JP2001275891A - トイレ照明装置 - Google Patents

トイレ照明装置

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JP2001275891A
JP2001275891A JP2000095816A JP2000095816A JP2001275891A JP 2001275891 A JP2001275891 A JP 2001275891A JP 2000095816 A JP2000095816 A JP 2000095816A JP 2000095816 A JP2000095816 A JP 2000095816A JP 2001275891 A JP2001275891 A JP 2001275891A
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toilet
toilet room
sensor
lighting
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JP2000095816A
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English (en)
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Yoshiyuki Tanimura
嘉之 谷村
Takahiro Yanagawa
恭廣 柳川
Eiji Kitamoto
英二 北本
Hideaki Shimizu
英昭 清水
Hidekazu Tanaka
英一 田中
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 施工が簡易で見栄えが良い照明装置によって
使用者の好みに応じた快適なトイレ空間照明を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 照明装置の制御部、センサー、配線をト
イレ室内のトイレ設備に設け、制御部はセンサーや操作
部からの入力に基づいて使用者に適した照明制御を行う
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトイレルームに使用
する照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】第6図に一般的な従来のトイレ空間を示
す。従来のトイレ室内の照明装置は、一般に明るくても
60W程度の照明装置であり、天井に固定されて設置さ
れていた。この照明装置はトイレの入り口に設置された
スイッチを使用者が操作することで室内全体を照らす照
明装置である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般的にトイレ室内は
上記したように暗い空間であり、且つ単一照明であるた
め使用者や便器などの影になって手元や足元などが更に
暗くなっていた。このため、高齢者など手足がおぼつか
ない使用者にとっては使用しづらく、危険であった。
【0004】またトイレ室内はくつろぎを求められるに
も関わらず、天井もしくは壁からの直接的な単一の照明
装置しか備えておらず、装飾的な雰囲気がなく明るい雰
囲気が出しづらいものであった。さらにトイレ室内で新
聞や本などを読む使用者にとってはトイレの単一照明は
暗くて視力に悪影響を及ぼしてしまう恐れがあった。
【0005】老朽化をきっかけにトイレの改造を行う場
合に使用者の要望として多いのは上記を踏まえてトイレ
を明るくしたいという要望である。しかし、装飾用の照
明装置やスポット的に手元足元を照らす照明をトイレ全
体照明とは別途にトイレ室内に設置した場合、使用者は
複数の照明装置のスイッチを個別に操作しなければなら
ず、スイッチ操作は当然の事ながら煩雑となり、使用者
にとって甚だ使用しづらいものとなる。さらにトイレは
外から照明の切り忘れなどに気づきにくいため、うっか
りスイッチを切り忘れて電気を無駄に浪費してしまった
りしていた。
【0006】また、これらの照明装置を設ける場合、特
に増改築にあっては配線処理の電気配線工事には、壁面
