JP2015071931A - 洋風便器装置 - Google Patents

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Kuniaki Tanaka
邦昭 田中
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Abstract

【課題】簡便な構造で、各種の機能装置などを覆うカバーの開操作を容易に行うことができる洋風便器装置を提供すること。【解決手段】便器本体2の後部上面に固定されたケーシング4を備えた洋風便器装置1であって、前記ケーシング4は、ケーシング本体と、このケーシング本体の上面部を覆う第1のカバー42と、前記第1のカバー42の先端側を上方向に持ち上げる持ち上げ手段とを有し、前記第1のカバー42は、後端部に設けられたヒンジ部を介してケーシング本体の後方付近と接続されて、このヒンジ部を支軸とした開閉が自在であり、かつ、閉鎖状態においては、少なくとも先端部Yを含む外縁部Mの一部が隠蔽されており、前記第1のカバー42が閉鎖状態において、前記持ち上げ手段が操作されると、隠蔽されていた前記第1のカバー42の外縁部Mが露出し、その露出した部分に手指をかけることが可能である洋風便器装置1とする。【選択図】図1

Description

本発明は、洋風便器装置に関する。
トイレにおいて、温水洗浄機能などの機能装置を備えた機能性を有する便器が使用されている。例えば、このような機能装置を備えた便器装置として、特許文献1の洋風便器装置が知られている。特許文献1の洋風便器装置は、洋風便器本体の後方に、電源スイッチ、ファミリー洗浄強さ設定ボリューム、便座温度設定ボリューム、乾燥温度設定ボリュームなどの初期設定部と、この初期設定部を覆う開閉自在なカバーとが設けられている。
特開昭61-75140号公報
しかしながら、特許文献1には、カバーを開状態とするための具体的な構造については記載されていない。洋風便器装置に設けられるカバーは、意匠性を害することなく、簡便な構造で、容易にカバーの開操作を行うことができるものが望まれている。
本発明は、以上のとおりの事情に鑑みてなされたものであり、簡便な構造で、各種の機能装置などを覆うカバーの開操作を容易に行うことができる洋風便器装置を提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、本発明の洋風便器装置は、便器本体の後部上面に固定されたケーシングを備えた洋風便器装置であって、前記ケーシングは、ケーシング本体と、このケーシング本体の上面部を覆う第1のカバーと、前記第1のカバーの先端側を上方向に持ち上げる持ち上げ手段とを有し、前記第1のカバーは、後端部に設けられたヒンジ部を介してケーシング本体の後方付近と接続されて、このヒンジ部を支軸とした開閉が自在であり、かつ、閉鎖状態においては、少なくとも先端部を含む外縁部の一部が隠蔽されており、前記第1のカバーが閉鎖状態において、前記持ち上げ手段が操作されると、隠蔽されていた前記第1のカバーの外縁部が露出し、その露出した外縁部に手指をかけることが可能であることを特徴としている。
この洋風便器装置では、前記第1のカバーの外縁部には、凹状に窪んだ持手部が設けられていることが好ましい。
この洋風便器装置では、前記第1のカバーに隣接する上下動可能な可動部を有し、この可動部を下方へ押圧することで、前記持ち上げ手段が操作されることがより好ましい。
この洋風便器装置では、前記ケーシング付近に、人体検知センサーと、この人体検知センサーを覆う第2のカバーとを備え、前記可動部と前記第2のカバーは、前記第1のカバーを間に挟んで左右対称の位置に配設されていることさらに好ましい。
この洋風便器装置では、前記ケーシング本体には、機能装置としての洗剤タンクが収納されていることがより好ましい。
この洋風便器装置では、前記可動部および前記第2のカバーは、前記ケーシング本体と隣接しており、前記第1のカバーは、後方側に位置する幅広部と、この幅広部の中央付近から前方に向かって突出する幅小部とを有しており、前記第1のカバーが閉鎖状態において、前記外縁部としての前記幅小部の側端部および前記幅広部の左右の前端部は、前記ケーシング本体と前記可動部との間の隙間、および、前記ケーシング本体と前記第2のカバーとの間の隙間に収納されて隠蔽されており、かつ、前記外縁部としての前記幅小部の前端部は、前記ケーシング本体と前記便蓋の後端部との間の隙間に収納されて隠蔽されており、前記可動部が下方に押圧されると、前記第1のカバーの前記幅小部の前記前端部と側端部、および、前記幅広部の左右の前端部が露出することが一層好ましい。
