JP2005213860A - 便器上面設備 - Google Patents

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【課題】ロックを解除しない限りカバープレートを洋風便器に装着することができないよう構成された昇降式便器上面設備を提供する。
【解決手段】ロック部材20は、ロックピン差込孔4h,3hに差し込まれる略円柱形状のロックピン22と、差込ガイド用突起24,24と、ロック用突起26,26と、このロックピン22の該差込方向後端面から洋風便器本体1の側外方へ向う方向に延設された化粧プレート装着阻止片30とを有している。化粧プレート装着阻止片30の長さは、ロックピン22をロックピン差込孔4h,3hに対し根元まで差し込んだ状態において、その後端側が、化粧プレート3cを洋風便器本体1に装着した状態における該化粧プレート3cの内壁面の配置位置よりも側外方へ延出しうる大きさとなっている。
【選択図】図4

Description

本発明は、洋風便器の後部上面に設置される便座ボックス、タンクカバー等の便器上面設備に係り、特に昇降式の便器上面設備に関する。
洋風便器の上面に設置された便座は、便座ボックスあるいはタンクカバーなどの部材を介して洋風便器に対し回動可能に取り付けられている。
この便座ボックス等と洋風便器上面との間に尿などの汚れが染み込んで汚れや臭気の原因となり易い。そこで、便座ボックスを洋風便器に対し上下動可能とし、洋風便器の清掃時に便座ボックスを便座と共に上方に移動(浮上)させるようにしたものが提案されている。
例えば、特開2002−4383号公報には、前部を含む上側部分を昇降可能とした便座ボックスが記載されている。第8図は同号公報の便座ボックスを備えた洋風便器の斜視図である。
陶器製の洋風便器本体1の後部上面に便座ボックス2が昇降可能に設置されており、この便座ボックス2に便座2a及び便蓋2bが起倒方向回動可能に取り付けられている。
同号公報の洋風便器では、便座ボックス2は、前部に配置された昇降可能なフロントベースプレート(図示略)及び該フロントベースプレートの後方に配置され、洋風便器本体1に固定されたリアベースプレート(図示略)と、無底箱状の合成樹脂製のカバー3bとによって外殻が形成されている。
洋風便器本体1の左右の側面とそれぞれ面一状に後方に張り出すように化粧プレート(カバープレート)3c,3cが設けられている。これらの化粧プレート3c,3cはリアベースプレートに取り付けられている。
左右の化粧プレート3c,3cで挟まれた洋風便器本体1の後背部領域に、便器のリム部及びゼット孔へ便器洗浄水を分配供給するための制水弁機構(図示略)が設けられている。
このカバー3bの両側面にロックレバー3dが設けられている。このロックレバー3dは、略々コ字形状のものである。第8図(a)のようにロックレバー3dが押し込まれると、フロントベースプレートとリアベースプレートとが該ロックレバー3dにより挟持されてフロントベースプレート及びカバー3bが上昇不能となる。
第8図(b)のようにロックレバー3dを外方に引き出すと、この挟持が解除され、フロントベースプレート及びカバー3bが上昇可能となる。この状態でカバー3bを持ち上げると、ガイド機構(第8図では図示略)に案内されつつ、フロントベースプレート及びカバー3bが上昇する。
特開2002−4383号公報
上記従来の便器上面設備では、ロックレバー3dが丸見えとなるためロックレバーが悪戯を受けるおそれがある。また、美観が劣る。そこで、ロックレバーを化粧プレート3cによって隠蔽される位置に設けることが考えられるが、そのように構成した場合、ロックレバーをロック解除せずに化粧プレート3cを取り付けてしまい、便座ボックス2を上昇させることができないようになるおそれがある。
本発明は、ロックを解除しない限り化粧プレート等のカバープレートを洋風便器に装着することができないよう構成された昇降式便器上面設備を提供することを目的とする。
本発明(請求項1)の便器上面設備は、洋風便器の後部上面に設置される便器上面設備であって、該洋風便器に固定される固定メンバと、該固定メンバに対し昇降可能に取り付けられた昇降メンバと、該昇降メンバを固定メンバに対し上昇不能とするロック部材と、を有する便器上面設備において、該便器上面設備は、洋風便器の側面の後方に装着されるカバープレートを備えており、前記ロック部材でロックしたままでは該カバープレートが洋風便器に装着不能であることを特徴とするものである。
