特長とする汚物入れ。
  2. 【請求項2】 上記構成に更に容器本体(3)をセット
    された方向に傾動させる手段を備えたことを特長とする
    汚物入れ。
JP1991013548U 1991-02-19 1991-02-19 汚物入れ Expired - Lifetime JP2518501Y2 (ja)

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JPH04105003U true JPH04105003U (ja) 1992-09-10
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101993773B1 (ko) * 2017-12-14 2019-06-27 인천대학교 산학협력단 쓰레기통
KR102224980B1 (ko) * 2019-12-04 2021-03-10 김재호 자동 진공포장 기능을 갖는 쓰레기통

Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01147302U (ja) * 1988-03-30 1989-10-12
JPH01168465U (ja) * 1988-05-11 1989-11-28

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