JPH11299707A - 人体局部洗浄装置 - Google Patents

人体局部洗浄装置

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JPH11299707A
JPH11299707A JP11099598A JP11099598A JPH11299707A JP H11299707 A JPH11299707 A JP H11299707A JP 11099598 A JP11099598 A JP 11099598A JP 11099598 A JP11099598 A JP 11099598A JP H11299707 A JPH11299707 A JP H11299707A
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JP
Japan
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human body
switch
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toilet
turned
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Application number
JP11099598A
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English (en)
Inventor
Kiyokazu Kato
喜代和 加藤
Toshiyuki Torii
俊之 鳥居
Atsushi Sawaki
篤 沢木
Hideki Furukawa
秀記 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者がトイレ室内に入ったことを検知する
人体検知手段からの信号で、洗浄、乾燥等の機能を表示
する操作スイッチを点灯することで、視認性を良好にす
るもの。 【解決手段】 便器83と、便座81と、温水洗浄手段
6と、前記便座および温水洗浄手段を備えた本体からな
る人体局部洗浄装置において、前記本体の表面には発光
体40を備えた表示手段が配設され、使用者がトイレ室
内に入室して人体を検知したとき、前記表示手段を点灯
させ、人体を検知しなくなったとき、前記表示手段を消
灯することを特徴とする人体局部洗浄装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗浄ノズルを有し
た人体局部洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、特公平3−17010号公報
に示すごとく、便座に座った人体の局部を洗浄する洗浄
機能、洗浄後の局部を乾燥する乾燥機能、便器内の臭気
を脱臭する脱臭機能等を制御する制御手段と、前記制御
状態を表示する表示手段と、前記便座を使用する人体の
存在を検出する人体検出手段と、前記人体検出手段から
の信号によって、前記表示手段を付勢する表示付勢手段
を有する人体局部洗浄装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来技術の人体局
部洗浄装置は、使用者が便座に座ってマイクロスイッチ
がオンし、人体検出が行われると、ポンプ、乾燥ヒー
タ、乾燥ファンモータ、脱臭ファンモータ等の機能への
制御出力が行われ、次に表示器への全表示出力が行われ
るものである。従って、待機中は、電源表示ランプ並び
に便座暖房の表示器は表示しているが、他の洗浄、乾
燥、停止表示ランプ等の表示器の点灯は、使用者が便座
に座って検出するマイクロスイッチがオンしない限り行
われない。
【0004】それゆえ、使用者が便座に座らないと表示
部が点灯しないため、使用者が立った状態で何らかの機
能がどこにあるか確認する時、トイレ室内が暗い場合
(一般にトイレ室内は暗い)には、洗浄、乾燥等の機能
部分の点灯表示がない場合、視認性が良くない。
【0005】本発明は上記問題点を解決したもので、使
用者がトイレ室内に入ったことを検知する人体検知手段
からの信号で、洗浄、乾燥等の機能を表示する操作スイ
ッチを点灯することで、視認性を良好にしたものであ
る。
【0006】また、使用者がトイレ室内にいない場合に
は人体検知手段からの信号がないことにより、操作スイ