本発明の洋風便器装置は、簡便な構造で、各種の機能装置などを覆うカバーの開操作を容易に行うことができる。
本発明の洋風便器装置の一実施形態を例示した斜視図である。 本発明の洋風便器装置におけるケーシングの一実施形態を例示した要部斜視図である。 本発明の洋風便器装置における可動部を押した状態を例示した要部斜視図である。 本発明の洋風便器装置の別の実施形態を例示した要部斜視図である。 図4に例示した洋風便器装置の部分側面図である。 図4に例示した洋風便器装置の第1のカバーの先端部を例示した拡大斜視図である。 図4に例示した洋風便器装置の第1のカバーを開放した状態を例示した部分斜視図である。 図4〜7に示した洋風便器装置において、ラッチの固定が解除されて第1のカバーの先端部が上方向に持ち上げられた状態を例示した部分斜視図である。 図8に例示した洋風便器装置の部分側面図である。
図1は、本発明の洋風便器装置の一実施形態を例示した斜視図である。図2は、本発明の洋風便器装置におけるケーシングの一実施形態を例示した要部斜視図である。図3は、本発明の洋風便器装置における可動部を押した状態を例示した要部斜視図である。
洋風便器装置1は、便器本体2と、便器本体2に載置される便座(図示していない)、便蓋3、ケーシング4および可動部5を備えている。さらに、洋風便器装置1は、ケーシング4付近に、人体検知センサー6と、この人体検知センサー6を覆う第2のカバー7を備えている。
ケーシング4は、便器本体2の後部上面に固定されており、内部に機能装置8が収納されている。なお、本発明における「前後方向」は、利用者が便座に着座した状態から視る方向によって定義される。すなわち、洋風便器装置1を床に設置した状態の平面視を基準として、便座に着座した利用者から視て前側を前方、後側を後方とし、この前後方向に交差する左右方向を側方とする。
ケーシング4は、便器本体2の後部上面に固定されたケーシング本体41と、ケーシング本体41を覆う第1のカバー42とを有している。
ケーシング本体41は、左右方向の中央付近が前方に突出しており、その内側に機能装置8が収納されている。
機能装置8は、洋風便器装置1に各種機能を付加するものである。具体的には、例えば、便座・便蓋開閉装置、人体検知装置(光学式人体検知センサーなど)、便器洗浄装置、局部洗浄装置、温風乾燥装置、脱臭装置、部屋暖房装置、空気清浄装置、音楽再生装置、照明装置などを例示することができる。特に、機能装置8として、便器の洗浄水に洗剤を供給する洗剤タンク81を備えていることが好ましく、これにより、便器の衛生状態を良好に維持することができる。
さらに、ケーシング本体41の上部後端には、前後方向に切欠かれた凹部9が2か所に形成されている。
第1のカバー42の形状は、ケーシング本体41の上面部と対応している。具体的には、第1のカバー42は、後方側に位置する幅広部43と、この幅広部43の中央付近から前方に向かって突出する幅小部44とを有する略T字形状に形成されている。
幅広部43には、左右に円形の開口部Hが形成されており、ケーシング本体41の上面部に設けられた、リモコンからの電波を受ける受光部Jの位置と対応している。また、幅広部43の左右の前端部43aには、下方に向かって突出する爪部Nが形成されている。爪部Nは、第1のカバー42が閉鎖状態において、ケーシング本体41の外縁の一部を覆うことができる。
幅小部44の前端部44a(第1のカバー42の先端部Y)付近は、やや下方に向かって屈曲している。また、第1のカバー42の外縁部Mを構成する幅小部44の側端部44bには、可動部5と隣接する付近に、厚み方向に凹状に窪んだ持手部Dが形成されている。また、幅小部44の左右の外側には、略L字状に切り欠かれた切欠部Lが形成されている。
