JP4865392B2 - リモコン装置 - Google Patents
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Description
図1(a)は本実施形態に係るリモコン装置を例示する斜視図であり、(b)はその模式的断面図である。
また、図2(a)は本実施形態に係るリモコン装置のもうひとつの具体例を例示する斜視図であり、(b)はその模式的断面図である。
本実施形態に係るリモコン装置1は、例えば、トイレ装置に搭載された衛生洗浄装置等の電子機器を操作するためのリモコン装置であり、トイレルームの壁に固定的に設置されている。
リモコン本体2の前面における表示部4に接する領域には、例えば複数個のスイッチ5が設けられている。スイッチ5は、例えば表示部4を囲むように配置されている。スイッチ5には、衛生洗浄装置の操作のうち使用頻度が高い操作が割り当てられている。更に、リモコン本体2には、操作内容を表す制御信号を衛生洗浄装置等の電子機器に対して送信する送信部6が設けられている。
本具体例に係るリモコン装置は、トイレ装置に搭載された衛生洗浄装置、便器内の排水を制御する制御装置、及び便蓋の開閉を制御する制御装置、並びにトイレルームの暖房装置の制御装置等の電子機器(以下、総称して「衛生洗浄装置等」という)を操作するためのリモコン装置であり、トイレルームの壁に固定的に設置されている。
図3は、本具体例に係るリモコン装置を例示する斜視図である。なお、図3は、カバーが開いた状態を示しており、表面シートは図示を省略されている。
図4は、本具体例に係るリモコン装置のリモコン本体を例示する正面図及び上面図であり、
図5は、本具体例に係るリモコン装置を例示する平面図であり、カバーが閉じた状態を示し、
図6は、本具体例に係るリモコン装置を例示する背面図である。
なお、カバー23の各押圧領域を識別するために、凹部46の替わりに凸部を形成してもよく、凹凸部を形成してもよい。また、これらの凹部、凸部又は凹凸部は、カバー23の押圧領域の一部に形成してもよく、押圧領域全体に形成してもよい。
図7乃至図19は、本具体例に係るリモコン装置の内部構造を例示する図である。
すなわち、図7は、本具体例に係るリモコン装置を例示する鉛直方向及び前後方向に平行な断面斜視図である。なお、図7においては、表面シートは図示を省略されている。
また、図8は、本具体例に係るリモコン装置の下パネルを例示する斜視図であり、
図9は、この下パネルに形成されたリブを例示する一部拡大斜視図である。
図11(a)及び(b)は、それぞれ図10に示すA−A’線による断面図及び断面斜視図であり、
図12(a)及び(b)は、それぞれ図10に示すB−B’線による断面図及び断面斜視図であり、
図13(a)及び(b)は、それぞれ図10に示すC−C’線による断面図及び断面斜視図である。
図15は、図14に示すD−D’線による断面斜視図であり、
図16は、図14に示すD−D’線による一部拡大断面斜視図であり、
図17は、図14に示すE−E’線による断面斜視図であり、
図18は、図14に示すE−E’線による一部拡大断面斜視図であり、
図19は、図14に示すF−F’線による一部拡大断面斜視図である。
これにより、キートップ27aは、係止部27eがトッププレート22aの延出部50aと係合することにより案内されて、前面板27cの内周側の端部27gを回動軸として、前後方向に回動可能とされている。そして、係止部27eが延出部50aにより係止されることによって、キートップ27aの移動域の前方側の端が規定され、段差27fが張出部50bに当接することにより、キートップ27aの移動域の後方側の端が規定される。
リモコン装置21は、通常、カバー23が閉じた状態で使用される。このとき、リモコン本体22の中央部に設けられた表示部26及びスイッチ27は、カバー23の開口部45を介して外部に露出され、リモコン本体22の前面におけるそれ以外の部分は、カバー23により覆われる。従って、スイッチ25及び28はカバー23により隠蔽されて見えない状態にある。また、リモコン本体22の上面に配置されたスイッチ30は、リモコン装置21の上面において露出している。そして、使用者は、カバー23が閉じた状態において、スイッチ25、スイッチ27及びスイッチ30を操作することができ、また、表示部26を視認することができる。一方、使用者は、カバー23を開くことにより、スイッチ28を操作することができる。また、この場合にも、表示部26を視認することができ、スイッチ27、28及び30を操作することができる。
使用者がカバー23に触れていないときは、カバー23の下パネル41のバネ54が、上パネル42を前方に向けて付勢し、一方、上パネル42のコ字状部43が下パネル41の係合部44に係合して、上パネル42の前方への移動を規制する。これにより、上パネル42は、下パネル41に対して例えば平行に保持される。このとき、上パネル42の突出部56は、下パネル41の孔53を挿通しているが、スイッチ25は押圧していない。
よって、使用者はカバー23の角部周辺の広い部位をスイッチ25の操作が可能な領域として取り扱うことができるので、スイッチ操作可能な押圧領域が格段に広くなり、リモコン装置の操作性が向上する。
図20は、本具体例に係るリモコン装置における各部の寸法を模式的に例示する図である。
図21(a)及び(b)は、カバーの角部が押圧されたときの動作を例示する図であり、(a)は下パネルの寸法を模式的に示す平面図であり、(b)は上パネルが傾斜したときの各位置の変位量を示す図である。図21(b)は、上パネルを図21(a)に示す方向61に対して直交する方向から見た図である。
図22(a)及び(b)は、カバーの辺部が押圧されたときの動作を例示する図であり、(a)は下パネルの寸法を模式的に示す平面図であり、(b)は上パネルが傾斜したときの各位置の変位量を示す図である。図22(b)は、上パネルを図22(a)に示す方向62に対して直交する方向から見た図である。