請求項2の便器上面設備は、請求項1において、該ロック部材にカバープレートの装着を阻止する装着阻止片が突設されていることを特徴とするものである。
請求項3の便器上面設備は、請求項1又は2において、外したロック部材を収納しておくための収納部が前記カバープレートに設けられていることを特徴とするものである。
かかる本発明の便器上面設備にあっては、ロック部材をロック解除しない限りカバープレートを洋風便器に装着することができないので、洋風便器の設置時に必ずロックが解除されるようになる。このため、昇降メンバは必ず昇降可能になる。
請求項2の便器上面設備にあっては、装着阻止片にカバープレートが当るため、ロック部材を外さない限りカバープレートを装着することができない。
請求項3の便器上面設備にあっては、外したロック部材を収納部に収納しておくことにより、その紛失が防止される。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
第1図は本発明の実施の形態に係る便器上面設備の斜視図、第2図は化粧プレートを取り付ける前の状態を示す分解斜視図、第3図はこの便器上面設備の下面側の斜視図、第4図はロック機構の縦断面図、第5図は第1図のV−V線に沿う部分の断面図であり、第5図(a)は化粧プレートを取り付ける前の状態を示す断面図、第5図(b)は化粧プレートを取り付けた後の断面図である。第6図(a)は便座ボックスが下降した状態における便器上面設備の側面図、第6図(b)は便座ボックスが上昇した状態における便器上面設備の側面図、第7図は浮上ユニットの斜視図である。
上記従来例と同様、陶器製の洋風便器本体1の後部上面に便座ボックス2が昇降可能に設置されており、この便座ボックス2に便座2a及び便蓋2bが起倒方向回動可能に取り付けられている。便座ボックス2は、前部に配置された昇降可能なフロントベースプレート3aと、無底箱状の合成樹脂製のカバー3bとによって外殻が形成されている(第4図及び第5図)。図示は省略するが、このフロントベースプレート3aに、人体臀部を温水で洗浄するための温水洗浄ノズル及びモータ駆動式温水切替弁装置が設置されている。また、このフロントベースプレート3aの底面には、便座ボックス2が浮上したときにその下側領域Sを照らすための照明3eが設けられている(第6図)。この照明3eとしてはLEDが好適であるが、これに限定されない。
また、このフロントベースプレート3a上には、便座2a及び便蓋2bを開閉させる電動開閉ユニット、人体臀部に向けて温風を吹き出してその乾燥を行う温風ファン、便鉢内から臭気を含んだ空気を吸引して脱臭する脱臭ファン及び脱臭カートリッジが設けられている。カバー3bには、便器本体1に近づいたり着座した人体を検知するための人体検知センサが設けられている。
便器本体1の最後部上面には、カバー3bの後部側が上方から被さるようにリアベースプレート4aが設けられている。このリアベースプレート4aには、前記温水洗浄ノズルへ温水を供給するためのヒータ付き温水タンク4b(第6図にのみ図示)、便座ボックス2を押し上げたり、降下させたりする際の動きを緩衝させるための浮上ユニット10のほか、図示はしないがヒータ及び電動ファンよりなる部屋暖房ファン、電源基板、制御回路基板、便鉢やトラップ部へ水を供給するためのバルブユニット等が設けられている。符号4r(第2図)は、洋風便器本体1の後端部に配置されたリアカバーを示している。
この浮上ユニット10は、第7図に示す通り、リアベースプレート4a上に設置されたフレーム14と、該フレーム14に設けられた上下方向に延在する1対のレール(図示略)に沿って上下に平行移動可能となっており、該フレーム14からアーム状にフロント側へ延出したスライドプレート11aと、該スライドプレート11aに固着されたロータリダンパ11と、該ロータリダンパ11の回転軸に固着されたピニオン12と、該ピニオン12が噛合したラック13とを有する。該スライドプレート11aにフロントベースプレート3aが連結されている。フレーム14の下端には足片状の固定プレート14aが設けられている。この固定プレート14aを介してフレーム14がリアベースプレート4aに固定されている。前記ラック13はこのフレーム14に固設されている。