ッチのLEDを点灯させないようにするため、電気の無
駄を無くすことができるといったことを目的とする人体
局部洗浄装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために、本発明の請求項1において講じた技術的手段
(以下、第1の技術的手段と称する。)は、便器と、便
座と、温水洗浄手段と、前記便座および温水洗浄手段を
備えた本体からなる人体局部洗浄装置において、前記本
体の表面には発光体を備えた表示手段が配設され、使用
者がトイレ室内に入室して人体を検知したとき、前記表
示手段を点灯させ、人体を検知しなくなったとき、前記
表示手段を消灯することを特徴とする人体局部洗浄装置
である。
【0008】上記第1の技術的手段による効果は、以下
のようである。
【0009】即ち、使用者がトイレ室内に入ったことを
検知する人体検知手段からの信号で、洗浄、乾燥等の機
能を表示する操作スイッチを点灯することで、視認性を
良好にしたものである。
【0010】また、使用者がトイレ室内にいない場合に
は人体検知手段からの信号がないことにより、操作スイ
ッチのLEDを点灯させないようにするため、電気の無
駄を無くすことができるといった効果を有する。
【0011】上記技術的課題を解決するために、本発明
の請求項2において講じた技術的手段(以下、第2の技
術的手段と称する。)は、便器と、便座と、温水洗浄手
段と、前記便座および温水洗浄手段を備えた本体からな
る人体局部洗浄装置において、前記本体の離れたリモコ
ン装置の表面には発光体を備えた表示手段が配設され、
使用者がトイレ室内に入室して人体を検知したとき、前
記表示手段を点灯させ、人体を検知しなくなったとき、
前記表示手段を消灯することを特徴とする人体局部洗浄
装置である。
【0012】上記第2の技術的手段による効果は、以下
のようである。
【0013】即ち、上記第1の技術的手段と同様、使用
者がトイレ室内に入ったことを検知する人体検知手段か
らの信号で、洗浄、乾燥等の機能を表示する操作スイッ
チを点灯することで、視認性を良好にしたものである。
【0014】また、使用者がトイレ室内にいない場合に
は人体検知手段からの信号がないことにより、操作スイ
ッチのLEDを点灯させないようにするため、電気の無
駄を無くすことができるといった効果を有する。
【0015】上記技術的課題を解決するために、本発明
の請求項3において講じた技術的手段(以下、第3の技
術的手段と称する。)は、便器と、便座と、温水洗浄手
段と、前記便座および温水洗浄手段を備えた本体からな
る人体局部洗浄装置において、前記本体の表面には発光
体を備えた表示手段が配設され、前記表示手段は複数個
あり、人体を検知したとき、該複数の表示手段が順次点
灯することを特徴とする人体局部洗浄装置である。
【0016】上記技術的課題を解決するために、本発明
の請求項43において講じた技術的手段(以下、第4の
技術的手段と称する。)は、便器と、便座と、温水洗浄
手段と、前記便座および温水洗浄手段を備えた本体から
なる人体局部洗浄装置において、前記本体の表面には発
光体を備えた表示手段が配設され、前記表示手段は複数
個あり、人体を検知しなくなったとき、該複数の表示手
段が順次消灯することを特徴とする人体局部洗浄装置で
ある。
【0017】上記第3および4の技術的手段による効果
は、以下のようである。
【0018】即ち、トイレ室内入室時に人体局部洗浄装
置の表示手段を順次点灯させることにより、使用者はト
イレ入室時点で人体局部洗浄装置が正常に機能している
ことが、判別でき、又トイレ退室後は、表示手段が順次
消灯することにより、節電になる。また、表示手段が順
次点灯(消灯)するため、視覚的にも美しく、便蓋(便
座)の自動開閉と連動させることにより、更に装飾効果
が高い人体局部洗浄装置となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について、
図面に基づいて説明する。
【0020】本例の人体局部洗浄装置1は、図1に示す
ごとく、少なくとも温水洗浄手段6と温風乾燥手段とを
有する本体10と、本体10に設けた本体スイッチパネ
ル2とよりなる。
【0021】上記各手段は本体スイッチパネル2により
操作できるように構成してある。上記本体10は、洗浄
ノズル61、62等よりなる温水洗浄手段6、温風乾燥