をやり直す工事が必要となる場合が多く、高額な費用や
工事日数を要してしまっていた。反対に配線処理を怠っ
て配線をむき出しにすると見栄えを悪いものとなるばか
りでなく、子供が触れる恐れがあって危険なものとなっ
てしまっていた。
【0007】トイレ全体の照明装置、手元・足元のスポ
ット的な照明装置および装飾的な照明装置、これら複数
の照明装置をひとつのスイッチで兼用した場合には、ス
イッチ操作は簡単になる。しかしこの場合には照明を独
立して点灯することができないため、例えば窓からの採
光で十分明るい昼間でも手元・足元の照明を無駄に点灯
させてしまったり、夜中では一度に照明がつくことで眩
し過ぎるように感じてしまうなうなどして使用勝手が良
くないものとなってしまっていた。
【0008】本発明は以上の問題点を解決し、簡易な工
事で設置ができ、見栄えが良い、使用操作が簡単で消し
忘れのない、装飾的あるいは手足の部分的な照明が簡単
に可能で、かつ安全なトイレ室内の照明装置を使用者に
提供する事を目的とする。
【0009】
【課題を解するための手段】上記目的を達成するために
本発明は、トイレ室内に設置したキャビネットやカウン
ター、手洗い器などの設備内部もしくは隣接した部位に
照明装置の制御を行う制御部の少なくとも一部を設置し
た。照明装置は制御装置を備えることで自由な制御が可
能となるのみならず、トイレ設備内に制御部を設けてい
るため、外観の見栄えも良く、また、子供が誤って制御
部に触れてしまうこともなく、安全である。
【0010】さらに前記制御部は、トイレ室内の使用者
を検出する人体検出部からの出力に基づいて、照明装置
の制御を行ったり、タイマー機能をもって制御すること
により、きめ細やかな制御が可能で、使用勝手に優れて
いる。また、制御部が照明装置の照明点灯時は徐々に照
度が高くなるよう制御する事で、暗い夜中にトイレに入
った時にいきなり明るくなって眩しくなることもなく、
快適である。
【0011】トイレ室内の設備には、上記した人体検出
センサーやトイレ室内の明るさを検出する照度センサー
などのセンサーが附設され、これらのセンサーの出力信
号は照明装置の制御部へ入力されることによって、使用
者の動きや、トイレ室内の明るさに応じて、さらに快適
に照明装置を作動させる様に制御することが可能とな
る。制御部と同じようにセンサーがトイレ室内の設備に
附設して設けられる為、センサーが単独で露出しないの
で見栄えが良く、かつ確実に設置することができる。
【0012】人体検出センサーはトイレ室内の人の有無
を検出するのみならず、その動作を検出するものが好ま
しくマイクロ波を用いたセンサーであったり、もしくは
画像認識装置によって、使用者を特定認識できるもので
あったりするとさらに好ましいものである。
【0013】上記センサーからの信号を制御部に送信す
る信号線や照明装置の電力線などは、トイレ室内の設備
内に設置されるため、見栄えも良い。また配線処理に苦
慮することもなく確実に配線が固定できる。さらに配線
を子供が悪戯で引っ張ったり、トイレ掃除時に誤って引
っ張ったりして線を損傷することもなく、従って機器・
人体ともに安全である。
【0014】さらに本発明の好ましい態様としては、照
明装置の制御を行う信号を電力線で搬送することで、電
線の本数を減らす事ができる。
【0015】温水洗浄便座の設置されるトイレ空間にお
いては、人体検出センサーなどの信号を照明装置の制御
部に信号を送信する事で、人体検出センサーを温水洗浄
便座と照明装置で兼用することができ、コスト上安価な
装置を提供することが出来る。
【0016】上記で述べた照明装置はトイレ室内におい
て、手元や足元などを照らすことで弱視になり易い高齢
者の安全を図って使用したり、トイレで読書をする使用
者のスポット的な手元照明として使用することができ
る。あるいはトイレ壁面や棚などに飾った装飾品を照ら
す事によって、トイレをより快適な空間として演出する
ことが可能となる。これらの照明は直接光を投光する直
接照明でなくとも良く、場合によっては間接的に光を投
光する間接照明を用いることで、さらに効果的である。
【0017】照明装置は照明方向を可変する可変駆動部