この実施の形態では、リアベースプレート4aが固定メンバであり、フロントベースプレート3a及びカバー3bが昇降メンバである。
第2図〜第5図に示す通り、フロントベースプレート3aの両側縁(洋風便器本体1に着座した者から見て左右方向の両側縁)近傍の下面から、垂下片(ロック片)3sが一対垂設されている。同様に、リアベースプレート4aの両側縁近傍の下面から、垂下片(ロック片)4sが一対垂設されている。以下、このリアベースプレート4a側の垂下片4sを「第1の垂下片」と称し、フロントベースプレート3a側の垂下片3sを「第2の垂下片」と称することがある。
リアベースプレート4aのうち第1の垂下片4sより内側(左右方向中央側)には、第2の垂下片3sを挿通するための挿通孔4pが設けられている。第1の垂下片4s、第2の垂下片3s及び挿通孔4pの位置関係は、第4図(a)及び第5図の通り、フロントベースプレート3aがリアベースプレート4aの上面に重なり合った状態にあるときに、第2の垂下片3sが挿通孔4pに挿通され、且つ第2の垂下片3sの外向き面(洋風便器本体1の側外方を向く面)が第1の垂下片4sの内向き面(左右方向中央側を向く面)と重なり合う関係となっている。
これらの垂下片4s,3sには、上述の通りフロントベースプレート3aがリアベースプレート4aと重なり合った状態にあるときに同軸状且つ軸心線方向が洋風便器本体1の側外方を指向する方向となるロックピン差込孔4h,3hが設けられている。
このロックピン差込孔4h,3hにロック部材20のロックピン22が差し込まれることにより、フロントベースプレート3aとリアベースプレート4aとが離反不能にロックされる。
このロック部材20は、第3図及び第4図に示すように、該ロックピン差込孔4h,3hに差し込まれる略円柱形状のロックピン22と、このロックピン22の該ロックピン差込孔4h,3hへの差込方向先端側の側周面から放射方向に突設された1対の差込ガイド用突起24,24と、このロックピン22の該差込方向途中部分の側周面から放射方向へ突設された1対のロック用突起26,26と、このロックピン22の該差込方向後端側の側周面から放射方向へ突出状に周設されたフランジ28と、このロックピン22の該差込方向後端面から該ロックピン22の軸心線延長方向(ロックピン22がロックピン差込孔4h,3hに差し込まれた状態にあるときに洋風便器本体1の側外方へ向う方向)に延設された化粧プレート装着阻止片30とを有している。
該差込ガイド用突起24,24同士はロックピン22の軸心線回りに180゜位相を異ならせて配置されており、ロック用突起26,26同士もこれと同様の配置とされている。なお、これらの差込ガイド用突起24とロック用突起26とは、互いに同一位相状となるように(即ち、ロックピン22のロックピン差込孔4h,3hへの差込方向においてロック用突起26が差込ガイド用突起24の背後に位置するように)配置されている。
該化粧プレート装着阻止片30の長さは、第4図(a)に示すように、ロックピン22をロックピン差込孔4h,3hに対し根元まで(フランジ28が垂下片4sの外向き面に当接するまで)差し込んだ状態において、その後端側(ロックピン22の差込方向における後端側)が、後述の化粧プレート3cを洋風便器本体1に装着した状態における該化粧プレート3cの内壁面(第4図(a)においては二点鎖線にて図示。)の配置位置よりも側外方へ延出しうる大きさとなっている。
なお、該化粧プレート装着阻止片30は、この実施の形態ではロック部材20の把持部を兼ねるものであり、手指等によって把持し易いように平たく細長い板状となっている。
この実施の形態では、第3図及び第4図(b)に示すように、垂下片4sのロックピン差込孔4hの内周面に、ロックピン22を該ロックピン差込孔4hに差し込んだときに差込ガイド用突起24及びロック用突起26が該ロックピン差込孔4h内を通過することを許容する1対のガイド溝32,32が設けられている。
また、該垂下片4sの内向き面には、第3図及び第4図に示すように、該ロックピン差込孔4hの周縁部を切り欠くようにして、各ロック用突起26が係合可能な1対の凹段部34,34が形成されている。図示の通り、各凹段部34は、該ロックピン差込孔4hの周回方向における一端側が各ロック用突起26にそれぞれ連通している。