手段(図示略)を有している。また本体10は、便座8
1、便蓋82を備え、陶器製便器83の上方に配置して
ある。
【0022】また、図1、図2、図3に示すごとく、本
体10の側部上面には、上記本体スイッチパネル2を配
置してある。
【0023】本体スイッチパネル2は、図2に示すごと
く、肛門洗浄、ビデ洗浄、温風乾燥等の作動をストップ
させるストップスイッチ20、肛門洗浄用操作スイッチ
21、ソフトな洗浄が可能なソフト肛門洗浄用操作スイ
ッチ(ソフトシャワーと表示)29、ビデ洗浄用操作ス
イッチ(チャームスイッチと表示)22、温風を吹き出
させるドライスイッチ23が配設されている。
【0024】また、洗浄の広がりを調整するためのワイ
ド洗浄入/切スイッチ24、洗浄位置前進スイッチ2
5、その後退スイッチ26が配設されている。また、洗
浄強さを調整する強、弱スイッチ281、282からな
る洗浄強さスイッチ28(なお283は発光ダイオード
により洗浄強さを表示する)、便座の温度の高さを調整
するための便座スイッチ27、シャワー等の水温を調整
する温水スイッチ30が配置されている。
【0025】また、図2に示すごとく、本体スイッチパ
ネル2には、LED(発光ダイオード)よりなる発光素
子を複数配設してある。具体的に説明すると、ドライス
イッチ23の横には、ドライ温風の高低を3段階で表示
するための3つのLEDを設けてある。また便座スイッ
チ27の横には、温風温度の高低を表示するための3つ
のLED271、272、273を設けてある。さら
に、温水スイッチ3の横には、水温表示素子としての2
つのLED31、32を設けてある。
【0026】またドライスイッチ23の横には、便座の
便座スイッチ27、温水スイッチ3、さらには便座・便
蓋の自動開閉オンーオフスイッチ4、ノズルそうじスイ
ッチ5、節電スイッチ6、冷込防止スイッチ7、電源ス
イッチ8等が略直線上に、本体10の前後方向に配列さ
れている。
【0027】本体10の袖部101の前方には、使用頻
度の高い第1スイッチパネル2Aと使用頻度の低い第2
スイッチパネル2BがL字形状に形成された樹脂製のシ
ート状スイッチパネル2が配置されている。
【0028】先に説明したスイッチスイッチ群の配列
は、前記スイッチパネル2の第1スイッチパネル2A
に、スイッチスイッチであるストップスイッチ20をス
イッチパネルの前面手前に配設する。続いて肛門洗浄用
操作スイッチ21、ビデ洗浄用操作スイッチ22、温風
を吹き出させるドライスイッチ23が、スイッチパネル
の前面手前から後面にかけて略円弧状に順次配列されて
いる。このスイッチ群は人体局部洗浄装置を使用する場
合、使用者の使用頻度が比較的高いスイッチスイッチで
ある。
【0029】また、第1スイッチパネル2A内には、ワ
イド洗浄入/切スイッチ24、洗浄位置前進スイッチ2
5、その後退スイッチ26、洗浄強さスイッチ28は、
前記の円弧状に配列したスイッチスイッチ群の円弧枠内
に配列している。このスイッチ群は先の円弧状に配列し
たスイッチ群よりは、比較的使用頻度の低いスイッチス
イッチである。
【0030】また、第2スイッチパネル2B内に、便座
スイッチ27、シャワー等の水温を調整する温水スイッ
チ30、自動開閉スイッチ4、そうじスイッチ5、冷込
防止スイッチ7、電源スイッチ8が略直線状に配列され
ている。これらスイッチ群は上記のスイッチ群よりもさ
らに使用頻度の低いスイッチ群である。
【0031】ここで、本体10の袖部101には手置き
部102が本体前後方向に一体に樹脂成形により突設さ
れている。使用者はこの手置き部102に手のひらを乗
せて操作することが出来るようになっている。なおこの
突設された手置き部102の空間内は、本体内の制御装
置を合理的に内蔵することもできる。
【0032】なお、前記使用頻度の高いスイッチ群の円
弧状の配列は、手置き部102に手のひらを乗せ、指を
広げたとき、指先を連続的につないだ略円弧状の軌跡に
配列している。この構成により、使用者は手置き部10
2に手のひらを乗せ、手を動かさずに操作が可能とな
る。
【0033】図4に示すように、本体10の側部の袖部
101上面には袖部101前方から後方にかけて高くな
る段部103が形成され、該段部103前方には人体検
知センサ収納部104が形成され、該センサ収納部10
4には人体検知センサHが内蔵されている。
【0034】この段部103前方には、暗色の透明樹脂