図10乃至図13に示すように、使用者がキートップ27aに触れていないときは、押圧部27dが接点部27bの反力によって押し上げられると共に、係止部27eが延出部50aにより係止され、キートップ27aは移動域の前方側の端部に位置している。この状態では、接点部27bは押下されていない。一方、使用者がキートップ27aを押圧すると、キートップ27aが接点部27bの反力に逆らって下方に移動し、押圧部27dの段差27fが張出部50bに当接することにより、移動域の後方側の端部で停止する。このとき、押圧部27dが接点部27bを押下し、接点部27bの接続状態が切り替わる。その後、使用者がキートップ27aから手を離すと、接点部27bの反力によりキートップ27aが前方側の端部に戻る。なお、このとき、表示部26における操作しているスイッチ27に隣接する領域に、スイッチ27による操作結果を表示することができる。
先ず、第1の変形例について説明する。
図23(a)は本変形例に係るリモコン装置を例示する平面図であり、(b)はそのリモコン本体を例示する平面図である。
図23(a)に示すように、本変形例においては、カバー23の前面において、角部ではなく辺部に凹部46が形成されている。また、カバー23にはリブ52(図9参照)が設けられていない。なお、図23(b)に示すように、スイッチ25は、リモコン本体22の角部に設けられている。
なお、本変形例においては、カバー23の角部及び辺部の双方に凹部46を形成し、それぞれの凹部46に、その操作内容を表す図形又は文字等を表示してもよい。これにより、操作性がより向上する。
図24(a)は本変形例に係るリモコン装置を例示する平面図であり、(b)はそのリモコン本体を例示する平面図である。
図24(a)に示すように、本変形例においては、カバー23の前面において、角部ではなく辺部に凹部46が形成されている。また、カバー23にはリブ52(図9参照)が設けられていない。更に、図24(b)に示すように、スイッチ25は、リモコン本体22の辺部に設けられている。
なお、本変形例においては、カバー23の角部にリブ52を形成してもよい。これにより、カバー23の角部を押圧することにより2個のスイッチ25を操作することはできなくなるが、スイッチ25の誤動作を確実に防止することができる。
図25は、本変形例に係るリモコン装置を例示する平面図である。
図25に示すように、本変形例においては、カバー23の前面が、それぞれがカバー23の各角部を含む4つの領域63に色分けされている。各領域63は、押圧することによりこの領域63内に配置された突出部56にスイッチ25を押圧させることが可能な押圧領域に相当する。そして、各領域63は、カバー23の前面におけるこの領域63に接する領域とは異なる色で色分けされている。色分け方法としては、着色剤を用いる方法や、光源を用いる方法、蓄光材を用いる方法などが含まれる。これにより、使用者が特定のスイッチ25を操作したいときに、カバー23における押圧すべき領域を一目で認識することができ、操作性が向上する。この効果は、特に高齢者等、視力が弱い使用者に対しては有効である。本変形例における上記以外の構成、動作及び効果は、前述の具体例と同様である。なお、図25においては、領域63同士が接触している例を示しているが、領域63の間の領域を他の色で色分けしてもよい。
図26は、本変形例に係るリモコン装置を例示する平面図である。
図26に示すように、本変形例においては、前方から見て、カバー23における角部に相当する部分が、リモコン本体22の外縁からはみ出している。これにより、前方から見て、カバー23の前面における押圧領域、すなわち、押圧されることにより各突出部56にスイッチ25を押圧させることが可能な領域64の一部が、リモコン本体22から張り出した位置に設定されている。また、図26に示す例では、領域64は、カバー23における領域64以外の領域とは異なる色で色分けされている。
なお、図26においては、領域64の形状を三角形としているが、これに限定されず、例えば、四角形若しくは五角形等の多角形若しくは角を丸めた多角形、円若しくは楕円、又はハート形等、意匠的にデザインされた形状としてもよい。
Claims (5)
- 電子機器を操作するためのリモコン装置であって、
リモコン本体と、
前記リモコン本体に開閉自在に取り付けられ、閉じたときに前記リモコン本体の前面を覆い開いたときに前記前面を露出させるカバーと、
を備え、
前記リモコン本体は、
前記リモコン本体の前面に設けられ操作内容を表示する表示部と、
前記リモコン本体の前面における前記表示部に接する領域に設けられたスイッチと、
を有し、
前記カバーは、閉じたときに前記表示部及び前記スイッチを共に露出させる開口部を有し、
前記スイッチの前記表示部側の端部は前記表示部の端部に乗り上げていることを特徴とするリモコン装置。 - 前記カバーを閉じたときに、前記カバーの前面、前記スイッチの前面及び前記表示部の前面は、略連続した面を形成することを特徴とする請求項1記載のリモコン装置。
- 前記カバーを閉じたときに、前記カバーは前記リモコン本体の前面全体を覆い、前記カバーが略連続した面を形成することを特徴とする請求項2記載のリモコン装置。
- 前記表示部における前記スイッチに隣接した領域は、前記スイッチの操作内容を表示することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のリモコン装置。
- 前記電子機器は、便器に付設される衛生洗浄装置であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のリモコン装置。
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