このロック部材20を装着するに当たっては、フロントベースプレート3aがリアベースプレート4aと重なり合った状態において、垂下片4hの外向き面側からロックピン差込孔4hに対しロックピン22を差し込む。この際、各差込ガイド用突起24とこれに引き続く各ロック用突起26を各ガイド溝32に入り込ませ、該ロックピン差込孔4hを通過させる。
該ロックピン22を根元まで(フランジ28が垂下片4sの外向き面に当接するまで)該ロックピン差込孔4hに差し込むと、ロックピン22の先端側及び各差込ガイド用突起24がフロントベースプレート3a側の垂下片3hのロックピン差込孔3hに内嵌する。また、このとき、各ロック用突起26は、各ガイド溝32と凹段部34との連通部分に位置するようになる。次いで、このロック部材20を該ロックピン22の軸心回りに90゜回転させる。このようにすると、各ロック用突起26がそれぞれ第4図(a),(b)の如く凹段部34に係合し、ロックピン22がロックピン差込孔4h,3hから引き抜き不能となる。これにより、フロントベースプレート3aとリアベースプレート4aとがロックピン22によって離反不能にロックされる。
このロック状態を解除する場合には、ロック部材20をロックピン22の軸心回りにロック時と反対方向に90゜回転させる。このようにすると、各ロック用突起26が凹段部34から離脱して各ガイド溝32内に移動し、ロックピン22のロックピン差込孔3h,4hからの引き抜き方向への移動が許容されるようになる。そこで、化粧プレート装着阻止片30を引張ってロックピン22を該ロックピン差込孔3h,4hから引き抜く。これにより、該ロックピン22によるロックが解除され、フロントベースプレート3aがリアベースプレート4aから離反しうるようになる。
洋風便器本体1の左右の側面とそれぞれ面一状に取り付けられる化粧プレート3c,3cの内壁面には、この実施の形態では、その上部をリアベースプレート4aに固定する上部固定部材36と、下部を前記リアカバー4r(第2図)の下部側面に固定する下部固定部材(図示略)とが設けられている。図示はしないが、該下部固定部材は、この実施の形態では下方に延出した爪状片であり、該リアカバー4rの下部側面に設けられた化粧プレート保持部4kの上面の爪状片係合溝(符号略)に対し上方から係合しうるようになっている。
リアベースプレート4aの両側縁付近(各垂下片4s付近)の下面には、化粧プレート保持部材38が設けられている。該化粧プレート保持部材38は、該リアベースプレート4aの下面から下方に向って立設された脚片部38aと、該脚片部38aの下端に設けられた略円柱形状部38bとを有している。この略円柱形状部38bは、第2図〜第5図に示すように、軸心線方向を前後方向(洋風便器本体1に着座した者にとっての前後方向)として配置されており、該脚片部38aは、下端がこの略円柱形状部38bの軸心線方向中間付近に連なっている。
化粧プレート3cの上部固定部材36は、図示の通り、該略円柱形状部38bの軸心線方向両端側(脚片部38aの両サイド)の外周に弾性的に嵌着可能な1対の略C字形状部36a,36aを有している。
なお、この実施の形態では、該化粧プレート3cの内壁面には、第5図(a),(b)に示すように、ロック解除により取り外したロック部材20を収納するためのポケット状の収納部40が設けられている。
この化粧プレート3cを洋風便器本体1に装着するに当っては、まず、ロック部材20によるフロントベースプレート3aとリアベースプレート4aとのロックを解除し、該ロック部材20を各垂下片3s,4sのロックピン差込孔3h,4hから引き抜いて外しておく。この外したロック部材20は、化粧プレート3cの内側の収納部40内に収納しておく。そして、該化粧プレート3cの下部固定部材(爪状片)をリアカバー4rの化粧プレート保持部4kの爪状片係合溝に対し上方から係合させつつ、該化粧プレート3cの上部を洋風便器本体1の側面に押し付け、該化粧プレート3cの上部固定部材36とリアベースプレート4aの化粧プレート保持部材38とを連結する。この際、該固定部材36のC字形状部36aが、化粧プレート保持部材38の略円柱形状部38bの外周面に沿って弾性的に拡開しつつ該略円柱形状部38bに被さり、該略円柱形状部38bを咥え込むようにして弾性的に保持するようになる。
このように構成された便器上面設備において、便座ボックス2を運搬等する際には、第4図(a)に示す通り、フロントベースプレート3aとリアベースプレート4aとを重ね合わせた状態にてロック部材20を装着し、該フロントベースプレート3aとリアベースプレート4aとの離反をロックする。