よりなる断面略逆L字状に形成されたセンサカバー50
が形成されている。
【0035】またセンサHの止め付け構造は、図5に示
すように基板キートップKに設けた窪みBにてセンサH
の光軸の方向を決め、センサHに設けた位置固定リブR
を基板キートップKの爪部Tに係合することにより、ワ
ンタッチで取付けることができる。なおセンサHの電気
的接続は、センサHのコネクタを基板に接続することに
より機能を果たしている。
【0036】なおセンサHは赤外線の発光体Haと受光
部Hbから構成されており、受光部Hbは発光体Haか
らの赤外線の発光された漏れを防ぐために漏れ防止壁H
cがL字状に形成されている。
【0037】図4に示すようにこのセンサカバー50の
前方面51は本体10の前後方向PQの床面に対し傾斜
している。またセンサカバー50の両側面53、53は
略垂直状に形成されている。
【0038】人体検知センサのセンサ軸(赤外線が発光
する放射方向)は、前記人体局部洗浄装置の前後方向P
Qの床面に対し、床面と人体検知センサの角度β=35
°の角度を有して配設されている。
【0039】なお人体検知センサHの角度βは20°〜
45°の角度範囲が好ましい。20°より小さいと赤外
線が足の間を通過してしまう可能性があり、45°より
大きいと背の低い子どもの検知ができなくなってしま
う。
【0040】次に、操作装置部分の構成について説明す
る。
【0041】図6は本体10内部に搭載される操作装置
の側面図であり、図4はその平面図である。図8は図6
のスイッチとガイド部材付近の拡大断面図である。
【0042】符号101a’は袖部101の上半部ハウ
ジングを示し、上半部ハウジング101a’の下側に
は、絶縁基板36を支持し、該絶縁基板36に実装され
た各スイッチ37の可動部37aが配設されている。
【0043】絶縁基板36は、透明材料からなるキート
ップ38から構成され、このキートップ38はキートッ
プ本体38bとキートップスイッチ38aからなる。
【0044】キートップ本体38bとキートップスイッ
チ38aは2本のヒンジ部38cから構成されており、
キートップスイッチ38aを上方向から押圧してもその
弾性力で元の位置に戻る構成となっている。
【0045】図8に示すようにキートップスイッチ38
aの下方には非透明材料からなるガイド部材39が配置
されている。このガイド部材39の内部39aはキート
ップスイッチ38a方向に向かって拡大するようにすり
鉢形状に反射面39cが形成されている。このガイド部
材39は底部にLED40を収納する収納部39dが形
成されている。さらにガイド部材39はにもヒンジ39
cが2本形成されており、弾性力で元の位置に戻ること
が可能となる。
【0046】さらにガイド部材39のヒンジ39cの配
設位置とは別の位置側のガイド部材39の裏面にはスイ
ッチ37の可動部37aを押圧するための押圧部39e
が突設している。なお、LED40は、絶縁基板36に
実装されている。
【0047】また、このスイッチ37の直上に位置され
る上半部ハウジング101a’には窓31bが形成さ
れ、ハウジング101の上面に接着等の手段で接合され
た樹脂42とから構成されている。樹脂42は操作装置
の操作面をなし、操作パネル及び文字板を兼ねた操作銘
板である。窓31bを覆う樹脂42の文字部分42a
は、所謂エンボス加工(膨らみをもたせる加工)され、
キートップスイッチ38aを容易に押圧できるようにな
っている。スイッチ37は、押圧されたキートップスイ
ッチ38aに連動される可動部37aを有し、可動部3
7aが突没されることでスイッチング作用する。更に、
絶縁基板36は図外の制御装置と接続され、人体局部洗
浄装置の各機能を操作可能に構成されている。
【0048】樹脂39の上から指等によりキートップ3
8を押圧すると、可動部37aが連動してスイッチ37
を動作させ、対応する機能を操作できることになる。な
お、図2の操作面を構成する文字部分42bの文字等は
長期使用による文字消えを回避するため、樹脂42の裏
面に印刷層の手段によって付与されている。このため樹
脂42は透明素材が用いられる。
【0049】また図9(図7のC−C断面図)のように
キートップ38に爪部38eを形成し、ガイド部材39
をこの爪部38eに挿入することにより、爪部が弾性変
形してワンタッチで両部材を係合することができる。