を有しており、手動もしくは自動で照明方向を変更する
ことが出来る。自動の場合は前記した照明装置の制御部
が可変駆動部を制御すると照明の点灯やセンサーなどと
連動して駆動することができ、またセンサーや制御部が
兼用できるため、機能的、コスト的により好ましい。
【0018】照明装置には操作部が設けられている事に
よって、使用者に応じて制御方法を変更することが出来
る為、自由度が大きく、使用勝手が良い。
【0019】さらに照明装置の発熱部近傍には温度過昇
防止装置が配置されているため、万一照明装置が発熱し
た場合も火災に至ることなく安全に使用することができ
る。また、制御部には電流ヒューズなどの過電流保護装
置が設けられており、過電流が流れた場合なども安全に
装置を停止状態とすることができ、さらに安全性が増
す。
【0020】
【発明の実施の形態】第1図は本発明の好適な1実施例
を示すトイレ室内の外観図である。トイレ室内に設置さ
れる設備として、便器洗浄の水を蓄えるロータンクを収
納するキャビネット1、キャビネットの側部にはサイド
カウンター5、サイドカウンター5の先には手洗い器6
が設置されている。手洗い器6の下にはサイドキャビネ
ット7が置かれ、トイレ室内にはこのほかに便器9や温
水洗浄便座8などが設置されている。
【0021】キャビネット1は上段部、中段部、下段部
の3つにより構成される。キャビネット上段部4には収
納棚18が設けられ、タオルやトイレットペーパーなど
のトイレ用品を収納することが出来るようになってい
る。収納棚18の側部にはその光軸が可動自在な照明装
置11が取り付けられている。また、キャビネット上段
部4にはトイレ室内の使用者の有無や個人認識を行うた
めに、人体検出センサー20や個人識別センサー21が
埋設されており、トイレ室内の照度を検出する為に照度
センサー19が同じく埋設されている。
【0022】照度センサー19は使用者の影になりにく
い上部に、また人体検出センサー20や個人認識センサ
ー21は使用者を速やかに検出できるようにトイレの入
室口に向いて配置されている。勿論これらのセンサー配
置はそれぞれの目的に応じて好ましい位置に取り付けら
れるようにするべきで、図示した以外の場所でも良いこ
とは言うまでもない。
【0023】使用者の視線が向かいがちなキャビネット
中段部3にはカウンター13が設けられ、カウンター1
3の上には使用者の好みに応じて観葉植物17や(図示
しないが)写真を立て掛けたりすることが出来るように
なっている。キャビネット中段部3の奥面にコルクボー
ドなどを設置してカレンダーや写真が貼りつけられるよ
うにしても好ましい。そして、カウンター13上には間
接的な照明装置5が設置されている。
【0024】キャビネット下段部2には、トイレ洗剤や
清掃用ブラシといったトイレ用品が収納される収納空間
(図示せず)が設けられている。キャビネット下段部2
には照明装置10、11および後述する照明装置12を
制御する制御部4が収納されている。制御部4は湿度や
トイレ独特の雰囲気などによる腐食に絶えられるように
制御基板はケースに収納されて樹脂モールドされ、結露
水の付着や結露水だまりを防止するためにケースを上方
にしてモールド面を下方にするようにキャビネット内に
固定される。あるいは制御基板を横や斜めに配置するこ
とも有効である。また、基板を収納するケースは万一の
電子部品損傷による発火による家屋の焼損を防止する為
に、少なくとも一部が難燃性の樹脂あるいは金属材料で
作られている。
【0025】使用者が扱いやすいトイレ側壁のサイドカ
ウンター5には照明装置の制御の操作部として操作部1
5が設置されており、見栄えをすっきりとしたものにす
るために通常はカバーにて覆われている。手洗い器6下
方にあるサイドキャビネット7の下方には足元を照らす
ための照明装置12が設置されている。
【0026】照明装置10、11、12と制御部14、
あるいは制御部14と操作部15、人体検出センサー2
0、個人認識センサー21、照度センサー19の各々は
第1図の点線22に示すようにキャビネット内を通る信
号線や電力線によって接続されている。これらの電線は
キャビネット内部で配線固定される様に構成されてい
る。例えば、化粧柱16はキャビネット上段部4をキャ