図1に例示したように、第1のカバー42が閉鎖状態の場合、この切欠部Lが形成された空間に、可動部5および第2のカバー7が位置する。さらに、第1のカバー42が閉鎖状態の場合、少なくとも外縁部Mの一部と底部T(ケーシング本体41を対峙する部分)が外部に露出しないように隠蔽されている。具体的には、第1のカバー42の外縁部Mを構成する幅小部44の側端部44b、幅広部43の左右の前端部43aは、ケーシング本体41と可動部5との間の隙間41aや、ケーシング本体41と第2のカバー7との間の隙間41aに収納されて隠蔽されている。このため、第1のカバー42が閉鎖状態の場合、外縁部Mを構成する幅小部44の側端部44b、幅広部43の左右の前端部43aは、外部に露出していない。さらに、第1のカバー42が閉鎖状態の場合、第1のカバー42の外縁部Mを構成する幅小部44の前端部44a(第1のカバー42の先端部Y)は、ケーシング本体41と便蓋3の後端部31との間に収納されて隠蔽されており、外部に露出していない。また、第1のカバー42が閉鎖状態の場合、第1のカバー42の外縁部Mを構成する幅広部43の左右の前端部43aの一部分は、便蓋3の後方回動部32との間の隙間にも収納されて隠蔽されており、外部に露出していない。このため、洋風便器装置1は、第1のカバー42と便蓋3との間には大きな凹凸がなく、滑らかな印象を与えることができ、意匠性に優れている。なお、本発明において、「第1のカバーの外縁部が隠蔽されている状態」には、第1のカバーの外縁部が外部から視認されない状態のみならず、使用者が実際的に第1のカバーの外縁部に手指を掛けることが困難である程度に隠蔽されている状態が含まれる。
図2に例示したように、第1のカバー42は、後端部付近に、裏面R側へ向かって突出する2つのヒンジ部Sが形成されており、このヒンジ部Sが、ケーシング本体41の凹部9に収納されて支持されている。第1のカバー42は、ヒンジ部Sを介してケーシング本体41の後方部と接続されており、このヒンジ部Sを支軸として開閉自在とされている。
第1のカバー42は、ケーシング本体41の上面部と、内部に収納された機能装置8とを覆うことができる。
可動部5は、第1のカバー42と隣接して配設されている。可動部5は、上下動が自在に構成されている。具体的には、可動部5は、人の手指で下方に押圧することで下方に押し込まれ、押圧を解放すると上方に復帰する動作が可能とされている。
そして、図3に例示したように、第1のカバー42が閉鎖状態において、可動部5が下方に押圧されると、隠蔽されていた第1のカバー42の外縁部Mまたは底部Tが露出して、その露出した部分に手指をかけることが可能となる。具体的には、例えば、第1のカバー42の外縁部Mを構成する側端部44bおよびこの側端部44bに形成された持手部Dなどを露出させることができる。このため、例えば、この持手部Dに指を掛けて第1のカバー42を上方に動かすことにより、第1のカバー42の前方側を持ち上げることができる。これによって、第1のカバー42の幅小部44の前端部44a、側端部44bおよび幅広部43の左右の前端部43aが露出する。このため、例えば、これらの露出した部分に手指を持ち替えて保持することもでき、第1のカバー42を容易に開くことができる。
洋風便器装置1は、可動部5が下方に押圧されると第1のカバー42の前側を上方向に持ち上げる持ち上げ手段(図示していない)を備えている。このため、第1のカバー42に手指を掛けやすくなる。持ち上げ手段は特に限定されないが、具体的には、例えば、第1のカバー42の前方側を上方向に付勢する付勢手段(図示していない)や、第1のカバー42が閉鎖状態を維持するロック手段(図示していない)などを含むことができる。この場合、例えば、第1のカバー42が閉鎖状態の場合に、付勢手段によって前方側が上方向に付勢された状態で、第1のカバー42がロック手段によってロックされる構造を例示することができる。そして、この状態において、可動部5が下方に押圧されると、持ち上げ手段としてのロック手段、付勢手段などが操作されて第1のカバー42のロックが解除され、第1のカバー42の前方側が付勢により上方向に持ち上がるように設計することができる。これによって、例えば、第1のカバー42の幅小部44の前端部44a(第1のカバーの先端部Y)、側端部44b、幅広部43の左右の前端部43aが外部に露出する。
また、可動部5が下方に押圧されることによって第1のカバー42の前方側が上方向に持ち上がる際、第1のカバー42の裏面Rも露出するように持ち上げ手段を設計することもできる。この場合も第1のカバー42を容易に開くことができる。
洋風便器装置1は、簡便な構造で、各種の機能装置8を覆う第1のカバー42の開操作を容易に行うことができる。