【0050】次に、本発明の構成からなる人体検知セン
サと発光体の関係を表すフローチャートを図10に示
す。
【0051】上記構成からなる人体局部洗浄装置におい
て、電源スイッチがオンされると、マイコン制御装置が
スタートする。スタート(P1)後、肛門洗浄用操作ス
イッチ21、ドライスイッチ23、ストップスイッチ2
0のオン−オフスイッチ等の判別(P2)を行い、その
後、使用者がトイレ室内に入室し、人体検知センサHに
よって人体の検出(P3)が行われると、肛門用洗浄ス
イッチや乾燥スイッチ等の発光体40への出力(P4)
が行われる。
【0052】使用者は上記の発光された各種スイッチを
押圧することによって、所望とする動作、例えば肛門用
洗浄スイッチから入力された洗浄動作が開始される。
【0053】次に使用者がトイレ室内から退室し、人体
検知センサHからの人体の検出が行われなくなると、発
光体40への出力が行われなくなり、発光体40は消灯
する。
【0054】また、人体検知センサHは、便蓋82を自
動的に開く作動も行われ、人体を検知しなくなると、便
蓋82が自動的に閉じる作動をも行う。
【0055】なお、上記実施例では、本体に操作装置を
設けた実施例を示したが、従来あるリモコン装置によっ
てスイッチを操作する装置にも本発明は利用できる。
【0056】さらに、便器と、便座と、温水洗浄手段
と、前記便座および温水洗浄手段を備えた本体からなる
人体局部洗浄装置において、前記本体の表面には発光体
を備えた表示手段が配設され、前記表示手段は複数個あ
り、人体を検知したとき、該複数の表示手段が順次点灯
し、人体を検知しなくなったとき、該複数の表示手段が
順次消灯することを特徴とする人体局部洗浄装置とする
ことができる。
【0057】すなわち、人体を検知したとき、人体検知
センサHにより、図2の表示手段において、「ストップ
スイッチ20」→「肛門洗浄用操作スイッチ21」→
「ビデ洗浄用操作スイッチ(チャームスイッチと表示)
22」→「温風を吹き出させるドライスイッチ23」の
順に点灯し、人体を検知しなくなったとき、人体検知セ
ンサHにより、前記点灯とは逆の順序で消灯する。
【0058】このように、使用者(人体)のトイレ室内
入室時に人体局部洗浄装置の表示手段を順次点灯させる
ことにより、使用者はトイレ入室時点で人体局部洗浄装
置が正常に機能していることが、判別でき、又トイレ退
室後は、表示手段が順次消灯することにより、節電にな
る。
【0059】また、表示手段が順次点灯(消灯)するた
め、視覚的にも美しく、便蓋(便座)の自動開閉と連動
させることにより、更に装飾効果が高い人体局部洗浄装
置となる。
【0060】図11は上記の順次点灯を行うフローチャ
ートを示す図である。
【0061】つまり、使用者がトイレ室内に入室した
(F1)とき、人体検知センサHがON(F2)し、F
3において、便蓋が閉ならば、次の便蓋を開から閉に作
動するように、指令を出す。便蓋が開状態になっている
F5において、表示手段が順次「ストップ20」→「シ
ャワー21」→「チャーム22」→「ドライ23」の順
に点灯するように指示を出す。次にF6において、使用
者は「シャワー21」、「チャーム22」あるいは「ド
ライ23」のいずれかのスイッチをONすると人体局部
洗浄装置は所望とする作動を行う。
【0062】次にF7において、便座に配設してある人
体が座ったかどうか判断する着座センサーがONのと
き、その作動状態を示す「シャワー21」、「チャーム
22」、「ドライ23」のスイッチONされたいずれか
のスイッチが点滅する。その後、F12に示すように
「シャワー21」、「チャーム22」、「ドライ23」
のスイッチをOFFすると所望とする作動が終了する。
【0063】またF7において、使用者が便座から離脱
し着座センサーがOFFしたとき、F8に示すように人
体検知センサーが人体を検知しなくなったとき、F9に
示すように表示手段は消灯する。このとき、その消灯は
点灯の順序と逆の順序で消灯する。その後、F10に示
すように便蓋が「開」から「閉」に作動する。
【0064】このように、使用者(人体)のトイレ室内
入室時に人体局部洗浄装置の表示手段を順次点灯させる
ことにより、使用者はトイレ入室時点で人体局部洗浄装
置が正常に機能していることが、判別でき、又トイレ退
室後は、表示手段が順次消灯することにより、節電にな
る。
【0065】また、表示手段が順次点灯(消灯)するた