ビネット下段部2に支える柱としての役割のみならず、
電力線を覆い隠すことが出来る様に中空に作られてい
る。また図示していないが、その他の配線はキャビネッ
ト内に固定できる様に固定具がキャビネットの適当な位
置に設置されており、キャビネット内部でふらつかない
ようになっている。尚、配線は引き回すことによってノ
イズを拾う事がないようにシールド線を用いるとより好
ましい。
【0027】キャビネット上段部4に設けられた照明装
置11は可動式機構を持ち、操作部15の操作によって
照明装置近傍に設置されたモータが駆動して照明の光軸
が上下左右に変えられるようになっている。また、モー
タによる駆動でなくとも手動で可動自在となるように構
成されていても良い。この照明装置はレンズを用いるこ
とによってトイレ使用者の手元をスポット的に照らすこ
とが出来る。
【0028】キャビネット中段部3のカウンター13に
設けられた照明装置10は間接的な照明装置であり、カ
ウンター13上に使用者が飾った観葉植物や写真、ある
いは奥面を照らす。間接的な照明を用いることによって
やわらかい照明感を演出することができる上に、トイレ
に入室した使用者に眩しくないので快適である。
【0029】サイドキャビネットに設けられた照明装置
12もまた間接的な照明装置であり、トイレ室内の床付
近を照らすよう設置されている。床面に近い低い位置か
ら足元を照らす為、便器や使用者自身の影で暗くなるこ
ともなく足元を確実に照らすことができ、高齢の使用者
にとっても安全で快適に使用することができる。さらに
間接照明であることによって、照明の光が使用者の目に
直接入ることがなく、眩しくないので快適である。
【0030】上記した複数の照明装置10、11、12
は着脱が自在に出荷できるよう構成されており、制御部
4はこれらの照明装置の有無を検出し、照明装置の有無
に応じて制御できるようにできている。
【0031】第3図は操作部15の操作パネルを表わす
1実施例である。運転スイッチ51は制御を入/切する
スイッチで運転「切」にすると照明装置の制御「切」の
状態となる。長時間使用しない場合、あるいは一定期間
使用を中止する場合には運転「切」とすることで省エネ
を図ることが出来る。明るさセンサー入/切スイッチ5
1は照度センサー入力の有効/無効を意味しており、ス
イッチ「切」状態では照明装置が照度センサーの入力を
無視して制御される。通常はスイッチを「入」にするこ
とでトイレ室内の明るさに応じて照明制御を行うが、特
にこれを用いたくない使用者にはスイッチ「切」状態で
使用する事もできるわけである。ボリュームスイッチ5
3、54、55は各々照明装置12、11、10の照明
照度(即ち照明出力)を調整する為のボリュームであ
り、使用者の好みに応じて任意に設定できるようになっ
ている。従って使用者はそれぞれの照明装置について自
分の好みの光強度を設定することができる。またボリュ
ームを「切」位置に設定することで、設定した照明を消
灯することもできる。さらに照明方向スイッチ56を操
作することによって照明装置11の照明の光軸を自由に
可変することが出来るため、使用者が照らしたい部分を
自由に選択できるようになっており使用の自由度が格段
に増す。
【0032】第2図は本発明の照明装置を制御する制御
部4の一例を示すブロック図である。制御部4は大きく
保護回路25、電源回路部26、中央演算装置(以降C
PUとよぶ)27、入力回路部28、出力回路部29か
ら成り立っており、入力回路部28には照度センサー1
9、人体検知センサー20、個人認識センサー21、操
作部15からの信号が入力される。
【0033】保護回路部25は制御部4の保護素子で構
成され、主にはノイズ防止素子、過電圧保護素子(図示
せず)と過電流保護素子31から成り立っている。特に
過電流保護装置31は電流ヒューズなどであり、機器の
万一のショートなどによって過大な電流が流れて制御部
や照明装置が破損・焼損しないように設置されている。
電源回路部26では制御に必要な直流電流を作り出して
いる。CPU27内部にある照度(出力)調節部32と
タイマー機能部33、センサー入力判断部34、操作部
入力判定部35の情報によって、出力判定部36は照明