また、第2のカバー7は、ケーシング本体41と隣接して配設されている。可動部5と第2のカバー7は、第1のカバー42を間に挟んで左右対称の位置に配設されている。このため、デザイン的にすっきりした印象を与えることができ、意匠性に優れている。また、第2のカバー7の内側には、人体検知センサー6が配設されている。人体検知センサー6は、公知のものであってよく、例えば、光学式の人体検知センサー6を例示することができる。また、第2のカバー7は、赤外光などが透過可能な素材で形成されており、人体検知センサー6からの光が透過するように形成されている。人体検知センサー6は、検出した検知信号に基づいて便蓋開閉装置による便蓋3の開閉などを自動制御することができる。
さらに、本発明の洋風便器装置の別の実施形態について説明する。
図4は、本発明の洋風便器装置の別の実施形態を例示した要部斜視部である。図5は、図4に例示した洋風便器装置の部分側面図である。図6は、図4に例示した洋風便器装置の第1のカバーの先端部を例示した拡大斜視図である。図7は、図4に例示した洋風便器装置の第1のカバーを開放した状態を例示した部分斜視図である。図1〜3において説明した形態と共通する部分には同一の符号を付し、以下では説明を一部省略する。
第1のカバー42の形状は、ケーシング本体41の上面部と対応しており、前方側がやや下方に屈曲した略方形状に形成されている。また、第1のカバー42の前方付近には小円形状の透光部42aが形成されている。
図6に例示したように、第1のカバー42の外縁部Mとしての先端部Yの中央付近には、内側に向かって凹状に窪んだ持手部Dが設けられている。第1のカバー42が閉状態の場合には、図4、図5に例示したように、第1のカバー42の先端部Yは便蓋3との間に隠蔽されている。このため、第1のカバー42が閉状態の場合には、持手部Dは外部にほとんど露出してない。このため、第1のカバー42が閉状態の場合には、第1のカバー42と便蓋3、ケーシング本体41との一体的な印象を与えることができ、意匠性に優れている。
また、図7に例示したように、凹部9内の前方側には、中央付近に、前後方向と平行な板状の第1のリブR1が立設されている。第1のリブR1は、凹部9の底部から上端部付近まで延びている。
第1のカバー42は、後端付近のヒンジ部Sが、前後方向と略平行な板状の2枚の側片S1を有しており、この側片S1は互いに対向している。さらに、ヒンジ部Sには、2枚の側片S1の間の中央付近に板状の第2のリブR2が前後方向と平行に配設されている。
そして、凹部9に設けられた第1のリブR1と、ヒンジ部Sに設けられた第2のリブR2は互いに近接している。そして、第1のカバー42の回動の際には、ヒンジ部Sの回転に伴って、第2のリブR2は、側面が凹部9に設けられた第1のリブR1の側面と近接対峙した状態で摺動する。このため、第1のカバー42の回動時にヒンジ部Sが凹部9内で左右方向に位置ずれし難く、第1のカバー42のガタツキが抑制されてスムーズに回動させることができる。これによって、第1のカバー42の開閉操作をより安定かつ円滑に行うことができる。
さらに、ケーシング本体41の前方中央付近には、持ち上げ手段Pとしてのラッチ固定突起P1が配設されており、第1のカバー42の裏面には、前方中央付近には持ち上げ手段PとしてのラッチP2が配設されている。
ラッチP2の配設位置は、ケーシング本体41に配設されたラッチ固定突起P1の位置と対応しており、第1のカバー42が閉状態においては、ラッチP2がラッチ固定突起P1に掛け留めされる。ラッチP2とラッチ固定突起P1の具体的な構造は特に限定されないが、例えば、閉状態の第1のカバー42をケーシング本体41に向かって下方に押し込むことでラッチP2の固定が解除されて第1のカバー42の先端部Yが上方向に持ち上げられる構造が好ましい。
図8は、図4〜7に示した洋風便器装置において、ラッチの固定が解除されて第1のカバーの先端部が上方向に持ち上げられた状態を例示した部分斜視図である。図9は、図8に例示した洋風便器装置の部分側面図である。
図8、図9に例示したように、閉状態の第1のカバー42をケーシング本体41に向かって下方に押し込むことで(図8中の矢印X)、ラッチP2の固定が解除されて第1のカバー42の先端部Yが上方向に持ち上げられる(図8中の矢印Z)。これによって、第1のカバー42の前方側が浮き上がって持手部Dを含む先端部Yが露出する。したがって、露出した持手部Dに手指を掛けて操作することで第1のカバー42の開閉操作を容易に行うことができる。