め、視覚的にも美しく、便蓋(便座)の自動開閉と連動
させることにより、更に装飾効果が高い人体局部洗浄装
置となる。
【0066】
【発明の効果】本発明は、以下の如くの効果を有する。
【0067】即ち、便器と、便座と、温水洗浄手段と、
前記便座および温水洗浄手段を備えた本体からなる人体
局部洗浄装置において、前記本体の表面には発光体を備
えた表示手段が配設され、使用者がトイレ室内に入室し
て人体を検知したとき、前記表示手段を点灯させ、人体
を検知しなくなったとき、前記表示手段を消灯すること
を特徴とする人体局部洗浄装置であるので、使用者がト
イレ室内に入ったことを検知する人体検知手段からの信
号で、洗浄、乾燥等の機能を表示する操作スイッチを点
灯することで、視認性を良好にしたものである。
【0068】また、使用者がトイレ室内にいない場合に
は人体検知手段からの信号がないことにより、操作スイ
ッチのLEDを点灯させないようにするため、電気の無
駄を無くすことができるといった効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の人体局部洗浄装置の全体斜視図
【図2】本発明のスイッチパネルとスイッチ群の平面図
【図3】図1のA−A断面図
【図4】図1のB−B断面図
【図5】センサの取付け構造を示す斜視図
【図6】本体内部に配設された操作装置の側面図
【図7】本体内部に配設された操作装置の平面図
【図8】図1のD−D断面図
【図9】図7のC−C断面図
【図10】本発明のフローチャート
【図11】本発明の表示手段が順次点灯、消灯するフロ
ーチャート
【符号の説明】
1・・・人体局部洗浄装置 2・・・スイッチパネル 6・・・温水洗浄手段 10・・・本体 83・・・便器 36・・・絶縁基板 37・・・スイッチ 38a・・・キートップスイッチ 39・・・ガイド部材 39d・・・収納部 40・・・発光体(LED) 81・・・便座 H・・・人体検知センサ 101・・・袖部 103・・・段部 104・・・人体検知センサ収納部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古川 秀記 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便器と、便座と、温水洗浄手段と、前記
    便座および温水洗浄手段を備えた本体からなる人体局部
    洗浄装置において、前記本体の表面には発光体を備えた
    表示手段が配設され、使用者がトイレ室内に入室して人
    体を検知したとき、前記表示手段を点灯させ、人体を検
    知しなくなったとき、前記表示手段を消灯することを特
    徴とする人体局部洗浄装置。
  2. 【請求項2】 便器と、便座と、温水洗浄手段と、前記
    便座および温水洗浄手段を備えた本体からなる人体局部
    洗浄装置において、前記本体の離れたリモコン装置の表
    面には発光体を備えた表示手段が配設され、使用者がト
    イレ室内に入室して人体を検知したとき、前記表示手段
    を点灯させ、人体を検知しなくなったとき、前記表示手
    段を消灯することを特徴とする人体局部洗浄装置。
  3. 【請求項3】 便器と、便座と、温水洗浄手段と、前記
    便座および温水洗浄手段を備えた本体からなる人体局部
    洗浄装置において、前記本体の表面には発光体を備えた
    表示手段が配設され、前記表示手段は複数個あり、人体
    を検知したとき、該複数の表示手段が順次点灯すること
    を特徴とする人体局部洗浄装置。
  4. 【請求項4】 便器と、便座と、温水洗浄手段と、前記
    便座および温水洗浄手段を備えた本体からなる人体局部
    洗浄装置において、前記本体の表面には発光体を備えた
    表示手段が配設され、前記表示手段は複数個あり、人体
    を検知しなくなったとき、該複数の表示手段が順次消灯
    することを特徴とする人体局部洗浄装置。
JP11099598A 1998-04-21 1998-04-21 人体局部洗浄装置 Pending JPH11299707A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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