装置の出力時間と出力強度を判断する。そして出力信号
発生部37からの信号に応じて照明出力スイッチング部
A、B、C(各々図示する38、39,40)によって
照明装置が駆動される。照明装置の出力可変は、電圧を
可変したり、オン時間のデューティーを可変したりして
制御される。また、照明方向可変駆動部41によって、
照明装置の光軸が可変される。勿論、照明出力スイッチ
ング部A、B、Cは夫々独立して駆動することができる
ようになっているので、照明装置は各々独立した照明強
度、照明点灯/消灯タイミング、を持つことができるこ
とになる。既述したようにこれら3つのスイッチング部
は操作部の設定ボリューム53、54、55に応じて照
明装置38、39、40の光強度(出力)は独立して可
変できる。
【0034】つづいて、制御部4の制御フローチャート
の実施例について、第4図(a)に示す。
【0035】操作部15の明るさセンサー入/切スイッ
チ31が「入」の時には、ステップS02からステップ
S03へ進み、照度センサーによって検出された照度S
0が取り込まれ、ステップ04で予め基準値として設定
された要求照度値Sと比較される。検出照度S0が要求
照度S以下であった時(即ちトイレ室内が暗いことを意
味する)にはステップS05へと移行する。検出照度S
0が要求照度S以上の時(即ち昼間などでトイレ室内が
十分に明るいことを意味する)にはそのままステップS
09へ進行し終了する。従って、窓があるトイレで昼間
などトイレ室内が明るい時に無駄に照明を付けて電力が
無駄に浪費されることが防止されて好ましい。
【0036】ステップS05では人体検出センサー25
によってトイレ室内の人体検出を行い、トイレ室内に人
がいない時にステップS09へ移行し、使用者が居ない
時に無駄に照明を付けないようになっている。ステップ
S05でトイレ室内に使用者が検出された場合には、ス
テップS06へと進行する。
【0037】ステップS06では個人認識センサー26
によって個人識別が行われ、その出力に基づいて、個人
個人にあった出力方式が選定される。出力方式Aである
S08では第1図の照明装置10、11、12を全て駆
動し、出力方式BであるS09では第1図の照明装置1
0、11のみを駆動する。例えば識別したトイレ使用者
が高齢者の場合には足元の照明12を照らし、トイレ使
用者がその他の場合には足元の照明12は照らさずに節
電することが可能であり、使用者は個人に適して快適に
使用することができる。さらに上記した聡明装置の出力
有無のみに関わらず、照明の強度や照明の光軸などを識
別した個人で設定するとさらに快適な空間とすることが
できる。
【0038】第5図に本発明の照明装置の出力シーケン
スの1実施例を示す。照明装置を制御する制御部4はC
PU出力を内臓するため、シーケンス的な動作も簡単に
実施可能である。図中の出力A、B、Cはそれぞれ第1
図の照明装置11、10、12の出力を表わす。
【0039】照度センサーの検出照度値が低い(即ちト
イレ室内が暗い)時に人体検出センサー25がトイレ室
内に使用者を検出すると、出力Bと出力Cが最大出力と
なる(T1)。つまり、使用者がトイレ室内に入るとキ
ャビネット中段部3にある照明装置10が点灯し、キャ
ビネット中段部のカウンター13上に飾られた観葉植物
や写真などを照らし出し、装飾的な雰囲気を増長するこ
とで使用者に快適感を与えることができる。さらにサイ
ドキャビネット7下方にある照明装置12が点灯するこ
とで、足元が照らし出され、安心して便座に着座するこ
とができる。手元を照らす照明装置11の出力Aは使用
者が眩しくないように徐々に出力を上げていくように配
慮されており、目に優しい。反対に照明装置10、12
は使用者が着座してしまうと意味合いが薄くなるので、
出力を低下させて節電すると共に、複数の照明装置が同
時に点灯することで電気配線容量を圧迫しないので好ま
しい(T1〜T2)。
【0040】人体検出センサーがトイレ室内の使用者を
検出しなくなると、使用者が退室していると見なし、照
明装置12が一定時間徐々に照度を落としながら足元を
サポートする。その他の照明装置10、11は消灯する
(T2)。
【0041】照度センサーの検出照度値が高い(即ちト