便座ボックス2を洋風便器本体1に据え付ける際には、上述の通りフロントベースプレート3aとリアベースプレート4aとがロック部材20によってロックされた状態(第4図(a))において洋風便器1の後部上面に便座ボックス2を載置する。次に、該ロック部材20によるロックを解除して該ロック部材20を取り外し、洋風便器1の左右の側面とそれぞれ面一状に後方に張り出すように化粧プレート3c,3cを取り付ける。
このようにして便座ボックス2を洋風便器本体1に設置した後は、カバー3bを引き上げることにより、フロントベースプレート3a及びカバー3b(便座ボックス2)が上昇する。また、便座照明3gが点灯し、浮上した便座支持部材2の前部の下側スペース(下側領域)Sが照明される(第6図(b))。なお、図示はしないが、浮上ユニット10には、上昇したフロントベースプレート3a(スライドプレート11a)を軽くラッチするラッチ片及びラッチバネが設けられており、カバー3hから手を離してもフロントベースプレート3aが下降することはない。
カバー3bを下向きにやや力を込めて押すと、このラッチが解除され、該カバー3b及びフロントベースプレート3aが下降して、元の状態に復帰する(第6図(a))。
この便器上面設備にあっては、ロック部材20によりフロントベースプレート3aとリアベースプレート4aとがロックされた状態にあるときには、該ロック部材20の化粧プレート装着阻止片30が化粧プレート3cの配置予定位置よりも側外方にまで延出しているので、化粧プレート3cを洋風便器本体1に装着することができない。即ち、この便器上面設備においては、ロック部材20をロック解除しない限り化粧プレート3cを洋風便器本体1に装着することができないので、洋風便器本体1を設置するに際し必ずフロントベースプレート3aとリアベースプレート4aとのロックが解除されるようになる。このため、フロントベースプレート3a(便座ボックス2)が必ず昇降可能となる。
この実施の形態では、ロック解除により外したロック部材20を化粧プレート3cの内側の収納部40に収納しておくことができるので、ロック部材20の紛失が防止される。
上記の実施の形態は本発明の一例を示すものであり、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。
本発明の実施の形態に係る便器上面設備の斜視図である。 化粧プレートを取り付ける前の状態を示す分解斜視図である。 便器上面設備の下面側の斜視図である。 ロック機構の縦断面図である。 図1のV−V線に沿う断面図であり、(a)図は化粧プレートを取り付ける前の状態を示す断面図、(b)図は化粧プレートを取り付けた後の断面図である。 (a)図は便座ボックスが下降した状態における便器上面設備の側面図、(b)図は便座ボックスが上昇した状態における便器上面設備の側面図である。 浮上ユニットの斜視図である。 従来例を示す斜視図である。
符号の説明
1 洋風便器本体
2 便座ボックス
3a フロントベースプレート
3b カバー
3c 化粧プレート
3h ロックピン差込孔
3s 垂下片
4a リアベースプレート
4h ロックピン差込孔
4p 挿通孔
4s 垂下片
20 ロック部材
22 ロックピン
24 差込ガイド用突起
26 ロック用突起
30 化粧プレート装着阻止片
32 ガイド溝
34 凹段部

Claims (3)

  1. 洋風便器の後部上面に設置される便器上面設備であって、
    該洋風便器に固定される固定メンバと、
    該固定メンバに対し昇降可能に取り付けられた昇降メンバと、
    該昇降メンバを固定メンバに対し上昇不能とするロック部材と、
    を有する便器上面設備において、
    該便器上面設備は、洋風便器の側面の後方に装着されるカバープレートを備えており、
    前記ロック部材でロックしたままでは該カバープレートが洋風便器に装着不能であることを特徴とする便器上面設備。
  2. 請求項1において、該ロック部材にカバープレートの装着を阻止する装着阻止片が突設されていることを特徴とする便器上面設備。
  3. 請求項1又は2において、外したロック部材を収納しておくための収納部が前記カバープレートに設けられていることを特徴とする便器上面設備。
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