このように、洋風便器装置1は、便器本体2の後部上面に固定されたケーシング4を備える。そして、ケーシング4は、ケーシング本体41と、このケーシング本体41の上面部を覆う第1のカバー42と、前記第1のカバー42の先端側を上方向に持ち上げる持ち上げ手段とを有している。また、この第1のカバー42は、後端部に設けられたヒンジ部Sを介してケーシング本体41の後方部と接続されており、かつ、このヒンジ部Sを支軸とした開閉が自在であり、かつ、閉鎖状態においては、少なくとも先端部Yを含む外縁部Mの一部が隠蔽されている。そして、第1のカバー42が閉鎖状態において、持ち上げ手段が操作されると、隠蔽されていた第1のカバー42の外縁部Mが露出し、その露出した外縁部Mに手指をかけることが可能である。このため、簡便な構造で、各種の機能装置8を覆う第1のカバー42の開操作を容易に行うことができる。
本発明の洋風便器装置は、以上の形態に限定されることはない。例えば、ケーシング本体の外形や第1のカバーの外形などは、適宜設計することができる。また、第1のカバーの前方側が上方向に持ち上がる構造は具体的に限定されない。さらに、可動部の配設位置も適宜設計することができる。第1のカバーの持手部の配設位置も特に限定されず、第1のカバーの外縁部(先端部やその周辺など)の適宜な位置に設けることができる。
1 洋風便器装置
2 便器本体
3 便蓋
31 後端部
4 ケーシング
41 ケーシング本体
42 第1のカバー
43 幅広部
43a 前端部
44 幅小部
44a 前端部
44b 側端部
5 可動部
6 人体検知センサー
7 第2のカバー
8 機能装置
81 洗剤タンク
D 持手部
M 外縁部
T 底部
P 持ち上げ手段
Y 第1のカバーの先端部

Claims (6)

  1. 便器本体の後部上面に固定されたケーシングを備えた洋風便器装置であって、
    前記ケーシングは、ケーシング本体と、このケーシング本体の上面部を覆う第1のカバーと、前記第1のカバーの先端側を上方向に持ち上げる持ち上げ手段とを有し、
    前記第1のカバーは、後端部に設けられたヒンジ部を介してケーシング本体の後方付近と接続されて、このヒンジ部を支軸とした開閉が自在であり、かつ、閉鎖状態においては、少なくとも先端部を含む外縁部の一部が隠蔽されており、
    前記第1のカバーが閉鎖状態において、前記持ち上げ手段が操作されると、隠蔽されていた前記第1のカバーの外縁部が露出し、その露出した外縁部に手指をかけることが可能であることを特徴とする洋風便器装置。
  2. 前記第1のカバーの外縁部には、凹状に窪んだ持手部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の洋風便器装置。
  3. 前記第1のカバーに隣接する上下動可能な可動部を有し、この可動部を下方へ押圧することで、前記持ち上げ手段が操作されることを特徴とする請求項1または2に記載の洋風便器装置。
  4. 前記ケーシング付近に、人体検知センサーと、この人体検知センサーを覆う第2のカバーとを備え、前記可動部と前記第2のカバーは、前記第1のカバーを間に挟んで左右対称の位置に配設されていることを特徴とする請求項3に記載の洋風便器装置。
  5. 前記ケーシング本体には、機能装置としての洗剤タンクが収納されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の洋風便器装置。
  6. 前記可動部および前記第2のカバーは、前記ケーシング本体と隣接しており、前記第1のカバーは、後方側に位置する幅広部と、この幅広部の中央付近から前方に向かって突出する幅小部とを有しており、
    前記第1のカバーが閉鎖状態において、前記外縁部としての前記幅小部の側端部および前記幅広部の左右の前端部は、前記ケーシング本体と前記可動部との間の隙間、および、前記ケーシング本体と前記第2のカバーとの間の隙間に収納されて隠蔽されており、かつ、前記外縁部としての前記幅小部の前端部は、前記ケーシング本体と前記便蓋の後端部との間の隙間に収納されて隠蔽されており、前記可動部が下方に押圧されると、前記第1のカバーの前記幅小部の前記前端部と側端部、および、前記幅広部の左右の前端部が露出することを特徴とする請求項4に記載の洋風便器装置。
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