イレ室内が明るい)時に人体検出センサー25がトイレ
室内に使用者を検出すると、出力Aは消灯したまま、出
力Bと出力Cが出力を押さえて補助的に点灯される(T
3)。
【0042】以上述べてきたように、制御部4と各種の
センサーを用いることによって、トイレの照明装置を無
駄無く使用することができ、使用者にとってはトイレで
の快適感が格段に向上する。さらに、これらの制御部や
センサーはトイレ室内の設備に設けられている為、見栄
えも良く、また配線工事なども安価に簡単に行うことが
できる。
【0043】尚、本発明で述べた各種のセンサーはその
目的を達成するものであれば上記したものに限らない。
人体検出センサーは、赤外光を用いてもよいし、マイク
ロ波を用いても良い。マイクロ波を用いた人体検出セン
サーを用いれば、ドップラー効果を利用して使用者の動
きを確認することができ、さらにセンサー部もキャビネ
ット内部に収納することができて見栄えも良い。この他
単純に使用者から反射する光量で人体を検出しても良い
し、測距センサーを用いても良い。多面レンズ体を用い
て使用者の動作を検出しても良い。また人体検出センサ
ー25と個人識別センサ26は個別にある必要性はな
く、目的を兼用する一つのセンサーでもよい。さらに人
体検知センサーなどは温水洗浄便座や暖房便座の人体検
知センサを用いるものであっても良い。
【0044】以上述べてきた以外にも、制御部4を用い
て照明装置を有効に活用することもできる。例えば近
年、トイレ室内に観葉植物を設置する家庭も少なくない
が、アパートやマンションなどではトイレ室に窓が設け
られていない場合が多く、観葉植物を設置したとして
も、この観葉植物に光が当るのは居住者がトイレを使用
する非常に少ない時間のみに限られてしまい、やがては
枯れてしまっていた。しかしながら、タイマー機能を使
って運転することによって効率よく植物だけに一定時間
光を当てて植物を育てる事などもでき、わざわざ屋外に
植物を出す煩わしさから解放される。
【0045】照明装置には図示しないが、照明発熱部近
傍にバイメタルスイッチなどの安全装置が設けられてお
り、万一故障で照明装置が発熱した場合などにも家屋へ
延焼しない様に設計されている。また、制御部4のCP
Uにはタイマー機能が設置されているため、故障など
で、異常に長い時間トイレ照明がついていた場合にはタ
イマーで自動的に照明を消灯する安全装置などを設ける
事も可能となり、さらに安全性が高まる。
【0046】
【発明の効果】トイレ室内のキャビネットなどのトイレ
設備に照明装置の制御部やセンサー、あるいは配線を埋
設するように構成したので、使用者は快適かつ安全に照
明装置を使用することができる。また使用者は配線のた
めにトイレ壁面を改修するなどのわずらわしい工事を行
う事がなく見栄えも良いものとなる。従って安価にまた
手軽にトイレ室内の照明を装飾として用いる事ができ
る。また各種のセンサーや操作部の入力に基づいて照明
装置を細かくかつ自動的に制御することが出来るので、
使用者にとっては煩わしい操作もなく快適に使用するこ
とができ、電気の浪費もない。照明には温度ヒューズな
どの過電流防止装置やバイメタルなどの温度過昇防止装
置を近接させたので、照明装置が万一異常な温度になっ
た場合でも安全に停止する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を示す一実施例の外観図である。
【図2】本発明の制御部の一実施例を示すブロック図で
ある。
【図3】本発明の操作部を示す一実施例の外観図であ
る。
【図4】本発明を示す一実施例の制御フローチャートで
ある。
【図5】本発明を示す一実施例の出力シーケンスタイミ
ングチャートである。
【図6】従来のトイレ空間を表わす模式図である。
【符号の説明】
1…トイレキャビネット(全体) 2…トイレキャビネット下段部 3…トイレキャビネット中段部 4…トイレキャビネット上段部 5…サイドカウンター 6…手洗い器 7…サイドキャビネット 8…温水洗浄便座 9…便器 10…照明装置 11…照明装置 12…照明装置 13…カウンター 14…制御部 15…操作部 16…化粧柱 17…観葉植物 18…収納棚 19…照度センサー 20…人体検知センサー 21…個人認識センサー 22…配線 25…保護回路部 26…電源回路部 27…CPU 28入力回路部 29…出力回路部 50…操作パネル 51…運転入/切スイッチ 52…明るさセンサー入/切スイッチ
フロントページの続き (72)発明者 清水 英昭 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 田中 英一 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 Fターム(参考) 2D037 AD16 EA03 3K073 AA02 AA04 AA49 AA62 BA25 CA05 CE06 CG44 CJ13 CJ14 CM05 CM07

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トイレ室に設置する照明装置におい
    て、前記照明装置の制御を行う制御部の少なくとも一部
    を前記トイレ室内の設備に設けた事を特徴とする照明装
    置。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、前記トイレ室内の使用
    者を検出する人体検出部からの出力に基づいて、前記照
    明装置の制御を行う事を特徴とする請求項1記載の照明
    装置。
  3. 【請求項3】 前記制御部は、タイマー機能を有する
    事を特徴とする請求項1乃至請求項2記載の照明装置。
  4. 【請求項4】 前記制御部は照明装置の照明点灯時は
    徐々に照度が高くなるよう制御する事を特徴とする請求
    項1乃至請求項3記載の照明装置。
  5. 【請求項5】 トイレ室に設置する照明装置におい
    て、前記照明装置の制御部に信号を送信するセンサーの
    少なくとも一部をトイレ室内の設備に設けた事を特徴と
    する照明装置。
  6. 【請求項6】 前記センサーはトイレ室内の人体を検
    出する人体検出センサーである事を特徴とする請求項5
    記載の照明装置。
  7. 【請求項7】 前記人体検出センサーはマイクロ波も
    しくは画像認識装置を用いた事を特徴とした請求項6記
    載の照明装置。
  8. 【請求項8】 前記センサーはトイレ室内の明るさを
    検出するセンサーである事を特徴とする請求項5記載の
    照明装置。
  9. 【請求項9】 トイレ室に設置する照明装置におい
    て、前記照明装置の制御を行う信号線もしくは照明装置
    の電力線の少なくとも一部をトイレ室内の設備に設けた
    事を特徴とする照明装置。
  10. 【請求項10】 前記照明装置の制御を行う信号を電
    力線で搬送する事を特徴とする請求項1乃至請求項9記
    載の照明装置。
  11. 【請求項11】 前記照明装置の制御部に信号を送信
    するセンサーを温水洗浄便座に附設もしくは埋設した事
    を特徴とする請求項5乃至請求項9記載の照明装置。
  12. 【請求項12】 前記照明装置はトイレ室内の一部分
    をスポット的に照明する事を特徴とする請求項1乃至請
    求項11記載の照明装置。
  13. 【請求項13】 前記照明装置は間接的な照明である
    事を特徴とする請求項1乃至請求項11記載の照明装
    置。
  14. 【請求項14】 前記照明装置の照明方向を可変する
    可変駆動部を有する事を特徴とする請求項1乃至請求項
    12記載の照明装置。
  15. 【請求項15】 操作部による信号を前記制御部に入
    力可能とした事を特徴とする請求項1乃至請求項14記
    載の照明装置。
  16. 【請求項16】 前記照明装置の発熱部近傍に温度過
    昇防止装置を配置したことを特徴とする請求項1乃至請
    求項15記載の照明装置。
  17. 【請求項17】 前記照明装置の制御部に過電流保護
    装置を配置したことを特徴とする請求項1乃至請求項1
    5記載の照明装置。
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